JPS62126160A - 新規なフエニルブチラルデヒド誘導体およびその製造法 - Google Patents

新規なフエニルブチラルデヒド誘導体およびその製造法

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JPS62126160A
JPS62126160A JP26457485A JP26457485A JPS62126160A JP S62126160 A JPS62126160 A JP S62126160A JP 26457485 A JP26457485 A JP 26457485A JP 26457485 A JP26457485 A JP 26457485A JP S62126160 A JPS62126160 A JP S62126160A
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JP
Japan
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formula
solvent
general formula
methyl
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP26457485A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ito
伊藤 安夫
Hideo Kato
日出男 加藤
Eiichi Etsuchu
越中 栄一
Nobuo Ogawa
小川 信男
Hiroyuki Nishino
西野 博幸
Kazuya Mitani
見谷 一也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光」ル11釣一 本発明は心臓血管疾患、末梢血管障害及び脳循環障害治
療剤の合成中間体として有用な新規なフェニルブチラル
デヒド誘導体およびその製造法に関するものである。
光1目目1或。
即ち、本発明は一般式(I) (式中、Rはメチル、エチル、プロピル、ブチル。
イソブチル、ヘキシル、ドデシル基を表わす。)で示さ
れるフェニルブチラルデヒド誘導体およびその製造法に
関するものである。
本発明の前記一般式(I)で示される新規なフェニルブ
チラルデヒド誘導体は、以下の様にして製造することが
できる。
即ち、本発明に係わる前記一般式(I)で示される化合
物は次の一般式(II) (式中、Rは前述と同意義を表わす。)で示される4−
アルキル−4−シアノフェニルブチラルデヒドジエチル
アセタール誘導体を水性溶媒中、酸の存在下にて加水分
解することである。
本反応において使用される酸類としては、たとえば、塩
酸、硫酸、酢酸、シュウ酸、p−)ルエンスルホン酸等
が挙げられ、又、使用される溶媒としては、水、水−メ
タノール、水−エタノール。
水−アセトン等が挙げられる。
又、反応は室温から溶媒の加熱還流温度下において行な
われる。
なお、ここで原料となった一般式(II)で示される化
合物は次の様にして製造される。
即ち、本発明に係わる前記一般式(II)で示される化
合物は、式(III) で示される3、4.5−)リメトキ/フェニルアセトニ
トリルに塩基の存在下、炭酸ジエチルを作用させ、次の
式(rV) で示されるα−シアノフェニルアセテートM導体とした
のち、一般式(V) R−X           (V) (式中、Rは前述と同意義を表わし、Xはハロゲン原子
を表わす。) で示されるアルキルハライドを作用させ、次の一般式(
VI) (式中、Rは前述と同意義を表わす。)で示すれるα−
アルキル−α−シアノフェニルアセテート誘導体とし、
次いで脱炭酸し、得られた一般式(■) (■) (式中、Rは前述と同意義を表わす。)で示すれるα−
アルキルフェニルアセトニトリル誘導体を、式(■) で示されるクロルプロピオンアルデヒドジエチルアセタ
ールと反応することにより製造することができる。
これらの製造に係わる好ましい製造方法は以下の如くで
ある。
即ち、式(III)で示される3、4.5−)リメトキ
ンフェニルアセトニトリルに炭酸ジエチルを作用させて
式(rV)で示されるα−シアノフェニルアセテート誘
導体とし、ついで式(IV)に一般式(■)で示される
アルキルハライドを作°用させて一般式(■)で示され
るα−アルキル−α−シアノフェニルアセテート誘導体
に導< WA、式(III)で示される化合物と炭酸ジ
エチルとを、溶媒中、塩基の存在下にて反応させたのち
、得られた式(■)の化合物をナトリウム塩のまま一般
式(V)の化合物と、溶媒中反応させることである。
式([[[)で示される化合物と炭酸ジエチルとの反応
において便用される塩基としては、たとえばナトリウム
メチラート、ナトリウムエチラート等が挙げられ、又、
使用される溶媒としては、たとえば、メタノール、エタ
ノール等のアルコール類等が挙げられる。
又、反応は室温から溶媒の加熱還流温度下において行な
われる。
式(rV)で示される化合物と一般式(V)で示される
化合物との反応において便用される溶媒としては、たと
えば、メタ/−ルウエタノール等のアルコール類、ベン
ゼン、キシレン、トルエン。
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等が挙げられる。
又、反応は室温から溶媒の加熱還流温度下において行な
われる。
更に、一般式(Vl)で示されるα−アルキル−α−シ
アノフェニルアセテート誘導体を脱炭酸しテ、一般式(
■)で示されるα−アルキルフェニルアセトニトリル誘
導体に導く際、一般式(Vl)で示される化合物を水性
溶媒中、酸あるいは塩基の存在下にて、脱炭酸させるこ
とである。
本反応において使用される酸類としては、たとえば、塩
酸、硫酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸等が挙げられ
、塩基としては、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が挙げられる。
又、使用される溶媒としては、水、水−メタノ一ル、水
−エタノール、水−アセトン等が挙げられる。又、反応
は室温から溶媒の加熱還流温度下において行なわれ、好
ましくは溶媒の加熱還流温度下で行なわれることである
更に、一般式(■)で示されるα−アルキルフェニルア
セトニトリル誘導体に、式(■)で示すれるクロルプロ
ピオンアルデヒドジエチルアセクールを作用させて、一
般式(n)で示される4−アルキル−4−シアノフェニ
ルブチルアルデヒドジエチルアセタール誘導体に導く際
、一般式(■)で示される化合物と式(■)で示される
化合物とを、溶媒中、塩基の存在下にて反応させること
である。
本反応において使用される塩基としては、たとえばナト
リウムアミド、水素化ナトリウム等が挙げられ、又、使
用される溶媒としては、たとえばテトラヒドロフラン、
ベンゼン、キシレン、トルエン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。反応は室温か
ら溶媒の加熱還流温度下において行なわれる。
光luプ文ロ先 この様にして製造される前記一般式(I)で示される新
規なフェニルブチラルデヒド誘導体は、心臓血管疾患、
末梢血管障害及び脳循環障害治療剤として宵月な次の一
般式CrX> (式中、Rは前述と同意義を、R1は水素原子又は低級
アルキル基を、R2およびR3は同一もしくは異なって
、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲノ
低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、ヒドロ
キシアルキル基、ベンジルオキシ基、シアノ基、ピペリ
ジノメチル基。
アミノ基又は低級アルキル基等を表わし、kは2又は3
の整数を表わす。) で示される新規なα−アミノアルキル−α−アルキルフ
ェニルアセトニトリル誘導体を製造する際の中間体とし
て有用である。
以下、本発明を参考例および実施例によって説明する。
参考例1 エチル α−シアノ−α−メチル−3,4,5−トリメ
トキシフェニルアセテート 3.4.5−トリメトキンフェニルレア七トニトリル8
2.1g及び炭酸ジエチル354.4gの混合物中に、
室温撹拌下、ナトリウムエチラート溶液(金属ナトリウ
ム6.9gおよび無水エタノール1501より製する)
を滴下し、120〜140’にてエタノールを留去する
。さらに過剰の炭酸ジエチルを留去し、得られた残渣に
エーテルを加えて、析出結晶をろ取し、淡褐色結晶10
5゜0gを得る。得られた結晶に無水エタノール101
00O及びヨウ化メチル128.0gを加え、1時間加
熱還流する。反応後、溶媒を留去し、得られた残渣に水
を加えてエーテル抽出する。エーテル層は水洗機脱水す
る。溶媒を留去し、褐色液体84.0gを得る。
参考例1と同様にして参考例2〜7(表1)の化合物を
得る。
参考例8 α−メチル−3,4,5−)リメトキシフェニルアセト
ニトリル エチル α−/アノ−α−メチル−3,4,5−トリメ
トキンフェニルアセテート48.14gのメタノール4
00m1/8液中に、水酸化ナトリウム8.20gの水
351(B液を加え、2時間加熱還流する。反応後、溶
媒を留去し、得られた残直に水を加え、エーテルにて抽
出する。エーテル層は水洗機脱水する。溶媒を留去し、
得られた残渣を減圧蒸留することにより、淡黄色液体3
1.50gを得る。
参考例8と同様にして参考例9〜14(表2)の化合物
を得る。
参考例15 4−/アノー4−メチルー4− (3,4,5−トリメ
トキノフェニル)プチラルデヒドジエチルアセタール α−メチル−3,4,5−)リメトキンフェニルアセト
ニトリル18.OOgの無水テトラヒドロフラン170
m1溶液に、室温撹拌下、ナトリウムアミド8.35g
 s次いで3−クロルプロビオンアルデヒドンエチルア
セタール16.OOgを加え、2時間加熱還流する。反
応後、反応液を氷水中へ注ぎ、エーテルにて抽出する。
エーテル層は水洗機脱水する。溶媒を留去し、淡褐色液
体28.50gを得る。
参考例15と同様にして参考例16〜21(表3)の化
合物を得る。
実施例1 4−シアノ−4−メチル−4−(3,4,5−トリメト
キシフェニル)プチラルデヒド4−/アノー4−メチル
−4−(3,4,5−トリメトキシフェニル)プチラル
デヒドジエチルアセタール4.50gのアセトン90m
+溶液に、室温撹拌下、lO%ンユウ酸水溶液15m1
を加え、1.5時間加熱還流する。反応後、反応液を飽
和炭酸カリウム水溶液にて中和し、溶媒を留去する・得
られた残渣をエーテルにて抽出し、エーテル層は水洗機
脱水する。溶媒を留去し、黄褐色液体3゜50gを得る
実施例1と同様にして実施例2〜7(表4)の化合物を
得る。
参考例1〜21.実施例1〜7の化合物の物理化学的性
質を表1〜4に示す。
/′ /′ 表2−2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはメチル、エチル、プロピル、ブチル、イソ
    ブチル、ヘキシル、ドデシル基を表わす。) で示されるフェニルブチラルデヒド誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはメチル、エチル、プロピル、ブチル、イソ
    ブチル、ヘキシル、ドデシル基を表わす。) で示される化合物を加水分解することを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは前述と同意義を表わす。) で示されるフェニルブチラルデヒド誘導体の製造法。
JP26457485A 1985-11-25 1985-11-25 新規なフエニルブチラルデヒド誘導体およびその製造法 Pending JPS62126160A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07172451A (ja) * 1993-09-03 1995-07-11 Sanei Kogyo:Kk 密閉形蓋付容器
WO2000055122A1 (fr) * 1999-03-16 2000-09-21 Eisai Co., Ltd. Derives de nitrile
US7030103B2 (en) 1999-07-06 2006-04-18 Methylgene, Inc. Sulfonamidomethyl phosphonate inhibitors of β-lactamase
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JP5205971B2 (ja) * 2006-01-27 2013-06-05 宇部興産株式会社 テトラヒドロピラン化合物の製造方法

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