JPS6212581Y2 - - Google Patents

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JPS6212581Y2
JPS6212581Y2 JP1982059208U JP5920882U JPS6212581Y2 JP S6212581 Y2 JPS6212581 Y2 JP S6212581Y2 JP 1982059208 U JP1982059208 U JP 1982059208U JP 5920882 U JP5920882 U JP 5920882U JP S6212581 Y2 JPS6212581 Y2 JP S6212581Y2
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JP
Japan
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impregnating
foam sheet
rolls
liquid
roll
Prior art date
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Expired
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JP1982059208U
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English (en)
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JPS58163217U (ja
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Priority to JP5920882U priority Critical patent/JPS58163217U/ja
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡体シートに樹脂液等を含浸処理す
る装置の改良に関する。
発泡体シート、特にポリウレタンフオームシー
ト等の連続気泡を有する発泡体シートでは、天然
または合成ゴムラテツクス、ポリウレタン樹脂液
またはその他の樹脂液等を含浸せた後、乾燥ある
いはキユア等で硬化させることにより難燃性、ク
ツシヨン性を付与し、また物理的強度の増大を図
る方法が従来から採用されている。この方法は第
1図に示す含浸処理装置によつて行なわれてい
た。同図において、1は内部に含浸液が満たされ
た含浸槽である。該含浸槽1の中には含浸液2に
浸漬する様に配設された一対の含浸ロール3が設
けられている。また、含浸槽1の端部上には一対
の絞りロール4が配設されている。5は発泡体シ
ートであり、該発泡体シート5は一対の駆動ロー
ル6により連続的に引き出される。引き出された
発泡体シート5は含浸ロール3によつて支持ロー
ル7から含浸液2内に引き込まれ、該含浸ロール
3を通過するときに圧縮されて気泡中の空気が外
部へ排除される。含浸ロール3を通過した発泡体
シート5は含浸液中で再び膨張し、このとき内部
に発生する負圧によつて含浸液の含浸が行なわれ
る。その後、発泡体シートは絞りロール4により
含浸液2から引き上げられ、絞りロール4を通過
することにより過剰の含浸液を除去される。こう
して含浸処理を終了して送給されて来た発泡体シ
ート5は、駆動ロール6によりオーブン8に送ら
れて乾燥キユアされた後に巻き取られる。
ところで、上記従来の装置によつて含浸処理を
行なう場合、連続気泡系の発泡体シートでも気泡
の多くが薄い膜で閉鎖されたクローズドセルにな
つているものでは含浸液が均一に含浸されず、所
謂含浸ムラを生じるという問題があつた。また、
厚さが20mm以上もある厚い発泡体シートの場合に
も中心部と表面近くとで含浸度に差を生じ、含浸
ムラを生じるという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、気
泡がクローズドセルになつているような発泡体シ
ートや発泡体シートの厚さが厚い場合にも良好な
含浸処理を行なうことができる発泡体シートの含
浸処理装置を提供するものである。
即ち、本考案による発泡体シートの含浸処理装
置は、発泡体シートに含浸されるべき含浸液を収
容する含浸槽と、含浸処理されるべき発泡体シー
トを連続的に前記含浸槽内の含浸液を通して次工
程へ送り出すための一対の駆動ロールと、含浸液
中に送給されて来た発泡体シートを含浸液中で圧
縮して含浸液を含浸させるために前記含浸槽内に
設けられた一対の含浸ロールと、含浸液中から発
泡体シートを引き上げこれを圧縮して過剰の含浸
液を除去するための一対の絞りロールとからなる
発泡体シートの含浸処理装置において、少なくと
も一方のロール表面に多数の刺状突起を設けた一
対の穿孔ロールを前記含浸ロールよりも上流側に
設け、発泡体シートがその間を通ることにより穿
孔されるようにしたことを特徴とするものであ
る。
以下、第2図および第3図を参照して本考案の
一実施例を説明する。
第2図は本考案の一実施例になる発泡体シート
の含浸処理装置とその使用態様を示す説明図であ
る。同図において、1は含浸槽、3は含浸ロー
ル、4は絞りロール、6は駆動ロール、7は支持
ロール、8はオーブンである。これらは何れもこ
の実施例の含浸処理装置を構成する要素であり、
その構成および機能は従来の含浸処理装置におけ
るものと同じである。この実施例の含浸処理装置
は上記要素に加えて、含浸ロール3と支持ロール
7の間に設けられた一対の穿孔ロール9,9
によつて構成されている。片方の穿孔ロール9
はその他のロールと同様にその表面が平滑である
が、他方の穿孔ロール9はその斜視図である第
3図に示すように、表面に多数の刺状突起10が
設けられている。そして、穿孔ロール9,9
はその間を発泡体シートが通過すると、刺状突起
10が発泡体シートを刺し通して穿孔するように
なつている。
上記実施例の含浸処理装置を用いて発泡体シー
ト5を含浸処理するに際しては、第1図の場合と
同様、含浸槽1に含浸液2を満たし、発泡体シー
トを各ロール7,9,9,3,4,6を通し
て連続的に送給する。
この場合、発泡体シート5は含浸ロール3の作
用を受ける前に穿孔ロール9,9による穿孔
を受けるため、発泡体シート5の気泡がクローズ
ドセルになつている場合や発泡体シート5の厚さ
が20mm以上ある場合でも含浸ロールによる含浸作
用が充分に行なわれる。従つて、含浸ムラのない
良好な含浸処理を行なうことができる。
なお、上記実施例では一対の穿孔ロール9
の片方だけに刺状突起10を設けたが、その
両者に刺状突起を設けてもよい。
また、オーブン8および支持ロール7はその他
の具体的な条件に応じて省略することができる。
また、オーブン8の代わりに送風機等を用いるこ
ともできる。
以上詳述したように、本考案によればクローズ
ドセルの発泡体シートや厚い発泡体シートでもム
ラのない良好な含浸処理を行なうことができる含
浸処理装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の含浸処理装置の説明図、第2図
は本考案の一実施例になる含浸処理装置とその使
用態様を示す説明図、第3図は第2図における穿
孔ロール9を拡大して示す斜視図である。 1……含浸槽、2……含浸液、3……含浸ロー
ル、4……絞りロール、5……発泡体シート、6
……駆動ロール、7……支持ロール、8……オー
ブン、9,9……穿孔ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡体シートに含浸されるべき含浸液を収容す
    る含浸槽と、含浸処理されるべき発泡体シートを
    連続的に前記含浸槽内の含浸液を通して次工程へ
    送り出すための一対の駆動ロールと、含浸液中に
    送給されて来た発泡体シートを含浸液中で圧縮し
    て含浸液を含浸させるために前記含浸槽内に設け
    られた一対の含浸ロールと、含浸液中から引き出
    された発泡体シートを圧縮して過剰の含浸液を除
    去するための一対の絞りロールとからなる発泡体
    シートの含浸処理装置において、前記含浸ロール
    よりも上流側に、少なくとも一方のロール表面に
    多数の刺状突起を設けた一対の穿孔ロールを前記
    含浸液に浸漬されない状態で設け、発泡体シート
    がその間を通つて穿孔されるようにしたことを特
    徴とする発泡体シートの含浸処理装置。
JP5920882U 1982-04-23 1982-04-23 発泡体シ−トの含浸処理装置 Granted JPS58163217U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5920882U JPS58163217U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 発泡体シ−トの含浸処理装置

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JP5920882U JPS58163217U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 発泡体シ−トの含浸処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS58163217U JPS58163217U (ja) 1983-10-31
JPS6212581Y2 true JPS6212581Y2 (ja) 1987-04-01

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ID=30069531

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5920882U Granted JPS58163217U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 発泡体シ−トの含浸処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695452B2 (ja) * 2005-07-22 2011-06-08 株式会社イノアックコーポレーション 洗浄用具の製造方法及び製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010902A (ja) * 1973-05-28 1975-02-04

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JPS5010902A (ja) * 1973-05-28 1975-02-04

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JPS58163217U (ja) 1983-10-31

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