JPS62124647A - Ｖｔｒ録画制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概　要］ ＶＴＲに対して録画、再生、早送り、および巻き戻し等
を制御するＶＴＲ制御装置において、総てのテープ走行
を計数する走行カウンタと、録画時のみテープ走行を計
数する録画カウンタと、走行カウンタと録画カウンタの
内容を比較する比較器とを備え、走行カウンタの計数値
が録画カウンタの計数値より少ないとき、アラームを発
生するよう構成したもので、これにより録画内容の誤消
去を防止できる。

［産業上の利用分野］ 本発明はＶＴＲ（ビディオ・テープ・レコーダ、）の録
画制御に係わり、特にＶＴＲの巻き戻しなどによる録画
した内容の誤消去の防止に関する。

［従来の技術］ ＶＴＲは、通常、ＲＥＣ（録画）　、ＰＬＡＹ　（再生
）、ＦＦ　（早送り）、Ｒ叶（巻き戻し）、および５Ｔ
ＯＰ　（停止）の５つのキー乃至ボタンにより操作して
、録画、再生を行う。

テープの現在の走行位置を知るためテープ走行カウンタ
が備えである。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記の従来のＶＴＲにおいて、１つの録画を終了、また
は中断して、録画しである内容を見るため、巻き戻した
場合に、誤ってその状態から録画ボタンを押すと、その
位置からの録画内容が消去される。

もちろん、録画終了、または中断状態のカウンタの読み
を記録しておき、巻き戻し状態から記録しておいたカウ
ンタの値まで早送りした後、録画を開始すればよいので
あるが、煩わしいので、誤って消去してしまう危険が多
い。

本発明は、このような問題点を解消した新規なＶＴＲ録
画制御方式を提供しようとするものである。

［問題点を解決するための手段］ 第１図は本発明のＶＴＲ録画制御方式の原理ブロック図
を示す。

第１図において、１は走行カウンタであって、総てのテ
ープ走行に対して走行カラン）・を行う。

２は録画カウンタであって、録画時のみのテープ走行を
カウントする。

３は比較器であって、走行カウンタ１のカウント値と、
録画カウンタ２のカウント値を比較する。

４はアラーム手段であって、比較器３の比較結果におい
て、走行カウンタ１のカウント値が録画カウンタ２のカ
ウント値より小さいときにアラームを発生ずる。

［作用］ 第２図はテープ走行とカウンタの関係を示す図である。

第２図において、Ｒは録画カウンタを、Ｔは走行カウン
タを示し、ＴＩ、Ｔ２は走行カウンタの２つの状態を示
す。

通常の録画状態では、Ｒ＝　Ｔ　＋である。

いまここで、前の録画内容を見るために巻き戻して、Ｔ
２というカウンタ値になったとする。

この状態で誤って録画ボタンを押すと、ＴＩ　−丁２間
の録画内容は消去されてしまうことになる。

比較器３の比較結果が、Ｔ＜Ｒであるときに、アラーム
・メツセージを表示することにより誤消去が防止できる
。

［実施例］ 以下第３図に示す実施例により、本発明をさらに具体的
に説明する。

第３図において、１は走行カウンタ、２は録画カウンタ
、３は比較器であり、第１図の同一符号のものと同様で
ある。４はメソセージ表示器であり、第１図のアラーム
手段と同様な作用を行う。

５菫、　５２．５３．５４．５　ｓはＶＴＲ７をリモー
ト制御するためのスイッチであって、それぞれＶＴＲに
附属しているスイッチと同等にＦＦ（早送り）、ＰＬＡ
Ｙ（再生）、５ＴＯＰ（停止）　、ＲＥＷ（巻き戻し）
、ＲＥＣ（録画）を制御する。

６は制御回路であって、テープ制御スイ・７チ５＋。

５２、５３．５４．５　ｓが押されたことを検出して、
ＶＴＲ７に対して制御信号を出す。

さらに、制御回路６は、ＦＦ（早送り）　、ＰＬＡＹ（
再生）　、ＲＥＣ（録画）時には走行カウンタ１に対し
てカウントアンプ制御信号を、ＲＥＷ　（巻き戻し）時
にはカウントダウン制御信号を送出する。

また、録画カウンタ２に対しては、ＲＥＣ（録画）時に
のみカウントアツプ信号を送出する。

制御回路６から、走行カウンタ１および録画カウンタ２
に対して同時に、初期値のセットができることはいうま
でもない。

比較器３は、走行カウンタ１と録画カウンタ２のカウン
ト値を逐次比較して、大、小、等しい、の結果をメソセ
ージ表示器４に出力する。

メソセージ表示器４は、比較器３の比較結果出力が、 録画カウンタ２の値〉走行カウンタ１の値であり、録画
ボタンが押されたときに、アラーム・メソセージを表示
する。

誤消去防止をさらに強化した第２の実施例では、次のよ
うな制御を行う。

比較器３の比較結果出力が、 録画カウンタ２の値〉走行カウンタ１の値のときには、
メソセージ表示器４にアラーム・メソセージを表示する
とともに、録画スイッチの投入を無効化し、録画ボタン
が押されても録画が行われないように制御卸する。

使用者が、現在の走行カウンタ１のカウント値から録画
カウンタ２のカウント値までの間の録画内容が消される
のを承知の上で、そこから録画したい場合は、録画スイ
ッチ投入無効化を解除した後、録画ボタンを押すと、録
画カウンタ２の値を走行カウンタ１の値に等しくセット
した後録画が行われるよう制御する。

［発明の効果］ 以上説明のように本発明によれば、誤って既に録画しで
ある内容を消去することを防止することが可能となり、
その実用上の効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図はテープ走行とカウンタの関係を示す図、第３図
は本発明の実施例のブロック図である。 図面において、 １は走行カウンタ、 ２は録画カウンタ、 ３は比較器、 ４はメツセージ表示器（アラーム手段）、５ｒ、５２．
５３．５４．５５はテープ制御スイ・７チ、６は制御回
路、 ７はＶＴＲ。 をそれぞれ示す。 本発明の原理ブロック図 第１図 テープ走行とカウンタの関係を示す図 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＶＴＲに対して録画、再生、早送り、および巻き
   戻し等を制御するＶＴＲ制御装置において、総てのテー
   プ走行を計数する走行カウンタ（１）と、録画時のみテ
   ープ走行を計数する録画カウンタ（２）と、 走行カウンタ（１）と録画カウンタ（２）の内容を比較
   する比較器（３）と、 該比較器（３）の比較結果信号によりアラームを発する
   アラーム手段（４）とを備えるよう構成したことを特徴
   とするＶＴＲ録画制御方式。
2. （２）上記比較器（３）の比較結果において、前記走行
   カウンタ（１）の計数値が録画カウンタ（２）の計数値
   より小さいとき、録画スイッチの投入を無効化する手段
   を備えるよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のＶＴＲ録画制御方式。
3. （３）上記録画スイッチ無効化手段の無効化を解除した
   後録画スイッチを投入したとき、録画カウンタ（２）の
   カウント値を走行カウンタ（１）のカウント値と等しく
   セットした後、録画を行う制御手段を備えるよう構成し
   たことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載のＶＴＲ
   録画制御方式。