JPS62124257A - 静磁場シ−ルド用冷延鋼板 - Google Patents

静磁場シ−ルド用冷延鋼板

Info

Publication number
JPS62124257A
JPS62124257A JP26318885A JP26318885A JPS62124257A JP S62124257 A JPS62124257 A JP S62124257A JP 26318885 A JP26318885 A JP 26318885A JP 26318885 A JP26318885 A JP 26318885A JP S62124257 A JPS62124257 A JP S62124257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold
rolled steel
steel sheet
thickness
rolled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26318885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Gunda
郡田 和彦
Motoyuki Miyahara
宮原 征行
Yoshiyuki Yuzutori
柚鳥 善之
Yoichiro Okano
岡野 洋一郎
Mutsumi Abe
睦 安倍
Takafumi Takebe
武部 貴文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP26318885A priority Critical patent/JPS62124257A/ja
Publication of JPS62124257A publication Critical patent/JPS62124257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は静磁場シールド材に関し、静磁場シールド用冷
延鋼板に関するものである。
(発明の背景) 近年、種々の電気設備や電子機器等の著しい普及に伴な
い、これから漏洩する1!磁波や漏洩磁束等による電波
妨害や電気妨害等が大きな問題となっている。これらの
妨害作用を防止するため様々な立場から広範な検討が進
められており、その一つに電磁波シールド材があるー上
記電磁波シールド材の代表的なものとして、(1)アル
ミニウム等の非磁性金属。
(2)パーマロイ(3)珪素鋼板等からなる金属箔や金
属板(以下、金属板等という、)がある。
アルミニウム等の非磁性金属(1)からなる金属板等は
高周波側の電磁波に対する効果は良好であるが、低周波
側の電磁波や静磁場に対するシールド効果が不充分であ
る。
これに対して上記(2)のパーマロイや上記(3)珪素
鋼からなる金属板等は低周波側の電磁波や静磁場に対す
るシールド効果が優れており、このために多くの分野で
使用されている。
しかし、それぞれ以下に示す欠点を有している。
パーマロイ(2)では、充分な静磁場シールド効果を発
揮するためには厚肉の板状体としなければならない、ま
たパーマロイ(2)は成形性が劣るため、近年、複雑な
成形を施すシールド製品の要求が強くなっているが本用
途には不適当である。さらに、パーマロイは高価なニッ
ケルを多着に含有しているとともに成形後磁気焼鈍工程
を必要とするため、コスト高となるという欠点がある。
一方、珪17:鋼(3)の金属板等にあっては、その成
形性が必ずしも良好であるとはいえず、複雑な形状に成
形加工することができないという問題点がある。
(発明の目的) 本発明は前述のような事情を考慮してなされたものであ
って優れた静磁場シールド効果を有するばかりでなく、
加工性及びコスト等においても要望を満たすことのでき
る冷延鋼板を提供しようとするものである。
(発明のJIE要) 上記の目的は、C≦0.01%、Si量0.5%。
0.05%≦Mal≦1.0%、P≦0.1%、S≦0
.01%、An≦0.3%及び鋼中不可避的不純物を含
み板厚が0.2m厘から1.5m厘の範囲にあることを
特徴とする静磁場シールド用冷延鋼板によって達成され
る。
ここで、成分の限定理由を説すIする。
C: 0.01%以下:第1図に、静磁場シールド性に
及ぼすCの影響を示す、試験片は C10,003〜0.042%、Si 10.01%、
 14n10.25%、Plo、010% 、S10.
007%、A文10.035%を有する鋼片を通常の条
件にて熱間圧延し2.3mmtに仕上げ脱スケール後0
.5m■tに冷間圧延後連続焼鈍した冷延鋼板を用いた
静磁場シールド性の評価は第2図に示すように、鋼板と
の距fi1.5mmの位置に標準磁石(2000ガウス
)を置き、鋼板に対して標?PiBi石と反対側に距離
2.01■の位置にガウスメータを配置し、標準磁石を
同一平面上で移動し、ガウスメータで漏洩磁束密度の最
大値を測定する方法で行った。
第1図から漏洩磁束密度に及ぼすC琶の影響は大きく、
C量が低下するにつれて漏洩磁束密度が低下する。特に
、0.01%以下で漏洩磁束密度は、1ガウス以下とな
り、静磁場シールド性が良好となる。このことからC量
は0.01%以下とした。
S i :0.5%以下: 加工性に及ぼすSi量の影響についての実験結果を表1
に示す、実験片にはC10,OQ8〜0.008%、S
i 10.01〜0.92%、Mn10.25%、Pl
o、010%、S10.005〜0.009%、A文1
0.03〜0.04%の鋼片を用いて、常法にて熱間圧
延し2.3■■tに仕上げ、脱スケール後、0.5mm
tに冷間圧延後焼鈍した冷延鋼板を用いた。
表1から5iJlが増加するにつれて高強度になり、伸
びが低下する。しかも深絞り性の目安であるランクフォ
ード値φrがSiの増加と共に低下する。Si量が0.
5%以下で、一般の加工用冷延鋼板と同等の以上の加工
性が得られることからSi量は0.5%以下とした。
Nn:0.05%〜1.0%: 飽和磁束密度向上の観点からはMnの量は低下するのが
望ましいが、熱間脆性を回避するために0.05%以上
の添加が必要である。ただし、Mnの飽和磁束密度に及
ぼす影響はMnの量が1.0%までは小さいためにM 
n gは0.05〜1.0%の範囲とした。
P : 0.1%以下: Si、Mnと同様に低下するのが望ましいが、強度設計
上0.1%以下の範囲で添加してよい0例えば、パネル
用途では耐テント性の考慮等、局部応力に対する耐変形
性の確保を目的とした強度設計であり、ネジ切り加工さ
れる製品においては、締め付はトルクの確保を目的とし
た強度設計である。
S :0.01%以下: M n Sが析出すると磁壁の移動を妨げるためSは0
.01%以下とした。
A交:0.3%以下: Stと同様、A旦は多量添加すると飽和磁束密度が低下
するため、脱酸及びNの固定に必要な量だけ添加すれば
よい、ただし、結晶粒界は析出物、侵入型元素と同様に
磁壁移動の妨げとなるため、結晶粒径が大きくなるほど
低磁場領域での透磁率が高くなる。そこで、A文Nを粗
大化して結晶粒成長性を向りする観点から八又は0.3
%以下とした。
次に板厚の限定理由を説lηする。第2図に示した方法
で、静磁場シールド性に及ぼす板厚の影テを調査した。
試験片は0.04%C,A立ギルド冷延鋼板を使用した
。その結果を第3図に示す、鋼板の厚みが増すにつれて
静磁場シールド効果は向りし板厚0.2mm以上でない
と実用上、静磁場シールド効果がない、一方、1.51
■を越えても静磁場シールド効果はそれほど向上せず、
しかも、シールド材の重1が増加する。
従って、板厚は0.2mm〜1.5mmとする。
(発明の実施例) 表2に示す、C,Srの成分量を有するAfLキルド鋼
、鋼片を使用し、常法にて板厚2.3Iに熱間圧延した
。引続いて脱スケール後板厚0.5■烏に冷間圧延後均
熱温度750℃にて連続焼鈍を行った。これらの冷延鋼
板の漏洩磁束密度及びrのIjA定結果を示す。
本発明鋼である鋼種N091.2.3は、漏洩磁束密度
が1ガウス以下であり良好な静磁場シールド性を有して
いる。さらに、rも1.3以上あり加工性についても良
好な特性を有している。
これに対して、比較鋼N024は低Siであり、r値は
高いがC量が多いため、漏洩磁束密度が2ガウス以上あ
り静磁場シールド性の面で満足できない、比較鋼N01
5は低Cではあるが、Si量が多いため漏洩磁束密度は
2以下であるものの下が約1.0と加工性が乏しいい。
(発明の効果) 優れた静磁場シールド効果を有し、かつ加工性について
も良好な冷延鋼板を提供することができた。
表1 表2
【図面の簡単な説明】
第1図はC量と漏洩磁束密度との関係を示すグラフ、第
2図は静磁場シールド性の測定方法を示す概念図、第3
図は板厚と漏洩磁束密度との関係を示すグラフである。 第 1 図 C−1(%) 第29図 第3図 仮/l(mm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. C≦0.01%、Si≦0.5%、0.05%≦Mn≦
    1.0%、P≦0.1%、S≦0.01%、Al≦0.
    3%及び鋼中不可避的不純物を含み板厚が0.2mmか
    ら1.5mmの範囲にあることを特徴とする静磁場シー
    ルド用冷延鋼板。
JP26318885A 1985-11-22 1985-11-22 静磁場シ−ルド用冷延鋼板 Pending JPS62124257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26318885A JPS62124257A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 静磁場シ−ルド用冷延鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26318885A JPS62124257A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 静磁場シ−ルド用冷延鋼板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62124257A true JPS62124257A (ja) 1987-06-05

Family

ID=17385991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26318885A Pending JPS62124257A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 静磁場シ−ルド用冷延鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62124257A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6326337A (ja) * 1986-07-17 1988-02-03 Kobe Steel Ltd 永久磁石による渦電流制動の抑制効果を有するモ−タ用低透磁率鋼板
JPS63145744A (ja) * 1986-07-21 1988-06-17 Nisshin Steel Co Ltd 磁気特性の優れたアパ−チヤ−グリル用極薄素材鋼板およびその製造方法
KR100568355B1 (ko) * 2001-12-22 2006-04-05 주식회사 포스코 전자기장 차폐성이 우수한 용융도금강판

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6326337A (ja) * 1986-07-17 1988-02-03 Kobe Steel Ltd 永久磁石による渦電流制動の抑制効果を有するモ−タ用低透磁率鋼板
JPS63145744A (ja) * 1986-07-21 1988-06-17 Nisshin Steel Co Ltd 磁気特性の優れたアパ−チヤ−グリル用極薄素材鋼板およびその製造方法
KR100568355B1 (ko) * 2001-12-22 2006-04-05 주식회사 포스코 전자기장 차폐성이 우수한 용융도금강판

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6842546B2 (ja) 無方向性電磁鋼板およびその製造方法
US6939623B2 (en) High strength steel plate having superior electromagnetic shielding and hot-dip galvanizing properties
TWI406957B (zh) High-frequency iron loss low non-directional electromagnetic steel sheet and its manufacturing method
JPH09263900A (ja) 耐リジング性および加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法
JP4358550B2 (ja) 圧延方向とその板面内垂直方向磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法
JP2002294408A (ja) 鉄系制振合金およびその製造方法
JPH0888114A (ja) 無方向性電磁鋼板の製造方法
JPS62124257A (ja) 静磁場シ−ルド用冷延鋼板
EP3731614B1 (en) Steel sheet for shielding magnetic field and method for manufacturing same
JP2022509677A (ja) 無方向性電磁鋼板およびその製造方法
JPH11140601A (ja) 地磁気シールド特性の良好な高強度冷延鋼板および高強度めっき鋼板とその製造方法
JP2010053387A (ja) プレス成形性と磁気特性に優れた熱延鋼板およびその製造方法
JP2023058067A (ja) 無方向性電磁鋼板
JPS6361800B2 (ja)
JP4047502B2 (ja) 磁気シールド構造用鋼板およびその製造方法
JPH03146644A (ja) 磁気シールド用鋼板
JP4023088B2 (ja) 電磁石アクチュエータ部品用軟磁性鋼板とその製造方法
JP2001181806A (ja) 透磁率に優れた無方向性電磁鋼板とその熱延板およびその製造方法
JP2984185B2 (ja) 磁気異方性の小さい低鉄損無方向性電磁鋼板の製造方法
JPS641531B2 (ja)
JPH01108315A (ja) 被削性に優れた磁気シールド用熱延鋼板の製造方法
JPH0657332A (ja) 磁束密度が高くかつ鉄損が低い無方向性電磁鋼板の製造方法
JPH0753887B2 (ja) 磁気特性と成形性に優れた冷延鋼板の製造方法
JP3331403B2 (ja) 優れた磁気特性と強度特性を有する粒子加速器用熱延鋼板の製造方法
JPH01168815A (ja) 無方向性電磁鋼板の製造方法