JPS62123446A - ハロゲン化銀写真乳剤 - Google Patents

ハロゲン化銀写真乳剤

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JPS62123446A
JPS62123446A JP20603986A JP20603986A JPS62123446A JP S62123446 A JPS62123446 A JP S62123446A JP 20603986 A JP20603986 A JP 20603986A JP 20603986 A JP20603986 A JP 20603986A JP S62123446 A JPS62123446 A JP S62123446A
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silver halide
none
cubic
emulsion
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JP20603986A
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ジョー エドワード マスカスキ
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真に関し、更に、詳しくは、ハロゲン化銀
粒子を含む写真乳剤に関する。
〔従来の技術〕
ハロゲン化銀写真は、−世紀以上もの間実施されている
。画像形成のため初めに使用された感輻射線ハロゲン化
銀組成物は、同相が存在することが元来は認識されてい
なかったので、乳剤と言われた。感輻射線成分が、典型
的には粒子と言われる分散された微結晶の形で存在する
ことが知られてから久しいが、“写真乳剤”と言う用語
は、そのまま残っている。
多年にわたって、ハロゲン化銀粒子は、熱心な研究の対
象であった。銀に対して少なくとも90モル%の沃化物
を含む高沃素化ハロゲン化銀粒子が知られ、写真の用途
に示唆されたが、実際には写真乳剤は、はとんど常に、
場合によっては、少量の沃化物を含む臭化物、塩化物又
は塩化物と臭化物との混合物から成るハロゲン化銀粒子
を含む。
銀に対して約40モル%以下の沃化物が臭化銀結晶構造
に含まれても別個の沃化銀相は観察されない。しかしな
がら、実際には、ハロゲン化銀乳剤が約15モル%より
多くの沃化物を含むのは希であり、10モル%より十分
低い沃化物が最も1通である。
高沃素化ハロゲン化銀粒子を除いて、すべてのハロゲン
化銀粒子は、立方結晶格子構造を示す。
しかし、立方結晶格子構造の粒子は、外観において著し
く異ムリうる。
一つの形態では、ハロゲン化銀粒子は、顕微鏡で観察す
ると、外観において立方体である。立方体粒子1を第8
図に示す。立方体粒子は、6個の同−の結晶面によって
規定される。写真の文献では、これらの結晶面を、結晶
面を示すため使用されるミラー指数(Miller 1
ndex)により、通常、(100)結晶面と言われる
。(100)結晶面は、ハロゲン化銀粒子に関して最も
普通に使用されるが、これらの同じ結晶面は時には(2
00)結晶面とも言われ、この表示の相違は、結晶構造
の基本単位の限定の相違から生じるものである。
立方体結晶形は等軸晶粒子では目視で容易に確認できる
が、非等軸晶粒子では、立方体結晶面は必ずしも正方形
ではない。より複雑な形の粒子では、立方体結晶面の存
在は、目視の検査と、隣接立方体結晶面によって形成ざ
4る交差の角度が90”であることによって証明するこ
とができる。
(100)結晶面の実用的重要性は、これらが銀及びハ
ロゲン化物イオンの特異な表面配列を示し、それが写真
用途で典型的に遭遇する粒子表面の反応及び吸着に影響
することである。理論的に仮定されるイオンのこの特異
の表面配列を第2図に示す。第2図において、小さい方
の球2は銀イオンを表し、大きい方の球3は臭化物(又
は臭素)イオンを示す。拡大図であるが、銀及び臭化物
イオンの相対的大きさ及び位置は精確に表されている。
臭化物イオンを塩化物(又は塩素)イオンに代えると、
相対的配列は同一であるが、塩化物イオンは臭化物イオ
ンより小さい。4で示した多数の平行な列が存在し、そ
れぞれ、銀及び臭化物イオンを交互に配列することによ
って形成されていることが判る。第2図において、イオ
ンの表面層に対する関係を説明するため、表面層の下に
ある次のイオン層の一部を示す。
別の形態では、ハロゲン化銀粒子は、顕微鏡で観察する
と、八面体である。八面体粒子5を第3図に示す。八面
体粒子は、8個の同一の結晶面によって規定される。こ
れらの結晶面は、+111)結晶面と言われる。八面体
結晶形は、等軸粒子(regular grains)
では目視で容易に認められるが、非等軸粒子では、八面
体結晶面は必ずしも三角形ではない。それより複雑な形
の粒子では、八面体結晶面の存在は、目視での観察と隣
接八面体結晶面によって形成される交差の角度が109
.5°であることの組み合わせによって証明することが
できる。
可能なイオン吸着を無視すると、八面体結晶面は、イオ
ンの表面層が全体的に銀イオン又はハロゲン化物イオン
から成ると理論的に仮定しうる点で、立方体結晶面とは
異なる。第4図は、第2図と同様に、(111)結晶面
の説明図であり、小さい方の球2は銀イオンを表し、大
きい方の球3は臭化物イオンを示す。銀イオンは、すべ
ての利用可能な格子位置で表面に示されているが、原子
の表面層におけるすべての他の利用可能な格子位置だけ
に銀イオンを有することは、中性の表面電荷と一層、相
容性になる。銀イオンの表面層の代わりに、イオンの表
面層は臭化物イオンであってもよい。表面銀イオンの直
ぐ下のイオン層は、臭化物イオンから成る。
第8図及び第2図を第3図及び第4図と比較する際には
、立方体粒子及び八面体粒子が正確に同じ結晶格子構造
及び従って、正確に銀及びハロゲン化物イオンの同じ内
部関係を有することを考慮することが重要である。2種
の粒子は、その表面結晶面でのみ異なる。第2図の立方
体結晶面において、各表面銀イオンは5個のハロゲン化
物イオンの直ぐ隣にあるが、第4図においては、八面体
結晶面の銀イオンはそれぞれ、3個のハロゲン化物イオ
ンのみの直ぐ隣にある。
立方体又は八面体ハロゲン化銀粒子よりはるかに一般的
でないものは、斜方十二面体ハロゲン化銀粒子である。
斜方十二面体粒子7を第5図に示す。斜方十二面体粒子
は、12個の同一の結晶面によって規定される。これら
の結晶面は、(110) (又は、ハロゲン化銀粒子に
はあまり普通でないが、(220))結晶面と言われる
。斜方十二面体結晶形は、等軸の粒子では目視で容易に
確認されるが、非等軸晶粒子では、斜方十二面体結晶面
の形は変化しうる。それより複雑な形の粒子では、斜方
十二面体結晶面の存在は、目視観察と、隣接結晶面によ
って形成される交差の角度の測定との組み合わせによっ
て証明しうる。
斜方十二面体結晶面は、i艮イオン及びハロゲン化物イ
オンの交互の列から成ると理論的に仮定しうる。第6図
は、第2図及び第4図と同様の説明図であり、イオンの
表面層が銀及び臭化物イオンの平行な列(それぞれ、線
8a及び8bで示す)の対の反復によって形成されるこ
とが判る。第6図において、イオンの表面層に対する関
係を説明するため、表面層の下にある次のイオン層の一
部を示す。それぞれの表面銀イオンは、4個のハロゲン
化物イオンに直ぐ隣接している。
等軸晶系の立方体粒子だけを含む立方体結晶格子構造の
粒子、例えば第8図に示した粒子、等軸晶系の八面体粒
子、例えば第3図に示した粒子、又は、希な場合には、
等軸品系の斜方十二面体粒子、例えば第5図に示した粒
子を含むハロゲン化銀写真乳剤は、公知であるが、実際
に多数の他の種々の粒子の形も観察される。例えば、ハ
ロゲン化銀粒子は立方−八面体、すなわち、立方体と八
面体結晶面の巣形から成る。これを第7図に示す。
第7図には、立方−八面体粒子9及び10を立方体粒子
1及び八面体粒子5と一緒に示す。立方−八面体粒子は
、14個の結晶面、6個の立方体結晶面及び8個の八面
体結晶面を有する。立方体及び/又は八面体結晶面と斜
方十二面体結晶面との同様の巣形も可能であるが、希で
ある。他の粒子形、例えば平板状粒子及び棒状粒子は、
結晶内部の不規則性、例えば双晶面(twin pla
nes)及びらせん状ディスロケーション(screw
 dislocations)に起因する。多くの場合
、溶剤作用による若干のコーナー又はエツジの丸み付け
が観察され、若干の場合には、丸み付けは、粒子を球で
あると説明しうる程、顕著である。
立方体結晶格子構造については、結晶面が7つの可能な
明確な結晶形態のうち任意の形態を取ることができるこ
とは公知である。しかし、ハロゲン化銀の立方体結晶格
子構造については、(100)(立方体)、(111)
(八面体)又は、希には、1tiOi  (斜方十二面
体)結晶面を独立に又は組み合わせて有する粒子だけが
、確認されている。
従って、写真の文献が、立方体結晶格子構造のハロゲン
化銀粒子によって示される結晶面に限られていることは
明らかである。その結果、文献は、写真特性を変性する
際に、利用しうる結晶面、はとんどの場合、立方体及び
八面体結晶面と共に作用しうる表面増感剤及び吸着され
る添加剤の選択に限られている。これは最適の写真性能
のため使用されるか、又は最適の性能より低いが、許容
しうると認められる物質の組み合わせを制限した。
本明細書に示す結晶学の基本原則及び用語については、
P、C,phillips著、An Introduc
tion t。
Cr 5tallo ra h−14版(John W
iley & 5ons)、(1971年発行)に依る
James著、The Theor  of the 
Photo ra hicProcess 、 4版に
ューヨークのMacn+1llan )、1977年9
8〜100頁は、前記の従来技術の説明を補充するもの
である。更に、Jamesは98頁にハロゲン化銀粒子
に関して、高いミラー面指数は認められないと述べてい
る。
Wulff らの米国特許第1696830号及び1l
ekiらの特開昭58−54333号はベンズイミダゾ
ール化合物の存在下にハロゲン化銀を沈澱せしめること
を記載している。
Halwigの米国特許第3519426号及びOpp
enheimerらの“Role of Cation
ic 5urfactants in Recrys−
tallization of Aqueaus 5i
lver Bromide Disper−sions
”、  Sm1th のハエロ豆罰Growth  a
nd  違シP用−5ion 、AcadelIic 
Press、  ロンドン、1973年、159〜17
8頁には塩化銀及び臭化銀乳剤のそれぞれに4−ヒドロ
キシ−6−メチル−1,3,3a、7−チトラアザイン
デンを添加することを開示している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、増大した吸着部位を提供する結晶面を
示す立方体結晶格子構造の感輻射線ハロゲン化銀粒子を
含んで成るハロゲン化銀写真乳剤を提供することである
以下余隋 〔問題点を解決するための手段〕 前記目的は、穴型八面体又は穴型八面体(hexoct
a−hedral)結晶面を含む立方結晶格子構造の窓
幅射線ハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀写真乳剤を
提供することによって達成される。
本発明は、ハロゲン化銀写真乳剤における六八面体結晶
面という特異の表面構造を実現することを初めて当業界
に提示するものである。これにより、本発明は、写真特
性を変性し、増悪剤及び吸着される写真添加剤との相互
作用を改良するため新しい結晶面の選択を初めて可能に
したものである。
本発明は、六八面体結晶面を含む立方結晶格子構造の窓
幅射線ハロゲン化銀粒子を含んでなるハロゲン化銀写真
乳剤に関する。
一つの形態では、ハロゲン化銀粒子は、等軸の六へ面体
の形を取ることができる。等軸の六へ面体11を第1図
及び第9図に示す。六へ面体は、48個の同一の面を有
する。面の分類は全(自由であるが、各群がそれぞれ8
個の別個の面を含む、6個の別個の結晶面群と見ること
ができる。第1図において、面12a、12b、12c
、12d。
12e、12f、12g及び12hを面の第一群(又は
クラスター)の成員と見ることができる。
第9図において、面13 a、 13 b、 13 c
、13d、、13e、13f及び13gを面の第二群の
成員と見ることができる。この群の第8番目の面13h
は視野に対して実質上垂直に示されている。面14a、
14b、14c及び14dは8個の面の第3群の4つの
可視面を示し、面15a及び15bは8個の面の第4の
群の2つの可視面を示す。2つの群の残りの8個の面は
いずれも六へ面体反対側にあって視野から完全に隠れて
いる。
第9図は六へ面体11を垂直軸のまわりに180°回転
して得られた六へ面体11の背面を示す。
第3群の面i4e、t4r、14g及び14h並びに第
4群の面15C115d、15e、15f、15g及び
15hが示されている。更に第5群を構成する面16 
a、 16 b、 16 c、16d116e、16f
、16g及び16hが示されており、また第6群を構成
する面17aS17b。
17c、17d、17e、17f、17g及び17hが
示されている。
六へ面体を見ると、各群内における隣接面の交差は8個
あり、各群とそれに隣接する4個の群のそれぞれとの面
の交差は2個あり、合計72個の面縁の交差があること
が判る。面の交差によって形成される相対角度は、3つ
の異なる数値しか有しない。一つの群からの一つの面と
別の群の一つの面との交差線はすべて、同一であり、第
一相対角を形成する。各群内の隣接面はすべて二つの異
なる相対角の一方で交差する。すべての面が完全に見え
る一つの群で見ると、面12aと12b、12cと12
d、12e(!=12f、及び12gと12hの間の交
差はすべて同じ相対角度であり、第二相対角と呼ぶ。面
12b及び12c、12d及び12e、12f及び12
g並びに12h及び128間の交差はすべて同じ相対角
度であり、それは第−及び第二相対角とは異なった値な
ので第三相対角と言う。等軸穴八面体は、目視の観察に
よって認識されうる明瞭な外観を有するが、2個の相対
角のいずれか一方を測定すれば、隣接穴八面体結晶面が
証明されることが判る。
結晶学において、隣接面の相対角度を積極的結晶面同定
に使用する。このような技法は、例えば前掲Ph1ll
ipsの文献に記載されている。これらの技法をハロゲ
ン化銀粒子の六八面体結晶面を積極的に同定するハロゲ
ン化銀粒子の顕微鏡試験技法と併用することができる。
ハロゲン化銀粒子の電子顕微鏡写真を製造する技法は、
B、 M。
5pinell及びC,F、 0ster著、”Pho
tographicMa ter ia Is (写真
材料ど、The Enc clo edia of肚ご
匹並〃h虹旦■旦些厘m匹、p、 Gray編集、Va
n No5trand、ニューヨーク、1973年、4
27〜434頁に説明されているように、文献に一般に
良く知られている(特に、429〜430頁のカーボン
レプリカ電子顕微鏡に関する部分参照)。
電子顕微鏡撮影に周知の技法を用いて、ハロゲン化銀粒
子のカーボンレプリカをまず製造する。カーボンレプリ
カは、カーボン外皮なしにハロゲン化銀粒子を使用する
ことから起こることの知られている銀焼き出しの変形を
回避しながら粒子の形を再現する。画像形成のため光で
はなくむしろ電子走査ビームを使用して、光を使用する
場合より高い撮影倍率を実現可能にする。粒子が、隣接
粒子と衝突しない程、充分に拡散している場合、粒子は
突角(coign)(即ち、点)上よりむしろ一つの結
晶面上に平坦に存在する。観察している試料を電子ビー
ムに対して転倒することによって、選択された粒子を、
視線が2個の隣接結晶面の交差線(点として見える)と
2個の交差する結晶面のそれぞれ(縁として見える)と
実質的に平行であるように配向することができる。粒子
の面が画像形成電子ビームに平行である場合、粒子の面
が規定する2つの対応する縁は、面が単に平行に近いに
過ぎムい場合より鋭角に見える。2個の交差する結晶面
が電子ビームに平行な縁を示す所望の粒子配向が一度得
られると、交差角は、配向された粒子の電子顕微鏡写真
から測定することができる。
この方法で、隣接するカバ面体結晶面を確認することが
できる。他のミラーを旨数のカバ面体結晶面と隣接結晶
面の相対角度を同様の方法で測定することができる。ま
た、特異の相対角度により結晶面を積極的に確認するこ
とができる。相対角度の測定は明確であるが、はとんど
ではないとしても、多くの場合に、電子顕微鏡による粒
子の目視観察によりカバ面体結晶面を直ちに確認するこ
とが可能になる。
立方体結晶格子の相互に直角なx、y及びZ軸に関して
、立方結晶面は2つの軸に対して平行であり、第三の軸
と交差し、従って(100) ミラー指数で示されるこ
とは文献に良く認識されている。八面体結晶面は、3つ
の軸のそれぞれと等間隔で交差し、従って、(11t)
 ミラー指数で示され、斜方十二面体の結晶面は3つの
軸のうち2つに等間隔で交差し、第三の軸に対して平行
であるので(11,0) ミラー指数で示される。基本
結晶単位の所定の限定に対しては、立方体、八面体及び
斜方十二面体の結晶面のそれぞれについて、ただ1個の
ミラー指数表示がある。
カバ面体結晶面は、異なるミラー指数値を有しうる結晶
面の族を含む。カバ面体結晶面は、一般的に、(hkf
f)結晶面(h、、k及びlは、それぞれゼロより大き
い異なる整数であり、hはkより大きく、kはlより大
きい)と示される。第1図及び第9図に示される等軸の
カバ面体結晶面11は、(3211結晶面から成り、こ
れは、h。
k及び!がそれぞれ表すことのできる最低値に相当する
。 (4211、(4311、(432)、(521)
、(531)、(532)、(541)、(5421又
は+543)結晶面を有する等軸の大穴面体は、大穴面
体11と同様に見λるが、高いミラー指数は交差角度の
変化を生じる。整数り。
k及びβの最高値には、理論的制限はないが、5以下の
h値を有する大穴面体結晶が一層容易に製造される。こ
の理由で、前記の例示したミラー指数値のカバ面体結晶
面を有するハロゲン化銀粒子が好ましい。熟練すれば、
一つのカバ面体結晶面は、しばしば異なるミラー指数値
の別の結晶面と、目視で区別することができる。相対的
角度の測定により、存在するカバ面体結晶面の特定のミ
ラー指数値を積極的に確証することが可能になる。
一つの形態では、本発明の乳剤は、全体的にカバ面体結
晶面で規定され、これにより基本的に等軸の大穴面体を
形成するハロゲン化銀粒子を含む。
実際には、通常、粒子の若干の縁部丸みイ1けが存在す
るが、丸み付けされていない残りの平坦な大穴面体面は
、積極的確認を可能にする。それというのは、縁部の鋭
角な交差は、隣接穴八面体結晶面の相対角度を確認する
には不必要であるからである。残りの平坦な結晶面部分
を使用して、粒子の配向を見ることは、なお可能である
本発明の乳剤中に存在する窓幅射線ハロゲン化。
銀粒子は、カバ面体結晶面が存在する唯一の平坦な結晶
面であるものに限定されない。立方−八面体ハロゲン化
銀粒子、例えば9及び10が、立方体及び八面体結晶面
を示し、Berryが前掲文献に、一つの粒子中に立方
体、八面体及び斜方十二面体結晶面を有する粒子を報告
しているのと全く同様に、本発明に使用する窓幅射線粒
子は、任意の結晶面と組み合わせるか、又は可能な他の
結晶面とハロゲン化銀立方体結晶格子とを組み合わせた
六入面体結晶面によって形成することができる。例えば
、立方体、八面体及び斜方十二面体結晶面を有する常用
のハロゲン化銀粒子を、六入面体結晶面を・有するハロ
ゲン化銀粒子の製造用のホスト粒子として使用する場合
、元の結晶面が六入面体結晶面の形成に好ましい条件下
にハロゲン化銀によって完全に重複成長する前にホスト
粒子上へのハロゲン化銀の沈着を防止すると、六入面体
結晶面及び存在する元のホスト結晶のそれに対応する残
りの結晶面が生じる。立方体ホスト粒子を出発物質とし
た立方−大穴面体粒子の調製例を以下の実施例に示すや 別の態様では、六入面体結晶面に好ましい条件下でのホ
スト粒子上へのハロゲン化銀の沈着は、最初に粒子表面
にしわをつけることがある。精密な試験下に、ホスト粒
子表面からの隆起によってしわができることが観察され
た。うねの形の隆起が観察されたが、隆起が存在する場
合、これらはピラミッド形であるのが更に典型的である
。最初は(100)結晶面を示すホスト粒子上で六入面
体結晶面を示すピラミッドは、8個の表面を有する。こ
れらは、カバ面体11と関連して上記した12.13.
14.15.16又は17列群のいずれかの8個の面に
対応する。ホスト粒子が初めは(fill結晶面を示す
場合、6つの表面によって限定されるピラミッドが形成
される。第1図において、ピラミッドの頂点は面12a
、12b、13C及び13dによって形成される突角に
対応する。隆起は、うね又はピラミッドの形でホスト粒
子上に沈殿を始める短時間以内に、実質的に元のホスト
粒子表面を被覆することができる。粒子表面全体が六入
面体結晶面によって規定された後にハロゲン化銀沈着を
続けると、隆起はますます大きくなり、場合により粒子
は、ますます大きい六入面体結晶面を示すので、しわの
ある外観を失う。ハロゲン化銀沈着を続けることによっ
てしわのある粒子から等軸のカバ面体を成長させること
ができる。
粒子がしわのないものであり、六入面体結晶面によって
全体的に規定されている場合でさえ、粒子は全体として
等軸穴八面体とは異なる形を取ることがある。これは、
例えば、非等軸晶、例えば双晶が、六入面体結晶面の成
長前にホスト粒子中に存在するか又は六入面体結晶面の
成長の間に導入されたことから起こる。
重要な特徴は、ハロゲン化銀粒子の任意の結晶面が六入
面体結晶面である場合、生じる粒子が、立方体結晶格子
構造のハロゲン化銀に関する可能なすべての結晶面によ
って示される配列とは異なる、表面銀イオン及びハロゲ
ン化物イオンの特異な配列を示すことである。理論的に
仮定される、イオンのこの特異な表面配列を第10図に
示す。
第10図には、銀イオン2及び臭化物イオン3によって
形成された(321)六入面体結晶面を示す。第10図
を第2図、第4図及び第6図と比較すると、各図におけ
る銀イオン及び臭化物イオンの表面配列が異なることが
明らかである。(321)六入面体結晶面は、秩序正し
いが、表面銀イオン及び臭化物イオンの配列が、立方体
、八面体又は斜方十二面体臭化銀結晶面で示されるより
多様である。これは(321)六入面体結晶面で起こる
斜面(oblique)層化(tiering)の結果
である。
異なるミラー指数を示す六入面体結晶面も斜面層化を示
す。異なるミラー指数は、銀イオン及びハロゲン化物イ
オンの同様であるが、それでも特異な表面配列を生じる
第2図、第4図、第6図及び第10図はすべて、ただ1
種のハロゲン化物イオンとして臭化物イオンを含むが、
その代わりに全部又は部分的に塩化物イオンをそれぞれ
含む場合に、結晶面における相違に関するのと同じ観察
が得られることが判る。
塩化物イオンは、臭化物イオンより有効直径が実質的に
小さいが、銀塩化物イオンによって示される(321)
六入面体結晶面は、第10図に示される表面と同様に表
れるであろう。
六入面体結晶面を含む立方体結晶格子構造のハロゲン化
銀粒子は、常用のハロゲン化銀粒子と同様に少量の沃化
物イオンを含んでいてよい。沃化物イオンは、臭化物イ
オンより実質的に大きい有効直径を有する。ハロゲン化
銀結晶学において周知のように、これは、沃化物イオン
が濃度において限定されれば、有利に適応し、実際に写
真に使用しうる結晶構造に類似した若干、破壊的効果を
有する。本発明の実施には、好ましくは銀に対して15
モル%より下、最適には10モル%より下の沃化物イオ
ン濃度を使用する。銀に対して40モル%以下の沃化物
イオン濃度が臭化銀結晶に存在することができる。ハロ
ゲン化銀中の単一のハロゲン化物イオンとしての沃化物
イオンは、立方体結晶格子構造を形成しないので、沃化
物イオンだけの使用は、本発明に適用できない。
六入面体結晶面の占める総ハロゲン化銀粒子の表面積の
割合が大きい程、ハロゲン化銀粒子はそれだけ特異にな
る。はとんどの場合、六入面体結晶面はハロゲン化銀粒
子の総表面積の少なくとも50%を占める。粒子が等軸
晶である場合には、六入面体結晶面は観察可能なすべて
の平坦な結晶面であり、残りの粒子表面だけが縁部に丸
み付けされたものである。換言すれば、総粒子表面の少
なくとも90%を占める六入面体結晶面を有するハロゲ
ン化銀粒子が考えられる。
しかしながら、六入面体結晶面が面積において制限され
ている場合でさえ、明瞭な写真効果を実現しうろことが
判る。例えば、ハロゲン化銀粒子を含む乳剤において、
六入面体結晶面に対して優先して顕著な吸着性を示す写
真添加物が存在する場合には、明瞭な写真効果を生じる
ために、限られたパーセンテージの総粒子表面しか必要
としない。一般に、ハロゲン化銀粒子上に六入面体結晶
面が観察されうる場合、それは写真性能に影響しうるの
に充分な割合のハロゲン化銀粒子の総表面積を占める。
換言すれば、六入面体結晶面が、隣接結晶面に対する相
対角度によって確認するのに充分に大きくなる時までに
は、既に、写真性能に影響しうるのに充分に大きくなっ
ている。従って、六入面体結晶面の占める総粒子表面積
の最少割合は、六入面体結晶面の存在を検出する観察者
の能力によってのみ制限される。
立方体結晶格子構造のハロゲン化銀粒子上での六入面体
結晶面の有効な形成は、大穴面体結晶の平面上での表面
成長速度を遅延させるハロゲン化銀粒子の成長条件の確
認に依存する。一般にハロゲン化銀結晶学においては、
ハロゲン化銀粒子の主要な結晶面は、その結晶面の成長
に少なくとも好ましい粒子成長条件を選択することによ
って決定されることが区議されている。例えば、等軸重
方体ハロゲン化銀粒子、例えば粒子1は、立方体結晶面
上より他のすべての利用可能な結晶面上で−5速い銀及
びハロゲン化銀化物イオンの沈着に好ましい粒子成長条
件下に製造される。第7図において、八面体粒子、例え
ば等軸式面体粒子5を、立方体結晶面上への恨及びハロ
ゲン化物イオンの沈着に好ましい条件下で成長させる場
合には、連続してハロゲン化銀を沈殿させる間に粒子5
は、最終的立方体粒子構造1に達する前に中間的立方−
八面体形9及び10を経て成長する。立方体結晶面だけ
が残ると、銀及びハロゲン化物イオンはこれらの表面上
に等方的に沈着する。換言すれば、粒子の形状は立方体
であり、付加的銀及びハロゲン化物イオンが沈殿するに
従って立方体粒子だけが大きく成長する。
同様にして、六入面体結晶面に沿ってハロゲン化銀の沈
着の遅延に好ましい成長条件を維持しながら、ハロゲン
化銀沈殿反応容器中に常用の結晶面のホスト粒子、例え
ば立方体粒子を導入することによって六入面体結晶面を
有する粒子を製造した。ハロゲン化銀の沈殿を続けるに
従って、まず六入面体結晶面が確認可能になり、次いで
、場合により、沈殿を続ける場合に、すべてのハロゲン
化銀粒子の結晶面が成長していると思われるまで、面積
を広げる。六入面体結晶面は、遅い速度で付加的ハロゲ
ン化銀の沈着を許すので、核の再形成が起こり、第二の
粒子集団が生じる。沈殿条件は、連続粒子成長又は核の
再形成に好ましい、文献に一般に公知の技法によって調
節されうる。
公表されたハロゲン化銀の結晶学的研究によって証明さ
れるように、数十年にわたる熱心な研究でハロゲン化銀
粒子に関して六入面体結晶面を観察した文献がないこと
は、六入面体結晶面に沿ってのハロゲン化銀沈着の選択
的遅延に好ましい条件が広くないことを示唆する。選択
的に六入面体結晶面でハロゲン化銀の沈着を遅延するた
め、成長調節剤(growth modif!ar)を
使用し、これにより、ハロゲン化銀粒子の外表面が形成
するに従って、これらの六入面体結晶面を製造すること
ができることが判明した。確認された成長調節剤は、有
機化合物である。これらは、銀イオン及びハロゲン化物
イオンの特異な配列により六入面体結晶面に対して吸着
優先性を示すので有効であると思われる。六入面体結晶
面を製造するためにを効であることが実験的に証明され
た成長調節剤を、以下の実施例に説明する。
これらの成長調節剤は、実施例に使用した条件下で有効
である。ハロゲン化銀沈殿の種々の条件下での多数の成
長調節剤候補の実験的スクリーニングから、六入面体結
晶面を達成するには、成長調節剤の適切な選択だけでな
く、実施例に確認した他の沈殿パラメータの適切な選択
を含めて多数のパラメータを満足しなければならないと
結論された。ハロゲン化銀沈殿に関する付随条件を変え
た場合、六入面体結晶面を製造するため成長調節剤とし
て有効であることの判明した化合物を用いても、六入面
体結晶面を達成できなかった。しかしながら、六入面体
結晶面を有する粒子を含むハロゲン化銀乳剤の製造に有
効であることを証明した場合、パラメータを系統的に変
動する常用の実験的研究により、有用な付加的製造技法
が得られると思われる。
六入面体結晶面でのハロゲン化銀沈着を選択的に遅延す
るハロゲン化銀粒子の成長条件が満足されると、粒子の
成長を続けたときに、通常、ハロゲン化銀沈殿反応容器
中に存在するすべての粒子上に六入面体結晶面が現れる
。しかし、本発明の乳剤中の窓幅射線ハロゲン化銀粒子
のすべてが六入面体結晶面を有しなければならないこと
にはならない。例えば、六入面体結晶面を有するハロゲ
ン化銀粒子を、最終的乳剤を製造するため任意の他のハ
ロゲン化銀粒子集団と混合することができる。任意の確
認可能な六入面体結晶面の粒子表面を含むハロゲン化銀
乳剤は、本発明の範囲内にあると考えられるが、はとん
どの適用において、少なくとも1種の確認可能な六入面
体結晶面を有する粒子は、総粒子集団の少なくとも10
%を占め、通常、これらの粒子は総粒子集団の50%よ
り多くを占める。
常用の乳剤を本発明の乳剤で置換して公知の写真用途を
満足することができる。更に、本発明の乳剤によれば、
予期されない写真上の利点を生じうる。
例えば、粒子の六入面体結晶面に吸着される成長調節剤
が存在し、粒子表面とのより緊密な会合又は成長調節剤
の可動性低下の理由で、粒子表面への吸着によって向上
する公知の写真有用性を有する場合、写真性能の改良を
予測することができる。この理由は、六入面体結晶面を
生じる成長調節剤については、これは、任意の他の可能
な結晶面についてより、六入面体結晶面について大きい
吸着優先性を示さなければならないことである。
これは、立方体及び六入面体結晶面の両方を有するハロ
ゲン化銀粒子の吸着された成長調節剤の存在で成長を考
慮することによって評価することができる。成長調節剤
が立方体結晶面上で六入面体結晶面に対する吸着優先性
を示す場合、大穴面体結晶面上への銀イオン及びハロゲ
ン化物イオンの沈着は、立方体結晶面に沿ってより著し
く遅れ、粒子の成長により立方体結晶面が排除され、六
入面体結晶面が生じる。このことから、六入面体結晶面
を生じる成長調節剤が、粒子成長の間に他のハロゲン化
銀粒子表面よりこれらの粒子表面に一層緊密に吸着され
ることは明らかである。
模範的な写真への適用を提供するため、米国特許第3,
989,527号明細書は、光の散乱を最大にするよう
に選択された平均直径、典型的には0.15〜0.8μ
mの範囲の平均直径を有する分光増感性色素を含まない
ハロゲン化銀粒子と組み合わせて、粒子表面に吸着され
た分光増感色素を有する窓幅射線ハロゲン化銀粒子を含
む乳剤を使用することによって写真要素の感度を改良す
ることを記載している。像状に露光すると、色素を含ま
ない粒子に衝突する輻射線は、吸収されずに散乱される
これにより、表面に吸着された分光増感色素を有する窓
幅射線画像形成粒子をに衝突する露光輻射線の量が増加
することになる。
このアプローチで遭遇する欠点は、分光増感色素が乳剤
中で移動し、初めは染色されていない粒子が、初めに分
光増感された粒子から移動した分光増感色素をある程度
、吸着することであった。
その表面からの色素の移動は、初めに分光増感された粒
子が最適に増感された程度まで感度を減少する。同時に
、画像形成輻射線を散乱させる粒子上での色素の吸着は
その散乱効率を低減する。
下記の実施例においては、水式面体結晶面を有するハロ
ゲン化銀粒子を形成するのに有用な成長調節剤として特
定の分光増感性色素を確認した。
水式面体結晶面及びその水式面体結晶面に吸着された成
長調節剤分光増感性色素を有する窓幅射線ハロゲン化銀
粒子を、L o c k e rによって使用された分
光増感されたハロゲン化銀粒子の代わりに使用すると、
水式面体結晶面から光を散乱させるハロゲン化銀粒子へ
の色素の不利な移動は、減少又は排除される。従ゲヘ写
真感度の改善を達成することができる。
別の有利な写真応用を説明するため、処理の間に色素像
生成物質、例えばカプラーを導入するカラー写真要素の
層構造を単純化することができる。
緑色分光増感色素である成長調節剤を使用して緑色露光
を記録する乳剤を製造することができ、また、赤色分光
増感色素である成長調節剤を使用して赤色露光を記録す
る乳剤を製造することができる。成長調節剤は粒子に緻
密に吸着され、非移動性であるから、従来法のように、
別のカラー形成層ユニットに緑及び赤色乳剤を被覆する
代わりに、2種の乳剤を混合し、単一のカラー形成層ユ
ニットとして被覆することができる。青色記録層は、任
意の常用の形態を取ることができ、常用の黄色フィルタ
層を使用して、混合した緑及び赤色記録乳剤を青色光露
光から保護することができる。ただ一つの層又は単一の
カラー形成層ユニットで感度の異なる複数の層で緑色及
び赤色記録乳剤を混合することを除いて、写真要素の構
造及び処理は変化しない。塩化銀乳剤を使用する場合、
単一のカラー形成層ユニットで青色、緑色及び赤色記録
乳剤を混合するために前記のアプローチを拡張すること
ができ、黄色フィルタ層を排除することができる。いず
れの場合にも、利点は、対応する従来のカラー写真要素
に比べて、必要な乳剤層の数の減少である。
更に一般的用途では、成長調節剤分光増感色素を含む本
発明による乳剤を使用すると、水式面体結晶面を存しな
いハロゲン化銀粒子を含む対応する乳剤より、分光性の
点で一層不変の乳剤を生じる。実施例において有効な成
長調節剤であることを示したニトロヘンズイミダゾール
又は5−カルボキシ−4−ヒドロキシ−1,3,33,
7−チトラアザインデンのように、成長調節剤がカブリ
を抑制しうる場合には、低濃度で更に有効なカブリ抑制
を期待することができる。多数の写真効果、例えば感度
、最低背景濃度レベル、潜像安定性、核形成性、現像可
能性、画像トーン、吸収性及び反射性は、粒子表面と他
の成分との相互作用によって影響されることが認識され
る。ベプタイザー、ハロゲン化銀溶剤、増感剤或いは減
感剤、超増感剤、ハロゲン受容体、色素、カブリ防止剤
、安定側、潜像保有剤、核形成剤、トーン変性剤、現像
促進剤或いは抑制剤、現像遅延剤、現像剤及びカバ面体
結晶表面に特異的に適合する他の添加剤のような成分を
使用することによって、異なる結晶面のハロゲン化銀粒
子を用いて達成しうるちのより写真性能において明瞭な
利点が得られる。
水式面体結晶面を有するハロゲン化銀粒子は、その性質
を変動させて所望の種々の公知写真用途を満足すること
ができる。一般に、表面潜像形成粒子、内部潜像形成粒
子、内部でかぶらせた粒子、表面でかぶらせた粒子及び
りμ担びL−肌μ江邦−(見−176巻、1978年1
2月、Item 17643、セクション■に記載され
ている種々の粒子の混合物を製造する技法を、本発明に
よる乳剤の製造に適用することができるa 3i s 
c I o s u r eは英国ハンブシャー PO
IO7DD 、エムスワースのKenneth Mas
onPublications+ Ltd、によって発
行されている。カバ面体結晶面を有するハロゲン化銀粒
子は、必要に応じて、その表面に銀塩の沈着を有してい
てよい。ホストハロゲン化銀粒子上の銀塩沈着の選択的
部位は、米国特許第4,463,087号及び同第4.
471.050号明細書に教示されており、これらを参
考として本明細書に含める。
ハロゲン化銀粒子のカバ面体結晶面を形成するため使用
される成長調節剤を乳剤中に保有させ、粒子表面に吸着
させるか又は粒子表面から移動させる。例えば、前記の
ように、成長調節剤が分光増悪色素として作用しうるか
、又は他の有用な作用を奏しうる場合、乳剤中に成長調
節剤を保有するのが有利である。付加的な有用な写真作
用を奏するために成長調節剤に依存しない場合、その初
期の作用が発揮されれば、必要に応じて、乳剤中に成長
調節剤の存在は減少又は排除することができる。このア
プローチは、成長調節剤が使用環境中で全く不利である
場合に有利である。成長調節剤自体を、臭素水、塩基又
は酸、例えば硝酸、塩酸又は硫酸のような試薬を用いて
達成される化学反応、例えば酸化、加水分解又は付加反
応によって変性することができる。
前記の新規粒子構造を別として、窓幅射性ハロゲン化銀
乳剤及びこれらが配合された本発明の写真要素は、便利
な常用の形を取ることができる。
乳剤を前記のRe5earch Disclosure
 % Item 17643、セクション■に記載され
ているように洗浄することができる。乳剤の窓幅射線ハ
ロゲン化銀粒子の表面を化学増感することができる。貴
金属(例えば金)、中間カルコゲン(例えば硫黄、セレ
ン又はテルル)及び還元増感剤を個々に又は組み合わせ
て使用することが特に考えられる。代表的化学増感剤は
、前記のRe5earch Disclosure S
Item17643、セクション■に列挙されている。
表面のハロゲン化物イオン及び銀イオンの配列を比較す
ると、一般に、カバ面体結晶面を有するハロゲン化銀粒
子の化学増悪の応答は、立方体及び八面体ハロゲン化銀
粒子のそれと同様であるが、同一ではない。その観察は
、一般に粒子表面に吸着する乳剤添加物に広げられる。
ハロゲン化銀乳剤を、シアニン、メロシアニン、錯体シ
アニン及びメロシアニン(即ち、トリー、テトラ−及び
多核シアニンとメロシアニン)を包含するポリメチン色
素類、オキソノール類、ヘミオキソノール類、スチリル
類、メロスチリル類及びストレプトシアニン類を含めて
種々の類の色素で分光増感することができる。分光増感
色素の説明は・前記のRe5earch Disclo
sure 、Item 17643、セクション■に開
示されている。
本発明の写真要素のハロゲン化銀乳剤及び他の層は、ビ
ヒクルとして親水性コロイドを単独で又は他のポリマー
物質(例えば、ラテックス)と組み合わせて使用して含
むことができる。適当な親水性物質は、天然に産する物
質、例えば蛋白質、蛋白誘導体、セルロース誘導体、例
えばセルロースエステル、ゼラチン、例えばアルカリ処
理したゼラチン(牛の骨、又は皮のゼラチン)又は酸で
処理したゼラチン(豚の皮のゼラチン)、ゼラチン誘導
体、例えばアセチル化ゼラチン、フタレート化ゼラチン
等、多WI!、例えばデキストラン。
アラビアゴム、ゼイン、ペクチン、コラーゲン誘導体、
コロジオン、寒天、アロールート及びアルブミンを包含
する。特に、低割合の2価硫黄原子を含む親木コロイド
を使用することが考えられる。
親木コロイドを強酸化剤、例えば過酸化水素で処理する
ことによって2価の硫黄原子の割合を減少することがで
きる。本発明の乳剤にペブタイザーとして使用するため
好ましい親木コロイドのうち、1gあたりメチオニンを
30マイクロモル未満含むゼラチンベプタイザーである
。ビヒクルを常用の操作で硬化することができる。ビヒ
クル及び硬化剤の更に詳細なことは、前記のRe5ea
rchDisclosure、 Item 17643
、セクション■及びXに開示されている。
本発明のハロゲン化銀写真要素は、写真分野に常用の他
の添加剤を含んでいてもよい。有用な添加剤は、例えば
前記のRe5earch Disclosure、It
em 17643に記載されている。他の常用の有用な
添加剤は、カブリ防止剤及び安定剤、カプラー(例えば
色素形成カプラー、マスキングカプラー及びDIRカプ
ラー)DIR化合物、汚染防止剤、画像色素安定剤、吸
収性物質、例えばフィルター色素及びUV吸収剤、光散
乱剤、帯電防止剤、被覆助剤及び可塑剤及び滑沢剤を含
む。
本発明の写真要素は、1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
る支持体から成る単純な黒−白又はモノクローム要素で
あるか、又は多層及び/又は多色要素であってよい。写
真要素は、例えばグラフィフクアーツにおけるハーフト
ーン画像を生じるため使用されるように、低コントラス
トから掻めて高いコントラストに及ぶ画像を生じる。写
真要素を、別の溶液で処理するため又はカメラ内処理の
ため設計することができる。後者の場合には、写真要素
は、常用の画像転写特性、例えば前記のRe5earc
h Disclosure 、 Item 17643
、セクションXX■に記載されているものを含むことが
できる。
多色要素は、スペクトルの3原色領域のそれぞれに対し
て感光性の色素画像形成ユニットを含む。
各ユニットは、所定のスペクトル領域に対して感光性の
1層の乳剤層から成るか又は多数の乳剤層から成る。画
像形成ユニットの層を含めて、要素の層は、文献に公知
の種々の順序で配列することができる。別の構造では、
乳剤を1個以上の区分された層として、例えば−b i
 temoreの米国特許第4.387.154号明細
書に記載されているようなit容器又はマイクロセルを
用いることによって配置することができる。
色素画像生成物質を混入して含む本発明による好ましい
多色写真要素は、黄色色素形成カプラーが組み合わさっ
た少なくとも1層の青感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼン
タ色素形成カプラーが組み合わさった少な(とも1層の
緑感性ハロゲン化銀乳剤層、及びシアン色素形成カプラ
ーが組み合わさった少なくとも1層の赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を有する支持体から成り、ハロゲン化銀乳剤層
のうち少なくとも1層は、前記の水穴面体結晶面を有す
る粒子を含む。
本発明の要素は、写真要素に常用の付加的層、例えば上
塗層、スペーサ層、フィルタ層、ハレーション防止層及
びスカベンジャ一層を含むことができる。支持体は、写
真要素で使用される任意の適当な支持体であってよい。
代表的支持体は、ポリマーフィルム、祇(ポリマー被覆
紙を含む)、ガラス及び金属支持体を包含する。本発明
の写真要素の支持体及び他の層に関する詳細は、前記の
Re5earch Disclosure 、 Ite
m 17643、セクションX■に記載されている。
写真要素を、電磁スペクトルの紫外領域、可視領域及び
赤外領域並びに電子ビーム及びβ線、T線、X線、α粒
子、中性子線を包含する種々の形態のエネルギー、及び
他の形態の、レーザーで作られるノンコヒーレント(ラ
ンダム位相)形又はコヒーレント(整合位相)形の微粒
子及び波状輻射エネルギーで像状に露光することができ
る。
写真要素をX線で露光すべき場合、写真要素は、Re5
earch Disclosure 、  184S、
1979年8月、Item 18431に記載されてい
るような常用の放射線写真要素に見られる特性を含むこ
とができる。
像状に露光された写真要素の処理は、任意の便利な常法
で達成することができる。処理方法、現像剤、及び現像
変性剤は、前記のむ互り旦坦所国は−osure s 
Ite1117643、セクションXIX、XX及びX
XIにそれぞれ説明されている。
〔実施例〕
次に、実施例に基づいて、本発明を更に説明する。各実
施例において、「%」は、特に断らない限り、「重量%
」を意味し、溶液はすべて、特に断らない限り、水溶液
である。希硝酸又は希水酸化ナトリウムを、必要に応じ
てp H3J31節のため使用した。
炎上 本例は立方晶系又は立方体ホスト乳剤を用いて開始して
ミラー指数(321)を有する大穴面体臭化恨乳剤の製
造を例示するものである。
rQ拌機を付した反応容器に28.5 gの水に溶解し
た0、5gの骨ゼラチンを添加した。これに約10g/
Agモルのゼラチンを含有し、21.6gの全重量を有
する平均粒径0.8μmの0.05モルの立方体臭化銀
乳剤を添加した。この乳剤を40℃に加熱し、2mlの
メタノールに溶解した0、3ミリモル/Agモルの6−
ニドロペンズイミダゾールを添加した。この混合物を4
0℃において15分間保持した。p)lを40℃におい
て6.0に調整した。
この乳剤を次いで60℃に加熱し、pAgを60℃でK
Brにより8.5に調整し、及び沈澱の間その値に維持
した。次いで2.5MのAgN0.溶液及び2.5Mの
KBr溶液を一定の銀添加速度で50分間に亘り導入し
、0.025モルのAgを消費した。沈澱を次いで停止
し、2m1lのメタノールに溶解した追加の6.0ミリ
モル/元のAgモルの6−二トロペンズイミダゾールを
添加した。沈澱を次いで前と同一速度で10分間継続し
、追加の0.005モルAgを消費した。この段階にお
いて、試料(乳剤LA)を取出した。沈澱を更に65分
間継続し、その間に追加の0.0325モルのAgが消
費され、乳剤IBを生成した。
炭素レプリカ電子顕微鏡写真(第11図)は乳剤IAが
立方体及び大穴面体の組合せを有することを示している
。乳剤IB(第12図)は大穴面体のみを有する。この
大穴面体表面のミラー指数は二つの隣接大穴面体結晶表
面間の相対角度を測定することにより求めた。この角度
からそれらの各々の結晶学的ベクトルΦの角度である相
対角度の補角を求めることが出来、及び隣接穴八面体結
晶表面のミラー指数はこの角度Φと(h+  k+ll
〕及び(h、に、f2)ベクトル間の理論的交差角度θ
と対比することにより同定した。角度θは先に引用した
Ph1llipsの218及び219ページにより説明
されるように計算した。
角度θを得るために結晶試料の炭素レプリカを電子顕微
鏡のステージ上で選ばれた結晶について観察の角度が対
象の二つの隣接結晶表面の交差線に直接沿うまで回転さ
せた。次いで電子顕微鏡写真を作成し、相対角度を顕微
鏡写真上で分度器を用いて測定した。測定された相対角
度の補角がベクトル間の角度Φであった。三つの異った
相対角度に対応する各々のベクトル角に対する乳剤IA
及びIBに対する結果を下記に示す。行われた測定の数
は括弧内に示す。(543)の程度に高い理論ミラー指
数が考慮された。
−さり)>bl匪■月−支一 理論値(321131,0°      21.8° 
4445゜測定値乳剤LA   30.5±1.0°(
4)  21°(1) 45°(1)乳剤IB   3
2.0±1.9°(4)  21°(1)−従って、本
例の乳剤は(321)大穴面体表面を示し、正大八面体
で構成される乳剤IBは(321)結晶表面を示してい
る。
舅1 本例は八面体ホスト乳剤を用いて開始したミラー指数(
3211を有する大穴面体臭化銀乳剤の製造を例示する
ものである。
撹拌機を付した反応容器に水で55mlに稀釈した平均
粒径1.3μmの40g/Agモルゼラチンを含有する
0、 10モルの八面体AgBr乳剤を添加した。この
乳剤を40’cに加熱し、3mlのメタノールに溶解し
た4、0ミリモル1モル出発Agの6−ニドロペンズイ
ミダゾールを添力■した。この混合物を40℃において
15分間保持した。温度を次いで60℃に上昇させた。
pAgを60℃においてにBrで8.5に調整し、沈澱
の間その値に維持した。
pHを60℃において6.0に調整し、その値に維持し
た。2.0MのへgNO,溶液及び2゜OMのKBr溶
液を一定の銀添加速度で400分間に亘って同時に添加
し、0.08モルのAgを消費した。
第13図は調製された大穴面体晶癖を示す電子顕微鏡写
真である。ミラー指数は(32N と観察された。
貫主 本例は立方晶系ホスト乳剤を用いて開始するミラー指数
(521)を有する大穴面体臭化恨乳剤の製造を例示す
るものである。
撹拌機を付した反応容器に約10g/Agモルのゼラチ
ンを含有する平均粒径0.8μmの0.05モルの立方
体臭化銀乳剤を添加した。水を添加して全重量を50g
にした。40℃において乳剤に3mlのメタノール、2
mβの水及び3滴のトリエチルアミンに溶解した3、0
ミリモル/八gモルの成長変性剤の分光増感色素3−カ
ルボキシメチル−5−([3−(3−スルホプロピル)
−2−チオゾリジニリデン〕エチリデン)ローダニン、
ナトリウム塩(下記構造)(以下色素■と称する)を添
加した。
この乳剤を次いで40℃において15分間保持した。 
pHを40℃において6.0に調整した。温度を60°
Cに上昇し、pAgを60°CでにBrにより8.5に
調整し、沈澱の間その値に維持した。2.5MのAgN
0a溶液を一定速度で125分間に亘り導入する一方、
2.5MのKBr溶液を必要に応じて添加してpHgを
一定に保持した。全部で0.0625モルのAgが添加
された。得られた大穴面体乳剤粒子の電子顕微鏡写真を
第14図に示す。
製造された乳剤の大穴面体のミラー指数は例1において
説明した方法により(5211と決定された。
ベクlソと間9漕一度二− 理論値(521)  21.0’       45.
6゜測定値      22.9±1.4°(10) 
 45.6±3.2’(15)例1 本例はミラー指数(521)を有する大穴面体塩化銀乳
剤の製造を例示するものである、撹拌機を付した反応容
器に平均粒径0.65μm040g/Agモルゼラチン
を含有する0、05モルの立方体塩化銀乳剤を添加した
。水を添加して全重量を48gにした。この乳剤に40
℃において3maのメタノール、1.5 m l!の水
及び2滴のl・リエチルアミンに溶解した2、0ミリモ
ル/Agモルの色素Iを添加した。この乳剤を40℃に
おいて15分間保持した。温度を次いで50℃に上昇し
た。phiを50℃において5.92に調整し、沈澱の
間この値にNaOHの添加により維持した。pAgを5
0℃においてNaCl溶液により7.7に調整し、沈澱
の間維持した。2.0 MのAgNOs溶液を一定速度
において200分間に亘って添加する一方、2.2Mの
NaC7!溶液を必要に応じて添加してpAgを一定に
保った。全部で0.04モルのAgが添加された。得ら
れた大穴面体乳剤粒子の電子8微鏡写真を第15図に示
す。これらの粒子のミラー指数は(521)と観察され
た。
拠i 本例は潜在的成長調節剤の追加検討を例示し、検討され
たが、しかし大穴面体結晶表面を生成することは観察さ
れなかった潜在的成長調節剤を掲げるものである。
用いられた粒子成長操作は次の二つの異った種類のもの
であった。
A、第一の粒子成長操作は、下記のとおりである:攪拌
機を装着した反応容器に水28.5 g中に溶解した骨
ゼラチン0.5gを加えた。これに、約10g/Agモ
ルのゼラチンを含む平均粒径0.8μmの臭化銀ホスト
粒子乳剤0.05モル(総重量21.6g)を加えた。
乳剤を40’Cに過熱し、溶解した6、0ミリモル/A
gモルの成長調節剤を添加した。混合物を40℃に15
分保持した。pHを40℃で6.0に調節した。次いで
、乳剤を60℃に加熱し、pAgをKBrを用いて60
℃で8.5に調節し、沈殿の間そのpH(1i!に維持
した。p)I値は60℃で5.92に移動したが、その
後、そのroll値に維持した。次いで、AgN0.の
2.5M溶液及びKBrの2.5M溶液を125分にわ
たって一定の銀添加速度で導入し1.0.0625モル
のAεを消費した。
第一の操作では、立方体又は八面体ホスi−粒子を第1
表に示したように使用し7た。少量の乳剤試料を沈殿の
間、時々、電子顕微鏡試験のため採取し、このような試
料に見られる大穴面体結晶面を第■表に示す。
13、第二の粒子成長操作は、0.09ミリモルの成長
調節剤を添加した、新しく調製し7た極めて微細な(約
0.02 tt rr+) AgBr乳剤7.5ミリモ
ルを使用した。この方法では、これらの極めて微細なA
gBr粒子を溶解させ、ホスト粒子トに再沈殿させた。
ホスト粒子乳剤は、0.8μmのAgBrを含んでいた
。ホスト粒子乳剤7.5ミリモルを穫めて微細な粒子乳
剤に添加した。40℃で、6.0のpl(及び9.3の
pAgを使用した。
ホスト粒子によって示される結晶面は第1表に示したと
おりである。同じ成長調節剤を使用して八面体及び立方
体ホスト粒子を示す場合、はぼ同数の立方体及び八面体
ホスト粒子を与える0、8μmの立方体粒子5.0ミリ
モル及び0.8μmの八面体粒子2.5ミリモルを使用
した。熟成によづて製造された粒子を見ると、立方体粒
子上に熟成によて製造されたものは、大きいので、目視
によって容易に区別された。従って、一つの熟成工程で
立方体及び八面体ホスト粒子を使用して製造した結晶面
を測定することができた。
各操作の相違を脚注に示す。第1表の(hkff)表面
の欄は、六入面体結晶面の前記定義を満足する表面に関
する。
(以下余白) 1 5−ニトロ−〇−フェニレングアニジン硝酸塩2 
 クエン酸三ナトリウム塩 3 5−ニトロインダソール 4 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール5 5
−ブロモ−1,2,3−ベンゾトリアゾール6 6−ク
ロロ−4−二トロー1. 2. 3−ベンゾ7 5−ク
ロロ−1,2,3−ベンゾトリアゾール8 5−クロロ
−6−ニトロ−1,2,3−ベンゾ9 3−メチル−1
,3−ベンゾチアゾリウムp−104−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3a。
アザインデンナトリウム塩 第1表 旦阻月払f皿 あり    立方体   B なし    立方体   B なし    立方体   B なし    八面体   B なし    八面体 (1)(2)   A なし    立方体   A なし    八面体   B トリアゾール  なし    立方体   Bなし  
  八面体   B なし    立方体   B なし    八面体   B トリアゾール  なし    立方体   Bトルエン
スルホネート なし    立方体   B なし    八面体   B 7−テトラ なし    八面体   B 11 4−ヒドロキシ−6−メチルー:1. 3.33
.7−チトラーfザ・ 12  2.6.8−1−リクロロプリン13 2−メ
ルカプ“)−1−フェニル−143,6−シメチルー4
−ヒドロ; テトラアザインデン 15 5−カルボキシ−4−ヒドロキとテトラアザイン
デン 16 5−カルボエトキシ−4〜ヒトしテトラアザイン
デン 17 5−イミノ−3−チオウレアシー18  2−ホ
ルムアミジノチオメチル−1,3,3a、7−テトラア
ザ・ )−メチルメルカプ1−一 [ンデン          f211)   立方体
   Aなし    立方体   B なし    八面体   B =ベンズイミダゾール     なし    立方体 
  Bなし    八面体   13 コシ−1,2,38,7−なし    立方体   B
なし    八面体   B /−1,3,3a、  7− なし    立方体   B なし    八面体   B 1キシ−1,3,3a、7− あり    立方体   A −ル             なし    立方体 
  Bなし    八面体   B −4−ヒドロキシ−6−メチル− ”ンデン           なし    立方体 
  Bなし    八面体   B 19 4・−ヒドロキシ−2−β−ヒドロキシェ・1.
3.3a、7−テトラアザインデン20 6−メチル−
4−フェニルメルカプト−テトラアザインデン 21 2−メルカプト−5−フェニル−1,3゜22 
 1.10−ジチア−4,7,13,16シクロオクタ
デカン 23 2−メルカプト−1,3−ベンゾチアゾ−246
−ニドロペンズイミダゾール 25 5〜メチル−1,2,3−ヘンシトリア・526
  ウラゾール トルー6−メチル− なし    立方体   B なし    八面体   B 1.3.3a、7− なし    立方体   B なし    八面体   B 4−オキサジアゾール なし    立方体   B なし    八面体   B −テトラオキサ なし    立方体   B なし    八面体   B −ル         なし    立方体   Bな
し    八面体   B (321)   立方体(3)A ど−ル        なし    立方体   Bな
し    八面体   B なし    立方体   B なし    八面体   B 27  4.5−ジカルボキシ−1,2,3−283−
メルカプト−1,2,4−トリア29 2−メルカプト
−1,3−ベンゾオキ30  6.7−シヒドロキシー
4−メチル−1,3,3a、7−テトラアザインデ 31  1.8−ジヒドロキシ−3,6−ジチ32 5
−エチル−5−メチル−4−千オヒ33  エチレンチ
オ尿素 34 2−カルボキシ−4−ヒドロキシ−61,3,3
a、7−テトラアザインデ 35  ジチオウラゾール 36 2−メルカプトイミダゾール トリアヅールーカリウム塩なし    立方体   B
なし    八面体   B プール        なし    立方体   Bな
し    八面体   B サゾール        なし    立方体   B
なし    八面体   B 6−オキツー ン           なし    立方体   B
なし    八面体   B チオンタン       なし    立方体   B
なし    八面体   B ダントイン       なし    立方体   A
なし    立方体   A なし    八面体   八 一メチルー ン           なし    立方体   B
なし    八面体   B なし    立方体   B なし    八面体   B なし    立方体   A 37 5−カルボエトキシ−3−(3−力4−メチルー
4−チアゾリン−2− 38ジチオウラゾールーメチルビニルヶ39  1.3
.4−チアジアゾリジン−2404−カルボキシメチル
−4−チアゾ41 1−フェニル−5−セレノールーテ
42 1−力ルボキシメチル−5H−4−(d)ウラシ
ル 43 5−ブロモ−4−ヒドロキシ−6−−テトラアザ
インデン 44 2−カルボキシメチルチオ−4−ヒ1.3.3a
、7−テトラアザイン 45  1−(3−アセトアミドフェニル)テトラゾー
ルナトリウム塩 ルボキシプロビル)− チオン          なし    立方体   
Bなし    八面体   B トンモノ付加物      なし    立方体   
Bなし    八面体   B 、5−ジチオン      なし    立方体   
Bなし    八面体   B リン−2−チオン     なし    立方体   
Bなし    八面体   B トラゾールカリウム塩   なし   八面体(1) 
(2)  Aチオシクロベンター なし    八面体   B なし    立方体   B メチル−1,3,3a、  7 なし    立方体   A ドロキシ−6−メチル− デン           なし    立方体   
B−5−メルカプト− なし    八面体   B 46 5−カルボキシ−6−ヒドロキシ−チオー1.3
.3a、7−テトラア 47 5−カルボキシ−4−ヒドロキシ−チオ−1,3
,3a、7−チトラア 48  ω−チオカプロラクタム 49 4−ヒドロキシ−2−メチルチオ−テトラアザイ
ンデン 50 4−ヒドロキシ−2,6−シメチルテトラアザイ
ンデン 51  ピリジン−2−チオール 52 4−ヒドロキシ−6−メチル−1゜テトラアザイ
ンデン 53 7−ニトキシカルボニルー6−メチ4−オキソ−
1,3,3a、?−テ 54  1−(4−ニトロフェニル)−5−554−ヒ
ドロキシ−1,3,3a、  756 2−メチル−5
−ニトロ−IH−べ57  ベンゼンチオール 58  メラミン 4−メチル−2−メチル− ヂインデン        なし    八面体   
B6−メチル−2−メチル ヂインデン        なし    立方体   
Aなし    立方体(1)  A 1.3.3a、7− なし    立方体   A −1,3,3a、  7− なし    八面体(4)A なし    八面体(8)A 2.3a、7− なし    八面体(4)A ルー2−メチルチオ− トラアザインデン     なし    立方体   
Bメルカプトテトラゾール  なし    八面体(1
) (2) A−テトラアザインデン   なし   
 八面体(4)Aンズイミダゾール     なし  
  八面体   Aなし    八面体(1) (8)
 Aなし    立方体   B なし    八面体   B 59  1−(3−ニトロフェニル)−5−。
60  ピリジン−4−チオール 61 4−ヒドロキシ−6−メチル−3−21,2,3
a、?−テトラアザイン: 62 4−メトキシ−6−メチル−1,3゜テトラアザ
インデン 63 4−アミノ−6−メチル−1,3゜テトラアザイ
ンデン 64 4−メトキシ−6−メチル−2−メーL  3,
3a、7−テトラアザインミ65 4−ヒドロキシ−6
−メチル−1゜ペンタアザインデン 66 3−カルボキシメチルローダニン67 1H−ベ
ンズイミダゾール 68 4−ニトロ−IH−ベンズイミダゾ・69 3−
エチル−5−((3−エチル−エチリデン〕−4−フェ
ニル−2−− リレカプトテトラゾール  なし    立方体   
Bなし    八面体   B なし    八面体(1)A (チルチオ− 関ン           なし    立方体   
A3a、7− なし    八面体   A 3a、7− なし    八面体   A トルチオ− 関ン           なし    立方体   
Aと、3.3a、7− なし    八面体   A なし    立方体(1)A なし    八面体   A −ル           なし    八面体   
A2−ペンゾオキサプリニリデン) トオキソー3−チアゾリニウムヨーシトなし    立
方体   B なし    八面体   B 72 3−エチル−5−(3−エチル−2−ペンゾチア
ゾリデン)ローダニン □ t 73 3−エチル−5−(3−エチル−2−ペンゾチア
ゾリデン)−2−チオ−2,4−オキサゾリジンジオン
t 74  5−(3−エチル−2−ヘンゾチアプリニリデ
ン)−1,3−ジフェニル−2−チオヒダントインニリ (211)   立方体(5)A ニリ なし    立方体(5)A なし    立方体   B なし    八面体   B 75 3−エチル−5−(3−エチル−2−べ2リデン
)ローダニン t 76 3−メチル−4−C(1,3,3−トリフ2−イ
ントリリデン)−エチリデンツー1ピラゾリンー5−オ
ン 一ソ゛オキサゾリニ なし    立方体(5)A チル−1(J() − 一フェニルー2− なし    立方体   B なし    八面体   B Φ 77  5−(1,3−ジチオラン−2−イリデン)−
ローダニン 78  5−(5−メチル−3−プロピル−2−チアゾ
3−プロピルローダニン Me e 79 3−カルボキシメチル−5−((3−エチルーオ
キサゾリニリデン)−エチリデンコロ−ダニH 3〜エチル− なし    立方体(5)A リニリデン)− なし    立方体(5)A 2−ベンズ ン       なし    立方体   Bなし  
  八面体   B 、−CO□H ↓ 84  アンヒドロ−3−エチル−9−メチル−3’−
(3スルホブチル)−チアカルボシアニンヒドロキシド
e M’e 85 3−エチル−5−(1−(4−スルホブチル)−
4ニリジン]ローダニン、ピペリジン塩 なし   立方体   B なし   八面体   B −ビリジ なし   立方体   B なし   八面体   B 86  5−(3−エチル−2−ペンゾチアゾリニリデ
ン)カルボニルメチル−3−フェニル−2−チオヒダン
87  3−(2−カルボキシエチル)−5−(1−エ
チルビリジニリデン)ローダニン −1−メトキシ ドイン    なし   立方体   Bなし   八
面体   B なし   立方体(1) (2) A 2B  3−カルボキシメチル−5−((3−(32−
チアゾリジニリデン〕エチリデン)口89 3−(3−
カルボキシプロピル)−5−(2−チアゾリジニリデン
〕エチリデン)口90 3−(2−カルボキシエチル)
−5−((2−チアゾリジニリデン〕エチリデン)ロ−
スルホプロピル)− 一ダニンナトリウム塩(521)  立方体(1)A]
zH (3−(3−スルホプロピル)− 一ダニンナトリウム塩 なし   立方体(7)ACO
□H 3−(3−スルホプロピル)− 一ダニンナトリウム塩 なし   立方体   Bなし
   八面体   B H2CO□H 913−カルボキシメチル−5−(2−ピロリ1−イル
−メチレン)ローダニンナトリウ923−エチル−5−
(3−メチル−2−チアローダニン e 93 5−(4−スルホフェニルアゾ)−2−チナトリ
ウム塩 ノー1−シクロベンテン− ム塩         なし   八面体   Aゾリ
ジニリデン) なし   立方体(5)A オバルビツール酸 立方体   B なし   八面体   B 943−カルボキシメチル−5−(2,6−ピラン−4
−イリデン)ローダニン e 9.5  アンヒドロ−1,3′−ビス(3−スルC1
,2−d)−チアゾロチアシアニントリエチルアミン塩 963−エチル−5−C3−(3−スルホブチアヅリニ
リデン)ローダニン、トリエソメチル−4(H) − なし   立方体(5)A 七プロピル)ナフト ニトロキシド なし   立方体(5)A 十 −Et。
コピル)−2−ベンゾ− 升ルアミン塩      なし   立方体(5)A9
73−エチル−5−(3−(3−スルホプロピル)オキ
サゾリニリデン〕ローダニン、カリウム塩(古Hz)3
S O3eK” −2−ベンゾ− なし   立方体   B なし   八面体   B (1)ホスト粒子乳剤のAg1モル当たり3ミリモルの
成長調節剤を使用した。
(2)1.6のpBrを使用した。
(3)ホスト粒子乳剤のAg1モル当たり9ミリモルの
成長調節剤を使用し、2回にわけて添加した。
(4)60℃ではなく、50℃を用いた。
(5)ホスト粒子乳剤のAg1モル当たり2ミリモルの
成長調節剤を使用した。
(6)ホスト粒子乳剤のAg1モル当たり1.5ミリモ
ルの成長調節剤を使用した。
(7)ホスト粒子乳剤のAg1モル当たり4ミリモルの
成長調節剤を使用した。
(8)2.3のpBrを使用した。
猶」二〇日効辻り この比較例の目的は、米国特許第1,696.830号
明細書に示唆されているように、臭化Agの沈殿前に反
応容器に6−ニトロベンズイミダゾールを添加した結果
を報告することである。
攪拌機を装着した反応容器に脱イオンした骨ゼラチン0
.75 gを水で50gにして入れた。メタノール1M
1に溶解した6−ニドロペンズイミダゾール16.2m
g(使用したAgに対して0.3重量%)、次いでKB
rO,055モルを添加した。70℃で、AgN(hの
2M溶液0.05モルを25分にわたって均一な速度で
添加した。形成した粒子は、(111)結晶面を示す、
比較的厚い板状晶であった。
これは、本発明の新規な水式面体結晶面を示さなかった
±ニーけり1乳り この比較例の目的は、前記のSm1thのPartic
le広ゆ立υt andニジ組り虹Aセリ−によって示
唆されタヨうに、粒子沈殿の間に4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a、7−テトラアザインデンナトリ
ウム塩を使用した結果を報告することである。
3%骨ゼラチン溶液100dに50℃で攪拌しながら、
約20秒にかけて1.96Mの八gNO,10−及び1
.96MのKBrlO−を同時に添加した。
AgBr分散液を50℃で1分間、熟成させ、次いで5
00dに希釈する。分散液をKBrでpBr 3に調節
した。
試丑ユニ及lユ亙 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a。
7−テトラアザインデンナトリウム塩0.4ミリモル/
I!及び1−ドデシルキノリニウムプロミド0.6ミリ
モル/Ilを含むIX、10−3MのKBr80艷に前
記の分散液20−を加え、次いで23℃で攪拌した。1
5分後(試料?a)及び60分後(試料7b)に試料を
取った。
i式料7Cび− +7d 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a。
7−テトラアザインデン0.8ミ9 −ドデシルキノリニウムプロミド0.6ミリモル/!を
使用する以外は、試料7a及び試料7bとそれぞれ同様
にして試料7C及び試料7dを製造した。
各試料の粒子を試験すると、粒子は、丸みの付けられた
立方体粒子であった。大穴面体結晶面は認められなかっ
た。
肛 本例はカバ面体乳剤が同一のハロゲン化物組成物及び粒
子容積の八面体乳剤に対比しであるカブリ水準において
写真速度の増大を示すことを例示するものである。
六\   (A)() 撹拌機を付した反応容器に約8gの骨ゼラチン/Agモ
ルを含有する0. 4モルの0.7 p mAg1Br
(6モル%■)を添加した。反応釜の内容物の重量は4
00gであった。この乳剤を40℃に加熱し、’1 4
 m lのメタノールに溶解した6.0ミリモル/Ag
モルの6−ニドロペンズイミダゾールを添加した。この
混合物を40℃で15分間保持した。pl+を60℃に
おいて6. 0に調整し、pAgをNaBr溶液で60
℃において8.5に調整し、沈澱の間これらの値に維持
した.2.5MのAgN0.溶液及びNaBrが2、 
4 8 M及びNalが0. 5 Mの溶液を次いで一
定銀添加速度で145分間に亘って導入し、0.4モル
のAgを消費した。得られた乳剤を遠心分離させ、個体
ハロゲン化銀相を2 5 0mlの3%骨ゼラチン溶液
中に再懸濁させた。この乳剤の電子顕微鏡写真は明確な
大穴面体結晶表面が形成されたことを示した。
月!1刑」」り一 この対照乳剤は6−ニトロ−ベンズイミダゾールが沈澱
が完結した後、但し遠心分離工程の前に添加された他は
上記6重八面体乳剤と同様にして沈澱された。この化合
物が添加された後、乳剤を40℃で15分間撹拌し、次
いで遠心分離させた。
得られた粒子は八面体形状であった。
皇−玉 乳剤A及びBを下記に示す如く化学的に増悪した後、ア
セテート支持体上に1.08gAg/%、4、31g骨
ゼラチン/d、0.81gのカプラー2−ヘンズアミド
−5− (2−4−ブタンスルホニルアミドフェノキシ
)テトラデカンアミド−4−クロロフェノールの分散体
/rd,展着剤としての0、 1 4 gサポニン/d
及び硬化剤としての18■ビス(ビニルスルホニル−メ
チル)エーテル/gにて被覆した。
□剤 1    2、411Ir/Agモルのチオ硫酸ナトリ
ウム及び0. 8■/Agモルの塩化銀カリウムと共に
70℃で10分間加熱された8 2   4、8■/Agモルのチオ硫酸ナトリウム及び
1.6曙/Agモルの塩化金カリウムと共に70℃で1
0分間加熱された8 3    2、4g/Agモルのチオ硫酸ナトリウム及
び0. 8 mg / Agモルの塩化金カリウムと共
に70℃で10分間加熱されたB これらの被覆を可変密度の錠剤を通して0. 1秒間2
850° Kのタングステン光源に露光した。
これらの被覆を次いでKodak C − 4 1力ラ
ーネガ現像機内において38°Cで1分間、2分間、3
分間、4分間、5分間、8分間処理した。結果を下メー
」L−友 2      0.07   0.193      
0.08   0.274      0.11   
0.415      0.14   0.458  
    0.18   0.642 (対照例)   
 1    0.07  −2      0.07 
  0.273       0.07    0.5
34       0.13    0.625   
   0.14   0.708       0.2
0    0.923(実施例)   1    0.
07  0.912       0.10    1
.293       0.19    1.384 
      0.30    1.465      
0.39   1.498        Q、67 
   1.55第■表より本発明の要件を満足する実施
例の乳剤は対照八面体乳剤よりもより高い写真速度を示
すことが明らかである。更に、この増大した速度は対照
乳剤において化学増感剤の濃度が2倍にされた場合にも
実現される。同−現像時間或いはカブリ水準のいづれに
おいて対比されても本発明の実施例乳剤は全ての場合に
おいて写真性能において優れている。
五1 本例は本発明の要件を満足する乳剤の大穴面体粒子への
銀塩の選択部位エピタキシアル堆積を例示するものであ
る。
撹拌機を付した反応容器に0.05モルの例日の乳剤A
を添加した。蒸留水を添加して全内容物重量を50gに
した。内容物を40℃に加熱し、0、92 ms+ol
eのNaCj!を添加した。次いで0.50MのAgN
0.溶液及び0.52MのNaCl溶液を一定銀添加速
度で5分間に亘って導入し、1.25mmo−1eの銀
を消費した。沈澱の間pAgは7.5に一定に保たれ、
温度は40℃に一定に保持された。
得られた乳剤の20.000倍の炭素レプリカ電子顕微
鏡写真はカバ面体ホスト乳剤粒子の表面上に個々に分か
れたエピタキシアル成長を示した。ホスト粒子はエピタ
キシー後に幾らかのエツジの丸味化を示した。
〔発明の効果〕
前記の実施例から、ハロゲン化銀粒子のカバ面体結晶面
は、粒子の境界を規定する最も成長の遅い結晶面である
、即ち、吸着が最も著しい結晶面であるから、種々の物
質が優先的にカバ面体結晶面に吸着することが判る。従
って、実施例は、新規結晶面が吸着される写真添加剤に
対して特異な親和性を有することを証明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、等軸<321)カバ面体の等角投影正面図で
ある。 第2図は、臭化銀立方体結晶面における原子の配列の説
明図である。 第3図は、等軸穴面体ハロゲン化銀粒子の等角投影図で
ある。 第4図は、臭化銀八面体結晶面における原子の配列の説
明図である。 第5図は、等軸斜方十二面体の等角投影図である。 第6図は、臭化銀等軸斜方十二面体結晶面における原子
の配列の説明図である。 第7図は、等軸車方体ハロゲン化銀粒子、等軸穴面体ハ
ロゲン化銀粒子及び中間の立方八面体ハロゲン化銀粒子
の等角投影図である。 第8図は、等軸車方体ハロゲン化銀粒子の等角投影図で
ある。 第9図は等軸(321)カバ面体の等角投影背面図であ
る。 第10図は、(3211臭化銀六八面体結晶面における
原子配列の説明図である。 第11図〜第15図は、本発明の実施例においで得られ
たカバ面体ハロゲン化銀粒子の結晶構造を示す電子顕微
鏡写真である。 符号の説明 1・・・立方体粒子、    2・・・銀イオン、3・
・・臭化物イオン、 4.8a及び8b・・・列、 5・・・八面体粒子、7
・・・斜方十二面体粒子、 9及び10・・・立方−カバ面体粒子、11・・・等軸
大穴角多面体、 12a、12b、12c、12d、12e。 12f、12g、12h、13a、13b。 13c、13dS13e、13f、13g。 13h、14a、14b、14c、14d。 14e、14f、14g、14h、15a。 15 b、 15 c、 15 d、 15 s、 1
5 f、15g、15h、16a、16b、16c。 16d、16g、16f、16g、16h。 17a、17b、17c、17d、17e。 17f、17g及び17h・・・大穴面体結晶面。 Il!IT外− FIG、 2 FIG、 4 FIG、 5 FIG、 6 FIG、 7 手続補正書(方式) 昭和61年12月8日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、 事件の表示 昭和61年特許願第206039号 2、発明の名称 ハロゲン化銀写真乳剤 3゜補正をする者 事件との関係    特許出願人 名称  イーストマン コダック カンパニー4、代理
人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光
虎ノ門ビル 電話504−07215、補正命令の日付 昭和61年11月25日(発送日) 6、補正の対象 図面(第11図より第15図まで) 7、補正の内容 図面に代る写真(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 図面に代る写真

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、六八面体結晶面を含む立方結晶格子構造の感輻射線
    ハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀写真乳剤。
JP20603986A 1985-09-03 1986-09-03 ハロゲン化銀写真乳剤 Pending JPS62123446A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US77186185A 1985-09-03 1985-09-03
US771861 1985-09-03
US811132 1985-12-19
US811133 1985-12-19
US881768 1986-07-03

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