JPS62123328A - エンジン試験の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエンジン単体あるいはエンジンを搭載した車
両全実験室内（ペンチ上）で自動運転するエンジン試験
の制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図に従来のエンジン試験の制御装置の概略構成を示
す説明図であり１図において、１は運転指令発生器、２
はエンジン制御部、３はエンジン制御部２の操作量によ
り動作するスロットルコントローラ、４は試験エンジン
、５は制御量の検出器、６は動力計である。

次に動作について説明する。運転指令発生器１によって
指令された運転指令値（例えば、エンジン回転数）と検
出器５により、検出されたその制御量との偏差がエンジ
ン制御部２に入力される。

エンジン制御部２はその偏差を零にするようにスロット
ルコントローラ３にスロットル開度の操作鎗ヲ指令する
。スロットルコントローラ３はその操作量に応じてスロ
ットル開度を動作させ、エンジンの制御量を運転指令値
に近づける。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のエンジン試験の制御装置は以上のように構成され
ているので、運転途中、トランスミッションの変速操作
等により、制御モードを変更し、再度、前の制御モード
で途中からの運転を再開する場合、運転指令値と実測値
に偏差が生じてから後偏差を零にするようにスロットル
開度の操作力開始される。従って、第６図に示すように
一時的に偏差が大きくなり、高精度な追従性金得ること
ができないなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、エンジンの制御モード切換え時に発生する偏
差量を小さくすることができるとともに、制御量が運転
指令値に対して高精度に追従することが可能なエンジン
試験の制御装置ｔを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るエンジン試験の制御装置は、エンジンの
出力トルク特性が第２図に示すエンジン特性例のように
、スロットル開度、エンジン回転数等により決定される
ので、運転途中の制御モード切換時には、エンジンの計
測値によりエンジン特性全考慮して予想されたスロット
ル開度の操作量が７リセツト量検出器からエンジン制御
部の積分イ直にプリセットされ、そこから運転指令に対
する制御が開始されるようにしたものでらる。

〔作　用〕

この発明における操作量の７リセツトは、運転途中で制
御上−ドが切換っても偏差が生じる前にスロットル開度
を操作させることになる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施？ｌＪ金図について説明する。

第５図と同一部分全同一符号で示す第１図において、７
はエンジン回転数信号、８はエンジン回転数信号７とエ
ンジン特性から想定したスロットル開度操作量のプリセ
ット址検出器、９は制御モード切換え検出５％　２はエ
ンジン制御のＰＩＤ制＠址を任意に設定可能なディジタ
ルコントローラで構成したエンジン制御部である。

第１図の制御動作について説明する。プリセット量検出
器８は第２図のようなエンジン特性の場合、第３図のよ
うなエンジン回転数に対するスロットル開度操作量ヲプ
リセット値として記憶しておく。つまり、エンジン回転
数が大きくなるに従つて、スロットル開度の操作量を太
きくしなければ必要なエンジン出力トルクが得られない
ため、第３図のようなフリセット量となる。プリセット
量検出器８は、次に制御モード切換検出器９からの信号
を受けて制御モードの切換えを検知すると共に、エンジ
ン回転数に関する回転数信号７により、その時点でのプ
リセラ）ｔｔ慣出し、プリセット値金エンジン制御部２
に入力する。そして、エンジン制御部２は、このプリセ
ット値をＰＩＤ制御の積分値に初期設定する。その後は
従来通り運転指令値と実測１直の偏差によす制御を行う
。このような制御を行なったときの特性図を第４図に示
すが、第６図と比較すれば制御モード切換後の追従性が
向上していることは明らかである。

なお、上記実施例ではディジタルコントローラで構成し
たエンジン制御部２ｅ設けたものを示したが、この代り
にアナログ制御装置を設けることとしてもよい。

又、上記実施例では、エンジン回転数からプリセット量
を想定したが、その他の計測信号によりエンジン特性全
想定し、プリセット量全決定できるものであればどのよ
うな計測信号であってもよく、上記実施例と同様の効果
上奏する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、エンジンの運転状態か
らエンジン特性に応じたスロットル開度の操作ｔを検出
するように構成したので、制御モードの切換え時におい
ても、制御量の運転指令値に対する高Ｎ度な追従性を得
ることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるエンジン試験の制御
装置の概略構成図、第２図はエンジンの特性の一例を示
すエンジン特性図、第３図はフリセット量の記憶特性例
を示す物性図、第４図は第１図のエンジン試験の制御装
置の制御特性図、第５図は従来のエンジン試験の制御装
置の概略構成図、第６図はその匍ｊ御特性図である。 １は運転指令発生器、２はエンジン制御部、３はスロッ
トルコントローフ　ｓ　　４１１１　ｄ　験エンジンｈ
５は制御量の検出器、６は動力計、７はエンジン回転信
号、８はプリセット量検出器、９は制御モード切換検出
器。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分金示す。 ％軒高願人　　三菱を愼株式会社 代理人　弁理士　　１）澤　博　昭 （外２名） 第２図 叶Ｐ笛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スロツトル又はアクセルの開度操作量を指令するエンジ
   ン制御部を備え、該エンジン制御部の指令により運転さ
   れているときの制御量を運転指令値に追従させながらエ
   ンジンの自動運転を行うエンジン試験の制御装置におい
   て、上記自動運転の途中でエンジンの制御モードを切換
   えたときに、該制御モードの切換えを検知し、切換えら
   れた制御モードに適するようにエンジン特性に基き定め
   られたプリセツト値を上記エンジン制御部に入力するプ
   リセツト量検出器を設けたことを特徴とするエンジン試
   験の制御装置。