JPS6212330A - 避雷器の保護装置 - Google Patents
避雷器の保護装置Info
- Publication number
- JPS6212330A JPS6212330A JP14588985A JP14588985A JPS6212330A JP S6212330 A JPS6212330 A JP S6212330A JP 14588985 A JP14588985 A JP 14588985A JP 14588985 A JP14588985 A JP 14588985A JP S6212330 A JPS6212330 A JP S6212330A
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- JP
- Japan
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- detection element
- lightning arrester
- overvoltage
- detects
- circuit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野〕
本発明は電力系統の送電線に設置される避雷器の保護装
置に関する。
置に関する。
［発明の技術的背狽とその問題点］
充電容量が大きい送電線１例えばＬｌｌ−ＩＶ（１００
０ＫＶ）系統などで、かつ長距離であるとその充電容量
は膨大となる。そこで、通常運用時はこの充電容量に供
給される進み無効電力分が負荷の有する遅れ無効電力分
により相殺されているとすると、負荷が何らかの理由（
系統事故その他）で脱落した場合、送電線の大きな充電
容量によっていわゆるフエランチ効果の商用周波過電圧
が発生する。
０ＫＶ）系統などで、かつ長距離であるとその充電容量
は膨大となる。そこで、通常運用時はこの充電容量に供
給される進み無効電力分が負荷の有する遅れ無効電力分
により相殺されているとすると、負荷が何らかの理由（
系統事故その他）で脱落した場合、送電線の大きな充電
容量によっていわゆるフエランチ効果の商用周波過電圧
が発生する。
このとき、系統の電圧が定格電圧の１，５〜１．７倍程
度に上昇する可能性もある。
度に上昇する可能性もある。
一方、線路に接続された避雷器は、雷撃などの短時間過
電圧放電を対象に設計されているため、系統的な商用周
波過電圧による放電では、熱的に耐°えることができず
に破壊してしまう。一方、送電線保護継電装置よりみる
と、避雷器の放電継続は送電線の地絡事故と同等となる
。
電圧放電を対象に設計されているため、系統的な商用周
波過電圧による放電では、熱的に耐°えることができず
に破壊してしまう。一方、送電線保護継電装置よりみる
と、避雷器の放電継続は送電線の地絡事故と同等となる
。
しかしながら、避雷器の放電電流が歪んでいること及び
送電線の事故時の電流に比べ小さいことなどから、避雷
器の放電を送電線保護継電装置で検出することは困難と
考えられる。従ってこの様な避雷器の継続的な放電電流
を放置すると避雷器は破壊に至る。
送電線の事故時の電流に比べ小さいことなどから、避雷
器の放電を送電線保護継電装置で検出することは困難と
考えられる。従ってこの様な避雷器の継続的な放電電流
を放置すると避雷器は破壊に至る。
［発明の目的１
本発明の目的は、商用周波数過電圧により避雷”器の放
電が生じたときに、速やかに避雷器の保護を行なう避雷
器の保護装置を提供することにある。
電が生じたときに、速やかに避雷器の保護を行なう避雷
器の保護装置を提供することにある。
［発明の概要］
本発明による避雷器の保護装置は、送電線と大地との間
に接続された避雷器と、この避雷器に流れる電流が予め
定められた電流設定値を超過したことを検出する過電流
検出要素と、前記送電線の送電電圧が予め定められた電
圧設定値を超過したことを検出する過電圧検出要素と、
この過電圧検出要素から出力された過電圧動作信号およ
び前記過電流検出要素から出力された過電流動作信号を
入力するＡＮＤ回路と、このＡＮＤ回路から出力された
ＡＮＤ信号を入力してギめ定められた設定時間後に前記
送電線に接続されたしゃ断器に開信号を指定する作動遅
延回路とから構成したことを特徴とするものである。
に接続された避雷器と、この避雷器に流れる電流が予め
定められた電流設定値を超過したことを検出する過電流
検出要素と、前記送電線の送電電圧が予め定められた電
圧設定値を超過したことを検出する過電圧検出要素と、
この過電圧検出要素から出力された過電圧動作信号およ
び前記過電流検出要素から出力された過電流動作信号を
入力するＡＮＤ回路と、このＡＮＤ回路から出力された
ＡＮＤ信号を入力してギめ定められた設定時間後に前記
送電線に接続されたしゃ断器に開信号を指定する作動遅
延回路とから構成したことを特徴とするものである。
［発明の実施例］
以下本発明を図面に示す各実施例にもとずいて説明する
。まず第１図において、送電線１はしゃ断器２を通して
他端線へ接続され、そのしゃ断器２の入力側に大地Ｅと
の間に接続した避雷器３を設けている。
。まず第１図において、送電線１はしゃ断器２を通して
他端線へ接続され、そのしゃ断器２の入力側に大地Ｅと
の間に接続した避雷器３を設けている。
しかして本発明においては、避雷器３が例えば継続的な
商用周波過電圧による放電では、熱的に耐えることがで
きずに破壊してしまうので、これらの事故を防止するた
めに保護装置を設けたものである。すなわち、避雷器３
の接地側に変流器４を設け、この変流器４の２次巻線に
予め定められた電流設定値を超過したことを検出する過
電流検出要素５を設けている。また送電線１に接続した
電圧変成器２の２次側に送電電圧が予め定められた電圧
設定値を超過したことを検出する過電圧検出要素７を設
けている。
商用周波過電圧による放電では、熱的に耐えることがで
きずに破壊してしまうので、これらの事故を防止するた
めに保護装置を設けたものである。すなわち、避雷器３
の接地側に変流器４を設け、この変流器４の２次巻線に
予め定められた電流設定値を超過したことを検出する過
電流検出要素５を設けている。また送電線１に接続した
電圧変成器２の２次側に送電電圧が予め定められた電圧
設定値を超過したことを検出する過電圧検出要素７を設
けている。
さらに過電流検出要素５から出力された過電流動作信＠
５ａと過電圧検出要素７から出力された過電圧動作信号
７ａとをＡＮＤ回路８に入力し、そのＡＮＤ回路８から
の出力信号８ａを作動遅延回路９に入力し、予め定めた
一定時間を超過したことによって送電線１のしゃ断器２
に開指令９ａを発するよう構成している。
５ａと過電圧検出要素７から出力された過電圧動作信号
７ａとをＡＮＤ回路８に入力し、そのＡＮＤ回路８から
の出力信号８ａを作動遅延回路９に入力し、予め定めた
一定時間を超過したことによって送電線１のしゃ断器２
に開指令９ａを発するよう構成している。
次に本発明による避雷器の保護装置の動作を説明する。
いま送電１１にフエランチ効果による商用周波過電圧が
発生し、放電電流が継続的に流れると、過電圧検出要素
７および過電流検出要素５が動作する。この過電圧動作
信号７ａおよび過電流動作信号５ａがＡＮＤ回路８に入
力してＡＮＤ条件が成立すると、その信＠８ａが作動遅
延回路９に入力される。一定時間を経過すると開指令９
ａによってしゃ断器２を開放して避雷器３を過電圧およ
び過大放電電流から保護する。
発生し、放電電流が継続的に流れると、過電圧検出要素
７および過電流検出要素５が動作する。この過電圧動作
信号７ａおよび過電流動作信号５ａがＡＮＤ回路８に入
力してＡＮＤ条件が成立すると、その信＠８ａが作動遅
延回路９に入力される。一定時間を経過すると開指令９
ａによってしゃ断器２を開放して避雷器３を過電圧およ
び過大放電電流から保護する。
なお過電流検出要素６は反限時特性材（動作時間が電流
値に反比例する・・・大電流で動作時間小。
値に反比例する・・・大電流で動作時間小。
小電流で動作時間大）の過電流検出要素とすることもで
きる。これは避雷器の耐量が避雷器に蓄積されるエネル
ギーで決まるため、避雷器耐量に達するまでの時間がｌ
ｉ電流値反比例することに着目したものである。この場
合作動遅延回路９は短時間とするかあるいは省略するこ
ともできる。
きる。これは避雷器の耐量が避雷器に蓄積されるエネル
ギーで決まるため、避雷器耐量に達するまでの時間がｌ
ｉ電流値反比例することに着目したものである。この場
合作動遅延回路９は短時間とするかあるいは省略するこ
ともできる。
第２図に示す他の実施例では、避雷器３の入力側にしゃ
断器１０を取付け、過電圧検出要素５および過電流検出
要素６により避雷器３の商用周波過電圧を検出した条件
でしゃ断器１０を開けば避雷器第３図に示す他の実施例
では、避雷器３に流れる電流を高感度に検出する変流器
４′および過電流検出要素５′と、それよりも大きい電
流領域を検出する変流器４″および過電流検出要素５″
とに分離した場合である。
断器１０を取付け、過電圧検出要素５および過電流検出
要素６により避雷器３の商用周波過電圧を検出した条件
でしゃ断器１０を開けば避雷器第３図に示す他の実施例
では、避雷器３に流れる電流を高感度に検出する変流器
４′および過電流検出要素５′と、それよりも大きい電
流領域を検出する変流器４″および過電流検出要素５″
とに分離した場合である。
この第３図の実施例は次のケースの場合に有効である。
過電圧の様相によっては避雷器に流れる電流が小さい値
で継続し避雷器が破壊に至るケースがある。この場合は
、避雷器に流れる電流を高感度に検出する必要があるた
め、変流器も小電流域を検出できる特性とすることにな
る。一般に変流器は小電流域の特性を良くして高感度に
すると、大電流域ではＣＴ飽和などを起こしやすくなり
、大電流域特性が悪くなる。このため変流器を小電流域
用と大電流域用の２種類に分離する必要が生じる。これ
に応じて過電流検出要素も小ｌｌＸ１流域用と大電流域
用と２種設けることになる。
で継続し避雷器が破壊に至るケースがある。この場合は
、避雷器に流れる電流を高感度に検出する必要があるた
め、変流器も小電流域を検出できる特性とすることにな
る。一般に変流器は小電流域の特性を良くして高感度に
すると、大電流域ではＣＴ飽和などを起こしやすくなり
、大電流域特性が悪くなる。このため変流器を小電流域
用と大電流域用の２種類に分離する必要が生じる。これ
に応じて過電流検出要素も小ｌｌＸ１流域用と大電流域
用と２種設けることになる。
［発明の効果］
以上述べたごとく本発明により商用周波過電圧により生
じた避雷器の放電を速やかに検出し、避雷器が損傷する
までに送電線のしゃ断器または避雷器に設けられたしゃ
断器を開き、Ｎ雷器を保護することが可能となる。
じた避雷器の放電を速やかに検出し、避雷器が損傷する
までに送電線のしゃ断器または避雷器に設けられたしゃ
断器を開き、Ｎ雷器を保護することが可能となる。
第１図は本発明による避雷器の保Ｊ装置の一実施例を示
す回路図、第２図および第３図は他の実施例を示す回路
図である。 １・・・送電線 ２．１０・・・しゃ断器 ３・・・避雷器 ４・・・変流器 ５・・・過電流検出要素 ７・・・過電圧検出要素 ５ａ・・・過電流動作信号 ７ａ・・・過電圧動作信号 ８・・・ＡＮＤ回路 ９・・・作動遅延回路 １２・・・ＯＲ回路 ９ａ 、 １２ａ・・・しゃ断器開指令信号（８７３３
）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（はか１名） 第 １ 図 第 ２ 図
す回路図、第２図および第３図は他の実施例を示す回路
図である。 １・・・送電線 ２．１０・・・しゃ断器 ３・・・避雷器 ４・・・変流器 ５・・・過電流検出要素 ７・・・過電圧検出要素 ５ａ・・・過電流動作信号 ７ａ・・・過電圧動作信号 ８・・・ＡＮＤ回路 ９・・・作動遅延回路 １２・・・ＯＲ回路 ９ａ 、 １２ａ・・・しゃ断器開指令信号（８７３３
）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（はか１名） 第 １ 図 第 ２ 図
Claims (3)
- （１）送電線と大地との間に接続された避雷器と、この
避雷器に流れる電流が予め定められた電流設定値を超過
したことを検出する過電流検出要素と、前記送電線の送
電電圧が予め定められた電圧設定値を超過したことを検
出する過電圧検出要素と、この過電圧検出要素から出力
された過電圧動作信号および前記過電流検出要素から出
力された過電流動作信号を入力するＡＮＤ回路と、この
ＡＮＤ回路から出力されたＡＮＤ信号を入力して予め定
められた設定時間後に前記送電線に接続されたしゃ断器
に開信号を指令する作動遅延回路とから構成したことを
特徴とする避雷器の保護装置。 - （２）作動遅延回路から開信号をうけるしゃ断器を避雷
器の入力側に接続したことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の避雷器の保護装置。 - （３）避雷器に流れる電流を検出する過電流検出要素を
、小電流を高感度に検知する過電流検出要素とそれより
も大電流域を高感度に検知する過電流検出要素とに分離
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の避雷
器の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14588985A JPS6212330A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 避雷器の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14588985A JPS6212330A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 避雷器の保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6212330A true JPS6212330A (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=15395391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14588985A Pending JPS6212330A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 避雷器の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6212330A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825727U (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-18 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用燃料タンクのドレンプラグ |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14588985A patent/JPS6212330A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825727U (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-18 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用燃料タンクのドレンプラグ |
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