JPS6212328A - 比率差動継電装置の点検方式 - Google Patents

比率差動継電装置の点検方式

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JPS6212328A
JPS6212328A JP60149917A JP14991785A JPS6212328A JP S6212328 A JPS6212328 A JP S6212328A JP 60149917 A JP60149917 A JP 60149917A JP 14991785 A JP14991785 A JP 14991785A JP S6212328 A JPS6212328 A JP S6212328A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力系統の母線保護を行なう比率差動継電器
電装置の点検方式に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は電流比率差動継電器に適用した場合の従来の点
検方式を示す回路図であり、図において、1は母線、2
−1〜2−nはCT(変流器)、3−1〜3−nは入力
装置、4はギヤツブ併入力トランス(以下入力トランス
と称す)、4−1は入力トランス4の2次コイル、4−
2は入力トランス4の3次コイル、4−3は入力トラン
ス4の点検コイル、6は入力トランス401次コイルタ
ーンを変えるタップ(以下タップと称する)、8は全波
整流回路、9−1〜9−nは点検指令接点で点検時に閉
成する接点(以下点検用接点と称する)。
14は比率差動継電器(以下主リレーと称する)でるる
次に第3図の動作について説明する。主リレー14は母
線1の内部故障をc’r2−1〜2−nで検出し、母M
A1に接続され地合回線のしゃ断器を動作させる目的を
有し、前記CT2−1〜2−。
の2次電流を入力する入力装置3−1〜3−nの出力を
受けて動作判定するものである。
主リレー14の動作入力は、Cr2−1〜2−nの2次
電流を入力装置3−1〜3−nの入力トランス4にて受
信し、入力トランス4の2次コイル4−1の出力電圧を
全回線分ベクトル合成する(これを差動電圧と称する)
。この差動電圧は母線内部に故障が発生すると、その故
障電流に比例した電圧が発生し、また外部故障時は零と
なる。
一方、前記主リレー14の抑制入力は入力トランス4の
3次コイル4−2の出力を全波整流回路8で全波整流し
たもので、各回線のCT2次電流の内、最大電流に比例
したものが抑制入力となる。
上記の如く回路構成した母線保護継電装置の動作状態を
点検するため、主リレー14に入力装置3−1〜3−n
を介して所定の入力を印加し、特性の確認をしている。
次にその点検動作の方式を説明する。入力トランス4の
2次コイル4−1又は3次コイル4−2の断線又は短絡
等の1点検及び主リレー14の動作特性を点検するため
、図示していない点検用電源トランスを介して点検用接
点9−1〜9−nを順°次閉成して、入力トランス4の
点検コ(ル4−3に模擬入力を印加することにより、主
リレー14の動作確認をする。
尚、入力トランス403次コイル4−2及び整流回路8
より成る抑制出力回路の点検及び主リレーの比率特性点
検をするためには、例えば入力装置3−1の点検コイル
4−3には電流II、他の入力装置3−nの点検コイル
4−3には電流■1とは逆極性の電流I2を印加し、主
リレーの動作量としてIT −I2 、抑制量として1
1に比例した模擬入力を印加するものであるが、高精度
な点検をするためには負荷電流の影響が無視できる程度
の大きな点検入力を印加しなければならない。
タップ6は各回線のCT比が異なる場合にCT比補償を
するためのもので、入力トランス401次フィルターン
を変更するように構成しているため、タップを変えても
2次コイルターンと3次コイルターンの比は変化しない
。したがって、タップ変更をして点検入力を点検コイル
4−3に印加して4.2次コイル4−1に導出される点
検出力は変化しない特長がある。
従来のこの種の点検装置としては、図示例の他に例えば
特公昭60−7884号、特公昭52−12378号が
ろる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の母線保護継電装置の点検方式は以上のように構成
されているので、入力トランス4のタップ6を2次コイ
ル4−1側に設けた場合は、入力装置2台(又は1台は
点検専用電源装置)を利用して、流入−流出特性(比率
特性)点検を実施する時にタップ変更で点検入力が変わ
るため、正常な点検が実施できないことになる。又、差
動出力は常時潮流があっても零であるが、抑制出力には
常時潮流分が印加されているため、点検入力に重畳され
、誤差を生じるなど高精度の点検ができない。
従って点検時には、誤判定を避けるために、潮流の変化
分を無視できる程度の大入力点検とする必要があり、点
検電源容量が増大するという問題点があった。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、入力装置3−1〜3−nの入力ト
ランス4のタップ6を2次コイル4−1側に設けた場合
にも対応でき、又常時潮流の影響を受けないで、入力装
置の高精度点検が可能な点検方式を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る点検方式は1点検専用の抑制出力レベル
検出器と差動出力レベル検出器と各入力装置の入力トラ
ンス点検コイルに模擬入力を印加する回路とを具備した
ものである。
〔作 用〕
この発明における点検方式は、入力装置の各招入力トラ
ンスの点検コイルに同位相、同一大きさの模擬入力を同
時に印加し、2次コイル側に発生する差動出力を各相間
で比較することにより、その出力差が規定以上あれば差
動出力レベル検出器が動作し異常と検出する。又同時に
抑制出力レベルが規定値以上発生していることを抑制出
力レベル検出器で確認する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を前記第3図と同一部分に同
一符号を付した第1図について説明する。
第1図において、入力装置3−1〜3−nは各相毎の入
力トランス4、この入力トランスの2次コイル4−1に
設けたタップ6とトランス5.トランス5の2次側に設
けた全波整流器8、各相の入力トランス4に設けられ順
次直列に接続された点検コイル4−3を有し、主リレー
14との接続は第3図と同じである。10は差動出力レ
ベル検出器(以下差動検出器と称する)、11は抑制出
力レベル検出器(以下抑制検出器と称する)、12は点
検電源、13は点検電源用トランスである。
次にこの発明の動作について説明する。入力装置3−1
〜3−nは全部同一構成で、変流器2−1〜2−、の2
次電流を入力トランス4で受け、2次コイル4−1の出
力電圧を分圧抵抗と切換器で構成したタップ6、で選択
する。このタラ16の出力を差動出力とし、かつ、この
タップ6の出力をトランス5で受け、その2次出力を整
流回路8で全波整流して抑制出力とする。この入力装置
3−1〜3− nの差動出力を全回線直列接続し、これ
を主リレー14の動作量とし、入力装置3−1〜3−n
の抑制出力を全部並列接続し、これを主リレー14め抑
制量とする。
入力装置3−1を点検する場合は接点9−1を閉成し、
トランス13より入力トランス4の点検コイル4−3に
点検入力を印加し、入力装置3−1が正常であれば、抑
制検出器11は動作し、差動検出器10は不動作となる
。したがって点検判定は抑制検出器11が動惧差動検出
器10が不動作のAND条件とてれは良い。
抑制検出器11は点検入力と常時潮流の富畳値に比例し
た抑制出力レベルを検出するので、点検精度は従来と同
程度に悪くなるが、トランス5及び整流回路8の断線検
出と点検電源印加回路が正常であることを確認すること
ができる。すなわち精度点検は差動検出器10によるも
のでおるが。
差動検出器10が不動作の時、点検正常と判定するため
、例えばトランス13又は接点9−1〜9−nが異常で
点検入力が印加されない状態であっても差ね検出器10
は点検正常と誤判定する恐れがあるため、抑制検出器1
1で点検入力印加の確認を行なうものである。
差動検出器10け入力装置3−1〜3−nの差動出力の
各相間のアンバランス電圧を検出するものであるが、差
動出力は常時潮流の影響を受けない(差動原理により常
時潮流による差動電圧は零となる)ため、非常に高感度
検出とすることができる。すなわち、入力装置3−1を
点検する場合、トランス13より発生した模擬入力を入
力装置3−1の入力トランス4の点検フィル4−3に3
相直列印加しているため、入力トランス4及びタップ6
等の各部分が正常である限り1点検時に差動検出器10
に印加される差動出力は各相共、同一位相、同一大きさ
で点検電源電圧に比例したものとなる。
第2図は差動検出器及び抑制検出器の回路図を示すもの
であり、第2図において、15−1〜15−3はトラン
ス、16−1〜16−3は減算器、17−1〜17−3
は整流回路、18.18−1〜18−3はレベル検出器
、19はNOT回路、20.21はAND回路である。
次に、第2図の動作について説明する。まず、トランス
15−IKA相差動入力”DAI  Fランス15−2
KB相差動入力vDB、)?yx15−3にC相差動入
力VDOを受けると、減算器16−1テハVDA −V
pa = V+ (D演算t=L、減算器16−2テハ
VDB −VDO= V2、減算器16−3 テld、
 VDO−VDA : V3を演算する。
次に各々の減算器16−1.18−2.16−3の各出
力V、、V2.VSを各々整流回路17−1〜17−3
ヲ介り、 絶i[IVjl、 lV2+、 1V31に
導出して、その合成出力電圧が〒定値以上あればレベル
検出器18が動作し、NOT回路19をロックする。し
たがって、差動入力VDA −VDOが同一位相、同一
大きさであれば、減算器16−1〜16−3の出力v1
〜v5は零となり、レベル検出器18は不動作(Lレベ
ル出力)、NOT回路19の出力レベルはHレベル出力
となる。
一方、抑制レベル検出器11は、抑制入力vRム〜VR
Oを各々レベル検出器18−1〜18−3で検出し、各
相共に動作の時、AND回路20の出力はHレベルとな
り1判定手段としてのAND回路21で最終判定出力(
Hレベル)を出すようにしている。
また、上記実施例は単母線保護継電装置に適用した場合
について説明したが、複母線保護継電装置の場合におい
ても複数の差動回路、抑制回路毎に各々差動検出器、抑
制検出器を追加するのみで適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、各入力装置毎に各相
差動出力アンバランスを検出するように構成したので、
タップ変更による影響、潮流による影響及び点検電源電
圧変動による影響等が全くなくなり、非常に高精度な点
検が可能となる。又、点検入力も従来のように大きなも
のを印加する必要がなく点検電源容量を小さくできる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による母線保護継電装置の
点検装置の回路構成図、第2図はこの発明の点検装置に
使用する判定要素の回路構成図、第3図は従来の母線保
護継電装置の点検装置を示す回路構成図である。 1・・・母線、2−1〜2− n・CT、3−1〜3−
n・・・入力装置、4・・・入力トランス、14・・・
比率差動継電器、10・・・差動検出器、11・・・抑
制検出器% 12・・・点検電源、21・・・判定手段
(A N D回路)。 特許出願人  三菱電機株式会社 代理人 弁理士  1)澤 博 昭 (外2名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統に接続される複数回線に夫々設置された変流器
    と、この変流器の2次電流に比例した差動出力と抑制出
    力とを導出するように該変流器毎に設けられた入力装置
    と、この各入力装置の前記差動出力をベクトル合成して
    比率差動継電器の動作量とし前記抑制出力を合成して該
    比率差動継電器の抑制量とする比率差動継電装置におい
    て、前記各入力装置の各相毎の入力トランスに夫々設け
    た点検巻線と、点検時は前記各入力装置毎に三相分同時
    に単相交流入力を前記点検巻線に供給する点検電源と、
    この点検時に発生する各相動作量の内2相分毎組合せて
    各組合せ毎の2相分の動作量差がいずれも一定値以下で
    あることを検出する差動検出器と、各相抑制量がいずれ
    も一定値以上であることを検出する抑制検出器と、前記
    差動検出器の出力と前記抑制検出器の出力に基づいて点
    検判定を行う判定手段とを有することを特徴とする比率
    差動継電装置の点検方式。
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