JPS62122889A - 自転車用変速操作装置 - Google Patents

自転車用変速操作装置

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JPS62122889A
JPS62122889A JP17640686A JP17640686A JPS62122889A JP S62122889 A JPS62122889 A JP S62122889A JP 17640686 A JP17640686 A JP 17640686A JP 17640686 A JP17640686 A JP 17640686A JP S62122889 A JPS62122889 A JP S62122889A
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lever
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自転車用変速操作袋τ、詳しくは、多段スプロ
ケット装置と、該多段スプロケット装置の一つのスプロ
ケットにチェノを掛換えて変速する変速機と共に用い、
レバー体の回転操作により操作ワイヤを介して前記変速
機を作動させ、所定の変速機段位に変速機する如く成し
た自転車用変速操作装置に関する。  ゛ (従来の技術) 従来、此種変速操作装置として、実開昭57−1116
98号公報に示されている如く、前記レバー体と連動し
て回転し、前記変速機の変速段位に対応した個数の保合
部をもった位置決め体と、前記レバー体を支持する固定
部材に支持し、前記係合部の一つに係合する係合体とか
ら成る位置決め機構を設けて、この位置決め機構により
前記レバー体を変速段位位置に確実に位置決めする如く
成したものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 所が、以上の如く位置決め機構を採用する場合、前記位
置決め体の係合部は、前記変速機の変速段位、即ち、前
記多段スプロケット装置のスプロケット構成に対応して
、その個数及びピッチが設定されるため、スプロケット
構成が異なる多段スプロケット装置と共に用いることが
できなかったのである。
従って、従来においては、位置決め体の保合部の個数及
びピッチが異なる位置決め機構を備えた多種類の変速操
作装置を準備し、多段スプロケ、ト装置のスプロケット
構成に対応した位置決め機構を有する変速操作装置を採
用していたのである。
本発明は以上の点に鑑み発明したもので、目的は、位置
決めを行なう保合部の個数の異なる第1位置決め部と第
2位置決め部とをもった位置決め体を用い、この位置決
め体における各位置決め部の選択により位置決め機構に
よる設定段位数を変更可能として、一つの変速操作装置
を、2種類の多段スプロケット装置に対応して使用でき
ると共に、前記第1及び第2位置決め部の一方を選択操
作するだけの簡単な操作で前記設定段位数を変更できる
ようにするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、本発明は、固定部材(1)と、該固定部材(
1)に対し回転自由に支持するレバー体(2)と、該レ
バー体(2)の位置決め機構(3)とを備えた変速操作
装置であって、前記位置決め機構(3)は、変速機の変
速段位に対応した個数の保合部(31a)をもった第1
位置決め部(31)と、この第1位置決め部(31)の
係合部よりも多い個数の係合部(32a)をもった第2
位置決め部(32)とをもった位置決め体(30)と、
これら第1及び第2位置決め部(31)(32)の係合
部に係合する少なくとも一つの係合体(33)とを備え
、前記第1及び第2位置決め部(31)(32)の一方
を選択して前記位置決め機構による設定段位数を変更す
る切換手段を設けたものである。
(作用) 第1位置決め部(31)と第2位置決め部(32)との
うち、第1位置決め部(31)を選択し、この第1位置
決め部(31)の係合部(31a)に係合体(33)を
係合させて、前記レバー体(2)を回転操作することに
より、例えば6段変速できるのであり、又、前記第1位
置決め部(31)と第2位置決め部(32)とのうち、
第2位置決め部(32)を選択し、この第2位置決め部
(32)の係合部(32a)に係合体(33)を係合さ
せてレバー体(2)を回転操作することにより、位置決
め機構による変速段位数を例えば7段に変更することが
できるのである。
(実施例) 第1図に示した変速操作装置は、筒状のレバー軸(1a
)をもった固定部材(1)と、前記レバー軸(la)に
対し回転自由に支持するレバー体(2)と、このレバー
体(2)の位置決め機構(3)とを備えたものであって
、前記固定部材(1)は、自転車のフレームに溶接或い
はバンド部材などの固定手段を介して固定するように構
成されている。
又、前記レバー体(2)は円筒状のボス部(2a)と、
このボス部(2a)の−側から半径方向外方に延びる操
作部(図示せず)とから構成されている。
しかして第1〜9図に示した第1実施例における前記位
置決め機構(3)は、変速機の変速段位に対応した個数
(図面では6個)の係合部(31a)をもった第1位置
決め部(31)と、この第1位置決め部(31)の係合
部(31a)よりも多い個数(図面では7個)の係合部
(32a)をもった第2位置決め部(32)とを備えた
板状の位置決め体(30)と、これら第1及び第2位置
決め部(31)(32)の係合部(31a)(32a)
に係合する一つの係合体(33)とを備え、前記各位置
決め部(31)(32)を、第2図及び第3図の如く前
記レバー軸(1a)に対する半径方向の内側と外側とに
配置したものである。前記位置決め体(30)は支持体
(34)に、非円形の嵌合孔(30a)により結合し、
この支持体(34)を介して前記レバー軸(la)に回
転自由に支持すると共に、連動部(35)を介して前記
レバー体(2)と一体に回転する如く成すのである。
又、前記係合体(33)は、板ばね(4)を介して前記
係合部材(31a)(32a)の方向に付勢し、前記位
置決め部(31)(32)における各係合部(31a)
(32a)と弾性的に係合する如く成すのである。そし
て前記係合体(33)を前記各位置決め部(31)(3
2)に対しこれら位置決め部の半径方向に変位させて前
記第1位置決め部(31)と、第2位置決め部(32)
との一方を選択する操作体(5)を備えた切換手段を設
けるのである。
以上の構成において、前記第1位置決め部(31)の係
合部(31a)は、例えば6段変速用多段スブロケ、ト
装置のスプロケット構成に対応したピッチで周方向に6
個列設するのであり、又、第2位置決め部(32)の係
合部(32a)は、例えば7段変速用多段スプロケット
装置のスプロケット構成に対応したピッチで周方向に7
個列設するのである。尚、前記保合部(31a)及び保
合部(32a)は、その各一段目の保合部を半径方向の
同一直線上に配置して、前記係合体(33)を、第1位
置決め部(31)の一段目保合部と第2位置決め部(3
2)の1段目係合部との一方に選択的に係合させて、設
定段位数を変更する如く成すのが好ましい。又、前記各
保合部(31a)(32a)は、貫通孔から成るもので
あるが、その他凹状であってもよいのであり、その形状
は特に限定されるものでない。又、前記係合部(31a
)と係合部(32a)とは各別に形成す−る他、例えば
各段の係合部を連続させてもよい。この場合、例えば半
径方向に延びる複数個の長孔を、周方向に所定間隔を置
いて設け、各長孔の一端部を前記係合部(31a)とし
、他端部をD?i記係合m(32a)とするのである。
又、前記係合体(33)は、主としてボールを用いるの
であるが、その他ローラを用いてもよいし、又、転動体
以外の形状に形成してもよいし、又、前記板ばね(4)
と一体に形成してもよいのであって、その形状は特に限
定されるものでない。
又、この係合体(33)を前記係合部(31a)(32
a)方向に付勢する前記板ばね(4)は、第5.6図の
如く前記レバー軸(la)の先端に回転不能に嵌合する
非円形の嵌合孔(4a)をもった円板状に形成するので
あって、前記係合体(33)との対向部位には、断面半
筒形の保持PTS(4b)を設けている。そして、前記
嵌合孔(4a)の前記レバー軸(1a)の嵌合により、
前記位置決め部(31)(32)との共回いを防ぎ、前
記係合体(33)を所定位置に保持するようにしている
。尚、前記保持部(4a)は、前記した如く断面半筒状
となっていて、前記係合体(33)を位置決め部(31
)(32)の周方向への移動は阻止されるが、半託方向
には係合体(33)の移動を許し得るようにしている。
尚、前記保持部(4b)は、長孔状に形成してもよい。
又、前記操作体(5)は、前記レバー軸(1a)に回転
自由に嵌合する貫通孔(5b)をもった円板部(5a)
と、この円板部(5a)の外周部に設ける筒状の操作部
(5C)とを備え、前記円板部(5a)に、前記係合体
(33)との対向品位から周方向に向って径方向内方に
延びるガイド孔(5d)を設けて、操作体(5)の回転
により前記係合体(33)を前記保持部(4b)に沿っ
て位置決め体(30)の径方向にのみ移動させるように
している。
尚、図面中(6)は、前記支持体(34)と前記固定部
材(1)との間に設ける補正ばねで、前記位置決め体(
30)を前記変速機のリターンばねの付勢方向と逆方向
に付勢している。
(7)は自転車のフレームに固定する台座(8)に設け
るねじ孔に螺合して前記固定部材(1)を前記フレーム
に固定する取付ねじ、(9)は前記位置決め機構(3)
部分を覆うカバーである。
第1実施例は以上の如く構成するもので、第1.2図に
示した状態は、係合体(33)が第2位置決め部(32
)の係合部(32a)に係合して7段の変速段位の設定
が可能になっている。
この状態でレバー体(2)を回転操作することにより、
該レバー体(2)の回転に連動して、位置決め体(30
)が前記係合体(33)に対し回転し、第2位置決め部
(32)における係合部(32a)の何れか一つが前記
係合体(33)と係合し、7段変速することができるの
である。
又、位置決め機構(3)による設定段位数を7段から6
段に変更する場合は、前記係合体(33)を第2位置決
め部(32)の一段目の係合部に係合させた状態で前記
操作体(5)を第2図において時計方向に回動するので
あって、この操作体(5)の回転により、該操作体(5
)への操作力が、ガイド孔(5c)から係合体(33)
に作用し、該係合体(33)が、板ばね(4)の保持部
(4b)に沿って第2位置決め部(32)の径方向内方
側に移動し、第2位置決め部(32)の係合部(32さ
)との係合が離脱するのである。
そして、次に、この係合体(33)は、第8,9図の如
く第1位置決め部(31)の係合部(31a)に係合し
、位置決め機構(3)による変速段位数は、6段に変更
されるのである。
この状態でレバー体(2)を回転操作することにより、
該レバー体(2)の回転に連動して、位置決め部(31
)(32)が前記係合体(33)に対し回転し、第1位
置決め部(31)の係合部(31a)の何れか一つが前
記係合体(33)と係合し、6段変速することができる
のである。
又、位置決め機構(3)による設定変速段位数を6段か
ら7段に変更する場合は、前記係合体(33)を第1位
置決め1111K(31)の一段目の係合部に係合させ
た状態で前記操作体(5)を第9図において反時計方向
に回動するのであって、この操作体(5)の操作力が、
ガイド孔(5c)から係合体(33)に作用し、該係合
体(33)が板ばね(4)の保持部(4b)に沿って第
1位に決め部(31)の径方向外方側に移動し、該係合
体(33)は、第1位置決め部(31)の係合部(31
a)との係合が離脱し、再び、第1,2図の如く第2位
置決め部(32)の係合部(32a)に係合し、位置決
め機構(3)による変速段位数は、7段に変更されるの
である。
尚、以上説明した実施例では、第1及び第2位置決め部
(31)(32)を、円板状とした一つの位置決め体(
30)に形成して、保合部(31a)(32a)を、半
径方向に位相を変えて配置したが、その他、第10図の
如く周方向に変位して配置してもよいし、第12.13
図のように軸方向に配置してもよい。
第10図に示した第2実施例は、円板状の位置決め体(
30)における外周部に、同心円状に第1位置決め部(
31)を構成する複数の保合部(31a)と、第2位置
決め部(32)を構成する複数の保合部(32a)とを
配設したものである。
この場合、前記切換手段は、第1実施例と同様、前記レ
バー軸(1a)に回転自由に支持する操作体を用いるの
であって、この操作体に一つの係合体を保持し、この係
合体の前記操作体の回転により前記第1及び第2位置決
め部を選択するのであるが、その他、第11図に示した
如く、前記第1及び第2位置決め部(31)(32)に
対応して二つの係合体(33A)(33B)を用いると
共に、前記切換手段を構成する操作体(51)に、前記
係合体(33A)(33B)をガイドし、これら係合体
(33A)(33B)を前記第1及び第2位置決め部(
31)(32)の保合部(31a)(32a)と係合す
る係合位置と非保合位置とに位置制御するガイド孔(5
1a)  (51b)を設けてもよい。
この場合、前記操作体(51)と第11図において時計
方向に回転操作すると、第2位置決め部(32)に位置
する係合体(33B)は前記ガイド孔(5l b)に沿
って非保合位置に案内されると共に、第1位置決め部(
31)に対し退避し、非保合位置に位置する係合体(3
3A)は前記ガイド孔(51a)に沿って係合位置に案
内され、変速段位は第1位に決め部(31)で設定する
変速段位(例えば6段)に変更されるのであり、また、
逆に操作すると、第2位置決め部(32)で設定する変
速段位(例えば7段)に変更されるのである。
又、第12.13図に示した第3実施例は、位置決め体
(36)を円筒状部材により形成して、その軸方向−側
に第1位置決め部(31)の各係合R(31a)を、ま
た、他側に第2位置決部(32)の各保合部(32a)
をそれぞれ設けたものである。
この場合、前記各位置決め部(31)(32)の各保合
部(31a)(32a)と係合する係合体(33C)は
、軸方向に延びる保持部(40a)をもち、保合片(4
0b)を介してカバー(8)に固定する断面C字形の筒
形板ばね(40)により保持するのである。
また、切換手段は、鍔付円筒状の操作体(52)を用い
、この操作体(52)の胸部に、前記係合体(33C)
をガイYし、この係合体(33C)を前記第1及び第2
位置決め部(31)(32)の一方を選択して係合する
ように軸方向に変位させるガイド孔(52a)を設ける
のであって、前記操作体(52)に操作片(52b)を
設け、この操作片(52b)による前記操作体(52)
の回転操作により、前記係合体(33)を、前記保持部
(40a)に沿°って前記各位置決め部(31)(32
)の軸方向に移動させ、前記保合部(31a)(32a
)の一方に選択的に係合させ、位置決め機構(3)によ
る設定段位数を変更するのである。
又、以上説明した第1乃至第3実施例は、何れも前記操
作体(5,51,52)の操作により第1位置決め部(
31)と第2位置決め部(32)とを選択して、例えば
6段変速と7段変速との設定段位数を切換えるようにし
たものであるが、その他、これら実施例において、前記
第1及び第2位置決め部(31)(32)の間に、第図
乃至第 図のように、前記係合体(33,33A、33
B、33C)とこの係合体を押圧するばね(4,40)
とを利用して、前記レバー体(2)に、変速機のリター
ンばね(図示せず)の復元力に打勝つ回転抵抗を与え、
位置決め機構(3)による位置設定を行なって、該位置
で前記レバー(2)を維持する以外フリクションにより
前記レバー体(2)を、その変速操作位置に維持するこ
ともできる。
即ち、第 図に示したものは、第1実施例の位置決め体
(30)を改良したもので、前記第1及び第2位置決め
部(31)(32)の半径方向中間部に、前記係合体(
33)の半径方向への変位時、前記係合体(33)が接
触して前記レバー体(2)に前記回転抵抗を与えるフリ
クションゾーン(37)を設けたものである。
従って、この場合、前記係合体(33)の半径方向の変
位時、前記フリクションゾーン(37)に接触すると、
前記板ばね(4)がより多く撓み、その押圧力が前記位
置決め体(31)及び支持体(34)を介して前記レバ
ー体(2)に伝わり、該レバー体(2)に前記回転抵抗
が与えられるのである。
また、以上の如くフリクションゾーン(37)を設ける
場合、前記操作体(5)は第15図の如くガイド孔(5
d)の途中、即ち、フリクションゾーン(37)に対応
する部位にクリック感を与えてフリクシロンゾーン(3
7)の位置を知らせる凹部(5e)を設けるのが好まし
い。
また、第16図に示したものは、第2実施例の位置決め
体(30)を改良したもので、第1及び第2位置決め部
(31)(32)の周方向中間部に前記係合体の周方向
への変位時前記係合体が接触して、前記レバー体(2)
に前記回転抵抗を与えるフリクションゾーン(38)を
設けたものである。
尚、第11図に示した操作体(51)を用いる場合、前
記フリクションゾーン(38)は前記係合体(33A)
(33B)を保合位置から非係合位置に変位させる中間
部、即ち、前記第1及び第2位置決め部(31)(32
)の半径方向内側に設ければよい。
更に、第17図に示したものは、第3実施例の位置決め
体(36)を改良したもので、第1及び第2位置決め部
(31)(32)の軸方向中間部に前記係合体(33C
)の軸方向への変位時前記係合体(33C)が接触して
前記レバー体(2)に前記回転抵抗を与えるフリクシロ
ンゾーン(39)を設けたものである。
又、前記した第2実施例において、第10図に示した位
置決め板(30)を用いる場合、前記切換手段を構成す
る操作体として第11図に示したものを用いる以外、第
18.19図に示した操作体(53)を用いることによ
り、該操作体(53)の回転操作により第1及び第2位
置決め部(31)(32)の切換を行なう中間において
、前記操作体(53)を利用して前記レバー体(2)に
前記回転抵抗を与えることができる。
即ち、第18図乃至第20図に示したものは、第11図
と同様前記第1及び第2位置決め部(31)(32)に
対応した専用の第1及び第2係合体(33A)(33B
)を用い、これら各係合体(33A)(33B)を第1
図に示した板ばね(4)により周方向の移動を不能に保
持すると共に、前記操作体(53)には、前記係合体(
33A)(33B)が貫通でき、前記第1及び第2位置
決め部(31)(32)への係合を可能にする係合制御
部(53a)と、前記係合体(33A)(33B)を貫
通不能に保持し、前記第1及び第2位置決め部(31)
(32)への係合を不能にする係合制御部(53b)を
もち、かっ、前記各係合制御部(53a)  (53b
)の中間部に第20図の如(前記係合体(33A)(3
3B)を介して押圧し、この位置決め体(30)を介し
て前記レバー(2)に回転抵抗を与えられるフリクショ
ン制御部を設けるようにしたものである。
尚、第18図において(53c)は前記各係合制御部(
53a)(53b)の周方向中間に位置し前記レバー(
2)に回転抵抗を与えるフリクション操作位置を設定す
るフリクション設定部であり、前記係合制御部(53a
)、フリクション設定部(53c)及び係合制御部(5
3b)は、細幅のガイド溝(53d)により連続してい
る。
この実施例においては、前記操作体(53)の各保合制
御部(53a)(53b)により、前記各係合体(33
A)(33B)を、第1及び第2位置決め部(31)(
32)に対し保合位置と非係合位置とに変位させる移動
手段を構成するものである。
又、第21.22図に示した第4実施例は、第1位置決
め部(31)をもった第1位置決め体(61)と第2位
置決部(32)をもった第2位置決め体(62)とを円
筒状として各別に形成すると共に、前記第1位置決め体
(61)に対向し、前記第1位置決め部(31)の保合
部(31a)に係合する第1保合体(33D)と、前記
第2位置決め体(62)に対向し、前記第2位置決め部
(32)の保合部(32a)に係合する第2保合体(3
3E)とを設け、前記切換手段として、前記第1位置決
め体(61)と第2位置決め体(62)との一方と係合
し、一方の位置決め体(61)又は(62)をレバー体
(2)と共回いさせるクラッチ(63)を用いたもので
ある。
即ち、前記各位置決め体(81)(62)は、第21図
の如く軸方向に変位させて前記レバー体(2)に、該レ
バー体(2)に対し回転可能に支持すると共に、前記ク
ラッチ(63)を前記レバー体(2)に軸方向のみ移動
可能に支持し、この移動により、前記クラッチ(63)
に設ける突起(63a)を、前記各位置決め体(61)
(62)の凹部(61a)(62a)の一方と係合させ
て、前記位置決め体(81)(62)の一方を前記レバ
ー体(2)と共回りする如く成し、前記係合体(33D
)(33E)の一方とで所定の変位段数で位置決めする
のである。
尚、前記各係合体(33D)(33E)は、保持部(4
1a)  (4l b)をもち、かつ、係止片(41c
)によりカバー(9)に係止されて固定状態となる段面
C字形の筒形板ばね(41)により保持しており、この
板ばね(41)の保持により、前記クラッチ(63)と
離脱している位置決め体(61)又は(62)は静止す
るのである。
また、以上説明した第4実施例は、前記各位置決め体(
61)(62)を円筒状として軸方向に配設したが、径
の異なる環状板として、同一平面で半径方向に配設して
クラッチにより一方を選択してレバー体(2)と共回い
するようにしてもよい。
又、第23図に示した第5実施例は、第1位置決め部(
31)をもつ第1位置決め体(64)と、第2位置決め
部(32)をもつ第2位置決め体(65)とを径の異な
る円筒状に形成して、これら各位置決め体(84)(6
5)を、レバー体(2)に設ける環状内腔部(2a)に
、それぞれ対向状に配置して前記レバー体(2)に対し
それぞれ回転不能に支持し、そして、これら位置決め体
(Ei4)(85)の間に、係合体(33F)を配置し
たもので、切換手段を構成する操作体(54)に前記係
合体(33F)を支持して、前記第1及び第2位置決め
体(64)(65)の間を移動させるようにしたもので
ある。
前記係合体(33F)は、前記操作体(54)と弾性変
位可能な連結片(54a)を介して一体に形成したもの
で、前記操作体(54)の半径方向への移動で、前記係
合体(33F)を、前記第1及び第2位置決め部(31
)(32)の一方の係合部(31a)又は(32a)に
係合させることにより、位置決め機構による変速段数の
変更が行なえるのでる。
尚、前記した第5実施例において、前記位置決め体(6
4)(E35)は円筒状としたが、リング状として、軸
方向に対向させると共に、前記係合体(33F)を軸方
向に移動させるようにしてもよい。
更に、前記第5実施例では、位置決め体(64)(f3
5)と対向させてその中間に係合体(33F’)を配置
し、この係合体(33F)を移動させたが、逆に係合体
を対向させ、位置決め体を係合体間を移動させる如く成
しもよい。
即ち、第24図に示した如く、操作体(55)に、第2
3図における係合体(33F)を設ける代りに位置決め
体(66)を設けると共に、この位置決め体(66)の
表面に例えば第1位置決め部(31)を、また前記位置
決め体(66)の裏面に対向し、前記第1位置決め部(
31)の係合部(31a)と係合する第1係合体(33
G)を板ばね(43)を介して前記レバー(2)に対し
回転不能に支持し、また、前記位置決め体(66)の裏
面に対向し前記第2位置決め部(32)の係合部(32
a)と係合する第2係合体(33H)を板ばね(44)
を介して支持し、前記操作体(55)の操作で、前記位
置決め体(66)を変位させ、前記第1及び第2係合体
(33G)(33H)の一方と選択的に係合する如く成
すのである。尚、以上説明した実施例以外、例えば係合
体を移動させる代りに係合体を保持するばねなどの抑圧
手段を移動させて切換えるようにしてもよいし、第1位
置決め部を設けた位置決め体と第2位置決め部を設けた
位置決め体とを設けて、これら各位置決め体の一方を係
合体に対向させ、他方を必要なとき、前記した一方の位
置決め体に重ね合わせるようにして切換えてもよい。
更に、第1及び第2位置決め部にそれぞれ専用の係合体
を対向させておき、これら係合体を、前記各位置決め部
の保合部に対し出退可能に操作して切換えるようにして
もよい。
また、以上説明した実施例では、第24図を除いて位置
決め体をレバー体(2)に連動して共回いするようにし
て係合体を固定側に支持したが、逆の場合でもよい。
(発明の効果) 以上の如(本発明は、変速機の変速段位に対応した個数
の保合部(31a)をもった第1位置決め部(31)と
、この第1位置決め部(31)の係合部よりも多い個数
の保合部(32a)をもった第2位置決め部(32)を
備えた位置決め体(30)と、これら第1及び第2位置
決め体(31)(32)の係合部に係合する少なくとも
一つの係合体(33)とを打する位置決め機構を用いる
と共に、前記第1及び第2位置決め部(31)(32)
の一方を選択して前記位置決め機構による設定段位数を
変更する切換手段を設けたから、一つの変速操作装置を
、2種類多段スプロケット装置に対応して使用でき、非
常に経済的である。
しかも、第1及び第2位置決め部(31)(32)の一
方を選択操作するだけの簡単な操作で、位置決め機構に
よる設定段位数を変更できるので、簡便な使い分けがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示す縦断面図、第2
図は横断平面図、第3図は位置決め体のみの平面図、第
4図は操作体のみの平面図、第5図は板ばねのみの平面
図、第6図は板ばねのみの一部切欠側面図、第7図は第
5図■−■線断面図、第8図及び第9図は位置決め機構
による設定段位数を変更したときの説明図、第10図は
第2実施例の位置決め体のみの平面図、第11図は第2
実施例に適用する操作体の平面図、第12図は第3実施
例の一部省略縦断面図、第13図は要部の分解斜視図、
第14図は第1実施例における位置決め体を改良した例
を示す平面図、第15図は、第14図に示した位置決め
体に対応して用いる操作体の平面図、第16図は第2実
施例における位置決め体を改良した例を示す平面図、第
17図は第3実施例の位置決め体を改良した例を示す斜
視図、第18図は第2実施例における位置決め体に対応
して用いる操作体の別の例を示す平面図、第19図及び
第20図は第18図の操作体を組込んだ部分断面図、第
21図は第4実施例を示す一部省略縦断面図、第22図
はその要部の分解斜視図、第23図は第5実施例を示す
部分断面図、第24図は第5実施例の変形例を示す部分
断面図である。 (1)・・・・・・固定部材 (2)・・・・・・レバー体 (3)・・・・・・位置決め機構 (30,3B、81,82,64,85.86)・・・
・・・位置決め体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定部材(1)と、該固定部材(1)に対し回転自由に
    支持するレバー体(2)と、該レバー体(2)の位置決
    め機構(3)とを備えた変速操作装置であって、前記位
    置決め機構(3)は、変速機の変速段位に対応した個数
    の係合部(31a)をもった第1位置決め部(31)と
    、この第1位置決め部(31)の係合部よりも多い個数
    の係合部(32a)をもった第2位置決め部(32)と
    をもった位置決め体(30)と、これら第1及び第2位
    置決め部(31)(32)の係合部に係合する少なくと
    も一つの係合体(33)とを備え、前記第1及び第2位
    置決め部(31)(32)の一方を選択して前記位置決
    め機構による設定段位数を変更する切換手段を設けたこ
    とを特徴とする自転車用変速操作装置。
JP17640686A 1985-08-02 1986-07-25 自転車用変速操作装置 Granted JPS62122889A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/890,722 US4743222A (en) 1985-08-02 1986-07-30 Speed control device for a bicycle
FR868611222A FR2585796B1 (fr) 1985-08-02 1986-08-01 Dispositif de controle de la vitesse pour une bicyclette
DE19863626161 DE3626161A1 (de) 1985-08-02 1986-08-01 Gangschalteinrichtung fuer ein fahrrad
IT8621407A IT1214514B (it) 1985-08-02 1986-08-04 Per bicicletta. dispositivo di cambio di velocita'

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17132085 1985-08-02
JP60-171320 1985-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62122889A true JPS62122889A (ja) 1987-06-04
JPH031196B2 JPH031196B2 (ja) 1991-01-09

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ID=15921059

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JP17640686A Granted JPS62122889A (ja) 1985-08-02 1986-07-25 自転車用変速操作装置

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