JPS6212236Y2 - - Google Patents

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JPS6212236Y2
JPS6212236Y2 JP1979148578U JP14857879U JPS6212236Y2 JP S6212236 Y2 JPS6212236 Y2 JP S6212236Y2 JP 1979148578 U JP1979148578 U JP 1979148578U JP 14857879 U JP14857879 U JP 14857879U JP S6212236 Y2 JPS6212236 Y2 JP S6212236Y2
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JP
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dryer
desiccant
storage
chamber
communication port
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JP1979148578U
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JPS5665384U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、物品収納室および該物品収納室内
に収納される物品を乾燥させる乾燥剤を収容する
乾燥保存庫に関するものである。
(従来の技術およびその問題点) この種の装置で、例えば特開昭51−23854号公
報において提案されているものは、保存庫内に設
置された発熱体、および物品乾燥状態と乾燥剤除
湿状態とを切換えるシヤツター手段の作動をタイ
マーによつてサイクル制御する構成となつてい
る。
しかし、上記従来例は工業用にも供し得る全自
動乾燥装置としてユニツト化したものであり、構
造が複雑であると共に高価な装置となつている。
特に、乾燥剤の除湿乾燥は頻繁に必要な程のもの
ではなく、また、その所要時間も短い(上記従来
例では約30分とされている)。従つて、除湿乾燥
手段や、それを作動させる一連の機構のために装
置が高価になることは、家庭等における使用には
不向きである。また、構造が複雑であることは、
使用者の意志に応じた臨機応変の作動がし難いと
いう使用上の問題点もある。
この考案は、そのような問題点を解消すると共
に、吸湿した乾燥剤の除湿再生に便利な乾燥保存
庫の提供を目的とし、物品収納室および該物品収
納室内に収納される物品を乾燥させる乾燥剤を収
容する乾燥剤室を有し、この乾燥剤室を物品収納
室と連通させる乾燥連通口および庫外へ連通させ
る除湿連通口を択一的に開口させるシヤツター手
段を設けた保存庫と、送風口を持つた熱風送風型
乾燥機とを組合せ備え、前記乾燥剤室に乾燥機の
少なくとも送風口部を着脱自在に挿し込み熱風を
送り込めるようにした乾燥機挿し込み口を設け前
記シヤツター手段は熱風送風型乾燥機の送風口部
の乾燥機挿し込み口への挿し込みに連動して乾燥
連通口開口状態から除湿連通口開口状態に切換え
られるようにしたことを特徴とするものである。
この構成で保存庫は、シヤツター手段が乾操連
通口を開口している状態で使用される。このため
乾燥剤室が保存庫内にのみ通じており、保存庫内
に吸湿作用を及ぼすので物品の乾燥保存を行うこ
とができる。これによつて乾燥剤室内の乾燥剤は
徐々に吸湿していく。乾燥剤の吸湿程度に関する
使用者の認識に基き、また、使用者の意志によ
り、保存庫とは別体の熱風送風型乾燥機を用いて
乾燥剤を加熱再生させることができる。この加熱
再生は、乾燥剤室の挿し込み口に熱風送風型乾燥
機の少なくとも送風口を挿入して必要時間だけ熱
風を送風すれば、前記挿入に連動してシヤツター
手段が除湿連通口を開口する状態に切換えられて
いて、前記熱風が乾燥剤室の乾燥剤を抜けて湿気
を取り庫外に抜けることにより、物品収納室内の
物品保存に影響なしに行える。乾燥剤を加熱再生
した後保存庫より抜き去つた熱風送風型乾燥機
は、次回の作業まで不要となり、その間、多用途
に利用可能となる。
第1図ないし第3図に示される実施例について
説明すれば、1は物品収納室、2は乾燥剤室であ
つて、保存庫Aをなしている。乾燥剤室2は物品
収納室1の下部へ中底3により区画されて物品収
納室1と隣接している。乾燥剤室2には、乾燥剤
4が多孔ケース5へ収容して分散を防止する状態
で装填されている。また、乾燥剤室2は、中底3
に開設された乾燥連通口6により物品収納室1と
連通させられていると共に、底部2aに開設され
た除湿連通口7により保存庫A外と連通させられ
ている。
乾燥剤室2内には、前記乾燥連通口6を通じた
室2と1との連通部に対する第1シヤツター部8
aと、除湿連通口7を通じた室2と保存庫A外と
の連通部に対する第2シヤツター部8bを、前記
各連通部の連通を択一的に遮断する如く一体的に
備え、実質的に乾燥連通口6および除湿連通口7
を択一的に開口するシヤツター手段8が設けられ
ているほか、多孔ケース5およびシヤツター手段
8に対し、保存庫Aの正面、すなわち物品収納室
1の開閉扉9が設けられている側に、保存庫A正
面の扉9一側がヒンジ連結10されている前板1
1下部に蓋12付きの乾燥機挿し込口13を持つ
た乾燥機挿し込部14が設けられている。
シヤツター手段8は、第1シヤツター部8aが
多孔ケース5上面と中底3下面との間に位置し、
また第2シヤツター部8bが多孔ケース5下面と
底部2a上面との間に位置し、それぞれ多孔ケー
ス5に不連続に設けられている多孔開設部5a
と、各シヤツター部8a,8bに有している複数
の開口8c,8dとの摺動位置関係によつて、前
記乾燥連通口6および除湿連通口7の択一的開口
を行うようになつており、ばね15によつて保存
庫A前面側、従つて第2図左方へ押動されて受動
部8eが前記乾燥機挿し込部14の後部内へ臨
み、第1シヤツター部8aの開口8cが多孔ケー
ス5の多孔開設部5aと一致して、乾燥連通口6
を通じて物品収納室1および乾燥剤室2を連通さ
せる乾燥連通口6開口状態とし、第2シヤツター
部8bの開口8dが多孔ケース5の多孔開設部5
aと位置ずれして、除湿連通口7を閉じる状態と
するようにされている。
乾燥機挿し込口13の蓋12は、内開き式とさ
れると共に、ばね16により常時閉じ状態にある
べくされている。
一方、前記保存庫Aに対し、その乾燥機挿し込
部14へ着脱自在に挿し込まれる乾燥機Bが組み
合わせ備えられる。乾燥機Bは、送風フアン17
およびヒータ18を内蔵しており、側面吸気口1
9から吸引した外気をヒータ18で加熱した後、
先端送風口20から熱風を吹き出させる。乾燥機
Bはまた、メインスイツチ21とパイロツトラン
プ22のほか、スイツチング機能を持つたタイマ
ー23が設けられている。24はタイマー23の
操作ツマミ、25は電源コードである。
さらに、保存庫Aの乾燥機押し込部14の底面
には、乾燥機Bの先端部底面の係合突条26と弾
性係合して、乾燥機Bを挿し込み位置へ係止して
おく係止凹部27が設けられている。28は保存
庫Aの脚である。
第1図、第2図実線の状態は、乾燥機Bを挿し
込んでいない通常の状態にあつて、シヤツター手
段8は、前記の如く除湿連通口7を閉じ、乾燥連
通口6を開口した状態にしており、また乾燥機挿
し込口13の蓋12が閉じられているから、乾燥
剤室2内、就中その一部に設けられた多孔ケース
5内の乾燥剤4充填領域は、保存庫A外部とは遮
断され、乾燥連通口6を通じて物品収納室1内に
のみ連通し、乾燥剤4の吸湿作用が物品収納室1
内の物品に及び、それを乾燥保存している。
乾燥剤4の吸湿が飽和状態になると、乾燥剤4
は吸湿作用を失なう。従つて、乾燥剤4の加熱除
湿作業が定期的ないしは任意のタイミングでなさ
れる。この除湿は、乾燥機Bを第2図仮想線の如
く保存庫Aの乾燥機挿し込部14へ挿し込んで作
動させることにより行われる。乾燥機Bの挿し込
みは、乾燥機挿し込口13より蓋12を押動しな
がら送風口20を有する先端から行い、一点鎖線
の位置まで挿し込む。これによつて、蓋12は中
底3下面へ沿うよう押し上げられて退避し、シヤ
ツター手段8はその受動部8eを乾燥機B先端に
押動され、第2図において右動する。シヤツター
手段8が右動すると、第1シヤツター部8aは、
その開口8cが多孔ケース5の多孔開設部5aと
位置ずれして乾燥連通口6を閉じ、第2シヤツタ
ー部8bは、その開口8dが多孔ケース5の多孔
開設部5aと一致して除湿連通口7を開口状態に
する。
この状態では、乾燥剤室2が物品収納室1との
連通を断たれると共に、除湿連通口7を介し保存
庫A外へ連通されている。乾燥機Bの吸気口19
は保存庫A外へ突出されており、乾燥機Bを作動
させると、吸気口19から保存庫A外の空気を吸
い込み、ヒータ18により加熱した熱風を乾燥剤
室2内へ吹き込み。この熱風は、多孔ケース5内
の乾燥剤4充填領域と通過して同乾燥剤4を加熱
する。乾燥剤4加熱後の熱風は、多孔ケース5か
ら除湿連通口7を通じて保存庫A外へ放出される
が、乾燥剤4が加熱されて放出する湿気を保存庫
A外へ運び去り、乾燥剤4の除湿効率を高める。
除湿中に発散する湿気は、物品収納室1内へ入
ることがなく、物品の乾燥状態に影響を与えな
い。除湿完了後、乾燥機Bを停止させると共に乾
燥機挿し込部14から抜去すると、保存庫Aは第
1図、第2図実線の状態に復帰し、除湿された乾
燥剤4による物品の乾燥を再び開始する。
除湿時間は、タイマー23によつて自由に選択
設定できる。
保存庫Aから抜去されている乾燥機Bは、それ
自体単独使用可能なものであるから、早急に乾燥
させたい絵や習字、あるいは髪等、種々の乾燥用
ドライヤーとして利用し得るほか、場合によつて
は既存ドライヤーを前記乾燥機Bとして使用し得
る便もある。
第4図は、上開きとした物品収納室1の側部に
乾燥剤室2を配し、乾燥機Bは保存庫Aの上面よ
り挿し込み、あるいは抜去するようにしたもので
あつて、他の構造は前記実施例と同様であり、前
記実施例の横向きが縦向きになつているだけであ
るから、説明は省略する。
(考案の効果) この考案によれば、乾燥剤の除湿は熱風保存庫
とは別の熱風送風型乾燥機を使用者が乾燥剤室に
挿し込み、あるいは抜去と云う具体的作業をもつ
て乾燥剤の加熱再生を臨機応変の手軽な操作で容
易かる確実になされる。また、乾燥機を保存庫と
は別体としているため、庫内の構造がそれだけ簡
単になり、この熱風送風型乾燥機についても、そ
れが単独で多用途に利用し得る便があることを含
め合わせれば、乾燥物品により、価格との釣り合
いが悪いと云うような問題も解消している。
殊に乾燥剤室を物品収納室と連通させる乾燥連
通口および庫外へ連通させる除湿連通口を択一的
に開口させるシヤツター手段を設け、このシヤツ
ター手段は熱風送風型乾燥機の送風口部の乾燥機
挿し込み口への挿し込みに連動して乾燥連通口開
口状態から除湿連通口開口状態に切換えられるよ
うにしたから、シヤツター手段が乾燥連通口を開
口した使用状態において、乾燥剤室の挿し込み口
に熱風送風型乾燥機の少なくとも送風口を挿入し
て必要時間だけ熱風を送風すれば、前記挿入に連
動してシヤツター手段が除湿連通口を開口する状
態に切換えられていて、前記熱風が乾燥剤室の乾
燥剤を抜けて湿気を取り庫外に抜けることによ
り、前記乾燥剤の加熱再出を物品収納室内の物品
保存に影響なしに行えるし、そのための作業が簡
単で手速く行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の斜面図、第2図は保存庫要
部の断面図、第3図は乾燥機の断面図、第4図は
変形例を示す保存庫要部の断面図である。 1……物品収納室、2……乾燥剤室、4……乾
燥剤、5……多孔ケース、6……乾燥連通口、7
……除湿連通口、8……シヤツター手段、8a…
…第1シヤツター部、8b……第2シヤツター
部、8e……受動部、13……乾燥機押し込口、
14……乾燥機挿し込部、15,16……ばね、
17……送風フアン、18……ヒータ、19……
吸気口、20……送風口、A……保存庫、B……
乾燥機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物品収納室および該物品収納室内に収納される
    物品を乾燥させる乾燥剤を収容する乾燥剤室を有
    し、この乾燥剤室を物品収納室と連通させる乾燥
    連通口および庫外へ連通させる除湿連通口を択一
    的に開口させるシヤツター手段を設けた保存庫
    と、 送風口を持つた熱風送風型乾燥機とを組合せ備
    え、 前記乾燥剤室に乾燥機の少なくとも送風口部を
    着脱自在に挿し込み熱風を送り込めるようにした
    乾燥機挿し込み口を設け、 前記シヤツター手段は熱風送風型乾燥機の送風
    口部の乾燥機挿し込み口への挿し込みに連動して
    乾燥連通口開口状態から除湿連通口開口状態に切
    換えられるようにしたことを特徴とする乾燥保存
    庫。
JP1979148578U 1979-10-25 1979-10-25 Expired JPS6212236Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5665384U JPS5665384U (ja) 1981-06-01
JPS6212236Y2 true JPS6212236Y2 (ja) 1987-03-27

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5494677U (ja) * 1977-12-16 1979-07-04

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Publication number Publication date
JPS5665384U (ja) 1981-06-01

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