JPS62121680A - 金属管の内面ライニング方法 - Google Patents

金属管の内面ライニング方法

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JPS62121680A
JPS62121680A JP26200485A JP26200485A JPS62121680A JP S62121680 A JPS62121680 A JP S62121680A JP 26200485 A JP26200485 A JP 26200485A JP 26200485 A JP26200485 A JP 26200485A JP S62121680 A JPS62121680 A JP S62121680A
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JP
Japan
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powder
pipe
metal tube
lining
adhered
Prior art date
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Pending
Application number
JP26200485A
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English (en)
Inventor
Hisao Morita
久雄 森田
Yoshinobu Ohashi
大橋 義信
Hiroshi Jigami
地紙 広
Shunei Watanabe
俊英 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は金属管の内面ライニング方法に関し、詳しく
は改良された金属管の内面ライニング方法に関する。
〔従来の技術〕
−iに金属管にあっては、内部流体の化学的性質に起因
する腐食防止を目的として、内面に防蝕層を設ける場合
がある。
この内面ランニング層は、管内流体の流れを妨げないよ
う表面平滑であると共に、それ自身耐蝕性が良好なこと
、及び金属管に対する密着力に優れることなどが必要で
ある。
かかる要請より、従来では金属管の内面ライニング方法
として、高温に加熱した金属管を、高速で回転させ、そ
の金属管内に、空気圧送法、トラフの反転、あるいはス
プリングフィーダを用いて熱可塑性樹脂粉末例えばポリ
エチレン樹脂粉末を供給し、上記回転による遠心力を利
用し−で金属管内面に内面ランニング層を設置Jること
が行われている。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、」―記いずれの手段によっても、管内面
に均一な厚みで、かつ、表面平滑なライニング層を設け
るのが困難であるといった問題があった。
例えば、空気圧送により粉体を供給する場合、管の管端
より一時に必要量の粉体を空気圧力により送入するもの
であるから、どうしても粉体送入側端の粉体付着量が多
くなり、吐出側(送入と反対側端)に行くほど内面ラン
ニング層が薄くなる傾向が生じ、軸方向に沿った層厚、
表面状態が均一とし難いと言った問題がある。
また、トラフの反転法は、粉体を充填した長尺のトラフ
を管内に挿入していき、これを反転することにより落下
させて粉体を供給するものであるから、一時に全量の粉
体を落下させるか、徐々に落下させるかのいずれにせよ
落下状態の管理調整が困難であり、周方向に沿った内面
ランニング層の層厚、表面状態を均一にし難いといった
問題がある。
また、スプリングフィダーによる場合は、例えば特開昭
59−213475号に開示されているように、管内に
挿入したランス先端よりライニング材を噴出させ、この
ランスを後退させてライニング材を金属管内面に熱溶着
させるものであるから、内面ランニング層の層厚均一化
のためのライニング月噴出圧力、ランスの後退速度の;
jli、I整管理がやっかいであるといった問題かぁ−
、六二。
さらに、上記、各粉体供紹j段の相違に、1、る層の不
均一性を管の高速回転に、1、る遠心力を利用して、流
動さセるごとにより解消し、1、うとしでも、例えば、
ポリエチレン樹脂などにあっては流動性が低く、均一化
方向への流動し1殆ど1υ1特出来ないといった問題も
ある。
〔発明が解決する問題点〕
この発明は、」1記問題点に鑑の、唯一回の粉体供給で
も、平面平滑なかつ、均一な厚みの内面ランニング層が
形成し得る金属管の内面ライニング方法を得ることを目
的としてなされたものである。
〔問題点を解決する技術〕
即ち、この発明の金属管の内面ライニング方法は、内面
ライニング用の熱可塑性樹脂粉末の溶融温度にまで加熱
した金属管を略水平に支持して、前記熱可塑性相I′I
i′i粉末に遠心力が作用しない低速で前記金属管を回
転させ、該金属管内に前記熱可塑性樹脂粉末を供給し、
該熱可塑性樹脂粉末を金属管内で周方向へ流動させつつ
順次金属管内面に溶融付着させていき、次いで、前記金
属管内面全面に付着した熱可塑性樹脂粉末の表面部分が
溶融し始めた時点で前記金属管を高速回転させることを
特徴とするものである。
〔作用〕
熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン樹脂から成る粉体を
、該粉体の溶融温度まで加熱し、がっ、回転させて金属
管内へ供給した場合、全量が一時に溶融付着するのでは
無く、金属管内面に直接接触している粉体から順に加熱
され溶融していく。
即ち、金属管内面に直接触れていない粉体は熱伝達量が
少なく、従って溶融することなく流動可能な粉末状態を
維持する。
そこで、粉体に遠心力が作用しない速度で管を回転させ
れば、粉体は管内面の周方向に沿って相対的に転動しつ
つ流動し、この過程において金属管内面に、溶融し出し
た熱可塑性樹脂粉末から順に金属管内面に付着していく
従って、全部の粉体が溶融イリ着したときには、金属管
内面における粉体の分布状態がほぼ一様とされる。しか
る後、?=J着した粉体の表面部分が溶融開始した時点
で、高速で金属管を回転させれば、溶融樹脂が遠心力に
より流動し、さらに均一な樹脂分布となり、一様子面状
態及び厚さのライニング面とされるのである。
この場合の溶融樹脂の流動は、予め粉体が均一分散され
た後であるので、わずかですみ、従って流動性の悪い樹
脂であっても充分に層均−化が図られる。
また、上記熱可塑性樹脂粉末には、ライニング材として
無機質充填材、例えば、珪砂、炭酸カルシウム、タルク
等を含むものであっても良い。
なお、上記説明において、管内に粉体を供給する手段と
しては、空気圧送法、1−ラフの反転、あるいはスプリ
ングフィーダを用いる方法のいずれでも良い。
要は、供給した粉体が回転する管内で相対的に転勤流動
出来れば良く、この目的量の粉体を供給し得れば供給手
段は問われない。
また、金属管の加熱l晶IQ’は、熱iiJ塑性樹脂の
溶融温度に対応して設定されるが、ポリエチレン樹脂粉
末の場合、該粉体の1’l質、ポリエチレン層の管内を
流れる水質に与える影響等を勘案して、通常汎用される
平均分子量1万〜10万のポリエチレン樹脂粉末にあっ
ては、200℃〜300℃特に、240℃〜260℃に
設定される。
また、粉体供給量としては、0.8 kg7分〜4.0
kg/分、なかでも小口径管(75Φmm〜250Φ曹
■)では1.4〜2.0 kg/分、それ以−1=の中
、大口径管では3.5〜4.OkgI分程度の供給量と
される。
〔実施例〕
次に、この発明の実施例について説明する。
表1に示す各種内径の金属管を用意し、表1記載のそれ
ぞれの周速、回転数で回転させると共に、240 ’C
〜260℃の温度に加熱し、この金属管内にスプリング
フィーダ法に、にり約2kg7分のfi給ににて、ポリ
エチレン樹脂t51末を必要−供給した。
表1 金属管口径  周速  回転数   回転GNO。
(−−)   (+++/分)(rpm)75Φ   
8〜1535〜65  0.05〜0.1S100Φ 
 1)〜2035〜65  0.07〜0.24150
Φ  16〜3135〜65  0.10〜0.352
00Φ  18〜4130〜65  0.10〜0.4
7250Φ  19〜5125〜65  0.08〜0
.60このポリエチレン樹脂粉末は、金属管内で管内襞
に沿って転勤流動しつつ、金属管内面に順次溶融付着し
ていき、全量が付着し表面の粉末が溶融し始めたのを確
認後下表2に示す周速、回転数で高速回転させ、溶融樹
脂を遠心力の作用により均一に行きわたらせた。
しかる後冷却を待って内面ランニング層の状態を観察し
たところ、平面が平滑とされ、かつ層厚も管の全長にわ
たりほぼ均一となっているのが判明した。
表2 金属管口径  周速  回転数  回転GNO。
(m/分)  (rpm) 75Φ  1)5〜165 500〜700 10.0
〜20.5100Φ  125〜180 400〜60
0  8.5〜20.0150Φ  1)5〜165 
250〜350  5.2〜10.3200Φ  12
5〜180 200〜:1llH14,5〜10.12
50Φ  1)7〜I80 15fl〜21(l   
Xl、1〜7.4なお、比較のため熱可塑性(る1脂粉
末溶融温度に加熱した金属管を中速(GNo、2.1)
及び高速(GNo。
1)、1)で終始一定回転させ、その中に−に記熱可塑
性樹脂粉末を投入し、内面ランニング層を形成したとこ
ろ、金属管内面全面を覆う内面ランニング層が形成され
たものの、表面に凹凸が出来、また、層厚も不均一なも
のしか得られなかった。
さらに、ポリエチレン樹脂粉末の供給手段を空気圧入法
、及びトラフ反転法を用いて表1に示した各金属管に対
し行ったところ、前述と同様な結果が得られた。
〔効果〕
この発明は、以上説明したように、ランニング用の樹脂
粉末を供給する場合、散布密度等を全く勘案することな
く、唯必要量の粉末を供給するだけで金属管内に均一に
粉末を分布付着させることが出来、かつ、その後は、溶
融樹脂を遠心力により平均に分布するよう流動させるの
で、均一な厚みの、かつ、表面平滑な密着力にすぐれた
ランニング層が成形可能であり、また、実施に際しても
、従来の手段に比し、金属管の初期回転数だけを調節す
れば良いだけであるから、実施も容易であるなど種々の
効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内面ライニング用の熱可塑性樹脂粉末の溶融温度
    にまで加熱した金属管を略水平に支持して、前記熱可塑
    性樹脂粉末に遠心力が作用しない低速で前記金属管を回
    転させ、該金属管内に前記熱可塑性樹脂粉末を供給し、
    該熱可塑性樹脂粉末を金属管内で周方向へ流動させつつ
    順次金属管内面に溶融付着させていき、次いで、前記金
    属管内面全面に付着した熱可塑性樹脂粉末の表面部分が
    溶融し始めた時点で前記金属管を高速回転させることを
    特徴とする金属管の内面ライニング方法。
JP26200485A 1985-11-20 1985-11-20 金属管の内面ライニング方法 Pending JPS62121680A (ja)

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JP26200485A JPS62121680A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 金属管の内面ライニング方法

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JP (1) JPS62121680A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778088A3 (en) * 1995-12-06 1998-12-16 Yamatake-Honeywell Co. Ltd. Method and apparatus for molding lining in pipe
IT202200019962A1 (it) * 2022-09-28 2024-03-28 Walter Tosto S P A Metodo per il rivestimento interno di contenitori e apparato di rivestimento

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0778088A3 (en) * 1995-12-06 1998-12-16 Yamatake-Honeywell Co. Ltd. Method and apparatus for molding lining in pipe
IT202200019962A1 (it) * 2022-09-28 2024-03-28 Walter Tosto S P A Metodo per il rivestimento interno di contenitori e apparato di rivestimento
WO2024069661A1 (en) * 2022-09-28 2024-04-04 Walter Tosto S.P.A. Method of internal lining of containers and lining apparatus

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