JPH10509637A - 移動中のストリップ品へのワックス状材料のコーティング - Google Patents

移動中のストリップ品へのワックス状材料のコーティング

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JPH10509637A JP8516406A JP51640696A JPH10509637A JP H10509637 A JPH10509637 A JP H10509637A JP 8516406 A JP8516406 A JP 8516406A JP 51640696 A JP51640696 A JP 51640696A JP H10509637 A JPH10509637 A JP H10509637A
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Abstract

(57)【要約】 自動車産業界で用いられる熱電導性ストリップ品、例えば、アルミニウム或はアルミニウム合金ストリップ(14)を、固形ワックス状コーティング材料、好ましくはワックスタイプの潤滑剤でコーティングする方法。本方法は、溶融物が約50センチポアズかそれより低い範囲の粘度を持つように形成するために、約30−100℃の範囲温度で溶融する固形ワックス状コーティング材料を加熱すること、及びストリップ品にコーティング層を形成するために、スロット付近の延長された表面を持つ可動コーティングヘッド中の伸長されたスロット(15)を通って、動いているストリップ表面上に溶融物を流すことを含む。コーティングが形成されたものとしてコーティング上にコーティングヘッドの延長された表面を押すことによって、コーティング厚さを減らすために、溶融物がスロット(15)からストリップ表面上へコーティングとして流れるので、コーティングヘッドはストリップ品の表面の方へ押される。本方法は、ワックス状材料のコーティングを望ましい厚さに形成すること、さらに、ワックス状材料がストリップ品への塗布後すぐに凝固することを可能にするので、非常に長い冷却工程や特別な冷却装置を備えることなく、ストリップをコイルにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 移動中のストリップ品へのワックス状材料のコーティング 技術分野 本発明は、ストリップ品をワックス状材料でコーティングすることに関する。 さらに詳しくは、本発明は、自動車用シートの支持構造体として使われるような アルミニウム及びアルミニウム合金ストリップをワックスタイプの潤滑剤でコー ティングするのに特に適するコーティング方法に関する。背景技術 車体及び他の自動車部品の製造におけるアルミニウム及びアルミニウム合金の 使用は、製造業者や規制者が燃料消費及び大気汚染の軽減に努力している今日、 興味が増大している。これは、アルミニウムの溶接が問題があり、非能率なもの なので、アルミニウム部品の接合のための接着剤の使用に到達する。しかしなが ら、シート製造中にシート表面コーティングのために使われた従来の潤滑剤は、 接合工程のために好適な接着剤に適合しない傾向にあり、この問題を解決するた めに新規な潤滑剤が開発された。これら新規な潤滑剤は、普通、ワックスの特性 を持つ、即ち室温では固体で、僅かに室温より高い温度(例えば30から100 ℃、さらに一般的には30−50℃、潤滑剤の同一性と明確性による)では低粘 度液体(例えば50センチポアズ、しばしば30センチポアズ、より低い粘度の 液体)に溶ける。 現在では、加熱されたローラーコーターがそのような潤滑剤を塗布するために 通常使用されるが、ストリップ表面上へのコーティング材料の分布は、その初め の塗布に続いて金属表面上で不規則な模様に低い粘度の潤滑剤が流れる傾向のた めに、変わり易いという非能率的な問題に遭遇している。 さらに、コーティング工程中にコーターによって金属シートに十分な熱が伝 わるので、潤滑剤の凝固が遅らされる。例えばコーター装置の下流に単独の冷却 領域の設置のような特別な予防措置がとられなければ、シートが、コーティング 後にストリップ品をコイルにする巻取り装置に到達する時、潤滑剤は溶融状態の ままであろう。もしストリップがコイル状にされている間、潤滑剤が溶融したま まであるなら、ストリップ表面に働いた巻取り圧力は、コイルの側面から押し出 される過剰の材料と共に、潤滑剤フィルムが受け入れられないほどの薄さになる 原因となる。その上、非常に低いストリップ表面摩擦は、コイルにする作業中に コイルを不安定にしたり「望遠鏡」のように伸びたりする原因となり得る。 よって、ワックス状材料で金属シートをコーティングするのに改良された方法 が必要である。発明の開示 本発明の目的は、効果的な方法でワックス状コーティング材料、特に潤滑剤で 金属シート品を被覆することを可能にすることである。 本発明の別の目的は、シート品上に比較的厚い層にワックス状コーティング材 料、特に潤滑剤を被覆することを可能にすることである。 さらに本発明の別の目的は、コーティング層を破壊し及びコイルにする間に形 成されたままのコイル形状を不安定にするという実質的な危険なしにコイルにす る前に、ワックス状コーティング材料、特に潤滑剤でコーティング後ストリップ 品の強制冷却することの回避を可能にすることである。 本発明により、熱電導性ストリップ品の表面上に固形ワックス状コーティング 材料のコーティング層を形成する方法であって、固形ワックス状コーティング材 料が加熱されて溶融物とされ、コーティング層が、溶融物を表面上に塗布して溶 融物を冷却して固形コーティング層を形成することによって、ストリップ品の移 動中の表面に形成される方法において、溶融物は、ストリップ品の進行方向に集 まるコーティング間隙を規定するためにストリップ品にある角度で方向づけたス ロットに隣接して広げた表面を備えた可動コーティングヘッドの 長い側面開口のスロットからストリップ品の進行中の表面上に流出されること、 及び、コーティング層厚さを制御するために、当該溶融物がスロットから表面に 流出する時に該間隙で当該広がった表面上に該コーティング材料によって働く反 対の流体力学的力に抗して、ストリップ品表面に向かってコーティングヘッドを 押すこと、を特徴とする熱電導性ストリップ品表面上に、固形ワックス状コーテ ィング材料のコーティング層を形成する方法である。 本発明は、ワックス状コーティング材料、特に自動車及び関連産業界で使用さ れるワックス状潤滑剤が、長い開口側面コーティングスロットを持つ「浮動」( floating)コーティングヘッドを備えたコーティング装置に塗布することができ るという予想もしなかった発見によるものである。この方法の成功は驚くべきも のである、なぜなら、この種のコーティング装置は、他に適用されるものとして 知られているが、低粘度液体の過大な漏れを起こしたり均一なコーティング層が 形成されないので、低粘度液体のコーティングに適しているとは考えられていな かったためである。さらに、低粘度流動体は、コーティングヘッドが移動中のス トリップ表面と金属同士の接触を被けることを防ぐための十分な流体力学的な力 を普通生じさせない。しかしながら、本発明の方法において、コーティング材料 の初期の低粘度にもかかわらず効果的なコーティングが行なうことができる十分 に確実な方法で、ワックス状コーティング材料の部分的凝固が、コーティング間 隙で起きるようである。 受け入れられない長い凝固時間が、ワックス状コーティング製造のために使用 される従来のコーティング装置で要求されるので、もしスロット型コーターがこ の目的のために採用されると、同様の問題に出会うだろうという別の考えがあっ た。しかしながら、それは驚くべきことに、多分、熱コーティングヘッドが直接 ストリップ品に触れず、よってストリップを過熱しないので、「浮動ヘッド」( floating head)型装置は形成されたコーティングを早く凝固させるという結果 になった。 ストリップ品の片面コーティングに好適な本発明の方法で使用される装置の 型の好ましい例が、本出願と同じ譲受人に譲渡された1987年6月23日発行 の米国特許第4675230に開示されている。さらに、シート材料の両面コー ティングに関連した装置が、本出願と同じ譲受人に譲渡され、1994年12月 8日にWO94/27739として発行され、出願が1994年5月26日の係 属しているPCT特許出願番号PCT/CA94/0029に開示されている。 本発明の方法は、ワックス状コーティングからの熱が急速に拡散し、液体コー ティングがそれによって急速に凝固するという非常に良好な熱電導性の材料から なるストリップ品のコーティングに効果的である。この結果に達する最小熱電導 度は、幾つかの要因(例えばコーティング材料の特性及び温度、ストリップ品の 進行速度等)により変化するであろうが、普通の金属、特にアルミニウム及びア ルミニウム合金が本発明方法によるコーティングに好適である。 多数の「ワックス状コーティング材料」(wax-ljke coating materials)が本 発明での使用に好適であるが、ワックスタイプの潤滑剤が特に好ましい。これら の材料は室温或は環境温度で固形であるが、30−100℃の範囲の温度に、さ らに一般的には30−50℃に加熱されるとき、普通50センチポアズより低い 、さらに一般的には30センチポアズより低い低粘度を持つ液体を形成する。オ レフィン、例えば脂肪酸又は脂肪ジアミンのアルコールエステルを含んでいるワ ックス性材料は本発明での使用に特に好適であり、好適なワックスタイプ潤滑剤 の詳細例は次のものを含む:グリセロールモノラウレート、ペンタエリスリトー ルモノステアレート、エチレングリコールモノラウレート、グリセロールモノパ ルミテート、エチレングリコールモノステアレート、グリセロールジパルミテー ト及びプロピレングリコールジステアレート。 急速冷却とコーティング材料を急速凝固することとはコーティング中とコーテ ィングの直後には本発明において必要であり、コーティングの前に、コーティン グ装置内で材料が早く凝結の恐れのないように可能な限りの最低温度にワックス 状コーティング材料を加熱することが好ましい。30−100℃の温度 、更に好ましくは30−50℃が一般的に好適である。 上記したように、コーティング層はストリップ品がコイルにされる前に固体で なければならないので、ストリップは、コーティングされたものがコイリング装 置に到達する前に凝固を起こさせるスピードで好ましくは進行させるべきであり 、与えられたストリップ品とコーティング材料について、このスピードはコーテ ィング装置とコイリング装置間の距離によって変化するであろう。明らかに、コ イリング装置へ進むときには完全な凝固を可能にする最大スピードで或はそれに 近いスピードでストリップを進めることにより最大生産性が達成されるであろう がしかし、もし望むのであれば、それでもなお平らでスムーズなコーティング層 が生産できるならば、より遅い進行スピードが採用されるであろう。好適なコー ティングがなお可能である最低スピードは、コーティング間隙のサイズ、ストリ ップ品の性質、コーティング材料の特性のような要因に依存する。好適なスピー ドは、単純な試験と実験によって決定することができる。 コーティングの時に、コーティング材の急速な凝固を確実にするためにストリ ップ品そのものが相対的に冷たいのが好ましい。しかしながら、環境温度にある ストリップが普通好適であるので、ストリップ品の前冷却は一般的に要求されな い。 本発明に示された方法でワックス状コーティング材料を塗布することにより、 ワックス状コーティング材料、特にワックスタイプの潤滑剤の速くて効果的なコ ーティングが、従来装置を使った時に遭遇する不利益なく、達成することができ る。図面の簡単な説明 図1は本発明の好ましい実施態様を実施するのに好適なコーティング装置の部 分的に断面図を示す側面図である; 図2は本発明の別の好ましい実施態様による両面コーティングを実施するため の装置の非常に簡略化した概要図である; 図3は実施例1に説明した方法で得られるテスト結果を示しているグラフであ る;及び 図4は実施例2に説明した方法で得られるテスト結果を示しているグラフであ る。発明を実施するための最良の形態 本発明の好ましい1つの実施態様を実施するのに好適な装置は、図1に簡略化 した形で示す。装置10は米国特許第4675230に述べられたタイプのコー ティングヘッド12からなるが、以下に述べた方法に修正され、その方法とは、 矢印Aの方向に非加熱のバックアップドラムの周りを通るアルミニウムストリッ プ14上に、ワックスタイプ潤滑剤13の層を塗布することである。一般的に開 放側面で両辺が同じ広がりを持つ縦のコーティングスロット15を持つコーティ ングヘッド12は、ストリップがバックアップドラム16の表面で固く保持され ているストリップの進路で、ストリップの全幅を覆うように広がっている。スト リップ14に対面しているコーティングヘッド12の端は、少なくともスロット の下流側にスロット15の外側開口部付近に、ダウンストリームエッジ20を備 えて、広がったコーティング表面18を持つ。伸長された表面18は、ストリッ プの進行方向に狭くなるコーティング間隙19を形成するために、ストリップ1 4の表面に対し、角度(普通、0.1から5度の範囲に、或は更に好ましくは0 .5から1度)をもって配置されている。 コーティングヘッド12は、コーティングスロット15と繋がっている内部チ ャンネル22を持つ。このチャンネルには、加圧された貯蔵槽25に繋がってい る加熱された圧力ホース24によって溶融ワックス状コーティング材料が供給さ れる。貯蔵槽は、温水が常に入口26aと出口26bを経由して通る廻りを囲ん でいる温水ジャケット26から伝わる熱によって溶融状態に保持されるコーティ ング材料13を収容している。貯蔵槽は、貯蔵槽の上部で入口27を通って取り 入れられた圧縮空気によって加圧される。コーティングヘッド内の内部チャンネ ル22は、コーティングヘッド内のコーティング材料の凝結を 防ぐために使用された延長された棒状電気ヒーター28を含む。貯蔵槽25内で コーティング材料に適用された圧力は、スロット付近のコーティングヘッドの伸 長された表面18がコーティング材料を広げてその厚さを決めるところで、スロ ット15からストリップ14表面上に溶融コーティング材料を押出すのに十分な ものである。 コーティングヘッド12は、金属ブロック32をその上に置く平坦上面を持つ デッキ34に支持された金属ブロック32の一部を形成するか又は金属ブロック 32に取付けられ、ブロックは、両側に頭を付した矢印Bにより図示されたよう に、一般的に水平方向にデッキと相対して摺動のために支持されている。幾つか の垂直に開口しているスロット36(そのうち、1つだけが図1に示されている )は、矢印Bの方向に水平に延び、ブロックの長辺にそって一定間隔に設けられ た位置でチャンネル22の後方、ブロック32の本体中に形成される。幾つかの ボルト38(そのうち、1つだけを図示している)は、これらのスロットを挿通 して、1端はデッキにねじ込まれ、一方、他端はデッキ34上にブロック32を 保持するために大きなボルトヘッド38aとなっている。ボルト軸38bとスロ ット36の側壁との間の締め代はデッキに相対したブロック32の横の動きを防 止するが、スロットの延長部はブロック32が作動するヘッドの位置の全範囲を 矢印B方向に動くことを可能にする。 デッキ34は水平軸42周りの枢軸の動きのためにフィードフレーム40の上 に据えつけられてブロック32がデッキと共に、図1に示された位置から、スト リップの進路から離れた位置への上方へ回転すること(例えば、好適な空気によ る手段によって、不図示)を可能にする。ヘッド12がそれ自身の作動位置にお ける角度決定の調整を可能にするために、アーム44はフレーム40に固く固定 され、デッキ34の下に位置し、アームから上方に突出するスクリュー46を支 え、且つデッキ34の底面を支える。 フレームとロールは共通の支持構造体(不図示)に据付られているので、フレ ーム40はドラム18の軸に関連した位置に固定される。よって、軸42は ドラム16の軸に相対した位置に固定され、デッキ34が図2に示す作動位置に あって、スクリュー46の調整で望みの角度方位を提供するためスクリュー46 の調整がされるとき、ドラム16は、デッキ34から一定の距離で、スロット1 5と対向して進行中のストリップ14を支持している。 装置はさらに、ストリップ14の表面に向けてヘッドを押しやるために、ヘッ ドに負荷を連続して与えるためにデッキ34とヘッド12間に作用する手段を含 む。この負荷作用手段は、ブロック32の後方で、デッキ34に固く固定された 幾つかのエアシリンダー17(そのうちの1つを図示する、及び一般的な従来構 造物である)からなる。図示されたように、シリンダー17は、デッキの後方に 突き出ている棚部に固定されている。シリンダーの働き(一般的な従来の特性で ある)は、ブロック32とコーティングヘッド12をストリップ14の表面の方 向に押しやることである。この負荷は、伸長された表面18上で働く溶融(部分 的に凝固している)コーティング材料13の流体圧力(流体力学的力)に対抗す るので、ヘッド12は、材料層13上を「浮動」(float)する。それによって 、計測オリフィスが、表面18のダウンストリームエッジ20とストリップ表面 との間で規定され、計測オリフィスのサイズは、シリンダーによって加えられる 荷重の大きさによって(与えられたコーティング材料として)決定され、その荷 重は一般的にはストリップの幅の0.12−27kg/cm(1-150 lbs./linear inch )、さらに好ましくは0.9−9kg/cm(5-50 lbs./linear inch)である。コーテ ィングヘッド12とストリップ14間で直接に機械的接触は起こらないので、熱 の電導やストリップ表面の破損は避けられる。 驚くべきことに、ワックス状コーティング材料は、50センチポアズより低い 例えば20から30センチポアズの、範囲の低粘度のものであっても、動的荷重 制御装置によってコーティング厚さを制御する既に述べたタイプの装置を使って 、金属ストリップに良好に被覆できるということが見い出された。理論上は、こ のタイプの装置はどんな液体でもストリップ品に塗布するために使う ことができるが、実際には、その装置は低粘度の液体には効果的でない。特定の コーティング材料のための、突出ヘッドとストリップ品間のコーティング間隙1 9は、生じた力が制御のために実際の範囲内であることを確実にするために、粘 度、スピード及び要求されるコーティング厚さにより選択される。非常に低い粘 度の液体、遅いスピード及び厚いコーティング層のために、要求される間隙幅は 、余りに広すぎて実際的でない。しかしながら、我々は驚くべきことに、その装 置が低粘度溶融ワックス状材料の塗布に好適であることを見い出した。それは、 加熱された突出ヘッド12がストリップ品14に直接触れる部分がないために、 ストリップ品が溶融ワックス状材料を受ける前に、環境温度を超えて過度に加熱 されないこと、及び金属シート品(特に、アルミニウム或はアルミニウム合金で できている時)に高い熱電導性とコーティング材料層の相対的な薄さのために、 コーティング材料がストリップ品表面とコーティングヘッド間のコーティング間 隙内でストリップ品に接触するとすぐに凝結を開始することに理論づけられる。 これは、コーティング装置を効果的にする、及び相対的に遅いコーティングスピ ード(例えば、約15m/min(50 ft/min))で塗布される低粘度潤滑剤(例えば 、1−100ミクロン、さらに好ましくは2−25ミクロンの範囲の厚さ)の相 対的に厚い層を可能にするのに十分にコーティングの効果的な粘度を増加させる 。実際には、潤滑剤がコーティングヘッドの2・3フィート内で完全に凝固する ことが一般に見い出される。 貯蔵槽25、圧力ホース24及びコーティングヘッド12のそれぞれを(ヒー ター28により)加熱することによって、コーティング材料13は、ストリップ 14にコーティングとして塗布されるまで、先に示した粘度範囲内の溶融状態に 維持することができる。 ドラム16を超えると、ストリップは、コーティング工程で過度に加熱されて いないので、溶融ワックス状材料を凝固点より低く急速に冷却することができ、 ストリップは、単独の冷却段階を必要とせずに従来の方法でコイルにすることが できる。 図解した装置は片面コーティングのために設計されたものであるが、本発明は また、片面コーティングとして述べられた装置におけると同様に溶融ワックス状 コーティング材料の供給に修正されるが、先に言及した出願に開示されたタイプ の装置を使って両面コーティングをするためにも利用できる。 両面コーティングに好適な装置の例を図2に示す。被覆するために、金属スト リップ14は、軸方向に固定された位置で(図示していない構造によって)回転 可能に支持された一定の間隔をおいて設けられたガイドローラー201、202 、203の周りを十分に張った状態で、矢印Aで表した進路に沿ってコイル20 0から(コーティング面がストリップの)ストリップの長い寸法に縦に平行な方 向に続けて進む。ローラー201と202は共同して、進んでいるストリップの 大きい表面が実質上平面となっている進路の直線部分205を規定する。この進 路の部分205のある場所で、コーティング材料が、ワックス状材料の連続した 層やコーティングをそれぞれのストリップ表面上に定着させるために、2つのコ ーティングヘッド12、12´(互いに整合して配置され、それぞれがストリッ プ品の2つの大きい表面に面している)からストリップ14の大きい表面206 、207両方に塗布される。ロール203を通過した後、被覆されたストリップ は、例えば、コーティングラインを通してストリップを進ませる手段を構成する 、駆動巻取りリール208上で再びコイルにされる。 前の実施態様で述べられたコーティングヘッド12が同一方法でコーティング 材料を供給しストリップ表面の方へ押しやるので、コーティング装置12、12 ´は互いに同じものとなるであろう。 この実施態様中、溶融コーティング材料は、ほとんど同じ場所でストリップの 両面に同時に塗布されるにもかかわらず、供給されたコーティングの凝結が、コ ーティング間隙内で起きたり、厚い潤滑剤層をストリップ14の両面に塗布する ことができる。 最後の点として、本発明の方法は、自動車用ストリップ支持構造体上にワッ クスタイプの潤滑剤をコーティングすることに限定されず、例えばアルミニウム のコーティングが、支持構造体の保護層とすることができるというようなワック ス状材料をストリップ品上に被覆するのに似た適用のために使用することができ ることを指摘しておく。 本発明を次の実施例にてさらに説明するが、この実施例は本発明の範囲を制限 するものではない。実施例1 テストは、44℃の温度で適用されたAL070ワックスタイプ潤滑剤(約3 5から37℃の融点を持つエチレングリコールモノラウレート)を使って、ここ で説明した(5つの荷重適用シリンダー27を装備した)タイプの30インチ両 面コーティング装置を使用し、0.09cm(0.036インチ)厚さのオート シート(アルミニウム合金)上で実施された。コーティング材料は、34.5K Pa(1平方インチ当り5ポンド)の圧力でコーティングヘッドに供給され、コ ーティングヘッドは、6.25Kg/cm(直線インチ当り35ポンド)の平均 力で、ストリップ幅であるストリップ表面の方向へ押された。テスト結果を図3 に示したが、この図はシート幅を覆った状態で、(シートが水平に装置から進ん だとき)シートの上部と底部表面上のコーティング厚さ状態を表している。グラ フ中の垂直矢印は5つの荷重エアシリンダーの位置を示し、エアシリンダーは空 気圧力が0、138、138、138及び0KPa(1平方インチ当り0、20 、20、20及び0ポンド)の圧力にそれぞれ調節された。ストリップの動くス ピードは15m/min(50ft./min)、計測したランド幅(間隙)は0.8cm(0 .3インチ)及びコーティングヘッドの角度は0.5度であった。これらの条件 下で、粘度が30センチポアズのコーティング液体で理論的に計算したフィルム 重さは約0.1グラム/平方メーターである。実際のコーティング厚さが1から 3.5グラム/平方メーターの範囲だったという事実は、本発明が理論的なもの より厚いフィルムを製造することができることを示している。よって製造された コーティング物は、自動車への適用 での使用に受け入れられる厚さで均一なものであると信じられる。実施例2 ストリップコーティングが、幅(コーティング幅は29cm(11.5インチ )である)が30cmのコーティングヘッドを持つ両面コーティング装置を使っ て、貯蔵できる0.03cm(0.011インチ)厚さのアルミニウムに実施さ れた。ここでもまたワックス状潤滑剤AL070が使用されたが、今回の適用温 度は51℃であった。3.8cm(1.5インチ)のシリンダー内径を持つ、2 つの荷重適用シリンダーが、コーティングヘッドごとに各端1個備えられ、それ ぞれは310KPa(1平方インチ当り45ポンド)の圧力に空気で加圧された 。シリンダーからのコーティングヘッド上への平均荷重は、ストリップ幅の2. 5kg/直線 cm(13.9ポンド/直線インチ)であった。それぞれのランド 幅が0.63cm(0.25インチ)のコーティングヘッドは、ストリップ表面 に対し0.5度の角度に設定された。コーティング材料は、それぞれのコーティ ングヘッドに24KPa(3.5ポンド/平方インチ圧)で供給され、ストリッ プは15m/分(50フィート/分)で進んだ。結果を図4のグラフに示す。そ れによって、製造されたコーティング物は自動車への適用での使用に受け入れら れる厚さで均一なものであると信じられる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月26日 【補正内容】 ドラム16の軸に相対した位置に固定され、デッキ34が図2に示す作動位置に あって、スクリュー46の調整で望みの角度方位を提供するためスクリュー46 の調整がされるとき、ドラム16は、デッキ34から一定の距離で、スロット1 5と対向して進行中のストリップ14を支持している。 装置はさらに、ストリップ14の表面に向けてヘッドを押しやるために、ヘッ ドに負荷を連続して与えるためにデッキ34とヘッド12間に作用する手段を含 む。この負荷作用手段は、ブロック32の後方で、デッキ34に固く固定された 幾つかのエアシリンダー17(そのうちの1つを図示する、及び一般的な従来構 造物である)からなる。図示されたように、シリンダー17は、デッキの後方に 突き出ている棚部に固定されている。シリンダーの働き(一般的な従来の特性で ある)は、ブロック32とコーティングヘッド12をストリップ14の表面の方 向に押しやることである。この負荷は、伸長された表面18上で働く溶融(部分 的に凝固している)コーティング材料13の流体圧力(流体力学的力)に対抗す るので、ヘッド12は、材料層13上を「浮動」(float)する。それによって 、計測オリフィスが、表面18のダウンストリームエッジ20とストリップ表面 との間で規定され、計測オリフィスのサイズは、シリンダーによって加えられる 荷重の大きさによって(与えられたコーティング材料として)決定され、その荷 重は一般的にはストリップの幅の0.18−27kg/cm(1-150 lbs./linear inch )、さらに好ましくは0.9−9kg/cm(5-50 lbs./linear inch)である。コーテ ィングヘッド12とストリップ14間で直接に機械的接触は起こらないので、熱 の電導やストリップ表面の破損は避けられる。 驚くべきことに、ワックス状コーティング材料は、50センチポアズより低い 例えば20から30センチポアズの、範囲の低粘度のものであっても、動的荷重 制御装置によってコーティング厚さを制御する既に述べたタイプの装置を使って 、金属ストリップに良好に被覆できるということが見い出された。理論上は、こ のタイプの装置はどんな液体でもストリップ品に塗布するために使う請求の範囲: 1.熱電導性ストリップ品の表面上にコーティング材料のコーティング層を形成 する方法であって、コーティング材料が、ストリップ品の進行方向に集まるコー ティング間隙を規定するためにストリップ品にある角度で方向づけたスロットに 隣接して広げた表面を備えた可動コーティングヘッドの長い側面開口のスロット からストリップ品の進行中の表面上に流出されること、及び、コーティング層厚 さを制御するために、コーティング材料がスロットから表面に流出する時に該間 隙で当該広がった表面上に該コーティング材料によって働く反対の流体力学的力 に抗してストリップ品表面に向かってコーティングヘッドを押す方法であり、固 形ワックス状コーティング材料が加熱されて50センチポアズかそれより小さい 粘度を持つ溶融物が形成されること、及び当該溶融物が、当該コーティング材料 として、当該側面開口スロットから供給されること、を特徴とする熱電導性スト リップ品表面上にコーティング材料のコーティング層を形成する方法。 2.当該熱電導性ストリップ品としてアルミニウム又はアルミニウム合金ストリ ップを使用することを特徴とする請求の範囲1による方法。 3.当該固形ワックス状コーティング材料が、30センチポアズかそれより小さ い粘度を持つ溶融物を形成するために30−50℃の温度範囲で溶融する材料で あること、及び当該固形ワックス状コーティング材料が当該範囲の温度に加熱さ れることを特徴とする請求の範囲1による方法。 4.当該ストリップ品が第2の表面を有すること、並びに、ストリップ品の進行 方向に集まるコーティング間隙を規定するために、ストリップ品にある角度で方 向づけたスロット隣接の広がった表面を持つ第2可動コーティングヘッドに備え られた長い側面開口のスロットから当該第2表面上へコーティング材料 を流出させること;及び、当該コーティング材料が、当該第2コーティング層厚 さを制御するために、スロットから第2表面に流出するときに当該間隙で当該第 2コーティングヘッドの当該広がった表面上の当該コーティング材料によって働 く反対の流体力学力に抗して、ストリップ品の第2表面に向かって第2コーティ ングヘッドを押すこと;によりコーティング材料層が当該ストリップ品の当該第 2表面にも同時に形成される方法であって、固形ワックス状材料が加熱されて5 0センチポアズかそれより小さい粘度を持つ溶融物が形成され、及び当該溶融物 が、当該コーティング材料として当該第2コーティングヘッドの当該側面開口ス ロットから供給されることを特徴とする請求の範囲1による方法。 5.1−100ミクロンの範囲のコーティング厚さを造る力で、当該表面に向か って当該コーティングヘッドが押されることを特徴とする請求の範囲1による方 法。 6.2−25ミクロンの範囲のコーティング厚さを造る力で、当該表面に向かっ て当該コーティングヘッドが押されることを特徴とする請求の範囲1による方法 。 7.ストリップ幅につき0.18−27Kg/直線 cm 〔1−150lbs./直線 インチ〕の範囲の力で、当該表面に向かって当該コーティングヘッドが押される ことを特徴とする請求の範囲1による方法。 8.ストリップ幅につき0.9−9Kg/直線 cm 〔5−50lbs./直線インチ 〕の範囲の力で、当該表面に向かって当該コーティングヘッドが押されることを 特徴とする請求の範囲1による方法。 9.当該溶融物が当該ストリップ品に塗布される前に約100℃より低い温度に 維持されることを特徴とする請求の範囲1による方法。 10.当該溶融物が当該ストリップ品に塗布される前に約50℃より低い温度に 維持されることを特徴とする請求の範囲1による方法。 11.当該溶融物が塗布される前に、当該ストリップ品が環境温度に維持される ことを特徴とする請求の範囲1による方法。 12.当該ワックス状コーティング材料として潤滑剤が選択されることを特徴と する請求の範囲1による方法。 13.グリセロールモノラルレート、ペンタエリスリトールモノステアレート、 エチレングリコールモノラルレート、グリセロールモノパルミテート、エチレン グリコールモノステアレート、グリセロールジパルミテート及びプロピレングリ コールジステアレートから選択される潤滑剤を用いることを特徴とする請求の範 囲12による方法。 14.当該表面に塗布される前に当該溶融物の凝固を避けるために当該コーティ ングヘッドが加熱されることを特徴とする請求の範囲1による方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN 【要約の続き】 すぐに凝固することを可能にするので、非常に長い冷却 工程や特別な冷却装置を備えることなく、ストリップを コイルにすることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱電導性ストリップ品の表面上に固形ワックス状コーティング材料のコーテ ィング層を形成する方法であって、固形ワックス状コーティング材料が加熱され て溶融物とされ、コーティング層が、溶融物を表面上に塗布して溶融物を冷却し て固形コーティング層を形成することによって、ストリップ品の移動中の表面に 形成される方法において、溶融物は、ストリップ品の進行方向に集まるコーティ ング間隙を規定するためにストリップ品にある角度で方向づけたスロットに隣接 して広げた表面を備えた可動コーティングヘッドの長い側面開口のスロットから ストリップ品の進行中の表面上に流出されること、及び、コーティング層厚さを 制御するために、当該溶融物がスロットから表面に流出する時に該間隙で当該広 がった表面上に該コーティング材料によって働く反対の流体力学的力に抗して、 ストリップ品表面に向かってコーティングヘッドを押すこと、を特徴とする熱電 導性ストリップ品表面上に、固形ワックス状コーティング材料のコーティング層 を形成する方法。 2.当該熱電導性ストリップ品としてアルミニウム又はアルミニウム合金ストリ ップを使用することを特徴とする請求の範囲1による方法。 3.約30センチポアズかそれより小さい粘度を持つ溶融物を形成するために、 30−50℃の範囲の温度で溶融するコーティング材料を使用することを特徴と する請求の範囲1による方法。 4.当該ストリップ品が第2の表面を有すること、並びに、ストリップ品の進行 方向に集まるコーティング間隙を規定するために、ストリップ品にある角度で方 向づけたスロット隣接の広がった表面を持つ第2可動コーティングヘッドに備え られた長い側面開口のスロットから当該第2表面上へワックス状コーティング材 料の溶融物を流出させること;及び、当該溶融物が、当該第2コーテ ィング層厚さを制御するために、スロットから第2表面に流出するときに当該間 隙で当該第2コーティングヘッドの当該広がった表面上の当該コーティング材料 によって働く反対の流体力学力に抗して、ストリップ品の第2表面に向かって第 2コーティングヘッドを押すこと;によりコーティング材料層が当該ストリップ 品の当該第2表面にも同時に形成されることを特徴とする請求の範囲1による方 法。 5.1−100ミクロンの範囲のコーティング厚さを造る力で、当該表面に向か って当該コーティングヘッドが押圧されることを特徴とする請求の範囲1による 方法。 6.2−25ミクロンの範囲のコーティング厚さを造る力で、当該表面に向かっ て当該コーティングヘッドが押圧されることを特徴とする請求の範囲1による方 法。 7.ストリップ幅につき1−150lbs./直線インチの範囲の力で、当該表面に 向かって当該コーティングヘッドが押されることを特徴とする請求の範囲1によ る方法。 8.ストリップ幅につき5−50lbs./直線インチの範囲の力で、当該表面に向 かって当該コーティングヘッドが押されることを特徴とする請求の範囲1による 方法。 9.当該溶融物が当該ストリップ品に塗布される前に約100℃より低い温度に 維持されることを特徴とする請求の範囲1による方法。 10.当該溶融物が当該ストリップ品に塗布される前に約50℃より低い温度 に維持されることを特徴とする請求の範囲1による方法。 11.当該溶融物が塗布される前に、当該ストリップ品が環境温度に維持される ことを特徴とする請求の範囲1による方法。 12.当該ワックス状コーティング材料として潤滑剤を用いることを特徴とする 請求の範囲1による方法。 13.グリセロールモノラルレート、ペンタエリスリトールモノステアレート、 エチレングリコールモノラルレート、グリセロールモノパルミテート、エチレン グリコールモノステアレート、グリセロールジパルミテート及びプロピレングリ コールジステアレートから選択される潤滑剤を用いることを特徴とする請求の範 囲12による方法。 14.当該表面に塗布される前に当該溶融物の凝固を避けるために当該コーティ ングヘッドを加熱することを特徴とする請求の範囲1による方法。
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