JPH0245509B2 - - Google Patents
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- JPH0245509B2 JPH0245509B2 JP58009702A JP970283A JPH0245509B2 JP H0245509 B2 JPH0245509 B2 JP H0245509B2 JP 58009702 A JP58009702 A JP 58009702A JP 970283 A JP970283 A JP 970283A JP H0245509 B2 JPH0245509 B2 JP H0245509B2
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- Japan
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- coater die
- spring
- base material
- coating
- substrate
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Links
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 32
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/0295—Floating coating heads or nozzles
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コーテイング装置に関するもので、
例えば使り捨ておむつ等に用いられるホツトメル
ト粘着テープの製造等に適用されるコーテイング
装置に関するものである。
例えば使り捨ておむつ等に用いられるホツトメル
ト粘着テープの製造等に適用されるコーテイング
装置に関するものである。
従来、例えば、ホツトメルト粘着テープ等は、
固定されたコーターダイと同じく固定された通常
ゴムローラーよりなる基材（フイルム）搬送ロー
ラーとの間に基材（フイルム）を搬送し、該基材
（フイルム）に上記コーターダイを介し粘性体ホ
ツトメルト接掃着剤）をコーテイングすることに
より製造されているが、そのような従来法におい
ては、搬送停止時や低速搬送時に基材（フイル
ム）の溶断を生じ易く、又高速搬送時に粘性体
（ホツトメルト接着剤）のコーテイングの厚みが
増すと熱量が大きくなるため基材（フイルム）が
伸長する等問題があり、特にこのような基材（フ
イルム）の溶断や伸長は、軟化温度の低い基材
（フイルム）に高温の粘性体（ホツトメルト接着
剤）をコーテイングする場合に生じ易いため、ホ
ツトメルト粘着テープ等の製造における大きなネ
ツクとなつていた。
固定されたコーターダイと同じく固定された通常
ゴムローラーよりなる基材（フイルム）搬送ロー
ラーとの間に基材（フイルム）を搬送し、該基材
（フイルム）に上記コーターダイを介し粘性体ホ
ツトメルト接掃着剤）をコーテイングすることに
より製造されているが、そのような従来法におい
ては、搬送停止時や低速搬送時に基材（フイル
ム）の溶断を生じ易く、又高速搬送時に粘性体
（ホツトメルト接着剤）のコーテイングの厚みが
増すと熱量が大きくなるため基材（フイルム）が
伸長する等問題があり、特にこのような基材（フ
イルム）の溶断や伸長は、軟化温度の低い基材
（フイルム）に高温の粘性体（ホツトメルト接着
剤）をコーテイングする場合に生じ易いため、ホ
ツトメルト粘着テープ等の製造における大きなネ
ツクとなつていた。
本発明は、上記の如き問題を解消したコーテイ
ング装置、即ち、コーターダイ及び該コーターダ
イに隣接して設けられた基材搬送ローラーを有
し、該基材搬送ローラーにより基材を連続的に搬
送し該基材上に粘性体を連続的にコーテイングす
るコーテイング装置において、コーターダイ及び
基材搬送ローラーのうちの少なくとも一方をスプ
リングを介して該コーターダイと該基材搬送ロー
ラーとの間に所定の間隙巾を設けて支持し、該コ
ーターダイ又は基材搬送ローラーをコーターダイ
からの粘性体の吐出圧力の作用により上記スプリ
ングに抗して変位するようにしたことを特徴とす
るコーテイング装置を提供するものである。
ング装置、即ち、コーターダイ及び該コーターダ
イに隣接して設けられた基材搬送ローラーを有
し、該基材搬送ローラーにより基材を連続的に搬
送し該基材上に粘性体を連続的にコーテイングす
るコーテイング装置において、コーターダイ及び
基材搬送ローラーのうちの少なくとも一方をスプ
リングを介して該コーターダイと該基材搬送ロー
ラーとの間に所定の間隙巾を設けて支持し、該コ
ーターダイ又は基材搬送ローラーをコーターダイ
からの粘性体の吐出圧力の作用により上記スプリ
ングに抗して変位するようにしたことを特徴とす
るコーテイング装置を提供するものである。
以下、本発明装置の実施例について図面に沿つ
て説明する。
て説明する。
第１図は本発明のコーテイング装置の一実施例
の概略図を示すもので、同図において、１は、基
材巻き出しローラーで、基材巻き出しローラー１
より巻き出された基材（フイルム）２は、コータ
ーダイ３と基材搬送ローラー４との間を搬送さ
れ、この搬送の際コーターダイ３の先端の吐出口
から吐出される粘性体がコーテイングされ、駆動
ローラー５を経て巻き取りローラー６に巻き取ら
れるようになしてある。
の概略図を示すもので、同図において、１は、基
材巻き出しローラーで、基材巻き出しローラー１
より巻き出された基材（フイルム）２は、コータ
ーダイ３と基材搬送ローラー４との間を搬送さ
れ、この搬送の際コーターダイ３の先端の吐出口
から吐出される粘性体がコーテイングされ、駆動
ローラー５を経て巻き取りローラー６に巻き取ら
れるようになしてある。
而して、本発明のコーテイング装置において
は、第２図及び第３図に示す如く、コーターダイ
３を装置本体１１にスプリング６１，６１，６
２，６２を介し支持して基材搬送ローラー４に対
し接離する方向に変位可能となすと共に、コーテ
イング時における基材搬送ローラー４方向へのコ
ーターダイ３の負荷圧を調整できるようになして
ある。実施例について更に詳述すると、コーター
ダイ３は可動板３１に固着してあり、可動板３１
は、装置本体１１の２つのコ字型部分の開放側に
固定した２つの案内ボルト１２，１２により略上
下方向に変位可能に支持されており、且つ該案内
ボルトに嵌装した第１のスプリング６１，６１に
より下方から付勢され、又同じく案内ボルト１
２，１２に嵌装した第２のスプリング６２，６２
により上方から付勢されるようになしてある。そ
して又、可動板３１の下方への変位は、装置本体
１１，１１に下方から螺合されて可動板３１に下
方から当接する調整ボルト１３，１３により規制
できるようになしてあり、又第２のスプリング６
２，６２による下方への付勢力は、案内ボルト１
２，１２に螺合され第２のスプリング６２，６２
の上端部を規制する調整ナツト１４，１４により
調整できるようになしてある。これらの調整ボル
ト１３，１３及び調整ナツト１４，１４は第１の
スプリング６１，６１及び第２のスプリング６
２，６２の付勢力と、コーターダイ３及び可動板
３１の荷重とのバランスを調整することによりコ
ーテイング時における基材搬送ローラー４方向へ
のコーターダイ３の負荷圧を調整するものであ
り、例えば、調整ボルト１３，１３を下方に移動
させて、第２のスプリング６２，６２の付勢力０
Kgの状態において第１のスプリング６１，６１の
付勢力とコーターダイ３及び可動板３１の荷重と
が釣り合う位置に調整ボルト１３，１３を調整す
れば、上記負荷圧を０Kgとすることができ、この
状態から調整ボルト１３，１３を上方に移動調整
し、更には調整ナツト１４，１４を下方に移動調
整すれば、可動板３１を下方に付勢した状態にお
いてその下方への移動を調整ボルト１３，１３に
より規制することができ、もつて上記負荷圧を高
いものとすることができる。
は、第２図及び第３図に示す如く、コーターダイ
３を装置本体１１にスプリング６１，６１，６
２，６２を介し支持して基材搬送ローラー４に対
し接離する方向に変位可能となすと共に、コーテ
イング時における基材搬送ローラー４方向へのコ
ーターダイ３の負荷圧を調整できるようになして
ある。実施例について更に詳述すると、コーター
ダイ３は可動板３１に固着してあり、可動板３１
は、装置本体１１の２つのコ字型部分の開放側に
固定した２つの案内ボルト１２，１２により略上
下方向に変位可能に支持されており、且つ該案内
ボルトに嵌装した第１のスプリング６１，６１に
より下方から付勢され、又同じく案内ボルト１
２，１２に嵌装した第２のスプリング６２，６２
により上方から付勢されるようになしてある。そ
して又、可動板３１の下方への変位は、装置本体
１１，１１に下方から螺合されて可動板３１に下
方から当接する調整ボルト１３，１３により規制
できるようになしてあり、又第２のスプリング６
２，６２による下方への付勢力は、案内ボルト１
２，１２に螺合され第２のスプリング６２，６２
の上端部を規制する調整ナツト１４，１４により
調整できるようになしてある。これらの調整ボル
ト１３，１３及び調整ナツト１４，１４は第１の
スプリング６１，６１及び第２のスプリング６
２，６２の付勢力と、コーターダイ３及び可動板
３１の荷重とのバランスを調整することによりコ
ーテイング時における基材搬送ローラー４方向へ
のコーターダイ３の負荷圧を調整するものであ
り、例えば、調整ボルト１３，１３を下方に移動
させて、第２のスプリング６２，６２の付勢力０
Kgの状態において第１のスプリング６１，６１の
付勢力とコーターダイ３及び可動板３１の荷重と
が釣り合う位置に調整ボルト１３，１３を調整す
れば、上記負荷圧を０Kgとすることができ、この
状態から調整ボルト１３，１３を上方に移動調整
し、更には調整ナツト１４，１４を下方に移動調
整すれば、可動板３１を下方に付勢した状態にお
いてその下方への移動を調整ボルト１３，１３に
より規制することができ、もつて上記負荷圧を高
いものとすることができる。
又、基材搬送ローラー４はメタル製の中空ロー
ラーより構成してあり、内部には冷却媒体が流通
するようになしてある。第１図において、４１は
冷却媒体流入パイプ、４２は冷却媒体排出パイプ
である。又、基材搬送ローラー４は、装置本体１
１に前後方向摺動可能に設けた可動台４３に軸支
してあり、ハンドル４４を操作して可動台４３の
摺動位置を調整することにより、第３図に示す如
く若干斜めに設けられたコーターダイ３お基材搬
送ローラー４との間の間隙巾乃至は適合状態を調
整できるようになしてある。尚、基材搬送ローラ
ー４は低温の冷却媒体により冷却可能であれば熱
伝導率の低いゴムローラーで構成されていても良
いが、ゴムローラーでは１ミクロン以下の芯円
度、平滑度を得ることが困難で、高精度且つ均一
なコーテイングを実施することが困難であるか
ら、このような困難を回避できるメタル製ローラ
ーを使用することが好ましい。又、基材搬送ロー
ラー４としてメタル製のローラーを使用すること
により、その製作が容易となり、且つ熱伝導率が
高いためゴムローラーを使用した場合に比較し高
めの冷却媒体を用いた場合でも効果的に基材２を
冷却することができる。
ラーより構成してあり、内部には冷却媒体が流通
するようになしてある。第１図において、４１は
冷却媒体流入パイプ、４２は冷却媒体排出パイプ
である。又、基材搬送ローラー４は、装置本体１
１に前後方向摺動可能に設けた可動台４３に軸支
してあり、ハンドル４４を操作して可動台４３の
摺動位置を調整することにより、第３図に示す如
く若干斜めに設けられたコーターダイ３お基材搬
送ローラー４との間の間隙巾乃至は適合状態を調
整できるようになしてある。尚、基材搬送ローラ
ー４は低温の冷却媒体により冷却可能であれば熱
伝導率の低いゴムローラーで構成されていても良
いが、ゴムローラーでは１ミクロン以下の芯円
度、平滑度を得ることが困難で、高精度且つ均一
なコーテイングを実施することが困難であるか
ら、このような困難を回避できるメタル製ローラ
ーを使用することが好ましい。又、基材搬送ロー
ラー４としてメタル製のローラーを使用すること
により、その製作が容易となり、且つ熱伝導率が
高いためゴムローラーを使用した場合に比較し高
めの冷却媒体を用いた場合でも効果的に基材２を
冷却することができる。
次ぎに、以上の構成からなる本発明装置の一実
施例を用いて実施するコーテイング方法の一実施
態様について説明すると、コーターダイ３と基材
搬送ローラー４との間を搬送される基材２に粘性
体７をコーテイングするに際し、コーターダイ３
からの粘性体７の吐出圧力によりコーターダイ３
と基材搬送ローラー４との間隙巾を変位させるよ
うになしてある。更に詳述すると、粘性体のコー
テイングに先立つて、前述の如く調整ボルト１
３，１３及び調整ナツト１４，１４を調整してス
プリング６１，６１，６２，６２による基材搬送
ローラー４方向へのコーターダイ３の負荷圧をコ
ーテイング態様に応じて調整し、しかる後ハンド
ル４４を操作して前述の如く基材搬送ローラー４
を前後方向に摺動させてコーターダイ３と基材搬
送ローラー４との間隙巾をコーテイング態様に応
じて調整しておく。しかる後、コーターダイ３と
基材搬送ローラー４との間に基材２を通過させ、
コーターダイ３の先端の吐出口から粘性体７を吐
出させる。この吐出によりコーターダイ３は、ス
プリング６１，６１，６２，６２による負荷圧に
抗して浮上し、コーターダイ３からの粘性体７の
吐出圧力の変動に応じて上下動し所定の吐出圧力
をもつて粘性体７を基材２上に均一にコーターダ
イする。これと同時に、基材２は基材搬送ローラ
ー４により下方から効果的に冷却されるため、例
えば、粘性体７としてホツトメルト接着剤を使用
し基材２としてフイルムを使用した場合、該基材
２の熱による溶断や伸長を防止できる。尚、上記
の如きコーテイング時においては、コーターダイ
３からの粘性体７の吐出圧力により、通常、第１
のスプリング６１，６１には伸長する方向に力が
働き、第２のスプリング６２，６２には圧縮する
方向の力が働いている。
施例を用いて実施するコーテイング方法の一実施
態様について説明すると、コーターダイ３と基材
搬送ローラー４との間を搬送される基材２に粘性
体７をコーテイングするに際し、コーターダイ３
からの粘性体７の吐出圧力によりコーターダイ３
と基材搬送ローラー４との間隙巾を変位させるよ
うになしてある。更に詳述すると、粘性体のコー
テイングに先立つて、前述の如く調整ボルト１
３，１３及び調整ナツト１４，１４を調整してス
プリング６１，６１，６２，６２による基材搬送
ローラー４方向へのコーターダイ３の負荷圧をコ
ーテイング態様に応じて調整し、しかる後ハンド
ル４４を操作して前述の如く基材搬送ローラー４
を前後方向に摺動させてコーターダイ３と基材搬
送ローラー４との間隙巾をコーテイング態様に応
じて調整しておく。しかる後、コーターダイ３と
基材搬送ローラー４との間に基材２を通過させ、
コーターダイ３の先端の吐出口から粘性体７を吐
出させる。この吐出によりコーターダイ３は、ス
プリング６１，６１，６２，６２による負荷圧に
抗して浮上し、コーターダイ３からの粘性体７の
吐出圧力の変動に応じて上下動し所定の吐出圧力
をもつて粘性体７を基材２上に均一にコーターダ
イする。これと同時に、基材２は基材搬送ローラ
ー４により下方から効果的に冷却されるため、例
えば、粘性体７としてホツトメルト接着剤を使用
し基材２としてフイルムを使用した場合、該基材
２の熱による溶断や伸長を防止できる。尚、上記
の如きコーテイング時においては、コーターダイ
３からの粘性体７の吐出圧力により、通常、第１
のスプリング６１，６１には伸長する方向に力が
働き、第２のスプリング６２，６２には圧縮する
方向の力が働いている。
尚、以上、コーターダイ３をスプリングを介し
支持した本発明のコーテイング装置の一実施例を
用いて実施するコーテイング方法の一実施態様に
ついて説明したが、本発明のコーテイング装置
は、コーターダイ３及び基材搬送ローラー４のう
ちの少なくとも一方をスプリングを介して支持
し、該コーターダイ３又は該基材搬送ローラー４
を、コーターダイ３からの粘性体７の吐出圧力に
より上記スプリングに抗して変位するようになし
てあれば良い。例えば、第４図及び第５図に示す
本発明のコーテイング装置の別の実施例において
は、反対に、コーターダイ３を固定する一方、基
材搬送ローラー４を、前記可動台４３にスプリン
グ４５，４５を介して架設した上下方向に変位可
能な可動台４５に軸支してあるが、先の実施例と
同様に調整ナツト４７，４７及び調整ボルト４
８，４８により、スプリング４５，４５による基
材２への負荷圧を調整できるようになしてあり、
且つコーターダイ３からの粘性体７の吐出圧力に
よりスプリング４５，４５に圧縮する力を働かせ
てコーターダイ３と基材搬送ローラー４との間隙
巾を変位できるようになしてあるから、この実施
例のコーテイング装置を用いてもコーテイング方
法を先の実施態様と同様に実施できる。
支持した本発明のコーテイング装置の一実施例を
用いて実施するコーテイング方法の一実施態様に
ついて説明したが、本発明のコーテイング装置
は、コーターダイ３及び基材搬送ローラー４のう
ちの少なくとも一方をスプリングを介して支持
し、該コーターダイ３又は該基材搬送ローラー４
を、コーターダイ３からの粘性体７の吐出圧力に
より上記スプリングに抗して変位するようになし
てあれば良い。例えば、第４図及び第５図に示す
本発明のコーテイング装置の別の実施例において
は、反対に、コーターダイ３を固定する一方、基
材搬送ローラー４を、前記可動台４３にスプリン
グ４５，４５を介して架設した上下方向に変位可
能な可動台４５に軸支してあるが、先の実施例と
同様に調整ナツト４７，４７及び調整ボルト４
８，４８により、スプリング４５，４５による基
材２への負荷圧を調整できるようになしてあり、
且つコーターダイ３からの粘性体７の吐出圧力に
よりスプリング４５，４５に圧縮する力を働かせ
てコーターダイ３と基材搬送ローラー４との間隙
巾を変位できるようになしてあるから、この実施
例のコーテイング装置を用いてもコーテイング方
法を先の実施態様と同様に実施できる。
又、本発明において使用される基材２及び粘性
体７は特に限定されないが、本発明はフイルム上
にホツトメルト接着剤をコーテイングしたホツト
メルト粘着テープの製造に適している。
体７は特に限定されないが、本発明はフイルム上
にホツトメルト接着剤をコーテイングしたホツト
メルト粘着テープの製造に適している。
叙上の如く、本発明によれば、コーテイング時
における基材への粘性体、例えば加熱溶融したホ
ツトメルト接着剤のコーターダイからの吐出圧力
により、コーターダイと基材搬送ローラーとの間
隙巾が変位するように構成してあるから、粘性体
のコーテイングに際しコーターダイと基材搬送ロ
ーラーとの間に所望のクツシヨン性を得ることが
でき、又粘性体の粘度に適応するようにコーター
ダイからの粘性体の吐出圧力を任意に調整するこ
とができ、更にミクロン単位のコーテイング厚み
の調整を極めて容易に行うことができる。
における基材への粘性体、例えば加熱溶融したホ
ツトメルト接着剤のコーターダイからの吐出圧力
により、コーターダイと基材搬送ローラーとの間
隙巾が変位するように構成してあるから、粘性体
のコーテイングに際しコーターダイと基材搬送ロ
ーラーとの間に所望のクツシヨン性を得ることが
でき、又粘性体の粘度に適応するようにコーター
ダイからの粘性体の吐出圧力を任意に調整するこ
とができ、更にミクロン単位のコーテイング厚み
の調整を極めて容易に行うことができる。
また、本発明によれば、実施例に示した如く、
１ミクロン以下の芯円度、平滑度を得ることがで
きしかも熱伝導率が高いメタル製の基材搬送ロー
ラーを、従来のゴム製のものに代えて使用可能で
あるから、メタル製のローラーを冷却して用いる
等により、高精度で均一性の高いコーテイングを
実施することができるとともに、基材（フイル
ム）の伸長や溶断を防止することができ、その結
果、従来困難視されていた薄いフイルムや軟化点
の低いフイルムに高温且つ高粘度のホツトメルト
接着剤をコーテイングすることができる等の効果
が奏せられる。
１ミクロン以下の芯円度、平滑度を得ることがで
きしかも熱伝導率が高いメタル製の基材搬送ロー
ラーを、従来のゴム製のものに代えて使用可能で
あるから、メタル製のローラーを冷却して用いる
等により、高精度で均一性の高いコーテイングを
実施することができるとともに、基材（フイル
ム）の伸長や溶断を防止することができ、その結
果、従来困難視されていた薄いフイルムや軟化点
の低いフイルムに高温且つ高粘度のホツトメルト
接着剤をコーテイングすることができる等の効果
が奏せられる。
第１図は本発明の装置の一実施例の側面図、第
２図及び第３図はそれぞれその要部の正面断面図
及び側面断面図、第４図及び第５図はそれぞれ本
発明の装置の別の実施例の要部の正面図及び側面
断面図である。 ２……基材、３……コーターダイ、４……基材
搬送ローラー、７……粘性体、６１，６２，４５
……スプリング。
２図及び第３図はそれぞれその要部の正面断面図
及び側面断面図、第４図及び第５図はそれぞれ本
発明の装置の別の実施例の要部の正面図及び側面
断面図である。 ２……基材、３……コーターダイ、４……基材
搬送ローラー、７……粘性体、６１，６２，４５
……スプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ コーターダイ及び該コーターダイに隣接して
設けられた基材搬送ローラーを有し、該基材搬送
ローラーにより基材を連続的に搬送し該基材上に
粘性体を連続的にコーテイングするコーテイング
装置において、コーターダイ及び基材搬送ローラ
ーのうちの少なくとも一方をスプリングを介して
該コーターダイと該基材搬送ローラーとの間に所
定の間隙巾を設けて支持し、該コーターダイ又は
基材搬送ローラーを、コーターダイからの粘性体
の吐出圧力の作用により上記スプリングに抗して
変位するようにしたことを特徴とするコーテイン
グ装置。 ２ コーターダイが第１のスプリングと第２のス
プリングを介して支持されており、第１のスプリ
ングにはコーターダイからの粘性体の吐出圧力が
作用すると伸長する方向に力が働き、第２のスプ
リングにはコーターダイからの粘性体の吐出圧力
が作用すると圧縮する方向に力が働くことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載のコーテイング
装置。 ３ 基材搬送ローラーがスプリングを介して支持
されており、コーターダイからの粘性体の吐出圧
力が作用するとスプリングには圧縮する方向に力
が働くことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のコーテイング装置。 ４ 基材搬送ローラーの内部に冷却媒体が流通す
るようになしてあることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のコーテイング装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP970283A JPS59136163A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | コーティング装置 |
| US06/559,806 US4520049A (en) | 1983-01-24 | 1983-12-09 | Method and apparatus for coating |
| DE19843400731 DE3400731A1 (de) | 1983-01-24 | 1984-01-11 | Beschichtungsverfahren und beschichtungsvorrichtung |
| GB08401356A GB2133721B (en) | 1983-01-24 | 1984-01-19 | Coating apparatus |
| FR848400951A FR2539652B1 (fr) | 1983-01-24 | 1984-01-23 | Procede et appareil d'enduction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP970283A JPS59136163A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | コーティング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136163A JPS59136163A (ja) | 1984-08-04 |
| JPH0245509B2 true JPH0245509B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=11727561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP970283A Granted JPS59136163A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | コーティング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136163A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0824872B2 (ja) * | 1988-06-07 | 1996-03-13 | 松下電器産業株式会社 | 塗布装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227964B2 (ja) * | 1971-10-09 | 1977-07-23 | ||
| JPS5624066A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-07 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Resin coating apparatus |
| JPS56118764A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-17 | Tdk Corp | Doctor blade apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227964U (ja) * | 1975-08-18 | 1977-02-26 |
-
1983
- 1983-01-24 JP JP970283A patent/JPS59136163A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227964B2 (ja) * | 1971-10-09 | 1977-07-23 | ||
| JPS5624066A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-07 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Resin coating apparatus |
| JPS56118764A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-17 | Tdk Corp | Doctor blade apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136163A (ja) | 1984-08-04 |
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