JPS62121301A - 複数の貫通孔を有するワ−クの同芯度測定ゲ−ジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｒ　の１ この発明は複数の隔壁を有し２、且つ各隔壁に貫通孔を
同芯上に形成したワークの前記貫通孔の同芯度を測定す
る測定ゲージに関するものである。

従米皇孜蓑 複数の隔壁を有し、各隔壁に貫通孔を形成したワーク、
例えば多気筒のシリンダブロックでは、第４図に示す様
に、シリンダブロック（１）の各気筒を区画する隔壁（
２）（３）（４）（５）にクランクシャフトを貫通支持
するための貫通孔（６）（７）（８）（９）を形成しで
ある。前記貫通孔（６）〜（９）は同芯上に形成される
が、加工精度止金ての貫通孔（６）〜（９）が正確に同
芯上に形成されるとは限らず、ずれを生じる場合がある
。そのため、貫通孔（６）〜（９）を成形後、その間８
度を測定している。

従来、各貫通孔（６）〜（９）の同芯度を測定するには
、シリンダブロック（１）のＮ通孔（６）〜（９）の径
と同一径のダ、径を有する長尺な測定棒（ａ）を各貫通
孔（６）〜（９）へ順次挿入させてその挿入具合から各
Ｎ４孔（６）〜（９）が同芯上に形成されているか否か
を判別するようにしていた。

３贋Ｉ邂訣↓＜Ｈ都１支腓阻点 シリングブロック（１）に形成される貫通孔（６）〜（
９）の径は一種類ではなく、異なる径のものが多種製作
される。従って従来の測定ではシリンダプロｌりに形成
される貫通孔の大きさに応じた測定棒（ａ）を多種類用
息せねばならず、コスト高になると共に管理が面倒であ
る。また測定時に貫通孔の径に合う測定棒（ａ）を選択
せねばならず作業も面１刊であった。

−■点上１夾を釘：及９王役 この発明は円筒状で、且つ両側のワークの法準となる貫
通孔に対応して放射状に複数のスリットを形成したゲー
ジ本体と、前記ゲージ本体の各スリット内に摺動自在に
収納された中心側内面にテーパを有する複数のウェッジ
並びに各ウェッジの外側面に配置された円筒状ころと、
ゲージ本体の中心孔へ両端からスライド可能に挿入され
、中央部の周面に形成したテーパ面にて前記ウェッジを
半径方向に移動さ亡る一対のドローバーと、ゲージ本体
の中央部に挿入され、ドローバーの中心とワークの貫通
孔の壁面との距離を測定する少なくとも一個の測定器と
で構成したものである。

務■ この発明は、ワークの隔壁に形成された貫通孔へ測定ゲ
ージを挿入し、測定テ゛−ジに設けた円筒状ころをワー
クの両端側に位置する基準となる貫通孔に対向配置させ
、ドローバーを軸方向に移動させてウェッジを半径方向
外方−・移動させ、これにより円筒状ころを張出させて
′１Ｑ！Ｊ定ゲージの芯出しを行い、この後ゲージ本体
を回転させてドローバーの中心と残りの１通孔の壁面と
の距離を測定して各貫通孔の同、じ度をより定するよう
にしたものである。

力目 第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示す図面で、４
個の貫通孔を有するワークの同芯度を測定するように構
成したものを示す。同図において、（１０）はゲージ本
体で、円筒形で、両側の適当位置に内外を連通ずる第１
・第２のスリット（１１）（１１）（１１）・・・、（
１２）　　（１２）・・・を放射状に複数、例えば６個
宛形成し、中央部の周壁に欠除して収容空間（１３）を
形成しである。

（１４）はゲージ本体（１０）の第１のスリ７）（１１
）　　（１１）・・・内に摺動自在に収容した第１ウエ
ツジで、外側面をゲージ本体（１０）の軸線と平行に形
成し、内側面をテーパに形成しある。

（１５）は第２のスリット（１２）　　（１２）−・・
内に摺動自在に収容させた第２ウエツジで、第１のウェ
ッジ（１４）　　（１４）・・・と対称に形成しである
。

（１６）　　（１６）・・・は第１のスリット（１１）
　　（１１）・・・内で第１のウェッジ（１４）　　（
１４）・・・の外側面に配置させた第１の円筒状ころで
、前後２個所に環状溝（１７）　　（１７）を形成して
あり、ゲージ本体（１０）の外周面に装着したスプリン
グ（１８）（１８）が環状溝（１７）　　（１７）に嵌
り込み、外部への逸脱が防止されると共に常に中心方向
への弾力が附勢されている。（１９）　　（１９）は第
２のスリット（１２）　　（１２）・・・内で第２のウ
ニ７ジ（１５）　　（１５）・・・の外側面に配置させ
た第２の円筒状ころで、前記と同様前後２個所に環状溝
（２０）　　（２０）を形成してあり、これにゲージ本
体（１０）の外周面に装着したスプリング（２１）（２
１）が嵌り込み、外部への逸脱が防＋ｔされると共に常
に中心方向への弾力が附勢されている、　　（２２）は
ゲージ本体（１０）の中心孔へ一方の端部からスライド
自在に挿入した第１のドローバーで、中空に形成され、
第１のウェッジ（Ｉ４）（１４）・・・と対向する外周
面をテーパ面（２３）に形成し、後端部に雄ねじ（２４
）を刻設し、中間部下面にキー溝（２５）を形成しであ
る。そしてゲージ本体（１０）に螺挿されたピン（２６
）の先端を第１のドローバ−（２２）のキー溝（２５）
内へ嵌入させて当該ドローバー（２２）を回転させるこ
となく軸方向へのみスライドさせ得るようになしである
。（２７）はゲージ本体（１０）の中心孔へ他端側から
スライド自在に挿入した第２のドローバ−で、第１のド
ローバ−（２２）七対称形に形成され、第２のウェッジ
（１５）　　（１５）・・・と対向する外周面をテーパ
面（２８）に形成し、突出端に雄ねじ（２９）を刻設し
、中間部下面にキー溝（３０）を形成してあり、ゲージ
本体（１０）に螺挿されたピン（３１）の先端を第２の
ドローバ−（２７）のキー溝（３０）へ嵌合させて当該
ドローバー（２７）を回転させることなく軸方向へのみ
スライドさせ得るようになしである。（３２）はゲージ
本体（１０）の一方の端部に取付けた＠１のキャップで
、内蔵したスプリング（３３）にて第１のドローバー（
２２）を常時内部へ押込むようになしである。　　（３
４）はゲージ本体（１０）の他方の端部に取付けた第２
のキャップで、内蔵したスプリング（３５）にて第２の
ドローバー（２７）を常時内部へ押込むようになしであ
る。（３６）は第１のドローバ−（２２）の雄ねじ（２
４）に螺合させた第１の操作ハンドルで、回転させるこ
とにより第１のドローバ−（２２）に対する相対的な位
置を変えて第１のドローバ−（２２）を軸方向に移動さ
せる。例えば第１の操作ハンドル（３６）を正転させる
と、第１の操作ハンドル（３６）はゲージ本体（１０）
側に移動して第１のドローバー（２２）を外方へ突出さ
せ、逆転させると、第１の操作ハンドル（３６）は外側
へ移動し、スプリング（３３）にて築ｌのドローバー（
２２）を挿入する。（３７）は第２のドローバー（２７
）の雄ねじ（２９）に螺合させた第２の操作ハンドルで
、前記と同様、正転させると、ゲージ本体（１０）側へ
移動して相対的に第２のドローバー（２７）を外方へ突
出させ、逆転させると、第２の操作ハンドル（３７）は
外側へ移動し、スプリング（３５）にて第２のドローバ
ー　（２７）を内部へ挿入する。（３８）は第１の測定
器、（３９）は第２の測定器で、共に同一構造を有して
おり、例えばシャフト（４０）　　（４１）の端部に測
定子（４２）　　＜４３）をダイヤフラム形スプリング
〔図示せず〕で保持しており、測定子（４２）　　（４
３）の変位を電気信号で取出し、ポテンションメータ〔
図示せず〕に°ζ指針するもので、ゲージ本体（１０）
の収容空間（１３）内へ互いに対称となるように重ね合
わせて収容させ、測定子（４２）　　（４３）を半径方
向に配置させてゲージ本体（１０）に形成した検出窓（
４４）　　（４５）から突出させ、シャツｌ−（４０）
　　（４１）から延びるリード線（４６）　　（４７）
を夫々第１のドローバー　（２２）及び第２のドローバ
ー（２７）内を通して外部へ導出させてポテンションメ
ータに接続しである。向、前記測定子（４２）　　（４
３）はワークの中心側の隔壁の貫通孔と対応する位置に
形成しである。（４日）はゲージ本体（１０）の収容空
間（１３）を閉塞する蓋である。

上記構成において測定動作を説明すると、ゲージ本体（
１０）を、測定するシリンダブロック（４９）の各隔壁
（５０）〜（５３）に形成された貫通孔（５４）〜（５
７）へ順次挿入させゲージ本体（ｌＯ）に設けた第１の
円筒状ころ（１６）　　（１６）・・・を第１貫通孔（
５４）内に配置させると共に第２の円筒状ころ（１９）
　　（１９）・・・を第４貫通孔（５７）内に配置させ
、さらに第１の測定器（３８）の測定子（４２）を第２
貫通孔（５５）の隔壁に接触させ、第２の測定器（３９
）の測定子（４３）を第３貫通孔（５６）の壁面に接触
させる。この後、第１の操作ハンドル（３６）及び第２
の操作ハンドル（３７）を逆転させて第１のドローバー
（２２）及び第２のドローバ−（２７）を夫々両側から
内方へ押込み、各々の外周に形成したテーパ面（２３）
　　（２Ｂ）にて第１のウェッジ（１４）（１４）・・
・及び第２のウェッジ（１５）　　（１５）・・・を半
径方向外方へ移動させ、これにより第１の円筒状ころ（
１Ｇ）　　（１６）・・・及び第２の円筒状ころ（１９
）　　（１９）・・・を外方に張出させて第１貫通孔（
５４）及び第４貫通孔（５７）に対してリード本体（１
０）の芯出しを行うと共に第１・第４貫通孔（５４）　
　（５７）内に回転可能に固定する。この後ゲージ本体
く１０）を回転させ、この回転時の第１・第２の測定器
（３Ｂ）　　（３９）の測定子（４２）（４３）の変位
を測定し、これにより第１貫通孔（５４）及び第４貫通
孔（５７）に対する第２貫通孔（５５）及び第３Ａ通孔
（５６）の同芯度を測定する。測定を完了すると、ゲー
ジ本体（１０）の回転を停止させ、第１の操作ハンドル
（３６）及び第２の操作ハンドル（３７）を正転させて
第１のドローバー（２２）及び第２のドローバ−（２７
）を夫々外方へ突出させて第１のウェッジ（１４）（１
４）・・・及び第２のウェッジ（１５）　　（１５）・
・・・＼の押圧力を除去し、スプリング（１８）　　（
１８）及び（２１）　　（２１）にて夫々第１の円筒状
ころ（１６）（１６）・・・及び箪２の円筒状ころ（１
９）　　（１９）・・・を中心側へ押込めてゲージ本体
く１０）を第１′Ｎ通孔（５４）及び第４Ｍ通孔（５７
）から解放し、続いてゲージ本体（１０）をシリンダブ
ロック（４９）から取出し、作業を完了する。

尚、上記実施例では隔壁が４個の場合について説明した
が、隔壁数が多い場合には測定器をその数に合わせて設
ければよく、その数に限定されない。また測定器は接触
式のものを用いたが、非接触式のものを用いてもよい。

丞ｌルＧｙ課 この発明はワークの複数の隔壁に同芯上に形成された貫
通孔の同芯度を簡単に測定することができ、しかもゲー
ジ本体に設けた円筒状ころの張り出し量をｍ整すること
により径の異なるＭｊＪｌ！ｌ孔にも十分に対応でき、
−個で多種類のワークの測定が可能となり非常に便利で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る測定ゲージの縦断正面図、第２図
は第１図ｎ−ｒｒ線断面図、第３図は第１図ｍ−ｍ線断
面図、第４図は従来の測定方法を示す断面図である。 （］Ｏ）　−ゲージ本体、　（１１）　　（１２Ｌ−ス
リット、（１４）　　（１５）−−・ウェッジ、（１６
）　　（１９）−円筒状ころ、 （２２）　　（２７）−・ドローバー、（３８）　　（
３９）・−・測定器。 ［７−−−−　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）円筒状で、且つ両側のワークの基準となる貫通孔
   に対応して放射状に複数のスリットを形成したゲージ本
   体と、前記ゲージ本体の各スリット内に摺動自在に収納
   され、中心側内面にテーパを有する複数のウェッジ並び
   に各ウェッジの外側面に配置された複数の円筒状ころと
   、ゲージ本体の中心孔へ両端からスライド可能に挿入さ
   れ、中央部の周面に形成したテーパ面にて前記ウェッジ
   を半径方向に移動させる一対のドローバーと、ゲージ本
   体の中央部に挿入され、ドローバーの中心とワークの貫
   通孔の壁面との距離を測定する少なくとも一個の測定器
   とで構成したことを特徴とする複数の貫通孔を有するワ
   ークの同芯度測定ゲージ。