JPH058961B2 - - Google Patents

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JPH058961B2
JPH058961B2 JP26204385A JP26204385A JPH058961B2 JP H058961 B2 JPH058961 B2 JP H058961B2 JP 26204385 A JP26204385 A JP 26204385A JP 26204385 A JP26204385 A JP 26204385A JP H058961 B2 JPH058961 B2 JP H058961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
workpiece
gauge body
measuring
drawbar
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP26204385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62121301A (ja
Inventor
Noboru Kawabata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP26204385A priority Critical patent/JPS62121301A/ja
Publication of JPS62121301A publication Critical patent/JPS62121301A/ja
Publication of JPH058961B2 publication Critical patent/JPH058961B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は複数の隔壁を有し、且つ各隔壁に貫
通孔を同芯上に形成したワークの前記貫通孔の同
芯度を測定する測定ゲージに関するものである。
従来の技術 複数の隔壁を有し、各隔壁に貫通孔を形成した
ワーク、例えば多気筒のシリンダブロツクでは、
第4図に示す様に、シリンダブロツク1の各気筒
を区画する隔壁2,3,4,5にクランクシヤフ
トを貫通支持するための貫通孔6,7,8,9を
形成してある。前記貫通孔6〜9は同芯上に形成
されるが、加工精度上全ての貫通孔6〜9が正確
に同芯上に形成されるとは限らず、ずれを生じる
場合がある。そのため、貫通孔6〜9を成形後、
その同芯度を測定している。
従来、各貫通孔6〜9の同芯度を測定するに
は、シリンダブロツク1の貫通孔6〜9の径と同
一径の外径を有する長尺な測定棒aを各貫通孔6
〜9へ順次挿入させてその挿入具合から各貫通孔
6〜9が同芯上に形成されているか否かを判別す
るようにしていた。
発明が解決しようとする問題点 シリンダブロツク1に形成される貫通孔6〜9
の径は一種類ではなく、異なる径のものが多種製
作される。従つて従来の測定ではシリンダブロツ
クに形成される貫通孔の大きさに応じた測定棒a
を多種類用意せねばならず、コスト高になると共
に管理が面倒である。また測定時に貫通孔の径に
合う測定棒aを選択せねばならず作業も面倒であ
つた。
問題を解決するための手段 この発明は同芯上に3個以上の貫通孔が形成さ
れたワークの各貫通孔の同芯度を測定する測定ゲ
ージであつて、円筒状で、かつ基準となるワーク
の両端の貫通孔と対応させて3個以上の第1・第
2のスリツトを放射状に等間隔で形成し、ワーク
の中間の貫通孔に対応させて収容空間を形成した
ゲージ本体と、中心側内面にテーパを有し、前各
第1・第2のスリツト内に摺動自在に収納された
第1・第2のウエツジ及び前記第1・第2のウエ
ツジの外側に収納された第1・第2の円筒状ころ
と、前記ゲージ本体の中心孔へ両側から軸方向へ
スライド自在に挿入され、周面に形成されたテー
パ面にて前記各第1・第2のウエツジを半径方向
に移動させる第1のドローバー及び第2のドロー
バーと、ワークの中間の貫通孔と対応して前記ゲ
ージ本体の収容空間に収容され、ゲージ本体の軸
心とワークの中間の貫通孔の壁面との距離を測定
する少なくとも一個の測定器とを備え、前記ゲー
ジ本体の第1・第2スリツトに収容させた第1・
第2の円筒ころをワークの両端の貫通孔内で張り
出させてゲージ本体の芯出しを行い、前記測定器
にてゲージ本体の軸心とワークの中間の貫通孔の
壁面との距離の変化を測定するようにしたもので
ある。
作 用 上記測定ゲージは、ワークに形成された複数の
貫通孔へゲージ本体を挿入し、ゲージ本体に設け
た第1・第2の円筒状ころをワークの両端の貫通
孔に対向配置させ、測定器を中間の貫通孔に対向
配置させ、前記第1・第2の円筒状ころを第1・
第2ドローバーにて張り出させてゲージ本体の芯
出しを行い、この後ゲージ本体を回転させて、ゲ
ージ本体の軸心と中間の貫通孔の壁面との距離を
測定器にて測定して、各貫通孔の同芯度を測定す
るようにしたものである。
実施例 第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示す図
面で、4個の貫通孔を有するワークの同芯度を測
定するように構成したものを示す。同図におい
て、10はゲージ本体で、円筒形で、両側の適当
位置に内外を連通する第1・第2のスリツト1
1,11…、12,12…を放射状に複数、例え
ば6個宛形成し、中央部の周壁に欠除して収容空
間13を形成してある。14はゲージ本体10の
第1のスリツト11,11…内に摺動自在に収容
した第1ウエツジで、外側面をゲージ本体10の
軸線と平行に形成し、内側面をテーパに形成しあ
る。15は第2のスリツト12,12…内に摺動
自在に収容させた第2ウエツジで、第1のウエツ
ジ14,14…と対称に形成してある。16,1
6…は第1のスリツト11,11…内で第1のウ
エツジ14,14…の外側面に配置させた第1の
円筒状ころで、前後2個所に環状溝17,17を
形成してあり、ゲージ本体10の外周面に装着し
たスプリング18,18が環状溝17,17に嵌
り込み、外部への逸脱が防止されると共に常に中
心方向への弾力が附勢されている。19,19は
第2のスリツト12,12…内で第2のウエツジ
15,15…外側面に配置させた第2の円筒状こ
ろで、前記と同様前後2個所に環状溝20,20
を形成してあり、これにゲージ本体10の外周面
に装着したスプリング21,21が嵌り込み、外
部への逸脱が防止されると共に常に中心方向への
弾力が附勢されている。22はゲージ本体10の
中心孔へ一方の端部からスライド自在に挿入した
第1のドローバーで、中空に形成され、第1のウ
エツジ14,14…と対向する外周面をテーパ面
23に形成し、後端部に雄ねじ24を刻設し、中
間部下面にキー溝25を形成してある。そしてゲ
ージ本体10に螺挿されたピン26の先端を第1
のドローバー22のキー溝25内へ嵌入させて当
該ドローバー22を回転させることなく軸方向へ
のみスライドさせ得るようになしてある。27は
ゲージ本体10の中心孔へ他端側からスライド自
在に挿入した第2のドローバーで、第1のドロー
バー22と対称形に形成され、第2のウエツジ1
5,15…と対向する外周面をテーパ面28に形
成し、突出端に雄ねじ29を刻設し、中間部下面
にキー溝30を形成してあり、ゲージ本体10に
螺挿されたピン31の先端を第2のドローバー2
7のキー溝30へ嵌合させて当該ドローバー27
を回転させることなく軸方向へのみスライドさせ
得るようになしてある。32はゲージ本体10の
一方の端部に取付けた第1のキヤツプで、内蔵し
たスプリング33にて第1のドローバー22を常
時内部へ押込むようになしてある。34はゲージ
本体10の他方の端部に取付けた第2のキヤツプ
で、内蔵したスプリング35にて第2のドローバ
ー27を常時内部へ押込むようになしてある。3
6は第1のドローバー22の雄ねじ24に螺合さ
せた第1の操作ハンドルで、回転させることによ
り第1のドローバー22に対する相対的な位置を
変えて第1のドローバー22を軸方向に移動させ
る。例えば第1の操作ハンドル36を正転させる
と、第1の操作ハンドル36はゲージ本体10側
に移動して第1のドローバー22を外方へ突出さ
せ、逆転させると、第1の操作ハンドル36は外
側へ移動し、スプリング33にて第1のドローバ
ー22を挿入する。37は第2のドローバー27
の雄ねじ29に螺合させた第2の操作ハンドル
で、前記と同様、正転させると、ゲージ本体10
側へ移動して相対的に第2のドローバー27を外
方へ突出させ、逆転させると、第2の操作ハンド
ル37は外側へ移動し、スプリング35にて第2
のドローバー27を内部へ挿入する。38は第1
の測定器、39は第2の測定器で、共に同一構造
を有しており、例えばシヤフト40,41の端部
に測定子42,43をダイヤフラム形スプリング
〔図示せず〕で保持しており、測定子42,43
の変位を電気信号で取出し、ポテンシヨンメータ
〔図示せず〕にて指針するもので、ゲージ本体1
0の収容空間13内へ互いに対称となるように重
ね合わせて収容させ、測定子42,43を半径方
向に配置させてゲージ本体10に形成した検出窓
44,45から突出させ、シヤフト40,41か
ら延びるリード線46,47を夫々第1のドロー
バー22及び第2のドローバー27内を通して外
部へ導出させてポテンシヨンメータに接続してあ
る。尚、前記測定子42,43はワークの中心側
の隔壁の貫通孔と対応する位置に形成してある。
48はゲージ本体10の収容空間13を閉寒する
蓋である。
上記構成において測定動作を説明すると、ゲー
ジ本体10を、測定するシリンダブロツク49の
各隔壁50〜53に形成された貫通孔54〜57
へ順次挿入させゲージ本体10に設けた第1の円
筒状ころ16,16…を第1貫通孔54内に配置
させると共に第2の円筒状ころ19,19…を第
4貫通孔57内に配置させ、さらに第1の測定器
38の測定子42を第2貫通孔55の隔壁に接触
させ、第2の測定器39の測定子43を第3貫通
孔56の壁面に接触させる。この後、第1の操作
ハンドル36及び第2の操作ハンドル37を逆転
させて第1のドローバー22及び第2のドローバ
ー27を夫々両側から内方へ押込み、各々の外周
に形成したテーパ面23,28にて第1のウエツ
ジ14,14…及び第2のウエツジ15,15…
を半径方向外方へ移動させ、これにより第1の円
筒状ころ16,16…及び第2の円筒状ころ1
9,19…を外方に張出させて第1貫通孔54及
び第4貫通孔57に対してリード本体10の芯出
しを行うと共に第1・第4貫通孔54,57内に
回転可能に固定する。この後ゲージ本体10を回
転させ、この回転時の第1・第2の測定器38,
39の測定子42,43の変位を測定し、これに
より第1貫通孔54及び第4貫通孔57に対する
第2貫通孔55及び第3貫通孔56の同芯度を測
定する。測定を完了すると、ゲージ本体10の回
転を停止させ、第1の操作ハンドル36及び第2
の操作ハンドル37を正転させて第1のドローバ
ー22及び第2のドローバー27を夫々外方へ突
出させて第1のウエツジ14,14…及び第2の
ウエツジ15,15…への押圧力を除去し、スプ
リング18,18及び21,21にて夫々第1の
円筒状ころ16,16…及び第2の円筒状ころ1
9,19…を中心側へ押込めてゲージ本体10を
第1貫通孔54及び第4貫通孔57から解放し、
続いてゲージ本体10をシリンダブロツク49か
ら取出し、作業を完了する。
尚、上記実施例では隔壁が4個の場合について
説明したが、隔壁数が多い場合には測定器をその
数に合わせて設ければよく、その数に限定されな
い。また測定器は接触式のものを用いたが、非接
触式のものを用いてもよい。
発明の効果 この発明はワークの複数の隔壁に同芯上に形成
された貫通孔の同芯度を簡単に測定することがで
き、しかもゲージ本体に設けた円筒状ころの張り
出し量を調整することにより径の異なる貫通孔に
も十分に対応でき、一個で多種類のワークの測定
が可能となり非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る測定ゲージの縦断正面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図は第
1図−線断面図、第4図は従来の測定方法を
示す断面図である。 10……ゲージ本体、11,12……スリツ
ト、14,15……ウエツジ、16,19……円
筒状ころ、22,27……ドローバー、38,3
9……測定器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同芯上に3個以上の貫通孔が形成されたワー
    クの各貫通孔の同芯度を測定する測定ゲージであ
    つて、円筒状で、かつ基準となるワークの両端の
    貫通孔と対応させて3個以上の第1・第2のスリ
    ツトを放射状に等間隔で形成し、ワークの中間の
    貫通孔に対応させて収容空間を形成したゲージ本
    体と、中心側内面にテーパを有し、前各第1・第
    2のスリツト内に摺動自在に収納された第1・第
    2のウエツジ及び前記第1・第2のウエツジの外
    側に収納された第1・第2の円筒状ころと、前記
    ゲージ本体の中心孔へ両側から軸方向へスライド
    自在に挿入され、周面に形成されたテーパ面にて
    前記各第1・第2のウエツジを半径方向に移動さ
    せる第1のドローバー及び第2のドローバーと、
    ワークの中間の貫通孔と対応して前記ゲージ本体
    の収容空間に収容され、ゲージ本体の軸心とワー
    クの中間の貫通孔の壁面との距離を測定する少な
    くとも一個の測定器とを備え、前記ゲージ本体の
    第1・第2スリツトに収容させた第1・第2の円
    筒ころをワークの両端の貫通孔内で張り出させて
    ゲージ本体の芯出しを行い、前記測定器にてゲー
    ジ本体の軸心とワークの中間の貫通孔の壁面との
    距離の変化を測定するようにしたことを特徴とす
    る複数の貫通孔を有するワークの同芯度測定ゲー
    ジ。
JP26204385A 1985-11-21 1985-11-21 複数の貫通孔を有するワ−クの同芯度測定ゲ−ジ Granted JPS62121301A (ja)

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JPS62121301A JPS62121301A (ja) 1987-06-02
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