JPS62121066A

JPS62121066A - マトリツクス印字ヘツド

Info

Publication number: JPS62121066A
Application number: JP61270025A
Authority: JP
Inventors: ベルント・グーゲル
Original assignee: Mannesmann AG
Current assignee: Vodafone GmbH
Priority date: 1985-11-16
Filing date: 1986-11-14
Publication date: 1987-06-02
Also published as: EP0223148A1; DE3540761A1; DE3540761C2; US4822187A; DE3664596D1; ATE44910T1; EP0223148B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、複数の印字ニードルを有するマトリックス印
字ヘッドであって、前記印字ニードルが、各印字ニーｒ
ルに所属の電磁コイルによって選択的に記録担体上に文
字を点状に形成するために、印字用の接極子によって駆
動可能であり、しかも印字ニードルが前方ケーシング内
に支承かつ案内されており、かつ接極子が後方ケーシン
グ内に支承されており、さらに電磁コイルと所属のヨー
クとがベースプレート上でマグネットブロックにまとめ
られていて、前記ベースプレートが前方ケーシングと結
合されており、さらに前記接極子がそれぞれ、前方ケー
シングとヨークの一方の脚との間に旋回可能に支承され
ていてかつ接極子の半径方向の内側部分が、一面では印
字運動中に印字ニードルと動力的に接続し、かつ他面で
は戻り旋回位置で、鉄心ブツシュに軸方向で固定されて
いるリング円板状の軸方向に作用する弾性的ストッパに
当接するようになっている形式のものに関する。

従来の技術アメリカ合衆国特許第４，２３０．４１２号明細書によ
り公知のマトリックス印字ヘッドにおいては、接極子振
動を緩衝するために、弾性材料から成る扁平リングが取
付けられている。前記の弾性の扁平リングの不都合な随
伴現象は、接極子と、ヨークの一方の脚の端面との間に
存在しなければならないエアギャップの変化によって生
ぜしめられる。このエアギャップは、印字ニードルの行
程距離がこのエアギャップの大きさに関連しているので
極めて正確に定められている。接極子の運動される質量
が印字ニードルを動かし、場合によってはインキリボン
もしくは印字媒体（用紙）もしくは印字支承部に極めて
強く衝突させ、従ってはね返り時に扁平リングはバウン
ドされることになる。さらに、インキＩＪ　７１？ンを
印字媒体に対して横方向に運動させることも考慮されて
おり、従って印字ニードルとインキリボンとの間には少
なくとも２つの相対運動成分が生じる。極端な場合には
、印字ニードルがインキリボンを裂開させてしまう。こ
の公知のマ）　ＩＪラックス字ヘッドの場合、接極子の
はね返りもしくは印字ニードルの不都合なはね返りは阻
止されていない。扁平リングの弾性材料は、個々の印字
ニードルに関して別の困難を与える。つまり、印字ニー
ドルが種々の行程距離で運動され、従って印字される文
字に悪い影響を与える。はね返シを伴って作動するこの
ようなマトリックス印字ヘッドは、一般的に耐用寿命が
著しく短くなる。

発明の課題本発明の課題は、前記の欠点を取除くために、印字ニー
ドルもしくは接極子のはね返る傾向を排除することであ
る。

課題を解決するだめの手段前述の課題を解決するために講じた本発明の手段は、リ
ング円板状のストッパが、接極子の振動を吸収する６０
ショア硬さＡから９０ショア硬さＡまでの間の材料から
成っていて、かつ少なくとも１００°Ｃまでの温度に耐
える接着剤によって鉄心ブツシュと不動に結合されてい
ることにある。

発明の効果本発明によるストッパと鉄心ブツシュとの結合は、面倒
な、かつ時間のかかる実験で見つけ出した。このような
実験の結果、印字ニードルの極めて等しい行程距離が得
られ、かつはね返る傾向が全く排除される。さらにこの
ようなマトリックス印字ヘッドの耐用寿命を著しく長く
することができる。

実施態様たとえば、リング円板状のストッパがフッ素化ゴムから
形成されていることによってさらに著しい緩衝作用が得
られる。

少なくとも１００℃までの温度に耐える接着剤が、結合
剤としてのエポキシ樹脂と硬化剤としての変性アミドと
を有する２成分接着剤から成っていることによって、前
記のストッパと鉄心ブツシュとの結合の安定性が保証さ
れる。

はね返り特性及び結合の安定性は、鉄心ブツシュがアル
ミニウム又はアルミニウム合金から製造されていること
によってさらに良くなる。

実施例マトリックス印字ヘッドは、印字位置で印字支承部１も
しくは記録担体１ａ及びインキリボン１ｂに対向して位
置する。印字支承部１は円筒状のプラテンとして構成さ
れている。マトリックス印字ヘッドは印字ニードル駆動
構成グループ２と印字ニードル調節構成グループ３とに
区分されている。印字ニードル調節構成グループ３は、
互いに重なり合って配置された複数の印字ニードル４を
垂直方向で高さ調節する、所謂、活字体風又は筆記体風
で印字するために印字ニードルギャップを調節するため
に役立つ。

印字ニードル調節構成グループ３に、インキリボンマス
ク６を有する前方ケーシング５が配属されており、この
前方ケーシングの内側区分内に鉛直方向に開閉調節可能
な案内開口部材７が設けられており、この案内開口部材
はレバー８に固定されている。レバー８が板ばね９及び
ねじ１０によって前方ケーシング５に支承されており、
しかも板ばね９は遊びなしのヒンジを形成する。レバー
８の調節は電磁石１１を介して行なわれ、この場合レバ
ー８は、電磁石１１のコア（図示せず）に向かって引寄
せられ、又はそれから遠ざけられるように制御される。

このことによって、レバー８の調節は、印字ニードル４
全体を有する案内開口部材７の調節を鉛直方向で生せし
める。印字ニードル調節構成グループ３は、なお詳しく
はドイツ連邦共和国特許出願公開第３４１２８５６号明
細書において記載されている。

印字ニードル駆動構成グループ２内では、印字圧−ドル
４が、その長手方向、すなわち印字方向で運動せしめら
れる。この印字運動のために、端部プレート１２におい
てベースプレート１３内に、各印字ニードル４のための
それぞれのヨーク１４が固定されている。外側の脚１４
ａがそれぞれ１つの電磁コイル１４ｂを支持している。

ヨーク１４、ベースプレート１３、電磁コイル１４ｂが
マグネットブロック１５を形成する。ベースプレート１
３には鉄心ブツシュ１６が設けられている。ねじ１８に
よって前方ケーシング５と結合されている後方ケーシン
グ１７内で、心定めブツシュ１９（第２図）が鉄心ブツ
シュ１６内まで延びている。ねじ２０のヘッド２１が、
鉄心ブツシュ１６の環状突出部１６ａに当接しており、
さらに心定めブツシュ１９の環状突出部１９ａが環状突
出部１６ａに対して引張られており、このことによって
後方ケーシング１７はマグネットブロック１５とユニッ
トを成して結合される。

鉄心ブツシュ１６の外側の環状突出部１６ｂの下側には
さらばね２２が嵌込まれており、このさらばねは鉄心ブ
ツシュ１６が、ねじ２０の力に抗して作用されるように
する。

後方ケーシング１Ｔ内では、プラスチックリング２３が
それぞれ１つの接極子２５のだめの旋回支承部２４を形
成し、前記接極子の前方端部２５ａは、印字ニードル４
の戻された位置でリング円板状のストッパ２６に十分に
当接する。

たとえばフッ素化ゴムから製造されるリング円板状のス
トッパ２６は、耐熱性の接着剤２７によって鉄心ブツシ
ュ１６の端面に接着されている。印字ニードルが戻され
た位置で、印字ニードル４の二一ドルヘツｈｅ　４　ａ
はそれぞれ接極子２５の前方端部２５ａに当接する。こ
の場合ニードルヘッド４ａはコイルばね２８によって接
極子２５に圧着され、前記コイルばねは、ニードル孔１
７ａに対して同心的に後方ケーシング１７内に配置され
ている支承部２９に支持されている。接極子２５に関す
るニードルヘッド４ａの位置は間隔「１」によって確定
される。

符号ａは、接極子２５の後方端部２５ｂから中心線３０
までの間隔を、符号すは、ニードルヘッド２４ａが接極
子２５の前方端部２５ａに当接するさいの旋回支承部２
４からニードルヘッド４ａの中心までの間隔を、符号Ｃ
は、旋回支承部２４から接極子２５の後方端部２５ｂま
での間隔を示す。寸法ａ、ｂ、ｃは、接極子が毎秒８０
０パルス以上でストッパ２６に当たるさいのエネルギ及
び力状態を規定する。ストッパ２６及び接着剤２７の層
の厚さは、衝撃中にはね返り現象が生じないように緩衝
させる働きがある。さらにヨーク脚１４ａに形成された
エアギャップ３１は、戻された位置で最も正確に調節さ
れ、かつ印字ニードル４によって記録担体１ａに印字点
を生せしめるために電磁コイル１４ｂの通電によって生
せしめられる多数のパルスは均一な大きさで維持される
。

印字ニードル調節構成グループ３の、電磁コイル１４ｂ
、接極子２５及び印字ニードル４のエネルギ受容に関す
る詳しい構成がたとえ一部に重要でないとしても、印字
ニードル調節構成グループ３の構成は印字ニードル駆動
構成グループ２の構成に構造的に作用し、この場合ある
程度の影響は必ずしも妨害にならない。それ故に印字ニ
ードル調節構成グループ３を図示の実施例とは異なる構
成にすることもできる。しかし、後方ケーシング１７と
心定めブツシュ１９との結合及びねじ２０を介する心定
めブッ／ユ１９と鉄心ブツシュ１６との結合は、エアだ
ヤツ７°３１の調節を考慮してさらばね２２に関して重
要である。もちろん印字ニードル調節構成グループ３を
完全に無視することができる。すなわち印字ニードル４
を普通の形式で、前方ケーシング５と後方ケーシング１
７とによって一体に形成されたケーシング内において案
内開口部材７まで普通のガイド内に支承することができ
、この場合前記案内開口部材を調節可能にする必要はな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図はマ）　ＩＪソックス字ヘッドの縦断面図、第２
図は第１図の箇所Ａの一部を断面して示す拡大図である
。１・・・印字支承部、１ａ・・・記録担体、１ｂ・・・
インキリホ゛ン、２・・・印字ニードル駆動構成グルー
プ、３・・・印字ニードル調節構成グループ、４・・・
印字ニードル、４ａ・・・ニードルヘッド、５・・・前
方ケーシング、６゛゛インキリボンマスク、？−°′案
内開ロ部材、８・・・レバー、９・・・板ばね、１０・
・・ねじ、１１・・・電磁石、１２・・・端部プレート
、１３・・・ベースプレート、１４・・・ヨーク、１４
ａ・・・脚、１４ｂ・・・電磁コイル、１５・・・マグ
ネットブロック、１６・・・鉄心ブツシュ、１６ａ、１
６ｂ・・・環状突出部、１７・・・後方ケーシング、１
７ａ・・・ニードル孔、１８・・・ねじ、１９・・・心
定めブツシュ、１９ａ・・・環状突出部、２０・・・ね
じ、２１・・・ヘッド、２２・・・さらばね、２３・・
・プラスチックリング、２４・・・旋回支承部、２５・
・・接極子、２５ａ・・・前方端部、２５ｂ・・・後方
端部、２６・・・ストッパ、２７・・・接着剤、２８・
・・コイルばね、２９・・・支承部、３０・・・中心線
、３１・・・エアギャップ −マクーーーーーーＮへへ

Claims

【特許請求の範囲】１、複数の印字ニードルを有するマトリックス印字ヘッ
ドであつて、前記印字ニードルが、各印字ニードルに所
属の電磁コイルによつて選択的に記録担体上に文字を点
状に形成するために、印字用の接極子によつて駆動可能
であり、しかも印字ニードルが前方ケーシング内に支承
かつ案内されており、かつ接極子が後方ケーシング内に
支承されており、さらに電磁コイルと所属のヨークとが
ベースプレート上でマグネットブロックにまとめられて
いて、前記ベースプレートが前方ケーシングと結合され
ており、さらに前記接極子がそれぞれ、前方ケーシング
とヨークの一方の脚との間に旋回可能に支承されていて
かつ接極子の半径方向の内側部分が、一面では印字運動
中に印字ニードルと動力的に接続し、かつ他面では戻り
旋回位置で、鉄心ブッシュに軸方向で固定されているリ
ング円板状の軸方向に作用する弾性的なストッパに当接
するようになつている形式のものにおいて、前記リング
円板状のストッパ（２６）が、接極子（２５）の振動を
吸収する６０ショア硬さＡから９０ショア硬さＡまでの
間の材料から成つていて、かつ少なくとも１００℃まで
の温度に耐える接着剤（２７）によつて鉄心ブッシュ（
１６）と不動に結合されていることを特徴とするマトリ
ックス印字ヘッド。２、前記リング円板状のストッパ（２６）がフッ素化ゴ
ムから形成されている特許請求の範囲第１項記載のマト
リックス印字ヘッド。３、少なくとも１００℃までの温度に耐える接着剤（２
７）が、結合剤としてのエポキシ樹脂と、硬化剤として
の変性アミドとを有する２成分接着剤から成つている特
許請求の範囲第１項記載のマトリックス印字ヘッド。４、鉄心ブッシュ（１６）がアルミニウム又はアルミニ
ウム合金から製造されている特許請求の範囲第１項記載
のマトリックス印字ヘッド。