JPS62120371A - 2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−1,4−ジ−n−オキシドの製造法 - Google Patents
2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−1,4−ジ−n−オキシドの製造法Info
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- JPS62120371A JPS62120371A JP25924985A JP25924985A JPS62120371A JP S62120371 A JPS62120371 A JP S62120371A JP 25924985 A JP25924985 A JP 25924985A JP 25924985 A JP25924985 A JP 25924985A JP S62120371 A JPS62120371 A JP S62120371A
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術の分野]
本発明は、 2−メチル−3−カルボン醜アミドーキノ
キサリン−1,4−シートオキシドの製造法に関する。
キサリン−1,4−シートオキシドの製造法に関する。
[従来の技術]
2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリフ −
1,4−シーN−オキシドの製造法に関しては、既に、
特公昭45−24988号、スペイン国特許第476.
376号等に開示されている。しかし、これら公知方法
においては、特定のベンゾフロキサンとアセト酢酸アミ
ドとをアンモニア又は第一アミンの存在下において縮合
環化させる脱水反応であって、その収率ならびに粗製4
品の被精製性において未だ十分とはいえなかった。
1,4−シーN−オキシドの製造法に関しては、既に、
特公昭45−24988号、スペイン国特許第476.
376号等に開示されている。しかし、これら公知方法
においては、特定のベンゾフロキサンとアセト酢酸アミ
ドとをアンモニア又は第一アミンの存在下において縮合
環化させる脱水反応であって、その収率ならびに粗製4
品の被精製性において未だ十分とはいえなかった。
因に、本発明の目的物である下記式
(上式中R2,R3はそれぞれヒドロキシ基、低級アル
コキシ基、アルコキシカルボニル基で置換されていても
よい直鎖若しくは分岐鎖アルキル基若しくは水素であり
、R4は水素、低級アルキル、又は、低級アルコキシ基
である。) の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−
1,4−ジ−N−オキシドにおいてR2がヒドロキシエ
チル基、R3及びR4が水素である式の物質はオラキン
ドックス(01aquindox)という慣用名で知ら
れている。後述の本発明の方法は、特にこの物質の製造
法として好適である。
コキシ基、アルコキシカルボニル基で置換されていても
よい直鎖若しくは分岐鎖アルキル基若しくは水素であり
、R4は水素、低級アルキル、又は、低級アルコキシ基
である。) の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−
1,4−ジ−N−オキシドにおいてR2がヒドロキシエ
チル基、R3及びR4が水素である式の物質はオラキン
ドックス(01aquindox)という慣用名で知ら
れている。後述の本発明の方法は、特にこの物質の製造
法として好適である。
前記、公知方法によれば、粗製品の対ベンゾフロキサン
収率は、73〜74%程度であり、その純度は、97%
程度であるが、再結晶により除去不能な不純物が、1%
以上も含まれていることが判った(後述参照)。
収率は、73〜74%程度であり、その純度は、97%
程度であるが、再結晶により除去不能な不純物が、1%
以上も含まれていることが判った(後述参照)。
オラキンドックスに代表される本発明に係る化合物は、
動物用医薬又は飼料添加剤等として有用であるので、そ
れらの用途上、該化合物の純度の影響は、少なくないと
思われる。
動物用医薬又は飼料添加剤等として有用であるので、そ
れらの用途上、該化合物の純度の影響は、少なくないと
思われる。
[発明の目的]
本発明者等は、上述の公知方法の問題点(合成収率が低
いこと、精製が困難なこと)を解決すべく鋭意研究した
。その結果、意外にも有機溶媒に溶解した後述式(1)
のエナミンと後述式(2)のベンゾフロキサンとをアン
モニア又は第一アミンの存在下に10〜80℃(好まし
くは30〜60℃)で反応させることにより上述の問題
点を解決できることを知って本発明を完成した。
いこと、精製が困難なこと)を解決すべく鋭意研究した
。その結果、意外にも有機溶媒に溶解した後述式(1)
のエナミンと後述式(2)のベンゾフロキサンとをアン
モニア又は第一アミンの存在下に10〜80℃(好まし
くは30〜60℃)で反応させることにより上述の問題
点を解決できることを知って本発明を完成した。
以上の記述から明らかなように本発明の目的は、前述式
(3)の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサ
リン−1,4−ジ−N−オキシドを収率よく、かつ、高
純度に精製可能なものとして収得する製造法を提供する
ことである。
(3)の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサ
リン−1,4−ジ−N−オキシドを収率よく、かつ、高
純度に精製可能なものとして収得する製造法を提供する
ことである。
[発明の構成・効果]
本発明は下記(1)の主要構成を有する。
(1)有機溶媒中において、アンモニア若しくは第1ア
ミンの存在下に1式 のエナミン(式中、R1,R1′、R2、R3はそれぞ
れヒドロキシ、低級アルコキシ、若しくはアルコキシカ
ルボニル基で置換されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖
アルキル基、又は水素である)を式のベンゾフロキサン
(式中R4は水素、低級アル午ル、又は低級アルコキシ
である)とを10〜80℃で反応させることを特徴とす
る式 の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン1
.4−ジ−N−オキシド(式中R2,R3及びR4は上
述と同一の意味を有する)の製造法。
ミンの存在下に1式 のエナミン(式中、R1,R1′、R2、R3はそれぞ
れヒドロキシ、低級アルコキシ、若しくはアルコキシカ
ルボニル基で置換されていてもよい直鎖もしくは分岐鎖
アルキル基、又は水素である)を式のベンゾフロキサン
(式中R4は水素、低級アル午ル、又は低級アルコキシ
である)とを10〜80℃で反応させることを特徴とす
る式 の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン1
.4−ジ−N−オキシド(式中R2,R3及びR4は上
述と同一の意味を有する)の製造法。
本発明の方法に使用される前述式(1)のエナミンは、
各種のアセト酢酸アミド、例えば、アセト酢酸ジメチル
アミド、アセト酢酸エチルアミド、アセト酢酸−β−ヒ
ドロキシエチルアミド、アセト酢酸−β−メトキシエチ
ルアミド等とアミン類例えば、エチルアミン、n−ブチ
ルアミン、モノエタノールアミン等又はアンモニアを公
知方法で反応させることにより製造できる。
各種のアセト酢酸アミド、例えば、アセト酢酸ジメチル
アミド、アセト酢酸エチルアミド、アセト酢酸−β−ヒ
ドロキシエチルアミド、アセト酢酸−β−メトキシエチ
ルアミド等とアミン類例えば、エチルアミン、n−ブチ
ルアミン、モノエタノールアミン等又はアンモニアを公
知方法で反応させることにより製造できる。
他方1本発明の方法に使用される前述式(2)のベンゾ
フロキサンとしては、例えば、ベンゾフロキサン、5−
メチル−95−ブチル、5−メトキシ及び5−エトキシ
−ベンゾフロキサン等を挙げることができる。
フロキサンとしては、例えば、ベンゾフロキサン、5−
メチル−95−ブチル、5−メトキシ及び5−エトキシ
−ベンゾフロキサン等を挙げることができる。
本発明に係る反応は、例えば下記(4)のように表わる
ことができる。
ことができる。
牛
上記式(4)で例示される本発明の反応において。
主要原料であるベンゾフロキサンおよびエナミンの使用
割合は、前者の1モルに対し、後者を0.8〜2.0モ
ル好ましくは1.0〜1.5モル使用する。
割合は、前者の1モルに対し、後者を0.8〜2.0モ
ル好ましくは1.0〜1.5モル使用する。
本発明の特徴的構成は、有機溶媒に溶解したエナミンに
アンモニア若しくは第一アミンの存在下にベンゾフロキ
サンを添加して反応を行なわせる点にある。
アンモニア若しくは第一アミンの存在下にベンゾフロキ
サンを添加して反応を行なわせる点にある。
本発明に使用するエナミンは、その原料であるアセト酢
酸アミド類とアンモニア又は第一アミンンと有機溶媒中
で公知方法により反応させることによって予め合成する
。
酸アミド類とアンモニア又は第一アミンンと有機溶媒中
で公知方法により反応させることによって予め合成する
。
アセト酢酸アミド類の具体例としては、アセト酢酸ジメ
チルアミド、アセト酢酸メチルエチルアミド、アセト酢
酸−β−ヒドロキシエチルアミド、アセト酢酸−β−メ
トキシエチルアミド等をあげることができ、第一アミン
の具体例としては、エチルアミン、n−ブチルアミン、
若しくはモノエタノールアミンを挙げることができる。
チルアミド、アセト酢酸メチルエチルアミド、アセト酢
酸−β−ヒドロキシエチルアミド、アセト酢酸−β−メ
トキシエチルアミド等をあげることができ、第一アミン
の具体例としては、エチルアミン、n−ブチルアミン、
若しくはモノエタノールアミンを挙げることができる。
本発明に使用するエナミンの有機溶媒溶液は、上述の合
成液をそのま一使用してもよい、使用する有機溶媒とし
ては、限定されないが、好ましくは低級1価アルコール
(特に好ましくはメタノール)、アセトニトリル、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、酢酸エチル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の極性溶剤である
。
成液をそのま一使用してもよい、使用する有機溶媒とし
ては、限定されないが、好ましくは低級1価アルコール
(特に好ましくはメタノール)、アセトニトリル、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、酢酸エチル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の極性溶剤である
。
本発明に使用するベンゾフロキサン類の具体例としては
、ベンゾフロキサン、5−メチル−25−ブチル、5−
メトキシベンゾフロキサン等を挙げることができる。
、ベンゾフロキサン、5−メチル−25−ブチル、5−
メトキシベンゾフロキサン等を挙げることができる。
本発明の具体的実施方法は、好ましくはアセト酢醜アミ
ド1.0〜1.5モルを溶媒中に溶解若しくは懸濁させ
アンモニア若しくは第一アミン1.5〜5.0モルを添
加してアセト酢酸アミドと反応させてエナミンを合成し
、ひきつづき該合成反応液にベンゾフロキサンを添加す
る方法によって行う。
ド1.0〜1.5モルを溶媒中に溶解若しくは懸濁させ
アンモニア若しくは第一アミン1.5〜5.0モルを添
加してアセト酢酸アミドと反応させてエナミンを合成し
、ひきつづき該合成反応液にベンゾフロキサンを添加す
る方法によって行う。
更に、前述のアセト酢酸アミドの溶媒溶液は、ジケテン
と相当する第一アミンンから公知方法によって合成した
合成反応液をそのま一使用できる。
と相当する第一アミンンから公知方法によって合成した
合成反応液をそのま一使用できる。
前述式(0で例示される本発明の反応は、発熱反応であ
り、必要に応じて反応混合物の温度を10〜80℃好ま
しくは30〜60℃に保つ。
り、必要に応じて反応混合物の温度を10〜80℃好ま
しくは30〜60℃に保つ。
反応熱の発生が止まった後は、必要ならば加熱して反応
混合物の温度を10〜80℃(好ましくは30〜eo℃
に保つ0反応時間は、限定されないが前述のベンゾフロ
キサンの添加について一括で若しくは、0.5〜5時間
で、該添加後も1〜30時間好ましくは、5〜20時間
撹拌下に反応を継続する。
混合物の温度を10〜80℃(好ましくは30〜eo℃
に保つ0反応時間は、限定されないが前述のベンゾフロ
キサンの添加について一括で若しくは、0.5〜5時間
で、該添加後も1〜30時間好ましくは、5〜20時間
撹拌下に反応を継続する。
反応終了後、目的物は、淡黄色の結晶として析出してい
るので溶媒と分離し少量の溶媒で洗浄乾燥して収得する
。
るので溶媒と分離し少量の溶媒で洗浄乾燥して収得する
。
本発明の方法の特徴的効果は、下記のとおりである。す
なわち、本発明の方法により得られた2−メチル−3−
カルボン酸アミド−キノキサリン−ジ−N−オキシドは
、公知方法で合成された同一物と比較して再結晶により
除去困難な不純物を殆んど全く含まないことである0例
えば、相オラキンドックス[註、前述式(3) ” ]
について具体例について云えば、 純度 不純物■ 不純物■ 公知方法 97.08% 1.36% 0.78
%本発明方法 99.04 % 0.83% θ
%註6%は重量%を意味する 上表において、不純物■は、再結晶により除去可能なも
のであり、不純物■は、再結晶による精製困難なもので
ある。この差異は、この物質の用途(例えば動物用医薬
)的効果に最大な影響を及ぼすことがあると検案される
。
なわち、本発明の方法により得られた2−メチル−3−
カルボン酸アミド−キノキサリン−ジ−N−オキシドは
、公知方法で合成された同一物と比較して再結晶により
除去困難な不純物を殆んど全く含まないことである0例
えば、相オラキンドックス[註、前述式(3) ” ]
について具体例について云えば、 純度 不純物■ 不純物■ 公知方法 97.08% 1.36% 0.78
%本発明方法 99.04 % 0.83% θ
%註6%は重量%を意味する 上表において、不純物■は、再結晶により除去可能なも
のであり、不純物■は、再結晶による精製困難なもので
ある。この差異は、この物質の用途(例えば動物用医薬
)的効果に最大な影響を及ぼすことがあると検案される
。
本発明の方法の第二の効果は、本発明方法による目的物
(2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−
1,4−ジ−N−オキシド)の収率(対ベンゾフロキサ
ン)は、公知方法により飛躍的に良好であることである
。すなわち、公知方法による該収率が理論値の73〜7
4重量%であるのに対して、本発明の方法では84〜8
6%となった。
(2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−
1,4−ジ−N−オキシド)の収率(対ベンゾフロキサ
ン)は、公知方法により飛躍的に良好であることである
。すなわち、公知方法による該収率が理論値の73〜7
4重量%であるのに対して、本発明の方法では84〜8
6%となった。
その他、本発明の反応時には、第一アミン若しくはアン
モニアの添加は、エナミン溶液に対して予め行うことが
できる(すなわちベンゾフロキサン不存在の状態で添加
する)ことができるから。
モニアの添加は、エナミン溶液に対して予め行うことが
できる(すなわちベンゾフロキサン不存在の状態で添加
する)ことができるから。
反応の遂行又は調整が容易である。
以下実施例によって本発明を説明する。
実施例1
ドライアイスアセトン浴で一1θ〜0°Cに冷却したメ
タノール2Ohu中にモノエタノールアミン73.0g
(1,2モル)を投入し、撹拌しながらジケテン84
.0g(1,0モル)を滴々に添加する。この間、反応
混合物の温度は一1O〜O℃に保つ、該添加終了後、反
応混合物の温度を室温に戻し、更に加熱して35℃とし
、この温度で2時間撹拌を続けた。
タノール2Ohu中にモノエタノールアミン73.0g
(1,2モル)を投入し、撹拌しながらジケテン84
.0g(1,0モル)を滴々に添加する。この間、反応
混合物の温度は一1O〜O℃に保つ、該添加終了後、反
応混合物の温度を室温に戻し、更に加熱して35℃とし
、この温度で2時間撹拌を続けた。
かくして得られたト(2−ヒドロキシエチル)−アセト
酢酸アミド溶液(反応混合物)を水浴で冷却しながらア
ンモニアガス51.0g(3,0モル)を50分で吹込
み、この間、反応混合物の温度を35℃に保つ。
酢酸アミド溶液(反応混合物)を水浴で冷却しながらア
ンモニアガス51.0g(3,0モル)を50分で吹込
み、この間、反応混合物の温度を35℃に保つ。
アンモニアガスの吹込み後、反応混合物の温度を45℃
とし、ベンゾフロキサン136.0g(1,0モル)を
添加する。該添加方法は、冷却又は加温しつつ反応混合
物の温度を45℃に保ち、添加時間を含めて7時間撹拌
をつづける。終了後、反応混合物は、淡黄色の結晶とし
て分離する0反応混合物を冷却し、次で吸引濾過し、メ
タノールで洗浄し、乾燥して、N−(2−ヒドロキシエ
チル)−2−メチル−3−カルボン酸アミドーキノキサ
リンン−1,4−ジ−N−オキシドを得る。収量; 2
28.3g (収率; se、i%)、純度; 99.
04%。
とし、ベンゾフロキサン136.0g(1,0モル)を
添加する。該添加方法は、冷却又は加温しつつ反応混合
物の温度を45℃に保ち、添加時間を含めて7時間撹拌
をつづける。終了後、反応混合物は、淡黄色の結晶とし
て分離する0反応混合物を冷却し、次で吸引濾過し、メ
タノールで洗浄し、乾燥して、N−(2−ヒドロキシエ
チル)−2−メチル−3−カルボン酸アミドーキノキサ
リンン−1,4−ジ−N−オキシドを得る。収量; 2
28.3g (収率; se、i%)、純度; 99.
04%。
比較例1
ドライアイスで一10〜θ℃に冷却したメタノール20
0m1にモノエタノールアミン73.0g (1,2モ
ル)を投入し、次いで撹拌しながら新しく蒸留したジケ
テン84.Og (1,0モル)を−10〜θ℃で滴々
に添加し、混合物を室温にまでにし、更に35℃で2時
間撹拌を続けた。調製したト(2−ヒドロキシエチル)
−アセト酢酸アミド溶液中にベンゾフロキサン138.
0g(1,0モル)を滴々に添加し、次いでアンモニア
約3.0モルを導入し、反応混合物の温度を時に冷却す
ることによって45℃以下に保つ。
0m1にモノエタノールアミン73.0g (1,2モ
ル)を投入し、次いで撹拌しながら新しく蒸留したジケ
テン84.Og (1,0モル)を−10〜θ℃で滴々
に添加し、混合物を室温にまでにし、更に35℃で2時
間撹拌を続けた。調製したト(2−ヒドロキシエチル)
−アセト酢酸アミド溶液中にベンゾフロキサン138.
0g(1,0モル)を滴々に添加し、次いでアンモニア
約3.0モルを導入し、反応混合物の温度を時に冷却す
ることによって45℃以下に保つ。
反応熱がとまった後、40〜45℃まで加熱し、次いで
6〜8時間撹拌を続ける。この結果、反応混合物は、淡
黄色の結晶として分離する。更にこれを冷却し、次いで
吸引濾過し、メタノールで洗浄し、乾燥してN−(2−
ヒドロキシエチル)−2−メチル−3−カルボン酸アミ
ド−キノキサリン−1,4−ジ−X−オキシドを得る。
6〜8時間撹拌を続ける。この結果、反応混合物は、淡
黄色の結晶として分離する。更にこれを冷却し、次いで
吸引濾過し、メタノールで洗浄し、乾燥してN−(2−
ヒドロキシエチル)−2−メチル−3−カルボン酸アミ
ド−キノキサリン−1,4−ジ−X−オキシドを得る。
収量: 193.8g (収率、73.1%)、純度、
97.08%。
97.08%。
以上
Claims (5)
- (1)有機溶媒中において、アンモニア若しくは第一ア
ミンの存在下に、式 ▲数式、化学式、表等があります▼…(1) のエナミン(式中、R_1、R_1′、R_2、R_3
はそれぞれヒドロキシ、低級アルコキシ、若しくはアル
コキシカルボニル基で置換されていてもよい直鎖もしく
は分岐鎖アルキル基、又は水素である)を式 ▲数式、化学式、表等があります▼…(2) のベンゾフロキサン(式中R_4は水素、低級アルキル
、又は低級アルコキシである)とを10〜80℃で反応
させることを特徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼…(3) の2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン1
,4−ジ−N−オキシド(式中R_2、R_3及びR_
4は上述と同一の意味を有する)の製造法。 - (2)有機溶媒が、極性有機溶媒好ましくは、炭素数1
〜6の1価アルコールである特許請求の範囲第(1)項
に記載の製造法。 - (3)R_1、R_1′がヒドロキシル基で置換されて
いてもよい直鎖アルキル基、又は水素であり、R_2が
水素であり、R_3がヒドロキシ基で置換されていても
よい直鎖アルキル基からなるエナミンを使用する特許請
求の範囲第(1)項に記載の製造法。 - (4)R_4が水素であるベンゾフロキサンを使用する
特許請求の範囲第(1)項に記載の製造法。 - (5)エナミンの有機溶媒溶液にアンモニアを混合し、
つづいてベンゾフロキサンを遂次添加して30〜60℃
で反応させる特許請求の範囲第(1)項に記載の製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25924985A JPS62120371A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−1,4−ジ−n−オキシドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25924985A JPS62120371A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−1,4−ジ−n−オキシドの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120371A true JPS62120371A (ja) | 1987-06-01 |
Family
ID=17331477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25924985A Pending JPS62120371A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−1,4−ジ−n−オキシドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62120371A (ja) |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP25924985A patent/JPS62120371A/ja active Pending
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