JPS6212004A - 難燃性電気絶縁組成物 - Google Patents
難燃性電気絶縁組成物Info
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- JPS6212004A JPS6212004A JP60150629A JP15062985A JPS6212004A JP S6212004 A JPS6212004 A JP S6212004A JP 60150629 A JP60150629 A JP 60150629A JP 15062985 A JP15062985 A JP 15062985A JP S6212004 A JPS6212004 A JP S6212004A
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- parts
- compositioin
- antioxidant
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
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- Insulated Conductors (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、燃焼時に有毒なハロゲン系ガスを発生しない
難燃性電気絶縁組成物、特に電線・ケーブルの絶縁材料
やシース材料への適用に好適な難燃性樹脂組成物に間す
るものである。
難燃性電気絶縁組成物、特に電線・ケーブルの絶縁材料
やシース材料への適用に好適な難燃性樹脂組成物に間す
るものである。
［従来の技術］
電線・ケーブルの絶縁材料やシース材料としては電気絶
縁性に優れたエチレン−プロピレンコポリマやポリエチ
レンなどのポリオレフィンが多用されている。
縁性に優れたエチレン−プロピレンコポリマやポリエチ
レンなどのポリオレフィンが多用されている。
最近の趨勢として、原子力発電所に使用される電線・ケ
ーブルにＵＬ規格ＶＷ−ルベルの高度の難燃性が強く要
望されるようになってきた。
ーブルにＵＬ規格ＶＷ−ルベルの高度の難燃性が強く要
望されるようになってきた。
ポリオレフィンを難燃化する方法としてはハロゲン含有
化合物、二酸化アンチモン、リン含有化合物等を混和す
る方法が一般に採用されてきている。
化合物、二酸化アンチモン、リン含有化合物等を混和す
る方法が一般に採用されてきている。
しかし、これらは燃焼時多量の煙を発生し、また人体に
有害なガスを発生することなどから問題視されている。
有害なガスを発生することなどから問題視されている。
このような情勢を踏まえ、発煙性、有毒性の非常に少な
い水和アルミナや水酸化マグネシウムなどの無機水和物
を混和する方法が注目されるようになってきた。
い水和アルミナや水酸化マグネシウムなどの無機水和物
を混和する方法が注目されるようになってきた。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし、ＵＬ規格ＶＷ−ルベルの高度の難燃性を付与す
るためには無機水和物を多量加える必要があり、その結
果耐放射線性を著しく低下させるという問題がある。
るためには無機水和物を多量加える必要があり、その結
果耐放射線性を著しく低下させるという問題がある。
本発明は上記に基づいてなされたもので、ＵＬ規格ＶＷ
−ルベルの高度の難燃性を付与できると共に優れた耐放
射線性を有し、しかも有毒なハロゲン系ガス等を発生し
ない難燃性電気絶縁組成物の提供を目的とするものであ
る。
−ルベルの高度の難燃性を付与できると共に優れた耐放
射線性を有し、しかも有毒なハロゲン系ガス等を発生し
ない難燃性電気絶縁組成物の提供を目的とするものであ
る。
［問題点を解決するための手段］
本発明の難燃性電気絶縁組成物は、ポリオレフィン１０
０重量部に対し、無機水和物を５０重量部以上、キノン
系酸化防止剤又はフェニルアミン系酸化防止剤を０．５
重量部以上及び芳香族炭化水素を含む放射線吸収化合物
を１重量部以上含有することを特徴とするものである。
０重量部に対し、無機水和物を５０重量部以上、キノン
系酸化防止剤又はフェニルアミン系酸化防止剤を０．５
重量部以上及び芳香族炭化水素を含む放射線吸収化合物
を１重量部以上含有することを特徴とするものである。
本発明において、ポリオレフィンとしては、エチレンプ
ロピレンコポリマ、エチレンプロとレンジエンターポリ
マ、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマ、エチ
レンエチルアクリレートコポリマ、エチレンブテンコポ
リマ、エチレンブテンジェンターポリマといったものが
あげられ、これらは単独または２種以上混合して使用可
能である。
ロピレンコポリマ、エチレンプロとレンジエンターポリ
マ、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマ、エチ
レンエチルアクリレートコポリマ、エチレンブテンコポ
リマ、エチレンブテンジェンターポリマといったものが
あげられ、これらは単独または２種以上混合して使用可
能である。
無機水和物としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム
等がある。
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム
等がある。
これらはポリオフィン１００重量部に対して５０重量部
以上含有せしめる必要があり、これ未満では目的とする
難燃性を付与できない。
以上含有せしめる必要があり、これ未満では目的とする
難燃性を付与できない。
本発明においては、耐放射線性付与のためキノン系又は
フェニルアミン系酸化防止剤を添加している。キノン系
酸化防止剤としては、２，２．４−トリメチル−１，２
−ジヒドロキノリンの重合物、６−ニトキシー２．２．
４−トリメチル−１゜２−ジヒドロキノリン、トリメチ
ル・ジヒドロキノリン誘導体等があげられる。フェニル
アミン系酸化防止剤としては、フェニル−β−ナフチル
アミン、ジフェニルアミンとアセトンの高温反応生成品
、Ｎ、Ｎ’−ジフェニル−ｐ−フェニレンジアミン、メ
ルカプトベンズイミダゾールといったものがあげられる
。これらの酸化防止剤は単独使用または２種以上の併用
が可能である。
フェニルアミン系酸化防止剤を添加している。キノン系
酸化防止剤としては、２，２．４−トリメチル−１，２
−ジヒドロキノリンの重合物、６−ニトキシー２．２．
４−トリメチル−１゜２−ジヒドロキノリン、トリメチ
ル・ジヒドロキノリン誘導体等があげられる。フェニル
アミン系酸化防止剤としては、フェニル−β−ナフチル
アミン、ジフェニルアミンとアセトンの高温反応生成品
、Ｎ、Ｎ’−ジフェニル−ｐ−フェニレンジアミン、メ
ルカプトベンズイミダゾールといったものがあげられる
。これらの酸化防止剤は単独使用または２種以上の併用
が可能である。
酸化防止剤の添加量は、ポリオレフィン１００重量部に
対して０．５重量部以上とする必要があり、これ未満で
は目的とする耐放射線性を付与できない。
対して０．５重量部以上とする必要があり、これ未満で
は目的とする耐放射線性を付与できない。
本発明においては、上記酸化防止剤と共に芳香族炭化水
素を含む放射線吸収化合物を添加することが耐放射線性
の付与に極めて有効であることを見い出した。芳香族炭
化水素を含む放射線吸収化合物とは、芳香族炭素を１０
１［１％以上含有する化合物であり、かかる化合物の代
表としては、プロセスオイルがあげられる。これをポリ
オレフィン１００重量部に対して１重量部以上添加する
ことにより、目的とする対放射線性を付与できる。
素を含む放射線吸収化合物を添加することが耐放射線性
の付与に極めて有効であることを見い出した。芳香族炭
化水素を含む放射線吸収化合物とは、芳香族炭素を１０
１［１％以上含有する化合物であり、かかる化合物の代
表としては、プロセスオイルがあげられる。これをポリ
オレフィン１００重量部に対して１重量部以上添加する
ことにより、目的とする対放射線性を付与できる。
なお、芳香族炭素の含有量が１０重量％未満の化合物は
目的とする耐放射線性を付与できない。
目的とする耐放射線性を付与できない。
本発明では上記成分に加えて架橋剤、滑剤、軟化剤、分
散剤等を適宜添加してもよい。
散剤等を適宜添加してもよい。
架橋剤としては、ジクミルパーオキサイド、３−ビス（
ｔ−ブチルパーオキシイソプロビル）ベンゼンに代表さ
れる有機過酸化物が適切であり、これに架橋助剤として
硫黄、エチレンジメタアクリレート、ジアクリルフタレ
ート、ｐ−キノンジオキシム等を併用してもよい。
ｔ−ブチルパーオキシイソプロビル）ベンゼンに代表さ
れる有機過酸化物が適切であり、これに架橋助剤として
硫黄、エチレンジメタアクリレート、ジアクリルフタレ
ート、ｐ−キノンジオキシム等を併用してもよい。
また、電子線照射による架橋の場合には、架橋助剤とし
てトリメチロールブロハントリメリテート、トリアリル
イソシアヌレート等の反応性のモノマを添加するのが一
般的である。
てトリメチロールブロハントリメリテート、トリアリル
イソシアヌレート等の反応性のモノマを添加するのが一
般的である。
［実施例］
第１表に示すような配合割合に従って各種成分を１００
℃に保持された６インチロールに投入してロール混練を
行い、混練後１２０℃に保持された４０ｍ／ｍ押出［（
Ｌ／Ｄ＝２５）を用い、外径２．０＋ｎｍの銅線上に厚
さ１．０＋ｎｍに押出被覆して絶縁電線を作製した〈実
施例７及び比較例４）。
℃に保持された６インチロールに投入してロール混練を
行い、混練後１２０℃に保持された４０ｍ／ｍ押出［（
Ｌ／Ｄ＝２５）を用い、外径２．０＋ｎｍの銅線上に厚
さ１．０＋ｎｍに押出被覆して絶縁電線を作製した〈実
施例７及び比較例４）。
その他の実施例および比較例については押出に続いて１
３ｋｇ／ｃイの水蒸気雰囲気中に３分間保持して架橋絶
縁電線を作製した。
３ｋｇ／ｃイの水蒸気雰囲気中に３分間保持して架橋絶
縁電線を作製した。
各側における評価結果は第１表の下欄に示す通りである
。
。
評価は次のようにして行フた。
難燃性：垂直に保った電線にバーすて１分間炎に当て、
１分以内に消えればＵＬ規格ＶＷ−１に合格であり、１
分以上燃えるかまたは全焼するものは不合格である。
１分以内に消えればＵＬ規格ＶＷ−１に合格であり、１
分以上燃えるかまたは全焼するものは不合格である。
耐放射線性：γ線（コバルト６０線源）を加圧水型軽水
炉の場合にさらされると考えられる２００Ｍｒａｄ
（線量率Ｉ Ｍｒａｄ ／ｈ ）まて照射し、その後自
己径の円筒に電線を５回巻き付け、クラックの有無によ
り評価した。
炉の場合にさらされると考えられる２００Ｍｒａｄ
（線量率Ｉ Ｍｒａｄ ／ｈ ）まて照射し、その後自
己径の円筒に電線を５回巻き付け、クラックの有無によ
り評価した。
第１表からも明らかな通り、本発明に係わる実施例１〜
８では、いずれもＵＬ規格ＶＷ−１の難燃性試験に合格
し、２００Ｍｒａｄ照射後も自己径巻き付けによるクラ
ックも見られない。
８では、いずれもＵＬ規格ＶＷ−１の難燃性試験に合格
し、２００Ｍｒａｄ照射後も自己径巻き付けによるクラ
ックも見られない。
これに対し、無機水和物の含有量が規定値以下の比較例
１は難燃性が不合格である。キノン系又はフェニルアミ
ン系酸化防止剤の添加量が規定値以下の比較例２，３、
芳香族炭化水素を含む放射線吸収化合物の添加量が規定
値以下の比較例４、および芳香族炭素の含有量が規定値
以下の化合物を添加した比較例５においてはいずれも照
射後自己径巻き付けによりクラックを生じ、耐放射線性
に問題が・ある。
１は難燃性が不合格である。キノン系又はフェニルアミ
ン系酸化防止剤の添加量が規定値以下の比較例２，３、
芳香族炭化水素を含む放射線吸収化合物の添加量が規定
値以下の比較例４、および芳香族炭素の含有量が規定値
以下の化合物を添加した比較例５においてはいずれも照
射後自己径巻き付けによりクラックを生じ、耐放射線性
に問題が・ある。
［発明の効果コ
以上説明してきた通り、本発明はポリオレフィンに、無
機水和物、キノン系酸化防止剤又はフェニルアミン系酸
化防止剤、及び芳香族炭化水素を含む放射線吸収化合物
を含有した難燃性電気絶縁組成物を提供するものであり
、良好な耐放射線性を有しながら高度の難燃性を有し、
しかも燃焼時に有毒なハロゲンガスを発生しない成形品
を得られるようになる。
機水和物、キノン系酸化防止剤又はフェニルアミン系酸
化防止剤、及び芳香族炭化水素を含む放射線吸収化合物
を含有した難燃性電気絶縁組成物を提供するものであり
、良好な耐放射線性を有しながら高度の難燃性を有し、
しかも燃焼時に有毒なハロゲンガスを発生しない成形品
を得られるようになる。
Claims (1)
- （１）ポリオレフィン１００重量部に対し、無機水和物
を５０重量部以上、キノン系酸化防止剤又はフェニルア
ミン系酸化防止剤を０．５重量部以上及び芳香族炭化水
素を含む放射線吸収化合物を１重量部以上含有すること
を特徴とする難燃性電気絶縁組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60150629A JPS6212004A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 難燃性電気絶縁組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60150629A JPS6212004A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 難燃性電気絶縁組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6212004A true JPS6212004A (ja) | 1987-01-21 |
| JPH0588490B2 JPH0588490B2 (ja) | 1993-12-22 |
Family
ID=15501032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60150629A Granted JPS6212004A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 難燃性電気絶縁組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6212004A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0296566A2 (en) * | 1987-06-23 | 1988-12-28 | Hitachi Cable, Ltd. | Flame retardant electrical insulating composition having antifungal action |
| JPH0581936A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Hitachi Cable Ltd | 接着性難燃架橋絶縁電線 |
| JP2008303307A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Hitachi Cable Ltd | 耐放射線性非ハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル |
| JP2009269955A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Hitachi Cable Ltd | 耐放射線性シース材料及び耐放射線性ケーブル |
| JP2010168556A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-08-05 | Hitachi Cable Ltd | 耐放射線性組成物及び電線・ケーブル |
| JPWO2015159788A1 (ja) * | 2014-04-16 | 2017-04-13 | 住友電気工業株式会社 | 絶縁性樹脂組成物及び絶縁電線 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5887709A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | 日立電線株式会社 | 難燃性絶縁電線 |
| JPS58140912A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-20 | 日立電線株式会社 | 難燃性ケ−ブル |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP60150629A patent/JPS6212004A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5887709A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | 日立電線株式会社 | 難燃性絶縁電線 |
| JPS58140912A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-20 | 日立電線株式会社 | 難燃性ケ−ブル |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0581936A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Hitachi Cable Ltd | 接着性難燃架橋絶縁電線 |
| JP2008303307A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Hitachi Cable Ltd | 耐放射線性非ハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル |
| JP2009269955A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Hitachi Cable Ltd | 耐放射線性シース材料及び耐放射線性ケーブル |
| US8178786B2 (en) | 2008-05-01 | 2012-05-15 | Hitachi Cable, Ltd. | Radiation-proof sheath material and radiation-proof cable |
| JP2010168556A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-08-05 | Hitachi Cable Ltd | 耐放射線性組成物及び電線・ケーブル |
| JPWO2015159788A1 (ja) * | 2014-04-16 | 2017-04-13 | 住友電気工業株式会社 | 絶縁性樹脂組成物及び絶縁電線 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588490B2 (ja) | 1993-12-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |