JPS62119778A - 浮上ヘツド測定装置 - Google Patents

浮上ヘツド測定装置

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JPS62119778A
JPS62119778A JP25929485A JP25929485A JPS62119778A JP S62119778 A JPS62119778 A JP S62119778A JP 25929485 A JP25929485 A JP 25929485A JP 25929485 A JP25929485 A JP 25929485A JP S62119778 A JPS62119778 A JP S62119778A
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JP
Japan
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head
slider
disk
flying
optical interference
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Application number
JP25929485A
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English (en)
Inventor
Yojiro Okawa
大川 洋次郎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図、第6図〜第8
図) F作用(第1図、第6図〜第8図) G実施例(第1図〜第8図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は浮上ヘッド測定装置に関し、特にいわゆるハー
ドディスク等に用いられる浮上ヘッドの浮上態様の判定
をなし得るようにしたものである。
B発明の概要 本発明は、回転するディスクと、このディスクの表面に
生ずる空気流を利用して浮上するように配設されたヘッ
ド部との間に生ずる光学的干渉縞によって、ヘッド部の
浮上状態を評定する浮上ヘッド測定装置において、ヘッ
ド部のスライド面に発生した光学的干渉縞を平面的な映
像データとして取り込むようにしたことにより、ヘッド
部のスライド面を種々の面から評定し得るようにしたも
のである。
C従来の技術 いわゆるハードディスクを用いた情報記録再生装置にお
いては、高速回転する磁気ディスクに対して磁気ヘッド
を微小空隙を保って対向させることにより、磁気ディス
ク上に情報を高密度記録し、又は再生できるような工夫
がされており、従来微小空隙を保って磁気ヘッドを磁気
ディスク表面に対向させる方法として、磁気ディスクが
その高速回転に伴って連れ回る空気流によって磁気ヘッ
ドを浮上させる方法が採用されている。
この種の情報記録再生装置において、磁気ヘッドを浮上
させた際に、その浮上態様を詳細に把握する手段が有れ
ば、ヘッドが設計通りに安定に浮上しているか否かを評
価したり、ヘッドに関する問題点を改善するための手段
を講する際に有効であると考えられる。
このような考え方に基づいて、ヘッドの浮上安定性を測
定する装置が、特開昭60−124071号公報及び特
開昭60−124072号公報に開示されている。
D発明が解決しようとする問題点 この従来の浮上安定性測定装置は、磁気ヘッドが対向す
べき磁気ディスクに代えて、高速回転する透明ガラス板
を有し、この透明ガラス板を通して磁気ヘッド表面をV
TRカメラで撮像する。
その結果、磁気ヘッド及び透明ガラス板間の空隙に対応
する光学的な色土渉縞が生じ、これをVTRカメラによ
って撮像することにより、色土渉縞がヘッドの浮上態様
に応じて変動するので、この色土渉縞の変動を手掛りと
して浮上ヘッドの評定をし得るようになされている。
ところがこの従来の装置は、ヘッドの浮上態様に重大な
関連を有するスライダ(磁気ヘッドを搭載している)の
スライド面の形状、表面の凹凸、欠陥のを無等を種々の
側面から評定できるような情報を得ることはできなかっ
た。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ヘッドを
搭載して浮上するスライダについて、種々の評定データ
を取り込むことができるようにした浮上ヘッド測定装置
を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、回転す
るディスク3と、このディスク3の表面に生ずる空気流
を利用して浮上するように配設されたヘッド部4との間
に生ずる光学的干渉縞によって、ヘッド部4の浮上状態
を評定する浮上ヘッド測定装置において、ヘッド部4は
ヘッド4Cを搭載してなるスライダ4Aを有し、スライ
ダ4Aの表面及びディスク3の表面間に光学的干渉縞を
発生させるようになされ、この光学的干渉縞を撮像手段
24によって平面的映像信号に変換し、この撮像手段2
4から得られる平面的映像信号を平面的映像データとし
て画像処理回路44に取り込み、画像処理回路44に取
り込まれた平面的映像データに基づいて評定手段15に
よってスライダ4Aの表面の評定をし得るようにする。
F作用 ヘッド部4はスライダ4Aによってディスク3に対して
浮上し、スライダ4Aの表面及びディスク3の表面間に
は、スライダ4Aの浮上量に応じた光学的干渉縞が発生
する。
この光学的干渉縞は撮像手段24によって平面的映像信
号VTINに変換された後、平面的映像データとして画
像処理回路44に取り込まれ、この平面的映像データが
評定手段15に与えられる。
評定手段15は平面的映像データを構成する各画素につ
いての明るさを表すデータに基づいて、当該画素位置に
おけるディスク3からの浮上量を演算することによって
、スライダ4Aの表面についての浮上状態、スライダの
形状、欠陥の有無等を平面的なデータに基づいて評定す
る。
かくしてヘッド部4のスライダ4Aについての種々の評
定結果を得ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、■は全体として浮上ヘッド測定装置を
示し、モータ2によって回転駆動されるガラス材料でな
る透明ディスク3と対向するようにヘッド部4が配設さ
れ、このヘッド部4が根元部分をヘッド支持板5に固定
されている弾性部材6の先端に固着されている。
ヘッド支持板5は、固定部7に固定されているステージ
8上を矢印aで示す方向(X方向及びY方向)に進退す
る移動部材9上に固着され、移動部材9がステージ送り
ドライバ10の駆動出力S1によって矢印aの方向に進
退されると、これに応じてヘッド部4が透明ディスク3
の所定位置に位置決め制御される。
モータ2は、回転制御回路11の駆動出力S2によって
回転駆動され、その出力軸に関連して設けられた回転セ
ンサ12によって透明ディスク3の回転速度に対応する
パルス間隔を有するパルス出力S3を発生し、これをタ
コメータ13によって回転速度に相当する直流レベルで
なる回転速度検出出力S4に変換して回転制御回路11
にフィードバックする。
かくしてモータ2に対するサーボ系が形成され、回転制
御回路11にマイクロコンピュータ構成の中央処理ユニ
ット15から供給される速度基準信号S5に対応する速
度で、透明ディスク3を高速回転させるようになされて
いる。
中央処理ユニッ)15には、回転速度検出出力S4が、
モータ2の現在の回転速度を表すデータとして入力され
る。
透明デ、イスク3は、高速回転する際に、表面に接触し
ている空気流を連れ回ることにより、第2図に示すよう
に、ヘッド部4と透明ディスク3の表面との間に空気流
ARを発生し、ヘッド部4はこの空気流ARによって浮
上刃を与えられ、かくしてヘッド部4が弾性部材6の押
圧力に抗して透明ディスク3から離れる方向に浮上する
ヘッド部4は空気流ARに対して必要に応じて所定量だ
け浮上し得るような第3図に示す構成を有する。
すなわち、ヘッド部4は、縦断面が凹状の不透明材料で
なるスライダ4Aを有し、表面上に透明ディスク3の表
面に対向する一対のスライド面4L及び4Rが形成され
ている。スライド面4L及び4Rは空気流ARに沿う方
向に溝4Bを挟んで平行に延長し、その表面は鏡面仕上
げされている。
スライド面4L及び又は4Rの後端部には、磁気ヘラF
4Cが装着されている。第3図の場合のヘッド部4は1
つの磁気ヘッド4Cを含んでなるブロックを、一方のス
ライド面4Rの後縁部に穿設された切り溝4D内に挿入
され、接着材によってスライダ4Aに接着されている。
カカルヘッド部4の構成をモノリシックな構造と呼ぶが
、これに対して第3図において破線で示すように、スラ
イド面4L側にも、磁気ヘッド4Eを搭載するいわゆる
コンポジット構造にも構成し得る。
スライダ4Aのスライド面4L及び4Rの先端部には、
斜めに面取りされた空気流流入用斜面4M及び4Nが形
成され、この空気流流入用斜面4M及び4Nから流入し
た空気流ARが、この空気流流入用斜面4M及び4Nを
磁気ディスク3から離す方向に押しながらスライド面4
L及び4Rと、透明ディスク3との間に流れ込むように
なされている。
ここで、スライダ4Aのスライド面4L及び4Rが鏡面
仕上げされているのに対して、溝4Bの内表面は鏡面仕
上げされていない。従って、第2図に示すように、透明
ディスク3の上方から照射光■、が照射されたとき、透
明ディスク3を通る光のうち、一部が透明ディスク3の
内側の面において反射光■、として反射され、また透明
ディスク3を透過した光がスライド面4L及び4Rの表
面において反射光IIIとして反射される。かくして、
反射光I□及び1ttの合成反射光Rによって2光束干
渉法による光学的干渉縞が発生するようになされている
実際上スライダ4Aは、第2図に示すように、空気流A
Rが流入する前端縁が比較的大きく浮き上がるのに対し
て、磁気ヘッド4Cが搭載されている後端部と、透明デ
ィスク3との間の空隙が狭くなる(例えば0.2〜0.
3〔μ−〕から0.5〔μ−〕程度まで)ような姿勢で
浮上する。かくして実際上磁気ディスクへの記録レベル
及び再生レベルをできるだけ大きくすることにより、高
密度記録及びその再生を確実になし得るようになされて
いる。
透明ディスク3には、その上方に配設された顕微鏡21
 (第1図)から対物レンズ21Aを通じて照射光I、
が照射され、この照射光!、が透明ディスク3を透過し
てヘッド部4の表面に到達し得るようになされている。
一方、光源22(第1図)から発生される光のうち、所
定の波長の単色光が、色フィルタ23によってフィルタ
リングされた後、顕微鏡21内に設けられたハーフミラ
−21Bを介して対物レンズ21Aから透明ディスク3
に照射光■1とし照射する。
その結果2光束干渉を起こしている合成反射光Rは、対
物レンズ21A1ハーフミラ−21Bを通してテレビジ
ョンカメラ24 (例えばCODなどの充電変換手段を
用いた撮像手段でなる)に入射されてラスク映像信号V
DINに変換される。このラスク映像信号V D I 
Nはモニタ3oに与えられ、第4図(B)に示すように
、その表示画面DIs上に、スライダ4Aのスライド面
4L、4Rと共に、スライド面4L、4R上に発生した
光学的干渉縞を映し出す。
またラスク映像信号VDINはIH切取り回路31に与
えられる。IH切取り回路31は、ラスク映像信号VD
+sから1本の走査ライン分の映像信号を抜き取るよう
になされ、そのIH映像信号■Dイをアナログ/ディジ
タル変換回路32においてディジタル信号に変換して中
央処理ユニット15に取り込ませる。このIH映像信号
VD、は、第4図(B)に示すように、表示画面DIS
のうち、スライド面4L又は4Rの一方(例えば4R)
上の1本の走査ラインSCH上の映像信号を内容とし、
かくしてこのIH映像信号VDHから干渉縞の位置及び
干渉縞の間隔についてのデータを、中央処理ユニット1
5に取り込むことができるようになされている。
なお、モニタ30の表示画面DIS上に、走査ラインS
CHを表示させるための表示信号s7がIH切取り回路
31からモニタ30に与えられる。
中央処理ユニット15はデータをフロッピディスク、ハ
ードディスク等でなる外部記憶装置35に格納し、必要
に応じて読み出して演算データとして用いると共に、プ
リンタ36によってプリントアウトする。
中央処理ユニット15は、かかる光学的干渉縞の明暗に
ついてのデータに基づいて、ヘッド部4のスライド面4
L及び4R上の各点について、対向する透明ディスク3
の表面との間の距離(従って浮上量h)を次のような原
理に基づいて演算により求めて評定処理を実行する。
先ず第2図において反射光II+及びI。を合成して得
られる合成反射光R(すなわち干渉光)は、次式 %式%(1) で表される。ここでδは反射光I!l及びI!!間の位
相差で、 で表される。またλは照射される単色光の波長(例えば
0.4〜0.8〔μ翔〕程度)、Iz+はスライダ4A
の表面からの反射光121の振幅、I2□は透明ディス
ク30表面からの反射光1.の振幅をそれぞれ表すもの
とする。
従って単色光の波長λを固定したときの合成反射光Rの
値は、スライド面4L、4R(第4図(B))の各部分
について、反射光Il+及び121の位相差δ(従って
透明ディスク30表面からのスライド面4L、4Rの浮
上量h(第4図(C)))に相当する明るさをもってい
る。そこでスライド面4L及び4Rが延長する方向の座
標位置Xの任意の座標位Hxo  <例えばヘッド4C
のギャップの座標位置(これをヘッド位置と呼ぶ))を
固定して反射光Rの値R0を求め、この値R0に対応す
る浮上量り、を(1)弐及び(2)式に基づいて求めれ
ば、固定位置XO(すなわちヘッド4Cのギャップ位置
)の浮上量を測定し得る。
またスライド面4L、4Rの表面が平面のとき、(2)
式の浮上zhがスライド面4L、4Rの座標位置Xに比
例して変化することになるので、スライド面4L、4R
の長さ方向の座標位置Xに沿つて明るさの変化を見たと
き、スライド面4L、4Rの各位置における合成反射光
Rの明るさの変化は、正弦波形状になる(第4図(A)
)。
これに対して、平面でなく、多少の凹凸がある場合には
、その特徴に応じて正弦波形の位相が部分的にずれるよ
うに変化する。
そして、スライド面4L、4Rの表面の明るさが、その
最も暗い部分DP(第4図(B))(又は最も明るい部
分)の間隔は、対応する座標位置の浮上量りの差が、照
射光11の波長λに対してλ/2であることを表してい
る。
ところで、(1)式及び(2)式において、固定位置X
0についてヘッド部4の浮上量h0を変数りと考えると
、第5図に示すように、固定位置x0における浮上fi
hが大きくなって行けば当該固定位置における明るさは
正弦波形状に周期的に変化するようなグラフとして表現
し得る。従って測定したいヘッド部4の当該固定位置X
0における浮上it h oを知るためには、浮上it
 h oが、明るさの変化分のうちの何番目のサイクル
範囲に入るかを判定すると共に、さらに当該判定したサ
イクル範囲内の位相を測定すれば良い。
実際上、中央処理ユニット15において演算に用い得る
情報は、合成反射光Rの最大値Rsaw及び最小値Rm
 t Rであり、固定位WX0における明るさRoに対
応するヘッド浮上1haを、最大値R1llaX及び最
小値RII i 11の周期性を利用して次のようにし
て求めることができる。
すなわち、第5図において合成反射光Rが最大値R□8
になるのは、(1)式より反射光tz+及び1.の位相
差δがO12π、4π・・・・・・のときであり(この
ように合成反射光Rが最も明るくなるグラフ上の点を以
下明点と呼ぶ)、このときの浮上量h□、はλ/4.3
λ/4.5λ/4・・・・・・になる。
また合成反射光Rが最小値Rm = nになるのは、同
様に(1)式より反射光1g+及び1.の位相差6がπ
、3π、5π・・・・・・のときであり(このように合
成反射光Rが最も暗くなるグラフ上の点を以下暗点と呼
ぶ)、このときの浮上量h+−=、lは0、λ/2、λ
、3λ/2・・・・・・になる。
従って暗点及び明点は、第5図において、λ/4間隔で
交互にかつ周期的に現れる。この関係を利用して任意の
明るさRoにおける浮上量h0を求めるには、周期的に
現れる暗点及び明点間のサイクル範囲に対して次数m(
m=Q、1.2・・・・・・)を割り当て、浮上量h0
が属する次数mを指定して当該サイクル範囲の両側にあ
る暗点及び又は明点に対応する浮上量り、(すなわちり
、1.又はり、!、1)と、この浮上量り、から浮上量
h0までの差を表す浮上ii h zとの和、すなわち
り、=h、+h、        ・・・・・・(3)
として求めるようにすれば、比較的簡易な演算によって
浮上量h0を求めることができる。
ここで、浮上ii h rは暗点及び明点の周期性を利
用して、λ/4の整数倍の値として簡易に求めることが
でき、また浮上fi h tは当該m次のサイクル範囲
について(1)式及び(2)式に含まれるcos δの
項をhについて解くような演算を実行することによって
求めることができる。
この非周期的な成分である浮上量htの演算は、明点(
すなわち浮上量り1、=λ/4.3λ/4.5λ/4・
・・・・・の点)を基準にして求める第1の方法と、暗
点(すなわち浮上量)1+++i*=0、λ/2、λ、
3λ/2・・・・・・の点)を基準にして求める第2の
方法と、暗点及び明点を交互に基準点とする(すなわち
(h、、、l、h、i、)−0,λ/4、λ/2.3λ
/4・・・・・・の点を順次基準とする)第3の方法な
どを適用し得る。
この実施例の場合は、第1の方法を用いて、ヘッド浮上
量h0を、明点の浮上量h□8を基準にして次式 %式% によって近似演算する。ここで、 ・・・・・・(5) λ ・・・・・・(6) となる。
第1図の実施例の場合、浮上量h0が含まれるサイクル
範囲の次数mは、色フィルタ23のフィルタを交換する
ことにより判定される。すなわち浮上状態の測定に先立
って、中央処理ユニット15はフィルタ交換指令S10
を色フイルタドライバ43に与え、その出力Sllによ
って2枚の色フィルタ23を交換し、照射光11を波長
λ1又はλ2の単色光に変更することにより各単色光に
おける浮上ilh 、、x及びh painの変化から
次数mを判定する。
かくして(4)式において、値RO、RTain、R1
1l、I、m、照射光11の波長λは全て既知であるの
でこの式によって互いに隣合う最大値R□8及び最小値
Rmin間にある明るさRoに対応する浮上1haを近
似演算することができる。
中央処理ユニツl−15はかかる演算結果を、必要に応
じて外部記憶装置35に格納し得る。
一方モニタ30は、その表示画面DIS上に表示された
映像を表す平面的映像信号PICを画像処理回路44に
与える。画像処理回路44はフレームメモリを有し、モ
ニタ30の平面的映像信号PICを、ディジタルデータ
に変換してフレームメモリに書き込む。このフレームメ
モリに書き込まれたデータDPICは、中央処理ユニツ
)15からの読出し指令によって、中央処理ユニット1
5に転送され、必要に応じて外部記憶装置35に格納さ
れる。
以上の構成において、浮上態様を判定しようとするヘッ
ド部4を透明ディスク3に対向させるように装着すると
共に、透明ディスク3を透過するように顕微鏡21から
照射光I、を照射させる。
ヘッド部4の浮上に関するデータは、合成反射光Rに基
づいて、その光学的干渉縞についての映像データとして
、画像処理回路44を介して中央処理ユニット15に取
り込まれ、処理された後外部記憶装置35に格納される
。かくして中央処理ユニット15は、ヘッド部4の浮上
態様をスライド面4L、4Rから得られる18分又は1
フレ一ム分の平面的な浮上情報に基づいて、ヘッド部4
の浮上態様を総合的に判定し得る。
すなわち、中央処理ユニット15は、IH切取り回路3
1から取り込まれた18分の光学的干渉縞を表す映像デ
ータを走査ラインSCH(第4図(B))に沿う画素に
ついて読み出して、必要に応じてスライド面4L、4R
上の1つの測定点Xoについての浮上量h0を演算して
ヘッド部4の浮上量を評定し得る。
また中央処理ユニット15は、画像処理回路44から取
り込まれた平面的な光学的干渉縞を表す映像データを、
走査ライン5CHI、5CH2・・・・・・5CHL 
(第6図)に沿う画素についてそれぞれ読み出して多数
の測定点X、についての浮上量h0を演算してヘッド部
4のスライド面4L14R全体についての浮上態様を評
定し得る。
特に平面的な映像データに基づ(評定として、次のよう
なスライド面4L、4Rの表面の特性ないし品位の評定
をすることができる。
例えば第7図に示すように、スライド面4L。
4Rが鏡面仕上げされているので、その全面に亘って干
渉光を得ることができることにより、スライド面4L、
4Rの寸法例えば横幅Wt 、W*を算出することがで
きる。
また例えば鏡面仕上げされているスライド面4L、4R
の一部に傷ないし欠陥例えばエツジ部の欠ji4Fがあ
れば、この欠損4Fから反射光が得られないことにより
、その部分については干渉が生じないので、当該欠ti
4Fの部分について黒レベルの映像データが得られ、か
くして、欠損4Fの平面的な範囲を表すデータを得るこ
とができ、このデータに基づいて欠損の大きさ、形状、
幅等を確実に測定し得る。
なお、スライド面4L、4Rの幅WL、W、や欠損4F
の幅等を計測する方法としては、スライド面4L、4R
についての映像信号が継続している時間及び映像信号が
得られなくなった時間を計測する方法や、映像信号が発
生しているか否かを各画素ごとに数値化し、そのビット
数をカウントしたりする方法がある。
また中央処理ユニット15において、スライド面4L、
4Rの表面の各画素位置について、透明ディスク3から
の浮上量を平面について演算し得ることにより、スライ
ド面4L、4Rの表面の評価をすることができる。
例えばスライド面4L、4Rが、第8図(A)に示すよ
うに、山型であれば、スライド面4L、4Rの中央部の
浮上量が理想平面FAの場合と比較して浮上量が小さく
なったような結果が得られる。
また第8図(B)に示すようにすりばち型であれば、理
想的な平面FAの場合と比較して中央部の浮上量が大き
くなったような結果が得られる。
さらに第8図(C)に示すように、スライド面4L、4
Rが前方から後方に行くに従ってうねったように変形し
ていれば、これに応じて理想的な平面FAの場合と比較
して浮上量に変動が生ずるような結果が得られる。
このようなスライド面の変形は、それぞれクラウンハイ
トδ1、δ2、δ3を、浮上量の変動幅として計測する
ことによって平面度の評定をなし得る。
上述のように第1図の構成によれば、スライド面4L、
4Rの幅WL、WIIを算出することができることによ
り、ヘッド部4の浮上量が適切でない場合に、その裏付
けとなるデータを得ることができ、また欠t744Fを
検出できることにより、当該スライダ4Aに欠陥がある
と判定し得る。さらにスライド面4L、4Rが理想的な
平面ではないことが確認できれば、ヘッド部4が不安定
な姿勢で浮上したり、傷に対する応答性が異常であった
りしたような場合に、その原因を容易に把握することが
できる。
なお上述においては、透明ディスク3にヘッド部4を対
向させることによって光学的干渉縞を発生させるように
しか、これに代え、不透明ディスク3に対して透明材料
でなるヘッド部4を対向させることにより光学的干渉縞
を発生させるようにした場合に本発明をで適用しても、
上述の場合と同様の効果を得ることができる。
また上述においては、スライダ4Aとして、2つのスラ
イド面4L、4Rを有する構成のものを用いたが、その
数及び形状を必要に応じて変更しても上述の場合と同様
の効果を得ることができる。
H発明の効果 以上のように本発明によれば、ヘッド部4のスライド面
4L、4Rの映像を、2次元的な平面を表す映像データ
として取り込むことができるようにしたことにより、ヘ
ッド部4のスライダの形状、寸法、凹凸などを必要に応
じて計測することができ、か(して、ヘッド部の浮上動
作を種々の面から評定する際のデータを容易に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による浮上ヘッド測定装置の一実施例を
示すブロック図、第2図はそのヘッド部4の浮上原理及
び光学的干渉縞の発生の説明に供する路線図、第3図は
ヘッド部4の詳細構成を示す路線的斜視図、第4図はヘ
ッド部4のスライド面4L及び4R上に発生する光学的
干渉縞の説明に供する路線図、第5図はヘッド浮上量と
光学的干渉縞との関係を示す特性曲線図、第6図は画像
処理回路44から取り込まれた映像データに基づいて、
2次元な浮上量データを演算する動作の説明に供する路
線図、第7図及び第8図は中央処理ユニット15の評定
動作の説明に供する路線的斜視図及び断面図である。 1・・・・・・浮上ヘッド測定装置、2・・・・・・モ
ータ、3・・・・・・透明ディスク、4・・・・・・ヘ
ッド部、5・・・・・・ヘッド支持板、6・・・・・・
弾性部材、15・・・・・・中央処理ユニット、21・
・・・・・顕微鏡、22・・・・・・光源、23・・・
・・・色フィルタ、24・・・・・・テレビジョンカメ
ラ、30・・・・・・モニタ、31・・・・・・IH切
取り回路、32・・・・・・アナログ/ディジタル変換
回路、35・・・・・・外部記憶装置、36・・・・・
・プリンタ、44・・・・・・画像処理回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転するディスクと、このディスクの表面に生ずる空気
    流を利用して浮上するように配設されたヘッド部との間
    に生ずる光学的干渉縞によつて、上記ヘッド部の浮上状
    態を測定する浮上ヘッド部測定装置において、 上記ヘッド部は、ヘッドを搭載してなるスライダを有し
    、上記スライダの表面及び上記ディスクの表面間に上記
    光学的干渉縞を発生させるようになされ、 上記光学的干渉縞を撮像手段によつて平面的映像信号に
    変換し、 上記撮像手段から得られる平面的映像信号を平面的映像
    データとして画像処理回路に取り込み、評定手段によつ
    て上記画像処理回路に取り込まれた上記平面的映像デー
    タに基づいて上記スライダの表面の評定をするようにし
    た ことを特徴とする浮上ヘッド測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02156105A (ja) * 1988-12-08 1990-06-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小すきま測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02156105A (ja) * 1988-12-08 1990-06-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小すきま測定装置

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