JPS62119542A - 銀錯塩拡散転写反転法用受像材料およびそれで形成した積層体 - Google Patents

銀錯塩拡散転写反転法用受像材料およびそれで形成した積層体

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JPS62119542A
JPS62119542A JP61269482A JP26948286A JPS62119542A JP S62119542 A JPS62119542 A JP S62119542A JP 61269482 A JP61269482 A JP 61269482A JP 26948286 A JP26948286 A JP 26948286A JP S62119542 A JPS62119542 A JP S62119542A
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JP61269482A
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レオン・ルイ・ヴルムラン
リユドヴイキユ・アンドリク・ヴエルヴロ
ヴイリイ・ポール・ド・スムド
ピエ・コク
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Agfa Gevaert NV
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    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/24Photosensitive materials characterised by the image-receiving section
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は銀錯塩拡散転写反転(DTR)法を実施するの
に好適な受像材料およびDTR像を含有する積層体、即
ち積層物に関する。
銀錯塩拡散転写反転像形成の原理は例えばロンドン−ニ
ューヨークのフォーカルプレス1972年発行、アンド
ン・ロットおよびニブイス・ウェイト著、「フォトグラ
フィック・シルバー−ハライド・ディヒユージョン・プ
ロセシス」から知られている。
DTR処理は本来湿式処理によるものであり、露光し、
現像した写真ハロゲン化銀材料は、親水性結合剤中に現
像核を含有する受像材料から分離された後でも尚湿って
いるプリントを生ぜしめる。DTR受像材料用に知られ
ている結合剤は、アルギン酸誘導体、ポリビニルアルコ
ール、澱粉および澱粉誘導体、特にカルボキシメチルセ
ルロースまたはガラクトマンナンと組合せた形で、また
は単独で使用されたゼラチンの如き水中で膨潤する重合
体状親水性物質である(上述したロットおよびウェイト
の本の第49頁参照)。他の合成有機結合剤には例えば
ボIJ + N−ビニルピロリドン、ポリビニルエステ
ルと無水マレイン酸の共重合体がある。無機結合剤とし
てはコロイド状シリカが例えば米国特許第269823
7号に記載されている。
受像層の膨潤性はDTR像形成速度および像品質に大き
く影響を与える。事実層が膨潤するのが遅すぎると、I
)TR法全全体遅延される。従って錯化されたハロゲン
化銀の量から少なすぎる量の銀が付着し、濃度が低くな
りすぎて褐色偉を形成する。一方受儂層は強力に膨潤し
過ぎてはならない、何故なら儂鮮鋭度はこのとき劣るよ
うになり、拡散転写および乾燥時間が長くなり過ぎる。
更に膨潤が大き過ぎることにより、多過ぎる処理液が処
理された受像材料中に残り、保存したとき白色は黄色ま
たは褐色に変り、黒色像部分は劣化し、像銀が硫化銀に
変えることによって褐色になるようになる。
一般的に知られているように、硬化剤の添加はゼラチン
の膨潤力を低下させるが、通常これは銀錯塩の拡散速度
の減少を強くしすぎることを伴い、これによって短時間
処理での像品質に影響を与える。
受像層を紙でなく疎水性樹脂表面に付与しなければなら
ないとき、それがその表面に乾燥状態でのみならず温潤
状態でも充分に接着しなければならないという別の問題
が生ずる。
ハロゲン化銀写真材料または銀錯塩DTR受容体材料に
使用する樹脂フィルム基体材料は本来的に疎水性である
、これに反して現像核を含有するコロイド層または通常
のゼラチン−ハロゲン化銀乳剤層は高度に親水性である
。疎水性フィルム基材と水透過性親水性受像層の間に適
切な固着を確実にすることは困難であり、特に固着がそ
の材料が受ける液体処理工程中で確実なままでいなけれ
ばならないときに困難である。
公告されたヨーロッパ特許出願第0065329号およ
び対応する米国特許第4429032号に記載されてい
る如く、コロナ放電処理したポリ塩化ビニル支持体に対
するDTR像受容層の適当な固着は、ゼラチンの如き親
水性結合剤に対して5/1〜2/1の重量比でコロイド
状シリカを受像層中に使用することによって得られた。
かかる受像層は所望の接着を示すが、その凝着および擦
傷に対する抵抗性は相対的に劣るものとなる。
ポリエステル支持体に対する水不透過性非粘着性下塗層
中でのシロキサンの使用は米国特許第4048357号
に記載されており、写真ハロゲン化銀乳剤層中でのゼラ
チン硬化性シロキサン化合物の使用はDDR−P第15
5022号に記載されている。
本発明の目的は低膨潤力を有ししかも良好な像形成品質
を有し、現像した写真材料から分離した直後でも実際上
乾燥感触のコピーを作りうる改良されたDTR像受像材
料を提供することにある。
本発明の別の目的は、受像層内側での架橋反応により、
そして異なる層の強力な接着により、偽造に対して保護
された身分証明書として使用される積層体中に処理され
たDTR像受像材料を組入れることにある。
本発明の他の目的および利点は以下の説明から明らかに
なるであろう。
本発明によれば、銀錯塩DTR処理に適した受像材料を
提供する、この材料は結合剤媒体中に現像核を含有し、
その全重量を基準にして下記成分: 2〜45チのゼラチン、 25〜85チの好ましくは5〜11000nの範囲の平
均粒度を有するコロイド状シリカ、1.0〜50重量%
の共重合したエチレンあよび遊離酸または塩の形のα、
β−不飽和カルボン酸単量体、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、クロトン酸またはイタコン酸からなる共重合
体であって、重合したエチレン含有率は80重量%より
少なくなく、好ましくは85〜95重量%である共重合
体、 詔よび 0.2〜35チのコロイド状シリカとシロキサン部分を
介して反応したシロキサン を含有するDTR像受偉層で、疎水性樹脂支持体または
樹脂被覆紙支持体をその樹脂表面上に直接被覆してなり
、受像層の乾燥被覆率は1〜15f 、/ tr?の範
囲である。
ヒートシールによって積層体の製造に使用する本発明に
よる受像材料における好ましい樹脂支持体は塩化ビニル
重合体支持体である。
「塩化ビニル重合体」なる語にはホモポリマーのみなら
ず、少なくとも50重isの塩化ビニル単位を含有し、
親水性反復単位を含有しないコポリマーも含有するもの
とする。
支持体として作用する塩化ビニル共重合体は1種以上の
下記コモノマー二塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリ
ロニトリル、スチレン、ブタジェン、クロロプレン、ジ
クロロブタジェン、弗化ビニル、弗化ビニリデン、トリ
フルオロクロエチレンおよびテトラフルオロエチレンを
含有していてもよい。
支持体として作用する塩化ビニル重合体は60〜65重
量%の塩素を含有するまで塩素化されていてもよい。
ポリ塩化ビニルおよびその共重合体の多くの性質は可塑
化することによって改良される、それらの安定性は当業
者に良く知られている安定剤によって改良できる(例え
ばニューヨークのインターサイエンス・パプリツシャー
ズ・インコーホレーテッド195フ年発行、エフ・ダブ
リュー・ビルマイヤー著、テキストブック・オブ・ポリ
マー・ケミストリー第311頁第315頁参照)。
塩化ビニル重合体支持体は着色物質として顔料または染
料を例えば5重量%までの量で含有してもよい。白色顔
料例えば二酸化チタン粒子を混入して不透明白色外観を
得ることができる。
塩化ビニル重合体支持体には、DTR受像層の反対側に
接着剤被覆を設けることができる。感圧性の種類のもの
であるとよい接着剤被覆は、リサーチ・ディスクロジャ
−1977年3月第15513項に記載された如きシリ
コーン化したグラシン紙の基体上に剥離性仮支持体によ
って保護するとよい。
本発明による受像劇料中で使用するのに好適なコロイド
状シリカはpH8〜9の範囲を有する分散液として使用
する水和シリカが好ましい。
本発明で使用するコロイド状シリカ粒子は10〜110
0nの平均粒子直径を有するのが好ましい。かかるシリ
カ粒子は商品名ルドツクス(LUDOX :米国のイー
・アイ・デュポン・ド拳ネモアースの商品名)、詔よび
サイトン(5YTON ;米国ノモンサンド・ケミカル
会コーポレーションの商品名)、およびキーゼルゾル(
K工ESEIJSOI、K :西ドイツ国の7アルペン
フアプリケン・ノくイニル・アー・ゲーの商品名)で市
販されてしする水性コロイド分散液の形で入手できる。
サイトンx−30は平均粒度25nmを有するシリカ粒
子の30重量%水分散液の米国のモンサント・ケミカル
・カンバニイの商品名であり、キーゼルゾル300−1
”は7〜3nmの平均粒度を有するコロイド状シリカを
含有する西ドイツ国のフアルペンファブリケン・ノ(イ
ニル・アー・ゲーの商品名である。
エチレンおよびα、β−不飽和酸の共重合体は、単量体
を含有する水性媒体中で加圧下グラフト共重合または共
重合させることに・よって作ることができる、これによ
って共重合体はラテックスとして得られる。特に有用な
共重合体は、固体の30〜40%含有率を有するラテッ
クスの形で用いられるコポリ(、エチレン/アクリル酸
i90/、10重量)であり、共重合体粒子は平均粒度
2Qnmを有し、アンモニア性媒体(pH8,3)中に
存在するものである。後者の共電合体の軟化温度は30
〜45℃の範囲であるのが好ましく、ガラス転移温度は
42〜75℃の範囲であるのが好ましい。
本発明による受像材料中に使用するシロキサン化合物の
代表例には下記一般式: の範囲内にある。上記式中R1は例えばゼラチンのアミ
ノ基および/またはヒドロキシル基に対して反応性また
は重合反応できる化学基を表わし、特に反応性塩素原子
の如き反応性ハロゲンを含有する基、エポキシ基または
α、β−エチレン系不飽和基であり、かかる基の代表例
には例えば C2−○H,−Co−NH−A − Br  OHM  0O−NH−A −CH,=CH−
802−CH2−0−CH2−E+O2−CH,−NH
−A−CH2= C−C−0−A − OHm  0 0Ih=OH−CNHA− がある、Aはアルキレン基好ましくは01〜C4アルキ
レン基および を表わす、Yは2価炭化水素鎖または酸素で中断された
かかる鎖であり、例えば−CH2−o (OHx)s−
基またはケイ素原子の側で酸素原子に結合した2価炭素
基であり、例えば−OHm  O−基である、Xは酸素
を麦わす、R2、R3およびR4の各々は同じであって
も異なってもよく、置換炭化水素基を含む炭化水素基、
例えばメチル基およびエチル基を表わす、nは0または
1である。
上記一般式によるシロキサン化合物は、ガラスに対する
蛋白質系コロイド組成物の接着を改良する化合物として
米国特許第3661584号壜よび英国特許第1286
467号に記載されている。
特に有用なシロキサン化合物の例を下表1に示す。
表  1 03Hi 01Hs Cβ 4、    0HI−OH−8o、−(OHm) 雪−
0−(OH,) 重−so。
00、)!δ 00)(a c2uB コロイド状シリカとシロキサン基の反応は加水分解およ
び脱水反応により水性媒体中で非常に急速に進行する、
これは実際にはsi (oa) aである水和シリカと
の縮合反応である。シロキサン化合物中のR1基は、被
覆溶液が被覆段階で阻止的に高い粘度を得ないように、
室温でゼラチンに対し強力に反応性でないのが好−まし
い。架橋による完全硬化は像形成後高部で、例えばヒ一
トシール積層段階中加熱することによって行なわれるの
が好ましい。
シロキサン基により、下記反応式に従ってコロイド状水
和シリカでマクロシロキサンが形成される。
本発明による受像層は、磨耗に対する高抵抗を有し、D
TRTR酸形成って乾燥触感プリントを非常に急速に生
ずる。
ポリ塩化ビニル樹脂支持体への本発明の受像層の接着は
、予備コシす放電処理を省略できる根強力であることが
実験的に確立された。
しかしながら、被覆上での反撥を減するためおよび被覆
速度を改良するため、樹脂支持体#よび樹脂被覆紙支持
体は、これらを例えばシートまたはベルトの形で接地導
電性ローラーおよびコロナワイヤーの間に通し、それに
空気のイオン化を生ぜしめるに充分に高い電位を有する
交流(AC)電圧を印加することによってコロナ放電で
前処理する。印加極大電圧は10〜20KVの範囲であ
るのが好ましい。ACコロナ装置は高価な整流器の使用
を必要とせず、電圧レベルは変圧器で容易に適用できる
ため好ましい。ACコロナ装置でのコロナ放電処理にお
いては10〜100 KHzの周波数範囲が特に有用で
ある。
コロナ処理は、25crnのベルトまたはバンド上ニ0
.4〜0.6Aの範囲での電流を用いたコロナ装置を操
作しながら、10〜30m/分の速度でベルトまたはバ
ンドの形の材料で行なうことができる。
コロナ放電処理は、樹脂支持体の表面を侵害し、粗面化
する溶媒処理を省略することを可能にし、その適用にお
いて費用を少なくし、より良いものにする。
銀錯塩DTR像受像材料中の親水性コロイド結合剤中に
使用する現像核は一般に当業者に知られている種類のも
のであり、例えば前述したニー・ロットおよびイー・ウ
ェイトの本の第54頁〜第56頁中に記載されているも
のがある。
特に好適なのはコロイド状銀およびコロイド状金属硫化
物例えば硫化銀および硫化ニッケルおよびその混合物で
ある。受像材料は親水性コロイド結合剤中にかかる材料
に使用するのに知られている他の添加剤、例えば調色剤
、一定量のハロゲン化銀溶剤、一種以上の現儂剤、不透
明剤例えば顔料および光学的増白剤を含有できる。
受像層は別の受像材料の一部を形成でき、或いは写真材
料の感光性層との一体的組合せを形成できる。
受像層を共通支持体に伺与し、ハロゲン化銀乳剤層と組
合せたままであるとき、感光性材料の処理後、例えば顔
料粒子を含有するアルカリ透過性遮光性層を、前述した
ニー・ロットおよびイー・ウェイトの本の第141頁に
記載されている如く、ポジ像に対しネガ像をマスクする
ため受像層とハロゲン化銀乳剤層の間に付与する。
本発明の受像層は特に写真を含有する積層物の製造に用
いるのに適している。例えば、銀錯塩DTR法によって
作られた黒白写真を含有し、積層によって透明保護樹脂
カバーシートおよび前述した疎水性樹脂支持体または樹
脂被覆紙支持体の間に挾んだ工、D、カードとも称され
る身分証明書として作用する積層体の製造に有利に用い
られる。
特殊な商業活動を保証するためまたは一定の地域への立
入りのため、または成る種の活動(例えば自動車免許)
を行なうため個人の免許を立証するための如き保証書類
としての工、D、カードの使用が拡大することから見て
、そのデータおよび/または写真の変更にょる工、D、
カードの偽造は不可能にする。
本発明による積層体において、DTR処理によって作ら
れた像を含有する上述した受像層はヒートシールとして
知られている方法によって透明疎水性樹脂カバーシート
に積層するのが好ましい。疎水性樹脂カバーシートは受
像層の支持体に使用したのと同じ重合体から作ってもよ
いが、支持体シート中に存在する樹脂よりも低いガラス
転移温度(T2)および溶融温度(Tm)を有する樹脂
からなるかそれで被覆した樹脂シートであるのが好まし
い。好ましい実施態様によれば、カバーシートは積層体
の支持体シートの樹脂のガラス転移温度より少なくとも
40℃低いガラス転移温度を有する樹脂溶融接着剤層例
えばポリアルキレン層、好ましくはポリエチレン層で被
覆したポリエチレンテレフタレート樹脂シートである。
この関係において、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニルおよびポリエチレンプレ7タレートのT2
値はそれぞれ一20℃、+5℃、+80℃および+67
℃であることを参照され度い(J、 Ohem、 Hd
ua、第61巻、fJ8号、1984年8月、第668
頁参照)。
カバー疎水性樹脂フィルムシート材料での本発明の受像
材料の積層は、125〜150℃の温度例えば135℃
で例えば10〜15Kg/6Iの圧力の丁子らな鋼板の
間でヒートシールすることにより、或いはヒートシール
積層のため市場で入手できる他の装置を用いて行なうの
が好ましい。
積層体は米国特許第4101701号および第4425
421号に記載されている如く、支持体の全面積にわた
ってまたは例えば縁部域で自由部を残してその一部にわ
たって受像層を含有できる。
一例によれば受像層は厚さ0.150〜0.75胴のみ
を有する不透明ポリ塩化ビニル支持体上に被覆する。そ
の厚さのシートは、機械的印刷法例えばオフセットまた
はインタグリオ印刷で容易に操作でき、受像層で被覆す
る前および後で、例えばすかし、指紋、手形がら知られ
ている印刷パターン、コード化した情報例えば二元コー
ド情報、署名または印刷個人データを目で見ることがで
きるようにまたは英国特許第1518946号および米
国特許第4105333号に記載されている如く紫外線
で読みとることができるように追加の保証マークを受は
入れることができる。
偽造に対する防衛を増大させるための他の可能性は、例
えばドイツ公開特許第2639952号、英国特許第1
502460号および第1572442号、および米国
特許836687915号に記載されている如きホログ
ラム、および目で見えることから隠す電子マイクロ回路
および磁気ドツトもしくはストリップ、赤外吸収性マー
クの積層体中への含有がある。ホログラフパターンはハ
ロゲン化銀乳剤層中、通常は特にその目的のため作られ
たりツブマン乳剤中で得ることができ、写真と組合せる
か組合せずにできる。
一例によれば、ホログラムを作るためのハロゲン化銀乳
剤層は、本発明による積層体の製造において使用する透
明カバーシートの一側に付与し、ポリエチレンから作っ
た透明樹脂中間シート址たはポリエチレンで被覆したポ
リ塩化ビニルシートの如き樹脂シートによってそれから
分離されたまたは分離されない受像層と共に積層する。
積層体の支持体として使用する樹脂シートが電確認装置
のスロット中に挿入される身分証明カードに対して要求
される如き厚さを有しなければならないとき、最終的な
厚さ例えば0.075〜1閣に達するように艶消しポリ
塩化ビニルの数シートを重ね積層する。積層体はその場
合ポリ塩化ビニル支持体中に不透明化二酸化チタンおよ
び適当な可塑剤を含有するのが好ましい。
支持体はエンボス構造を有していてもよい。
下記実施例は本発明を説明するが本発明をそれに限定す
るものではない。
部、比および百分率は他に特記せぬ限り重量による。
実施例 1 幅24cm、厚さ200μmを有する不透明ポリ塩化ビ
ニルシートを下記条件で操作したコロナ放電装置で作っ
た電気放電で処理した。
フィルム送行速度:20m/分、 フィルム面への電極間隔72m コロナ電流:0.55A。
AC電位差(極大値):toxv。
周波数:30KHz0 コロナ処理面を下記組成物で被覆して銀錯塩DTR処理
のための受像層を形成した。
水                     800
fntコロイド状AfzS−N1日核の6%水分散液 
   7−ゼラチン                
    10Fエタノール中のシロキサン化合物/′h
、7の5  50゜チ溶液 ホルムアルデヒド4チ水溶液         1o−
水で                  1243−
とじた。
乾燥した受像層は、全重量の百分率で表わしてゼラチン
8.817リカ73.7%、上記シロキサン2.2係、
上記共重合体15゜1慢を含有していた。
上記胆成物を26−/μの湿潤被覆率で付与し、乾燥し
、3.5f/n?の固体を含ゼする層を形成した。
銀錯塩DTR法により、身分証明目的のための黒白銀像
をその中に作った。
像形成し乾燥した受像層上に、予め一側を30μmのポ
リエチレンシートで被覆した100μmのポリエチレン
テレフタレートシートを、受像層とポリエチレンを接触
させた形で積層した。両層を押圧するため、135℃の
温度で10 Kf/mの圧力の下に平らな鋼板を使用し
た。
かくして得られた積層体中に得られた像は、良好なシー
リングによるのみならず受像層中で架橋反応が生起し、
その層を銀エツチング水性液に対して不透過性にするこ
とによって、偽造に対して保護された。
実施例 2〜8 実施例1を繰返した、但し同じモル量で表1のシロキサ
ン化合物1〜6をそれぞれ使用したことが異なる。同様
の結果が得られた。
実施例 9 実施例1に記載した如きカバーシートおよびポリ塩化ビ
ニル支持体を含有する受像材料中に用いた幾つかの各成
分の組合せを、DTR像形成性および堅固な積層体の能
力について試験した。
3.5t/lr?の乾燥被覆率で被覆し、実施例1に記
載した如き現像核を含有する下表2に示した組合せは良
好結果を提供することを証明した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、銀錯塩拡散転写処理に適した受像材料であつて、D
    TR受像層の全受量を基準にして重量%で下記成分: 2〜45%のゼラチン、 25〜85%のコロイド状シリカ、 1.0〜50%の共重合したエチレンおよび遊離酸また
    は塩の形のα,β−不飽和カルボン酸単量体からなる共
    重合体であつて重合したエチレン含有率が80重量%よ
    り少ない共重合体、 0.2〜35%のシロキサン部を介してコロイド状シリ
    カと反応したシロキサン を含有し、結合剤媒体中に現像核を含有するDTR像受
    像層で、疎水性樹脂支持体または樹脂被覆紙支持体をそ
    の樹脂表面を直接被覆し、受像層の乾燥被覆率が1〜1
    5g/m^2であることを特徴とする受像材料。 2、α,β−不飽和カルボン酸単量体がアクリル酸であ
    る特許請求の範囲第1項記載の受像材料。 3、共重合したエチレンが85〜95重量%の範囲で共
    重合体中に存在する特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の受像材料。 4、シリカが5〜1000nmの範囲の平均粒度を有す
    る特許請求の範囲第1項〜第3項の何れか一つに記載の
    受像材料。 5、支持体が塩化ビニルホモポリマーまたはコポリマー
    から作られ、共重合体が少なくとも50重量%の塩化ビ
    ニル単位を含有し、親水性反復単位を含有しない特許請
    求の範囲第1項〜第4項の何れか一つに記載の受像材料
    。 6、シロキサン化合物が下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は下記の基: Cl−CH_2−CO−NH−A− Br−CH_2−CO−NH−A− ▲数式、化学式、表等があります▼ CH_2=CH−SO_2−CH_2−O−CH_2−
    SO_2−CH_2−NH−A−▲数式、化学式、表等
    があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ の一つを表わし、AはC_1〜C_4アルキレン基、お
    よび ▲数式、化学式、表等があります▼ を表わし、Yは酸素原子にケイ素原子側で結合した2価
    炭化水素基、または2価炭化水素酸または酸素で中断さ
    れたかかる鎖であり、Xは酸素を表わし、R^2、R^
    3およびR^4の各々は同じであつても異なつてもよく
    、炭化水素基または置換炭化水素基を表わし、nは0ま
    たは1である)の範囲内にある特許請求の範囲第1項〜
    第5項の何れか一つに記載の受像材料。 7、受像層が透明保護樹脂カバーシートおよび疎水性樹
    脂支持体または樹脂被覆紙支持体の間に挾まれ、上記受
    像層中に銀錯塩DTR法によつて作られた黒白写真を含
    有する積層体であつて、上記受像層が特許請求の範囲第
    1項〜第6項の何れか一つに記載の組成物を有すること
    を特徴とする積層体。 8、カバーシートが上記支持体の樹脂より低いガラス転
    移温度(T_g)および溶融温度(T_m)を有する樹
    脂からなるかそれで被覆された樹脂シートである特許請
    求の範囲第7項記載の積層体。 9、カバーシートがポリエチレン層で被覆されたポリエ
    チレンテレフタレートシートである特許請求の範囲第8
    項記載の積層体。 10、支持体に銀行手形上の如き印刷パターン、二元コ
    ードパターン、署名、指紋またはすかしの形で保証マー
    クを設けてある特許請求の範囲第7項〜第9項の何れか
    一つに記載の積層体。 11、上記積層体が磁気ストライプおよび/またはホロ
    グラムを含有する特許請求の範囲第7項〜第10項の何
    れか一つに記載の積層体。
JP61269482A 1985-11-15 1986-11-12 銀錯塩拡散転写反転法用受像材料およびそれで形成した積層体 Pending JPS62119542A (ja)

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EP0222045B1 (en) 1988-12-28
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