JPS62119505A - 光導波路デイバイスの形成方法 - Google Patents
光導波路デイバイスの形成方法Info
- Publication number
- JPS62119505A JPS62119505A JP60260301A JP26030185A JPS62119505A JP S62119505 A JPS62119505 A JP S62119505A JP 60260301 A JP60260301 A JP 60260301A JP 26030185 A JP26030185 A JP 26030185A JP S62119505 A JPS62119505 A JP S62119505A
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- JP
- Japan
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- optical waveguide
- glass film
- ions
- waveguide device
- mask
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の概要〕
本発明は、レーザ光の光路を構成する光導波路ディバイ
スをイオン交換法により作成するものであり、このイオ
ン交換法により、よりイオン化傾向の小さい銀(Ag)
やタリウム(T#)をガラス層内に含めることにより光
導波路を作成するものである。
スをイオン交換法により作成するものであり、このイオ
ン交換法により、よりイオン化傾向の小さい銀(Ag)
やタリウム(T#)をガラス層内に含めることにより光
導波路を作成するものである。
本発明は、レーザ光の光路となる光導波路ディバイスの
形成方法に関する。
形成方法に関する。
近年、光学手段を用いた装置1例えばレーザディスクや
光通信において、レーザ光を光損失の少ない光導波路に
より伝播するための光導波路ディバイスの技術が要求さ
れている。このような光導波路は、従来、拡散法、イオ
ン交換法などの方法により製造されている。
光通信において、レーザ光を光損失の少ない光導波路に
より伝播するための光導波路ディバイスの技術が要求さ
れている。このような光導波路は、従来、拡散法、イオ
ン交換法などの方法により製造されている。
例えば、拡散法はリチウムナイオベイトにチタンを蒸着
し、このチタンを高温でリチウムナイオベイトに拡散さ
せることにより光導波路を形成するものである。またイ
オン交換法は、多成分ガラス基板を適当なマスク材でパ
ターン化し、イオン交換を行い、導波路を形成するもの
である。
し、このチタンを高温でリチウムナイオベイトに拡散さ
せることにより光導波路を形成するものである。またイ
オン交換法は、多成分ガラス基板を適当なマスク材でパ
ターン化し、イオン交換を行い、導波路を形成するもの
である。
しかしながら、上述のような従来の光導波路形成方法で
形成される光導波路ディバイスは、基板としてリチウム
ナイオベイトやガラスが使用されているため、光ファイ
バと接続する場合、加工が困難である。また、光導波路
上に一体化して他の素子例えば光のディテクタ、レーザ
等を形成する事が困難であり、集積化のさまたげとなる
。
形成される光導波路ディバイスは、基板としてリチウム
ナイオベイトやガラスが使用されているため、光ファイ
バと接続する場合、加工が困難である。また、光導波路
上に一体化して他の素子例えば光のディテクタ、レーザ
等を形成する事が困難であり、集積化のさまたげとなる
。
また、温度により屈折率が変化するいわゆる熱光学素子
を光導波路ディバイス内に設ける場合などにはこのよう
な基板では熱の放散性が小さく、特性(スイッチング特
性)に影響を与える。このため、光導波路ディバイスの
基板は熱放散性の悪いガラス膜で構成するよりもシリコ
ン(Si)等で構成する方がすくれている。
を光導波路ディバイス内に設ける場合などにはこのよう
な基板では熱の放散性が小さく、特性(スイッチング特
性)に影響を与える。このため、光導波路ディバイスの
基板は熱放散性の悪いガラス膜で構成するよりもシリコ
ン(Si)等で構成する方がすくれている。
本発明は上述の従来の欠点に鑑み、光導波路ディバイス
の基板をシリコン(St)等異種材料で構成し、光導波
路ディバイス内に他の素子を容易に集積することを可能
とすると共に光伝播損失の少ない光導波路ディバイスの
形成方法を提供することを目的とする。
の基板をシリコン(St)等異種材料で構成し、光導波
路ディバイス内に他の素子を容易に集積することを可能
とすると共に光伝播損失の少ない光導波路ディバイスの
形成方法を提供することを目的とする。
上記目的は1本発明によれば、シリコン基板上にスパッ
タ等により形成した多成分ガラス膜にマスクを用いてパ
ターン化し、この多成分ガラス膜内の成分を銀(Ag)
、タリウム(TA)等のイオンと置換することによって
光導波路を形成する光導波路ディバイスの形成方法を提
供することによって達成される。
タ等により形成した多成分ガラス膜にマスクを用いてパ
ターン化し、この多成分ガラス膜内の成分を銀(Ag)
、タリウム(TA)等のイオンと置換することによって
光導波路を形成する光導波路ディバイスの形成方法を提
供することによって達成される。
上述のように光導波路ディバイスを形成することにより
、この光導波路ディバイス内を通過する光の強度を低下
させることなく、また、この光導波路ディバイス内に他
の素子を集積できる作用を有する。
、この光導波路ディバイス内を通過する光の強度を低下
させることなく、また、この光導波路ディバイス内に他
の素子を集積できる作用を有する。
以下1本発明の実施例を添付図面にしたがって詳述する
。
。
第1図(a)〜(blは本発明の光導波路ディバイスを
作成するための工程図である。本発明は1通常MO3,
LSI等の半導体装置を製造する際使用されるシリコン
の単結晶ウェハを基板に用いるものである。
作成するための工程図である。本発明は1通常MO3,
LSI等の半導体装置を製造する際使用されるシリコン
の単結晶ウェハを基板に用いるものである。
まず、第1図(alに示すように、上述のシリコン単結
晶のウェハで構成される基板1の表面を高温で加熱しシ
リコン酸化膜5を形成後にナトリウムガラス(ソーダガ
ラス)等のガラス膜2を形成する。このガラス膜2の形
成はナトリウム(Na)(カリウム(K))を含むガラ
スをターゲットとして用いたスパフタリングにより、ナ
トリウム−5= (またはカリウム)を含むガラス膜2を形成する。
晶のウェハで構成される基板1の表面を高温で加熱しシ
リコン酸化膜5を形成後にナトリウムガラス(ソーダガ
ラス)等のガラス膜2を形成する。このガラス膜2の形
成はナトリウム(Na)(カリウム(K))を含むガラ
スをターゲットとして用いたスパフタリングにより、ナ
トリウム−5= (またはカリウム)を含むガラス膜2を形成する。
次に、同図(b)に示すように、上述のガラス膜2の表
面にアルミニウム(/l)によるマスク3を形成する。
面にアルミニウム(/l)によるマスク3を形成する。
このマスク3は後に光導波路となるガラス膜2の表面を
除いて形成される。
除いて形成される。
このようにして形成されたガラス膜2およびマスク3の
表面に、硝酸銀(AgNO:+)または硝酸タリウム(
TIlN○3)の溶液を反応させ、約400℃程度まで
加熱する。この加熱により銀またはタリウムはイオン化
し、ガラス膜2内のナトリウム(またはカリウム)とイ
オン交換が行われる。
表面に、硝酸銀(AgNO:+)または硝酸タリウム(
TIlN○3)の溶液を反応させ、約400℃程度まで
加熱する。この加熱により銀またはタリウムはイオン化
し、ガラス膜2内のナトリウム(またはカリウム)とイ
オン交換が行われる。
このイオン交換は、同図fclに示すように硝酸銀又は
硝酸タリウム内の銀(Ag)またはタリウム(TA)が
ナトリウム(Na)(またはカリウム(K))よりイオ
ン化傾向が小さいため、NaイオンまたはにイオンとA
gイオンまたはTβイオンとが置換され、マスク3が表
面に形成されていないガラス膜2内に銀イオンまたはタ
リウムイオンが注入されることにより起こる。
硝酸タリウム内の銀(Ag)またはタリウム(TA)が
ナトリウム(Na)(またはカリウム(K))よりイオ
ン化傾向が小さいため、NaイオンまたはにイオンとA
gイオンまたはTβイオンとが置換され、マスク3が表
面に形成されていないガラス膜2内に銀イオンまたはタ
リウムイオンが注入されることにより起こる。
このようにして置換されたAgイオンまたはTβイオン
が、ガラス膜2内に入ると、そのAgイオンまたはTI
イオンが置換されたガラス膜2 ′は光の屈折率が大
きくなる。
が、ガラス膜2内に入ると、そのAgイオンまたはTI
イオンが置換されたガラス膜2 ′は光の屈折率が大
きくなる。
さらに、イオン交換を所定時間行った後、マスク3をク
リーニングすると、同図fd)に示すように。
リーニングすると、同図fd)に示すように。
ガラス膜2に屈折率の異なるAgイオン又はTβイオン
が含まれる領域4が形成される。この領域4の屈折率は
ガラス膜2の屈折率より大きいため。
が含まれる領域4が形成される。この領域4の屈折率は
ガラス膜2の屈折率より大きいため。
レーザ光がこの領域4に入射された場合、そのレーザ光
をガラス膜2側へ逃がさない。このため。
をガラス膜2側へ逃がさない。このため。
この領域4を光導波路として用いることができる。
また、このようにして形成された光導波路ディバイスは
、シリコンウェハの基板1をベースに形成されているた
め5他の光学素子または半導体素子をこの光導波路の形
成と同時に作成することもできる。
、シリコンウェハの基板1をベースに形成されているた
め5他の光学素子または半導体素子をこの光導波路の形
成と同時に作成することもできる。
また、このようにして形成された光導波路(領域4)と
、もとのガラス膜2との境界部4a。
、もとのガラス膜2との境界部4a。
4bは、凹凸が小さく、また領域4の形成深度も限定さ
れているため、レーザ光の散乱による光の損失が少ない
。
れているため、レーザ光の散乱による光の損失が少ない
。
なお3本実施例では、シリコン基板を高温で酸化し、酸
化シリコン(SiO2)膜を形成した後。
化シリコン(SiO2)膜を形成した後。
この酸化シリコン膜上にガラス膜2を形成するように構
成したが、シリコンからなる基板1上に直接ガラス膜2
を形成してもよい。
成したが、シリコンからなる基板1上に直接ガラス膜2
を形成してもよい。
以上詳細に説明したように本発明によれば、光導波路を
シリコン等の異種基板上に作成し、シリコン等の異種基
板を他の素子のベース材料として用いることにより、シ
リコン基板内に半導体素子や光ディテクタ等を集積する
ことができる。また。
シリコン等の異種基板上に作成し、シリコン等の異種基
板を他の素子のベース材料として用いることにより、シ
リコン基板内に半導体素子や光ディテクタ等を集積する
ことができる。また。
イオン交換により光導電路を形成したため、光導波路の
境界部を直線的に形成でき、光導電路ディバイス内にお
ける光の散乱損失を低下させることができる。
境界部を直線的に形成でき、光導電路ディバイス内にお
ける光の散乱損失を低下させることができる。
また、従来のイオン交換法では機能素子を構成する場合
、場所によりガイド太さが変化すると深さ方向の屈折率
プロファイルも変化してしまうため設計性及び素子性能
の面で問題があったが本発明では深さ方向はガイド幅に
関係なく一定である。
、場所によりガイド太さが変化すると深さ方向の屈折率
プロファイルも変化してしまうため設計性及び素子性能
の面で問題があったが本発明では深さ方向はガイド幅に
関係なく一定である。
第1図fa)〜fd)は本発明の光導波路ディバイスの
形成方法の工程図である。 1・・・基板。 2・・・ガラス膜。 3・・・マスク9 4・・・領域。 4、a、4b・・・端部。
形成方法の工程図である。 1・・・基板。 2・・・ガラス膜。 3・・・マスク9 4・・・領域。 4、a、4b・・・端部。
Claims (2)
- (1)ガラス膜と異なった基板の上に多成分ガラス膜を
形成する第1の工程と、 該第1の処理で形成された多成分ガラス膜上に光導波路
をパターン化するマスクを形成する第2の工程と、 該第2の工程で形成されたマスクを介してイオン交換に
より前記ガラス膜内のイオンをイオン化傾向の小さい物
質に置換し、パターン化された光導波路を形成する第3
の工程を行うことを特徴とする光導波路ディバイスの形
成方法。 - (2)前記イオン交換はガラス膜内のK^+、Na^+
などをAg^+、Tl^+などによって置換することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光導波路ディバ
イスの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60260301A JPS62119505A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 光導波路デイバイスの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60260301A JPS62119505A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 光導波路デイバイスの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62119505A true JPS62119505A (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=17346135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60260301A Pending JPS62119505A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 光導波路デイバイスの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62119505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2651509B2 (ja) * | 1990-06-29 | 1997-09-10 | フォトニック インテグレイション リサーチ,インコーポレイテッド | 金属化基板に光導波路を有する光電装置及びその光導波路の形成方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057302A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-03 | Agency Of Ind Science & Technol | 埋め込み型光導波回路の製造方法 |
JPS6090311A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 回折格子付光導波膜の製造方法 |
JPS6090305A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光導波路の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP60260301A patent/JPS62119505A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057302A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-03 | Agency Of Ind Science & Technol | 埋め込み型光導波回路の製造方法 |
JPS6090311A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 回折格子付光導波膜の製造方法 |
JPS6090305A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光導波路の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2651509B2 (ja) * | 1990-06-29 | 1997-09-10 | フォトニック インテグレイション リサーチ,インコーポレイテッド | 金属化基板に光導波路を有する光電装置及びその光導波路の形成方法 |
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