JPS6211943Y2 - - Google Patents

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JPS6211943Y2
JPS6211943Y2 JP1979031043U JP3104379U JPS6211943Y2 JP S6211943 Y2 JPS6211943 Y2 JP S6211943Y2 JP 1979031043 U JP1979031043 U JP 1979031043U JP 3104379 U JP3104379 U JP 3104379U JP S6211943 Y2 JPS6211943 Y2 JP S6211943Y2
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JP
Japan
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sheet
adhesive
protruding
metal plate
board material
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JP1979031043U
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JPS55132142U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シート状接着剤の形状と、その効
果に係るものである。
今日、間仕切等においても、シート状接着剤が
一般に用いられるようになつた。即ち、壁パネル
を造る場合、枠材又は充填材例えば石膏ボード等
(以下これをボード材とする)と、表面板を形成
する鉄、アルミ等の金属板(以下これを金属板と
する)を接着して一体のもととするのに、このシ
ート状接着剤が用いられる。
シート状接着剤の使用は、作業の安全性と能率
性の上から、一般化されたが、次のような接着効
果の点において、今一つの不満が生じている。即
ち、シート状接着剤を、ボード材と金属板との間
に介在させ、伸展し、ボード材と金属板を加熱、
押圧して、シート状接着剤を融かしボード材と金
属板を接合させるのに、シート状接着剤は両素材
の面に万遍なくいきわたつているのに、かゝわら
ず、接着むらが生ずるのである。ボード材と金属
板とを引きはがして内部を見ると、シート状接着
剤が融けないでそのまゝ空気の袋を形造つて点在
していたり、ボード材等の一方にのみ附着して、
接着効果を現わしていない箇所が見られる。この
原因は、シート状接着剤は、平坦な均一面を有し
ているが、金属板やボード材の接合面は平坦とは
言えず、ザラツキや歪みを有すること及びシート
状接着剤を伸展する時に取りこまれる空気膜によ
るとされる。ボード材は、又、しめり気を有する
ものが多く、熱により水滴となつて接着を阻げる
場合もある。一方、ボード材自体に、乾燥による
反りを生じたりする。更に、金属板やボード材は
可撓性に乏しく、又空気の吸収性が少い。これを
布等の可撓性、吸収性に富む素材の例と比較すれ
ば、シート状接着剤は、布等の素材においては、
如上の不満点を示していないのである。
本考案は、シート状接着剤の、可撓性や吸収性
の乏しい素材間における接着効果を完全にするた
めになされた。それはシート状接着剤の形状につ
いての工夫である。
これを図面により説明すれば、本考案のシート
状接着剤1は、公知の均一平坦なシート面におい
て、その表面及び裏面に、連続模様Aをなして縦
長方向に継続する突出粒2,2…の突出を具えて
いる。突出粒2,2…の形造る模様の単位におい
て、突出粒2は、シート面に偏りなく均等に配分
されている。なお突出粒2,2…の素材はシート
状接着剤1と同一である。
即ち、シート状接着剤1製造工程において、同
じに成形される。
さて、ボード材3の上に、シート状接着剤1を
伸展し、その上に金属板4を装着する。金属板4
上方から、又は、ボード材との両面から、加熱、
押圧の熱プレスを行うと、表面突出粒2,2…は
融けて、金属板4の空間の所へ流れ、そして、
又、裏面の突出粒2,2…も融けてボード材3表
面の凹凸を埋めるように流れる。
この突出粒2,2…は、シート状接着剤1のシ
ート面より早く熱圧をけ、金属板4とボード材3
との空間へと伝わつて流れ、空気袋の造成を殆ど
無くしてしまう。突出粒2は、このように、使用
時において、シート体より先に融解するものであ
る。
シート状接着剤1のシート面も融けて来て、金
属板4とボード材3の接着面に万遍なく塗布さ
れ、偏りのない、均一の堅固な接合が完成する。
本考案によれば、可撓性や吸収性の乏しい金属
板4やボード材3の表面の凹凸によつて、シート
状接着剤1の附着が阻げられたり、空気袋を生じ
て接着剤が融けなかつたり、接着箇所の偏よりに
よる接合不完全を回避することができる。しか
も、シート面に突出粒2,2…を具えることによ
り、従来からの、シート状接着剤の有する安全
性、能率性を失することなく、手軽にこの効果を
得ることが出来るのである。
本考案によるシート面の突出粒2,2…は、シ
ート状接着剤1の両面にこれを設けなくてもその
目的により片面にのみ設けても有効である。又、
熱圧においての利用ばかりでなく、水溶性等の他
のシート状接着剤に用いることも出来る。更に、
接着・接合する素材は、本例ばかりでなく、表面
にザラツキのある、或は、空気穴や、偏よりを生
じ易い工程において、化繊・樹脂・木石等の接合
に迄、これを求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の斜視図。第2図は、
同じく断面図。第3図は、使用状態を示す断面
図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 間仕切り壁パネルの作製に用いられ、ボード
    材3及び金属板4を接着する、 表面及び裏面に、使用時においてシート体よ
    りも先に融解するところの突出粒2の、突出模
    様をもうけ、その単位模様において突出粒2,
    2……が、シート面で均等に配分されて、連続
    模様を構成するところの、 シート状接着剤1。 2 シート面の表面又は裏面のいずれか一方にの
    み、突出粒2,2……の突出模様を構成したと
    ころの、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の、シート状接着剤1。
JP1979031043U 1979-03-07 1979-03-07 Expired JPS6211943Y2 (ja)

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JPS55132142U JPS55132142U (ja) 1980-09-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4424961Y1 (ja) * 1966-06-04 1969-10-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833857U (ja) * 1971-08-27 1973-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4424961Y1 (ja) * 1966-06-04 1969-10-21

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JPS55132142U (ja) 1980-09-18

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