JPS62119357A - 湯沸器の温度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ガス比例制御弁を用いてバーナへのガス量を
制御し、一定温度の湯を給湯できるようにしたガス瞬間
湯沸器等の湯沸器の温度制御装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来の此種湯沸器の温度制御装置において、バーナの燃
焼熱にて加熱される熱交換器へ接続した給湯管に感温素
子を設け、この感温素子で検出した給湯温度を温度設定
手段にて設定した設定値と制御器内で比較増幅し、この
制御器の増幅信号によってガス比例制御弁の弁開度を変
化させ、バーナへのガス量を自動的に調節して給湯温度
を設定値に保つようにしたものが、特公昭５７−３６５
０２号公報にて知られている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 ところで、上記せる従来技術のものにあっては、例えば
冬期等の給水温度が極めて低温である時に、風呂等のよ
うに高温で多量の給湯を必要とする場合には、バーナへ
供給するガス量を最大として最大燃焼させるようにして
も、なお且つ設定温度に達する高温の給湯が行なえない
場合があった。このような場合に、従来では出湯栓の弁
開度を手で調節することにより給湯ｔを減少させれば高
温の給湯が行えるが、手動による弁開度の調節ではその
調節操作が大変難しいという問題があった。

に）問題点を解決するための手段 しかるに本発明は、バーナの燃焼熱にて加熱される熱交
換器へ接続した給湯管に感温素子な設け、該感温素子か
らの信号と温度設定手段からの信号によって前記バーナ
へのガス量を制御するガス比例制御弁な駆動させるよう
にしたものに於て、前記熱交換器の上流側に接続せる給
水管に設けられ常開通水路とバイパス水路を有する水量
切替弁と、前記ガス比例制御弁の駆動開始から所定時間
後における前記温度素子の検出温度が前記温度設定手段
の設定温度値より低く、且つその温度差が所定値以上の
時には前記バイパス水路を閉じて給水量を減少させるべ
く前記水量切換弁を制御する制御器とを備える構成とし
たものである。

（ホ）作用 ガス比例制御弁（９）の駆動開始から約４０〜６０秒経
過後における前記感温素子ａ３の検出温度が前記温度設
定手段（１４）によって設定した設定温度値よりも約３
〜５℃以上低い場合には、制御器４勺が前記水量切替弁
（３）への通電を停止し、第３図の如くバイパス水路Ｑ
＆を閉じて給水量を約２／３に自動的に減少させ、給水
量を水量切替弁（３）で減少させることによってバーナ
ＱＣｊＩの能力不足を補い、給湯温度を設定温度に上昇
させて以降安定湯温で給湯が行える。

（へ）実施例 以下本発明の実施例を図に基づいて説明する。

（１）は水道に接続した給水管で、該給水管（１）の途
中には上流側よりフロースイッチ等の水流応動スイッチ
（２）と水量切替弁（３）が設けられ、この給水管（１
）を通る水は前記水流応動スイッチ（２）内及び水量切
替弁（３）内を通過して熱交換器（４）に入り、該熱交
換器（４）で温度上昇し、給湯管（５）、出湯栓（６）
を通って給湯される。（７）はガス管で、該ガス管（７
）の途中には前記水流応動スイッチ（２）のオンと連動
して自動的に開弁する水流応動ガス弁＋Ｓ＋ａ；、また
該水流応動ガス弁（８）の下流側のガス管（７）にはガ
ス比例制御弁（９）が介装しである。そして、ガス管（
７）内のガスは水流応動ガス弁（８）及びガス比例制御
弁（９）を通ってバーナｑαに達し、点火プラグαυの
火花放電によって点火されて燃焼を開始し、この燃焼火
炎［Ｆ］をフレームロッドα２が検知して燃焼状態を継
続する。

−ｆ１３１は熱交換器（４）の出口近傍の給湯管（５）
に設けたサーミスタ等の感温素子で、該感温素子ｆ１３
）にて検出された給湯温度は、温度調節用可変抵抗器等
の温度設定手段（Ｉ４）によって設定された設定値と制
御器（１５）にて比較増幅され、その増幅信号によって
ガス比例制御弁（９）の弁開度が変化し、バーナａ■へ
のガス量をガス比例制御弁（９）にて自動的に調節して
給湯温度を温度設定手段（１４）での設定値に保つよう
になっている。。

次に前記せろ水量切替弁（３）の構成について第２図及
び第３図に基づき説明する。（円は水量切替弁（３）の
本体ボディで、該本体ボディ（１９の両側には給水管（
１１が接続される入口（１Ｇ）と出口０７）が設けられ
、且つ入口（１ｂ！と出口（１７）に迂回して通じるバ
イパス水路０８）の終端部には弁座Ｃ１→を有するバイ
パス出口■が設けてあり、更に入口（１６）と出口０７
）との間の画壁（２１）には入口（Ｉｂ’ｌと出口αＤ
とが直接布じる常開通水路■が開設しである。ｆ２３）
は前記弁座０９に接離してバイパス出口■を開閉する弁
体、Ｇ４１は弁体（２３）を上下動させるプランジャー
で、該プランジャーｅ４１は本体ボディ（１！１９上方
の励磁コイルの中のプランジャーガイド筒（２６１内に
内蔵してあり、プランジャー（２４）の上端とプランジ
ャーガイド筒四上部面間にはコイルスプリングαが介在
させである。又、前記プランジャーガイド筒Ｃ６１の下
端部は前記弁体θの上部を１５ようにラッパ伏に拡大さ
れ弁体ｃ！ｕｌの周縁部と共に本体ボディ（１）に固定
されている。Ｃ８１は励磁コイルカバーである。更にこ
の水量切替弁（３）は、励磁コイル囚に通電して第２図
の如（バイパス出口■を開口した時には約１２〜１３１
７分の通水量が得られるものであり、また励磁コイル（
２５）への通電を停止して第３図の如くバイパス出口Ｃ
υを閉塞した時には約８〜９ｆｌ／分に通水量を減少で
きるものである。

又、前記制御器（１勺は前述の如（ガス比例制御井（９
）を駆動する一方で、そのガス比例制御弁（９）の駆動
開始から約４０〜６０秒経過後の前記感温素子０Ｊによ
る給湯の検出温度が、前記温度設定手段（１４）によっ
て設定した設定温度値より低い状態で、しかもその温度
差（検出温度と設定温度の差）が約３〜５℃以上である
時に限って、前記水量切替弁（３）への通電を停止する
と共に解除手段（図示せずにて解除するまでは通電停止
状態を保持するよ５に水量切替弁（３）を制御するもの
である。

本発明の構成は以上の如くであり、次に動作について説
明する。先ず出湯栓（６）を開放して給湯すると給水管
（１）内の水が流動し、その水流によって水流応動スイ
ッチ（２）がオンして水流応動ガス弁（８）が開弁し、
ガス管（７）内にガスｂｔ流れ、このガス管（方円のガ
スは水流応動ガス弁（８）及びガス比例制御弁（９）を
通ってバーナａωに達し、点火プラグ（１１）の火花放
電によフて点火されて燃焼を開始し、その燃焼火炎［Ｆ
］の熱を受けて熱交換器（４）が加熱される。

一方、給水管（１）内の水は、水流応動スイッチ（２）
内及び通電されていて第２図の如くバイパス出口■が開
口された状態の水量切替弁（３）内を通って熱交換器（
４）に入り、この熱交換器（４）で＠度上昇し、給湯管
（５）、出湯栓（６）を通って給湯される。

又、前記水流応動スイッチ（２）のオンと同時に給湯温
度が感温素子時によって検出され、制御器ｔ１５）から
の信号を受けてガス比例制御弁（９）が駆動し、）　バ
ーナ（ＩＩへのガス量をガス比例制御弁（９）によって
調節するが、設定温度に対して給湯温度が低い場合はガ
ス比例制御弁（９）の弁開度が増加し、ガス量を増加さ
せて給湯温度を設定温度まで上昇させる。

逆に設定温度よりも給湯温度が高い場合は逆動作で給湯
温度を設定温度まで低下させて設定温度に保つものであ
る。そして、ガス比例制御弁（９）の駆動開始から給湯
温度が設定温度と略−値する安定状態になるまでに約４
０〜６０秒の時間がかかる。

ところで、冬期等の給水温度が約５℃以下の極めて低温
である時に、例えば設定温度を約７０℃以上の高温に設
定して給湯すると、ガス比例制御弁（９）の駆動開始か
ら約４０〜６０秒経過しても、給湯温度がバーナ（１０
）の加熱能力不足によって設定温度に達しない場合があ
る。そこで本発明では、ガス比例制御弁（９）の駆動開
始から約４０〜６０秒経過後における前記感温素子ａ■
の検出温度が前記温度設定手段ｆ１４１によって設定し
た設定温度値よりも約３〜５℃以上低い場合には、制御
器（′１９が前記水量切替弁（３）への通電を停止し、
第３図の如くバイパス水路（１〜を閉じて給水量を約２
／３に自動的に減少させ、給水量を水量切替弁（３）で
減少させることによってバーナ（１０の能力不足を補い
、給湯温度を設定温度に上昇させて以降安定湯温で給湯
が行える。

（ト）　発明の効果 本発明は以上の如（、給水管に常開通水路とバイパス水
路を有する水量切替弁を設け、ガス比例制御弁の駆動開
始から所定時間後における温度検出素子の検出給湯温度
が温度設定手段の設定温度値より低く、且つその温度差
が所定値以上の時には制御器によって給水量を減少させ
るべく前記水（ｉ切替弁を制御するようにしたものであ
るから、冬期等の給水温度が榛めて低温である時でも、
水量切替弁でバーナの能力不足を自動的に補５ことｂ″
−でき、一層巾広い給湯の温度制御が行なえる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明の実施例を示し、第１図は本発明湯
沸器の全体構成図、第２図及び絹３図は本発明に用いら
れる水量切替弁の構成図である。 （１）・・・給水管、　（３）・・・水量切替弁、　（
４）・・・熱交換器、　（５）・・・給湯管、　（９）
・・・ガス比例制御弁、α■・・・バーナ、　（１３・
・・感温素子、　（１４）・・・温度設定手段、　０９
・・・制御器、　ｔＸか・・バイパス水路、　ｃ２・・
・常開通水路。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　　佐　野　静　夫 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）バーナの燃焼熱にて加熱される熱交換器へ接続し
   た給湯管に感温素子を設け、該感温素子からの信号と温
   度設定手段からの信号によつて前記バーナへのガス量を
   制御するガス比例制御弁を駆動させるようにしたものに
   於て、前記熱交換器の上流側に接続せる給水管に設けら
   れ常開通水路とバイパス水路を有する水量切替弁と、前
   記ガス比例制御弁の駆動開始から所定時間後における前
   記温度素子の検出温度が前記温度設定手段の設定温度値
   より低く、且つその温度差が所定値以上の時には前記バ
   イパス水路を閉じて給水量を減少させるべく前記水量切
   替弁を制御する制御器とを備えてなることを特徴とする
   湯沸器の温度制御装置。