JPS6211852A - パタ−ン形成方法 - Google Patents

パタ−ン形成方法

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JPS6211852A
JPS6211852A JP60151860A JP15186085A JPS6211852A JP S6211852 A JPS6211852 A JP S6211852A JP 60151860 A JP60151860 A JP 60151860A JP 15186085 A JP15186085 A JP 15186085A JP S6211852 A JPS6211852 A JP S6211852A
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JP
Japan
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carboxylic acid
mac
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JP60151860A
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English (en)
Inventor
Kazumi Iwatate
岩立 和己
Katsuyuki Harada
原田 勝征
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Priority to EP85903700A priority patent/EP0187870B1/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/039Macromolecular compounds which are photodegradable, e.g. positive electron resists

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 側鎖にカルボキシル基をもつポリマに2価金属の酸化物
、ハロゲン化物又は有機酸塩を添加し、加熱することに
より、イオノマーを形成させて熱架橋を生じさせるポジ
形レジスト組成物を用いたパターン形成方法であって、
その現像を有機溶剤中にカルボン酸が混合されている現
像液を使用して行ない、微細、高精度なパターン形成を
可能とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はオ導体集積回路、光集積回路、ジゴセフソン素
子等の製造のためのパターン形成方法に関するものであ
る。
半導体集積回路の高集積化、高性能化が進むにつれて、
ザブミクロンfiJ域まで及ぶ超微細加工技術が必要と
され、かかる要求に応じて、電子線。
軟X線等を用いた露光技術、並びに電子線レジスト材料
が開発されている。
これらの技術と材料を用いて被加工基板にレジスト・パ
ターンを形成する場合、レジストパターン寸法の微細化
と共にレジス1−・パターンの断面形状を制御すること
が重要なことである。
〔従来の技術〕
従来のパターン形成方法として、例えば、1. S 1
(大規模集積回路)等の加工に程で被加−「材ネ1をエ
ツチングしないで所望のパターンをfFiる方法として
リフトオフ法が用いられている。このプ)法では電子ビ
ーム、光、軟X線智・をこれに感応する感応材料に照射
して現像し、アンダーカッl−の141i ri+i形
状を形成する。このパターンをマスクにL7で蒸着或い
は他の方法で被加圧伺利を付着さ−υだ後、該パターン
の形成材料を除J=して所望のパターンを得ている。こ
の方法では砂パターンの形成材車1を除去するためにア
ンダーカットの断面形状を形成することが要求される。
一方、配線材料の断線を防くために、テヘバがついたコ
ンタクト・ホールをエツチングにより加工する場合、マ
スクとなるし・シストパターンの断面形状をテーパとす
ることが提案されている。
上記の様なアンダーカッ1−或いはテーパがついた断面
形状は、同一の現像液に対しン容解速度が異なるポジ形
レジストを多層構成することにより得られる。
第4図A、Bに従来のパターン形成の様子を表す模式図
を示している。図において、被加工基板1上に、溶解速
度が速いレジストを下層2に、遅いレジストを」二層3
とした2層構成により、断面形状が第4図への様なアン
ダーカッ1−なパターンが得られる。図においてd、が
開口寸法、d2が界面寸法である。この方法では上層レ
ジスト2と下層レジスト1の溶解速度比が小さいと、下
層レジスト1の溶解中にも上層レジスト2の溶解が進行
し、微細な開口寸法がiワ難いことや、断面形状の制御
が難しいため、上、下層レジスl−2,1間の熔解速度
比を大きくとれるようにすることが要求される。
又、第4図Bにおいて、下層レシスl−2と−に1層レ
ジスト3の溶解速度の関係を上記と逆にし、上層レジス
トの方が下層レジストより溶解速度が大きくすれば、図
のように上方に開いたI41i面形状が得られる。この
場合でも、上記と同様に断面形状の制御を容易にするた
め、上、下層間の溶解速度比を大きくとれることが要求
される。
先に、本発明者等により、上記要求条件を満足し、添加
剤の1度と熱処理温度で溶解速度を容易に制御できるポ
ジ形しジスト組成物(特願昭59−151269号)が
提案され、更に該ポジ形しジスト組成物を積層すること
により、所望の断面形状のノ゛マターンを得る方法(特
願昭59−176851号)が提案されている。
上記特願昭59−151269号に示されたポジ形しジ
スト組成物は、被加工基板表面に塗布し、ヘーキングし
た後、露光し、現像することによって所定のパターンを
形成するためのポジ形しジスl−組成物であって、側鎖
にカルボキシル基を有し、且つ高エネルギ線の照射によ
って分解するレジストと、2価金属の酸化物、ハロゲン
化物及び有機酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1
種の添加剤との均一混合物からなることを特徴とする。
当該ポジ形しジスト組成物において有用な、側鎖にカル
ボキシル基を有し、[1つ高エネルギ線、例えば紫外線
、電子線、X線等の照射によって分解するレジストとし
ては、以下の一般式(1)で表わされるポリマが例示さ
れる。
CH3CH3 一千−CH2−C−+j7jv−f−CH2−C一覧一
−−−−−RI        R2 (I) CH3CH3 一←CH2Ciζ←CH2−C−書: Rn        C0OH 但し、該一般式(1)において、R1、R2、・・・・
Rnは炭素原子数5以下のアルキル基もしくはハロゲン
化アルキル基、アリール基、−C00Ra又は−COR
b (ここで、Ra及びRbは炭素原子数5以下のアル
キル基もしくはハロゲン化アルキル基はアリール基であ
る)を表し、M=(Σml+mc)としたとき、mc/
Mは、zt 0.01〜1.0であり、m 17M、、m 27M、
・・・・、m17Mはそれぞれ0.99〜0の範囲内の
値である。
この様なポジ形しジスト組成物において有用なポリマと
しては典型的な例としてポリ (メチルメタクリレート
−メタクリル酸)、ポリ (ブチルメタクリレート−メ
タクリル酸)、ポリ (ヘキサフルオロブチルメタクリ
レート−メタクリル酸)、ポリ (イソブチレン−メタ
クリル酸)、ポリ (メタクリロニトリルーメタクリル
酸)、ポリ (フェニルメタクリレート−メタクリル酸
)、ポリ (β−ナフチルメタクリレート−メタクリル
酸)等を挙げることができる。しかしこれらに限定され
ない。
更に、これらのポジ形しジスト組成物において、添加物
として有用な2(il[i金属の酸化物とし°CはBa
Oを、ハロゲン化金属としてはCu、Ca。
Ba、Zn及びFeの2(i[iの塩化物、臭化物及び
ヨウ化物を、又有機酸塩としてはCu、Ca−Ba、’
Znの2(11′iのギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩
を挙げることができる。
しかしながら、上記の側鎖にカルボキシル基を有し、高
エネルギ線の照射によって分解するレジストと熱処理す
ることにより、イオノマーを形成し得る物質であれば特
に制限されず、同様の効果を期待することができる。
この添加剤の添加量は、レジストのメタクリル酸成分の
割合、熱処理温度によって多少変動するが、通常は0.
1〜5重量%の範囲で高い効果を達成することができる
以上に示したポジ形しジスト組成物は、側鎖にカルボキ
シル基をもつポリマに2価金属の酸化物、ハロゲン化物
や有機酸塩を添加し、加熱することにより、イオンの橋
かけであるイオノマーを形成させて熱架橋を生じさせる
から、添加剤の濃度と熱処理温度によって分子間架橋密
度を制御できる。
そこで、前記特願昭59−176851号に示したよう
に、このポジ形しジスト組成物、すなわち、側鎖にカル
ボキシル基をもつレジストと2価金属の酸化物、ハロゲ
ン化物又は有機酸塩の中から選ばれる添加剤との混合物
よりなるポジ形しジスト組成物を使用し、添加濃度が異
なる該ポジ形しジスト組成物を熱処理積層するか、又は
、添加濃度が等しい該ポジ形しジスト組成物を異なる温
度で熱処理して積層した上記パターン材料に、上記高エ
ネルギを照射し、その後現像してパターンを形成するこ
とにより、所望の断面形状のパターンを得ることが可能
となる。
従来、露光後の上記ポジ形しジスト組成物は、良溶媒の
1,4−ジオキサンと貧溶媒のジイソブチルケトンの混
合液を、形成膜が最も高い耐溶媒性を示す混合割合を求
めて現像を行なっていた。
現像液としては上記例の他に各種のものを使用でき、例
えば上記例の混合液におけるジイソブチルケトンをヘキ
サン、シクロヘキサン等で置き換えたもの等を例示でき
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記に示した従来の混合液を用いた現像では、
現(を後に股が残存したり、パターンのエツジがシャー
プにならなかったりする欠点があった。
例えば、第1図に従来の現像液よってフェニルメタクリ
レートメタクリル酸共重合体(φ〜MAC)からなるポ
ジ形しジスト組成物を現像した場合の感度曲線を示して
いる。第1図おいて、φ−MACからなるポジ形レジス
トに、添加濃度が0及び3重量%(レジストに対する市
V%)の臭化亜鉛を添加したポジ形しジスト組成物を2
00℃で熱処理して加速電圧30KVKの電子線を照射
後、従来の現像液である1、4−ジオキサンとジイソブ
チルケトンとの容量比30ニア0の混合液で現像して求
めた感度曲線(それぞれB2.A2と指示する)を示し
ている。第1図において、横軸は、電子ビームの照射量
で、縦軸はφ−MACの残存膜量である。A2の曲線の
臭化亜鉛の添加濃度が3重量%の場合、感度曲線が下部
でテールをひいており、薄皮状の膜が残存していること
がわかる。一方臭化亜鉛の添加濃度が0電縫%の場合ず
なわちB2の曲線に示す無添加のφ−M A C:の場
合にはそれが生していない。
このように、従来の現像液を使用すると特に測鎖にカル
ボキシル基をもも、高エネルギ線照射で分解するレジス
トと、2 filfi金属の酸化物3ハロゲン化物又は
有機酸塩のなかから選ばれる少なくとも1種の添加材と
の均一混合物よりなるポジ形しジスト組成物を使用した
パターンの形成において現像後に膜が残存したり、パタ
ーンのエツジがシャープにならなかったりする欠点があ
る。
本発明はこれらの欠点を除去し、微細で[1一つ所望の
断面形状が得られるパターン形成方法を提供しようとす
るものである。
C問題点を解決するための手段〕 本発明においては、側鎖にカルボキシル基をもち、高エ
ネルギ線照射で分量″するレジストと、2価金属の酸化
物、ハロゲン化物又は有機酸塩のなかから選ばれる少な
くとも1種の添加14との均一混合物よりなるポジ形し
ジスト組成物を、被加1゜基板表面に塗布し、ベーキン
グ後に、高エネルギ線を照射し、該照射部分を現像液で
熔解し、所望のパターンを形成するパターン形成方法に
おいて該現像液として、有機溶剤中にカルボン酸が混合
されている現像液を使用することを特徴とするパターン
形成方法を提供する。
又、該ポジ形しジスト組成物の塗布及びベーキングによ
り形成される層を各々該添加剤の濃度或いは種類を異な
らせた少なくとも2層とし、前記現像液として、有機溶
剤中にカルホン酸が混合されている現像液と、有機溶剤
中にカルボン酸が混合されていない現像液とをそれぞれ
少なくとも1度ずつ使用することを特徴とするパターン
形成方法を提供する。
〔作用〕
本発明者等は前記問題点を解決すべく種々現像方法につ
いて実験と検削を繰返した結果、上記のように、現像液
にカルボン酸を添加することによできることを見出した
本発明でいうカルボン酸とはカルボキシル基(−COO
H)を持つ有機化合物の総称である。
本発明において現像液に添加したカルボン酸がイオノマ
ー結合を解剖することにより、現像液による熔解を促進
するものと考えられる。
本発明によれば、現像残りの薄膜を除去し、微細でエツ
ジがシャープなパターンが形成できる。
また、一方、側鎖にカルボキシル基をもち、高エネルギ
線照射で分解するレジストに2価金属の酸化物、ハロゲ
ン化物又は有機酸塩の少なくとも1種を添加したポジ形
しジスト組成物による塗布層は従来のカルボン酸を添加
しない現像液を用いり変化しない。ところが、無添加の
ポジ形しジスト組成物を用いた塗布層では現像液にカル
ボン酸が添加しであるときと、無添加のときとで溶解速
度が異なり、現像液にカルボン酸が添加しであるときは
溶解速度が遅くなる現象がみられる。
本発明においては、この現象を利用し、カルボン酸を含
む現像液とカルボン酸を含まない現像液とを併用し、両
者の現像時間を適当に選ぶことによりパターンの断面形
状の制御を行なうようすることもでき、それにより、パ
ターンの断面形状を制御できる範囲を従来より拡大する
ことが可能になる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図を用いて説明する。第1
図は本発明の実施例である酢酸を添加した現像液により
フェニルメククリレートメタクリル酸共重合体(φ−M
AC)からなるポジ形しジスト組成物を現像した結果を
先に示した従来の現像液により現像した結果と共に示し
である。
第1図において、横軸は、電子ビームの照射量で、縦軸
はφ−MACの残存膜量である。
第1図に表しているのはフェニルメタクリレ−トメタク
リル酸共重合体(φ−MAC)からなるポジ形レジスト
に、添加濃度がO及び3重量%の臭化亜鉛を添加したポ
ジ形しジスト組成物を、200℃でベーキングの熱処理
をして加速電圧30KVの電子線を照射後、1.4−ジ
オキサン:ジイソブチルケトン:酢酸−30ニア0:1
  (容量比)の混合液で現像して求めた感度曲線であ
り、添加濃度が0のポジ形しジスト組成物(無添加φ−
MAC>の場合がB1の曲線であり、臭化亜鉛3重量%
添加のφ−MACの場合がA1の曲線である。なお、本
実施例で用いた薬品はいずれも関東化学株式会社製であ
って、1,4−ジオキサン表示規格特級、2.6−シメ
チルー4−ヘプタノン(ジイソブチルケトン)表示規格
EP、酢酸表示規格ELを用いた。
先ず、本発明の実施例のAIの曲線と従来の現像液を使
用した従来例のA2の曲線とを比較すると、従来例の曲
線A2にあったテールが実施例の曲線AIでなくなって
いる。すなわち、現像後、本発明の実施例においては、
薄皮状の膜が残存していないことを示す。これは、酢酸
がイオノマー結合を解離することによりポジ形しジスト
組成物の溶解を促進したためである。
酢酸の添加の割合は前記容量比で30=70:0.5乃
至30ニア0:10程度(0,5,10が酢酸)が用い
られる。
なお上記の他に、ジイソブチルケトンをヘキサン、シク
ロヘキサン等で置き換えたもの、酢酸を他のカルボン酸
、例えばギ酸、プロピオン酸、酢酸等で置き換えたもの
を例示できる。
又、第1図に示すように、臭化亜鉛を3重量%添加した
φ−MACを本発明の実施例の現像液と従来の現像液で
それぞれ現像しても感度が殆ど変化しないのに対して(
曲線At、曲線A2参照)、無添加のポジ形しジスト組
成物を本発明の現像液で現像した場合は(曲線B1)、
従来の現像液の場合(曲線B2)に比べて感度、従って
溶解速度が変化している。これは、本発明の現像液と従
来の現像液を併用して、両者の現像時間を適当に選ぶこ
とによりパターンの断面制御ができ、特に無添加φ−M
ACの層における基板との界面寸法制御に有効であるこ
とを意味する。
上記基板との界面寸法の制御は半導体素子形成において
重要である。例えば、第3図にリフトオフによる製造工
程を示してあり、図Aにおいて基板31上に薄膜(例え
ば電界効果型トランジスタのソース、ドレイン電極形成
用の金属等)を形成し、レジスト層33にアンダーカッ
ト状の開口34を形成しておき、該レジストパターンを
マスクにして図Bで薄膜32をエツチングする。このと
き、開口34の薄膜との界面寸法で薄M932がパター
ニングされる。そして、図Cで金属35(例えば、電界
効果型トランジスタのゲートメタル)を蒸着すると、レ
ジストパターンの上部の開口寸法により規定される形状
で被加工基板311に金属35のパターンが形成される
。その後、レジストN33をその上層の金属35と共に
除去(リフトオフ)して図りの構造ができあがる。以上
のような場合、界面寸法は開口寸法と共に、素子特性に
とって重要なソース、ドレイン、ゲート等のパターン寸
法と相互間の距離を決定する要因となり、従って、開口
寸法のみならず該界面寸法の制御が極めて重要なことで
ある。
さて、このような観点から、なされたレジス1一層を2
層に形成した実施例を第2図に示している。第2図Aに
おいて、被加工基板2I上に、無添加のφ−MACの層
22.ZnBr2を添加したφ−MACの層23を順に
塗布形成し、電子ビーム24を照射する。次に、第2図
Bの第1の現像1ユ程で、本発明による酢酸添加の現像
液を用いて現像する。このとき、上層のZnBr2を添
加したφ−MACの層23は先に説明した効果により薄
膜が残存することなくシャープに開口肱下層の無添加の
φ−MACの層22は溶解速度が上層より大きいから下
方に拡がるような断面形状に開口する。ところが、先に
示したように、酢酸を添加した本発明による現像液では
、第1図の曲線A1、B1のごとく感度差、従って熔解
速度差が十分とれない。そこで、第2図Cの第2現像工
程で、酢酸を添加していない従来の現像液で現像する。
その際、第1図の曲線A1と曲線B2の。l、うに感度
差従って熔解速度差が大きくとれるから、上層のZnB
r2を添加したφ−MACの層23の開口断面はあまり
拡がることなく、下層の無添加のφ−MACの層22の
被加工基板21との界面寸法を拡げることができる。
なお、第2図では最初本発明による酢酸添加の現像液を
用い、次に、従来の酢酸無添加の現像液を用いたが、こ
れは逆の順序にしても同様な断面形状のパターンが形成
される。それは、最初無添加の従来の現像液を用いて上
層のZn Rr 2添加のφ−MACの層23に薄皮状
の膜が残っても、現像液は回り込み或いは浸透して下層
の無添加のφ−MACの7122を所望のアンダーカッ
ト状に近いパターンになし、次いで酢酸添加の現像液で
上層のZnBr2添加のφ−MACの層23の残存膜を
除去し、目、つ下層の無添加のφ−MACのFt22を
付加的に溶解し、その結果第2図の場合と同様な断面形
状になるものである。
一方、第2Mの場合と上、下層のレジストを逆にし、上
層が無添加のφ−MAC1下層がZnBr2添加のψ−
MACにすれば先に第4図Bに示したテーパがついたレ
ジスト・パターンが得られる。
次に、より具体的な実施例を示す。
無添加のφ−MAC)CGaAs基板上にスピンコーテ
ィングした後、200℃でプリベークする。塗布膜厚は
5000人である。塗布溶媒は、モノクロルベンゼン5
0%とジオキサン50%のl見合液である。或いは該塗
布溶媒にメチルセルソブルアセテートを用いることもで
きる。メチルセルソブルアセテーl−は長期保存に耐え
ることができ、現像の際、溶は残りが生じることがない
次に、この試料上に臭化亜鉛を3重量%添加したφ−M
ACをスピンコーティングし、200°Cでプリベーク
する。該−上層の塗布膜厚は3000人であり、塗布溶
媒はメチルイソブチルケトンである。この試料に、加速
電圧30KVの電子線を0.3μm幅のライン状に照射
する。照射量は250μC/Cm2である。
次に、この試料を、1,4−ジオキサン:ジイソブチル
ケトン:酢酸−30ニア0:]の混合液で120秒現像
すると、開口寸法が0.32xrm、基板との界面寸法
0.56μmのアンダーカット状パターンを形成できた
次に、他の具体的な実施例を以下に示す。
無添加のφ−MACをG a A s基板」二にスピン
コーティングした後、200°Cでプリベークする。塗
布膜厚は5000人である。塗布溶媒は、モノクロルヘ
ンゼア50%とジオキサン50%の混合液である。次に
、この試料上に、臭化亜鉛を3重量%添加したψ−MA
Cをスピンコーティングし、200°Cでプリベークす
る。上層の塗布膜厚は3000人であり、塗布溶媒はメ
チルイソブチルケトンである。この試料に、加速電圧3
0 K Vの電子線を0.3μm幅のライン状に照射す
る。
照射量は250μC/Cm2である。
次に、この試料を、本発明による現像液と従来の現像液
を併用して現像する。1.4−ジオキサン:ジイソブチ
ルケトン: の混合液で30秒現像した後、1,4−ジオキサン:ジ
イソブチルケトン−30: 70の混合液で90秒現像
すると、開口寸法が0.38μm、荒板との界面寸法0
.80μmのアンダーカット状のパターンを形成できた
以上、実施例を示したが、本発明は、先に従来例として
示したイオノマー結合を利用する各種ポジ形レジスト組
成物を用いたパターン形成に広く適用できるものである
〔発明の効果〕
以上説明したように、側鎖にカルボキシル基をもつレジ
ストと2価金属の酸化物、へロゲン化金属又は有機酸塩
の中から選ばれる添加剤との混合物よりなるポジ形レジ
スト組成物を、被加工基板表面に塗布し、ヘ−キング後
、電子線やX線、紫外線等の高エネルギ線を照射し、照
射部分を有機溶剤からなる現像液で熔解し、所望のパタ
ーンを形成するパターン形成方法において、有機溶剤中
にカルボン酸が混合されている現像液を用いることによ
り、現像残りの薄膜を除去し、微細で1つエツジがシャ
ープなパターンを得ることができる又、本発明と従来の
現像液を併用して両者の現像時間を適当に選ぶことによ
り、パターンの断面寸法を制御できる範囲を拡大できる
。特に、この方法は、リフトオフ法を用いた素子製作工
程において、開口寸法のみならず界面寸法の制御が要求
される場合に有効である。例えば、先に第3図で説明し
たように、基板上に、薄膜が積層され、この薄膜上にア
ンダーカプトな断面形状のレジスト・パターンを形成し
、このパターンをマスクにして薄膜をエツチングした後
にメタル等を蒸着しリフトオフを行なう工程では、薄膜
の加工寸法がレジスト・パターンの界面寸法に、メタル
の加工寸法がレジスト・パターンの開口寸法に依存する
このような場合、本発明の適用による断面形状の制御は
特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例と従来例によるφ−MACの感
度曲線を表す図、第2図A−Cは本発明の実施例におい
てレジスト層を2層構成にして、現像液を変えた実施例
の工程断面図、第3図A〜Dはリフトオフを用いた半導
体素子製造工程の要部断面図、第4図A、Bは従来例の
断面図であるdl:開口寸法 d2:界面寸法 1 :被加工基板 2 :下層レジスト 3 :上層レジスト 21:被加工基板 22:無添加のφ−MACO層 23:ZnBr2を添加したφ−MACの層24:電子
ビーム 31:基板 32:薄膜 33;レジスト層 34:開口 35:金属 Aに本発明の現像液で臭化亜鉛を3重量%添加したφ−
MACを現像した例 A2:従来の現像液で臭化亜鉛を3重量%添加したφ−
MACを現像した例 B1:本発明の現像液で無添加のφ−MACを現像した
例 B2:従来の現像液で無添加のφ−MACを現像した例

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側鎖にカルボキシル基をもち、高エネルギ線照射
    で分解するレジストと、2価金属の酸化物、ハロゲン化
    物又は有機酸塩のなかから選ばれる少なくとも1種の添
    加材との均一混合物よりなるポジ形レジスト組成物を、
    被加工基板表面に塗布し、ベーキング後に、高エネルギ
    線を照射し、該照射部分を現像液で溶解し、所望のパタ
    ーンを形成するパターン形成方法において、 該現像液として、有機溶剤中にカルボン酸が混合されて
    いる現像液を使用することを特徴とするパターン形成方
    法。
  2. (2)側鎖にカルボキシル基をもち、高エネルギ線照射
    で分解するレジストと、2価金属の酸化物、ハロゲン化
    物又は有機酸塩のなかから選ばれる少なくとも1種の添
    加剤との均一混合物よりなるポジ形レジスト組成物を、
    被加工基板表面に塗布し、ベーキング後に、高エネルギ
    線を照射し、該照射部分を現像液で溶解し、所望のパタ
    ーンを形成するパターン形成方法において、 前記ポジ形レジスト組成物の塗布及びベーキングにより
    形成される層を各々前記添加剤の濃度或いは種類を異な
    らせた少なくとも2層に形成し、前記現像液として、有
    機溶剤中にカルボン酸が混合されている現像液と、有機
    溶剤中にカルボン酸が混合されていない現像液とを少な
    くとも1度ずつ使用することを特徴とするパターン形成
    方法。
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