JPS62117911A - 井戸用パイプの設置方法 - Google Patents

井戸用パイプの設置方法

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JPS62117911A
JPS62117911A JP25676485A JP25676485A JPS62117911A JP S62117911 A JPS62117911 A JP S62117911A JP 25676485 A JP25676485 A JP 25676485A JP 25676485 A JP25676485 A JP 25676485A JP S62117911 A JPS62117911 A JP S62117911A
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JP
Japan
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well
pipe
pipes
pumping
observation
Prior art date
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Pending
Application number
JP25676485A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ozaki
修 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は揚水井用パイプまたは観測井用パイプ等の井
戸用パイプの設置方法に関するものである。
る。
〔従来技術〕
多量の地下水の存在が予想される地域あるいは根切り時
に盤ぶくれヒービングが予想される地域における地下工
事においては、第12図に示すように山留め壁1から離
れた地下躯体構築予定位置においてディープウェルから
なる揚水井用パイプ2を設けて排水を行なう。また予め
現場揚水試験を実施する場合でも、第16図に示すよう
に、山留め壁1から離れた位置において、揚水井用・や
イブ(ディーグラエル兼用パイプ)2および観測井用パ
イプ6を設けて揚水試験を行なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の場合は、揚水井用パイプ2や観測井
用ノぞイブ6等の井戸用パイプが、山留め壁1から離れ
た地下躯体構築予定位置に設置されているので、井戸用
・ンイグの設置に手r#fIがかかり、かつ地下躯体構
築(排水停止)時の排水共用・ξイブの埋殺し処理に多
大な手間と費用を要するという問題がある。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる井戸用パイプ
の設置方法を提供することを目的とするものであって、
この発明の要旨とするところは、山留め壁1の設置位置
に揚水井用パイプ2または観測井用ieイブ6等の井戸
用パイプを設置することを特徴とする井戸用ツクイブの
設置方法にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第6図はこの発明を場所打ち鉄筋RC連続
地中壁に実施した第1実施例を示すものであって、溝壁
崩壊防止のための掘削用泥水を用いて掘削機により地盤
4を掘削してRC連続壁用の溝5を設けたのち、所要本
数の大径(壁厚と同径かまたは壁厚゛よりも鴎かに小さ
い径)のディーグラエル用の揚水井用・ぐイア2と小径
(揚水井用パイプよりも小径)の観測井用ノクイグ6と
を前記溝5円に適当間隔で挿入し、かつ前記各・ぞイア
2゜6の先端からパイプ内にコンクリートあるいは泥水
固化物が回り込み侵入しないようにするために、谷パイ
プ21.6の先端を溝5の底面より少し下に挿込む。
次に溝5内に鉄筋籠を挿入したのちコンクリ−トロを打
設して連続地中壁からなる山留め壁1を構成し、そのコ
ンクリート6が硬化したのち揚水井用パイプ2内の下部
に水中ポングアを挿入して排水を行なう。
この場合、水中ポンプ深度が不足する(所定の水位降下
が見込めない)ときは、この部分の山留壁だけ根入れ深
さを深くすることで対処すればよい。
前述のようにパイプの先端を溝底面よりも少し下に挿込
んでおけば、万一、コンクリートあるいは泥水固化物が
パイプ内に侵入することがあっても、その侵入量は僅か
であるので、後で・ξイブ内に掘削具を挿入して、その
侵入したコンクリートあるいは泥水固化物を容易に掘削
除去することができる。
なお前記各パイプ2,6を溝5に挿入される鉄筋籠等に
固定してもよい。
第4図および第5図は揚水井および観測井の他の例を示
すものであって、第4図の場合は、揚水井用・ぞイア2
および観測井用・ぞイア6内の下端部に、砂および砂礫
の流入を防止するための金網等からなる砂礫類流入防止
板8が取付けられている。
また第5図の場合は、大径・ぞイア9が設置されてその
外側に打設されたコンクリート6が硬化したのち、その
大径パイプ9内に挿入された削孔機により大径・eイブ
9内の下方の地盤が掘削されて追加孔27が設けられ、
揚水井用または観測井用の細径・ぐイア’IOと円筒箱
状の砂溜箱11とそれらの間に介在固定された金網筒か
らなる砂流入防止筒12とからなる揚水井用または観測
井用の井戸パイプ16は、前記太径・ぞイア9および追
加孔27内にわたって挿入され、その井戸・ぞイア16
と太径・ぐイア9および追加孔27との間には砂等のフ
ィルター材14が充填されている。なお第4図および第
5図において15は根切り底の予定位置である。
第6図はこの発明をブレキャストコンクリート(pc)
連続地中壁からなる山留め壁に実施した第2実施例を示
すものであって、固化性泥水16を用いて掘削機により
地盤を掘削してPC連続壁用の溝5を設けたのち、大径
の山留め構造部材兼用の揚水井用パイプ2とPC版体1
7と小径の観測井用・にイブ6を貫通して埋設したPC
版体18とを、前記溝5日に相互に接合して挿入してい
るが、その他の構成は第1実施例の場合と同様である。
第7図はこの発明をソイルモルタル柱列壁からなる山留
め壁に実施した第6実施例を示すものであって、掘削用
泥水を使用してオーが−により地盤に多数の孔を平行状
態でかつ相互に接続されるように穿設して溝5を設け、
次いでその溝5内に、H形鋼等の形鋼からなる鋼製柱材
19を、横方向に間隔をおいて挿入し、かつ山留め構造
部材兼用の大径の揚水井用パイプ2と小径の観測井用パ
イプ6とを適当間隔で溝5内に挿入し、次いで@5内ニ
フィルモルタルを注入してソイルモルタル杭列壁を構成
する。
なお揚水井用・にイブ2を設置する位置のオーガー削孔
径を他の位置のオーガー削孔径、c9も大きくすれば、
さらに大径の揚水井用・ぐイアを設置する。ことができ
る。
第8図はこの発明の親杭横矢板土留め壁(透水壁)に実
施した第4実施例を示すものであって、H形鋼からなる
多数の親杭21と一対の横矢板係止部材22を固着した
大径鋼管からなる山留め構造部材兼用の揚水井用パイプ
2とが所定間隔で打設され、かつ隣り合う親杭21およ
び揚水井用パイプ2の間に木製横矢板25が配置される
と共に、小径の観測井用パイプ3が親杭21の溝内に配
置され、前記谷親杭21.木製横矢板25および揚水井
用パイプ2により山留め壁1が構成されている。
第9図ないし第11図はこの発明を根切り構面内に杭工
事がある場合に適用した第5実施例を示すものであって
、根切シ構面内に設置される多数の場所打ち杭24また
は既製杭25円に観測井用パイプ3が貫通して設けられ
、かつ山留め壁1に揚水井用パイプ2が貫通して設けら
れ、その揚水井用パイプ2により揚水した際は第9図に
符号26で示したような地下水位曲線になる。第5実施
例の場合は、根切9面内の水位低下量を正確に把握する
ことができる。
第2実施例ないし第4実施例の場合も、第4図および第
5図に示すような構造の揚水井用パイプを使用してもよ
い。
揚水井用・ξイブ2内に設置した水中ポンプによシ排水
する際に、砂層を地下水と一諸に吸い上げて周辺地盤の
沈下を招く現象すなわちクイックサンド現象が予測され
る場合は、揚水井用・母イブ2の先端位置または砂流式
防止筒12の位置を砂層の下部にある砂礫層に位置する
ように配置することにより、クイックサンド現象を防止
することができる。
前記各実施例のように、山留め壁1に揚水井用・ξイブ
2および観測井用パイプ3を設置すれば、山留め壁位置
の地下水位低下量を確実に把握することができる。また
第1〜第6実施例の場合は、揚水井用Aイブ2および観
測井用パイプ6が山留め壁1により補剛されると共にシ
ールされるので、井戸の損壊の恐れがなく、かつ上部地
下水の漏洩の恐れがない。さらに第5実施例の場合は、
根切り中央部付近の地下水位低下量をも確実に把握する
ことができる。
次に観測井にニジ地下水位を計測する場合の手順につい
て説明する。
(1)まず地盤に1つの揚水井に対して複数の観測井を
設ける。
(2)揚水井の中に水中ポンプを挿入し、その水中ポン
プにより地下水を排出する。
(6)  前記排水の影響を受けて、観測井における水
位が低下する。
(4)観測井内の水位を単位時間ごとに水位計により計
測する。
(5)観測井の水位変化のデータから、前記地盤の透水
係数に、透水量係数T、貯留係数S等の水理定数を知る
ことができる。この水理定数から前記地盤における排水
計画が決定される。
また実際に、揚水井により排水する場合も、観測井によ
り水位の変化を確認することができる。
この発明を実施する場合、観測井用パイプ3としては、
鋼管または塩化ビニル管等の何れを使用してもよく、ま
た揚水井用パイプを山留め構造部材に兼用しない場合は
、揚水井用パイプとして鋼管または塩化ビニル管の何れ
を使用してもよいが、揚水井用パイプを山留め構造部材
に兼用する場合はその揚水井用パイプとして強度の大き
い鋼管を使用するのが好ましい。さらにまた、揚水井用
パイプ2または観測井用パイプ3の何れか一方のみを山
留め壁1の設置位置に設けてもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、山留め壁1の設置位置に揚水井用パ
イプ2または観測井用パイプ6等の井戸用パイプを設置
するので、山留め壁1を施工する際に揚水井用パイプ2
または観測井用パイプ3等の井戸用パイプを同時に設置
することができ、かつ地下躯体構築時に工費が多くかか
る埋殺し処理を行なう必要がなく、そのため山留め壁1
から分離して地下躯体構築予定位置井戸用・にイブを設
置する前記従来の場合に比べて、施工が答易であると共
に工期を短縮、することができ、かつ工費を安くするこ
とができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の第1実施例を示すもの
でろって、第1図は山留め壁に揚水井用パイプおよび観
測井用パイプを設置した状態を示す横断平面図、第2図
は揚水井用パイプ内に挿入した水中ポンプにより揚水を
行なっている状態を示す縦断側面図、第6図は観測井の
部分の縦断側面図である。第4図および第5図は揚水井
および観測井の他の例を示す縦断側面図である。第6図
はこの発明の第2実施例を示す横断平面図、第7図はこ
の発明の第6実施例を示す横断平面図、第8図はこの発
明の第4実施例を示す横断平面図である。 第9図ないし第11図はこの発明の第5実施例を示すも
のであって、第9図は揚水井用パイプを有する山留め壁
および観測井用パイプを有す・る根切り構面杭列を示す
縦断側面図、第10図は観測井用パイプを有する場所打
ち杭の横断平面図、第11図は観測井用パイプを有する
既製杭の横断平面図である。第12図および第16図は
従来の揚水井用パイプおよび観測井用パイプの設置例を
示す平面図である。 図において、1は山留め壁、2は揚水井用パイプ、6は
観測井用zZイブ、4は地盤、5は溝、6はコンクリー
ト、7は水中ポンプ、8は砂礫類流入防止板、12は砂
流入防止筒、14はフィルター材、16は固化性泥水、
17および18はPC版体、19は鋼製柱材、20はフ
ィルモルタル、21は親杭、22は横矢板係止部材、2
3は横矢板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 山留め壁1の設置位置に揚水井用パイプ2または観測井
    用パイプ3等の井戸用パイプを設置することを特徴とす
    る井戸用パイプの設置方法。
JP25676485A 1985-11-18 1985-11-18 井戸用パイプの設置方法 Pending JPS62117911A (ja)

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JP25676485A JPS62117911A (ja) 1985-11-18 1985-11-18 井戸用パイプの設置方法

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JPS62117911A true JPS62117911A (ja) 1987-05-29

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ID=17297118

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001115458A (ja) * 1999-10-15 2001-04-24 Geo-Research Institute 土留め壁を用いた深井戸構築工法
JP2008223437A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ohbayashi Corp 地中壁構造物、地中壁構造物の構築方法及び地中壁構造物内に井戸を構築する方法、並びにこの方法で構築された井戸の利用方法
JP2008223436A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ohbayashi Corp 地中壁構造物、この地中壁構造物内に埋設される芯材及びこの地中壁構造物の構築方法
JP2009121063A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Ohbayashi Corp 常用井戸、常用井戸の構築方法及び常用井戸の構造

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