JPS6211715A - 熱可塑性ポリマ−組成物の製造方法 - Google Patents

熱可塑性ポリマ−組成物の製造方法

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JPS6211715A
JPS6211715A JP15002385A JP15002385A JPS6211715A JP S6211715 A JPS6211715 A JP S6211715A JP 15002385 A JP15002385 A JP 15002385A JP 15002385 A JP15002385 A JP 15002385A JP S6211715 A JPS6211715 A JP S6211715A
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JP
Japan
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polymer
monomer
thermoplastic polymer
extruder
crosslinking agent
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JP15002385A
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English (en)
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Hiromu Tajima
田島 煕
Yukio Mizutani
幸雄 水谷
Kanehiro Nakamura
中村 兼寛
Kazumi Shimizu
清水 一水
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融混線状態の熱可塑性ポリマー中で、モノ
ビニルモノマー又はジエンモノマー及び架橋剤を重合さ
せることにより、マトリックスの第1ポリマー中に架橋
した第2ポリマー成分を均一に微分散させる新規なポリ
マーアロイを製造する方法に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
溶融混線状態の熱可塑性ポリマー中でモノビニルモノマ
ー又はジエンモノマーを重合スることにより、マトリッ
クスの第1ポリマー中にビニルポリマー又はジエンポリ
マーを存在させる技術は知られているが、従来の方法で
は第2ポリマー成分のドメインの大きさが大きく、不揃
いであり均一な分散が得られないと論う欠点があった。
このため、生成したポリマーアロイの機械的物性や表面
物性などが十分に改良されていなかった。
〔問題を解決する為の手段及び作用〕
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、溶融混線状
態の熱可塑性樹脂中でモノビニルモノマー又はジエンモ
ノマーを重合する際に、これらのモノマーと共重合可能
な架橋剤を併用することにより、驚くべきことに、マト
リックスポリマー中に生成する第2ポ17−成分のドメ
インの大きさを小さくし、且つこのドメインを均一に分
散出来るという現象を見出し、本発明を完成させるに至
った。
このような現象がどのようなメカニズムで生じるのか、
現在のところ充分に明らかでないが、要因の一つに次の
ようなことがあるのではないかと考えている。即ち、一
般に異種ポリマーは混ざりにくく、互に凝集し、均一分
散し難いということはよく知られた事実である。従って
、混線状態の熱可塑性ポリマー中で、他のモノビニルモ
ノマー又はジエンモノマーを重合すると、モノマーの段
階では均一に分散していても、重合が始すると第2ポリ
マー成分の核が形成され、この核の1わりに存在するモ
ノマーがこの核を膨潤させ、重合し、核が生長するとい
う機構になっているのではないかと考えている。この機
構において、モノマー中に核モノマーと共重合する架橋
剤が存在する場合には、生成した第2ポリマー成分の核
が架橋構造を有しているために、まわりのモノマーで膨
潤することが少(、この核は大きく成長出来ない。従っ
て、結果的に上記した如きモノマーと架橋剤の併用系で
は、第2ポリマー成分がマトリックスの第1ポリマー中
に小さく均一に分散するのではないかと推測される。
本発明において、熱可塑性ポリマーとは、加熱下で可塑
性を有するポリマーであれば伺でもよく、例えば低密度
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオ  2レフイン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン。
ABC,ポリカーボネート、ポリエステル。
ポリアミド、ポリフェニレンオキサイド、ポリアセター
ル、ポリフェニレンサルファイド。
ポリサルホン、ポリエーテルケトン等が挙げられる。こ
れらの熱可塑性ポリマーは共重合体であってもよ(、ま
た異種ポリマーの混合物であってもよhoこれらの熱可
塑性ポリマーには公知の熱安定剤、耐候安定剤、可塑剤
滑剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、難燃剤その他
の添加剤が入っていても全くかまわない。憧だ、公知の
シリカ、アルミナ、酸化チタン等の酸化物フィラー、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の水酸化物フ
ィラー、硫酸カルシウム、硫酸バリウム等の硫酸塩フィ
ラー、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩フ
ィラー、タルク、クレー、マイカ、ガラス繊維等のケイ
酸塩フィラー、カーボンブラック、炭素繊維等の炭素フ
ィラー、木粉、モミ殻、ポリアミド繊維等の有機フィラ
ー、及び金属フィラー、ボロン繊維、チタン酸カリウム
等のいかなるフィラーが入っていてもかまわない。上記
した如き添加剤またはフィラーは、あらかじめ熱可塑性
ポリマー中に混合されていてもよく、モノマー重合時に
添加してもよく、モノマー重合後に添加混練してもよい
本発明忙おいて、溶融混線状態とは、熱可塑性ポリマー
の軟化温度又は融点以上の温度で、熱可塑性ポリマーが
実質上流動性を有している状態で混練されていることを
言う。熱可塑性ポリマーが十分な流動性を有して且つ混
練されていなければ、添加したモノとニルモノマーまた
はジエンモノマーおよヒ架橋剤は十分に均一に混合せず
、結果的に重合した第2ポリマー成分のドメインは大き
くなり、均一に微細に分散させることが困難となり、本
発明の目的を達することが出来な区。即ち、本発明にお
いては熱可塑性ポリマーを溶融混線状態に維持したまま
、添加した所定のモノマーおよび架橋剤を重合させるこ
とが重要である。
因みに、モノマーと架橋剤とを熱可塑性ポリマー中に添
加し、溶融混練し、この溶融混線時にはモノマーおよび
架橋剤を重合させず、溶融混線完了後に熱プレス機等を
用い静止状態で、モノマーと架橋剤とを重合させた場合
には、生成したビニルポリマーのドメインは十分な均一
さと十分な微小さを有しない。このことは、特に熱可塑
性ポリマーとモノマーとの親和性が小さい場合に著しい
。即ち、熱可塑性ポリマーとモノマーとの親和性が小さ
い場合には、混線を停止すると速やかに、熱可塑性ポリ
マー中のモノマーが凝集し集ってしまうためであろうと
考えている。
本発明において、熱可塑性ポリマーの軟化温度又は融点
は、各ポリマー忙よって異なるので、マトリックスポリ
マーに応じて溶融混線温度を設定すればよ−。熱可塑性
ポリマーの溶融混線方法は、公知のいかなる混練機を胴
込てもよい。このような混線機として、ロール、バンバ
リーミキサ−、ニーダ−1押出機等があげられるが、一
般に熱可塑性ポリマーの溶融温度では、モノマーは気化
したり、大きな蒸気圧を持つので、密閉できる混線機が
望まし込。特に押出機は連続反応が可能なので好適に用
いられる。押出機を用−て本発明を実施する場合には、
モノとニルモノマー。
架橋剤、パーオキサイド等をあらかじめ第1ポリマー粉
と混合し、押出機のホッパーから供給してもよ−が、液
状成分の量が多くなると、ポリマー粉と液状成分が分離
し易くなるという欠点を有する。このような場合には、
押出機のバレルの適当な位置に1ケ又は複数の孔をあけ
、この孔を経由して上記モノビニルモノマー、架橋剤、
パーオキサイド等ヲ同時に又は別個に供給する方法が好
適に用いられる。
本発明において、モノビニルモノマーとはラジカル重合
を行うものであれば何でもよい。
このようなモノマーとして、例えばブテン。
ペンテン、ヘキセン、オクテン等のオレフィン類、・・
ロゲン化オレフィン類、酢酸ビニル等のビニルエステル
類、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類、ア
ルキルビニルエーテル類、アクリル酸、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル等のアクリ
ル系化合物、アクリロニトリル、メタクリコニトリル2
等のニトリル類、アクリルアミド、メタアクリルアミド
等の酸アミド類、ビニルケトン類、N−ビニル化合物、
ビニルピリジン類、グリシジルメタクリレート等がある
。また、本発明において、ジエンモノマートハ、例えば
ブタジェン、インブレン。
クロロプレン等の共役ジエンモノマーを言う。
これらのモノビニルモノマー又はジエンモノマーは単独
で用いてもよいし、他のモノとニルモノマー又はジエン
モノマーと併用し共重合させてもよい。本発明におりて
、モノビニルモノマー又ケシエンモノマーの使用量は、
その目的によって異なるが、熱可塑性ポリマー100部
に対して一般に0.1部以上100部の間にあることが
望ツしい。即ち、上記モノマーの使用量が0.1部より
少なすぎるとモノマーの添加による効果が小さくなり、
!たモノマーの使用量が100部を越えると、マトリッ
クスポリマーの中に第2成分ポリマーが分散するという
海鳥構造がぐずれ、本発明の目的を果せなくなる。
本発明において、架橋剤は、上記モノビニルモノマー又
はジエンモノマーと共f合し架橋を作るものであれば伺
でもよく、通常はポリビニルモノマーが用いられる。こ
のようなポリビニルモノマーとしてけ、例えばジビ壬ル
ベンゼン、ヒス(4−ビニルフェニル)エタン、ジビニ
ルエーテル、シビニルヒリシン。
フタル酸ジアリル、エチレングライコールジメタクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート等があ
る。これらの架橋剤の使用量は、モノビニルモノマー又
はジエンモノマーに対して一般に1〜50重i%の範囲
で用いることが望オしい。即ち、架橋剤が上記の1重量
%より少なすぎると架橋剤の効果が小さくなり、第2成
分ポリマーのドメインの大きさを小さくし、均一に分散
させることが出来なくなる。なお、架橋剤は50重量%
より多く用いてもか着わないが、本発明の目的を達成す
るために50重量%以上は不必要である。
本発明において、モノビニルモノマー又はジエンモノマ
ー及び架橋剤を重合させる方法は、どのような重合方法
を用いてもよいが、ラジカル重合をさせる方法が好適に
用いられる。ラジカル重合させるKは、開始剤なしで熱
重合させてもよいが、ラジカル重合開始剤を用いると簡
単に反応を制御出来望せしい。
ラジカル重合開始剤としては公知のいかなる開始剤を用
いてもよい。一般にアゾ系開始剤と過酸化物系開始剤と
があるが、熱可塑性ポリマーの溶融混練温度条件で分解
する過酸化物系開始剤が好適に用いられる。本発明にお
いては、溶融混練時にモノマーが重合するように重合条
件を選ぶことが大切である。この為、ラジカル重合開始
剤電熱可塑性プラスチックスの溶融混線温度で分解する
重合開始剤を選定することが望ましい。即ち、重合開始
剤の一分間半減期温度なtl//2(”C)で示し、溶
融混練時の樹脂温度をTp(’C)で示せば、Tp−1
50< tl/2<T、で示される1分間半減期を有す
る重合開始剤、好ブしくけT、 −120< t ’/
2 < Tp  30で示される1分間半減期を有する
重合開始剤を用いることが望ましい。上式において1分
間半減期温度が(T。
−150)”Cより低ければ、ラジカル重合開始剤は溶
融混線時にすみやかに失活し、重合活性を失い、モノマ
ーを十分に重合させることが出来ない。また、1分間半
減期温度がTp(”C)より高ければ、溶融混線時にラ
ジカル重合開始剤の分解が遅く、十分にモノマーを重合
させることが出来ない。このような重合開始剤としては
、例えばハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキ
サイド、パーオキシケタール、パーオキシエステル、ジ
アシルパーオキサイド等のパーオキサイドがある。
本発明において、熱可塑性ポリマー中にモノとニルモノ
マー又はジエンモノマー、架橋剤、ラジカル重合開始剤
、必要により添加剤。
フィラーを添加し、混合し、反応させる順序はどのよう
な方法をとってもかまわない。あらかじめ熱可塑性ポリ
マー粉末にモノマー。
架橋剤、ラジカル重合開始剤、添加剤、フィラーをヘン
シェルミキサー等の混合機で混合し、この混合物を混線
機に供給してもよいし、熱可塑性ポリマーに1部の原料
を予備混合して混線機に供給し、混線後他の原料を供給
して溶融混線重合反応を行っても何ら問題はない。しか
しながら、モノビニルモノマー又はジエンモノマーと架
橋剤と重合開始剤とは共重合をすみやか忙行なわせるた
めに、あらかじめ混合した後1反応系に供給することが
望ましい。
本発明において、モノマー、架橋剤の未反応部分け、減
圧脱気等の方法によって取り除くことが出来る。押出機
を用いて本発明を実施するときけ、ベント付きの押出機
を用いて未反応モノマーを脱気すればよい。押出機2台
をタンデムに結合し、第1押出機で主として溶融混線重
合反応を行い、第2押出様で後重合及び脱気を行っても
よい。この時、第2押出機の温度を第1押出機より上げ
る方が脱気効率は良好となる。
〔効果〕
以上の説明により理解される如く、本発明によれば溶融
混線状態の熱可塑性ポリマー中で、モノビニルモノマー
又はジエンモノマー及び架橋剤とを重合させることによ
り、マトリックスのポリマー中に、架橋した第2ポリマ
ー成分が均一に微分散した新規なポリマーアロイを製造
できる。このように本発明により得られるポリマーアロ
イは、マトリックスのポリマーと第2ポリマーの両性質
を合わせ持つ熱可塑性ポリマーとして利用でき、ペース
の熱可塑性ポリマーと第2成分モノマーの組合せに応じ
、ペースの熱可塑性ポリマー釦おける第2ポリマーの均
一な微分散に基づき耐衝撃性や塗装性に優れた熱可塑性
ポリマーアロイとして利用できる。
特にモノビニルモノマーとして、スチレン。
ビニルピロリジン、アクリル酸、アクリルエステルなど
を用いて重合後、公知のTダイ又はチューブラ−ダイを
用い膜あるいけ中空系に成形し、公知の処理方法により
、スチレンのスルホン化、ビニルピリジンのカチオン化
アクリルエステルの加水分解を行うこと忙より、容易に
イオン交換膜にすることが出来る。
本ポリマーアロイの有する特異な高次構造は、例えばイ
オン交換膜等の分離膜とl−で好適である。
〔実施例〕
以下、本発明について実施例を示すが、本発明けこれら
に制限されるものではな−。
尚、本実施例、比較例に用いたMI、曲げ弾性率1曲げ
強度、アイゾツト衝撃強度、シャルピー衝零強度、塗装
性の測定方法を以下釦示す。
OMIC?/10分〕: As TM D12!+8に
よって測定した。
以下の4項目に関しては、反応生成物を所定の形状に射
出成形したサンプルについて測定した。
によって測定した。
0 アイゾツト衝撃強度cノツチ付)〔障−crtr/
lx〕: As TM  D256  によって測定し
だ。
Oシャルピー衝撃強度〔匂・cm/ cd 〕: 7’
レス成型しJIS K−745によって測定した。
0 塗装性 射出成形したサンプルをパークロルエチレン液中に室温
で6分浸漬した後、風乾し、スチレンブタジェンスチレ
ンブロック共重合体(シェル化学社製カリフレックスT
R/KX65)を1%溶解したパークロルエチレン溶液
を塗布し、前処理した。
このように前処理した試料をウレタン系2液型塗料(周
上塗料社製ウレオール600)で塗装し、JISDO2
02に規定されたごばん目セロ・・ン粘着テープ剥離テ
ストを行った。数字は100ケのとばん目のうち剥離し
なかったとばん目を示す。
1だ、電子顕微鏡写真は、0804  またけRuO4
によって染色し、超薄切片法により透過型電子顕微鏡に
より所定の倍率に撮影した。
実施例−1,2 Mlが1.8のホモPP粉末に、モノとニルモノマーと
してスチレン、架橋剤としてジビニルベンゼン(DvB
)、重合開始剤として1分間半減期が179℃のジクミ
ルパーオキサイドを添加混合した後、19龍φのスクリ
ュー径を有する単軸の押出機を用い220℃で溶融混練
して重合反応を行った。それぞれの添加割合は表−1に
示す。
重合生成物を超薄切片法により透過型電顕耳翼(800
00倍)の撮影を行った。この透過it電顕写真以下、
単に電顕写真とも記す)から見られるように、DVBを
併用しなかった系(第6図)では、ポリスチレンの0.
1μ程度の大きなドメインが観察されるが、DVBを併
用した系(第1〜2図)ではポリスチレンのドメインの
径が0.01〜0.04μに小さく揃って分散してbる
ことがわかる。第1〜2図から、DVBの割合を増すと
、均一微分散の順向は益々良好になっているのが認めろ
れる。
捷だ実施例は、比較例に比べて特に良好な耐衝撃性を示
した。
実施例−6,4訃よび比較例−2,5 エチレン含有i12.3%およびMI2.5のエチレン
・プロピレンブロックコホリマー粉末100部に、表−
2に示す所定量のスチレン。
ジビニルベンゼンおよび重合開始剤をあらかじめ混合、
溶解した後加え、十分に混合した後、40mφベント付
押出機中で、220℃において溶融混線重合反応を行っ
た。この時の押出機中の滞在時間は2分であった。
この生成物の物性値を表−2に示す。比較例に比べ実施
例のアイゾツト衝撃値カー著しく改良されていることが
わかる。
実施例−5,6,7および比較例4,5.Sエチレン含
有量2.3%、MI=2.3のエチレンプロピレンブロ
ックコホリマー粉末i o 。
部に表−3に示す所定量のスチレン、ジビニルベンゼン
および重合開始剤をあらかじめ混合溶解した後加え、十
分混合した後、同表に示す所定量のフィラーを加え十分
混合した後40mφペント付押出機中で220℃で溶融
混練し1重合反応を行った。この時の押出機中の滞在時
間は2分であった。
この生成物の物性値を表−3に示す。比較例に比べて実
施例のアイゾツト衝撃値が著しく改良されているのがわ
かる。
実施例−8および比較例−7 エチレン含有量2.3%、 M I 2.3のエチレン
プロピレンブロックコボリマー粉末100部に表−4に
示す所定量の4−ビニルピリジン、ジビニルベンゼン訃
よび重合開始剤をあらかじめ混合溶解した後加え、十分
混合した後、40日φベント付押出機中で220℃にお
いて、溶融混線重合反応を行った。この時の押出機中の
滞在時間は2分であった。
この生成物の100000倍の透過電顕4真を図−4,
5に、また物性値を表−4に示す。比較例に比べて、架
橋剤を加えた実施例中のポリビニルピリジンは、均一に
微細忙分散していることがわかる。また比較例に比べて
、実施例はアイゾツト衝撃強度と塗装性が優れて−るこ
とがわかる。
実施例〜9および比較例−8 エチレン含有量2.3%、MI=2.3のエチレンプロ
ピレンブロックコホリマー粉末100部に表−5に示す
所定量の4−ビニルピリジン、ジビニルベンゼンおよび
重合開始剤をあらかじめ混合溶解した後加え、十分に混
合した後、同表だ示す所定量のフィラーを加え十分に混
合した後、401IIIIφペント付押出機中で220
℃で溶融混線重合反応を行った。この時の押出機中の滞
在時間は2分であった。
この生成物の物性値を表−5に示す。比較例に比べて、
実施例のアイゾツト衝撃値は著しく改良されているのが
わかる。
実施例−10,11訃よび比較例−9 エチレン含有量2.3%、MI=2.3のエチレンプロ
ピレンブロックコホリマー粉末100部に表−6に示す
所定量のメタクリル酸2−ヒドロキシエチル(2−HE
MA)、ジビニルベンゼンおよび重合開始剤をあらかじ
め混合溶解した後加え、十分混合した後、40稽φペン
ト付押出機中で220℃にお込て、溶融混線の重合反応
を行った。この時の押出機中の滞在時間は2分であった
この生成物の20000倍の透過電顕写真を図−6,7
に示す。比較例に比べて、架橋剤を加えた実施例中のポ
リ2−HEMAは、均一に微細に分散していることがわ
かる。また、両者の物性値を表−6に示す。比較例に比
べて、実施例の耐衝撃性が良好なことがわかる。
実施例−12 エチレン含有!2.3%、MI=2.3のエチレンプロ
ピレンブロックコホリマー粉末100部に表−7に示す
所定量の2−HEMA 、ジビニルベンゼンおよび重合
開始剤をあらかじめ混合溶解した後加え、十分に混合し
た後、同表に示す所定量のフィラーを加え十分に混合し
た後、40mφベント付押出機中で、220℃において
溶融混線の重合反応を行った。この時の押出機中の滞在
時間は2分であった。
この生成物の物性値を表−7に示す。前記した比較例−
41C比べて、本実施例のアイゾツト衝撃値が著しく改
良されているのがわかる。
実施例〜13.14 エチレン含有量2.6%、MI=2.3のエチレンプロ
ピレンブロックコボリマー粉末100部に表−8に示す
所定量のn−ブチル了クリレート、メタクリル酸、ジビ
ニルベンゼンおよび重合開始剤をあらかじめ混合溶解し
た後加え、十分に混合した後、40wφペント付押出機
中で220℃において、溶融混線重合反応を行った。こ
の時の押出機中の滞在時間#−i2分であった。
前記した比較例−2のエチレンプロピレンブロックコボ
リマーに比べて、本実施例の生成物のインパクトは大巾
に改良された。物性比較を表−8に示す。
実施例−15 エチレン含有−t2.3%、MI=2.3のエチレンプ
ロピレンブロックコホ夏ツマ−粉末100部に表−9に
示す所定量のメタクリル酸、DVBおよび重合開始剤を
あらかじめ混合溶解した後加え、十分混合した後、同表
に示す所定量のフィラーを加え十分に混合した後、40
鴫φベント付押出機中で220℃において溶融混線の重
合反応を行った。この時の押出機中の滞在時間は2分で
あった。
この生成物の物性値を表−9に示す。前記した比較例−
4に比べて、本実施例のアイゾツト衝撃値が著しく改良
されているのがわかる。
実施例−16および比較例−10 230℃でのMIが0.44のHDPE粉末100部に
表−10に示す所定量のメタクリル酸、ジビニルベンゼ
ンおよび重合開始剤ヲあらかじめ混合溶解した後加え、
十分混合した後、40wφベント付押出機で220℃に
おいて、溶融混線重合反応を行った。この時の押出機中
の滞在時間は2.5分であった。
この生成物について、20000倍の透過電塵写真を図
−8,9に示す。比較例−10に比べて、架橋剤を加え
た本実施例中のポリメタクリル酸は、第1ポリマー中に
均一に微細に分散していることがわかる。
実施例−17および比較例−11 230℃でのMI=12.1の高密度ポリエチレン粉末
100部に表−11に示す所定量の2HHMA、ジビニ
ルベンゼンおよび重合開始剤をあらかじめ混合溶解した
後加え、十分に混合した後、同表に示す所定量のフィラ
ーを加え十分に混合した後、40−φペント付押出機中
で220℃において溶融混線重合反応を行った。この時
の押出機中の滞在時間は2分であった。
この生成物の物性値を表−11に示す。比較例に比べて
、実施例のアイゾツト衝撃値が著しく改良されているの
がわかる。
実施例−18,19および比較例−12,13重合度1
000のpvc粉末100部に、表−12忙示す所定量
の安定化剤、モノビニルモノマーとしてアクリル酸nブ
チル又はグリシジルメタクリレート、架橋剤としてエチ
レングリコールジメタクリレートを加え、十分混合した
後、40mφ押出機で180℃において、溶融混線の重
合反応を行った。この時の押出機中の滞在時間は6分、
混線重合時のスフルー回転数は40回転/分であった。
この生成物の20000倍の透過電顕写真を図−10,
11,12,15に示す。比較例に比べて、実施例の耐
衝撃性は増大していることがわかる。
実施例−20,21および比較例−14MI=2.1の
ホモポリプロピレン粉末50tをブラベンダー社製のグ
ラベンダーニーダ−中で混練し、表−13に示す所定量
のブタジェン及びジビニルベンゼンを加え、重合せしめ
た。この時の混線温度は220℃、混線反応時間は30
分、混線時のニーダ−の回転数は30回回転外であった
この生成物の8000倍の透過電顕写真を図−14,1
5,16に示す。電顕4真から明らかなよったDVBが
ない比較例−14に比べて、DVBが入っている実施例
20.21の方が均一に小さく分散している。呼たDV
Bの量が多い実施例20の方が実施例21より均一に小
さく分散して′いる。また1表−13に示すように、D
VBの入っている実施例の方が比較例より耐衝撃性は良
好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ実施例−1および実施例
−2で得られた重合体を超薄切片法による透過型電子顕
微鏡写真であり、第3図は比較例−1で得られた重合体
の同じ透過型電子顕微鏡写真c以下、単に電顕写真とい
う)である。第4図は実施例−8で得られた重合体、第
5図は比較例−7で得られた重合体の同様の電顕写真で
ある。第6図は実施例−10,第7図は比較例−9でそ
れぞれ得られた重合体の同様の電顕写真である。第8図
は実施例−16,第9図は比較例−10でそれぞれ得ら
れた重合体の同様の電顕写真である。第10図は実施例
−18,第11図は比較例−12,また第12図は実施
例−19゜第13図は比較例−13でそれぞれ得られた
重合体の同様の電顕写真である。第14図は実施例−2
0,第15図は実施例−21,また第16図は比較例−
14で得られた重合体の同様の電顕写真である。 特許
、願人 徳山曹達株式会社 第4図 第5図 第ろ図 第7図 第80 〆 16 ノ2 図 第7.3図 ゛  −゛ ・   ′2   ・ I番 箱14図 参ノ・− ノ   禰N 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)溶融混線状態の熱可塑性ポリマー中で、モノビニル
    モノマーまたはジエンモノマーと架橋剤とを重合させる
    ことを特徴とする熱可塑性ポリマーの製造方法
JP15002385A 1985-07-10 1985-07-10 熱可塑性ポリマ−組成物の製造方法 Pending JPS6211715A (ja)

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