JPS62115399A - 核燃料再処理廃液のガラス固化方法 - Google Patents

核燃料再処理廃液のガラス固化方法

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JPS62115399A
JPS62115399A JP25364985A JP25364985A JPS62115399A JP S62115399 A JPS62115399 A JP S62115399A JP 25364985 A JP25364985 A JP 25364985A JP 25364985 A JP25364985 A JP 25364985A JP S62115399 A JPS62115399 A JP S62115399A
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JP
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ruthenium
waste liquid
nuclear fuel
gas
fuel reprocessing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、核燃料再処l!I!廃液をガラス化する前に
、その核燃料再処理廃液からルテニウムを回収して核燃
料再処理廃液のガラス化処理を容易にできると共に貴金
属としてルテニウムを回収できる核燃料再処し!II廃
液からのルテニウムの回収装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、核燃料再処理廃液は貯蔵容器内でガラス化して貯
蔵するようにしている。
これを第2図により説明すると、収容容器1から高レベ
ル放射能廃液2をポンプ3でガラス溶融炉4に入れ、そ
の溶融炉4に供給管5からガラス原料を供給し、溶融炉
4内で廃液2とガラス原料とを約1100℃に保って溶
融させ、適宜この溶融伽6を格納容器(図示せず)に入
れて固化させるようにしでいる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、廃ti2をts4化するにおいて廃液2
中のルテニウムが空気などと接触して酸化され易く、類
4内の排ガスをポンプ7等で排気する場合、類4内のガ
ス温度は約400℃と高温であり、四酸化ルテニウム(
Ru 04 )は沸点が百数十℃のため、その排ガス中
に四酸化ルテニウムが混入してしまい、これをガス処理
装置8で除去しなければならない問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、核燃料
再処理廃液からルテニウムを回収でき、その廃液処理が
容易にできる核燃料再処理廃液からのルテニウムの回収
装置を提供することを目的と−4る。
[発明のi要] 本発明は、上記の目的を達成するために、核燃料再処理
廃液を硝酸酸性の状態で130〜180℃に加熱する反
応容器と、その反応容器内の廃液に酸化剤を供給する手
段と、生成した四酸化ルテニウムを含むガスを50℃以
下に冷却りるガス冷却器と、その冷u1ガス中の四酸化
ルテニウムを吸収する吸収装置とを備えたもので、核燃
料再処理廃液を濃縮或いは硝酸を加えて、廃液が硝M’
S度で20%以上の酸性状態どし、これにオゾン、過マ
ンガン酸カリなどの酸化剤を加えることで、廃液中のル
テニウムを容易に酸化させると共にガス状にし、これを
冷却して凝縮すると共にアルカリ剤などの吸収剤で吸収
させることで容易に回収できるようにしたものである。
またルテニウム酸化処理済の廃液をガラス化させるにお
いては、その内にルテニウムが含まれないため、その処
理が容易となる。
[実施例1 以下、本発明に係る核燃料再処理廃液からのルテニウム
の回収装置の好適一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図において、9は反応容器で、その上部の廃液供給
管10より再処理廃液2が、反応容器9内に供給され、
また排出管11より適宜排出されるようになっている。
この反応容器9の外周にはスチームジVケット、電気ヒ
ータなどの加熱用熱#R12が取り付けられ、反応容器
9内の廃液温度を四酸化ルテニウムの沸点以上、好まし
くは130〜180℃に保つようになっている。
反応容器9には、廃液2内に、オゾン、過マンガン酸カ
リ、セリウム(!■)化合物などの酸化剤を供給する手
段である酸化剤導入管13が取り付【ノられる。また反
応容器9の頂部には生成した四酸化ルテニウムや排ガス
の出口管14が接続され、その出口管14にガス冷却器
15が接続されると共に吸収装置16が接続される。
吸収装w116は、循環ポンプ17及びそのバイブ18
とスプレー管19により、Na 0w4などのアルカリ
吸収液或いは水などの吸収液20を噴射循環するように
なっている。さらに吸収装!!16には吸収処理摸の排
ガスを排気づ゛る排気ポンプ21が接続される。
次にルテニウムを回収する場合を説明する。
供給管10から反応容器9内に供給された核燃料再処理
廃液2は、加熱用熱源12により130〜180℃にさ
れ、この状態で廃液中の硝酸11度が5規定以上好まし
くは10規定以上(11度40%以上)にされた時に酸
化剤供給手段である酸化剤導入管13よりオゾンが供給
される。廃液2中のルテニエム(RLI )は硝酸の存
在下、オゾンにより酸化され(Ru+2Qt→RLIO
A)、ガス状(沸点139℃)となってオゾンやキVリ
ヤガスなどの排ガスと共に出口管14に流れ、ガス冷却
器15で冷却される。このガス冷却器15での冷却は酸
化ルテニウムの凝縮温度以下好ましくは50℃以下とな
るよう冷却する。
ガス冷却器15で冷却されたガスは、吸収装置16内に
導入され、そこで装置16内を噴射循環するアルカリな
どの吸収液20によりガス状の酸化ルテニウムも合せて
回収され、回収後のガスは排気ポンプ21より排気され
る。
このようにして酸化物として回収されたルテニウムは白
金族であり、またその放射能の半減期も約1年であり十
分冷却侵は貴金属としての価値が生じる。
反応容器9内に供給した核燃料再処理廃液2中には種々
の放射性重金属が含まれているが、その廃液1度を13
0〜180℃に保つことでルテニウムだけを酸化して除
去することができる。
またルテニウムを酸化除去した侵の廃液2は排出管11
より第2図で説明したガラス溶融炉4に供給してガラス
化処1!I! しても排ガス中にルテニウムが含まれな
いため、その排ガス処理が容易となる。
[発明の効果1 以上詳述してきたことから明らかなように本発明によれ
ば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1)  廃液を硝酸酸性の状態でその廃液に酸化剤を
供給することで、廃液中のルテニウムを酸化させると共
にガス化して回収できる。
(2)  酸化ルテニウムの沸点は、比較的低いため酸
化後のガスを冷却して吸収することで容易に回収できる
(3)  ルテニウム除去後の廃液のガラス化が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る核燃料再処理廃液からのルテニウ
ムの回収S!置の一実施例を示す図、第2図は従来の核
燃料再処理廃液のガラス化処理を説明する図である。 図中、2は核燃料再処理廃液、9は反応容器、12加熱
用熱源、13は酸化剤供給手段である酸化剤導入管、5
はガス冷W器、16は吸1112装置である。 16・心馴又裂り 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 核燃料再処理廃液を硝酸酸性の状態で加熱する反応容器
    と、その反応容器内の廃液に酸化剤を供給する手段と、
    生成した四酸化ルテニウムを含むガスを冷却するガス冷
    却器と、その冷却ガス中の四酸化ルテニウムを吸収する
    吸収装置とを備えたことを特徴とする核燃料再処理廃液
    からのルテニウムの回収装置。
JP60253649A 1985-11-14 1985-11-14 核燃料再処理廃液のガラス固化方法 Expired - Lifetime JPH0752234B2 (ja)

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