JPS6211471A

JPS6211471A - 投球装置

Info

Publication number: JPS6211471A
Application number: JP14841185A
Authority: JP
Inventors: 越川　幸雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-07-08
Filing date: 1985-07-08
Publication date: 1987-01-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は投球装置に係り、さらに詳しくはスピンの強弱
及び角度を変化させて順次球体を放出することができる
投球装置に関するものである。

［従来の技術］投球装置の一般的な例としては野球のピッチングマシン
が知られている。また、テニスや卓球等の投球装置もか
なり広く利用されている。

従来のこの種の投球装置は、回転する２個のローラ間に
球体を挾み、２個のローラの回転力を利用して球体を放
出する構造となっている。

そして、２つのローラの相対的な回転数を変化させるこ
とにより、球体にスピンをかけることができるようにし
たものもある。

また、コストダウン等の理由により、ローラを１個にし
、このローラとともに球体を挾む相手方の部材をそり状
にしたり、平板状にしたりしたものも知られている。

［発明が解決しようとする問題点］しかし、２個の回転するローラを用いたものでは、２つ
のローラの回転数の組合わせにより各種のスピンや速度
を変化させられるという利点があるものの、夫々のロー
ラに駆動譚が必要で高価なものとなってしまう。

また、ベルト等をかけ回して１つの駆動源によって２つ
のローラを回転させようとするものもあるが、構造が複
雑となるという欠点がある。

また、回転するローラと平板状の部材とによって球体を
挾む構造のものでは、速度と、スピンを独立に変化させ
ることはできないという問題がある。

ｃ問題点を解決するための手段］本発明においては上述した問題点を解決するために、駆
動用のローラと従動用のローラを設け、従動用のローラ
にはブレーキ装置を設け、従動用のローラによって球体
に対して所望の抵抗を与えることができるような構造を
採用した。

［作　用］従動ローラに対するブレーキ装置による制動力の与え方
を調節すれば１球体に対する抵抗を調節することができ
、駆動ローラの回転速度の調節との相乗作用により、速
度とスピンを自由に調節することができる。

また、駆動ローラと従動ローラの正面から見た配列角度
を変化させることによりスピンの角度をも調節すること
ができる。

［実施例］以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図以下は本発明の一実施例を説明するもので、図に
おいて符号１で示すものはベースで、このベースｌ上に
は支持枠２が突設されており、この支持枠２によって細
長い筐体３が途中が回動自在に軸承されている。

この筐体３の水平面に対する角度は所定の角度範囲内で
自由に設定できるようになっている。

筐体３の先端部にはこれと直交した状態で支持板４が固
定されている。

支持板４の中央部には短円筒状の案内筒５によって囲ま
れた状態で球体の直径とほぼ等しい直径の透孔６が形成
されている。

この透孔６の中心は筐体３の軸線上にある。

支持板４の手前側の側面には前記案内筒５を上下に挾ん
で駆動ローラ７と従動ローラ８とが配置されている。

駆動ローラ７は支持板４から突設された支持枠−９に回
転自在に軸承されており、同じく支持枠９に固定された
回転速度を自由にｍ節できるモータ１０によって回転さ
れる。

上側に位置する従動ローラ８は支持板４から突設された
支持−枠１１に回転自在に軸承されており、前記駆動ロ
ーラ７と対向して配置されている。駆動ローラ７と従動
ローラ８の外周縁間の間隔は球体の直径とほぼ同一であ
る。

また、夫々のローラ７．８の外周面にはゴムや発泡合成
樹脂等から成る摩擦部材７ａ、８ａが嵌着されている。

また、従動ローラ８は、これと同軸に支持枠ｌｌの反対
側においてブレーキドラム１２を有する。このブレーキ
ドラム１１の上側には支持板４から腕１３が延びており
、この腕１３の先端部には調節ねじ１４が垂直な状態で
螺合されている。

この調節ねじ１４の下端には腕１３の下側において第２
図に示すように摩擦部材１５が固定されており、調節ね
じ１４を回転させることにより摩擦部材１５とブレーキ
ドラム１２との間の接触状態を変化させ、制動力を調整
できるようになっている。

一方、支持板４の背面側に近接して筐体３の先端部の上
側から先端側に向かってほぼ「シ」の字状の案内筒１６
が固定されている。

この案内筒１６の先端は支持板４の中央の透孔６に連通
している。

また、筐体３の後端にはプロア１７が固定され、このブ
ロア１７によって発生された空気流は筐体３を通って前
記案内筒１６のわん曲部に形成された透孔１６ａから案
内筒１６内に吹き込まれ、落下してきた球体を透孔６か
ら吹き出し駆動ローラ７と従動ローラ８との間に押し出
す。

一方、符号１８で示すものは球体供給装置で、全体とし
て円筒状に形成されており、ベース１上に固定される支
柱１９によって支持されている。

この球体供給装置１８の上端部には皿状の枠体２０が固
定されており、この枠体２０の下側には傾斜した支持板
２１が複数枚所定間隔で配置されており、これら支持板
２１．２１間には螺旋状に連続するスパイラルチューブ
２２が挾持されている。

このスパイラルチューブ２２の上端は前記皿状の枠体２
０の底面の一部に連通しており、下端は案内筒１６の上
端に連通している。

従って、枠体２０内に投入される多数の球体（例えば卓
球の球）２３は自重によってスパイラルチューブ２２内
を転勤しつつ移動し、案内筒１６内へと導かれる。

次に、以上のように構成された本実施例の動作について
説明する。

まず、装置全体を図示を省略した卓球台のネットの向こ
う側の一隅にセットし、筐体３の各部を調節して球体の
軌跡の高低を決める。

そして、練習者の技量に応じて駆動ローラ７の回転速度
を決める。

この回転速度の設定は図示していない制御板側のスイッ
チ等を利用して設定する。

また、練習者の技量に応じて調節ねじ１４を調節してブ
レーキドラム１２に対する制動力を調節する。

摩擦部材１５がブレーキドラム１２に接していない場合
には従動ローラ８はフリーで、球体に対する抵抗はほと
んど無く投球される球体にスピンはかからない。

また、摩擦部材１５のブレーキドラム１２に対する接触
の度合、即ち制動力が大きいほど従動ローラ８は球体に
対する抵抗体となり、スピンが大きくかかる。

このようにしてセットした状態で図示していないスイッ
チを介してブロア１７を回転させ、駆動ローラ７を回転
させる。

すると、スパイラルチューブ２２を通って案内筒１６内
に導かれてきた球体２３はブロア１７の回転によって生
じる空気流によって開口部６から駆動ローラ７と従動ロ
ーラ８との間に送り出され、投球が行なわれる。

この投球は駆動ローラ７の回転によって行なわれるが、
この時のスピンの強さは従動ローラ８に加わる制動力に
よって決まる。

投球された球体はラケット等を利用して打ち返すが、球
体供給装置１８内の球体がスパイラルチューブ２２を通
って全て投球され終るまで、球体の投球は一部ピッチで
行なわれる。

なお、投球のピッチを変化させたい場合には、ブロア１
７を間欠駆動するか、筐体３内にシャッタを設け、この
シャッタを所定ピッチで開閉するばよい。

ところで、上述した実施例にあっては球体に加わるスピ
ンは垂直な面内においてのみ生じるが、スピンの角度を
変化させたい場合には、上下に位置する駆動ローラと従
動ローラとを夫々ユニット化し、ユニット全体を回動で
きるようにし、第４図（Ａ）、ＣＢ）に示すように駆動
ローラ７、従動ローラ８の角度を変化させ、球体の上下
の側方を挾持するようにすればスピンの角度を変化させ
ることができる。

このような構造を採用すればより効果のある投球を行な
うことができる。

なお、上述した実施例にあっては駆動ローラを下側に配
置した構造として例示したが、回転方向を逆にすれば駆
動ローラを上側に、従動ローラを下側に配置してもよい
。

また、水平方向の球体のスピンの変化を重視したい場合
には、支持板４全体を筐体３に対して回動できるように
すれば、駆動ローラ７及び従動ローラ８が含まれる平面
の角度を水平面に対して変化させることができ、変化球
の練習をより複雑な状態で行なうことができる。

また球送り出し装置はブロアとして例示したが、他の送
り出し装置を用いてもよい。

更に、上述した実施例は卓球を例にとって示したが、大
きさを変えればテニス、野球その他の球技の投球装置と
して適用することができる。

［効　果］以上の説明から明かなように本発明によれば球体の送り
出し口を挾んで所定の速度で回転する駆動ローラと従動
ローラを配置し、従動ローラ側にはブレーキ機構を設け
、自由に制動力を調節することができる構造を採用して
いるため、１つの駆動ローラだけで速度とスピンを変化
させることができ、構造が簡単で安価に製作できる。

また、駆動ローラと従動ローラを夫々ユニットとして回
動できるようにし、球体を挾む角度を変化させることが
できるように構成すればスピンの角度を変化させること
もできる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を説明するもので、
第１図は全体斜視図、第２図は要部の正面図、第３図は
要部の縦断側面図、第４図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の他
の実施例を説明する要部の正面図である。ｌ・・・ベース　　　　　２・・・支持枠３・・・筐体
　　　　　　４・・・支持板６・・・透孔　　　　　　
７・・・駆動ローラ８・・・従動ローラ　　　１０・・
・モータ１２・・・ブレーキドラム１３・・・腕　　　　　　１４・・・調節ねじ１５・・
・摩擦部材　　　１６・・・案内筒１７・・・ブロア　
　　　１８・・・球体供給装置２２・・・スパイラルチ
ューブ２３・・・球体手続補正書（自勉昭和６０年　８月２３日特許学長宮殿 ■。・１９件の表示昭和　６０　年　特許願　第　１４８４１１　　号２、
発明の名称投　　球　　装　　置３、補正をする者・１１件との関係　　　特許出願人民　名　　　　越　　川　　幸　　雄４、代理人　　　　　電話　０３　（２６８）２４８１
　（（−［）住　所　　　　〒１６２　東京都新宿区市
谷本村町２番１１号外濠スカイビル５階５、補正により増加する発明の数　　０６、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄補正の内容１）明細書第１０頁第１６行目と第１７行目との間に「
ところで、上述した実施例においては、従動ローラ８は
制動力を調節することができるだけの構造として示した
が第５図に示すような構造を採用してもよい。即ち、駆動ローラ７から軸７ｂを突設し、ブレーキドラ
ム１２から軸１２ａを突出し、両者間にスリップが可能
な状態でベルト２４を張架しである。このような構造を採用すると駆動ローラ７側の回転力を
ベル）２４ｅ介して従動ローラ８側に伝達することがで
きる。この回転力の伝達はベルト２４がスリップ可能に張架さ
れているため、従動ローラ８側の制動状態によって異な
るが、スリップしつつも回転力は適当に伝わる。そして、従動ローラ８がこのようにわずかずつでも強制
的に回転されると、投球される球体に複雑で微妙な変化
が生じ、更に高度な変化球による練習を行なうことがで
きる。なお、ベルト２４は第５図に示した通常の掛は方以外に
第６図に示すようなりロス掛けを行なってもよい。もちろんクロス掛けの場合にも、スリップ可能にベルト
が張架される。このようなりロス掛けを行なうと、従動ローラ８は駆動
ローラ７と反対方向に回転することになり、球体はホッ
プすることになり、より複雑な変化球を投ることができ
る。」を挿入する。２）同第１１頁第１４行目の「正面図」と「である、」
との間に「、第５図及び第６図は本発明の夫々異なった
他の実施例を説明する要部の斜視図」を挿入する。３）図面中温５図及び第６図を追加する。派

Claims

【特許請求の範囲】１）中央部に球体が送り出される透孔を有する支持板と
、この支持板の表面側に前記透孔を挾んで取り付けられ
球体を挾持して投球する駆動ローラ及び従動ローラと、
前記透孔へ球体投球装置からの球体を送り込む案内筒と
、前記透孔の後端側に設けられた球送り出し装置とを備
えたことを特徴とする投球装置。２）従動ローラ側には制動手段を設け、駆動ローラはそ
の回転速度を可変としたことを特徴とする特許請求の範
囲第１項に記載の投球装置。