JPS62114639A - 微凍結粒の製造方法及びその装置 - Google Patents

微凍結粒の製造方法及びその装置

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JPS62114639A
JPS62114639A JP60255496A JP25549685A JPS62114639A JP S62114639 A JPS62114639 A JP S62114639A JP 60255496 A JP60255496 A JP 60255496A JP 25549685 A JP25549685 A JP 25549685A JP S62114639 A JPS62114639 A JP S62114639A
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今池 世記二
Takeki Tai
泰 多計城
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は微凍結粒の製造方法と製造装置の改良に関する
ものであり、食品加工や医薬品加工、表面処理加工等の
分野に於いて使用されるものである0 (従来の技術) 従前から、表面処理加工や食品加工の技術分野に於いて
は、第11図の如く、貯溜容器Aに収容した液体窒素等
の冷媒液B上へ散布器Cから水や水系液体りを散布する
ことにより、アイスブラスト用の微水粒や凍結顆粒Eの
製造が行なわれている(特開昭56−23882号、特
公昭49−48832号等)0 而して、従前のこの種微氷粒や凍結顆粒等の製造に於い
ては、前述の如く静止状態にある冷媒液の液面Bへ水等
を噴霧して凍結させるようにしているため、凍結粒Eと
冷媒液Bとの密度差が僅かで凍結粒が沈降し稚いことと
も相俟って凍結粒同志が相互に固着し、第12図に示す
如く、液面B上に凍結物の皮膜Fが形成されることにな
る。その結果、後続する噴霧滴りが皮膜Fの上に順次堆
積され、相当の重量を有する皮膜片Fが自重により沈降
することになり、凍結粒が夫々独立した状態にある所謂
さらさらした微凍結粒が得られないという問題がある。
尚、上述の如き噴霧滴りの堆積を防止するため、液体の
散布器を回転させたり、冷媒液面を水平面内に於いて移
動させる方法が開発されている(特公昭49−4883
2号)。しかし、これらの方法にあっても、凍結物の皮
膜の生成及び皮膜上への噴霧滴の堆積に起因する問題は
基本的に解決されておらず、さらさらとした状態の微凍
結粒をより小型の装置によって高能率で製造することは
困難である〇 また、従前の微氷粒や凍結顆粒等の製造に於いては、水
や水系液体を直接噴霧ノズルより噴出し、ノズル孔の大
きさや液体圧を調整することにより凍結粒の粒径を変化
させるようにしている。
しかし、ノズル孔の大きさや液圧のみの調整では、凍結
粒の粒径の調整範囲が極めて狭く、粒径が50μm以下
の微凍結粒を製造することが出来ない上、粒径の調整に
手数が掛かるという問題がある0 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従前の微氷粒や凍結顆粒の製造に於ける上述
の如き問題、即ち(1)粒径の小さなさらさらとした微
凍結粒を高能率で製造することが困難であること、(2
)凍結粒の粒径の調整範囲が狭く、辺 膳μm以下の微凍結粒の製造が困難であること等の解決
を課題とするものであり、凍結粒子が夫々独立したさら
さらした状態にあり、しかも画めて粒径の小さな微凍結
粒を高能率で製造できるようにした微凍結粒の製造方法
とその製造装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本願方法発明は、容器内に収容した冷媒液に運動エネル
ギーを与えてその液面に漣を発生させると共に、該冷媒
液面上へ気液混合体を噴霧状にして放出し、冷媒液内よ
り生成した微凍結粒を取出すことを発明の基本構成とす
るものである。
又、本願第1装置発明は冷媒液の収容手段と、冷媒液面
に漣を発生させる漣発生手段と、気液混合体を冷媒液面
へ微粒状にして放出する噴霧手段とを発明の基本構成と
するものである。
一方、本願第2装置発明は、前記第1装置発明の基本構
成に冷媒液位の制御手段を発明の基本構成として加えた
ものである。
又、本願第3装置発明は、前記第2装置発明に冷媒液内
から微凍結粒を取出す手段を発明の基本構成として加え
たものである。
更に、本願第4装置発明は、前記第3装置発明に、冷媒
液の蒸発ガスにより気液混合体を形成する液体と気体と
の少なくとも、一方を冷却する冷却手段を、発明の基本
構成として加えたものであイ、3、(作用) 所定の圧力を有する水又は水系液体と気体とが混合され
、噴震手段を構成するノズルにより微粒化されて放出さ
れる。ノズルより放出された混合流体の微粒は、微粒自
体の内部に包含された気体や、微粒相互間に介在する気
体の膨張によって、さらに細かく分割され且つ飛散され
る。
より細かく分割された水又は水系液体の微粒は、落下中
に表面張力の作用によって略球形となり、冷媒液面上に
於いて凍結粒となる。又、凍結粒の粒径は、気液混合比
や混合流体の噴出圧により調整される。
一方、漣発生手段により冷媒液面には漣が生じており、
液表層部は揺動いた状態になっている。
その結果、冷媒液面上に落下して凍結した凍結粒も揺動
かされ、凍結粒同志が固着して皮膜状態になるのが防止
されると共に、凍結粒の沈降が促進される。
又、冷媒液面に漣を発生させることにより所要冷媒液面
が実質的に増加することとなり、その結果、冷媒液貯溜
容器の小形化が可能となる。
(実施例) 以下、第1図乃至第9図に基づいて、本発明の詳細な説
明する。
第1図は、本発明に係る微凍結粒製造装置のフローシー
トであり、図に於いて1は冷媒液の貯溜容器、2は容器
内に収容した冷媒液、3は冷媒液の表j1部に運動エネ
ルギーを与え、液面に漣を発生させるための線発生装置
、4は気体と液体とを混合し且つこれを微粒化するため
の噴露装置、5は冷媒液面の制御装置、6は微凍結粒の
搬出装置、7は凍結させる液体とこれに混合する気体と
の冷却装置、8は冷媒液の供給装置、9は凍結原液の供
給装置、lOは混合用気体の供給装置である。
前記冷媒液貯溜容器1はステンレス鋼(SUS3(14
)製の内胴形容器であり、下方部は逆四角錐状に形成さ
れている。本実施例に於ける容器1は横幅400圏、縦
幅400wn、全高1200 rtrmの外形寸法を有
しており、容器外壁面には真空断熱(図示省略)が施さ
れている。
冷媒液貯溜容器1内には、冷媒液供給装置8から冷媒液
供給管11を通して供給された液体窒素が冷媒液2とし
て貯溜されており、その液面りは容器底部より約500
膿の高さに設定保持されている。
尚、冷媒液面りの上す陣は液面検知器5a、液面制御盤
5b及び制御弁5C等より構成した液面制御装置5によ
って行なわれており、所定の設定液面高さに常時保持さ
れている。
又、本実施例に於いては、冷媒液2として’?e 14
−窒素を使用しているが、液体空気や液化炭酸ガス等の
液化ガスであってもよく、或いは水に不溶性で融点の低
い有機溶剤(例へばヘキサン等)を冷凍機(図示省略)
で0°C以下に冷却したものでもよい。
前記線発生装置3は、冷媒液に運動エネルギーを与えて
液面に漣を発生させるものであり、散気管3a、散気調
整弁3b、流量計3C等より構成されている。
散気管3aは、第2図及び第3図に示す如く、四角形に
形成されており、液面下40〜150門の位置に水平に
配設されている。尚、散気管3aの深さが深すぎると、
ガスが冷却されて後述する如き気泡流による作用効果が
減少すると共に、冷媒液並びに散気用ガス(冷媒ガス)
の消費量が増大する。従って、散気管3aの深さは10
0 rrrm以内が望ましい。
ltt 気管3 a ニは50〜100mmピッチでガ
ス噴出孔3dが、中央部へ向けて略水平に開孔されてお
り、冷媒液供給装置8の気相部から冷媒ガス供給管(2
、調製弁3bを通して冷媒ガスが供給され、冷媒液内へ
噴出されている。
前記、散気管3aからの冷媒ガスの噴出流量は、200
〜4ooe/扉、min位いが最適であり、これ(こよ
り、第奉図に示す如く冷媒液の表層部に気泡13の上昇
流が生じると共に、上昇した気泡13は液面近傍に於い
て破裂する。これ等の気泡流(こよって冷媒液表層部に
与えられる運y!bエネルギーにより、冷媒液表面に波
高が5〜20mの諌Wが発生すると共に、後述する如く
冷媒液内へ落下して連結した凍結粒Iが揺動され、凍結
粒同士の固着が防止される。
又、気泡流の存在により、冷媒液表層部の液密度が低下
することになり、凍結粒との密度差が増加して、その沈
降が促進されることになる。
尚、前記漣の波高は、5〜10 rrrm &度が最適
であり、波高が20間以上になると、逆に冷媒液表層部
の攪拌作用によって凍結粒の沈降が阻害されることにな
る。
本実施例に於いては線発生装置3としてjh気管3aを
使用し、冷媒液供給装置8の気相部から冷媒ガスを供給
するようにしているが、冷媒ガスの貯蔵設備を別途に設
け、ここから散気管3aへ冷媒ガスを供給するようにし
てもよい。又、露点の低いガスやCO2を含有するガス
以外であれば、冷媒ガスに代えて例えば脱C(12)処
理を施した空気等を使用することも可能である。
前記蝕発生装置:3としては、この池に、下記の如き構
成の装置の使用が可能である。
(a)  故夜管型発生装置 冷媒液の液面下に、小孔を形成した散液管を配設し、該
散液管より冷媒液供給装置8からの冷媒液を噴出する。
尚、この場合には、第1図に於ける冷媒液供給管11は
不要となり、これに替えて冷媒液戻り管を設け、冷媒液
面を一定に保持するようにする。
(b)発振子型線発生装置 第4図(A)及び第4図(B)に示す如く、冷媒液貯溜
容器1の内部に、一定の速度で揺動、往復mJ若しくは
回転運動をする発振子20を配設し、容■1の外部に設
置したモータ21等により前記発振子を作動させ、冷媒
液2に機械的な振動エネルギーを与えて冷媒液面しに漣
を発生させる。
(c)  慢動子型漣発生装置 第4図(C)に示す如く、冷媒液貯溜容器lの外部又は
内部に所望の周波数の振動力を発する音波振動子22を
設け、振動子を介して音波エネルギーを冷媒液2に与え
て、冷媒液面L ゛に漣を発生させる。
(d)1噴射型漣発生装置 冷媒液面上に噴射管を配設し、該噴射管より冷媒ガス、
脱CO2処理をした空気等の露点の比較的高いガスや冷
媒液等を液面へ向けて噴射し、冷媒液に運動エネルギー
を与えてその液面に漣を発生させる。
(e)  M盪形漣発生装置 冷媒液貯溜容器1を震動台22等の上に設置し、貯溜容
器1自体にカム23及びスプリング24等を介して機械
的な震盪力を与えることによって容器内部の冷媒液2に
震盪作用を与え、液面しに漣を発生させる。
前記噴霧装置4は、凍結粒にするべき凍結原液と気体と
を混合し、該気液混合体内の凍結原液を微細位化するも
のである。第÷図はその一例を示1すものであり、本′
体4aの後方に液入口4bと気とを合体せしめてスロー
ト部4dを構成し、ここで液体と気体とが混合される。
スロート部4dを出た気液混合体は、更に混合室4e内
へ導かれ、ここで案白羽IQ4fにより攪拌並びに分散
された後、ノズル孔4gから噴出される。
尚、噴7袈置4としては、気液の混合機構と気液混合体
を微粒化して噴出する機構とを備えたものであれば、相
同なる溝造や形態のものであってもよいことは勿論であ
る。
当該噴霧装置4の液入口4bへは、微凍結粒にすべき液
体(例えば水、茶汁、薬品等)が凍結原液供給装置9か
らポンプ14、減圧弁15、制御弁16及び後述する冷
却装置7等を介して供給されており、その供給圧は10
〜2.0Kg/c−tdyに選定されている。又、噴霧
装置4の気体人口4cへは、混合用気体供給装置lOか
ら液体に比校的溶は碓い気体が減圧弁17、flf、I
Tk計18、制御弁19、冷却装置7をjmシて、10
〜2.0 h / tdyの加圧力でもって(ilH恰
されている。
尚、本実施例に於いては、液体として水が、また気体と
して冷媒ガス(窒素ガス)が夫々t、 OKy/ cノ
j 9の加圧力で供給されている。又、本実施例では1
昆合用気体jjl給装置10を別に設けているが、冷媒
液供給装置8の気相部から混合用気体を噴霧装置4へ供
給する様にしてもよい。
前記液体と気体との混合比(液体1! / H÷気体M
7/min )は0.5〜1.5に選定するのが最適で
あり、混合比を変更することにより、気液供給圧が一定
の場合でも、凍結粒の粒径を最少’/10の径まで小さ
くすることができる。又、ノズル孔4gの雀は小さいほ
ど好都合であるが、加工の困難性や詰まりの発生等の問
題があるため、0.3〜1.0前nJ1程度の径が望ま
しい。
前記噴霧装置4のストロ一部4d及び混合室4e内で形
成された気液混合体は、案内羽根4fによって外周方向
へ均等に分1t!!、され、ノズル4gより上方より冷
媒液面へ向けて噴出される。この時、混合された気体は
、ノズル4gを通過する際に微粒化された液体微粒の内
部と、液体微粒相互の間に介在することになり、液体微
粒内に含まれた気体は膨張して液体微粒を更に分割して
細分化し、これを飛散せしめる。又、液体微粒相互間に
介在する気泡は液体微粒をより強力に飛散せしめること
になり、飛散時の微粒相互の衝突により、これを更に細
微粒にする作用をする。
一方、噴霧装置4から噴出された液体微粒は、容器1内
を落下中に表面張力によって球形となり、冷媒液面上へ
落下する。而して、噴霧装置4から冷媒液面までの落下
距離及び容器空間部の温度は、凍結微粒の粒径並びに形
態に大きな影響を及ぼすものであり、落下距離を500
〜tsoomm、容器空間部温度を一20°C以下とす
るのが望ましいことが、実験により確認されている。
前記冷媒液面制御装置5は、液面りと噴霧装置4間の距
離を略一定に保持する機能を果し、公知の液面検知15
3%液面制御器5b及び冷媒液供給管11に介設した制
陣弁5c等より構成されている0 尚、冷媒液の液面は漣によって常時変動するため、液面
の制御は、漣の波高部が所定のレベル範囲内に位置する
ように制御されている。
前記冷却装置7は、容器l内へ噴霧する凍結原液と混合
用気体の温度を下げ、冷媒液の消費量の低減を図るもの
である。該冷却装置7は液体冷却器7aと気体冷却器7
bとから構成されており、貯溜容器1内の冷媒ガスを導
入して液体並びに気体の冷却を行なう構成としている。
尚、本実施例に於いては、液体及び気体を夫々個別的に
冷却し、冷却後に噴霧装置4により、混合・微粒化する
構成としているが、気液混合部と微粒化部とを分離し、
先きに気液混合を行なってから、次に該混合体を冷却し
、その後これを微粒化する構成としてもよい。
噴霧装置4から噴出された凍結原液の微粒には冷媒液面
上へ落下して凍結並びに硬化され、前記冷媒液面上の漣
の作用により、凍結微粒子同志が固着して皮膜状になる
のが防止され、独立した状態で順次沈降する。容器底部
へ沈降した凍結讃粒は、搬出装置6により外部へ搬出さ
れて行く。
前記搬出装置6は第÷図に示す如く容器l内へ挿入した
ガイドバイブロaと、ガイドパイプ内に回転自在に配設
したスクリュー回転体6bと、駆動用モータ6c等から
構成されており、容器底部へ沈降した凍結微粒Iを連続
的に搬出する。
尚、本実施例ではスクリューコンベア式の搬出装置6を
使用しているが、ベルトコンベア式の搬出装置やその池
の形式の搬送装置であってもよいことは勿論である。
(試験結果) 次に、本発明による微凍結粒の製造試験の結果について
説明する。
冷媒液貯溜器lとして、断面が400 rtrm X 
400個。
四角胴部の高さが、900rrrInであり、その下方
に高さ300 ranの逆四角錐部を備えた形態の容器
を形成し、冷媒液2として液体窒素を容器底より500
陥の高さにまで入れた。即ち、容器天井より冷媒液面り
までの距離を700欄とした。
又、液面下50mmの位置に四角状の散気管(350m
m X 350 mm )を水平に配設し、該散気管か
ら容器中心部に向けて、液体窒素供給タンクの気相部か
らの窒素ガスを3001 / m’ 、 minの割合
で供給し、液体窒素の外表面に波高の平均1直が8爺の
漣を発生させた。
一方、凍結原液を水、混合用気体を高圧容器内に貯溜し
た窒素ガス(25°C)として、両者を夫々1.2Kg
/dGの圧力で混合させ、窒素ガス流量を4、5 Nj
l’/minとして、0.5 rrvn 1gのノズル
孔を有する噴霧装置(液体窒素の液面りより約700 
rrrm上方に配設されている)から、61/Hの割合
で混合流体を液面へ向けて噴霧した。また、この時の容
器内上部空間の最高温度は一20°Cであった。
更に、容器内の液体窒素の液面を一定に保持するために
、容器内へ1共姶した液体窒素の流墳は5:01/ll
であり、且つ冷却装置により水及び混合用窒素ガスを冷
却した後の排出窒素ガス(即ち容器内から導出した気化
ガス)は20 X O,65Nrrt/ Hrであった
前述の如き条件下に於いて、約10分間混合流j本(水
+窒素)を連続的に噴射したとぎ、約17?の微凍結粒
(ff&凍結氷拉)り(得られ、その平均粒径した粒子
状となっている。これに対して、混合、流再凍結微粒の
形態には顕著な差異が見られる。
一方、混合流体の吐出圧力及び混合用窒素ガスの流啜を
変化せしめた場合の微凍結粒の粒径の変で、Aは混合流
体の吐出圧がIKF//ff1r、Bは1.5Kl?/
ff1li’、Cは2h/ff1rの場合である。尚、
水単独で噴霧放出した場合の粒径は、平均すると吐出圧
I Kg/ cttt yのとき約400μm 、 1
.5Kg/ctdtのとき32011 m 、 2 K
f/cttl fのとき280 μmに夫々なる。
(発明の効果) 本発明は上述の通り、容器内の冷媒液に運動エネルギー
を与えて、適当な波高の漣を冷媒液面に発生させると共
に、凍結原液と気体との混合流体を微粒子化して冷媒液
の上方より液面に向けて噴出し、且つ容器内の気化ガス
を利用して凍結原液と混合用気体の冷却を行なうように
しているため、下記の如く多くの優れた効用が奏される
(1)冷媒液面に漣が立っているため、液面上へ落下し
て凍結した微粒子が相互に同前して皮膜状に成長するこ
とが防止されると共に、凍結微粒の沈降が促進される。
その結果、個々の凍結粒が夫々独立した状態の所謂”さ
らさらシた微凍結粒を得ることができる。
(2)冷媒液面に漣を立てることにより、降下した液体
微粒の凍結に必要とする製表面積が実質的に増加するこ
とになる。その1結果、漣を立てない場合に比軟して、
冷媒液貯溜容器の所面積即ち□容器寸法の小形化を図り
得る。
(3)凍結原液を一層畑かく微粒化できると共に、これ
によって、従来技術では不可能であった径が50μm以
下の、しかもさらさらとした状態の凍結微粒の製造が可
能となる。
(4)混合流体の混合比を調整することにより、粒径を
10:1位いの割合の広範囲で任意に調整することがで
き、30〜300μmの粒径の微凍結粒を高能率で製造
できる。その結果、従前の製氷装置の如く、微凍結粒の
粒径調整のためにノズルを取替える必要も無く、作業能
率が大幅に向上する。
本発明は上述の通り蔓れた実用的効用を宵するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る微凍結粒製造装置のフ
ローシートである。 第2図は散気管3aの前設状態を示す平面図であり、第
3図はその側面因である。 第4図IA)、第4図(B)、第4図(C)及び第4図
(DJは、漣発生装置のその他の実施例を示すものであ
る。 第5Nは散気管からの気泡流の作用説明図である。 第6図は、噴霧装置4の一例を示す4所面図である0 第7図は、微凍5拮粒の搬出装置の一例を示す断面図で
ある。 第8図は、混合用気体(窒素ガス)の流1と微凍結粒の
粒径の関係を示す線図である。 第9図は、本発明により製造した微凍結粒の基第11図
は、従前の微凍結粒の製造装置の概・星図である。 第12図は、従前の微凍結粒製造装置に於ける?・改凍
粒皮嘆の形成状態を示す説明図である。 W 漣        3 弾発生装置I 微凍結粒 
    4 噴3装置 Km桔原液の微粒  5 伶媒液面制粗装置し 冷媒液
面     61結激拉(、投出)装置1 冷媒液貯溜
容器  7 冷却裟1置2 冷媒液      8 冷
媒液供給装置9 凍結原液供給装置 12  冷媒ガス
共給管10  混合用気体供給装置13  気泡11 
 冷媒液共給管 第4図(A) 第4図(C’) 第5図 第6図 ”                 1o  agf
 (N7/、= )第9肉 第10図 第11図 第12図

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貯溜容器内に収容した冷媒液に運動エネルギーを
    与えてその液面に漣を発生させると共に、該冷媒液面上
    へ気液混合体を微粒状にして放出し、冷媒液内より生成
    した微凍結粒を取出すことを特徴とする微凍結粒の製造
    方法。
  2. (2)冷媒液内へガス若しくは液体を噴出させることに
    より、冷媒液に運動エネルギーを与えるようにした特許
    請求の範囲第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  3. (3)貯溜容器の内部又は外部の振動子を振動させるこ
    とにより、冷媒液に運動エネルギーを与えるようにした
    特許請求の範囲第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  4. (4)冷媒液内の発振子を発振させることにより、冷媒
    液に運動エネルギーを与えるようにした特許請求の範囲
    第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  5. (5)冷媒液面にガス若しくは液体を噴出することによ
    り、冷媒液に運動エネルギーを与えるようにした特許請
    求の範囲第1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  6. (6)容器自体に震盪力を加えることにより、冷媒液に
    運動エネルギーを与えるようにした特許請求の範囲第1
    項に記載の微凍結粒の製造方法。
  7. (7)運動エネルギーを与えることにより、液面から深
    さ10cm以内の冷媒液層部を揺動かすようにした特許
    請求の範囲第1項から第6項までの何れか一項に記載の
    微凍結粒の製造方法。
  8. (8)冷媒液の表面に発生する漣の高さを5〜10mm
    とした特許請求の範囲第1項から第6項までの何れか一
    項に記載の微凍結粒の製造方法。
  9. (9)冷媒液として液体窒素又は液体空気を用いるよう
    にした特許請求の範囲第1項から第6項までの何れか一
    項に記載の微凍結粒の製造方法。
  10. (10)冷媒液として有機溶剤を用いるようにした特許
    請求の範囲第1項から第6項までの何れか一項に記載の
    微凍結粒の製造方法。
  11. (11)気液混合体を形成する液体を水、果汁液、薬液
    の何れか一つ又は二以上の混合体とした特許請求の範囲
    第1項から第10項までの何れか一項に記載の微凍結粒
    の製造方法。
  12. (12)気液混合体を形成する気体を窒素ガス及び空気
    の何れか一方又は両者の混合体とした特許請求の範囲第
    1項から第10項までの何れか一項に記載の微凍結粒の
    製造方法。
  13. (13)液体を予冷するようにした特許請求の範囲第1
    1項に記載の微凍結粒の製造方法。
  14. (14)気体を予冷するようにした特許請求の範囲第1
    2項に記載の微凍結粒の製造方法。
  15. (15)容器内温度を−20℃以下に保持するようにし
    た特許請求の範囲第1項から第14項までの何れか一項
    に記載の微凍結粒の製造方法。
  16. (16)冷媒液の収容手段と、冷媒液面に漣を発生させ
    る漣発生手段と、気液混合体を冷媒液面へ噴霧状にして
    放出する噴霧手段とより構成した微凍結粒の製造装置よ
    り構成した微凍結粒の製造装置。
  17. (17)漣発生手段を、冷媒液中にガスを噴出する散気
    管とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒の製
    造装置。
  18. (18)漣発生手段を貯溜容器の内部又は外部に配設し
    た振動子とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結
    粒の製造装置。
  19. (19)漣発生手段を冷媒液中に浸漬した発振子とした
    特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒の製造装置。
  20. (20)漣発生手段を冷媒液面上へガスを噴出する散気
    管とした特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒の製
    造装置。
  21. (21)漣発生手段を貯溜手段を揺動かす震盪機構とし
    た特許請求の範囲第16項に記載の微凍結粒の製造装置
  22. (22)気液混合器とこれに接続した噴霧ノズルとから
    成る噴霧手段とした特許請求の範囲第16項に記載の微
    凍結粒の製造装置。
  23. (23)窒素又は空気を噴出する散気管とした特許請求
    の範囲第20項に記載の微凍結粒の製造装置。
  24. (24)冷媒液の貯溜手段と、冷媒液面に漣を発生させ
    る漣発生手段と、気液混合体を冷媒液面へ噴霧状にして
    放出する噴霧手段と、冷媒液位の制御手段とより構成し
    た微凍結粒の製造装置。
  25. (25)冷媒液の貯溜手段と、冷媒液面に漣を発生させ
    る漣発生手段と、気液混合体を冷媒液面へ噴霧状にして
    放出する噴霧手段と、冷媒液位の制御手段と、冷媒液内
    より微凍結粒を取出す搬出手段とより構成した微凍結粒
    の製造装置。
  26. (26)無端コンベアー又はスクリュコンベアーを搬出
    手段とした特許請求の範囲第25項に記載の微凍結粒の
    製造装置。
  27. (27)冷媒液の貯溜手段と、冷媒液面に漣を発生させ
    る漣発生手段と、気液混合体を冷媒液面へ噴霧状にして
    放出する噴霧手段と、冷媒液位の制御手段と、冷媒液内
    より微凍結粒を取出す搬出手段と、冷媒液の蒸発ガスに
    より気液混合体又はこれを形成する気体と液体の少なく
    とも一方を冷却する冷却手段とより構成した微凍結粒の
    製造装置。
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