JPS62113823A - 側弁式内燃機関 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は側弁式内燃機関のシリンダ及びピストンに関す
る。

〔従来の技術〕

小型４サイクルエンジンの分野では２作業機搭載時、背
が高くなるとか、構造が複雑で部品点数が増えるなどの
点からＯＨＶ　（オーバヘッドパルプ）よりもＳＶ（側
弁式）が主流である。第３図に側弁式エンジンの燃焼室
、ピストンまわりを示す。

第３図（ａ）は要部を示す断面図、第３図（ｂ）は第３
図（、）のＩ−１矢視図である。図において、１はシリ
ンダブロック、２はピストンで、はぼ真円に近く。

３は点火プラグである。４は吸気弁、５は排気弁で、ク
ランク軸（図示せず）の回転に同期して開孔する。６は
弁座で、弁４，５が着座する。７はシリンダヘッド、８
はがスケットで、シリンダグロック１とともに燃焼室９
を形成している。

ピストン２の下降とともに、吸気弁４から新気が燃焼室
９に吸い込まれ、充填され、ピストン２の上昇とともに
圧縮される。点火プラグ３によって新気に点火され燃焼
する。そのエネルギーがピストン２に与えられ動力とし
て利用される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

側弁式エンジンの点火プラグ３は主として吸排気弁４．
５の上方付近に位置している。このため。

ピストン２の反弁側Ａ（第３図（ｂ）参照）付近までの
距離ｌａが長い。即ち、火炎伝播距離が長くなり。

燃焼が悪く燃焼圧力がピストン２に有効に伝わらず、有
効な仕事として利用されない欠点がある。

特に高速回転においては、火炎伝播が相対的に遅く、有
効に仕事として利用されない。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的は上記欠点を排除した側弁式内燃機関を提
供することであり、その特徴とするところは、シリンダ
及び同シリンダに装着されるピストンの断面形状が共に
楕円または長円に形成されたことである。

〔作用〕

この場合は２点火プラグ位置よりピストンの反弁側位置
までの距離が短かいため、火炎伝播が速くなシ、燃焼圧
力が有効に仕事量に変換される。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明による実施例につき説明する
。

第１図は本発明による１実施例のピストンまわりを従来
例を示す第３図（ｂ）に対応して示す平面図ン第２図は
同じく他の実施例を示す平面図である。

第１図は断面形状が楕円のピストン、即ち楕円ぐ・ ピストンが同じく楕円形状のシリンダに装着されたもの
である。

第２図は断面形状が長円のピストン、即ち長円ビス　Ａ
、同じく長円形状のシリンダに装着されたものである。

上記構成の場合の作用について述べる。

ピストンを楕円または長円とすることにより。

同一ピストン頂面積でも点火プラグ位置より反弁側Ｂ位
置までの距離１ｂが短かくなシ、火炎伝播距離が短かく
なる。

〔発明の効果〕

上述の場合には次の効果がある。

従来のような真円に近いピストンでなく、楕円や長円の
ような細長いピストンを採用することにより、火炎伝播
距離がかなり短かくなり燃焼圧の伝播がスムーズになる
。このため燃焼によって得られたエネルギがよシ有効に
利用され、出力向上が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による１実施例のピストンまわりを従来
例を示す第３図（ｂ）に対応して示す平面図。 第２図は同じく他の実施例のピストンまわりを示す平面
図、第３図（、）は従来の側弁式エンジンの要部を示す
断面図、第３図（ｂ）は第３図（、）のＩ−１矢視図で
ある。 ｌ・・・シリンダブロック、３・・・点火プラグ、１０
・・・楕円ピストン、１１・・・長円ピストン。 よ 互 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、シリンダ及び同シリンダに装着されるピストンの断
   面形状が共に楕円または長円に形成されたことを特徴と
   する側弁式内燃機関。