JPS62113430A - 金属酸化膜の気相成長方法 - Google Patents

金属酸化膜の気相成長方法

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JPS62113430A
JPS62113430A JP25393785A JP25393785A JPS62113430A JP S62113430 A JPS62113430 A JP S62113430A JP 25393785 A JP25393785 A JP 25393785A JP 25393785 A JP25393785 A JP 25393785A JP S62113430 A JPS62113430 A JP S62113430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
metal oxide
film
oxide film
semiconductor substrate
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Pending
Application number
JP25393785A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Yoshiie
善家 昌伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPS62113430A publication Critical patent/JPS62113430A/ja
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に用する金属酸化膜の気相形成方法
に関し、特に膜のリーク電流の極めて少い酸化膜の形成
方法に関する。
〔従来の技術〕
半導体基板、特にシリコン半導体基板上に形成される集
積回路の高集積化、大写量化の一途をたどり、メモリー
素子の様な集積回路では1Mビット又はそれ以上へと集
積度が増大している。ダイナミックRAMの様なICメ
モリーの高集積化には、容量部面積の縮小が最も有効な
手段になる。
しかし、容量部はX線によるノットエラー等による誤動
作に対する信頼性を確保するため、50fF以上の容量
値が必要とされる。そのため従来は、面積縮少による容
量値の咬少を容量絶縁膜の薄膜化で補ってきた。しかし
、従来用いられているシリコン酸化膜は100A以下に
なると絶縁1討圧は電源電圧5vに耐えられず、使用は
不可能になると予測されるこのため’l’a20B、T
iO2等の今頃酸化物等の高誘電率材料を容量膜に用い
ることが検討されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらの金属酸化膜は、スパッタリング法等の手段で金
鳴膜を形成した後これをP)!酸化したり、もしくは高
周波スパッタ法により金属酸化膜を直接被着形成する等
の方法によ膜形成できる。しかし、これらの方法で形成
されたTa205膜等の金属酸化膜はリーク電流が極め
て多く実用化できないという欠点がある。
これらスパッタ法による膜形成はTa20B膜中に含ま
れる不純物が多いと推定されること、また、スパッタ蒸
着に起因するダメージがあることから、これらを改善す
るために、化学気相成長(CVD)法でTa205膜を
形成することも試みられているが、未だ実用的な膜は実
現されていない。
本発明の目的は、化学気相成長法において、金属酸化膜
の半導体基板もしくは電極との反応を防止し、リーク電
流の小さな膜を形成する方法を提供することKある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の金属酸化膜の気相成長方法は、半導体基板上も
しくは電極上に絶縁性を有する金属酸化膜を形成する方
法において、金属酸化膜の原料ガスを反応炉内に導入す
る前に酸素ガスや不活性ガス等の原料ガス以外のガスを
反応炉内に導入することを特徴とする。
気相成長法により形成したTa205膜でリーク電流が
大きい原因は、膜形成時に半導体基板とTa205膜と
の反応が起きていると考えられ、この反応は、Ta20
5膜にの原料ガスと02ガスや不活性ガス等の原料ガス
以外のガスとを同時に反応炉内に導入しているため、導
入直後は原料ガスの熱分解だけで酸素不足の金属酸化膜
が形成され、この金属酸化膜と半導体基板との反応また
は、原料ガスと半導体基板との反応であると考えられる
従って、半導体基板と原料ガスとの反応または形成され
た酸素不足の金属酸化膜と半導体基板との反応を防止す
れば、リーク電流の少ない金属酸化膜が形成できる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明を用いて金属酸化膜を形成する場合の反
応炉へのガスの導入のシーケンスの一実施例である。図
において、横軸に堆積開始時間を0とした時間、縦軸に
ガスの種類をとシ、実線はガスが反応炉に導入されてる
状態を、O印はガスが反応炉内に導入される開始時点を
示す。半導体基板上に本発明を用いてTa20g膜を形
成する手順を説明する。
ここで、原料ガスは希釈ガスとしてArガスを用い、ま
た原料ガスの熱分解を九すけるために02ガスを用いる
。まず、Ta20g膜を形成するための原料ガスを反応
炉内に導入する10分前に、希釈ガスと02 ガスを反
応fiK導入して十分に反応炉を満たす。この時半導体
基板は350〜500℃に加熱されているので、Otガ
スの導入で半導体基板表面が酸化され、原料ガス中のT
a−4たはTa、Osと半導体基板との反応が防ぐこと
ができる。次に原料ガスを反応炉に追加導入してTa2
0gを半導体基板上に形成する。
次に第2図(a)に本発明を用いて形成したシリコン基
板上のTa 20B膜の組成の深さプロファイルを、第
2図伽)に従来の気相成長法によるシリコン基板上のT
a20g膜の組成の深さプロファイルを示す。
第2図(a) 、 (b)から、本発明によるTa2O
,膜の方が従来技術によるものに比較して、Ta205
膜とシリコン基板との界面付近で、TaとSiの混合部
分が少なく、これはTaとSiの反応が起ってないこと
を示している。また、本発明によるTa20B膜と従来
の気相成長法によるTa20g膜の電気特性を比較する
と、7v印加時で本発明による膜の方が2桁以上のリー
ク電流が少ない。
さらに第2図(a) 、 (b)から、本発明によるT
a20g膜の方がTa20B膜とSi基板の界面付近の
非化学量論的な組成(Ta、O,)の部分が少ない。こ
のことは数百A以下の薄膜の場合、本発明で形成した膜
の誘電率は数μmの厚膜のそれと同じで、従来の気相成
長法によるTa205膜よシ高い誘電率を持つ効果を示
すものである。以上のように本発明で形成したTa20
B膜はSi基板との反応を防止できるためにリーク電流
の低減ができ、かつ高誘電率の膜である。
なお、本実施例では金属酸化膜としてTa、OSを用い
たが、TiO2、Nb 205 、Hf 20. 、B
aTiO3等の金属酸化膜でも本発明は有効で、また希
釈ガスとしてArガスの代わシにN2 ガスや他の不活
性ガスを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、金属酸化膜の気相成長方
法において、原料ガスを反応炉内に導入する前にO,ガ
スや不活性ガス等の原料ガス以外のガスを反応炉内に導
入し、半導体基板もしくは電極表面を酸化し、その後原
料ガスを導入することによシ、金属酸化膜また原料ガス
と半導体基板もしくは電極との反応を防止して、リーク
電流が少なく、また高い誘電率を有する金属酸化膜を形
成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いて金属酸化膜を形成する場合の反
応炉へのガス導入のシーケンスの一実施例の説明図であ
り、図において、横軸は堆積開始時間をOとした時間、
縦軸はガスの種類を示し、実線はガスが反応炉に導入さ
れてbる状態を、O印はガスが反応炉内に導入される開
始時点を示す。 第2図(a)は、本発明によシSi基板上に形成したT
a205膜の組成の深さプロファイル図、第2図中)は
従来のCVD法によるTa205膜の組成の深さプロフ
ァイル図であシ、図において、横軸はTTa20s表面
からの深さ、縦軸は組成を示す。 井 2 閏(CI) $ 2 πコ (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板上もしくは電極上に絶縁性を有する金属酸化
    膜を形成する金属酸化膜の気相成長方法において金属酸
    化膜の原料ガスを反応炉内に導入する前に酸素ガスや不
    活性ガス等の原料ガス以外のガスを反応炉内に導入し、
    その後前記原料ガスを反応炉内に導入することを特徴と
    する金属酸化膜の気相成長方法。
JP25393785A 1985-11-12 1985-11-12 金属酸化膜の気相成長方法 Pending JPS62113430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737056B1 (ko) 2000-03-22 2007-07-09 동경 엘렉트론 주식회사 탄탈 산화막의 엠오씨브이디 방법

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KR100737056B1 (ko) 2000-03-22 2007-07-09 동경 엘렉트론 주식회사 탄탈 산화막의 엠오씨브이디 방법

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