JPS6211339Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6211339Y2 JPS6211339Y2 JP1981095233U JP9523381U JPS6211339Y2 JP S6211339 Y2 JPS6211339 Y2 JP S6211339Y2 JP 1981095233 U JP1981095233 U JP 1981095233U JP 9523381 U JP9523381 U JP 9523381U JP S6211339 Y2 JPS6211339 Y2 JP S6211339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower cover
- runner
- inner lower
- concrete
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は水車またはポンプ水車に係り、特にラ
ンナーを下カバー側より分解できるようにした水
力機械に関する。
ンナーを下カバー側より分解できるようにした水
力機械に関する。
一般に水車またはポンプ水車は第1図に示した
ように、高圧水を鉄管(図示せず。)よりケーシ
ング1に導き、ステーベーン2、ガイドベーン3
を介して整流して効率よく主軸5に固着したラン
ナー4へ導びくとともに、ランナー4の下流側に
はドラフトチユーブ6を配置してランナー4に回
転エネルギーを与えた高圧水を下流へ排出するよ
うにしている。また、ランナー4の上方には上カ
バー7をまた、下方には下カバーを配設して圧力
水の流出を防止するようにしている。そして、主
軸5に接続する発電機の分解を伴なうことなくラ
ンナー4の分解を行うために下カバーはガイドベ
ーン3を配置する外側下カバー8と、この外側下
カバー8に下方より着脱自在に装着されランナー
4の下方を覆う内側下カバー9とにリング状に分
割構成し、内側下カバー9を分解することにより
ランナー4を下方より分解できるようにしてい
る。
ように、高圧水を鉄管(図示せず。)よりケーシ
ング1に導き、ステーベーン2、ガイドベーン3
を介して整流して効率よく主軸5に固着したラン
ナー4へ導びくとともに、ランナー4の下流側に
はドラフトチユーブ6を配置してランナー4に回
転エネルギーを与えた高圧水を下流へ排出するよ
うにしている。また、ランナー4の上方には上カ
バー7をまた、下方には下カバーを配設して圧力
水の流出を防止するようにしている。そして、主
軸5に接続する発電機の分解を伴なうことなくラ
ンナー4の分解を行うために下カバーはガイドベ
ーン3を配置する外側下カバー8と、この外側下
カバー8に下方より着脱自在に装着されランナー
4の下方を覆う内側下カバー9とにリング状に分
割構成し、内側下カバー9を分解することにより
ランナー4を下方より分解できるようにしてい
る。
このように構成された水車またはポンプ水車は
ガイドベーン4よりの高圧水によりランナ4を回
転させて機械的エネルギーに変換し、このエネル
ギーを主軸5を介して発電機側へ伝達するように
なつている。このためランナー4は回転してお
り、ガイドベーン3からの流水がランナー羽根に
衝突することにより常に水力的変動外力を受ける
ことになる。この変動外力によりランナ4の流路
内に生じた振動あるいは騒音はランナー4の側圧
室を形成する内側下カバー9を介して露出空間へ
容易に伝達されるため発電所内の振動や騒音が高
いという欠点があつた。さらに側圧室内の水流は
内側下カバー9に接しているため、側圧室内の脈
動周波数と内側下カバー9の固有振動数とが一致
することをさけることが理想であるが、水中にお
ける固有振動数の減衰あるいは複雑な形状をした
内側下カバー9固有振動数の算定が明確でない現
在においては共振点をさけることは困難である。
固有振動数をかえる方法として、内側下カバー9
にリブ等を溶接取付けすることにより固有振動数
を高めることができるが、溶接熱により内側下カ
バー9が変形をおこすため修正加工等が必要とな
り、現地における作業は困難であつた。そのた
め、万一共振現象が発生したとしても容易に固有
振動数を変化できる構成が望まれていた。
ガイドベーン4よりの高圧水によりランナ4を回
転させて機械的エネルギーに変換し、このエネル
ギーを主軸5を介して発電機側へ伝達するように
なつている。このためランナー4は回転してお
り、ガイドベーン3からの流水がランナー羽根に
衝突することにより常に水力的変動外力を受ける
ことになる。この変動外力によりランナ4の流路
内に生じた振動あるいは騒音はランナー4の側圧
室を形成する内側下カバー9を介して露出空間へ
容易に伝達されるため発電所内の振動や騒音が高
いという欠点があつた。さらに側圧室内の水流は
内側下カバー9に接しているため、側圧室内の脈
動周波数と内側下カバー9の固有振動数とが一致
することをさけることが理想であるが、水中にお
ける固有振動数の減衰あるいは複雑な形状をした
内側下カバー9固有振動数の算定が明確でない現
在においては共振点をさけることは困難である。
固有振動数をかえる方法として、内側下カバー9
にリブ等を溶接取付けすることにより固有振動数
を高めることができるが、溶接熱により内側下カ
バー9が変形をおこすため修正加工等が必要とな
り、現地における作業は困難であつた。そのた
め、万一共振現象が発生したとしても容易に固有
振動数を変化できる構成が望まれていた。
本考案の目的は、固有振動数を容易に変化させ
て振動を抑制する内側下カバーを提供することに
ある。
て振動を抑制する内側下カバーを提供することに
ある。
上記目的を達成するために本考案は、ランナー
を囲むように上カバーと下カバーとを配置し、こ
の下カバーを外側下カバーと内側下カバーとにリ
ング状に分割構成し、内側下カバーを分解するこ
とによりランナを下方より着脱可能にした水力機
械において、内側下カバーを内部に空間を有する
箱形に形成し、この空間にコンクリートを充填す
るとともに内側下カバーとコンクリートとのはく
離を防止する支柱を配設したことを特徴とする。
を囲むように上カバーと下カバーとを配置し、こ
の下カバーを外側下カバーと内側下カバーとにリ
ング状に分割構成し、内側下カバーを分解するこ
とによりランナを下方より着脱可能にした水力機
械において、内側下カバーを内部に空間を有する
箱形に形成し、この空間にコンクリートを充填す
るとともに内側下カバーとコンクリートとのはく
離を防止する支柱を配設したことを特徴とする。
以下本考案の一実施例について第2図を参照し
て説明する。尚、第1図と同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。
て説明する。尚、第1図と同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。
1はケーシングであり、このケーシング1はス
テーベーン2、ガイドベーン3を介して主軸5に
固着されたランナー4に接続されるとともに、ラ
ンナー4の下流にはドラフトチユーブ6を配置し
て流路を形成している。そしてランナー4の上方
には上カバー7を、また下方にはガイドベーン3
を配設するとともに基礎コンクリートに埋設固定
された外側下カバー8と、この外側下カバー8に
下方より着脱自在に装着する内側下カバー9とが
配置されている。この内側下カバー9は流れに接
する板9aと、その下方に配置した板9bとによ
り内部に空間10を有する箱形に形成されてい
る。そしてこの空間10内にはコンクリートまた
はこれにかわる固形物を充填するとともに、この
充填物を補強する支柱11が配置されている。
テーベーン2、ガイドベーン3を介して主軸5に
固着されたランナー4に接続されるとともに、ラ
ンナー4の下流にはドラフトチユーブ6を配置し
て流路を形成している。そしてランナー4の上方
には上カバー7を、また下方にはガイドベーン3
を配設するとともに基礎コンクリートに埋設固定
された外側下カバー8と、この外側下カバー8に
下方より着脱自在に装着する内側下カバー9とが
配置されている。この内側下カバー9は流れに接
する板9aと、その下方に配置した板9bとによ
り内部に空間10を有する箱形に形成されてい
る。そしてこの空間10内にはコンクリートまた
はこれにかわる固形物を充填するとともに、この
充填物を補強する支柱11が配置されている。
このように構成された内側下カバー9におい
て、水圧に対しては従来と同様に内側下カバー9
の構成をなす板9aおよび9bにより強度を保つ
ことになる。そして内側下カバー9に水圧が作用
すると、側圧室に面した流水面側の板9aおよび
その近傍には周方向圧縮力が作用するので、この
板9aに接し空間10内に充填されたコンクリー
トは圧縮強度が高いので損傷することなく支柱1
1により補強されて板9aとの密着を維持する。
て、水圧に対しては従来と同様に内側下カバー9
の構成をなす板9aおよび9bにより強度を保つ
ことになる。そして内側下カバー9に水圧が作用
すると、側圧室に面した流水面側の板9aおよび
その近傍には周方向圧縮力が作用するので、この
板9aに接し空間10内に充填されたコンクリー
トは圧縮強度が高いので損傷することなく支柱1
1により補強されて板9aとの密着を維持する。
したがつて、板9aはコンクリートを付加した
剛性となるので内側下カバー9の強度を高めるこ
とができ、水圧による変形を低減させることがで
きる。また、側圧室を介して内側下カバー9に伝
達されるランナー室内の騒音はコンクリートによ
りしやへいされるので露出空間への騒音伝達を低
減できる。さらに、空間10内に充填されたコン
クリートにより内側下カバー9の固有振動数を容
易に変更することができるので、側圧室内の脈動
周波数との一致を防止し、異状振動の発生を抑制
することができる。また、空間10内へのコンク
リートの充填は据付状態あるいは、作業を容易に
するため内側下カバー9を分解して据付状態と逆
向きに置き上方より充填して固化するので現地に
おいて容易に作業することができる。さらに、充
填時に、内側下カバー9に作用する熱はコンクリ
ートの硬化熱であるため内側下カバー9の変形を
伴なわず、修正加工等が不要になる。
剛性となるので内側下カバー9の強度を高めるこ
とができ、水圧による変形を低減させることがで
きる。また、側圧室を介して内側下カバー9に伝
達されるランナー室内の騒音はコンクリートによ
りしやへいされるので露出空間への騒音伝達を低
減できる。さらに、空間10内に充填されたコン
クリートにより内側下カバー9の固有振動数を容
易に変更することができるので、側圧室内の脈動
周波数との一致を防止し、異状振動の発生を抑制
することができる。また、空間10内へのコンク
リートの充填は据付状態あるいは、作業を容易に
するため内側下カバー9を分解して据付状態と逆
向きに置き上方より充填して固化するので現地に
おいて容易に作業することができる。さらに、充
填時に、内側下カバー9に作用する熱はコンクリ
ートの硬化熱であるため内側下カバー9の変形を
伴なわず、修正加工等が不要になる。
以上説明したように、本考案によれば内側下カ
バーの構成メンバーをかえることなく容易に振
動、騒音を低減させることができる。
バーの構成メンバーをかえることなく容易に振
動、騒音を低減させることができる。
第1図は従来の水力機械のランナー下抜き構造
を示す断面図、第2図は本考案の一実施例を示す
断面図である。 4……ランナー、7……上カバー、8……外側
下カバー、9……内側下カバー、9a,9b……
板、10……空間、11……支柱。
を示す断面図、第2図は本考案の一実施例を示す
断面図である。 4……ランナー、7……上カバー、8……外側
下カバー、9……内側下カバー、9a,9b……
板、10……空間、11……支柱。
Claims (1)
- ランナーを囲むように上カバーと下カバーとを
配置し、この下カバーを外側下カバーと内側下カ
バーとにリング状に分割構成し、内側下カバーを
分解することによりランナを下方より着脱可能に
した水力機械において、内側下カバーを内部に空
間を有する箱形に形成し、この空間にコンクリー
トを充填するとともに内側下カバーとコンクリー
トとのはく離を防止する支柱を配設したことを特
徴とする水力機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981095233U JPS582374U (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 水力機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981095233U JPS582374U (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 水力機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS582374U JPS582374U (ja) | 1983-01-08 |
JPS6211339Y2 true JPS6211339Y2 (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=29890150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981095233U Granted JPS582374U (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 水力機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582374U (ja) |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP1981095233U patent/JPS582374U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS582374U (ja) | 1983-01-08 |
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