JPS62113213A - 微小温度差の下における温度制御方法 - Google Patents
微小温度差の下における温度制御方法Info
- Publication number
- JPS62113213A JPS62113213A JP25347185A JP25347185A JPS62113213A JP S62113213 A JPS62113213 A JP S62113213A JP 25347185 A JP25347185 A JP 25347185A JP 25347185 A JP25347185 A JP 25347185A JP S62113213 A JPS62113213 A JP S62113213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- discharge pipe
- thermoelectric element
- ambient air
- temperature difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Control Of Temperature (AREA)
- Telescopes (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、高精度望遠鏡、精密工作機械などの支持7レ
ームあるいはベース等精密機器部材の熱歪防止技術に利
用される微小温度差の下における温度制御方法に関する
ものである。
ームあるいはベース等精密機器部材の熱歪防止技術に利
用される微小温度差の下における温度制御方法に関する
ものである。
[従来の技術1
例えば、将来の大口径高精度望遠鏡のレンズ支持フレー
ムの構造は、第3図にその一部を概略的に示すようにハ
ニカム構造と考えられている。これは、レンズ1の直径
が7 to、 支持7レーム2の重量をも含めた全重量
が20 tonもあるために、強度的にも十分耐乏得る
だけでなく、冷却上からも好ましい構造である必要から
である。そして、支持フレーム2のハニカム3の総数は
1300個にも達し、1個のハニカム3の口径は20c
m、高さは1「o1肉厚は2cmと考えられている。
ムの構造は、第3図にその一部を概略的に示すようにハ
ニカム構造と考えられている。これは、レンズ1の直径
が7 to、 支持7レーム2の重量をも含めた全重量
が20 tonもあるために、強度的にも十分耐乏得る
だけでなく、冷却上からも好ましい構造である必要から
である。そして、支持フレーム2のハニカム3の総数は
1300個にも達し、1個のハニカム3の口径は20c
m、高さは1「o1肉厚は2cmと考えられている。
上記のようなレンズ支持7レームの端成に゛おいて、レ
ン′;c1に吸収される熱は支持フレーム2のそれぞれ
のハニカム3に伝達されるが、この場合、各ハニカム3
に対し均一に熱が伝達されることが最も望ましい。各ハ
ニカム間において、仮に微小な温度差が生じた場合、そ
の温度差に基づく微小な熱歪がレンズ1に影響を及ぼし
観測精度の誤差をもたらすことになるからである。
ン′;c1に吸収される熱は支持フレーム2のそれぞれ
のハニカム3に伝達されるが、この場合、各ハニカム3
に対し均一に熱が伝達されることが最も望ましい。各ハ
ニカム間において、仮に微小な温度差が生じた場合、そ
の温度差に基づく微小な熱歪がレンズ1に影響を及ぼし
観測精度の誤差をもたらすことになるからである。
したがって、従来にあっては、支持フレーム2の各ハニ
カム3に対し、一般に空気や水、油等の冷却用流体を強
制的に流動させることによって支持フレーム全体の熱歪
防止を図らんとしていた。
カム3に対し、一般に空気や水、油等の冷却用流体を強
制的に流動させることによって支持フレーム全体の熱歪
防止を図らんとしていた。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、1°C前後の微小温度差が生じても問題
となる高精度望遠鏡や精密工作機械等の支持フレームの
ごとき精密な対象物体について、一般的な冷却技術では
各部にわたって均一な熱歪防止は困難である。また強制
的に冷却用空気をプロア等で流動させることは大流量を
必要とするうえに、水や油等の冷却用液体では重量がか
さみ、大掛かりな付属設備やメインテナンスを必要とす
るなどの問題点がある。
となる高精度望遠鏡や精密工作機械等の支持フレームの
ごとき精密な対象物体について、一般的な冷却技術では
各部にわたって均一な熱歪防止は困難である。また強制
的に冷却用空気をプロア等で流動させることは大流量を
必要とするうえに、水や油等の冷却用液体では重量がか
さみ、大掛かりな付属設備やメインテナンスを必要とす
るなどの問題点がある。
(問題点を解決するための手段及び作用1本発明に係る
微小温度差の下における温度制御方法は、対象物体の周
囲の空気を該物体内部に導き、さらに該物体内部に挿入
した排気管を通じて排出する過程において、排気管に設
けた熱電素子を利用して熱交換せしめ対象物体と周囲空
気間の温度差を電気的に微小に制御することを特徴とす
るものである。
微小温度差の下における温度制御方法は、対象物体の周
囲の空気を該物体内部に導き、さらに該物体内部に挿入
した排気管を通じて排出する過程において、排気管に設
けた熱電素子を利用して熱交換せしめ対象物体と周囲空
気間の温度差を電気的に微小に制御することを特徴とす
るものである。
本発明の温度制御方法は、対象物体が前記のごときレン
ズ支持フレームである場合には各々のハニカムについて
実施されレンズ支持フレーム全体にわたって均一になる
よう制御される。
ズ支持フレームである場合には各々のハニカムについて
実施されレンズ支持フレーム全体にわたって均一になる
よう制御される。
[実施例]
以下、本発明方法を実施するための装置を前記レンズ支
持7レームの1つのハニカムについて適用した場合を例
にとって図により説明する。
持7レームの1つのハニカムについて適用した場合を例
にとって図により説明する。
fjS1図はこの実施例の縦断面図で、!m2図は第1
図II−II線における断面図である。これらの図に示
すように、ハニカム3の内部中心には基端を図示しない
プロアに連結された排気W4が挿入されている。ハニカ
ム3は天蓋5を有し下部6は間口している。排気Ir!
4の上端の闇ロアは天蓋5との間に間隔を設け、また排
気管4とハニカム3内面との間には周囲の空気が矢印方
向に流動するよう間隙8が設けられている。
図II−II線における断面図である。これらの図に示
すように、ハニカム3の内部中心には基端を図示しない
プロアに連結された排気W4が挿入されている。ハニカ
ム3は天蓋5を有し下部6は間口している。排気Ir!
4の上端の闇ロアは天蓋5との間に間隔を設け、また排
気管4とハニカム3内面との間には周囲の空気が矢印方
向に流動するよう間隙8が設けられている。
このハニカム3の開口6の近傍において、排気管4の内
外周に熱電素子9とフィン1o、11が適当間隔で配設
されている。
外周に熱電素子9とフィン1o、11が適当間隔で配設
されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
排気管4の基端に連結されたプロア(図示せず)の回転
によってハニカム3の周囲の空気は開口6より間隙8を
通り、さらに排気tr!4の上端間ロアから排気ff4
内を図示矢印方向に流動し排出される。
によってハニカム3の周囲の空気は開口6より間隙8を
通り、さらに排気tr!4の上端間ロアから排気ff4
内を図示矢印方向に流動し排出される。
この場合において、周囲空気は開口6よりハニカム3の
内部に引き込まれるときに排気管4の外周に設けられた
フィン11を通じて周囲空気との熱交換が熱電素子9に
よって行なわれる。
内部に引き込まれるときに排気管4の外周に設けられた
フィン11を通じて周囲空気との熱交換が熱電素子9に
よって行なわれる。
例えば、周囲の空気温度が9.5℃である場合に、対象
物体たるハニカム3の目標温度を10℃に制御しなけれ
ばならないときには、熱電素子9を電気的に制御するこ
とによって間隙8を流動する゛周囲空気がら熱を吸収し
、7.5℃の温度にて間隙8を流動させ、さらに排気管
4内部を通って外部に排出するときに内周側のフィン1
0を通じて放熱する。なお、フィン10゜11は伝熱効
果を補助するために必要に応じて設けられる。
物体たるハニカム3の目標温度を10℃に制御しなけれ
ばならないときには、熱電素子9を電気的に制御するこ
とによって間隙8を流動する゛周囲空気がら熱を吸収し
、7.5℃の温度にて間隙8を流動させ、さらに排気管
4内部を通って外部に排出するときに内周側のフィン1
0を通じて放熱する。なお、フィン10゜11は伝熱効
果を補助するために必要に応じて設けられる。
このように熱電素子を電気的に制御することによって、
少量の周囲空気をハニカム内部から排気管内を流動させ
るだけで対象物体と周囲空気間の温度差を1℃以下に微
小制御をすることができる。なお、上記の場合と反対に
周囲空気の温度が高く対象物体の温度を低い場合であっ
ても微小温度制御することができることはいうまでもな
い。
少量の周囲空気をハニカム内部から排気管内を流動させ
るだけで対象物体と周囲空気間の温度差を1℃以下に微
小制御をすることができる。なお、上記の場合と反対に
周囲空気の温度が高く対象物体の温度を低い場合であっ
ても微小温度制御することができることはいうまでもな
い。
[発明の効果J
本発明によれば次のような効果が得られる。
対象物体内部に挿入した排気管に熱電素子を設け、この
熱電素子を利用して対象物体内部がら排気管内部へ流動
する周囲空気の温度と熱交換を果たすものであるから、
少量の周囲の空気を導入するだけでもって対象物体と周
囲空気間の温度差を1℃以下の微小値に精密に温度制御
できる。
熱電素子を利用して対象物体内部がら排気管内部へ流動
する周囲空気の温度と熱交換を果たすものであるから、
少量の周囲の空気を導入するだけでもって対象物体と周
囲空気間の温度差を1℃以下の微小値に精密に温度制御
できる。
また、対象物体が前述のようにハニカム構造のものであ
っても各ハニカムについて上記のように制御することに
よりハニカム構造全体にわたって均一に温度制御ができ
、精密機器の性能維持に寄与する。
っても各ハニカムについて上記のように制御することに
よりハニカム構造全体にわたって均一に温度制御ができ
、精密機器の性能維持に寄与する。
f:tSi図は本発明方法を実施する装置の縦断面図、
第2図は第1図■−■線における断面図、第3図は対象
物体の一例を示す説明図である。 なお図中、3は対象物体、4は排気管、8は間第1図 第2図
第2図は第1図■−■線における断面図、第3図は対象
物体の一例を示す説明図である。 なお図中、3は対象物体、4は排気管、8は間第1図 第2図
Claims (1)
- 熱電素子を有する排気管を対象物体内に挿入し、周囲の
空気を前記排気管と対象物体間の間隙を通じて該排気管
内を流動させる過程において前記熱電素子により熱交換
せしめることにより、対象物体と周囲の空気間の温度差
を微小に保持することを特徴とする微小温度差の下にお
ける温度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25347185A JPS62113213A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 微小温度差の下における温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25347185A JPS62113213A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 微小温度差の下における温度制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113213A true JPS62113213A (ja) | 1987-05-25 |
JPH0471205B2 JPH0471205B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=17251844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25347185A Granted JPS62113213A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 微小温度差の下における温度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62113213A (ja) |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP25347185A patent/JPS62113213A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471205B2 (ja) | 1992-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |