JPS6211281B2 - - Google Patents
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- JPS6211281B2 JPS6211281B2 JP10852877A JP10852877A JPS6211281B2 JP S6211281 B2 JPS6211281 B2 JP S6211281B2 JP 10852877 A JP10852877 A JP 10852877A JP 10852877 A JP10852877 A JP 10852877A JP S6211281 B2 JPS6211281 B2 JP S6211281B2
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- Japan
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- amplifier
- capacitance
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 11
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 9
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導電性測定物の微小変位や振動を周囲
の雰囲気に影響されることなく正確に測定し、し
かも変位量と測定電圧計との間に線型関係を保持
した所の静電形変位振動計を提供しようとするも
のである。
の雰囲気に影響されることなく正確に測定し、し
かも変位量と測定電圧計との間に線型関係を保持
した所の静電形変位振動計を提供しようとするも
のである。
従来、非接触で物体の微小変位を測定する方法
として、渦電流式、光学式、静電容量式によるも
のが行われている。このうち静電容量式は、他の
渦電流式、光学式変位計に比べ測定物の材質、成
分及び表面の反射率等の影響を受けないという長
所がありながら、測定雰囲気の影響及び測定原理
的な不安定さ、さらには取扱いが困難で高度の測
定技術が必要なことから、あまり実用化されてい
なかつた。
として、渦電流式、光学式、静電容量式によるも
のが行われている。このうち静電容量式は、他の
渦電流式、光学式変位計に比べ測定物の材質、成
分及び表面の反射率等の影響を受けないという長
所がありながら、測定雰囲気の影響及び測定原理
的な不安定さ、さらには取扱いが困難で高度の測
定技術が必要なことから、あまり実用化されてい
なかつた。
この発明は、静電容量変化の絶対値を測定する
のではなく、測定物と印加電極との間に高周波電
圧を加え、印加電極と測定物間に生じる分圧電位
が距離のみに関係するということから、その間に
電位測定電極を配置し、しかも距離と電位の間に
線型関係が成立つ如く構成し、その電位を計測す
ることにより、微小変位量や振動変位量を測定す
ることができるようにしたものである。
のではなく、測定物と印加電極との間に高周波電
圧を加え、印加電極と測定物間に生じる分圧電位
が距離のみに関係するということから、その間に
電位測定電極を配置し、しかも距離と電位の間に
線型関係が成立つ如く構成し、その電位を計測す
ることにより、微小変位量や振動変位量を測定す
ることができるようにしたものである。
図面についてこの発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図において、測定電極1の導電
性支持軸2は導電性同軸管3で取囲まれている。
該同軸管3に絶縁体4を介して印加電極5を取り
付け、測定電極1と印加電極5との間に静電容量
Csを形成する。直接アース6または容量7を介
してアース6された所の測定物8と印加電極5と
の間に測定電極1を介して高周波の定電圧Eを加
えると、測定物8と電位測定電極1間に発生する
電圧e(実測値)は次の如く表される。
性支持軸2は導電性同軸管3で取囲まれている。
該同軸管3に絶縁体4を介して印加電極5を取り
付け、測定電極1と印加電極5との間に静電容量
Csを形成する。直接アース6または容量7を介
してアース6された所の測定物8と印加電極5と
の間に測定電極1を介して高周波の定電圧Eを加
えると、測定物8と電位測定電極1間に発生する
電圧e(実測値)は次の如く表される。
a 電極面積
εo 真空誘電率
εs 比誘電率
ls 測定電極1と印加電極5間の距離
lx 測定物8と測定電極1間の距離
ω 2πf
Cx 測定電極1と測定物8間の静電容量
それ故、測定電極1と測定物8間に生じる電圧
eは、静電容量Cs、Cxの絶対値には直接関係な
く静電容量Cs、Cxの比、すなわち距離ls、lxの
比のみに関係することから、測定物8の材質及び
雰囲気変化による誘電率の変化を受けずに電圧e
を測定することが出来る。
eは、静電容量Cs、Cxの絶対値には直接関係な
く静電容量Cs、Cxの比、すなわち距離ls、lxの
比のみに関係することから、測定物8の材質及び
雰囲気変化による誘電率の変化を受けずに電圧e
を測定することが出来る。
しかして、印加電極5の高周波電圧Eが一定の
場合、距離lxと実測電圧eの関係は、(イ)式より明
らかな如く第3図のような曲線として表わされ
る。
場合、距離lxと実測電圧eの関係は、(イ)式より明
らかな如く第3図のような曲線として表わされ
る。
実測電圧eは利得約1の高入力インピーダンス
の非反転増巾器9によりインピーダンス変換増巾
される。非反転増巾器9の出力電圧は、入力信号
eと同相で、振巾比約1であり、非反転増巾器9
の出力を導電性同軸管3に帰還βすることによ
り、入力容量をきわめて小さくすることが出来
る。
の非反転増巾器9によりインピーダンス変換増巾
される。非反転増巾器9の出力電圧は、入力信号
eと同相で、振巾比約1であり、非反転増巾器9
の出力を導電性同軸管3に帰還βすることによ
り、入力容量をきわめて小さくすることが出来
る。
しかし、第3図のような曲線では非常に計測上
不便なので、距離lxと実測電圧eとに線型関係を
保たせる必要がある。このため本発明は印加電極
5に加える電圧を調整し、距離lxと実測電圧eと
の間に線型関係が成立つようにしたものである。
不便なので、距離lxと実測電圧eとに線型関係を
保たせる必要がある。このため本発明は印加電極
5に加える電圧を調整し、距離lxと実測電圧eと
の間に線型関係が成立つようにしたものである。
第4図においてその原理を説明する。
基準電圧esは測定距離lxの最小時、印加電極5
に加える電圧Eを決定する基準電圧で、増幅器1
0により増巾する。出力は負帰還回路11、印加
電極5に接続されており測定距離lxの変化により
帰還量が変化する。なお、増幅器10と負帰還回
路11とにより負帰還増巾器12を構成してい
る。
に加える電圧Eを決定する基準電圧で、増幅器1
0により増巾する。出力は負帰還回路11、印加
電極5に接続されており測定距離lxの変化により
帰還量が変化する。なお、増幅器10と負帰還回
路11とにより負帰還増巾器12を構成してい
る。
ここで、
β;帰還回路11の帰還率
F;プローブ特性
i;測定物8と測定電極1の間隔lxに対応した
出力電圧(理論値) Z;帰還回路11の出力電圧 G;増幅器10の増巾度 なお、プローブ特性Fは、理論値においては lx/lx+ls (イ′)である。
出力電圧(理論値) Z;帰還回路11の出力電圧 G;増幅器10の増巾度 なお、プローブ特性Fは、理論値においては lx/lx+ls (イ′)である。
また帰還回路11と印加電極5、測定電極1の
各出力電圧を加算したフイードバツク電圧を
E′とすれば、帰還回路11と印加電極5、測定
電極1よりなる系は並列結合により、 Z=βE (ロ) i=FE (ハ) E′=−Z+i (ニ) (ニ)に(ロ)、(ハ)を代入して E′=−βE+FE=−(β−F)E (ホ) となる。
各出力電圧を加算したフイードバツク電圧を
E′とすれば、帰還回路11と印加電極5、測定
電極1よりなる系は並列結合により、 Z=βE (ロ) i=FE (ハ) E′=−Z+i (ニ) (ニ)に(ロ)、(ハ)を代入して E′=−βE+FE=−(β−F)E (ホ) となる。
ところで、基準電圧esにフイードバツク電圧
E′を加算したところの増幅器10に対する入力
電圧をe′とすれば、帰還回路11及び印加電極
5、測定電極1よりなる回路並びに増幅器10か
らなる全系はフイードバツク結合により e′=es−E′ (ヘ) E=Ge′ (ト) よつて全系の伝達関数は E/es=E/e′+E′ [〓(ヘ)] =E/e′−(β−F)E [〓(ホ)] =Ge′/e′−(β−F)Ge′[〓(ト)] =G/1−(β−F)G (チ) (チ)より E=es・G/1−(β−F)G (リ) (ハ)と(リ)より i=es・G/1−(β−F)G・F… (ヌ) の関係が成立つ。
E′を加算したところの増幅器10に対する入力
電圧をe′とすれば、帰還回路11及び印加電極
5、測定電極1よりなる回路並びに増幅器10か
らなる全系はフイードバツク結合により e′=es−E′ (ヘ) E=Ge′ (ト) よつて全系の伝達関数は E/es=E/e′+E′ [〓(ヘ)] =E/e′−(β−F)E [〓(ホ)] =Ge′/e′−(β−F)Ge′[〓(ト)] =G/1−(β−F)G (チ) (チ)より E=es・G/1−(β−F)G (リ) (ハ)と(リ)より i=es・G/1−(β−F)G・F… (ヌ) の関係が成立つ。
ここで、第1図乃至第3図における実測値e
と、第4図乃至第6図における理論値iとの間に
比例関係が成立つや否や調べてみる。
と、第4図乃至第6図における理論値iとの間に
比例関係が成立つや否や調べてみる。
ここでiを変形するため式(ヌ)にFに式
(イ′)を代入すると ここでiが直線であるための条件を求めてみる。
(イ′)を代入すると ここでiが直線であるための条件を求めてみる。
di/dlx=es・G・[1/(1+G−Gβ)lx+
(1+Gβ)ls −lx(1+G−Gβ)/{(1+G−Gβ)lx+
(1−Gβ)ls}2] =es・G・{(1+G−Gβ)lx+(1−Gβ)
ls −lx(1+G−Gβ)} ÷{(1+G−Gβ)lx+(1−Gβ)ls}2 =es・G・(1−Gβ)ls ÷{(1+G−Gβ)lx+(1−Gβ)ls}2 =es・G・(1−Gβ)ls ÷[{(1+G(1−β)}lx+(1−Gβ)ls]
2 ここでiが直線であるためにはdi/dlxがコン
スタントである。
(1+Gβ)ls −lx(1+G−Gβ)/{(1+G−Gβ)lx+
(1−Gβ)ls}2] =es・G・{(1+G−Gβ)lx+(1−Gβ)
ls −lx(1+G−Gβ)} ÷{(1+G−Gβ)lx+(1−Gβ)ls}2 =es・G・(1−Gβ)ls ÷{(1+G−Gβ)lx+(1−Gβ)ls}2 =es・G・(1−Gβ)ls ÷[{(1+G(1−β)}lx+(1−Gβ)ls]
2 ここでiが直線であるためにはdi/dlxがコン
スタントである。
さてdi/dlxがコンスタントである条件は、lx
を含む項が零になればよいので、 1+G(1−β)=0 ∴G=1/β−1 (ただしG>0、β>0) ここでG<βにような場合(例えばβ=2、G
=1)が解として存在し得るがこの場合は系全体
の安定さを欠いてくる。極端にG≪βなる状態で
は発振状態を形成する。よつて条件としてさらに
G>βなる条件が加えられる。
を含む項が零になればよいので、 1+G(1−β)=0 ∴G=1/β−1 (ただしG>0、β>0) ここでG<βにような場合(例えばβ=2、G
=1)が解として存在し得るがこの場合は系全体
の安定さを欠いてくる。極端にG≪βなる状態で
は発振状態を形成する。よつて条件としてさらに
G>βなる条件が加えられる。
系の安定性を考慮して
β→+1
∞>G≫1
なる条件が本発明の適用条件となる。
この場合lx依存性が残り完全な直線性を示さな
いが、許容誤差を測定状態等から設定し、G、β
の調整をすることにより直線性を持たすことがで
きる。
いが、許容誤差を測定状態等から設定し、G、β
の調整をすることにより直線性を持たすことがで
きる。
第3図の実験値eを見ると、第5図中の理論値
iの傾向を非常によく再現している。すなわち、
それらの間に、線形関係を認めることができる。
iの傾向を非常によく再現している。すなわち、
それらの間に、線形関係を認めることができる。
たとえば、プローブを最大測定距離lx maxに
おいてlx=ls、Cx=Cs、K=1.0のプローブの場
合、増幅器10の利得86dB(約20000倍)、帰還
β=1.0としたときの電圧Eは、lx minでes、
lx、lx maxで2・esとなり距離lxと電圧Eは、直
線性誤差0.01%のほぼ完全な直線となる。プロー
ブ出力電圧iも同様にE・Fの直線になる。第5
図のグラフは、lxとE、lxとiの関係を示したも
のである。
おいてlx=ls、Cx=Cs、K=1.0のプローブの場
合、増幅器10の利得86dB(約20000倍)、帰還
β=1.0としたときの電圧Eは、lx minでes、
lx、lx maxで2・esとなり距離lxと電圧Eは、直
線性誤差0.01%のほぼ完全な直線となる。プロー
ブ出力電圧iも同様にE・Fの直線になる。第5
図のグラフは、lxとE、lxとiの関係を示したも
のである。
第6図は実ブロツク線図である。この図におい
て、直流の基準電圧esと帰還電圧の差電圧を第2
増巾器13により増巾し、XTAL発信器(OSC)
14で駆動されるチヨツピング回路15で一定周
期の交流に変換する。この出力をバントパスフイ
ルター16により波形成形をし、第3増巾器17
により必要電圧まで増巾し、プローブ5,1に加
える。一部を帰還回路11で整流し直流帰還す
る。
て、直流の基準電圧esと帰還電圧の差電圧を第2
増巾器13により増巾し、XTAL発信器(OSC)
14で駆動されるチヨツピング回路15で一定周
期の交流に変換する。この出力をバントパスフイ
ルター16により波形成形をし、第3増巾器17
により必要電圧まで増巾し、プローブ5,1に加
える。一部を帰還回路11で整流し直流帰還す
る。
プローブ5,1の出力は、非反転増巾器9によ
り直流とし、帰還回路11の加合点に接続されて
いる。即ち、esを基準とし(esは基準電圧でeの
出力が挿入されることはない)、距離lxの変化に
よりフイードバツク量が変化し、Eが変化するこ
とにより得られる非反転増巾器9の出力またはE
が非反転増巾器13よりの帰還量を1>1−G
(β−F)の範囲で適当とするとき、これらの出
力電圧は、完全な直線化が得られる。
り直流とし、帰還回路11の加合点に接続されて
いる。即ち、esを基準とし(esは基準電圧でeの
出力が挿入されることはない)、距離lxの変化に
よりフイードバツク量が変化し、Eが変化するこ
とにより得られる非反転増巾器9の出力またはE
が非反転増巾器13よりの帰還量を1>1−G
(β−F)の範囲で適当とするとき、これらの出
力電圧は、完全な直線化が得られる。
なお、非反転増巾器9の直流出力を、第4増巾
器18により必要電圧0〜5V DCとするもので
ある。
器18により必要電圧0〜5V DCとするもので
ある。
すなわち、本発明に係る静電形変位振動計は、
導電性測定物8との間に測定間隙lxに応じた所
の変動静電容量Cxを形成する測定電極1を配置
し、 該測定電極1との間に定静電容量Csを形成し
て印加電極5を配置し、 定静電容量Csと変動静電容量Cxとを介して印
加電極5と測定物8との間に高周波電流を流す所
の高周波電圧装置を、印加電極5と測定物8のア
ース6側との間に配置し、 且つ測定電極1を導体を介して利得約1の高入
力インピーダンスの非反転増巾器9に接続すると
共に該非反転増巾器9の出力側に測定用の電圧計
19を設け、 直流基準電圧esに、発信器14の周期信号を受
けているチヨツピング回路15、バンドパスフイ
ルター16を含む増幅器10を接続して、前記高
周波電圧装置を構成し、 該増幅器10の出力を印加電極5と負帰還回路
11に入力し、 前記増幅器10の増巾度Gと負帰還回路11の
帰還率βとの間に、 1+G(1−β)=0 β→+1 ∞>G≫1 の関係を保つ如く設定することにより測定間隙lx
と電圧計19に伝わる電圧との間に線型関係を保
持させる如く前記高周波電圧装置を構成したもの
である。
の変動静電容量Cxを形成する測定電極1を配置
し、 該測定電極1との間に定静電容量Csを形成し
て印加電極5を配置し、 定静電容量Csと変動静電容量Cxとを介して印
加電極5と測定物8との間に高周波電流を流す所
の高周波電圧装置を、印加電極5と測定物8のア
ース6側との間に配置し、 且つ測定電極1を導体を介して利得約1の高入
力インピーダンスの非反転増巾器9に接続すると
共に該非反転増巾器9の出力側に測定用の電圧計
19を設け、 直流基準電圧esに、発信器14の周期信号を受
けているチヨツピング回路15、バンドパスフイ
ルター16を含む増幅器10を接続して、前記高
周波電圧装置を構成し、 該増幅器10の出力を印加電極5と負帰還回路
11に入力し、 前記増幅器10の増巾度Gと負帰還回路11の
帰還率βとの間に、 1+G(1−β)=0 β→+1 ∞>G≫1 の関係を保つ如く設定することにより測定間隙lx
と電圧計19に伝わる電圧との間に線型関係を保
持させる如く前記高周波電圧装置を構成したもの
である。
本発明によれば、電極間の誘電体の誘電率の変
化は発生電圧に無関係であり、測定物は直接アー
スまたは高周波的にアースされている導電体であ
れば、どのようなものでも、渦電流式変位計と同
様な扱いで安定した振動変位を計測することが出
来るし、その上測定間隔lxと電圧計19に伝わる
電圧との間に線型関係が成立つているので、実用
上大変便利である。
化は発生電圧に無関係であり、測定物は直接アー
スまたは高周波的にアースされている導電体であ
れば、どのようなものでも、渦電流式変位計と同
様な扱いで安定した振動変位を計測することが出
来るし、その上測定間隔lxと電圧計19に伝わる
電圧との間に線型関係が成立つているので、実用
上大変便利である。
図面はこの発明の一実施例を説明するためのも
ので、第1図は一部の正面図、第2図は第1図の
原理図、第3図はプローブに定電圧を加えた場合
の測定間隔と測定電圧との関係を示すグラフであ
る。第4図はプローブに加える電圧装置のブロツ
ク図、第5図は第4図の装置を用いたときの測定
間隔と印加電圧、プローブ電圧との関係を示すグ
ラフ、第6図は第4図の実ブロツク線図である。 1…測定電極、5…印加電極、6…アース、8
…測定物、9…非反転増巾器、12…負帰還増巾
器、14…発信器、19…電圧計、Cs…定静電
容量、Cx…変動静電容量、es…直流基準電圧、
lx…測定間隙。
ので、第1図は一部の正面図、第2図は第1図の
原理図、第3図はプローブに定電圧を加えた場合
の測定間隔と測定電圧との関係を示すグラフであ
る。第4図はプローブに加える電圧装置のブロツ
ク図、第5図は第4図の装置を用いたときの測定
間隔と印加電圧、プローブ電圧との関係を示すグ
ラフ、第6図は第4図の実ブロツク線図である。 1…測定電極、5…印加電極、6…アース、8
…測定物、9…非反転増巾器、12…負帰還増巾
器、14…発信器、19…電圧計、Cs…定静電
容量、Cx…変動静電容量、es…直流基準電圧、
lx…測定間隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電性測定物8との間に測定間隙lxに応じた
所の変動静電容量Cxを形成する測定電極1を配
置し、 該測定電極1との間に定静電容量Csを形成し
て印加電極5を配置し、 定静電容量Csと変動静電容量Cxとを介して印
加電極5と測定物8との間に高周波電流を流す所
の高周波電圧装置を、印加電極5と測定物8のア
ース6側との間に配置し、 且つ測定電極1を導体を介して利得約1の高入
力インピーダンスの非反転増巾器9に接続すると
共に該非反転増巾器9の出力側に測定用の電圧計
19を設け、 直流基準電圧esに、発信器14の周期信号を受
けているチヨツピング回路15、バンドパスフイ
ルター16を含む増幅器10を接続して、前記高
周波電圧装置を構成し、 該増幅器10の出力を印加電極5と負帰還回路
11に入力し、 前記増幅器10の増巾度Gと負帰還回路11の
帰還率βとの間に 1+G(1−β)=0 β→+1 ∞>G≫1 の関係を保つ如く構成することにより、 測定間隙lxと電圧計19に伝わる電圧との間に
線型関係を保持させる如く構成してなる静電形変
位振動計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10852877A JPS5441764A (en) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | Electrostatic displacement vibrometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10852877A JPS5441764A (en) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | Electrostatic displacement vibrometer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5441764A JPS5441764A (en) | 1979-04-03 |
JPS6211281B2 true JPS6211281B2 (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=14487082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10852877A Granted JPS5441764A (en) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | Electrostatic displacement vibrometer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5441764A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56135110A (en) * | 1980-03-26 | 1981-10-22 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Signal conversion device |
JPS6415904U (ja) * | 1987-07-14 | 1989-01-26 |
-
1977
- 1977-09-08 JP JP10852877A patent/JPS5441764A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5441764A (en) | 1979-04-03 |
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