JPS62112777A - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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JPS62112777A
JPS62112777A JP25332885A JP25332885A JPS62112777A JP S62112777 A JPS62112777 A JP S62112777A JP 25332885 A JP25332885 A JP 25332885A JP 25332885 A JP25332885 A JP 25332885A JP S62112777 A JPS62112777 A JP S62112777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cluster
substrate
thin film
ion beam
size
Prior art date
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Pending
Application number
JP25332885A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Aoki
青木 正彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP25332885A priority Critical patent/JPS62112777A/ja
Publication of JPS62112777A publication Critical patent/JPS62112777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/08Ion sources
    • H01J2237/0812Ionized cluster beam [ICB] sources

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、基板に対してクラスタサイズの均一なりラ
スタイオンビームのみを照射できるように改良した薄膜
形成装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の薄膜形成装置の一例を示す概略図であ
り、同種のものが例えば特公昭54−9592号公報に
開示されている。即ち、高真空(例えば10−’〜l 
O−’T o r r程度)に排気される真空容器(図
示省略)内に、薄膜形成されるべき基板(例えばシリコ
ン基板)2と、当該基板2に薄膜形成物質(例えばシリ
コン)から成るクラスタビーム16を照射するクラスタ
ビームr1.4とが設けられている。
クラスタビーム源4は、試料6を収納して加熱するため
のるつぼ8、るつぼ8内の蒸気(約ITorr程度)が
そのノズル9を通して高真空中に噴出する際に形成され
るクラスタから成るクラスタビーム16に電子流を照射
してイオン化するイオン化室10およびイオン化したク
ラスタビーム(即ちクラスタイオンビーム)16iを加
速するための加速電極12を備えており、当該加速電極
12には加速電源14によって加速電圧Vaが印加され
る。加速されたクラスタイオンビーム161中の各クラ
スタイオンは、qVaのエネルギーを持って基板2に到
達する。qはクラスタイオンの電荷である。
〔発明が解°決しようとする問題点〕
上記のような装置においては、るつぼ8のノズル9から
発生するクラスタは一般に、例えば第5図に示すように
、クラスタサイズ1000付近にピークを持つようなり
ラスタ量の分布を取る。このため、例えばl0KVでク
ラスタイオンが加速された場合、クラスタサイズが10
00の場合と100の場合とでは、クラスタイオンを構
成する原子1個当たりの持つエネルギーは10eVと1
00eVになる。つまり、この種のクラスタビームa4
から発生されるクラスタビーム16中には、1個当たり
のエネルギーが100eV以上の粒子が混在しているこ
とになり、基板2表面において、本来の薄膜形成以外に
、不所望のスパッタリングや注入の現象が生じてしまう
また上記のような装置においては、イオン化室10にお
けるイオン化効率は通常30〜50%程度であり、基板
2に対し5てクラスタイオンビーム161以外に中性ク
ラスタビーム16nも照射されるため、クラスタビーム
の良さが十分に生かされていない。即ち、クラスタを構
成する原子1個当たりのエネルギーが数〜十eV程度の
場合に、当該原子の基板2表面におけるマイグレーショ
ン効果によって比較的低い基板温度でも薄膜の結晶性向
上が期待できるけれども、中性クラスタビーム16nは
電気的に加速することができず、そのエネルギーはるつ
ぼ8のノズル9からの噴出速度に相当する運動エネルギ
ー、例えば120eV程度であり、中性クラスタを構成
する原子1個当たりに換算するとクラスタサイズが10
00の場合0.1eV程度のエネルギーしかないため、
中性クラスタビーム16nの基板2表面におけるマイグ
レーション効果は期待できないからである。
そこでこの発明は、中性クラスタビームを除去すると共
にクラスタサイズの均一なりラスタイオンビームのみを
基板に対して照射することができる薄膜形成装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の薄膜形成装置は、真空容器内に、基板と、ク
ラスタイオンビームを含むクラスタビームを射出するク
ラスタビーム源とを設け、更にクラスタビーム源からの
クラスタビームの経路上に、クラスタイオンビームを質
量分析して所定範囲内の質量を持つクラスタイオンビー
ムのみを基板に導く質量分析手段を設けて成ることを特
徴とする。
〔作用〕
質量分析手段によって、クラスタビーム源からのクラス
タビーム中のクラスタイオンビームが質量分析されて、
所定範囲内の質量を持つクラスタイオンビームのみが基
板に導かれる。即ち、中性クラスタビームが除去される
と共にクラスタサイズの均一なりラスタイオンビームの
みが基板に照射される。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例に係る薄膜形成装置を示
す概略図である。第4図と同等部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
この実施例においては、質量分析手段として、クラスタ
ビーム源4からのクラスタビーム16の径路上に弧状に
曲がった質量分析電磁石18を設けており、更に当該質
量分析電磁石18と基板2との間にスリット22を設け
ている。20は、質量分析電磁石18に励磁電流を供給
するための電源である。
質量分析電磁石18内に導入されたクラスタビーム16
の内、所定範囲内の質量を持つ、例えばクラスタサイズ
1000付近のクラスタイオンビーム16iは、当該質
量分析電磁石18によって所定量だけ偏向されてスリッ
ト22を通過して基板2に照射される。当」亥クラスタ
イオンビーム161よりも軽い、あるいは重たいクラス
タイオンビームは、第1図中に破線あるいは2点鎖線で
示すように、所定のクラスタイオンビーム16iよりも
大きく、あるいは小さく偏向されるため、基板2には到
達しない。また、クラスタビーム16中の中性クラスタ
ビーム16nは、全く偏向されず直進してこの例では質
量分析電磁石18の壁面に当たり除去される。
従って上記装置においては、質量分析電磁石18におい
て中性クラスタビーム16nが除去されると共に、所定
範囲内の質量を持つクラスタイオンビーム16iのみが
、即ちクラスタサイズの均一なりラスタイオンビーム1
6iが選択(質量分析)されて基板2に照射される。例
えば第2図に示すように、クラスタサイズ1000付近
のクラスタイオンビーム16iのみが選択されて基板2
に照射される。それゆえ、基板2に入射されるクラスタ
イオンを構成する原子1個当たりのエネルギーが所定の
もの(例えば数〜十eV程度の内の所定のもの)にほぼ
揃うようになり、当該原子の基板2表面におけるマイグ
レーション効果によって結晶性の良い薄膜を得ることが
できる。また不所望のスパッタリングや注入の現象も生
じない。
尚、第1図の装置において、スリット22と基板2との
間のクラスタイオンビーム16iの経路上に、静電気力
によって当該クラスタイオンビーム16iをX軸および
Y軸方向に走査する静電走査手段を設けても良く、その
ようにすれば、良質の膜を大面積に亘り均一に形成する
ことができるようになる。
次に、実施例に係る装置のより具体的な仕様の例を第3
図を参照して説明する。
■質量分析電磁石18における磁束密度について 質量数M (am、) 、加速エネルギーeVa(eV
〕 (但し1価の場合)のクラスタイオンビーム161
が曲率半径R(m)の質量分析電磁石180曲率円周上
を通過する時の当該質量分析電磁石1今、ti分析した
いクラスタイオンの特性を、加速エネルギーが10Ke
V、クラスタサイズが1000のシリコン原子とし、R
=2mとすると、=5.8  (KG) ■原子1儒当たりのエネルギーの変動についてターゲッ
ト(例えば基板2)付近での質量数Mの違い(ΔM)に
よるクラスタイオンビーム161の中心のズレ(ΔX)
は、 ここで、Lは質量分析電磁石18の出口とスリット22
との間の距離、φは質量分析電磁石18の偏向角である
今、R=2m、φ=45°、L=0.5m、ターゲット
におけるビームサイズ(幅)を5cm、スリット22の
開口幅を5cmとすると、ΔX=5cm以下となるΔM
を持ったクラスタイオンビームl#105 つまり、クラスタサイズが1000を中心として±10
5以内のクラスタイオンビーム16iがターゲットに入
射することになる。これはクラスタを構成する原子1個
当たりのエネルギーに換算すると、1QeVに対して±
leVの変動に相当する。ビームサイズを10cmとし
ても、せいぜい±2e■のエネルギー変動である。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、中性クラスタビームを
除去すると共にクラスタサイズの均一なりラスタイオン
ビームのみを基板に対して照射することができる。その
結果、基板に入射されるクラスタを構成する原子1個当
たりのエネルギーが揃うようになり、良質の膜形成が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る薄膜形成装置を示
す概略図である。第2図は、第1図の装置において基板
に照射されるクラスタイオンビームのクラスタサイズと
クラスタ量との関係の一例を示す概略図である。第3図
は、実施例に係る装置のより具体的仕様を説明するため
の概略図である。第4図は、従来の薄膜形成装置の一例
を示す概略図である。第5図は、従来の装置において基
板に照射されるクラスタビームのクラスタサイズとクラ
スタ量との関係の一例を示す概略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空容器内に、基板と、クラスタイオンビームを
    含むクラスタビームを射出するクラスタビーム源とを設
    け、更にクラスタビーム源からのクラスタビームの経路
    上に、クラスタイオンビームを質量分析して所定範囲内
    の質量を持つクラスタイオンビームのみを基板に導く質
    量分析手段を設けて成ることを特徴とする薄膜形成装置
JP25332885A 1985-11-11 1985-11-11 薄膜形成装置 Pending JPS62112777A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01501583A (ja) * 1986-10-15 1989-06-01 ヒユーズ・エアクラフト・カンパニー イオン化されたクラスタビームの質量分離装置
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