JPS62112749A - ドツトプリンタ−用印字ピン - Google Patents

ドツトプリンタ−用印字ピン

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Publication number
JPS62112749A
JPS62112749A JP25425685A JP25425685A JPS62112749A JP S62112749 A JPS62112749 A JP S62112749A JP 25425685 A JP25425685 A JP 25425685A JP 25425685 A JP25425685 A JP 25425685A JP S62112749 A JPS62112749 A JP S62112749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing pin
dot printer
printing
tac
toughness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25425685A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadashi Kusaka
日下 貞司
Masahiro Machida
町田 正弘
Akira Egami
江上 明
Masaru Ishii
勝 石井
Tsutomu Yoshida
勉 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP25425685A priority Critical patent/JPS62112749A/ja
Publication of JPS62112749A publication Critical patent/JPS62112749A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワードプロセッサーやパーソナルコンピュー
タ等のオフィスオートメーション機器に使用されるドツ
トプリンター用印字ピンに関し、詳細には耐摩耗性(硬
さ)及び靭性(抗折力)の両者を向上させることに成功
したドツトプリンター用印字ピン(以下単に印字ピンと
いう場合もある)に関するものである。
し従来の技術] 最近のオフィスオートメーションの技術革新はめざまし
いものがあり、オフィスコンピュータやワードプロセッ
サ等は急速に普及してきている。
これらのオフィスオートメーション機器に用いられるプ
リンターとしては、インパクト方式のものが主流となっ
ているが、該インパクト方式に使用されるワイヤートッ
ドプリンターは、一般に第2図(模式説明図)に示す様
な構成からなっている。即ちコア1及びコイル2からな
る電磁石3の作動によりアーマチュア4が駆動すると共
に印字ビン9がガイド5.6中を往復運動する様になっ
ており(11は板ばねを示す)、多数配設した印字ビン
のうち任意のものが選択されて前進することによりプラ
テン7とリボン8の間に設けられた印字紙10にドツト
パターン(文字や図形等)を形成印字していく。
上記印字ビン9に要求される特性としては、色々の観点
から種々の特性が挙げられるが、それらの中で特に印字
ビン9の長寿命化という観点からみると、(1)靭性(
抗折力)に優れること、(2)特に先端部の耐摩耗性か
良好であること、等が重要である。
[発明が解決しようとする問題点] 上記要求(1) 、 (2)を満足させることを指向し
た技術としては、特開昭55−11802号公報及び同
59−79766号公報に開示されている発明が挙げら
れる。このうち特開昭55−11802号公報は、Co
を10〜20重量%含有するWC基高硬度合金からなる
ドツトプリンタ用印字ワイヤに関するものであって、該
印字ワイヤは、上記(2)の耐摩耗性については要求特
性を一応満足している様であるが、上記(1)の靭性に
ついては必ずしも満足できる迄には至っていない。これ
に対して特開昭59−79766号公報は、上記(1)
の靭性を改善することを目積してCoの含有量を24重
量%以上としているが、この場合には逆に上記(2)の
耐摩耗性が犠牲となる。即ち要求特性(1) 、  (
2)の両方を満足するものは知られておらず、両特性は
互いに拮抗関係にある様である。
本発明は、こうした事情を憂慮してなされたものであっ
て、上記要求特性(1)及び(2)の両者を満足し、も
って長期に渡って安定した印字品質を与えることのでき
るドツトプリンター用印字ピンを提供しようとするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 上述の如き目的を達成し得た本発明に係るトッドプリン
ター用印字ピンとは、WCを主体とするドツトプリンタ
ー用印字ピンであって、WCとして粒径が0.1〜0.
7μmのものを用い、TaC。
VC,Cr3 C2、HfCよりなる群から選択される
カーバイドを0.01〜5重量%、Coを5〜25重量
%、夫々配合したところに要旨が存在するものである。
[作用] 本発明は、上述の如くWCを主体とするドツトプリンタ
ー用印字ピンであって、(1)WCとして粒径が0.1
〜0.7μmのものを用い、(2)TaC,VC,Cr
3 C2、HfCよりなる群から選択されるカーバイド
を0.01〜5重量%(以下単に%という)配合し、更
に(3)Coを5〜25%配合するものであって、これ
ら(1)〜(3)の必須的構成要件が合理的に結合した
ところに最大の特徴が存在するものである。以下(1)
〜(3)の夫々について数値限定根拠を踏まえつつ説明
する。
(1)WCとして粒径が0.1〜0.7μmのものを用
いた点 本発明者等は、印字ピンの硬さや靭性に及ぼすWCのa
径(10〜0.1μmの領域)について検討していたと
ころ、(A)全般的傾向として粒径が小さくなるにつれ
て印字ピンの硬さは上昇していくが、逆に靭性は低下す
る、(2)シかし上記靭性については、ある値を境にし
てこれより小さい値は逆に上昇傾向に転する、といった
新たな知見を得るに至り、上記境界値を規定すべく更に
研究を重ねた。その結果、0.7(好ましくは0.5)
という境界値を得るに至り、これ以下では靭性及び硬さ
共に、印字ピンの要求特性値を満足するという確信を得
た。ところが粒径を0.1 μm未満にしてやると、硬
さは上昇するものの該粒径の粉末が2次粒子を形成する
等の理由によりこの超微粉末の特性を必ずしも十分に活
用できず靭性劣化を生ずることが分かった。こうして0
.1〜0.7μmという好適範囲を定めたが本発明に用
いるWC粉末は全てが上記範囲内の粒径でなければなら
ないというのではなく、使用粉末の75%以上好ましく
は85%以上が上記粒径範囲内であれば所期の目的は十
分達成される。
(2)TaC,VC,Cr3 C2、HfCよりなる群
から選択されるカーバイドを0.01〜5%配合した点 これらのカーバイドは、上記W C171j(粒子等を
焼結して印字ピン素材を得るに当って、各粒子の粒成長
(微粒子から粗粒になる現象)を抑制する為に加えられ
るもので、添加量が0.01%未満では上記粒成長抑制
効果が不十分であり、一方5%を超えると靭性が悪化す
ることが実証された。
(3)Coを5〜25%配合した点 5%未満では靭性が不足し、25%を超えると耐摩耗性
上が悪くなることが確証されたので上述の様に規定した
以上(1)〜(3)の検討結果を総括的にまとめて第1
表に示す。
[実施例] 本発明に係るドツトプリンター用印字ピン(0,3mm
ψxso++on’)をドツトプリンターに取り付は耐
摩耗性試験を実施し、その結果を第1図に示す。尚実施
例1 (発明材の)は、0.3μmのWCが90.5%
、Coが8%、さらにVCが1%、TaCが0.5%添
加された組成からなる印字ピン、実施例2(発明材■)
は、0.7μmのWCが90%、Coが8%、VCが1
%、TaCが0.5%、HfCが1%からなる印字ピン
、比較例(比較材■)は1.5μmのWCが91%、C
oが8%、TaCが0.5%、Cr3C2が0.5%か
らなる印字ピンである。
[発明の効果] 本発明は上述の如く構成されているので以下の様な優れ
た効果が発揮される。
(1)耐摩耗性(硬さ)及び靭性(抗折力)の両者を向
上させることができた。
(2)長期に渡って安定した印字品質を確保でき、印字
ピンの長寿命化に資することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るドツトプリンター用印字ピンの摩
耗量とドツト回数との関係を示すグラフ、第2図はイン
パクト方式のワイヤートッドプリンターの概略的構成を
示す説明図である。 1・・・コア      2・・・コイル3・・・電磁
石     4・・・アーマチュア5.6・・・ガイド
    7・・・プラテン8・・・リボン     9
・・・印字ピン10・・・印字紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. WCを主体とするドットプリンター用印字ピンであって
    、WCとして粒径が0.1〜0.7μmのものを用い、
    TaC、VC、Cr_3C_2、HfCよりなる群から
    選択されるカーバイドを0.01〜5重量%、Coを5
    〜25重量%、夫々配合したことを特徴とするドットプ
    リンター用印字ピン。
JP25425685A 1985-11-12 1985-11-12 ドツトプリンタ−用印字ピン Pending JPS62112749A (ja)

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