JPS6211267B2 - - Google Patents

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JPS6211267B2
JPS6211267B2 JP18637681A JP18637681A JPS6211267B2 JP S6211267 B2 JPS6211267 B2 JP S6211267B2 JP 18637681 A JP18637681 A JP 18637681A JP 18637681 A JP18637681 A JP 18637681A JP S6211267 B2 JPS6211267 B2 JP S6211267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
nozzle
outlet
guide wall
control
Prior art date
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Expired
Application number
JP18637681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5888206A (ja
Inventor
Motoyuki Nawa
Norio Sugawara
Yutaka Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18637681A priority Critical patent/JPS5888206A/ja
Publication of JPS5888206A publication Critical patent/JPS5888206A/ja
Publication of JPS6211267B2 publication Critical patent/JPS6211267B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15DFLUID DYNAMICS, i.e. METHODS OR MEANS FOR INFLUENCING THE FLOW OF GASES OR LIQUIDS
    • F15D1/00Influencing flow of fluids
    • F15D1/08Influencing flow of fluids of jets leaving an orifice

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流れの方向制御装置に関するものであ
り、特に円環状吹出口よりの流れに対し、流れの
付着効果を利用して広角に偏向することを目的と
するものである。
従来の円環状吹出口では、流れの方向を偏向す
るに際して、流れの中に配置された偏向部材のみ
により偏向を行なうものであつた。第11図は従
来の円環状吹出し口17を示したものである。流
入した流れXは、偏向部材18に衝突し、円環状
の流れYとなり流出する。この偏向部材18は軸
19を介してベローズ20に結合されており、流
れ方向はベローズ20の移動により制御される。
この場合、流れYの偏向角度αを大きくとろうと
すると、偏向部材18を大きくしなければなら
ず、また衝突のみにより偏向を達成するものであ
るため、この衝突による風量低下が大きく、実質
的に広角の偏向を実現しえないものであつた。
本発明は、流れ方向に厚みの薄いノズルを用
い、ノズル下流に曲面状の案内壁を配置し、円環
状吹出口に設けられた制御板により流れの案内壁
に対する付着効果を利用して流れの偏向を制御
し、ノズル断面積で規定される風量抵抗が同一で
あるノズルに関して、上記従来の欠点を解消する
ものである。
以下本発明の構成をその一実施例を示す図面に
基づいて説明する。第1図〜第6図において、1
は流れ方向制御装置である。2は円筒壁であり、
円筒状供給室3を区画している。4は円筒状供給
室3の出口にとりつけられた第1のノズルであ
り、円環状に形成されている。5は円板形状の第
2のノズルであり、適当な手段で円筒状2に保持
されて、前記第1のノズル4の開口部中央に位置
するように取付けられている。円筒状供給室3の
出口は第1のノズル4および第2のノズル5によ
り円環状吹出口6に形成されている。第1及び第
2のノズル4,5の厚みt1,t2は円環状吹出口6
の幅Wに比べ、比較的薄い厚みに形成されてい
る。また、第1のノズル4および第2のノズル5
の出口部4′および5′は流れ方向に対して漸次狭
まり形状に形成されている。
7および8は流れ方向に対し漸次外方へ拡大す
る形状に構成された案内壁である。第1の案内壁
7は第1のノズル4の出口部4′出口端より外側
へ後退した第1の段差部9を有した状態で配置さ
れている。また第2の案内壁8は第2のノズル5
の出口部5′出口端より内側へ後退した第2の段
差部10を有した状態で配置されている。11
a,11b,11c,11dは制御板であり、弾
性体で形成されており、軸12a,12b,12
c,12dにより順次円環状に結合されてほぼ円
筒状に形成され円環状吹出口6の内部に配置され
ている。前記軸12a,12b,12c,12d
は適当な手段で第2のノズル5の上面は固定され
ている。また制御板11a,11b,11c,1
1dはそれぞれのほぼ中央部に球形状の自在継手
13a,13b,13c,13dを有しており、
流れ方向制御装置1の軸心に設けられた制御軸1
4の上部に取付けられた球形状の自在継手15と
それぞれ結合軸16a,16b,16c,16d
にて連結されている。このような構成により、第
1図に示すごとき制御軸14の位置においては、
制御板11a,11b,11c,11dはほぼ円
筒状の位置に設定され、制御軸14の上下移動に
より、制御板11a,11b,11c,11dは
下開きもしくは上開きの状態に規制される。制御
軸14はこれら任意の位置にて係止可能に構成さ
れている。
上記構成において、制御軸14が第1図に示す
如き状態に設定されているとする。この時、制御
板11a,11b,11c,11dは、第3図に
示すごとく、ほぼ円筒状に設定されている。第1
図において、円筒状供給室3に流入する流れAは
制御板11a,11b,11c,11dにより外
側流れBおよび内側流れCに分割される。外測流
れBは供給室3内において第1のノズル4の出口
部4′より外側の領域Fの背圧の効果に加えて第
1のノズル4の厚みが薄く形成されていることに
より、吹出口6においてこの背圧が流れを内側に
向けるべく作用する。しかしこの流れは他方で制
御板11a,11b,11c,11dの方向規制
を受けるためほぼ直進方向の流れとなる。またこ
の時吹出口6の出口において、案内壁7は段差部
9を有して外側へ後退して配置されているため、
流れBは案内壁7に付着することがない。
他方、流れCは供給室3内において、第2のノ
ズル5の出口部5′より内側の領域Gの背圧の効
果に加えて、第2のノズル5の厚みが薄く形成さ
れていることにより、吹出口6においてこの背圧
が流れを外側に向けるべく作用する。しかしなが
らこの流れは他方で制御板11a,11b,11
c,11dの方向規制を受けるため、ほぼ直進方
向の流れとなる。またこの時吹出口6の出口にお
いて、案内壁8は段差部10を有して内側へ後退
して配置されているため、流れCは案内壁8に付
着することがない。
流れBと流れCとは下流で合流し、全体として
直進方向に向かう円環状流れDとなる。
次に制御軸14を上方へ移動した場合を第4図
に示す。この時、制御板11a,11b,11
c,11dは軸12a,12b,12c,12d
により支持されているため移動しないが、結合軸
16a,16b,16c,16dによりその上部
が内側に移動させられ、第5図に示す如く、下開
きの状態となる。
第4図において、円筒状供給室3に流入する流
れAは制御板11a,11b,11c,11dに
より外側流れBおよび内側流れCに分割される。
外側流れBは、供給室3内において、領域Fの背
圧効果により、流れが内側に向けられようとする
が、制御板11a,11b,11c,11dが直
進方向に対してθだけ外側へ傾斜しているた
め、この規制により案内壁7に付着する。
他方、流れCは、供給室3内において、領域G
の背圧効果により流れが外側に向けられる。この
時、制御板11a,11b,11c,11dは外
側に傾斜しているため、流れCの外側偏向を大き
く妨げることがない。すなわち流れCは領域Gの
背圧効果を有効に受けて、流れBをより案内壁7
に押しつける。
これらの作用により、流れBと流れCの合流し
た流れDは下流に向かつて拡大形状に大きく偏向
した環状流れとなる。
次に、制御軸14を第1図の場合よりも下方に
移動した場合を第6図に示す。この時は、第4図
の場合とは逆に、制御板11a,11b,11
c,11dは上開きの状態となる。
第6図において、円筒状供給室3に流入する流
れAは制御板11a,11b,11c,11dに
より外側流れBおよび内側流れCに分割される。
内側流れCは、供給室3内において、領域Gの背
圧効果により流れが外側に向けられようとする
が、制御板11a,11b,11c,11dが直
進方向に対してθだけ内側へ傾斜しているた
め、この規制により案内壁8に付着する。
他方、流れBは、供給室3内において、領域F
の背圧効果により流れが内側に向けられる。この
時、制御板11a,11b,11c,11dは内
側に傾斜しているため、流れBの内側偏向を大き
く妨げることがない。すなわち、流れBは領域F
の背圧効果を有効に受けて、流れCをより案内壁
8に押しつける。
これらの作用により、流れBと流れCの合流し
た流れDは下流に向かつて狭まり形状に偏向され
合流し、Eなる流れとなる。この場合は、全体と
して逆円錐状の流れとなる。
なお、上記の偏向作用は、制御軸14の上下動
に伴なう制御板11a,11b,11c,11d
の傾斜角変化に対して、流れに対する規制が連続
的に変化するため、流れの偏向も連続的に達成さ
れる。
このように、円環状吹出口6に配置された制御
板11a,11b,11c,11dの形状変化に
より、流れを広角にわたり連続的に偏向制御する
ことが可能となる。
次に本発明の他の実施例を第7図により説明す
る。第7図は第1図における第1のノズル4の厚
みt1を厚くしてt1′としたものである。符号はすべ
て第1図と同様のものを示している。第7図は制
御軸14を上方に移動した状態を示しており、制
御板11a,11b,11c,11dの位置とし
ては第4図と同じ状態にある場合を示している。
この場合基本的な偏向原理は第4図に示したも
のと同一であるが、第1のノズル4の厚みt1′が
第4図に示す場合よりも厚く形成されているた
め、領域Fにおける背圧の流れBにおよぼす効果
は第4図の場合よりも上流側に移行する。そのた
め、流れBは制御板11a,11b,11c,1
1dの方向規制をより強く受けるようになり、第
4図よりも案内壁7側に受かう流れとなる。この
ため、流れBと流れCとが合流した流れDは、第
4図の偏向角αよりも大きな偏向角βを有する流
れとなる。
したがつて、第1のノズル4の厚みを厚くする
ことにより、より広角の偏向を達成することが可
能となる。
第8図は、制御板11aと結合軸16aとの間
に設けられた自在継手13aの内部構造を詳細に
示したものである。制御板11aに結合された球
形部が自在継手13aの内部で回動しうる様に構
成されている。制御板11b,11c,11dと
自在継手13b,13c,13dのそれぞれとの
結合も同様の構成である。
第9図は、自在継手15の内部構造を示したも
のである。結合軸16a,16bのそれぞれに形
成された球形部が自在継手15の内部で回動しう
る様に構成されている。結合軸16c,16dも
同様の構成で自在継手15に連結されている。
第10図は、矩形ノズルを用いた原理モデルに
より、羽根を用いて偏向を行なつた場合の羽根角
度と偏向角度の関係を示したグラフである。黒丸
印が羽根のみによる偏向、すなわち衝突のみによ
る偏向であり、白丸印が流れの出口に案内壁を用
いた偏向、すなわち付着効果を利用した偏向であ
る。このグラフからわかる様に、同一羽根角度に
対して、付着効果を用いた方が偏向角度が大き
い。すなわち同一ノズル構造を用いた場合は、あ
る偏向角度を達成するのに、付着効果のある方が
より小さな羽根角度、すなわちより少ない風量抵
抗で行なうことが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明の流れ
方向制御装置は、厚みの薄い2つのノズルにより
形成された円環状の吹出口と、ノズル下流側に曲
面状の案内壁を設け、円環状吹出口に設けられた
制御板により流れの案内壁に対する付着効果を制
御するようにしたので、吹出口からの円環状流れ
を広角に偏向しうるという効果を有するものであ
る。
さらに、第1のノズルの厚みを厚くすることに
より、背圧の効果をより上流側に移動させて、よ
り広角の偏向を達成しうるという効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の流れ方向制御装置の一実施例
を示す断面図で第2図のX−X′断面図、第2図
は第1図のY−Y′断面図、第3図は第1図にお
ける制御板部分の斜視図、第4図は第1図とは別
の流れ状態を示す断面図、第5図は第4図におけ
る制御板部分の斜視図、第6図は第1図とは更に
別の流れ状態を示す断面図、第7図は本発明の他
の実施例を示す断面図、第8図および第9図は本
発明の各実施例における自在継手の断面図、第1
0図は衝突による偏向と付着による偏向の原理モ
デルによる特性の比較図、第11図は従来例の断
面図である。 1……流れ方向制御装置、3……円筒状供給
室、4……第1のノズル、5……第2のノズル、
6……円環状吹出口、7……第1の案内壁、8…
…第2の案内壁、9……第1の段差部、10……
第2の段差部、11a,11b,11c,11d
……制御板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状供給室出口に、流れに対してほぼ直角
    方向に突出した厚みの薄い第1のノズルと第2の
    ノズルとを設けて、前記2つのノズルにより円環
    状吹出口を形成し、前記第1のノズル内周近傍か
    ら流れに対し外方へ漸次拡大する曲面状の第1の
    案内壁を設け、前記第2のノズル外周近傍から流
    れに対し内方へ漸次拡大する曲面状の第2の案内
    壁とを設け、前記円環状吹出口内部に円筒状の制
    御板を配置し、前記制御板の流れに対する傾斜角
    度を変化することにより前記吹出口を通過する流
    れの前記第1もしくは第2の案内壁に対する付着
    効果を制御するごとく構成した流れ方向制御装
    置。 2 第1のノズルの厚みを、第2のノズルの厚み
    より厚くした特許請求の範囲第1項記載の流れ方
    向制御装置。
JP18637681A 1981-11-19 1981-11-19 流れ方向制御装置 Granted JPS5888206A (ja)

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JP18637681A JPS5888206A (ja) 1981-11-19 1981-11-19 流れ方向制御装置

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JP18637681A JPS5888206A (ja) 1981-11-19 1981-11-19 流れ方向制御装置

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JPS5888206A JPS5888206A (ja) 1983-05-26
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JP18637681A Granted JPS5888206A (ja) 1981-11-19 1981-11-19 流れ方向制御装置

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5113639B2 (ja) * 2008-06-17 2013-01-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 気体流れ調整機構及び空調装置
US9557070B2 (en) 2015-05-07 2017-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Air conditioner and method for controlling the same
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GB2582818B (en) 2019-04-05 2022-02-16 Dyson Technology Ltd Vehicle vent assembly

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