JPS6114426B2 - - Google Patents
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- JPS6114426B2 JPS6114426B2 JP13145581A JP13145581A JPS6114426B2 JP S6114426 B2 JPS6114426 B2 JP S6114426B2 JP 13145581 A JP13145581 A JP 13145581A JP 13145581 A JP13145581 A JP 13145581A JP S6114426 B2 JPS6114426 B2 JP S6114426B2
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 44
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/06—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
- F24F13/075—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser having parallel rods or lamellae directing the outflow, e.g. the rods or lamellae being individually adjustable
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、空気調和装置等の流体吹出口構造に
係り、特に、流体吹出口からの吹出風の風向を変
えられるようにした流体吹出口構造の改良に関す
る。
係り、特に、流体吹出口からの吹出風の風向を変
えられるようにした流体吹出口構造の改良に関す
る。
一般に、空気調和装置を搭載した車両にあつて
は、第１図に示すように、空気調和装置で形成し
た温調空気を車室内に導くために、例えば、イン
ストルメントパネル１の前面略中央及び左右両側
に夫々流体吹出口Ｆが開設されている。
は、第１図に示すように、空気調和装置で形成し
た温調空気を車室内に導くために、例えば、イン
ストルメントパネル１の前面略中央及び左右両側
に夫々流体吹出口Ｆが開設されている。
このような流体吹出口Ｆには、一般に吹出口ユ
ニツト２が装着されており、この吹出口ユニツト
２によつて流体吹出口Ｆからの吹出風の風向が任
意に変えられるようになつている。従来における
この種の吹出口ユニツト２は、例えば、第２図に
示すように、前後に開口した枠体３を有し、この
枠体３の後部両側には内方に向けて一対のノズル
壁４ａ，４ｂを突設してこのノズル壁４ａ，４ｂ
間にノズル部を形成すると共に、このノズル部４
の下流側両側には吹出開口端に向けて漸次拡開す
る案内壁５ａ，５ｂを設ける一方、上記ノズル部
４に風向ガイド板６を枢軸７を介して左右揺動可
能に軸支してなるものである。尚、ノズル部４と
案内壁５ａ，５ｂとの間には微小な段差部８ａ，
８ｂが形成されている。
ニツト２が装着されており、この吹出口ユニツト
２によつて流体吹出口Ｆからの吹出風の風向が任
意に変えられるようになつている。従来における
この種の吹出口ユニツト２は、例えば、第２図に
示すように、前後に開口した枠体３を有し、この
枠体３の後部両側には内方に向けて一対のノズル
壁４ａ，４ｂを突設してこのノズル壁４ａ，４ｂ
間にノズル部を形成すると共に、このノズル部４
の下流側両側には吹出開口端に向けて漸次拡開す
る案内壁５ａ，５ｂを設ける一方、上記ノズル部
４に風向ガイド板６を枢軸７を介して左右揺動可
能に軸支してなるものである。尚、ノズル部４と
案内壁５ａ，５ｂとの間には微小な段差部８ａ，
８ｂが形成されている。
このような流体吹出口構造において、例えば、
風向ガイド板６を時計回り方向に回動させて左偏
向位置に設定すると、ノズル部４を通過する流体
は、風向ガイド板６に沿つて左方に偏向された
後、コアンダ効果により左案内壁５ａに付着した
流れとなつて左偏向流として車室内に吹出され
る。このとき、風向ガイド板６の右方を通過する
流れは、段差部８ｂの存在によつて右案内壁５ｂ
から剥離した状態となると共に、風向ガイド板６
の下流部分に生ずる負圧及び左案内壁５ａに付着
した流れによつて左方に引き寄せられるので、ノ
ズル部４からの噴出流は全体として左方に偏向せ
しめるのである。又、風向ガイド板６を反時計回
り方向に回動させて偏向位置に設定すると、上述
したのと同様の原理によつて、ノズル部４を通過
する流体は右偏向流として車室内に吹出される。
尚、風向ガイド板６を前後方向に沿つて直線状に
設定した際には、ノズル部４からの噴出流は、風
向ガイド板６に沿つて流れ、左右案内壁５ａ，５
ｂに付着することなく、直進流として車室内に吹
出される。
風向ガイド板６を時計回り方向に回動させて左偏
向位置に設定すると、ノズル部４を通過する流体
は、風向ガイド板６に沿つて左方に偏向された
後、コアンダ効果により左案内壁５ａに付着した
流れとなつて左偏向流として車室内に吹出され
る。このとき、風向ガイド板６の右方を通過する
流れは、段差部８ｂの存在によつて右案内壁５ｂ
から剥離した状態となると共に、風向ガイド板６
の下流部分に生ずる負圧及び左案内壁５ａに付着
した流れによつて左方に引き寄せられるので、ノ
ズル部４からの噴出流は全体として左方に偏向せ
しめるのである。又、風向ガイド板６を反時計回
り方向に回動させて偏向位置に設定すると、上述
したのと同様の原理によつて、ノズル部４を通過
する流体は右偏向流として車室内に吹出される。
尚、風向ガイド板６を前後方向に沿つて直線状に
設定した際には、ノズル部４からの噴出流は、風
向ガイド板６に沿つて流れ、左右案内壁５ａ，５
ｂに付着することなく、直進流として車室内に吹
出される。
然しながら、このような従来の流体吹出口構造
にあつては、ノズル部４に風向ガイド板６を配置
していたので、例えば、風向ガイド板６を左若し
くは右偏向位置に設定した際には、ノズル部４の
実質的ノズル径を狭めてしまう結果となり、その
分、ノズル部４からの噴出流量が低減してしま
い、吹出風量を充分に確保することが困難になつ
てしまう。又、上記流体吹出口構造にあつては、
ノズル部４からの噴出流を、非付着壁である案内
壁５ａ若しくは５ｂから剥離させるために、ノズ
ル部４と案内壁５ａ，５ｂとの間に段差部８ａ，
８ｂを形成しなければならず、その分、吹出口ユ
ニツト２の形状が複雑になり、吹出口ユニツト２
の成形が面倒なものになつてしまう。更に、上記
従来例にあつては、風向ガイド板６をノズル部４
に配置した構造になつていたので、必然的に風向
ガイド板６はノズル部４の上流側に突出した状態
になつており、その分、吹出口ユニツト２の前後
方向寸法を大きくしなければならず、吹出口ユニ
ツト２が大型化してしまうという不具合を有して
いた。
にあつては、ノズル部４に風向ガイド板６を配置
していたので、例えば、風向ガイド板６を左若し
くは右偏向位置に設定した際には、ノズル部４の
実質的ノズル径を狭めてしまう結果となり、その
分、ノズル部４からの噴出流量が低減してしま
い、吹出風量を充分に確保することが困難になつ
てしまう。又、上記流体吹出口構造にあつては、
ノズル部４からの噴出流を、非付着壁である案内
壁５ａ若しくは５ｂから剥離させるために、ノズ
ル部４と案内壁５ａ，５ｂとの間に段差部８ａ，
８ｂを形成しなければならず、その分、吹出口ユ
ニツト２の形状が複雑になり、吹出口ユニツト２
の成形が面倒なものになつてしまう。更に、上記
従来例にあつては、風向ガイド板６をノズル部４
に配置した構造になつていたので、必然的に風向
ガイド板６はノズル部４の上流側に突出した状態
になつており、その分、吹出口ユニツト２の前後
方向寸法を大きくしなければならず、吹出口ユニ
ツト２が大型化してしまうという不具合を有して
いた。
本発明は以上の観点に立つて為されたものであ
つて、その目的とするところは、流体吹出口内
に、ノズル部とこのノズル部の下流側に漸次拡開
する一対の案内壁とを設け、各案内壁の上流側
に、案内壁の延長面に沿つて案内壁の一部を構成
しうる風向ガイド板を揺動可能に配置するととも
に、風向ガイド板相互を略同方向に向けて連動可
能に連結する連結手段を設けることにより、吹出
風偏向時における吹出風量の低減を防止でき、し
かもコンパクトで簡単な構造を備えた流体吹出口
構造を提供することにある。
つて、その目的とするところは、流体吹出口内
に、ノズル部とこのノズル部の下流側に漸次拡開
する一対の案内壁とを設け、各案内壁の上流側
に、案内壁の延長面に沿つて案内壁の一部を構成
しうる風向ガイド板を揺動可能に配置するととも
に、風向ガイド板相互を略同方向に向けて連動可
能に連結する連結手段を設けることにより、吹出
風偏向時における吹出風量の低減を防止でき、し
かもコンパクトで簡単な構造を備えた流体吹出口
構造を提供することにある。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第３図乃至第５図に示す実施例において、吹出
口ユニツト２は、左右一対の壁板１０ａ，１０ｂ
及び上下一対の壁板１０ｃ，１０ｄとから成る前
後が矩形状に開口した枠体１０を有し、この枠体
１０の左右壁板１０ａ，１０ｂ内側には左右対称
形状の案内壁１１ａ，１１ｂが設けられており、
この案内壁１１ａ，１１ｂは、枠体１０の前後方
向略中央から下流側に向かつて漸次拡開して左右
壁板１０ａ，１０ｂの前端に接合されていて、案
内壁１１ａ，１１ｂの上流側端部にノズル部１２
が形成されている。
口ユニツト２は、左右一対の壁板１０ａ，１０ｂ
及び上下一対の壁板１０ｃ，１０ｄとから成る前
後が矩形状に開口した枠体１０を有し、この枠体
１０の左右壁板１０ａ，１０ｂ内側には左右対称
形状の案内壁１１ａ，１１ｂが設けられており、
この案内壁１１ａ，１１ｂは、枠体１０の前後方
向略中央から下流側に向かつて漸次拡開して左右
壁板１０ａ，１０ｂの前端に接合されていて、案
内壁１１ａ，１１ｂの上流側端部にノズル部１２
が形成されている。
又、この実施例において、上記案内壁１１ａ，
１１ｂの上流側には、枢軸７ａ，７ｂを有する風
向ガイド板６ａ，６ｂが左右揺動可能に上下壁板
１０ｃ，１０ｄに軸支されている。この軸支位置
は、各風向ガイド板６ａ，６ｂが夫々所定の揺動
位置において案内壁１１ａ，１１ｂの延長面に沿
つて案内壁１１ａ，１１ｂの一部を構成しうるよ
うに設定される。また、上記風向ガイド板６ａ，
６ｂは連結手段としての連結ロツド１３を介し
て、互いに平行な位置関係に保たれていて、相互
に連動して回動できるようになつている。そし
て、枢軸７ａの上端には風向ガイド板６ａ，６ｂ
を回動させるための操作レバー１４が連結されて
いる。尚、１５は吹出口ユニツト２の流体供給
口、１６は吹出口ユニツト２の流体吹出通路であ
る。
１１ｂの上流側には、枢軸７ａ，７ｂを有する風
向ガイド板６ａ，６ｂが左右揺動可能に上下壁板
１０ｃ，１０ｄに軸支されている。この軸支位置
は、各風向ガイド板６ａ，６ｂが夫々所定の揺動
位置において案内壁１１ａ，１１ｂの延長面に沿
つて案内壁１１ａ，１１ｂの一部を構成しうるよ
うに設定される。また、上記風向ガイド板６ａ，
６ｂは連結手段としての連結ロツド１３を介し
て、互いに平行な位置関係に保たれていて、相互
に連動して回動できるようになつている。そし
て、枢軸７ａの上端には風向ガイド板６ａ，６ｂ
を回動させるための操作レバー１４が連結されて
いる。尚、１５は吹出口ユニツト２の流体供給
口、１６は吹出口ユニツト２の流体吹出通路であ
る。
従つて、この実施例に係る流体吹出口構造にお
いて、例えば、吹出流を左方に偏向させる場合に
は、第４図に示すように、操作レバー１４を時計
回り方向に回動させて、風向ガイド板６ａを左案
内壁１１ａの上流側延長面に沿うように配置すれ
ばよい。このとき、風向ガイド板６ｂは、風向ガ
イド板６ａと連動して回動し、風向ガイド板６ａ
と平行な状態で左方側に傾斜しており、右案内壁
１１ｂとの間には微少な隙間１７が形成されてい
る。この状態において、流体供給口１５からの流
体の大部分は、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通つ
て後ノズル部１２を通過するが、風向ガイド板６
ａ，６ｂ間の寸法はノズル部１２のノズル径と略
一致しているので、風向ガイド板６ａ，６ｂの存
在によつてノズル部１２からの噴出流量が低減す
る虞れはない。そして、風向ガイド板６ａ，６ｂ
間を通過する流体は、特に、風向ガイド板６ｂに
よつて規制され左方に向けて偏向せしめられる。
この状態において、上記風向ガイド板６ａは左案
内壁１１ａと連続面を形成しているので、上記風
向ガイド板６ａは案内壁１１ａの一部として機能
し、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通過した流体
は、コアンダ効果によつて、風向ガイド板６ａ及
び左案内壁１１ａに付着した流れとなり、左偏向
流として車室内に吹出される。一方、流体供給口
１５からの流体の一部は、上記風向ガイド板６ｂ
と右案内壁１１ｂとの間に形成される隙間１７を
通じてノズル部１２を通過するが、この隙間１７
からの流れは正圧の噴射流であるため、一種の制
御流として働く。即ち、この制御流は、風向ガイ
ド板６ａ，６ｂ間を通過した流体が右案内壁１１
ｂに付着するのを阻止するばかりか、上記流体に
左方に向けて押し付けるように働くものであり、
言い換えれば、流体の左案内壁１１ａの付着動作
をより確実に行わせるように働くものである。
いて、例えば、吹出流を左方に偏向させる場合に
は、第４図に示すように、操作レバー１４を時計
回り方向に回動させて、風向ガイド板６ａを左案
内壁１１ａの上流側延長面に沿うように配置すれ
ばよい。このとき、風向ガイド板６ｂは、風向ガ
イド板６ａと連動して回動し、風向ガイド板６ａ
と平行な状態で左方側に傾斜しており、右案内壁
１１ｂとの間には微少な隙間１７が形成されてい
る。この状態において、流体供給口１５からの流
体の大部分は、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通つ
て後ノズル部１２を通過するが、風向ガイド板６
ａ，６ｂ間の寸法はノズル部１２のノズル径と略
一致しているので、風向ガイド板６ａ，６ｂの存
在によつてノズル部１２からの噴出流量が低減す
る虞れはない。そして、風向ガイド板６ａ，６ｂ
間を通過する流体は、特に、風向ガイド板６ｂに
よつて規制され左方に向けて偏向せしめられる。
この状態において、上記風向ガイド板６ａは左案
内壁１１ａと連続面を形成しているので、上記風
向ガイド板６ａは案内壁１１ａの一部として機能
し、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通過した流体
は、コアンダ効果によつて、風向ガイド板６ａ及
び左案内壁１１ａに付着した流れとなり、左偏向
流として車室内に吹出される。一方、流体供給口
１５からの流体の一部は、上記風向ガイド板６ｂ
と右案内壁１１ｂとの間に形成される隙間１７を
通じてノズル部１２を通過するが、この隙間１７
からの流れは正圧の噴射流であるため、一種の制
御流として働く。即ち、この制御流は、風向ガイ
ド板６ａ，６ｂ間を通過した流体が右案内壁１１
ｂに付着するのを阻止するばかりか、上記流体に
左方に向けて押し付けるように働くものであり、
言い換えれば、流体の左案内壁１１ａの付着動作
をより確実に行わせるように働くものである。
逆に、吹出流を右方に偏向させる場合には、操
作レバー１４を反時計回り方向に回動させて、風
向ガイド板６ｂを右案内壁１１ｂの上流側延長面
に沿うように配置すればよく、この場合には、上
述したのと同様の作用によつて、右偏向流が得ら
れる。
作レバー１４を反時計回り方向に回動させて、風
向ガイド板６ｂを右案内壁１１ｂの上流側延長面
に沿うように配置すればよく、この場合には、上
述したのと同様の作用によつて、右偏向流が得ら
れる。
又、直進流を得る場合には、第５図に示すよう
に、操作レバー１４を操作して夫々の風向ガイド
板６ａ，６ｂを前後方向に沿つて配置すればよ
い。このとき、流体供給口１５からの流体の大部
分は、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通過し、風向
ガイド板６ａ，６ｂに沿つて直進流として案内壁
１１ａ，１１ｂ間に吹出される。この状態におい
て、風向ガイド板６ａ，６ｂと案内壁１１ａ，１
１ｂとの間には微小な隙間１７ａ，１７ｂが形成
されており、この隙間１７ａ，１７ｂを通じて流
体供給口１５からの流体の一部が案内壁１１ａ，
１１ｂ間に吹出されるが、この隙間１７ａ，１７
ｂからの流れは正圧の噴射流であるため、上述し
たのと同様な一種の制御流として働くことにな
り、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通過した流体
は、左右案内壁１１ａ，１１ｂに付着することな
く、そのまま車室内に直進流として吹出される。
に、操作レバー１４を操作して夫々の風向ガイド
板６ａ，６ｂを前後方向に沿つて配置すればよ
い。このとき、流体供給口１５からの流体の大部
分は、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通過し、風向
ガイド板６ａ，６ｂに沿つて直進流として案内壁
１１ａ，１１ｂ間に吹出される。この状態におい
て、風向ガイド板６ａ，６ｂと案内壁１１ａ，１
１ｂとの間には微小な隙間１７ａ，１７ｂが形成
されており、この隙間１７ａ，１７ｂを通じて流
体供給口１５からの流体の一部が案内壁１１ａ，
１１ｂ間に吹出されるが、この隙間１７ａ，１７
ｂからの流れは正圧の噴射流であるため、上述し
たのと同様な一種の制御流として働くことにな
り、風向ガイド板６ａ，６ｂ間を通過した流体
は、左右案内壁１１ａ，１１ｂに付着することな
く、そのまま車室内に直進流として吹出される。
更に、上記風向ガイド板６ａ，６ｂを適宜位置
に調整することにより、風向ガイド板６ａ若しく
は６ｂの案内壁としての機能度合並びに制御流の
働き具合が変化するので、これらの変化度合に応
じて吹出流の偏向角を適宜変化させることが可能
になる。
に調整することにより、風向ガイド板６ａ若しく
は６ｂの案内壁としての機能度合並びに制御流の
働き具合が変化するので、これらの変化度合に応
じて吹出流の偏向角を適宜変化させることが可能
になる。
尚、上記実施例にあつては、一対の風向ガイド
板６ａ，６ｂを配置したものを示しているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、
第６図に示すように、ノズル部１２のノズル径が
充分に大きい場合には、上記風向ガイド板６ａ，
６bb以外にこれらの風向ガイド板６ａ，６ｂと
連動する風向ガイド板６ｃ，６ｄをノズル部１２
間に別異に配置するようにしてもよい。又、上記
実施例では、案内壁１１ａ，１１ｂを左右対称形
状に形成しているが、左右非対称形状に形成して
も、吹出流の偏向角を左右で異なるようにしても
差支えない。更に、上記実施例では、案内壁１１
ａ，１１ｂを左右に形成しているが、上下に形成
してものについて本発明を適用できることは勿論
である。更に又、上記実施例では、風向ガイド板
６ａ，６ｂの駆動手段として手動によるものを示
しているが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、電磁石やモータ等を用いて駆動するように
しても差支えない。この場合、電磁石等を周期的
にオンオフさせることにより、風向ガイド板６
ａ，６ｂを揺動運動させ、もつて左右揺動流を得
るようにしてもよい。又、、上記実施例では、車
両における流体吹出口構造について本発明を適用
しているが、家屋等における流体吹出口構造につ
いて本発明を適用できることは勿論である。
板６ａ，６ｂを配置したものを示しているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、
第６図に示すように、ノズル部１２のノズル径が
充分に大きい場合には、上記風向ガイド板６ａ，
６bb以外にこれらの風向ガイド板６ａ，６ｂと
連動する風向ガイド板６ｃ，６ｄをノズル部１２
間に別異に配置するようにしてもよい。又、上記
実施例では、案内壁１１ａ，１１ｂを左右対称形
状に形成しているが、左右非対称形状に形成して
も、吹出流の偏向角を左右で異なるようにしても
差支えない。更に、上記実施例では、案内壁１１
ａ，１１ｂを左右に形成しているが、上下に形成
してものについて本発明を適用できることは勿論
である。更に又、上記実施例では、風向ガイド板
６ａ，６ｂの駆動手段として手動によるものを示
しているが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、電磁石やモータ等を用いて駆動するように
しても差支えない。この場合、電磁石等を周期的
にオンオフさせることにより、風向ガイド板６
ａ，６ｂを揺動運動させ、もつて左右揺動流を得
るようにしてもよい。又、、上記実施例では、車
両における流体吹出口構造について本発明を適用
しているが、家屋等における流体吹出口構造につ
いて本発明を適用できることは勿論である。
以上説明したきたように、本発明に係る流体吹
出口構造によれば、流体吹出口内にノズル部とこ
のノズル部の下流側に漸次…拡開する一対の案内
壁とを設け、各案内壁の上流側に、案内壁の延長
面に沿つて案内壁の一部を構成しうる風向ガイド
板を揺動可能に配置するとともに、風向ガイド板
相互を略同方向に向けて連動可能に連結する連結
手段を設けたもので、吹出風偏向時において、風
向ガイド板によつてノズル部のノズル径が狭まる
ことはなくなり、吹出風量が低減されるという事
態は確実に防止される。又、上記風向ガイド板は
案内壁の一部を構成するようになつているので、
その分、案内壁自体の前後方向寸法を小さくする
ことができ、流体吹出口構造をコンパクトにする
ことができる。更に、上記風向ガイド板と案内壁
との間に形成される隙間からの噴射流によつて、
流体が非付着壁である案内壁から剥離させること
が可能になるので、従来のように、段差部を形成
する必要がなくなり、その分、流体吹出口構造を
簡単な構造にすることができる。
出口構造によれば、流体吹出口内にノズル部とこ
のノズル部の下流側に漸次…拡開する一対の案内
壁とを設け、各案内壁の上流側に、案内壁の延長
面に沿つて案内壁の一部を構成しうる風向ガイド
板を揺動可能に配置するとともに、風向ガイド板
相互を略同方向に向けて連動可能に連結する連結
手段を設けたもので、吹出風偏向時において、風
向ガイド板によつてノズル部のノズル径が狭まる
ことはなくなり、吹出風量が低減されるという事
態は確実に防止される。又、上記風向ガイド板は
案内壁の一部を構成するようになつているので、
その分、案内壁自体の前後方向寸法を小さくする
ことができ、流体吹出口構造をコンパクトにする
ことができる。更に、上記風向ガイド板と案内壁
との間に形成される隙間からの噴射流によつて、
流体が非付着壁である案内壁から剥離させること
が可能になるので、従来のように、段差部を形成
する必要がなくなり、その分、流体吹出口構造を
簡単な構造にすることができる。
第１図は車両における流体吹出口の配設位置を
示す斜視図、第２図は従来における流体吹出口構
造の一例を示す第１図中―線断面図、第３図
は本発明に係る流体吹出口構造の一実施例を示す
斜視図、第４図は左偏向流を得る場合の流体吹出
口構造の作動状態を示す第３図中―線断面
図、第５図は直進流を得る場合の流体吹出口構造
の作動状態を示す第４図と同様な断面図、第６図
は本発明に係る流体吹出口構造の変形例を示す第
４図と同様な断面図である。 Ｆ…流体吹出口、２…吹出口ユニツト、３，１
０…枠体、４，１２…ノズル部、５ａ，５ｂ，１
１ａ，１１ｂ…案内壁、６，６a.６ｂ，６ｃ，６
ｄ…風向ガイド板。
示す斜視図、第２図は従来における流体吹出口構
造の一例を示す第１図中―線断面図、第３図
は本発明に係る流体吹出口構造の一実施例を示す
斜視図、第４図は左偏向流を得る場合の流体吹出
口構造の作動状態を示す第３図中―線断面
図、第５図は直進流を得る場合の流体吹出口構造
の作動状態を示す第４図と同様な断面図、第６図
は本発明に係る流体吹出口構造の変形例を示す第
４図と同様な断面図である。 Ｆ…流体吹出口、２…吹出口ユニツト、３，１
０…枠体、４，１２…ノズル部、５ａ，５ｂ，１
１ａ，１１ｂ…案内壁、６，６a.６ｂ，６ｃ，６
ｄ…風向ガイド板。
Claims (1)
- １ 流体吹出口内に、ノズル部とこのノズル部の
下流側に漸次拡開する一対の案内壁とを設け、各
案内壁の上流側に、案内壁の延長面に沿つて案内
壁の一部を構成しうる風向ガイド板を揺動可能に
配置するとともに、風向ガイド板相互を略同方向
に向けて連動可能に連結する連結手段を設けたこ
とを特徴とする流体吹出口構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13145581A JPS5833046A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 流体吹出口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13145581A JPS5833046A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 流体吹出口構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5833046A JPS5833046A (ja) | 1983-02-26 |
| JPS6114426B2 true JPS6114426B2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=15058353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13145581A Granted JPS5833046A (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 流体吹出口構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833046A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0173715U (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-18 | ||
| JPH02115286U (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-14 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR900001876B1 (ko) * | 1983-07-26 | 1990-03-26 | 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 | 흐름방향 제어장치 |
| JPH03256921A (ja) * | 1990-03-05 | 1991-11-15 | Fuji Electric Co Ltd | ワーク切出し装置 |
| ITTO20010620A1 (it) | 2001-06-27 | 2002-12-27 | Fiat Ricerche | Dispositivo di distribuzione di fluidi con mezzi deviatori di tipo perfezionato. |
| JP5994643B2 (ja) * | 2013-01-09 | 2016-09-21 | 株式会社デンソー | 送風装置 |
-
1981
- 1981-08-24 JP JP13145581A patent/JPS5833046A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0173715U (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-18 | ||
| JPH02115286U (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5833046A (ja) | 1983-02-26 |
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