JPS62112480A - テレビジヨンカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョンカメラに係り、特に単管式のテレ
ビジョンカメラに関する。

従来の技術 現在、第７図（Ａ）乃至（Ｃ）に示すように、撮像光学
装置ｆｔｔ　１とビデオ°テープレコーダ２とが一体化
された構成の単管式のテレビジョンカメラ３が実用化さ
れている。撮像光学装置１は、ズームレンズ４と撮像管
５とを有し、ｗｌＩ＆管５はその光軸をズームレンズ４
の光軸と一致させた向きで組み込まれている。６は水晶
板よりなる光学フィルタである。７はグリップである。

発明が解決しようとする問題点 撮像管５が上記のように配されている関係で撮像光学装
置１の長さＬ　＋は比較的長くなり、これを短くするこ
とは困難である。撮像光学装置１の長さｌ−＋が長いた
め、テレビジョンカメラ３は全長［−２が艮くなり、小
型化が困Ｔ、ｆｆとなる問題があった。

また水晶板製の光学フィルタ６においては、入射３１は
、複屈折して二つの光線に分離され、被写体の−の物点
は二つの像点となる。こ）で、複屈折して分離された二
つの光線は強さが互いに等しく、即ち入射光線は５０％
ずつに分離され、分離された二つの像点の明るさは必ず
等しくなる。

このため、光学フィルタのＭＴＦ曲線は、成る空間周波
数においてレスポンスが必ず零にまで下がる曲線となる
。なお、レスポンスが零となる空間周波数は水晶板の厚
さ寸法により決定される。

一方、ゾーンプレートを搬像して色ビートの発生状況を
観察したところ、走査線に対して垂直方向く以下走査垂
直方向という）については、第３図中、１／２サイクル
が隣り合う走査線間の距離に等しい空間周波数ｒｖ＋１
の付近で色ビートが発生していた。この色ビートは、レ
スポンスが上記の空間周波数ｆＶ＋１の付近において低
くなるような特性の光学フィルタを使用すれば除去出来
る。

上記の水晶板を１１１用した光学ノｒルタを、第６図中
グラフ線■ぐ示り−ようにレスポンスが空間周波数ｆＶ
１１において零となるような特性とした場合には、色ビ
ートは完全に除去されるが、空間周波数ｆｖ＋８付近の
画像はボケで解像度が悪くなってＬノまう。そこで従来
は、グラフ線■で示すように、色ビートが許容出来る程
度まで除去され解像度もある程度満足出来るよう４色ビ
ー１へ訂容限点Ｑ（レスポンス約０．４）を通る曲線と
なるようなＭＴＦ特竹の光学フィルタが使用されていた
。

この場合には、色ビートの発生は抑制されるが、空間周
波数ｆｖ＋＊より高い空間周波数ｆｖ２＊の近辺の画像
の解像度が悪くなってしまうという問題点を残していた
。

本発明は上記問題点を解決したテレビジョンカメラを提
供することを目的と覆る。

問題点を解決するための手段 本発明は、＠保管を撮像レンズの光軸に対して直角で且
つ水平の向きに配すると共に、ミラー面とハーフミラ−
面とよりなり入射光線を反射させると共に分離させる光
学フィルタをｌ１ｉＪｌレンズの（り側に配し、口つ分
Ｎ［シた光線をｖｔ像保管走査方向上は一致し走査直交
方向上分離した状態で撮像管の撮像面に結蔵させるマス
タレンズを光学フィルタと１ｍ管との間に配してなる構
成である。

作用 光像管を上記のように配することにより、撮像光学装置
の長さが効果的に短縮される。また撮像管の配置には、
グリップ内の空間の一部が利用される。ハーフミラ−面
のミラー面に対する回動角（β、第５図参照）がレスポ
ンスが最小となる空間周波数を決定し、ハーフミラ−面
の反射率がレスポンスの最小値を決定する。

実施例 次に本発明のテレビジョンカメラの一実施例について説
明する。

第１図及び第２図（Ａ）乃至（Ｃ）は大々本発明のテレ
ビジョンカメラの一実施例を示す。各図に示す単管式の
テレビジョンカメラ１ｏは、撮像光学装置１１と、ビデ
オデーブレコーダ１２とが一体化された構成である。１
３はグリップである。

撮像光学装置１０は、第３図（Ａ）、＜８＞に併せて示
すように、ズームレンズ１４と、ズームレンズ１４の後
側に配されたハーフミラ−膜とミラー膜とよりなる光学
フィルタ１５と、その光軸１６がズームレンズ１４の光
軸１７に対して直交した水平の向き（光＠１６を通る垂
直向に対して角度α（−９０度）傾斜した向き）で配さ
れた撮像管１８と、光学フィルタ１５と光像管１８との
間に配されたマスタレンズ１９とよりなる。Ｘ。

×１軸ｔま撮像管１８の走査方向を示し、Ｙ、Ｙ＋軸は
これと直交する走査直交方向を示す。Ｘ＠。

Ｙ軸は、光軸１７の方向よりみたときの夫々の方向を示
し、Ｘ＋軸、Ｙ＋軸は、光＠１６の方向よりみたときの
夫々の方向を示す。

特にＶ？ｉｔ管１８管上８のように配されているため、
搬像光学装置１１の長さＬ３は第７図に示ず従来例に比
べて相当短くなる。なお、撮像管１８は側方に延在づる
ことになるが、グリップ１３の内部空間を利用して組み
込まれているため、デレビジョンカメラの幅寸法が増え
ることにはならない。これにより、テレビジョンカメラ
１０は、幅寸法Ｗ１は従来と同じであり全長Ｌ４が大幅
に短くなり、従来のテレビジョンカメラ３に比べてコン
パクトとなる。従ってテレビジョンカメラ１０は携帯し
易く、使い勝手が良好となる。

光学フィルタ１５は、第４図に併せて示すように、片面
にハーフミラ−膜２０、反対側の面にミラー膜２１が被
着形成された極く薄いガラス板２２をガラス基板２３上
に固着してなる構成である。幾何学的にみると、光学フ
ィルタ１５は、第５図に示すように、ミラー膜２１が構
成するミラー面Ｓ１と、ハーフミラ−膜２０が構成ずハ
ーフミラ−而Ｓ２とよりなる。

上記の光学フィルタ１５は、ミラー面Ｓ１が光＠１７を
含む垂直面に対して角度β（−４５度）傾斜した向きで
配されている。ハーフミラ−面Ｓ２は、ミラー面Ｓ１を
光軸１７を中心に時計方向に小さな角度Ｔ回動させた二
点鎖線で示す面Ｓ＋’　と平行な面である。また角疾Ｔ
は、第６図に示づようにレスポンスが＋ｉ０記の空間周
波数ｆｖ＋１において最小となるように定めである。

第４図及び第５図に示（ように、光＠１７と一致した入
射光線２５は、まずハーフミラ−膜２０（Ｓ、）におい
て、その一部が点へで反射し、残りがハーフミラ−ｙＡ
２０を透過しガラス板２２内を進行し、ミラー膜２１　
（Ｓ＋　）の点Ｂで反射ツる。ハーフミラ−膜２１で反
射した第１の反射光線２６ａ及びミラー膜２１で反射し
た第２の反射光ね２６ｂは共に入）Ｊ光線２５に対して
直交する光線となる。またこの反射光線２６ａ、２６ｂ
のうち、ミラー膜２１で反射した光線２６ｂはＸ＠と平
行な光線となり、ハーフミラ−膜２０で反射した光線２
６ａは、Ｘ軸に対して角度δ傾斜した光線となる。

入射光線２５は上記のように二つの光線２６ａ。

２６ｂに分離され、被写体の一つの物点Ｃは、マスタレ
ンズ１９上において、走査方向Ｐｘ、走査直交方向にＰ
ｙ離れた二つの像点Ｄ＋　、Ｄ２に分離される。

ここで、ハーフミラ−面がミラー面Ｓ＋　と平行である
Ｓ２’である場合には、ハーフミラ−面８２′による像
点は第５図中Ｄｔ’　である。ハーフミラ−而Ｓ２’の
入射光線２５を中心とする角度γの回動により像点Ｄ＋
’がシフ１−する方向は、ミラー面とハーフミラ−面と
が平行である場合の像点分離方向（＠点Ｄ２　、Ｄ＋　
’　を通る直線の方向）に対して直角な方向である。従
って、反射光ｔ’！２６ａはＸ−Ｙ平面上に位置してお
り、既に述べたように入射光線２５に対して直交してい
る。

即ち、反射光線２６ａ、２５ｂはｊ人にｘ−ｙ平面と平
行な平面上に位置している。

この反射光線２６ａ、２６ｂは、第３図（Δ）。

（Ｂ）に併せて示すように、マスタレンズ１９により、
屈折されて、１Ｉｉｌ像管１８の撮像面２７−１−に到
り、像点Ｅ＋　、Ｆ２として結像される。こ１で、反射
光線２６ａ、２６ｂは共に光軸１７に対して直角である
ため、像点Ｄ＋　、Ｄ、？はＸ１軸方向については一致
している。４、た反！’）ｌ尤ＦＡ２６ａは反（ト）光
線２６ｂ（Ｘ＠）に対して角麿δ傾斜しているため、像
点Ｄ＋　、Ｄ２はＹ１軸１ｊ向についてはＰＶ＋分離し
ている。

従って、上記の撮像光学装置１１において、光学フィル
タ１５は、撮像管１８の走査直交方向にのみフィルタ作
用を呈する。これにより、上記の曜像光学装置１１は、
走査方向の解像度は低下さけずに走査直交方向に現われ
る色ビートを！減させる。

ところで、ハーフミラ−膜２０の反射率を変えると、像
点Ｐ１とＰ２の明るさの比率が変わる。

例えば反射率５０％のときには、１：１９反射率２０％
のときは１：４２反）１率６０％のときには３：２とな
る。このように像点Ｆ１とＦ２の明るさの比率が変わる
と、フィルタ効果が変化づる。

例えば、比率が１：１の場合には、像点Ｅ＋。

Ｆ２の明るさ全体が即ち入射光線２５の光量全体がフィ
ルタ効果を？する。比率が４＝１の場合には、像点Ｆ２
の明るさ４のうち、像点Ｅ１の明るさ１に対応する明る
さ分が像点Ｆ＋　どの間でフィルタ効果を？し、残りの
明るさ分Ｃよフィルタ効果４．１早しないことになる。

即ち入射光線１５の光量のうちの２１５はフィルタ効果
を有し、残りの３７５はフィルタ効果が無いことになる
。比率が：３：２の場合には、入射光線２５の光量のう
ちの４１５がフィルタ効果を有し、１１５がフィルタ効
果を有しないことになる。、成子のように、ハーフミラ
−膜２０の反ｍ率を適宜変λることにより、入射光線２
５の光端のうち、フィルタ作用をする光量の割合が可変
され、ひいてはレスポンスの最小値を可変出来ることに
なる。

−１−記の光学フィルタ１５は、ハーフミラ−膜２０の
反射率を例えば約３０％として、最小のレスポンスが０
４となるように定めである。

また像点Ｅ＋　とＦ２との間に廠保管の光軸方向のずれ
があると、Ｍ　Ｔ　Ｆ特性が全体的に低下することにな
るが、光学フィルタ１５はマスタレンズ１９の前側に配
されているため、像点Ｅ＋　とＦ２との間には上記のず
れは無く、上記ずれに起因するＭＴＦ特性の低下は生じ
ない。

これにより、上記の光学フィルタ１５は、第６図中グラ
ーノ線■で示４よ−）に、空間周波数「Ｖ１＊におい−
（−谷となり、しかし）この谷の部分の最低のレスポン
スが約０．４どされた、理想的４ｊＭ−［「特性を（ｊ
する。従って、この光学〕ｆルタ１５を使用づることに
より、走査直交方向の色ビー・１−が除去され、しかも
走査ｉ交方向の空間周波数全域に０９で良好なｗＩ−像
度を右４るデＬノじジ丑］ンｈメラ１２が実現出来る。

イにお、ハーノミラー膜２０の反射率を約７０％と定め
ても、−１記と同様に最低のレスポンス（、ｔ０４とな
る。

なお、本発明のデレビジョンカメ−ンは、じｊ゛オデー
プレコーダ一体構成でなく電、゛もよいの（よ勿論であ
る。

発明の効果 上述の如く、本発明になるテレビジョンカメラによれば
、踊保管を横向きに配したことに、１、す、全長を短く
出来、これにより携帯し易く口つ踊像時においてバラン
スを取り易くなり、使い易さの向上を図ることが出来、
しかも入射光線を反０１させて分離させる光学フィルタ
を用いでいるため、反）１ミラ〜を不要とし４！１、し
かもハーフミラ−面の反射率を適宜定めることにより、
走査直交方向に関して色ビー１への除去と解像度の両者
について満足出来るＭＴＦ特性どすることが出来、史に
は、マスタレンズの作用ににり走査方向の解像度の低下
を防止し得、然して小型化を図り得ると同時に特性の向
上も図り得るという特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になるテレビジョンカメラの一実施例を
概略的に示す後側よりみた斜視図、第２図（Δ）乃至（
Ｃ）は夫々第１図のテレビジョンカメラの平面図、正面
図、側面図、第３図〈△）。 （Ｂ）は夫々第１図及び第２図のプレビジョンカメラの
陽像光学′装置を取り出して示す平面図及び１面図、第
４図は第３図中光学フィルタを取り出し“Ｃ示す斜視図
、第５図は光学フィルタのミラー面とハーフミラ−面と
・ｙ）ｌ何字的位置関係、入射光線の各面にお（）る反
射の状況、及び反射した光線がマスタレンズを通してド
１）像質・の蹟像面十に分離して結像される状況を示１
図、第６図は第・１図の構成の光学フィルタにより１５
することが出来るＭＴＦ特性を従来のＭＴＦ特性と対応
させＣ示Ｊ図、第７図（Ａ＞乃至（Ｃ）は人々従来のテ
レビジョンカメラの１例を概略的に示Ｊ平面図、正面図
。 側面図である。 １０・・・テレビジョンカメラ、１１・・・搬像光学装
置、１２・・・ビデオテープレコーダ、１３・・・グリ
ップ、１４・・・ズームレンズ、１５・・・光学ノイル
タ、１６．１７・・・光軸、１８・・・撤保管、１９・
・・マスタレンズ、２０・・・ハーフミラ−膜、２１・
・・ミラー膜、２２・・・ガラス板、２３・・・ガラス
基板、２５・・・入射光線、２６ａ・・・第１の反射光
線、２６ｂ・・・第２の反射光線、２７・・・撮像面、
Ｓｌ・・・ミラー面、Ｓｌ・・・ハーフミラ−面。 特許出願人　日本ビクター株式会着 代　　理　　人　　汁理ｔ　　伊　　東　　♂　　彦○
ＩＭ　　　　什叩＋　Ｗｒ’ｙ　　５！Ｈｔｒｉ　　す
）１．萄＾第　星　図 第３図 １７〜」 −−一一−−−ｘ 手続ネ市１Ｆ内 昭和６１年　８月１９日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ズームレンズのズーム系と、該ズームレンズのズーム系
   に対して直角の向きで配された撮像管と、該ズームレン
   ズのズーム系の後側に配され、該ズームレンズのズーム
   系を通過した入射光線を該撮像管に向かうように直角に
   反射させるミラー面と、該ミラー面の前側にこれと近接
   して配され、該ミラー面を上記入射光線を中心軸として
   僅かに回動させた面と平行であるハーフミラー面とより
   なり、上記入射光線を該ハーフミラー面で反射されて該
   撮像管に向かう第１の反射光線と該ハーフミラー面を透
   過し該ミラー面で反射されて該撮像素子に向かう第２の
   反射光線とに分離する構成の光学フィルタと、該撮像管
   と該光学フィルタとの間に配され、該第１の反射光線と
   該第２の反射光線とを分離した状態で結像させるマスタ
   レンズとよりなる撮像光学装置を備えてなることを特徴
   とするテレビジョンカメラ。