JPS62112068A - ビリルビンの定量法 - Google Patents

ビリルビンの定量法

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JPS62112068A
JPS62112068A JP25250785A JP25250785A JPS62112068A JP S62112068 A JPS62112068 A JP S62112068A JP 25250785 A JP25250785 A JP 25250785A JP 25250785 A JP25250785 A JP 25250785A JP S62112068 A JPS62112068 A JP S62112068A
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JP
Japan
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bilirubin
oxidase
dye
mbth
reaction
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Pending
Application number
JP25250785A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yoshihama
吉浜 義雄
Susumu Matsui
侑 松井
Tsutomu Taniguchi
勉 谷口
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Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビリルビン・オキシダーゼを用いて、被検液
例えは体液中のビリルビンを定量する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、体液中のビリルビンの定量法としては、ジアゾス
ルファニル酸の如きジアゾニウム塩を用いるジアゾ法と
いう化学的測定法が主にもちいられている(金井泉、金
井正光共著、臨床検査法提要、第28版、第■−24頁
、昭和53年、金庫出版発行)。しかしながらかかる化
学的測定法では反応の特異性、操作の煩雑性、試薬の刺
激腐食性などの欠点があり、自動分析装置への導入、維
持、管理および正確な測定などの点で多くの問題がある
ことが指摘されている。
また、最近、ビリルビン−オキシダーゼを用いて体液中
のビリルビンを定量する方法が開発されつつある。特公
昭58−11194号にアガリカス−ビスポーラス(A
garioug biiporus)から調製したビリ
ルビン特異性菌性酵素組成物がビリルビンと特異的に反
応して色変化を生じる作用を有するとの記載がある。該
酵素組成物とビリルビンの反応において、過酸化水素は
該酵素組成物の調製法により生成する場合と生成しない
場合があるっそれ故、該酵素組成物をビリルビン含有被
検体に作用させ、過酸化水素生成量からあるいはビリル
ビンの変化を光学的に測定することからビリルビンを定
量する方法が提案されているが、該酵素組成物のビリル
ピンに対する反応が単一の酵素によって触媒されるのか
、あるいは複数の酵素系によって触媒されるのか非常に
不明確である。また、ビリルビンに対する該酵素組成物
の性質も充分に記載されていないのでビリルビンの定量
に有利な方法であるとはいい難い。また特開昭59−1
7999号ζこは、ミロセシウム属の生産するビリルビ
ン・オキシダーゼ(このビリルビン・オキシダーゼにつ
いては特開昭58−141783号参照)を用いて体液
中のビリルビンを定量する場合、該酵素単独では血清中
のビリルビンの存在形態の中のアルブミン結合型ビリル
ビンに作用しないため、反応促進4]として界面活性剤
、好ましくはコール酸ナトリウムを添加した状態で、ビ
リルビンの変化を光学的に測定し、ビリルビンを定量す
る方法が報告されている。本発明者らは先に担子菌、エ
ビタケ(Trachyderma tsunodae)
の生産する新規ビリルビン舎オキシダーゼM−1(特願
昭58−218895号参照)を含有するビリルビン用
試薬組成物をビリルビン含有被検液に作用させ、それに
より生じるビリルビンの変化を光学的に測定するビリル
ビンの定置方法について提案した(特願昭59−105
604号)。該方法は反応促進剤無添加でもビリルビン
の定量が可能である点および反応促進剤を使用する場合
コール酸ナトリウムより約13倍効果の高いデオキシコ
ール酸ナトリウムを用いる点で従来法より優れている。
上記酵素法は反応の特異性による正確な定置が可能であ
る点で化学的方法より優れた方法であるが、臨床診断方
法としての性格上、より迅速な測定方法の開発が望まれ
る。そこで本発明者らはビリルビンの定量方法について
鋭意検討を重ねた結果、ビリルビン含有被検液に3−メ
チル−2−ベンゾチアゾリノン−ヒドラゾン(以下MB
TI(と略記する)21よび新規ビリルビン・オキシダ
ーゼM−1に作用させた後、酸性にして生成する青色色
素を光学的に測定することよりなるビリルビンの定検法
を既に提案した(特願昭59−152533号)。この
方法は新規ビリルビン・オキシダーゼM−1がMBTH
とビリルビンの縮合反応を融媒し、生成する縮合物質を
酸性条件下比色定量する方法で、新規ビリルビン・オキ
シダーゼM−1の存在下、MIIITHトビリルビンの
縮合反゛しがビリルビンの酸化よりも迅速に進行するこ
とを利用したものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、被検液中のビリルビンの新規定値法の
、開発にあり、上述のビリルビン・オキシダーゼM−1
以外のビリルビン−オキシダーゼを用いて、迅速にそし
て正確かつ簡単にビリルビンを定量する方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明を概説すれは、本発明はビリルビンの定量方法に
関する発明であって、ビリルビン含有被検液にMBTH
2よひビリルビン・オキシダーゼ(ビリルビン・オキシ
ダーゼM−1’t−除く)を作用させた後、酸性にして
生成する青色色素を光学的に測定することよりなる。
本発明者らはl′i1J述した新規ビリルビン・オキシ
ダーゼM−1以外のビリルビン・オキシダーゼを用いて
ビリルビンの定量方法を検討した結果、従来のビリルビ
ン−オキシダーゼもMBTHトビリルビンの縮合反応を
触媒し、生成する縮合物質を酸性条件下、比色定量する
ことによりビリルビンの定量が可能であること8よびビ
リルビン−オキシダーゼの存在下、 MBTHとビリル
ビンの縮合反応がビリルビンの酸化よりも迅速に進行す
ることを見出し本発明を完成した。
本発明に使用されるビリルビン・オキシダーゼM−1u
外のビリルビン・オキシダーゼとしては、例えばミロセ
シウム嘱の生産するビリルビン・オキシダーゼあよひス
エヒロタケ属の生産するビリルビン−オキシダーゼが挙
げられる。
これらのビリルビン・オキシダーゼの一般的な性質につ
いては、RU者は特公昭60−12032号に後者は特
開昭59−135880号に記載されている。
なあ、ミロセシウム属2よびスエヒロタケ属の生産する
ビリルビン・オキシダーゼの活性測定はビリルビンの4
601mの吸収の減少より求めた。即ち、オメガ高ビリ
ルビンコントロール血清(米国、ハイランド社製) 0
.1 me、  +)ン酸緩衝液(pH7,0)  3
00マイクロモルおよび適当に希釈した酵素液0.1 
me、反応液量3.0 meで37℃、10分間反応さ
せ、ビリルビンに基づ<460nlT+の吸収減少を測
定した。ビリルビン・オキシダーゼの1単位は上記反応
系で1分間に1マイクロモルのビリルビンを酸化する醇
素澄として表示した。
ビリルビンの定量法 本発明者らは、体液中のビリルビンの定量方法について
鋭意検討を・重ねた結果、ビリルビン、オキシダーゼが
、MBTHとビリルビンの酸化縮合を触媒することを利
用して、ビリルビンの定量かり能であること七見出した
。本発明に従えば、上記の性fk利用してビリルビン含
有被検液、例えば血清2よび尿など体液中のビリルビン
を定量することができる。例えば血清などの検体10〜
100声lにMBTHO,1〜3マイクロモル、pH5
,0〜7.0の緩衝液Jよびビリルビン・オキシダーゼ
o、oos〜0.5単位を加えて、20〜40℃、好ま
しくは37℃で、1〜20分間、好ましくは3〜6分間
反応させると、520nff+および550nm付近に
極大吸収をもつ赤色色素を生成する。この赤色色素は酸
性条件下、例えば塩酸または硫酸酸性下の条件では61
0nfllに極大吸収をもちかつ分子吸光係数が大きい
青色色素に変換するので、この青色色素’に610nm
で測定することにより検体中のビリルビンを定量するこ
とができる。
例えば、オメガ高ビリルビンコントロール血清(20グ
/dl)  (米国ハイランド社製)100fitに、
MBTH1マイクロモル、0.3Mリン酸緩衝液(pH
7,0)  1.Omgおよびミロセシウム起源のビリ
ルビン拳オキシダーゼ0.2単位加えて、総液量2. 
Omeで、37℃、5分間反応させると、520nff
lおよび550nm付近に極大吸収をもつ赤色色素を生
成する。この物質にINのHCI!1、Omgを添加し
、酸性下の条件にすると610nfflに極大吸収をも
ちかつ分子吸光係数が大きい青色色素が生成する(第1
図参照)。すなわち第1図は、波長(n)(横軸)と吸
光度(縦軸)との関係で示したグラフであり、第1図に
2いて赤色色素の吸収スペクトルは点線で青色色素の吸
収スペクトルを実線で示す。
〔実施例〕
以下に本発明によるビリルビンの定量方法を実施例をも
って示すが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
実施例 1 5’W/de、 10W/di、 15り/#、 2C
)151/ diの各ビリルビン溶液〔オメガ高ビリル
ビンコントロール血清(米国、ハイランド社製)〕を調
製し、この各溶液Q、 l meに0.3 M IJン
酸緩衝液(pH7,0)  1.Omg、  10mM
のMBTHO,1me bよびミロセシウム起源のビリ
ルビン・オキシダーゼ0,2単位を加え、各々総べ量を
2. Omeとし、37℃、5分間反応させり後、IN
ノHc/1.Omg i添加して6101mの吸光度(
ODサンプル)を測定する。別に対照として各ビリルビ
ン溶液でビリルビン書オキシダーゼ無添加の場合の61
0nmの吸光度(ODブランク)を測定し、Δ0D61
゜(ODサンプル−〇Dブランク)を求めた。
結果を第2図に示す。すなわち第2図は、検量線をビリ
ルビン濃度(fnり/dIり  (横軸)と吸光度差(
△0D61゜)(縦軸)との関係で示したグラフである
実施例 2 実施例1と同様なビリルビンの希釈系列を調製し、この
各溶液Q、 l meに0.3Mクエン酸緩衝液(pH
5,5)  1.Omg、  10mMのMBTHQ】
me Jl)よびスエヒロタケ起源のビリルビン・オキ
シダーゼ0.05単位を加え、実施例1と同様に反応を
行ない、△OD @10を求め検量線を作成した。結果
を第3図に示す。すなわち第3図は検量線をビリルビン
濃度(”l/di>  (、横軸)と吸光度差(△OD
6、。)(縦軸)との関係で示したグラフである。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明によりビリルビン・オキシ
ダーゼM−1以外のビリルビン・オキシダーゼおよびM
BTH%用いるビリルビンの新規定型法が提供される。
本発明の方法は被検液中のビリルビンを、迅速に正確か
つ簡単に定量できるという顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はミロセシウム起源のビリルビン・オキシダーゼ
によるビリルビンとMBTFIの反応生成物(赤色色素
)の吸収スペクトル(無線)と塩酸酸性上生成した青色
色素の吸収スペクトル(実線)を示したグラフである。 第2図は本発明の定量方法の実施例1にどける検量線を
ビリルビン濃度と吸光度との関係で示したグラフである
。 第3図は実施例2に2ける検量線をビリルビン濃度と吸
光度との関係で示したグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ビリルビン含有被検液に3−メチル−2−ベンゾチ
    アゾリノン−ヒドラゾンおよびビリルビン・オキシダー
    ゼ(ビリルビン・オキシダーゼM−1を除く)を加え反
    応を行なわせ、次いで反応液を酸性とした後、光学的に
    ビリルビンを定量することを特徴とするビリルビンの定
    量法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0433977A2 (en) * 1989-12-18 1991-06-26 Nippon Shoji Kabushiki Kaisha Method for optical measurement of bilirubin and reagent therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0433977A2 (en) * 1989-12-18 1991-06-26 Nippon Shoji Kabushiki Kaisha Method for optical measurement of bilirubin and reagent therefor
US5262304A (en) * 1989-12-18 1993-11-16 Nippon Shoji Kabushiki Kaisha Method for optical measurement of bilirubin and reagent therefor

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