JPS62112029A - ホ−ンスイツチ検査機 - Google Patents

ホ−ンスイツチ検査機

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JPS62112029A
JPS62112029A JP60251500A JP25150085A JPS62112029A JP S62112029 A JPS62112029 A JP S62112029A JP 60251500 A JP60251500 A JP 60251500A JP 25150085 A JP25150085 A JP 25150085A JP S62112029 A JPS62112029 A JP S62112029A
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horn switch
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steering wheel
horn
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Toshikazu Kato
加藤 敏和
Masakatsu Kanayama
金山 正勝
Toshinori Kurita
敏則 栗田
Hidetoshi Nagamatsu
永松 英俊
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はステアリングホイールに装着されるホーンスイ
ッチの検査機に係り、詳しくはホーンを鳴らずためにホ
ーンスイッチの押圧板に加えなければならない荷重とス
トロークを測定して、該ホーンスイッチの良否を判定す
る検査機に関するものである。
(従来の技術) 従来のステアリングホイールにおけるホーンスイッチの
検査は、検査員がホーンスイッチの押圧板を手で押圧し
てホーンが鳴れば合格、鳴らな(プれば不合格という判
定を下すことにより行っていた。従って、本発明に対応
するような従来の検査機は見当たらない。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のように、検査員がホーンスイッチを手で押圧して
行う従来の検査方法においては、検査員によって押圧力
がまちまちでおるため、ホーンスイッチの押圧板に加え
なければならない荷重が適正な値か否かを正確に判定す
ることができなかった。従って、ステアリングホイール
毎にこの荷重値がばらつき、ホーンを鳴らすのに太き目
の荷重を要するものや、軽く接触しただけでも鳴ってし
まうものが生ずるおそれがあった。
また、ホーンスイッチの押圧板に触れてから該スイッチ
内の接点が導通してホーンが鳴るまでの押圧板の変位(
以下、この全変位をストロークという)も無視されてい
たため、ホーンスイッチ上にパッド部を取付けた後に、
ホーンの常鳴り、不鳴り等の不具合が起こるおそれもあ
った。
本発明の目的は、前記問題点を払拭して、ホーンスイッ
チの押圧板に加えるべき荷重及びストロークが適正な値
か否かを判断し、もってホーンの良否を正確に判定する
ことができるホーンスイッチ検査機を提供することにあ
る。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、ステアリングホ
イールを支持する治具と、該ステアリングホイールに設
けられたホーンスイッチの押圧板に接触しうる接触部材
と、前記ステアリングホイールと接触部材とを相対的に
接近及び押圧させる移動手段と、前記接触部材によって
抑圧仮に加わる荷重を測定する荷重測定手段と、前記接
触部材によって生ずる押圧板の変位を測定する変位測定
手段とからホーンスイッチの検査機を構成したものであ
る。
(作用) 移動手段が作動されて、接触部材と治具に支持されたス
テアリングホイールとが相対的に接近すると、まず、接
触部材がホーンスイッチの押圧仮に接触する。このとき
、荷重計測手段は前記接触を検出して、接触部材によっ
てホーンスイッチに加わる荷重を測定する。また、変位
計測手段は接触部材によって生ずる押圧板の変位を測定
する。
接触部材がざらに押圧板を押圧していくと、前記荷重及
び変位が増加していき、必る変位でホーンスイッチ内の
接点がONする。66記荷重測定手段は当該接点がON
したときに押圧板に加わる荷重を測定する。また、変位
測定手段は押圧板に接触部材が接触してから前記接点が
ONするまでに生ずる押圧板のストローク(全変位)を
測定する。
この荷重及びストロークの各測定値が適正な値か否かを
判断すれば、ホーンスイッチの良否が判定される。
(実施例) 以下、本発明を具体化したホーンスイッチ検査機の実施
例を図面に従って説明する。
まず、本実施例によって検査する自動車用ステアリング
ホイールとそのホーンスイッチにつき、第2,3図に従
って説明しておく。第3図に示ずように、同ステアリン
グホイール61の下部中央にはボス62が設けられ、該
ボス62には自動車のステアリングシャフト(図示せず
)が嵌入するボス孔63が形成されている。同ボス62
に接合されたボスプレート64には斜め下方に延びる2
本のスポーク部65が取着され、さらにスポーク部65
の先端にはリング部66が支持されている。
また、ボスプレート64の下方にはロアカバー67が取
着され、該ロアカバー67の下面には自動車のコンタク
トピン(図示せず)に接触するスリップリング68が取
着されている。
第2図に示すように、ボスプレート64の上方にはホー
ン(図示せず〉を鳴らすためのホーンスイッチ71が設
けられており、該ホーンスイッチ71は内部に設けられ
た接点72と、該接点72を導通させるための押圧可能
な四角形の押圧板73と、接点72を常にはOFFして
おくため該押圧板73を上方に付勢する上下2つのバネ
74とから構成されている。このホーンスイッチ71は
ホーンのアース回路を断続するもので必って、接点72
の一方の端子は前記スリップリング68に接続され、使
方の端子はボス62に接続されている。
また、前記ステアリングホイール61が自動車に装着さ
れた後には、ホーンスイッチ71の上方にパッド部(図
示せず)が取着され、押圧板73の表面にパッド部の裏
面が当接されるようになっている。
本実施例は、該パッド部が取着される前で必って前記ホ
ーンスイッチ71の押圧板73が上方に露出している状
態のステアリングホイール61を対象として、該ホーン
スイッチ71の検査を行うものである。
さて、次に本実施例のホーンスイッチ検査機を説明する
。本検査機は直方体の各辺を構成するフレーム1に支持
された基台2上のステアリングホイール支持装置へと、
接触部材を前記のホーンスイッチ71の押圧板73に当
接させて押圧板73の荷重と変位を検出するための検出
装置Bと、該検出装置Bを制御するとともに、検出装置
Bからの信号を受けてホーンスイッチ71の押圧板73
の荷重値と変位値(ストローク値)を算出し、ホーンス
イッチ71の良否を判定するための制御装置Cとから構
成されている。以下、これらを9説する。
[ステアリングホイール支持装置A] 基台2の中央前部には一定間隔を置いて左右に延びる2
本のガイドレール3が固定され、各ガイドレール3の内
側にはガイド用のチャンネル4が形成されている。両ガ
イドレール3のチャンネル4内にはスライド部材5が左
右動可能に嵌入され、該スライド部材5上には前後に伸
びる基板6が固定されている。ガイドレール3の左右端
から各々一定の距離を置いた位置には規制部材7が取着
され、該規制部材7は前記スライド部材5の左右移動限
界を規制するようになっている。
基板6の上面両側縁には前後に延びる2本のガイドレー
ル8が固定され、各ガイドレール8の内側にはガイド用
のチャンネル9が形成されている。
両ガイドレール8のチャンネル9内にはスライドベース
10が前後動可能に歳入され、前記基板6上を摺動する
ようになっている。また、基板6の右縁にはL字形のス
トッパ11が前方に突設され、該ストッパ11はスライ
ドベース10の前進限界を規制するようになっている。
スライドベース10上にはステアリングホイール支持治
具としての支持台12と支持ロッド15が設けられてい
る。すなわち、スライドベース9の上面中央部には円柱
形の支持台12が取着され、該支持台12はステアリン
グホイール61のロアカバー67の裏面を支持しうるよ
うになっている。
また、支持台12の上面中心部にはテーパ一部13とス
トレート部14とからなる支持ロッド15が突設され、
該支持ロッド15はステアリングホイール61のボス孔
63に嵌入及び接触するようになっている。
従って、支持台12上に支持されるステアリングホイー
ル61は、スライド部材5が左右動することによって基
台6、スライドベース10、支持台12等とともに左右
に位置を変え、スライドベース10が前後動することに
よって支持台12とともに前後に位置を変えるようにな
っている。
なお、支持台12の上面にはステアリングホイール61
のスリップリング68に接触する受は接点16が設けら
れているため、該受は接点62と前記ポス62に接触す
る支持ロッド15とはホーンスイッチ71の各端子に電
気的に接続されるようになっており、さらにこれらは後
述するマイコンに接続されている。
[検出装置B] 基台2上面の前記支持装置Aより後部には一定間隔を置
いて2本の支柱21が立設され、該支柱21の上端には
支持板22が水平に支持されている。支持板22の中央
部にはメインシリンダ23が下向きに取着されており、
そのシリンダロッド24は支持板22を貫通して下方に
繰り出されるようになっている。
シリンダロッド24の下端には上部支承板25が水平に
支持され、ざらに上部支承板25の下方には2本のスペ
ーサ26によって下部支承板27が水平に支持されてい
る。下部支承板27の中央部にはサブシリンダ28が下
向きに取着されている。
従って、上下の支承板25.27及びサブシリンダ28
は、メインシリンダ23のシリンダロッド24が上下動
することによって上下に位置を変えるようになっている
。なお、シリンダロッド24が最も下方に繰り出したと
きでも、後述する接触部材(39)の下端は押圧板73
の上方約10履の距離までしか接近しない。
サブシリンダ28のシリンダロッド29の下端には、左
右に延びる可動板30が取着されている。
可動板30の左右両側にはガイド棒31が立設され、該
ガイド棒31は前記下部支承板27に設けられたガイド
孔(図示せず)に1晋勤可能に嵌入されている。また、
ガイド棒31には各々下部支承板27の上面及び下面に
当接しうる上部突起32及び下部突起33が設けられ、
可動板30の上下移動限界を規制している。可動板30
の下部には前方に延びる延出板34が取着されている。
また、前記下部支承板27の下面にはホーンスイッチ7
1の変位検出手段としてのリニアポテンショメータ35
の本体が取着され、該リニアポテンショメータ35の可
動ロッド36の下端は延出板34の上面に当接されてい
る。本実施例では、前記リニアポテンショメータ35に
緑測器社の製品(型番LP20F>が使用されている。
延出板34の前端部にはホーンスイッチ71の、荷重検
出手段としてのロードセル37が取着され、該ロードセ
ル37に貼着された歪みゲージ(図示せず)の抵抗値が
ロードセル37に加わる曲げ力によって変化することに
よって荷重を検出しうるようになっている。本実施例で
は、前記ロードセル37に共和電業社の製品(型番LU
B−5KS)が使用されている。
ロードセル37の前端部にはざらに前方に延びる取付板
38が取着され、該取付板38の先端部にはホーンスイ
ッチ71の押圧板73に接触しうる丸棒状の接触部材3
9が固定され垂下されている。接触部材39の下端面に
は押圧板73に接触しうる平面が形成され、押圧板73
に対して滑らないようになっている。
従って、前記可動板30、延出板34、ロードセル37
、接触部材39等はサブシリンダ28のシリンダロッド
29が上下動することによって上下に位置を変えるよう
になっている。また、リニアポテンショメータ35の可
動ロッド36は、延出板34の上下動に伴ってリニアポ
テンショメータ35の本体内に進入・退出し、該ポテン
ショメータ35の抵抗値を変化させる。
なお、前記支持板22の両側部には、支承板25.27
、サブシリンダ28、可動板30等の側方を覆う断面コ
字状のカバー40が取り付けられている。また、支持板
22の上面左側には警告焔41が取着されている。
[制御装置C] 制御装置Cの主要部はフレーム1内に設置されたケース
51内に収められており、その中枢は第6図に示すよう
にマイコン52である。
マイコン52には前記リニアポテンショメータ35が接
続され、マイコン52はリニアポテンショメータ35の
抵抗変化からホーンスイッチ71の押圧板73の変位及
びストロークを算出するようになっている。ケース51
の前面には該ストロークの許容上限値を設定するための
デジタルスイッチ53、ストロークの許容下限値を設定
するためのデジタルスイッチ54及び実際のストローク
の測定値を表示するためのデジタル表示部55が設けら
れ、これらは各々マイコン52に接続されている。
また、マイコン52には前記ロードセル37が接続され
、マイコン52はロードセル37の抵抗変化からホーン
スイッチ71の押圧板73の荷重も算出するようになっ
ている。ケース51の前面には該荷重の許容上限値を設
定するためのデジタルスイッチ56、荷重の許容下限値
を設定するためのデジタルスイッチ57及び実際の荷重
の測定値を表示するためのデジタル表示部58が設けら
れ、これらも各々マイコン52に接続されている。
さらに、マイコン52には前記メインシリンダ23及び
サブシリンダ28のバルブ59.60が接続され、該バ
ルブ59,60の開閉はマイコン52によって制御され
るようになっている。
また、マイコン52には出力装置として、イ:ホーンス
イッチ71の押圧板73の荷重及びストロークをプリン
トアウトする印字装置81、口;該荷重が設定範囲外の
場合に、これを表示するケース61前面の荷重不良ラン
プ82、ハ:該ストロークが設定範囲外の場合に、これ
を表示するケース61前面のストローク不良ランプ83
、 二;該荷重又はストロークのいずれか一方でも設定範囲
外の場合に、これを検査員に知らせるための前記警告!
41及び警告ブザー84、ボ;押圧板73を押圧しても
接点72がONしない場合に、これを表示するケース6
1前面の不鳴不良ランプ85が接続されている。
ざらに、ケース51の前面には測定中であることを表示
する測定中ランプ86と、測定が完了したことを表示す
る測定完了ランプ87とか設けられている。
次に、以上のように構成されたホーンスイッチ検査機を
使用したホーンスイッチ71の検査方法について説明す
る。
まず、ステアリングホイール61を支持装置Aにセラ1
〜する。このセラ1〜作業は、ステアリングホイール6
1のボス孔63に支持台12の支持ロッドコ5を嵌入さ
せ、支持台]2の上面にロアカバー67を当接させるだ
りで容易に行うことができる。この際、ポス62に支持
ロッド15が接触するとともに、スリップリング68に
支持台12の受は接点16が接触するため、ホーンスイ
ッチ71の接点72が導通したか否かを支持台12側で
感知することができる。
次に、ステアリングホイール61を支持装置Aによって
左右前後に移動させ、上方に露出しているホーンスイッ
チ71の押圧板73のうち前記検出装置Bの接触部材3
9を押圧させるべき位置を設定する。本実施例のホーン
スイッチ71の舅合は、第4図に示すように、当該押圧
位置を押圧板73の四隅の各部位■、■、■、■及び前
記各バネ74の直上の部位■、■の6箇所とした。そこ
で、まず部位■が接触部材39の真下の位置にくるよう
に、ステアリングホイール61を移動させる。このよう
に、押圧板73の押圧位置を複数設ける理由は次の通り
である。
すなわら、自動車の運転者がホーンを鳴らブときに、パ
ッド部のどの部分を押圧づるかは全く定まっておらず、
従って、ホーンスイッチ71の押圧板73において荷重
がかかる位置も一定しないものである。
ところが、前述の通り押圧板73は上下2つのバネ74
で付勢されているため、荷重の作用する位置によって各
バネ74の弾性力の作用のしかたが異なり、ホーンを鳴
らすために押圧板73に与えなければならない荷重も異
なる。ざらに、′FJ小の作用する位置によって、ボー
ンが鳴るまでに押圧板73が変位する値(以下、ストロ
ーク値という〉も異なる。従って、押圧板73の一箇所
を押圧しただけでホーンスイッチ71の良否を判定した
のでは、ホーンスイッチ71の現実の使用態様にそぐわ
ない結果となる。
そこで、本実施例では接触部材39によって押圧板73
を押圧すべき位置を逐次変えて、種々の位置にあける荷
重値とストローク値とを測定した上でホーンスイッチ7
3の良否を判定することができるようにしたのである。
従って、測定前には予めステアリングホイール61を移
動させて、当該押圧位置を設定する必要があるのである
なお、基板6を手で左右に押圧させれば、該基板6はス
ライド部材5とともにガイドレール8上を摺動し、ステ
アリングホイール61は該基板6、スライドベース10
、支持台12等とともに左右に移動する。このとき、規
制部材7はスライド部材5がガイドレール3から扱けな
いように該スライド部材5の左右動限界を規制する。
また、支持台12を手で前後に移動させれば、ステアリ
ングホイール61はスライドベース10及び支持台12
とともに前後に移動する。このとき、ストッパ11はス
ライドベース10ががイドレール8から後けないように
該スライドベース10の前進限界を規制する。
次に、第7図(a>(b)(c)のフローチャートに従
いながら、制御装置Cによる検出装置Bの作動順序を説
明する。
まず、ケース51の前面に設けられたデジタルスイッチ
53.54を操作して、前記ホーンスイッチ71の押圧
板73に対するストロークの許容上限値及び下限値を設
定する。本ホーンスイッチ71の場合、当該ストローク
許容上限値を2.0mに設定し、下限値を0.58に設
定した。
また、同じようにデジタルスイッチ56.57を操作し
て、押圧板73に対する荷重の許容上限値及び下限値を
設定する。本ホーンスイッチ71の場合、押圧板73の
略中央部を押圧したときの荷重の許容上限値を2.5に
9に設定し、下限値を0.5Kyに設定した。
従って、後述する検査の結果、荷重及びストロ一りか上
記設定範囲内のホーンスイッチ71は良品であり、範囲
外のホーンスイッチ71は不良品でおることが判別され
る。
さて、制′#J装置Cの電源スィッチ(図示せず)をO
Nすると、マイコン52はスタートスイッチがONされ
たか否かを判断し、これがONのときはメインシリンダ
23のバルブ59をONLでシリンダロッド24を下方
に繰り出す。従って、シリンダロッド24の下方に順に
接続された上下の支承板25,27、サブシリンダ28
、ロードセル37及び接触部材39は一緒になって下方
に移動する。このシリンダロッド29の繰り出し速度は
荷重等の測定制度に影響を与えないため、任意に決める
ことかできるが、検査時間を短縮して効率的に行うには
10m/5ecJX上であることが好ましい。
このようにして、接触部材39の下端面がホーンスイッ
チ71の押圧板73の上方的10anの位置まで下降す
ると、カバー40内に設けられたリミットスイッチ(図
示せず)がONする。なお、該リミットスイッチがON
する前であれば、リセットスイッチ(図示せず)をON
することによってメインシリンダ23のバルブ59を○
FFL、検査を中断することもできる。
リミットスイッチがONすると、測定中ランプ86が点
灯する。また、マイコン52はこのときのロードセル3
7の抵抗値から演算した初期荷乎Yを記憶するとともに
、サブシリンダ28のバルブ60をONLでシリンダロ
ッド29を下方に繰り出す。従って、シリンダロッド2
9の下方に順に接続された可動板30、延出板34、ロ
ードセル37、取付板38及び接触部材39は共に下方
に移動する。
サブシリンダ28におけるシリンダロッド29の繰り出
し速度は、前記メインシリンダ23と異なり、速すぎる
と微振動等の影響で荷重データが乱れるという問題があ
る。そこで、荷重データが乱れない範囲で検査時間を短
縮するには、1〜10mm/SeCの範囲が適当である
が、本実施例では最も好ましい範囲である1、7〜4m
/secの範囲で選択した。このように本実施例では、
接触部材39が押圧板73に接近するまではメインシリ
ンダ23を使用して速く接近させ、接触部材39が押圧
板73に接近してから接触以降はサブシリンダ28を使
用して徐々に行うため、検査の効率と精度を共に高める
ことができる。
こうしてサブシリンダ28が作動すると、リニアポテン
ショメータ35の可動ロッド36が延出板34とともに
下降するため、該リニアポテンショメータ35の抵抗値
が変化し、マイコン52はその抵抗値変化から接触部材
39の変位Pを算出する。
サブシリンダ28が作動した後に、ロードセル37の抵
抗値から演算した荷重が5Kg未満であり、リニアポテ
ンショメータ35の抵抗値か・ら演算した接触部材39
の変位Pが1C)mm未満であると、イコン52はその
荷重Xを読込むようになる。
なお、荷重が5Kg以上であり、または変位Pが10s
以上でおると、測定中ランプ86がOFFされるととも
に、両シリンダ23.28のバルブ59.60がOFF
される。押圧板73をいくら押圧してもホーンが鳴らな
い現象、すイfわらホーンの小咄異常のおそれがあるか
らでおる。そして、ホーンが小咄異常であるのか否かを
判断し、小咄異常ならば小咄不良ランプ85をONLで
、不IQ異常ではないならば装置の不良表示(図示せず
)をする。その後、リセットスイッチをONしたならば
小咄不良ランプ85がOFFされ、一応の検査が終了す
る。
さて、異常のおそれがない場合に戻って、接触部材39
の下端がホーンスイッチ71の押圧板73の部位■に当
接すると、該押圧板73に荷重がかかり始めるとともに
、押圧板73が変位し始める。従って、この当接時を正
確に検出する必要がある。
そこで、本実施例ではロードセル37の抵抗値変化から
マイコン52が読み込んだ荷重Xが前記初期荷重Yより
50SJ大きくなったとき((×1十X2 +X3 ’
)/3−Y>50!7)を当接時として検出することに
している。なせ゛ならば、シリンダ28の起動や各店動
部から発生ずる振動によってロードセル37の抵抗値が
変動し、荷重Xは509未満程度の変動を起こすので、
この影響を遮断するためである。
また、マイコン52は上記当接時における接触部材3つ
の変位Qを記憶する。ホーンスイッチ71内の接点72
がONk、ないうちは、接触部材3つが押圧板73を押
圧していく。
該接点72がONすると、マイコン52はこのときの接
触部材39の変位Rと押圧板73の荷重りを記憶すると
ともに、両シリンダ23.28のバルブ59.60を0
FFvる。そして、マイコン52は接触部材の変位Rか
ら変位Qを減算することによって押圧板73のストロー
ク値Fを算出し、これをデジタル表示部55に直接表示
する。
また、荷重りから初期荷ff1Yを減算することによっ
て押圧板73の荷重値Eを算出し、これをデジタル表示
部58に直接表示する。
次に、マイコン52は算出した荷重値E及びストローク
値Fが前述した設定範囲内(荷重はO15〜2.5に3
、ストロークは0.5〜2.Omtn>に必るか否かを
各々判断する。
荷重1aFが設定範囲外にある場合、マイコン52はケ
ース51#i而の荷重不良ランプ82と、検出装置Bの
最上部にある警告焔41をONするとともに、警告ブザ
ー84を鳴らず。また、ストローク値Fが設定範囲外に
ある場合は、ケース51前面のストローク不良ランプ8
3と、検出装置Bの最上部に必る警告燈41をONする
とともに、警告ブザー84を鳴らす。
両値F、Fとも設定範囲内にある場合は、容性E、Fが
印字装置81によってプリンドア・クトされる。以上に
て、押圧板73の部位■を押圧した場合の検査は終了す
る。
第8図に検査の一例として、あるホーンスイッチ73の
部位■を押圧したときの荷重(X)−変位(P−Q)曲
線を示す。ここに、変位(P−Q)が0.2#のときを
境として荷重の増加率か急減しているのは、ホーンスイ
ッチ71におけるバネ74の作用の仕方が異なってくる
ためで必る。該ホーンスイッチ71では、ストローク値
F(変位R−Q)が1.9#、荷重値E(荷重D−Y)
が約1.25Kgという結果であった。
以上の検査を、押圧板73のその他の部位■〜■につい
ても同じように進めていき、全ての部位で荷重値及びス
トローク値が設定範囲内にあれば、そのホーンスイッチ
71が良品であることを正確に判定することができる。
このように、本実施例によれば、ホーンスイッチ71の
押圧板に加えなければならない荷重が適正な値か否かを
正確に判定することができ、ホーンを鳴らすのに太き目
の荷重を要するとが、軽く接触しただけでも鳴ってしま
うとかという不具合を防止することができる。
また、ホーンスイッチ71における押圧板73のストロ
ークも訂正範囲内に収められるので、ホーンスイッチ7
1上にパッド部を取付けた後に、ホーンの常鳴りや不鳴
り等の不具合が起こるおそれもなくすことができる。
また、ロードセル37及びリニアポテンショメータ35
をマイコン52に接続して、高速度で自動的に荷重及び
変位のデータを処理させるので、検査効率も高い。
なあ、参考のため、接触部材39の下端を鋭角に尖らせ
て前記検査を行ったときの荷重−変位曲線を第9図に示
す。ここで、検査初期において荷重が乱れているのは、
接触部材39の先端が押圧板73上を滑っているためで
ある。これに対し、前記実施例の接触部材39では下端
面を平面にしているので、この滑りが起こらず荷重の挙
動が正確に捕えられるという効果がある。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)前記実施例では、ステアリングホイール61と接
触部材3つの相対移動につき、前後移動及び左右移動は
ステアリングホイール支持装置Aで行い、上下移動は検
出装置Bのシリンダ23,28で行ったが、これらの各
方向の移動手段は任意に変更することができる。例えば
、全方向の移動を支持装置A又は検出装置Bの一方で行
うようにしたり、前後移動及び左右移動は検出装置Bで
行い、上下移動は支持装置Aで行うようにしたりする等
である。
(2)前記支持装置Aにシリンダ等の駆動手段とその自
動制御装置を設け、ステアリングホイール61を自動的
に前後左右にスライドさせることもできる。
(3〉ステアリングホイール61と接触部材39とを相
対的に接近及び押圧させる移動手段として、前記シリン
ダ23.28以外にモータとギヤの組合わせ等を使用す
ることもてきる。
発明の効果 以上詳述した通り、本発明によればホーンスイッチの押
圧板に加えなりればならない荷重及びストロークが適正
な値か否かを判定することができ、もってホーンスイッ
チの良否を正確に判定することができる。また、ホーン
を鳴らすのに太き目の荷重を要するとか、軽く接触した
だけでも鳴ってしまうという不具合を防止しうるできる
ばかりでなく、ホーンスイッチ上にパッド部を取付けた
復に、ホーンの常鳴りや不鳴り等の不具合が起こるおそ
れもなくすことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化したホーンスイッチ検査機の実
施例を示す正面図、第2図は検査の対象であるステアリ
ングホイールの平面図、第3図は同ステアリングホイー
ルの底面図、第4図はホーンスイッチの平面図、第5図
は同検査機のステアリングホイール支持装置を示す斜視
図、第6図は同検査機の要部側面図、第7図(a)(b
)(c)は同検査機の検査手順を示すフローチャート図
、第8図は検査の一例を示す荷重−変位曲線図、第9図
は比較例の荷重−変位曲線図である。 12・・・支持台、15・・・支持ロッド、23・・・
メインシリンダ、28・・・サブシリンダ、35・・・
リニアポテンショメータ、37・・・ロードセル、39
・・・接触部材、52・・・マオコン、61・・・ステ
アリングホイール、71・・・ホーンスイッチ、73・
・・押圧板。 特許出願人       豊田合成 株式会社代 理 
人   弁理士  恩1)博宣第7図(c) 図面そのθ 第8図 斐(ずl(mm) 図面そのγ 後図面無し 0.5   +、0  15  2,0  2,5寥位
(mill)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ステアリングホイール(61)を支持する治具(1
    2、15)と、該ステアリングホイール(61)に設け
    られたホーンスイッチ(71)の押圧板(73)に接触
    しうる接触部材(39)と、前記ステアリングホイール
    (61)と接触部材(39)とを相対的に接近及び押圧
    させる移動手段(23、28)と、前記接触部材(39
    )によつて押圧板(73)に加わる荷重を測定する荷重
    測定手段(37、52)と、前記接触部材(39)によ
    つて生ずる押圧板(73)の変位を測定する変位測定手
    段(35、52)とから構成されていることを特徴とす
    るホーンスイッチ検査機。 2、前記ステアリングホイール(61)を支持する治具
    は、ステアリングホイール(61)のロアカバー(67
    )の裏面を支持する支持台(12)と、ステアリングホ
    イール(61)のボス孔(63)に嵌入する支持ロッド
    (15)とからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のホーンスイッチ検査機。 3、前記支持台(12)には、該支持台(12)を接触
    部材(39)に対して直交方向に移動させる支持台移動
    手段(3〜11)が設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載のホーンスイッチ検査機。 4、前記接触部材(39)は棒状であり、その先端には
    押圧板(73)に接触する平面が形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のホーンスイッチ
    検査機。 5、前記ステアリングホイール(61)と接触部材(3
    9)との移動手段は、両者を接近させるメインシリンダ
    (23)と、両者を押圧させるサブシリンダ(28)と
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ホーンスイッチ検査機。 6、前記荷重測定手段は、接触部材(39)に接続され
    たロードセル(37)と、該ロードセル(37)の抵抗
    変化から荷重を算出するマイコン(52)とからなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のホーンスイ
    ッチ検査機。 7、前記変位測定手段は、接触部材(39)の変位を検
    出するリニアポテンショメータ(35)と、該リニアポ
    テンショメータ(35)の抵抗変化から押圧板(73)
    の変位を算出するマイコン(52)とからなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のホーンスイッチ検
    査機。
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JPS5520411A (en) * 1978-07-31 1980-02-13 Fujitsu Ltd Measuring method of stroke and depression force of push- button switch

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