JPS62111969A - ホモカルノシン亜鉛塩 - Google Patents

ホモカルノシン亜鉛塩

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JPS62111969A
JPS62111969A JP61007647A JP764786A JPS62111969A JP S62111969 A JPS62111969 A JP S62111969A JP 61007647 A JP61007647 A JP 61007647A JP 764786 A JP764786 A JP 764786A JP S62111969 A JPS62111969 A JP S62111969A
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salt
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は式 (式中、Rは水素原子またはアシル基、Mは亜鉛または
アルミニウム原子、8は1から8の整撒、bは0から2
の整数を示す。)で表わされるホモカルノシンおよびア
シルホモカルノシンの亜鉛塩またはアルミニウム塩に関
する。これらの新規化合物(1)はすぐれた抗潰瘍作用
および自然治癒促進作用を治し、抗潰瘍薬あるいは外用
皮膚疾患治療薬、口内炎治療薬、痔疾患治療薬等として
医薬分野において有用なものである。
これらは経口的に錠剤、カプセル、顆粒、細粒。
シロップ剤等として、また非経口的に注射剤、軟膏、パ
ウダー、液体尋として使用され、経口的には通常1日2
0q〜2Fの用量で用いられる。また、疾病あるいは治
療内容に応じて他剤併用も可能である。
従来の技術 従来、消化性潰瘍治療薬として鉱胃粘膜保護作用や組織
修復作用を有する制酸剤やビスマス類、アルミニウム製
剤あるいはL−グルタミン製剤などが用いられてきた。
しかし、こすし等薬物は一般に副作用が弱い反面、効果
も弱いと云う欠点を有している。
近年、消化性潰瘍患者の増加にともないその治療薬のゲ
[究も柚々の方面から検討されてきた。特に最近、消化
性油揚の発生機序が解明されるにしたがいそれに拮抗す
る治療薬、たとえばヒスタミンH2−父谷体拮抗薬やガ
スl−’Jンt^抗薬あるいは自律神経逍断薬などの研
究が盛んで、それぞれに対応する薬物が販売され−(い
る。
しかし、これ等拮抗薬あるいは遮断薬は一般に作用が強
い反面、副作用も強く、またその副作用も多岐にわたり
医薬品としての安全性から秒々の問題を含んでいる。
一方、外用皮膚疾患、特に外用における自然治癒は、従
来、医学の大前提として[自然治癒は促進し得す」と云
われてきた1、従って、従来自然治癒促進作用について
仁1はとんど検討がなされていなかった。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは抗演瘍薬におけるこれ等欠点および問題点
全考慮し、両粘膜を保護し、組織を修復させ、副作用が
弱く、且つ効果の強い消化性潰瘍治療薬および自然治療
促進効果音イJする薬物を開発するべく種々考察した結
果、411成分で抗炎症作用を有していると云われてい
るカルノシンの類縁体であるが、現在オでその作)11
についてはほとんど倹約されていないホモカルノシンお
よびアシルホモカルノシンについて柚々検tlした結果
、ホモカルノシンあるいはアシルホモカルノシン自体の
消化性潰瘍治療効果および自然治癒促進効果は弱く、医
薬品として開発するには不十分であった。
そこで本発明者らは、この問題点を解決すべく検討を試
みた。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明者らは多くのホモカルノシン誘導体を
合成し、その治療効果等を横側したところ、前式(I)
で表わされるホモカルノシンおよびアシルホモカルノシ
ンの亜鉛塩またはアルミニウム塩が極めて侵れた消化性
潰瘍治療効果および自然治癒促進効果を有し、且つ副作
用が非常に弱いことを見出した。すなわち、ホモカルノ
シンおヨヒアシ〜ホモカμノシンを亜鉛mあるいハア〃
ミニウム塩とすることによシ問題点を解決し、本発明を
完成に導くことができた。
本発明のホモカルノシンあるいはアシルホモカルノシン
の亜鉛塩は、通常カセイソーダ、カセイカリあるいはナ
トリウムアルコフート等のアルカリの存在下又は非存在
下、ホモカルノシンあるいはアシルホモカルノシンとハ
ロゲン化亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸亜鉛、乳酸亜鉛、硝酸亜
鉛、燐酸亜鉛。
酸化亜鉛、炭酸亜鉛、ジエチル亜鉛、ステアリン酸亜鉛
、硫化亜鉛、あるいけ水酸化亜鉛などの亜鉛化合物と親
水性あるいti疏氷水1′l浴媒たは水もしくはこれら
の混合〆媒中にて反応せしめることにより容易に定量的
に製に1される。アルミニウム塩はホモカルノシンある
いケゴ了シμホモカルノシンとアμミニウムアμコキシ
ドとを親水性あるいは疏水性溶媒もしくをま水またけこ
れらの混合俗謀中で反応せしめることにより、同じく定
量的に得ることができる。反応はいずれも通常、室温あ
るいは加温下に数十分間から籍時間掬拌すると終了する
。反応後の後処理および精製はいずれもjiJ常の方法
、たとえば抽出、再結晶、a縮、p過、rP取、水洗、
活性次処理、カフムクロマトグヲフィ、樹脂処坤などに
よって行なわれる。
ホモカルノシンあるいは、アシルホモカρノシ71モル
に対して亜鉛化合物ff;J 1モルを作ハ」させテ得
うれるホモカルノシン亜鉛塩あるいはアシルホモカルノ
シン亜鉛塩は、ホモカルノシンあるいはアシルホモカ!
レノシン1モルニ対シてi鉛u通常0.9〜1.2モル
の範囲で存在している。′−i:た、ホモカルノシンあ
るいはアシルホモカルノシン1モルに対して!Ier鉛
化合物を約0.5モル作用させて得られるホモカlレノ
シン助鉛増あるいはアシルホモカルノシン亜鉛塩は、ホ
モカルノシンあるいはアシルホモカルノシン1モルに対
して亜鉛it:通常0.45〜0.6モルの範囲で存在
しているが化学構造は明らかでない。なお、アシルホモ
カルノシンはホモカルノシンを通常の方法、たとえは無
水酢酸、アセチルハフイド、ベンゾイルハフイド等でア
シル化することにより容易に得られる。1fCホモ力μ
ノシンあるいはアシルホモカルノシンは9体、L体、D
L体が使用される。
実施例 実施例1゜ 28%ナトリウムメチフート’1.719を含むメタノ
−/I/27Wttに1.−ホモカルノシン4.80f
を加え溶解後、96%塩化亜鉛2.84fを水1.5g
/とメタノ−/I/ 50 mlの理数に溶解した溶液
を室温で攪拌下添加する。添加後2時間室温で攪拌する
と反応は終了する。反応後、水300 we中に攪拌下
添加し、析出する沈澱を加数し、十分水洗後t o o
 ’cで5時間加熱乾燥すると、融点300℃以上のL
−ホモカルノシン亜鉛塩の白色粉末6.Ofを得る。
氷晶の分析結果は次の通りである。
水分(カーμフィシャ法)ニア、1% 亜鉛含イ1量(EDTAキレート法C21,73%元素
分析611(%)  C,oH,N403Znとして理
論m  CJ9.52; H,4,61; N、18.
44実測敏 C,C9,C6; H,4,48; N、
is、a2工R(Nujol)il: 3275. 1
620. 1240゜1120.1045.980゜ 〔α〕艷+13.27 (c=0.8 、 O,36%
、HCI )実施例2゜ L−ホモカルノシン12.0’を水酸化ナトリウム2y
を〆解した水35g/に溶かしたのち、室温で攪拌下に
96%塩化亜鉛’8.55fを俗かした水:35w1を
添加する。添加後、2時間攪拌し析出した沈澱を沖取、
水洗後、80°Cで7時間乾燥すると(L−力μノシン
)2 亜鉛塩の白色粉末13.21を得る。
水分(カールフィシャ法):8.62%亜鉛含有ふ1″
(EDTAキレート法):11.89%元素分析鎮(%
)(C1oH05N403)2Znとし工理論幀 C,
44,1f+; H,5,52: N、20.61夾測
f[f  C,44,C4; L5.59; N、21
.OB実施例8゜ L−ホモカルノシン9.6Fと水酸化亜鉛1.78)を
水120 yglに加え、内!60℃で2時間攪拌後、
反応溶液の浴媒を減圧留去して残留物を80°Cで10
時間乾燥すると、(L−ホモカルノシン)2亜鉛塩の白
色粉末10.5fを得る。
融点:164〜170°C ψ、燥減:)jl: (60°c、a時間P20.存在
下減圧乾燥):0.54 % 亜鉛含有量(EDTAキレート法): 12.20%窒
素含有量(キ〜ダー〜法):20.a4%I R(Nu
jol、)Cf’:3250,1620. 1570゜
1110.975゜ 実施例4゜ メタノ−〜40g/と28%8%ナトリウムメチツー、
86Fとの混液にN−アセチμmL−ホモ力μノシン2
.82fを病弊後、室温で攪拌下に96%塩化亜鉛1.
42L!を溶解した水1.42g/とメタノ−/l’ 
6 mlの混液を添加する。添加後、室温にて2時間攪
拌すると反応は終了する。析出沈麟を加数、70℃で8
時間乾燥すると白色粉末のN−アセチル−L−ホモカル
ノシン亜鉛塩4.Oyを得る。
融点:250〜26a’C(分解) 水分(カールフィシャ法):6.51%亜鉛含有ff1
(EDTAキレート法):19.47%窒素含有量(キ
pダーμ法):16.04%工R(Nujol)ffi
  、a275.16B0.1540゜1a00.12
40,1195,1115,1045゜975゜ 実施例5゜ 水50m1に水酸化亜鉛1.19fを加え、内温50〜
55℃に加温し、攪拌下に、水40g/KN−アセチμ
−L−ホモカμノシン5.64 f ヲgカした溶液を
添加する。添加後、同温度で5時間攪拌すると反応は終
了する。冷浸、少量の不酸物を戸別し、炉液を減圧濃縮
したのちイソプロピルアルコーIV 70 mlを加え
、析出する沈澱を加数し、95℃で7時間乾燥すると、
(N−アセチμ−り一ホモカ〜ノシン)2亜鉛塩の白色
粉末6.51を得る。
融点:187〜195℃(分解) 水分(カールブイシャ法):伍9,6%亜鉛含有fi(
EI)TAキレート法):10.45%窒素含有か(キ
ルメール法):17.91%IR(Nujol)ff+
  、a275,1630,1540゜1a00.12
00,1115,970゜実施例6゜ アルミニウムイソプロポキシド20.42ft含むイソ
プロピルアルコ−A/ 200 mlに内温60°Cに
て、L−ホモカルノシン24.02fを攪拌上添加し、
同温度で30分攪拌後、水a、6wlを加え更に同温度
で2時間攪拌すると反応は終了する。冷浸、沈澱物を加
数し95°Cで10時間加熱乾燥すると、L−ホモカル
ノシンアルミニウム塩の白色粉末ao、5fを得る。
融点:220℃以上(分解) 水分(カールブイシャ法) : 2.82%7.1v 
ミ= ラム含有n: (A 1.、0371: 31法
):8.84%元素分析畝(%)  C1o11、fl
N403Al(OH)2として 1311%1liN  C,a9.70; II、5.
62; N、18.58央測鎮 C,89,57? H
,5,’/7; N、18.36寮施例7゜ アルミニウムイソプロポキシド10.2LIを含むイソ
プロピルアルコ−/l/100111/に内!50℃に
てL−ホモカルノシン24.02Fを攪拌上添加する。
同温度で10分攪拌後、水1.8g?を加えたのち1時
間加熱還流すると反応は終了する。冷浸、析出沈澱を沖
取、95°Cで10時間加熱するとL−ホモカルノシン
アルミニウム塩の白色粉末2T、1fを得る。
融点:220°C以上(分解) 水分(カールブイシャ法):1.78%アルミニウム含
有kA(A1203重景法):5.03%元素分析位(
%)  (CHNo  )A]LOIiとして 理論餉 C,45,85; H,5,92−N、21.
89来測鎮 C,46,84電H,5,97; 、N、
20.85工R(Nu、1ol)cIrl:3a00.
 16a0. 1600゜1545、 1a27. 1
290. 1275. 1225゜1185、 115
5. 109a、  985゜実施例8゜ アルミニウムイソプロポキシド6.1 a f’c含有
するイソプロピルアルコ−/I/ 60 mlに内温5
0℃にて攪拌下にL−ホモカルノシン21.62Fを添
加する。添加後、内温60’Cにて2時間攪拌する。
冷浸、析出沈澱を加数し80℃で8時間加熱乾燥すると
、L−ホモカルノシンアルミニウム塩の白色粉末22.
Ofを得る。
融点:215°C以上(分解) 水分(カールブイシャ法) : 1.97%アルミニウ
ム含有ji1(A1203重量法):3.47%元素分
析[(%)  (C,。H05N403)3A1として
理論値 C,48,a4; H,6,04+ N、22
.56実測鎖 C,47,8LH,5,96電N、22
.18IR(Nujol)Or”:aaoo、16B0
.1597゜1545、 1a25. 1290. 1
275. 1225゜1185、 1155. 109
0. 987゜実施例9゜ トルエン110g1にアルミニウムイソプロポキシド1
4.67Fを加え溶解後、水100g/にN−アセチμ
−L−ホモカ〜ノシン20.26 f 全溶解し大水溶
液を室温攪拌下に添加する。添加後、内温25°Cで2
時間攪拌したのち反応容謀を減圧濃縮する。濃縮液にイ
ングロビル7ρコー/L’150dを加え、析出する沈
澱を沖取し、70℃で15時間乾燥すると、N−アセチ
〜−L−ホモカルノシンアμミニウム堆の白色粉末21
.8Fを得る。
融点=231〜286°C(分解) 水分(カーμフィシャ法):a、84%アルミニウム含
有量(A]、203重量法)ニア、96%元素分析[1
,(% )  C,H,N404Al(OH)2とシテ
理論lI  C,41,8a; H,5,51−N、1
6.26実測I  C,40,98; H,5,6a;
 N、15.87IR(Nujol)clr”:a25
5.1685.1800゜1185.1105,970
゜ 実施例10゜ イソグロピρアρコーyv200zlにア〜ミニウムイ
ソグロボキシド20.4fを加え溶解後、N−アセチ〜
−L−ホモカμノシン28.2Fを室温下で攪拌しなが
ら添加する。添加後20分加熱還流後、水を3.6w!
加え1時間加熱還流してから、反応溶液の溶媒を減圧で
留去する。残留物をシリカゲμ含有のデシケータ−中で
一夜減圧乾燥すると、融点231〜236°C(分解)
を示すN−アセチル−L−ホモカルノシンアルミニウム
塩の白色粉末35.7ft、得る。
水分(カーμフィシャ法):6.85%アルミニウム含
有′N(Al2O3重量法):8.20%窒素含有#、
(キμダーμ法):15.4a%工R(Nujol)c
rI :a255,1685,1aOO。
1185.1105,970゜ 実施例11゜ アルミニウムイソグロボキシド6.13fとN −アセ
チμ−L−ホモカρノVン25.4 Ofヲ用いて、実
施例8に従って反応および後処理を行なうと、N−アセ
チ〜−L−ホモカルノシンアルミニウム塩の白色粉末2
6.2Ofを得る。
融点二155〜165”C(分解) 水分(カー〜フィシャ法):1.79%9%アルミニウ
ムj1 (A’l、031![量法):3.18%元素
分析fil(%)(CI2HエヮN40. )3Alと
して理論鍍 C,49,61士L5.85冨N、19.
29寮測[C,49,02+ H,5,72±N、18
.74工R(Nujol)clrl:a255,16a
5,1550゜1a00. 1185. 1105. 
10B5. 970゜実施例12゜ 無水イソグロビρア〜コーfi7200g/にア〜ミニ
ウムイソデロボキシド10.29を加えた溶液に、N−
アセチμ−L−ホモカ〜ノシン42.aft−室温で攪
拌しながら添加する。添加後1時間加熱還流を行なって
反応溶液のだ謀を減圧留去して残留物をシリカゲルを内
蔵するデシケータ−中にて一夜室温下で減圧乾燥すると
、融点155〜165℃(分解)を示す(N−アセチ/
I/−L−ホモカルノシン)3 アルミニウム塩の白色
粉末43ft%る。
水分(カールフィシャ法):8.5a%ア〜ミニウム含
有i (Al2O3重量法):8.20%窒素含有ik
(キμダーμ法):18.74%工R(Nujol)0
1  、a255,16a5,1550゜1100.1
185,1105.10a5,970゜発明の効果 1 抗潰瘍作用 (イ)水浸拘束ストレス潰瘍 (実験方法) 生後7.5週令、体@220−2501の、TC工:8
D系雄フツ)1群7匹を使用した。24時間絶食後、検
体400η/kyを経口投与し、30分後に28℃の水
中に7時間にわたって胸部まで浸漬して、ストレスを負
荷した。ついで断頭放血した後開腹し、胃を摘出して1
%ホμマリンでその内面および外面を15分間固定した
。幽門部よυ大骨に沿って切開して広け、寮体顕*鏡(
1/100aIスケ−〜入り)で胃体部に発生した潰瘍
の長辺の長さを測定し、それらの総和を求め潰瘍指数と
した。
(実験結果) 表■に実験結果を示す。本発明化合物(I)はいずれも
対照薬のアμすμミンより優れた作用を示し、特にホモ
カ〜ノクン亜鉛塩にすぐれた効果が認められた。
(以 下 余 白) 表1 水浸拘束ストレス潰瘍抑制作用 (ロ)幽門結紮潰瘍 (実験方法) 体重300g前後のウイヌター系雄性ラットを約20時
間糞食をさけて絶食させ、一群8匹としてエーテ/l/
麻酔下に胃幽門部結紮し、直ちに12指腸内に検体a0
0W/#を投与し、切開部を縫合して検体投与後13時
間目に頚椎を脱臼させて殺し胃を摘出し、1%ホルマリ
ンで固定後、冑大彎倶1に沿って切開し前背部に見られ
る潰瘍の程度を対照群と比較して潰瘍指数を求め有効性
を:tji瘍発生の抑制率で求めた。
(実験結果) 表■に実験結果を示す。試験した本発明化合物(1)中
、ホモカルノシン1llj鉛塩がすぐれた作用を示した
表■ 幽門結紮涜瘍抑制作月1 2 創傷治癒促進作用 (実験方法) 体重i 180 f前後の雄ラット(1群9匹)の背部
を電気カミソリにて刺毛し、エーテル麻酔下、刃渡20
MIIのノミにて刈上背部2ケ所に作製した創傷部位(
傷艮20m1Jl)に、ビーナツツ油20m1に懸濁し
た検体(10fI)を1日1回0.05w1づつ10日
間塗布する。10日後、話頭放血死後、背部皮膚を剥離
し、傷口が剥離するまで張っばり、その張力(lから有
効性を求めた。
(実験結果) 表■に実験結果を示す。特にホモカルノシン亜鉛塩の創
傷治癒促進作用のすぐれていることが分る。
()’=(下 余白) 表■ 創傷治癒促進作用 急性毒性試験 体重150〜200fのウィスター系雌雄フット61群
7匹として、検体(L−ホモカルノシン、N−アセチ〜
−L−ホモカルノシンおよび実施例1から9の化合物)
を各5f//klづつ経口投与し、7日間観察したが、
いずれも死亡例は認められず、これらの検体の毒性はい
ずれも極めて弱いものであった。
以上の結果を総括すると、本発明新規化合物(I)は優
れた抗潰瘍作用および自然治癒促進作用を有し、且つ毒
性が極めて弱く、通常長期間投薬が必要とされる潰瘍治
療あるいは外用皮膚疾患治療専の医薬として極めて有用
なものであることが分る。また、その薬理作用を利用し
て、口内炎治療薬、痔疾患治療薬等としての応用も可能
である。
特許出願人  浜理薬品工業株式会社 手続補正書(自発) 昭和61年3月3日 1、事件の表示 昭和61年特許願第7647号 2、発明の名称 ホモカルノシン塩類 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住 所  大阪府大阪市東淀川区柴島1丁目4番29号
明細書の特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の欄5、
補正の内容 別紙のとおり 別紙 2、特許請求の範囲 1式 (式中、Rは水素原子−!、たはアシル基、Mは亜鉛捷
たはアルミニウム原子、aは1から3の整数、bは0か
ら2の整数を示す。)で表わされるホモカルノシン塩類
2式 (式中、Rは水素原子またはアシル基、aは1から2の
整数、bは0から2の整数を示す。)で表わされる特許
請求の範囲第1項記載のホモまたはアシルホモ力μノシ
ン亜鉛塩。
3式 (式中、Rは水素原子またはアシル基、aは1から3の
整数、bはOから2の整数を示す。)で表わされる特許
請求の範囲第1項記載のホモまたはアシルホモカルノシ
ンアルミニウム塩。
補正の内容 1.明細書の第8頁、111行目「水分(カールフィシ
ャ法)ニア、1%」を「水分(カールフィシャ法):1
.1%−1に訂正します。
2、同、同、18行[1の「〔a〕背:+IB、27J
をrca〕’iF: + 8.27Jに訂正し1す。
3、同、@9頁、5行目の1(T、−カルノシン)2亜
鉛塩」をr(T、−ホモカルノシン入MrI鉛塩」に訂
正します。
4、同、第10頁、9行1」の1水1.42諺t」を「
水0.42解t」に訂正し号す。
5、同、第11頁、122行目「融点:187〜195
°C」を1融点:147〜155°C」に訂正し1す。
6、同、同、177行目r1200Jをrl185Jに
訂正します。
7、同、第12頁、18行]1の「実測IiαC,89
,57+ H,5,77i N、18.86Jと144
行目「実施例7.1との間に「IR(Nujol) (
M  。
8000.16B0,1600,1545.1B27,
1290゜1275.1225.1185,1155,
1120,1,090゜985Jを挿入します。
8、同、第19頁、表■の下から3行目のr52.5J
をr 47.2 Jに訂正します。
9、同、第20頁、表■の下から2行目のr 8.8 
Jをr88.7Jに訂正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはアシル基、Mは亜鉛または
    アルミニウム原子、aは1から3の整数、bは0から2
    の整数を示す。)で表わされるホモカルノシン類。 2 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはアシル基、aは1から2の
    整数、bは0から2の整数を示す。)で表わされる特許
    請求の範囲第1項記載のホモまたはアシルホモカルノシ
    ン亜鉛塩。 3 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはアシル基、aは1から3の
    整数、bは0から2の整数を示す。)で表わされる特許
    請求の範囲第1項記載のホモまたはアシルホモカルノシ
    ンアルミニウム塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718669A (en) * 1980-07-09 1982-01-30 Nippon Chemiphar Co Ltd Aluminum salt of n-acetylcarnosine, its preparation and remedy for peptic ulcer containing the same
JPS5762264A (en) * 1980-10-02 1982-04-15 Nippon Chemiphar Co Ltd N-acylcarnosine aluminum salt and its preparation

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