JPS6211172B2 - - Google Patents

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JPS6211172B2
JPS6211172B2 JP53164363A JP16436378A JPS6211172B2 JP S6211172 B2 JPS6211172 B2 JP S6211172B2 JP 53164363 A JP53164363 A JP 53164363A JP 16436378 A JP16436378 A JP 16436378A JP S6211172 B2 JPS6211172 B2 JP S6211172B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
internal combustion
combustion engine
eccentric
cam follower
Prior art date
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Application number
JP53164363A
Other languages
English (en)
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JPS54133230A (en
Inventor
Pii Paa Juriasu
Shii Rotsuseri Andoryu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cummins Inc
Original Assignee
Cummins Engine Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cummins Engine Co Inc filed Critical Cummins Engine Co Inc
Publication of JPS54133230A publication Critical patent/JPS54133230A/ja
Publication of JPS6211172B2 publication Critical patent/JPS6211172B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/021Injectors structurally combined with fuel-injection pumps the injector being of valveless type, e.g. the pump piston co-operating with a conical seat of an injection nozzle at the end of the pumping stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D1/00Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
    • F02D1/16Adjustment of injection timing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M39/00Arrangements of fuel-injection apparatus with respect to engines; Pump drives adapted to such arrangements
    • F02M39/02Arrangements of fuel-injection apparatus to facilitate the driving of pumps; Arrangements of fuel-injection pumps; Pump drives

Description

【発明の詳細な説明】 この開示は、燃料システムがユニツト噴射器を
有する内燃機関における噴射時期を調節する装置
に関する。
エンジンの各燃焼室用の噴射器がカム−従動子
−リンク機構により操作されて燃料を噴射する。
この機構はエンジンのピストンの動作と時間的関
係で動作する。上記機構は各々エンジンのピスト
ンと同期して回転するカム、このカム上に乗る軸
支カム従動子およびカム従動子を噴射器に接続す
るリンクを含む。噴射器はキヤツプまたはノズル
上に座つて噴射を終了させるプランジヤーを含
む。噴射時期を調節するため、従動子の軸支点お
よび従動子とカムとの角度上の係合点が移動され
る。このタイミング(時期)が広い範囲内で変え
られる時にリンクの移動がプランジヤーの有効行
程を実質的に変えないように、カム従動子および
リンクの関係が設定される。したがつてタイミン
ダの変化とは無関係にプランジヤーおよび噴射器
ノズル上の圧縮荷重は噴射の終了時に実質的に一
定を保つ。エンジンの燃焼室中に直接に燃料をス
プレーする噴射器を含む内燃エンジンは勿論一般
に使用されている。デイーゼルエンジンは良く知
られた一例である。このようなエンジン用の燃料
供給システムの一型式では、エンジンのカム・シ
ヤフトにより操作されるカム従動子およびリンク
機構により各操作サイクルにおける適当な時期に
燃料を噴射するようにユニツト噴射器が駆動され
る。カムシヤフトは勿論、エンジン・クランク・
シヤフトおよびエンジンの他の操作部分と同期し
て回転する。このようなエンジンでは、エンジン
の作動中ピストンの位置に相対して噴射時期を調
節できることが有利である。燃料噴射システムの
一型式では、エンジンに対し高圧燃料デイストリ
ビユータ(分配器)の位相関係を調整することに
より時期の変更がなされ、また別の型式ではこの
ような調整が噴射器内の機構により行われる。し
かしこのような装置は高価である。ユニツト噴射
器を含むシステムにおいては、大きいエンジンの
全噴射器に対し同一の調整を行うことは困難であ
る。噴射時期を調節する他の装置がU.S.
P.1265799 2484926 3040723および3138038に示さ
れる。U.S.P.2936575に、エンジン弁の操作時期
を調節する関連装置が示される。そのような装置
ではカムと噴射器との間の駆動系列(drive
train)中にカム従動子が設けられ、カムに対す
る従動子の位置を調節することによりタイミング
を変化させる。このような従来の装置の欠点は、
そのような調節の結果カムシヤフトと噴射器との
間のリンクの実効長さを過大に変化させ、その結
果、噴射器に損害を与えうる。高圧噴射器の適正
な操作のためには、0.001インチ以上のリンクの
長さ変化は許されない。さらに、このような装置
のなかには、エンジンの動作中にタイミングの変
更を行うことができないものがある。
したがつて本発明の総括的な目的は、上記欠点
を有しないエンジンの複数の噴射器の噴射タイミ
ングを調整する改良された装置を提供することで
ある。
本発明による装置が用いられるエンジンは、少
なくとも1つの噴射器、この噴射器に係合する揺
れ腕、および少なくとも1つの回転可能なカム・
シヤフトを含む。カム・シヤフト上にローブ
(lobe)を有するカムが形成され、カム上の接点
においてカム従動子がカムに接する。細長いリン
クの一端がカム従動子に係合し、他端が揺れ腕に
係合する。支軸上でピボツト運動可能にカム従動
子を支持する手段が設けられる。接点を変化させ
ることによりタイミングを変えるため支軸を移行
させ、そして中心として上記リンクの他端を有す
るアーク(弧状部)に実質的に沿つて上記リンク
の上記一端を移動させる偏向手段が設けられる。
タイミング調節中に実質的にアーク上にリンクの
上記一端を保持することにより、リンクの実効長
の最(微)少変化が得られる。
本発明の他の目的および長所は添附図面に関連
してなされた下記の詳細により明らかにされる。
本発明は、V型および並列(列型)往復ピスト
ン・エンジンについて図示および記載されるが、
ロータリーエンジンのような他型式のエンジンに
も使用されうる。
第1図は、2つの噴射器23および24を各々
支持する2つのヘツド21および22を有するV
型エンジンの一部を示す。この技術分野では良く
知られているように、エンジンの各燃焼室に対し
1つの噴射器が設けられ、第1図にはただ2つの
みの噴射器が示されるが、エンジンは通常もつと
多数のシリンダーおよび噴射器を含む。各噴射器
の下端にスプレー穴26が形成される。この下端
は燃焼室の上端内へ突入している。エンジンのサ
イクル中の最適時に細かいスプレーまたは霧状の
燃料が穴26を通して噴射され、そして燃焼室内
で燃焼する。噴射器23はカム操作のリンク機構
27に接続されて、エンジンの他の部分と所定の
時間(時限)関係において操作される。リンク機
構27は各噴射器の一部を形成するプランジヤー
31の上端と揺れ腕29との間にわたつてのびる
接続リンク28を含む。揺れ腕29は固定ロツカ
ー(rocker)シヤフト32上に旋回可能に軸支さ
れ、腕29の一端33がリンク28に係合し、他
端34が押しロツドまたはリンク36に係合す
る。押しロツド36の上端に球状のソケツトまた
は空洞37が形成され、揺れ腕29の端部34に
固定されたボール38がソケツト37内にはめ込
まれる。ボール38は張力調整機構39により揺
れ腕29の端部34へ接続される。
噴射器24は同様のリンク機構27′により操
作され、その部品は機構27の部品と同じ参照番
号が与えられるがダツシユ符号がつけられる。各
噴射器23,24は噴射ストロークにおいてプラ
ンジヤーを動かすことにより操作されて、エンジ
ンの各サイクルにおいて所定時間に燃料を各燃焼
室内へ噴入する。第1図に示される両プランジヤ
ー31の位置においてプランジヤーは噴射ストロ
ークを終了しており、スプレー穴26を閉じる最
下位置にある。エンジン・サイクルが続行される
と噴射器23のプランジヤー31は、たとえば上
昇して燃料供給システムから燃料がエンジン・ブ
ロツク21内に形成された通路41を通り、噴射
器23内に形成された環状溝42内へ流入し、噴
射器23の本体に形成された流入通路43を通つ
て、噴射器23内の燃料噴射室(図示されない)
に流入する。或る量の燃料が噴射器23中へ計量
(meter)された後、関連するピストンが頂部の
死点に近づくにしたがつて、噴射器が操作されて
燃料がエンジン・シリンダー内に噴射される。こ
れは第1図に示すように揺れ腕29の反時計方向
ピボツト運動によつて達成され、リンク28およ
びプランジヤー31が下方および右方へ押され
る。プランジヤー31がカツプすなわちノズル3
0に係合してノズル30内に形成されたスプレー
穴26への流路を閉じる時に噴射が終る。ここに
開示されたユニツト噴射器の特性はUSP.3351288
に記述される。ピストンの動力すなわち燃焼スト
ロークによりプランジヤー31は通常ノズル30
と緊密に係合して最下位置に残る。その後、揺れ
腕29が時計方向に回転することにより、噴射器
23の復帰スプリング44がプランジヤー31お
よびリンク28を上昇させる。噴射器24および
エンジンの他の噴射器は同様に作動するが、勿
論、エンジンの各サイクルにおいて異る時期に燃
料を噴射する。デイーゼルエンジンのような圧縮
点火エンジンの操作においては、ピストン運動サ
イクル中の最適時に燃焼室への燃料の噴射を開始
することが重要であり、最適時に噴射器を終了す
ることが更に重要である。噴射の開始および終了
が起こる最適時はエンジンの操作条件により異
る。たとえば、エンジンの空転時と経済速度すな
わち高速度での運転時とでは、噴射開始の最適時
が異りうる。したがつてエンジンの運転中に噴射
の開始および終了の時期を調整しうることが有利
である。さらに、そのような時期の調整が行われ
る場合、噴射力が消滅する時の噴射ストロークの
長さおよびプランジヤー31の位置を0.001イン
チ以下に保つことが重要である。プランジヤーの
下端が噴射器のノズルすなわちカツプに達した時
に、もしその力が消滅しなければ、噴射器が損傷
を受けうる。プランジヤーが下降し噴射器ノズル
30に係合して噴射が終了する時、リンク28お
よび押しロツド36を含む全駆動系列は圧縮下に
ある。また、少量の燃料が噴射器内のプランジヤ
ーとノズルとの間に閉じ込められ、この閉じ込め
られた量も圧縮下にある、もしこの圧縮が大きす
ぎれば、ノズル30はすぐに損なわれうるが、も
し圧縮が充分でなければプランジヤーがはね返り
そして閉じ込められた量の一部を穴26から漏出
させうる。後者の場合、燃料消費および汚染が増
加する。したがつてタイミングの変化にかかわら
ず圧縮荷重を実質的に一定に保つことは非常に重
要であり、これは本発明の構造により達成され
る。エンジンのクランク・シヤフト(図示されな
い)と時間的関係で駆動されるように接続された
カム・シヤフト52(第1図)が機構51に含ま
れる。カムシヤフト52の構成およびクランクシ
ヤフトとの接続は良く知られた理論による。カム
シヤフト52上に複数のカム53が形成され(カ
ム53の1つのみが第1図に示される)エンジン
の各噴射器に対し1つのカム53が提供される。
カム53は全て同じ輪郭を有するがシヤフト52
上で相互に軸方向におよび角度が変位している。
各カム53の輪郭は登り勾配54、勾配54の頂
上におけるハンプ(hump)56、突出部すなわ
ち弧状膨出部57、下り勾配55および下方部5
8を含む。第1図に示すように突出部57はハン
プ56よりわずかに小さい半径を有する。
機構51はさらに、噴射器23用のカム従動子
61および噴射器24用のカム従動子62をふく
む。カム従動子61および62は同一であり、ロ
ツカー(rocker)シヤフト63(第1〜5図)上
で軸方向に離間させて旋回可能に取りつけられ、
各カム従動子61または62は異るカム53と係
合する。第1図では、2つのカム従動子61およ
び62が同じカム53と係合しているように見え
るが、実際はカム従動子62はカム従動子61か
ら図面中で手前の方向に離間しており、これら2
つのカム従動子は異るカム53と係合している。
第2図を参照すると、シヤフト63の長さに沿つ
て適当な距離に離間されたベアリング64により
ロツカーシヤフト63が支持される。ベアリング
64はネジ66によりエンジンに固定されて、2
バンク(bank)のシリンダーの間のスペースに
シヤフト63を支持し、カバー67(第1図)が
シヤフト63の上に設けられることが望ましい。
第2図を参照するとシヤフト63はベアリング6
4中でその軸68のまわりを回転することができ
る。シヤフト63の中心の下方に通路69を形成
してエンジンの潤滑システムの一部を形成しう
る。カム従動子61および62はシヤフト63の
偏心部上に旋回可能に取りつけられ、その軸は軸
68から偏つている。カム従動子61のピボツト
軸および関連する偏心部73の軸が番号71で示
され、そしてカム従動子62のピボツト軸および
関連する偏心部74の軸が72で示され、第1,
2図に示されるように、軸71および72は軸6
8の相反する側に偏つている。第3図から第5図
は、シヤフト63、偏心部73および74および
上記の種々の軸を概略的に示す。偏心部73およ
び74から2つのカム従動子61および62が或
る角度で下方および横方に広がり、それらの下端
近くにカム従動ローラー78および79が取りつ
けられる。ローラー78および79はピン84お
よび85により(第1図)カム従動子61および
62の下側に取りつけられ、カム従動子の上側に
形成されたソケツト80内に押しロツド36およ
び36′の下端が受けられる。2つのカム従動子
61および62および偏心部73および74のピ
ボツト運動の軸71および72がシヤフト63の
軸68に対し偏心しているので、2つのカム従動
子61および62のカム53に対する位置は第
3,4および5図に示すようにシヤフト63を回
転することにより調整または変更しうる。これら
3図面は関連するピストンの位置に対する噴射の
開始および終了の時期が2つのカム従動子の位置
を移行させることにより調整しうる事実を示す。
第3図を参照すると、カムシヤフト52の軸およ
びロツカーシヤフト63の軸68を通る垂直線の
相反する側に実質的に等距離に軸71および72
は離間される。第3図に示される各部の位置はタ
イミングの中間設定を示す。カムシヤフト52お
よび53は第1,3,4図および第5図において
時計方向に回転し、カム53の勾配54が従動ロ
ーラー78に出会うとローラー78は第1および
3図に示すように時計方向に軸71のまわりを上
方に揺れるように勾配54に押される。ローラー
78のこのような揺動すなわちピボツト運動によ
りカム従動子61および押しロツド36の下端が
第1図において上方および左方に揺れる結果、揺
れ腕29が反時計方向にピボツトして噴射器23
のプランジヤー31が噴射ストローク中の下降を
行う。カム53のハンプ56の頂上がローラー7
8の下を通り、噴射器23のプランジヤーがその
最下位置にくるまで、噴射は続く。ハンプ56が
通過後、カム53の突出部57がローラー78の
下へ移動してプランジヤーをその最下位置に保
つ。カム52の回転を続けるとカム53の勾配5
5がローラー78の下を通りそれにより噴射器2
4の復帰スプリング44の各部分を時計方向に運
動させローラー78をカム53の下部58へ戻
す。噴射のタイミングを進めるためには、カム従
動子61およびローラー78を第1,3,4およ
び5図において反時計方向すなわちカム53の回
転と逆方向に移動させる。これはロツカーシヤフ
ト63をその軸68上で回転させることにより達
成され、それによりカム従動子61の軸71が第
3図に示す位置から第4図に示す位置へ弧状に下
方および左方に揺動する。この揺動の結果、ロー
ラー78がカム53に対し角度上移行し、その結
果、各部が第3図に示される位置にある場合より
もエンジンのサイクル中の早い時期にカム53の
勾配54がローラー78に係合する。カム従動子
62も、軸68の反対側ではあるが、ロツカーシ
ヤフト63上に偏心的に取りつけられているの
で、従動子62のピボツト運動の軸72は上方お
よび左方に第3図に示す位置から第4図に示す位
置へ揺動する。このように、カム従動子62およ
びローラー79もカム53に対し角度的に反時計
方向に移行される。さらに、2つの軸71および
72は軸68の相反する側に対称に位置している
のでカム53に対するローラー79および78の
角度移行の量は等しい。したがつて噴射器23お
よび24は両方、同時期にそして等量だけ進んだ
噴射の開始そしてまた終了のタイミングを有する
ことになる。噴射の開始および終了のタイミング
を遅らせるためには、ロツカーシヤフト63を時
計方向に回転して軸71および72を軸68のま
わりを時計方向に揺動させる。カム従動子61お
よび62およびそれらに取りつけられたローラー
78および79の両方もカム53に対し時計方向
に第5図に示す位置へ動く。さらにカム53上の
角度変位の量は同一であり、2つの噴射器23お
よび24の噴射の開始およびタイミングは等量だ
け遅らされる。タイミングが自動的に調節できる
ようにアクチユエータ(actuator)81(第1
図)がロツカーシヤフト63を回転させるように
接続される。このアクチユエータ81のような適
当な機構の構造と動作は第7ないし15図に示さ
れる発明の実施例に関連して述べられる。シヤフ
ト63(第1および2図)に固定されてそこから
概して上方へのびる腕83にアクチユエータ81
はリンク82により接続される。アクチユエータ
81の動作中、リンク82が第1図において右ま
たは左へ動かされることにより、腕83がシヤフ
ト63を回転させる。後に述べるようにエンジン
の1またはそれ以上の作動パラメーターに応答す
ることによりエンジンの作動中のタイミングを自
動的に調節するように、アクチユエータ81を接
続しうる。すでに述べたように本発明による装置
はカム53から揺れ腕29および29′までの距
離である押しロツドの有効長さを実質的に変える
ことなく上記のタイミング調節を達成するように
設計され、そしてこの特徴を以下に詳述する。
第6図に示される装置は、第1から5図に示さ
れる構成と概して同様に動作し、主な違いは2つ
のカム従動子が同一シヤフト上ではなく別々のロ
ツカーシヤフト上に取りつけられていることであ
る。第6図に示される装置は、2つのカム従動子
86および87を含み、各従動子は従動ローラー
88を含む。ローラー88は別々の2つのカムの
外面に係合し、1つのカム89のみが第6図に示
される。カム89はカムシヤフト91上に形成さ
れ、シヤフト91およびカム89は第1から5図
に示されるカムシヤフト52およびカム53と類
似する。軸93上で回転可能な別々のロツカーシ
ヤフト92上にピボツト式にカム従動子86およ
び87が取りつけられる。腕83およびリンク8
2に対応する腕94およびリンク96が、各シヤ
フト92を回転させるように接続される。2つの
ロツカーシヤフト92の軸93に対し偏心してい
る部分98および99上にピボツト式に2つの従
動子86および87が取りつけられる。従動子8
6のピボツト運動の軸90はシヤフト92の軸9
3から右方および上方に偏つており、軸90が軸
93のまわりを揺動する時に従動子86はカム8
9に対して角度変位する。同様に偏心部99の軸
90は軸93から上方および左方へ偏心してい
る。タイミングを調節するためには、2つのロツ
カーシヤフト92に固定された腕94を同時に回
転させることにより従動子86および87をカム
89に対して角変位させる。
第7図はカム53のレイアウト(設計)を示
す。第1から5図に使われた同じ参照番号が第7
図にも使われる。第1から6図に示された本発明
の実施例はVタイプのエンジンに用いられるもの
であるが、第8から15図に示す構造は本発明の
望ましい実施例であり、インライン(inline)エ
ンジンへ応用した場合の本発明を示す。特に第
8,12および14図を参照するとブロツク10
6、ヘツド107、シリンダーライナー108お
よびシリンダーライナー108に往復可能に取り
つけられたピストン109がエンジンに含まれ
る。コネクテイングロツド111がピストン10
9およびロツド111の下端にあるクランクシヤ
フト(図示されない)に接続される。シリンダー
ライナー108の上端におけるヘツド107内に
噴射器112が取りつけられ、コネクテイングリ
ンク113が揺れ腕114から噴射器112のプ
ランジヤーへのびる。噴射器112、リンク11
3および揺れ腕114の構成は、第1図に示す構
造と概して同じでありうる。揺れ腕114はロツ
カーシヤフト116上にピボツト式に取りつけら
れて、その外端がボール117に接続される。押
しロツドすなわちリンク119の上端に固定され
たソケツト118内にボール117が受けられ、
カム従動子122の上側に形成されたソケツト1
21内に押しロツド119の下端が座る。第8図
に最良に示すようにエンジンブロツク106内に
形成された通路120を通つて押しロツド119
は概し垂直にのびる。エンジンブロツク106
(第12および14図)上に支持されたロツカー
シヤフト123上にピボツト式にカム従動子12
2が取りつけられる。第8,9および10図を参
照すると、ロツカーシヤフト123の軸が番号1
26で示され、カム従動子122が取りつけられ
るシヤフト123の偏心部132の軸が番号12
7で示される。軸127はシヤフト123の軸1
26に対して偏心しており、したがつて、ロツカ
ーシヤフト123が軸126上で回転すると、偏
心部132およびカム従動子の軸127が軸12
6のまわりを揺動する。第8図に示される軸12
7の位置において、カム従動子122は最大遅延
位置にあり、第9図に示す軸127の位置におい
てカム従動子122は最大進行位置にある。軸1
27のこれら2位置は第10図にも示され、実線
が最大遅延位置を表し、点線が最大進行位置を表
す。カム従動子122の外端近くにピン134に
より回転可能に取りつけられた従動ローラー13
3が従動子122に含まれ、ローラー133はカ
ム131の外面上に載る。カム131はエンジン
のカムシヤフト136上に形成され、エンジンの
作動中カムシヤフト136が反時計方向に回転す
ると、カム131によりローラー133が上方へ
動き、噴射用の適時に第8図において時計方向に
カム従動子122が揺動する。カム131の上り
勾配138がローラー133の下へ移動してそれ
を上昇させる間のみに噴射が起る。カム131の
下向勾配141がカム従動子133の下へ移動す
ることにより復帰スプリング(第8図に示されな
い)が従動子を下降させるまで、カム131の上
昇部すなわち突出部139は従動子を上方に保持
する。プランジヤーを駆動するためのカム作動機
構およびリンク機構に加えてシヤフト123はさ
らにシリンダー108の吸入弁および排出弁(図
示されない)を作動するためのカム従動子を支持
する。これらカム従動子の2つが第12図におい
て番号146および147で示される。従動子1
46および147の軸はロツカーシヤフト123
の軸126と一致する。したがつてロツカーシヤ
フト123のいかなる回転運動も従動子146お
よび147のピボツト運動の軸を変えることはな
く、弁の開閉タイミングを変えることなく噴射の
タイミングを調節するようにシヤフト123を回
転させうる。特に第12図を参照すると、エンジ
ンの各シリンダーはそれに関連する噴射器用の1
つのカム従動子122および吸入弁および排気弁
のための2つのカム従動子146および147を
有する。ロツカーシヤフトにエンジンシリンダー
と同数の組のカム従動子122,146および1
47が取りつけられる。シヤフト123に似た第
2のロツカーシヤフト156(第12および14
図)がシヤフト123とイン−ライン(in−
line)の端部結合関係に取りつけられて隣接する
両端157および158がスプライン
(splined)部材159に固定され、ネジを有する
部材161によりスプライン部材159がシヤフ
ト123および156の端部に固定される。内側
にスプライン(spline)された継手162が2つ
の部材159を接続する。継手162は、2つの
シヤフト123および156を回転させるための
タイミング調節機構の一部でもある。作動腕16
3(第11,12および14図)が継手162の
一側に形成されてエンジンブロツク106から外
方へのびる。ヨーク164の下端がピン166に
より腕163の外端に接続され、ヨーク164は
アクチユエータ168のロツド167および腕1
63の間に接続される。ロツド167は、シリン
ダー171中に可動的に取りつけられたピストン
169に固定される。ロツド167用の開口のま
わりに封止部材172が設置される。ピストン1
69の下側のシリンダー171の内部にチユーブ
173が結合され、チユーブ173が、たとえば
エンジンの空気吸入マニフオルド(manifold)に
接続されうる結果、シリンダー171の下部内に
おけるピストン169の下側にかかる空気圧は吸
入マニフオルド圧力に対応する。圧縮スプリング
176を内蔵するボンネツト174がシリンダー
171の上側に取りつけられる。スプリング17
6は、ピストン169の上側とボンネツト174
の頂壁との間にのびて、シリンダー171内の空
気圧の力に抗してピストン169を下方へ押す。
柔軟なダイアフラム177が板178およびロツ
ド167のネジ付上端によりピストン169の下
側へ取りつけられ、このダイアフラムの外縁がボ
ンネツト174とシリンダー171との間の結合
部で固定される。第14および15図に示すよう
にボンネツト174およびシリンダー171はそ
れらの隣接面において半径方向に突出するフラン
ジ187を有し、両フランジ187はネジ188
により固定される。0−リング・シール189
(第11図)により両フランジ187の接続を封
止する。
第14および第15図を参照すると、エンジ
ン・ブロツクの側部へのアクチユエータ168の
支持は適当なアングル(angle)181、アング
ル181をブロツクへ固定するボルト182およ
びアングル181をアクチユエータ・ボンネツト
174の側部に固定するネジ183による。尚
種々のロツカーシヤフト、カムシヤフト、カム従
動子および他の機構に潤滑媒体用の多くの通路が
形成される。これらの潤滑通路の構造および構成
は本発明を理解するために重要でなく性質は公知
であるので詳細を省く。エンジン作動中の第8か
ら15図に示された構成の動作を考慮して、もし
ピストン169の下のシリンダー171の部分の
内部で圧力が低いと、スプリング176はピスト
ン169を第11図に示された点線位置へ下降さ
せうる。この下降運動により、腕163が第11
図に点線で示す遅延位置および第8図に示す位置
へ揺動する。各部間の接続は腕163がピボツト
する時にピン166が弧状に揺動できるように充
分緩くなければならない。
第8図を参照すると、腕163が遅延位置へピ
ボツトする時に、ロツカーシヤフト123および
156を時計方向に回転させて、揺れ腕122の
ピボツト運動の軸127が上方および左方へ揺動
する。軸127のこの運動により、カム従動子1
22がカム131に対し、その遅延すなわち最大
反時計方向位置に移行する。カム131が第8図
において反時計方向に回転するので勾配138は
関連するシリンダーのサイクル中で比較的遅く従
動ローラー133に係合し、それにより噴射の開
始そしてまた終了のタイミングを遅らせる。もし
空気圧が上昇してピストン169を最大進行位置
に上昇させると、その結果として生ずる腕163
の運動によりロツカーシヤフト123が回転し、
それにより軸127が下方および右方(第9図)
に揺動する。従動子122は勿論カム131上を
時計方向に動き、タイミングが進められる。腕1
63の上方運動の最大範囲はストツプネジおよび
ナツト機構186(第11図)により制限され
る。また同様のストツプネジおよびナツト機構1
87により腕163の遅延位置へのピボツト運動
の範囲が制限される。エンジンの作動状態が変わ
ると、ピストン169が自動的に動いてタイミン
グを調整する。勿論、シヤフト123および15
6上の全ての燃料噴射器のタイミングが同時にそ
して等量の調整が行われる。以下の所見は本発明
の全実施例に関する。前記のように、エンジンの
作動中にタイミングを調整できることが重要であ
り、これは本発明による装置を使用して容易に達
成される。さらに、本発明のエンジン作動パラメ
ーターに応答してエンジンの作動中にタイミング
が自動的に調整され得、そして全噴射器のタイミ
ングが同時に等量調整される。より重要なことと
しては、タイミング調整がなされる時、その結果
として、ノズル上の噴射器プランジヤの圧縮荷重
が実質的に変わらない。すでに述べたように荷重
の増加はノズルを損い減少は燃料の漏れおよびま
たは二次噴射を生じるおそれがある。本発明によ
ればエンジンの組立中に荷重の量が最初に調整さ
れた後、エンジン作動中の自動的タイミング変更
にかかわらず荷重の量は実質的に変わらない。
第8および13図を参照すると、カム従動子1
33をカム131に対して角変位させることによ
り燃料噴射タイミングを調整する時、ロツドすな
わちリンク119の下端がカム従動子と共に動
き、それによりロツド119がボール117の中
心を軸にして傾斜すなわちピボツトする。この
時、ロツド119の傾斜量が増加するにつれて、
ボール117がわずかに降下し、ロツドの有効長
さが短縮されるように予測されるであろうが本発
明を具象化する装置ではこれが起こらない。特に
第13図を参照すると、最大遅延位置が実線で示
され、最大進行位置が点線で示される。遅延およ
び進行位置間の調整中、ボール117の中心にそ
の中心を有する弧201上を押しロツド119の
下端が移動する。第13図は突出部139上のカ
ム従動子すなわち従動ローラー133を示すがカ
ム131の下部上にローラー133がある時と結
果は同じである。従動ローラー133が突出部1
39上にある時、タイミングの設定にかかわらず
ロツド119の下端の中心が弧201上にあるの
で、タイミング設定にかかわらず、揺れ腕114
および噴射器112のプランジヤーは常に噴射ス
トロークの終りにおいて同位置にある。同様にタ
イミングの設定にかかわらず、噴射器の各部は噴
射ストロークの開始時において常に同位置にあ
る。その結果、タイミングの変化にかかわらず噴
射器の作動特性は一定となる。上記のことを達成
するには、従動ローラ133の作動の中心点とし
てのピボツト軸127、従動ローラ133とカム
131との間の接触点202、カム131の軸2
03およびリンクまたはロツド119の中心点2
04を相互に適当に位置決めする。尚、この点2
04は従動ローラーとロツド119との間の係合
点と考えられる。ロツド119はかなりの長さを
要するので、この長さも重要である。
第13図を参照すると、すでに説明したように
従動ローラー133は実線の最大遅延位置、点線
の最大進行位置および中間位置に移動することが
できる。カム従動子が両最大位置の一方(第13
図において最大進行位置)にある時、カムとロー
ラーとの接点202はカム136とボール117
の両中心間に引かれた線206上にほぼ位置す
る。従動ローラーが他方の最大位置(第13図に
おいて最大遅延位置)へ移動すると、点202は
線206から離れ、そしてそれはロツド119の
一端としてのボール117から遠ざかる。点線か
ら実線の位置へのこのような運動中に点204も
降下すると予測されるであろうがピボツト軸12
7の位置およびその点線から実線位置への運動に
よりそれが阻止される。すなわち、接触点202
がボール117に近づく方向へ移動(上昇)する
と同時にピボツト軸127がボール117から遠
ざかる方向へ移動(下降)し、ピボツト軸127
のこの移動(下降)がピボツト係合中心点204
を下降させようとする。
したがつて、実線(最大遅延位置)から点線
(最大進行位置)へ運動する時、接触点202が
ボール117に近づく方向へ移動することにより
生じるピボツト係合中心点204の位置への影響
は、ピボツト軸127がボール117から遠ざか
ることによる影響により相殺される。そして、接
触点202、ピボツト軸127およびピボツト係
合中心点204で構成される三角形の第1および
第2の頂点202,127との相対運動により、
第3の頂点204はロツド119のボール117
を中心として描かれる円弧201に沿つて移動
し、この結果、ロツド119のボール117すな
わち一端は、実質的に動かず常に定位置に保持さ
れることになる。勿論、各部が実線から点線位置
へ運動すると、動作は反転するが正味の結果は同
じである。第1から5図に示す構造においても、
作動は同様である。なお、第13図中の符号11
9aは、前記ボール117の中心点とピボツト係
合中心点204とを通るロツド119の中心軸線
である。一方の最大位置から他方の最大位置へ調
整する時、カム53と従動ローラー79との接点
は、たとえばボール38の中心へわずかに近づく
か又は離れるように動く。このような運動はピボ
ツト軸71の運動により相殺されて、その中心と
してボール38を有する円弧上にロツド36の下
端の中心が保持される。
第8から13図に示した本発明の望ましい実施
態様の特定な一例として、ロツカーシヤフトの軸
126からカムシヤフト136の軸までの水平距
離は2.44インチ、そして両軸間の垂直距離は
0.845インチ、カム136の小直径は2.50イン
チ、軸126から軸127までの距離は0.206イ
ンチ、軸127からローラー133の中心までの
距離は2.82インチ、ローラー133は1.25インチ
の直径を有する。各部が最大遅延位置にある時、
軸126から下にのびる垂直線と軸126および
127を通る線との間の偏心角は78.87゜、およ
びカムシヤフト136の中心を通る垂線とシヤフ
ト136およびローラー133の両中心を結ぶ線
との間のタイミング角は12.0゜である。各部が最
大進行位置にある時、偏心角およびタイミング角
は、0.262゜および3.0゜である。最大進行および
遅延位置間の運動中、ロツド119の実効長は
0.006インチ以上変わらない。座る(seating)力
すなわち荷重を実質的に変えるに充分大きい変化
は許されない。点204からボール117の中心
への実長は約11インチである。
以上の説明により、噴射タイミング調整用の新
規で有用な装置が提供されたことが明らかであろ
う。エンジンの作動中、タイミングは自動的に調
整されうる。この装置は偏心手段を用いて進行お
よび遅延位置間の無限段階のタイミング調整を行
い、このような偏心手段は比較的構造および動作
が単純である。さらにカム従動子および揺れ腕を
結ぶロツドの有効長はタイミング調整中に実質的
に変化せず。その結果、プランジヤーおよびノズ
ルにかかる圧縮荷重は実際上変化しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化する装置を含むV−タ
イプ・エンジンの一部断面図、第2図は第1図に
示された装置の一部の部分平面図、第3乃至5図
は本装置の作動を示す概略説明図、第6図は第1
図と同様に、しかし本発明の他の実施例を示す部
分断面図存第7図は、本装置のカム輪かくを示す
曲線、第8図は本発明を具体化する装置を含むイ
ン−ライン型エンジンの第14図の線8−8上の
部分断面図、第9図は第8図に示される装置の部
分断面図であるが、いくつかの部分の異る位置を
示す。第10図は第12図の線10−10上の部
分的拡大断面図、第11図は第14図の線11−
11上の部分断面図、第12図は第14図の線1
2−12上の部分断面図、第13図は本装置の作
動を示す概略説明図、第14図は第11図に示さ
れた装置の一部の部分断面図、第15図は第14
図に示された構造の平面図である。 21,22……ヘツド、23,24……噴射
器、26……スプレー穴、27……リンク機構、
28……接続リンク、29……揺れ腕、31……
プランジヤー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 噴射ストロークで作動するプランジヤ31お
    よび該噴射ストロークの終了時にプランジヤ31
    と係合する部分を有する噴射器23と、前記噴射
    ストロークにおいて前記プランジヤ31を作動す
    るように接続した揺れ腕29と、該揺れ腕29に
    一端117が接続され他端がカム131に向かつ
    て延び、該一端117を中心にして傾斜自在な比
    較的長いロツド119と、前記カム131との接
    触点202およびロツド119他端とのピボツト
    係合中心点204を有するカム従動子133と、
    該カム従動子133をピボツト自在に装着し、カ
    ム従動子133を前記カム131に対し角変位さ
    せて前記ロツド119とのピボツト係合中心点2
    04を変更する可動偏心手段73,132とを具
    備し、 前記偏心手段73,132上に作動の中心点1
    27を有する前記カム従動子133の角変位が、
    この角変位量に応じて前記カム131との接触点
    202を遅延位置から進行位置へ角変位させ、こ
    れにより噴射ストロークの時期が変更され、 そして、前記偏心手段73,132が遅延位置
    から進行位置へ前記カム従動子133を角変位さ
    せる間、前記接触点202は前記ロツド119の
    一端117に近づく方向へ移動し、且つ前記中心
    点127は該一端117から離れる方向へ移動
    し、また前記接触点202、中心点127および
    ピボツト係合中心点204で構成される三角形の
    第1および第2の頂点202,127との相対運
    動により、第3の頂点204は前記ロツド119
    の一端117を中心として描かれる円弧201に
    沿つて移動し、該ロツド119の前記一端117
    は前記カム従動子133の角変位にかかわらず実
    質的に定位置に保持されることを特徴とする内燃
    機関における燃料噴射時期調整装置。 2 前記偏心手段73,132が回転可能であ
    り、内燃機関の作動中に該偏心手段73,132
    を回転させるため、内燃機関の作動パラメータに
    応答する手段81,82,83を備えている特許
    請求の範囲第1項に記載の内燃機関における燃料
    噴射時期調整装置。 3 前記偏心手段73,132が、ロツカーシヤ
    フト63,123の一部をなし、該ロツカーシヤ
    フト63,123を回転させるため、ロツカーシ
    ヤフト63,123にアクチユエータ手段81,
    82,83が接続され、該アクチユエータ手段8
    1,82,83は内燃機関の空気吸入マニフオル
    ドに接続でき、それにより前記ロツカーシヤフト
    63,123の角度位置が空気吸入マニフオルド
    圧力に応答する特許請求の範囲第1項に記載の内
    燃機関における燃料噴射時期調整装置。 4 前記内燃機関が複数のシリンダー108、噴
    射器23、揺れ腕29、ロツド119、カム13
    1、カム従動子133並びに各シリンダー108
    毎に設けられた偏心手段73,132を含み、各
    偏心手段73,132が連動するように一連に接
    続されている特許請求の範囲第1項に記載の内燃
    機関における燃料噴射時期調整装置。 5 前記内燃機関が複数のシリンダー108、噴
    射器23、揺れ腕29、ロツド119、カム13
    1、カム従動子133並びに各シリンダー108
    毎に設けられた偏心手段73,132を含み、各
    偏心手段73,132が連動するように一連に接
    続され、更に、前記各シリンダー108が一直線
    上に配置され、前記偏心手段73,132がロツ
    カーシヤフト63,123およびそれに形成され
    た複数の偏心部を有し、各偏心部が前記カム従動
    子133の1つを支持する特許請求の範囲第1項
    に記載の内燃機関における燃料噴射時期調整装
    置。 6 前記内燃機関が複数のシリンダー108、噴
    射器23、揺れ腕29、ロツド119、カム13
    1、カム従動子133並びに各シリンダー108
    毎に設けられた偏心手段73,132を含み、各
    偏心手段73,132が連動するように一連に接
    続され、更に、前記内燃機関がV−タイプであ
    り、前記シリンダー108が2バンク内に形成さ
    れ、両バンク間の空間に可動的に取りつけられた
    ロツカーシヤフト63,123が前記偏心手段7
    3,132に含まれ、該ロツカーシヤフト63,
    123に複数の偏心部が形成され、各偏心部が前
    記カム従動子133の1つを支持する特許請求の
    範囲第1項に記載の内燃機関における燃料噴射時
    期調整装置。 7 前記内燃機関が複数のシリンダー108、噴
    射器23、揺れ腕29、ロツド119、カム13
    1、カム従動子133並びに各シリンダー108
    毎に設けられた偏心手段73,132を含み、各
    偏心手段73,132が連動するように一連に接
    続され、更に、前記内燃機関がV−タイプであ
    り、前記シリンダー108が2バンク内に形成さ
    れ、両バンク間の空間に可動的に支持された2つ
    のロツカーシヤフト92が前記偏心手段73,1
    32に含まれ、各ロツカーシヤフト92に複数の
    偏心部98,99が形成され、同時運動を行なう
    ための手段94,96がロツカーシヤフト92に
    一連に接続され、各ロツカーシヤフト92がシリ
    ンダー108の前記バンクの1つと関連している
    特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関における
    燃料噴射時期調整装置。 8 前記偏心手段73,132上に形成された偏
    心部を有する回転可能なロツカーシヤフト63,
    123が、前記偏心手段73,132に含まれ、
    前記カム従動子133は前記偏心部上にピボツト
    自在に装着され、偏心部は前記カム131に対し
    カム従動子133の位置を調整するため、前記ロ
    ツカーシヤフト63,123の軸のまわりを円弧
    状に運動する特許請求の範囲第1項に記載の内燃
    機関における燃料噴射時期調整装置。
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