JPS6211052A - 米糠の安定方法および安定装置 - Google Patents
米糠の安定方法および安定装置Info
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- JPS6211052A JPS6211052A JP60146687A JP14668785A JPS6211052A JP S6211052 A JPS6211052 A JP S6211052A JP 60146687 A JP60146687 A JP 60146687A JP 14668785 A JP14668785 A JP 14668785A JP S6211052 A JPS6211052 A JP S6211052A
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- JP
- Japan
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- bran
- rice bran
- temperature
- outside
- dried
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、精米によって得られる米糠をその物性を変化
させることなく長期間保存する、米糠の安定方法および
安定装置の改良に関するものである。
させることなく長期間保存する、米糠の安定方法および
安定装置の改良に関するものである。
(従来の技術)
本来、米糠は油分、たん白質、繊維分などをぺ多量に含
み、食料油脂の原料、あるいは養殖漁資源であることは
良く知られているところである。
み、食料油脂の原料、あるいは養殖漁資源であることは
良く知られているところである。
しかるに、一方、このような米糠は、その物性上腐敗あ
るいは変質し易く、加えてその輸送にも手間を要するも
のであるため、有効利用が難しく、利用率が極めて低い
ものである。特に、高温多湿の発展途上国地帯において
は、前述した腐敗、変質の進行度が一層助長されること
もあって、殆ど利用されず、切角の資源がそのまま放棄
されていると云っても過言でない状態である。
るいは変質し易く、加えてその輸送にも手間を要するも
のであるため、有効利用が難しく、利用率が極めて低い
ものである。特に、高温多湿の発展途上国地帯において
は、前述した腐敗、変質の進行度が一層助長されること
もあって、殆ど利用されず、切角の資源がそのまま放棄
されていると云っても過言でない状態である。
このようなことから、近時、米糠を長期間保存し広く流
通させるための、米糠を安定させる処理方法が提案され
ている。すなわち、これらの提案によれば、生米糠に蒸
気を吹き込むことにより、変質の原因をなす、細菌なら
びに害虫およびその卵などを殺減しく以降滅菌処理とい
う)、該滅菌された米糠を高温度下で攪拌状態で乾燥す
ることにより、腐敗の原因をなす、米糠中の油分の脂肪
酸を酸性化する分解酵素の活(発明が解決しようとする
問題点) しかしながら、上述の安定処理方法においては、先ず初
めに、滅菌処理において、生糠中に吹き込まれた蒸気が
糠の温度上昇のために凝縮され、多水分となった糠の凝
塊が部分的に発生し、このため蒸気が糠全体に亘って均
一に透過せず、滅菌効果が充分に果されないという問題
点があり、次′に第2として、乾燥処理においては、乾
燥水分の排出にあたって、攪拌乾燥器内で浮遊流動して
いる米糠を吸引排出しないようにベント管による自然排
気を採用しなければならないため、乾燥器内の乾燥効率
が低下すると同時に乾燥状態が不均一となり、このため
、乾燥効果、すなわち腐敗防止効果が充分に果されない
という問題点があるものであった。さらに、前述したよ
うに乾燥が不均一に行われることから、糠が部分的に過
加熱され、糠の一部が炭化されて有効成分が失われると
いう問題点もあった。
通させるための、米糠を安定させる処理方法が提案され
ている。すなわち、これらの提案によれば、生米糠に蒸
気を吹き込むことにより、変質の原因をなす、細菌なら
びに害虫およびその卵などを殺減しく以降滅菌処理とい
う)、該滅菌された米糠を高温度下で攪拌状態で乾燥す
ることにより、腐敗の原因をなす、米糠中の油分の脂肪
酸を酸性化する分解酵素の活(発明が解決しようとする
問題点) しかしながら、上述の安定処理方法においては、先ず初
めに、滅菌処理において、生糠中に吹き込まれた蒸気が
糠の温度上昇のために凝縮され、多水分となった糠の凝
塊が部分的に発生し、このため蒸気が糠全体に亘って均
一に透過せず、滅菌効果が充分に果されないという問題
点があり、次′に第2として、乾燥処理においては、乾
燥水分の排出にあたって、攪拌乾燥器内で浮遊流動して
いる米糠を吸引排出しないようにベント管による自然排
気を採用しなければならないため、乾燥器内の乾燥効率
が低下すると同時に乾燥状態が不均一となり、このため
、乾燥効果、すなわち腐敗防止効果が充分に果されない
という問題点があるものであった。さらに、前述したよ
うに乾燥が不均一に行われることから、糠が部分的に過
加熱され、糠の一部が炭化されて有効成分が失われると
いう問題点もあった。
このように、従来の安定処理方法は、米糠の欠点を有す
るものであった。また、仮りに安定されてもこの米糠は
、残留する非安定の米糠のために再汚染され、さらには
、貯蔵工程や袋詰め工程などで装置機器に付着し、これ
らを損傷するばかりでなく、往々にして搬送、流通を不
可能にするなどの欠点を有するものであった。
るものであった。また、仮りに安定されてもこの米糠は
、残留する非安定の米糠のために再汚染され、さらには
、貯蔵工程や袋詰め工程などで装置機器に付着し、これ
らを損傷するばかりでなく、往々にして搬送、流通を不
可能にするなどの欠点を有するものであった。
(問題点を解決するための手段)
したがって、本発明の目的は、米糠の物性を、その有効
成分を損傷することなく、完全に安定することができる
米糠の安定方法および安定装置を提供することにあり、
この目的を達成100〜110℃、含水率約7%の高温
糠に昇温乾燥する工程と、該高温糠に攪拌移送状態で蒸
気を吹き込むと同時に外部より加熱し、温度115〜1
25℃、含水率8〜9%の高温高湿糠に加熱加湿する工
程と、該高温高湿糠を攪拌移送状態で外部より加熱して
中間乾燥源に加熱乾燥し、該中間乾燥源を無攪拌移送状
態で外部より加熱すると同時に脱気乾燥し、温度115
〜125℃、含水率4〜5%の乾燥糠に加熱乾燥する工
程とよりなることを特徴とし、また、本発明の米糠の安
定装置は、回転軸に攪拌移送羽根を備えた、2重管構造
の攪拌移送器にして、生糠を外部より加熱し、高温糠に
昇温乾燥する加熱器と、回転中空軸に攪拌移送羽根およ
び蒸気吹出°し口を備えた、2重管構造の攪拌移送器に
して、前記高温糠に蒸気を吹き付けると共に外部から加
熱し、高温高湿糠に加熱加湿する滅菌器と゛、回転軸に
攪拌移動羽根を備えた。2重管構造の攪拌移送器にして
、前記高温高湿糠を外部より加熱し、中間乾燥器に加熱
乾燥する中間乾燥器と、回転軸に無攪拌移送羽根を備え
、且つ頂部に脱気用空気室を備えた、2重管構造の無攪
拌移送器にして、前記中間乾燥器を外部から加熱すると
同時に脱気乾燥し、乾燥糠に加熱乾燥する脱気乾燥器と
よりなることを特徴とし、これにより、滅菌処理におい
ては、蒸気が乾燥された高温糠に吹き込まれ、糠全体に
亘って均一に透過されるので、完全な滅菌効果が果され
、また一方、乾燥処理にあたっては、乾燥水分が脱気状
態で強力に乾燥され、糠全体に亘って均一に乾燥される
ので、完全な乾燥効果すなわち腐敗防止効果が果される
。さらに、これと同時に、局部的に過度に乾燥されるこ
とがないので、有効成分が損傷されることもない。
成分を損傷することなく、完全に安定することができる
米糠の安定方法および安定装置を提供することにあり、
この目的を達成100〜110℃、含水率約7%の高温
糠に昇温乾燥する工程と、該高温糠に攪拌移送状態で蒸
気を吹き込むと同時に外部より加熱し、温度115〜1
25℃、含水率8〜9%の高温高湿糠に加熱加湿する工
程と、該高温高湿糠を攪拌移送状態で外部より加熱して
中間乾燥源に加熱乾燥し、該中間乾燥源を無攪拌移送状
態で外部より加熱すると同時に脱気乾燥し、温度115
〜125℃、含水率4〜5%の乾燥糠に加熱乾燥する工
程とよりなることを特徴とし、また、本発明の米糠の安
定装置は、回転軸に攪拌移送羽根を備えた、2重管構造
の攪拌移送器にして、生糠を外部より加熱し、高温糠に
昇温乾燥する加熱器と、回転中空軸に攪拌移送羽根およ
び蒸気吹出°し口を備えた、2重管構造の攪拌移送器に
して、前記高温糠に蒸気を吹き付けると共に外部から加
熱し、高温高湿糠に加熱加湿する滅菌器と゛、回転軸に
攪拌移動羽根を備えた。2重管構造の攪拌移送器にして
、前記高温高湿糠を外部より加熱し、中間乾燥器に加熱
乾燥する中間乾燥器と、回転軸に無攪拌移送羽根を備え
、且つ頂部に脱気用空気室を備えた、2重管構造の無攪
拌移送器にして、前記中間乾燥器を外部から加熱すると
同時に脱気乾燥し、乾燥糠に加熱乾燥する脱気乾燥器と
よりなることを特徴とし、これにより、滅菌処理におい
ては、蒸気が乾燥された高温糠に吹き込まれ、糠全体に
亘って均一に透過されるので、完全な滅菌効果が果され
、また一方、乾燥処理にあたっては、乾燥水分が脱気状
態で強力に乾燥され、糠全体に亘って均一に乾燥される
ので、完全な乾燥効果すなわち腐敗防止効果が果される
。さらに、これと同時に、局部的に過度に乾燥されるこ
とがないので、有効成分が損傷されることもない。
(実施例)
以下、本発明の実施例については添付図面を参照して説
明する。
明する。
先ず、第1図に基づいて本発明の安定装置を説−切する
・ 黛 30;脱気乾燥器40から構成されている。加熱器lO
は、攪拌加熱室10aを形成する内筒11aと蒸気室を
形成する外筒11bからなり、内筒11aには糠の出入
口14a、14bおよびベントロlBが、外筒11bに
は蒸気人口15a、ドレン出口15bが備えられている
0回転軸12には平板パドル羽根および搬送羽根からな
る攪拌移送羽根13が備えられると共に、両端には駆動
プーリ12aならびにロータリーバルブ4を駆動するプ
ーリ12bが備えられている。滅菌器20は、攪拌滅菌
室20aを形成する内筒21aと蒸気室を形成する外筒
21bからなり、内筒21aには糠の出入口24a、2
4bが、外筒21bには蒸気入口25a、ドレン出口2
5bが備えられている。中空回転軸22の中央部分には
攪拌移送羽根23bが、両側端部分にはスクリュー移送
羽根23aが備えられ、中央部分の軸22表面には蒸気
噴出口22dが設けられると共に、一端部に駆動プーリ
22aが他端部にロータリジヨイント22bを備えた蒸
気人口22cが備えられている。中間乾燥器30は、攪
拌乾燥室30aを形成する内筒31aと蒸気室を形成す
る外筒31bモXらなり、内筒21aには糠の出入口3
4a、34°撃 すおよびベントロ36が、外筒31bには蒸気人口35
a、ドレン出口35bが備えられている0回転軸32に
は攪拌移送羽根33が備えられると共に端部に駆動プー
リ32aが設けられている。脱気乾燥器40は、−側端
部に攪拌乾燥室40aを、主要部に脱気用空気室47を
備えた無攪拌乾燥室40bを形成する内筒41aと、蒸
気室を形成する外筒41bからなり、内筒41aには糠
の出入口44a、44bが外筒4.1 bには蒸気入口
45a、ドレン出口45bが、脱気用空気室47には脱
気口47a、ダクト47bを介して脱気風量調節ダンパ
ー47cを備えたブロワ−4?dが設けられている。回
転軸42の攪拌乾燥室40a部分には攪拌移送羽根43
bが、無攪拌乾燥室40b部分にはピッチの小さいスク
リュー羽根でなる無撹拌移送羽根43aが備えられると
共に、端部には駆動プーリ42aならびにロータリーバ
ルブ51を駆動するプーリ42bが備えられている。な
お、蒸気入口15a、25a、35a、45a、22c
はそれぞれ蒸気管5a、ている、またプーリ12a、2
2a、32a、42aはそれぞれモータ8により駆動さ
れる。
・ 黛 30;脱気乾燥器40から構成されている。加熱器lO
は、攪拌加熱室10aを形成する内筒11aと蒸気室を
形成する外筒11bからなり、内筒11aには糠の出入
口14a、14bおよびベントロlBが、外筒11bに
は蒸気人口15a、ドレン出口15bが備えられている
0回転軸12には平板パドル羽根および搬送羽根からな
る攪拌移送羽根13が備えられると共に、両端には駆動
プーリ12aならびにロータリーバルブ4を駆動するプ
ーリ12bが備えられている。滅菌器20は、攪拌滅菌
室20aを形成する内筒21aと蒸気室を形成する外筒
21bからなり、内筒21aには糠の出入口24a、2
4bが、外筒21bには蒸気入口25a、ドレン出口2
5bが備えられている。中空回転軸22の中央部分には
攪拌移送羽根23bが、両側端部分にはスクリュー移送
羽根23aが備えられ、中央部分の軸22表面には蒸気
噴出口22dが設けられると共に、一端部に駆動プーリ
22aが他端部にロータリジヨイント22bを備えた蒸
気人口22cが備えられている。中間乾燥器30は、攪
拌乾燥室30aを形成する内筒31aと蒸気室を形成す
る外筒31bモXらなり、内筒21aには糠の出入口3
4a、34°撃 すおよびベントロ36が、外筒31bには蒸気人口35
a、ドレン出口35bが備えられている0回転軸32に
は攪拌移送羽根33が備えられると共に端部に駆動プー
リ32aが設けられている。脱気乾燥器40は、−側端
部に攪拌乾燥室40aを、主要部に脱気用空気室47を
備えた無攪拌乾燥室40bを形成する内筒41aと、蒸
気室を形成する外筒41bからなり、内筒41aには糠
の出入口44a、44bが外筒4.1 bには蒸気入口
45a、ドレン出口45bが、脱気用空気室47には脱
気口47a、ダクト47bを介して脱気風量調節ダンパ
ー47cを備えたブロワ−4?dが設けられている。回
転軸42の攪拌乾燥室40a部分には攪拌移送羽根43
bが、無攪拌乾燥室40b部分にはピッチの小さいスク
リュー羽根でなる無撹拌移送羽根43aが備えられると
共に、端部には駆動プーリ42aならびにロータリーバ
ルブ51を駆動するプーリ42bが備えられている。な
お、蒸気入口15a、25a、35a、45a、22c
はそれぞれ蒸気管5a、ている、またプーリ12a、2
2a、32a、42aはそれぞれモータ8により駆動さ
れる。
次に、上述のように構成されている安定装置に基づいて
、本発明の安定方法を説明する。
、本発明の安定方法を説明する。
精米によって得られる生米糠は通常12〜13%の含水
率を有するが、この生糠をパケットコンベア1などによ
りタンク2、シュート3を介して加熱器10に供給する
。
率を有するが、この生糠をパケットコンベア1などによ
りタンク2、シュート3を介して加熱器10に供給する
。
ここで、この生糠は回転軸12によりプーリ12b、4
aを介して回動されるロータリーバルブ4により所定量
づつ送り込まれ、攪拌加熱室lOa内において蒸気室(
llb)を介して外部から加熱されるが、このとき、糠
は攪拌移送羽根13で攪拌されて激しい流動粉体流に形
成されているので、雰囲気気体との熱交換率が極めて向
上され、均一に昇温乾燥され、温度100〜110°C
1含水率約7%の高温糠に形成される。なお、加熱器1
0内において生糠の水分の1部が蒸発されるが、これは
ベント管7かも自然排出さ糠は順次滅菌器20に送り込
まれ、攪拌滅菌室20a内において蒸気室(21b)を
介して外部から加熱されると同時に、蒸気噴出孔22d
から噴出される蒸気により加湿される。このとき、糠は
激しい流動粉体流に形成され且つ均一に昇温乾燥されて
おり、且つ噴出蒸気は回転軸22の回転により均一に分
散吹付けられているので、蒸気が糠全体に亘って良好に
透過され、多水分の糠凝塊が形成されることなく、均一
に加湿された温度115〜125℃、含水率8〜9%の
高温高湿糠に形成される。このようにして、完全な滅菌
処理が行なわれる。なお、滅菌室2Oa内の蒸気は両側
端のスクリュー羽根231)により密封されており、外
部へは殆んど漏洩することがない。
aを介して回動されるロータリーバルブ4により所定量
づつ送り込まれ、攪拌加熱室lOa内において蒸気室(
llb)を介して外部から加熱されるが、このとき、糠
は攪拌移送羽根13で攪拌されて激しい流動粉体流に形
成されているので、雰囲気気体との熱交換率が極めて向
上され、均一に昇温乾燥され、温度100〜110°C
1含水率約7%の高温糠に形成される。なお、加熱器1
0内において生糠の水分の1部が蒸発されるが、これは
ベント管7かも自然排出さ糠は順次滅菌器20に送り込
まれ、攪拌滅菌室20a内において蒸気室(21b)を
介して外部から加熱されると同時に、蒸気噴出孔22d
から噴出される蒸気により加湿される。このとき、糠は
激しい流動粉体流に形成され且つ均一に昇温乾燥されて
おり、且つ噴出蒸気は回転軸22の回転により均一に分
散吹付けられているので、蒸気が糠全体に亘って良好に
透過され、多水分の糠凝塊が形成されることなく、均一
に加湿された温度115〜125℃、含水率8〜9%の
高温高湿糠に形成される。このようにして、完全な滅菌
処理が行なわれる。なお、滅菌室2Oa内の蒸気は両側
端のスクリュー羽根231)により密封されており、外
部へは殆んど漏洩することがない。
高ン湿糠は順次中間乾燥器30へ送り込まれ、攪拌乾燥
室30a内において蒸気室(31b )を介して外部か
ら加熱される。このとき、糠は均一に加湿されており、
且つ激しい流動粉体流に形成されているので1部分的に
過加熱されることなく、均一に乾燥された中間乾燥器に
形成される。したがって、糠の一部が燃焼、炭化される
ようなことはない、なお、乾燥水分はベント管7から自
然排出される。ここで、中間乾燥器30は処理筒容量に
より数段に設置される場合がある。
室30a内において蒸気室(31b )を介して外部か
ら加熱される。このとき、糠は均一に加湿されており、
且つ激しい流動粉体流に形成されているので1部分的に
過加熱されることなく、均一に乾燥された中間乾燥器に
形成される。したがって、糠の一部が燃焼、炭化される
ようなことはない、なお、乾燥水分はベント管7から自
然排出される。ここで、中間乾燥器30は処理筒容量に
より数段に設置される場合がある。
次いで、このようにして中間乾燥された中間乾燥器は順
次脱気乾燥器40へ送り込まれ、無撹拌乾燥室AQb内
において蒸気室(41b)を介して外部から加熱される
と同時に、ブロアー47dにより吸引されている空気室
47を介して強制排気されながら強制乾燥される。この
とき、糠は攪拌乾燥室40aを介してピッチが小さく移
送面積が大きなスクリュー移送羽根43aにより整流状
態で移送されると同時に、乾燥蒸発された水に乾燥され
、温度115〜125℃、含水率4〜5%の乾燥糠に形
成される。したがって、糠の一部が燃焼、炭化されるよ
うなことはない。
次脱気乾燥器40へ送り込まれ、無撹拌乾燥室AQb内
において蒸気室(41b)を介して外部から加熱される
と同時に、ブロアー47dにより吸引されている空気室
47を介して強制排気されながら強制乾燥される。この
とき、糠は攪拌乾燥室40aを介してピッチが小さく移
送面積が大きなスクリュー移送羽根43aにより整流状
態で移送されると同時に、乾燥蒸発された水に乾燥され
、温度115〜125℃、含水率4〜5%の乾燥糠に形
成される。したがって、糠の一部が燃焼、炭化されるよ
うなことはない。
次いで、このようにして乾燥された乾燥糠は1回転軸4
2によりプーリ42b、51aを介して回転されるロー
タリーバルブ51により所定量づつ排出され、プロワ−
52によりダクト53を介してストックサイロ54に送
り込まれる。なお、乾燥糠はダクト53搬送中に流動冷
却される。
2によりプーリ42b、51aを介して回転されるロー
タリーバルブ51により所定量づつ排出され、プロワ−
52によりダクト53を介してストックサイロ54に送
り込まれる。なお、乾燥糠はダクト53搬送中に流動冷
却される。
このようにして、生米筒を均一に高温加湿すると同時に
、しかも、均一に脱気乾燥することができるので、米糠
の物性を、その有効成分を何ら損傷することなく、完全
に安定することができる。
、しかも、均一に脱気乾燥することができるので、米糠
の物性を、その有効成分を何ら損傷することなく、完全
に安定することができる。
(発明の効果)
内において昇温乾燥し1次いで、これを攪拌滅菌室内に
おいて加熱加湿して滅菌し、最後に、これを無攪拌乾燥
器内において脱気乾燥することにより、米糠を均一に且
つ完全に滅菌、乾燥できるようにしたものであるから、
米糠を、その有効成分を一切損傷することなく、完全に
安定することができる効果がある。またこのようにして
部分的に腐敗などが発生することがなくなるので、再汚
染を完全に防止できることは勿論、腐敗物の付着による
輸送設備などの損傷などを完全に防止することができる
利点がある。
おいて加熱加湿して滅菌し、最後に、これを無攪拌乾燥
器内において脱気乾燥することにより、米糠を均一に且
つ完全に滅菌、乾燥できるようにしたものであるから、
米糠を、その有効成分を一切損傷することなく、完全に
安定することができる効果がある。またこのようにして
部分的に腐敗などが発生することがなくなるので、再汚
染を完全に防止できることは勿論、腐敗物の付着による
輸送設備などの損傷などを完全に防止することができる
利点がある。
第1図は本発明の一実施例の説明図である。
10・・・加熱器
10a・・・纜拌加熱室
13・・・攪拌移送羽根
20・・・滅菌器
20a・・・攪拌滅菌室
22d・・・蒸気噴出口
30・・・中間乾燥器
30a・・・攪拌乾燥室
33・・・攪拌移送羽根
40・・・脱気乾燥器
40a・・・攪拌乾燥室
40b・・・無攪拌乾燥室
43a・・・無攪拌移送羽根
43b・・・攪拌移送羽根
47・・・脱気空気室
40b−亀l注帆Vh!
Claims (2)
- (1)含水率12〜13%の生糠を攪拌移送状態で外部
より加熱し、温度100〜110℃、含水率約7%の高
温糠に昇温乾燥する工程と、 該高温糠に攪拌移送状態で蒸気を吹き込む と同時に外部より加熱し、温度115〜125℃、含水
率8〜9%の高温高湿糠に加熱加 湿する工程と、 該高温高湿糠を攪拌移送状態で外部より加 熱して中間乾燥糠に加熱乾燥し、該中間乾 燥糠を無攪拌移送状態で外部より加熱する と同時に脱気乾燥し、温度115〜125℃、含水率4
〜5%の乾燥糠に加熱乾燥する工 程とよりなることを特徴とする米糠の安定 方法。 - (2)回転軸に攪拌移送羽根を備えた、2重管構造の攪
拌移送器にして、生糠を外部より加 熱し、高温糠に昇温乾燥する加熱器と、 回転中空軸に攪拌移送羽根および蒸気吹出 し口を備えた、2重管構造の攪拌移送器に して、前記高温糠に蒸気を吹き付けると共 に外部から加熱し、高温高湿糠に加熱加湿 する滅菌器と、 回転軸に攪拌移動羽根を備えた、2重管構 造の攪拌移送器にして、前記高温高湿糠を 外部より加熱し、中間乾燥器に加熱乾燥す る中間乾燥器と、 回転軸に無攪拌移送羽根を備え、且つ頂部 に脱気用空気室を備えた、2重管構造の無 攪拌移送器にして、前記中間乾燥器を外部 から加熱すると同時に脱気乾燥し、乾燥糠 に加熱乾燥する脱気乾燥器とよりなること を特徴とする米糠の安定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60146687A JPS6211052A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 米糠の安定方法および安定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60146687A JPS6211052A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 米糠の安定方法および安定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211052A true JPS6211052A (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=15413305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60146687A Pending JPS6211052A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 米糠の安定方法および安定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211052A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102228082A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-11-02 | 江南大学 | 一种超声微波联合稳定糙米的方法 |
CN102240001A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-11-16 | 江南大学 | 一种超声微波制备蒸谷米的方法 |
CN103907815A (zh) * | 2013-01-04 | 2014-07-09 | 颜温恭 | 一种稳定化米糠微细粉末的制造方法 |
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1985
- 1985-07-05 JP JP60146687A patent/JPS6211052A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102228082A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-11-02 | 江南大学 | 一种超声微波联合稳定糙米的方法 |
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CN103907815B (zh) * | 2013-01-04 | 2016-01-06 | 颜温恭 | 一种稳定化米糠微细粉末的制造方法 |
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