JPS6211045Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6211045Y2
JPS6211045Y2 JP18741285U JP18741285U JPS6211045Y2 JP S6211045 Y2 JPS6211045 Y2 JP S6211045Y2 JP 18741285 U JP18741285 U JP 18741285U JP 18741285 U JP18741285 U JP 18741285U JP S6211045 Y2 JPS6211045 Y2 JP S6211045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
frequency
strip line
oscillation frequency
oscillation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18741285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6197222U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18741285U priority Critical patent/JPS6211045Y2/ja
Publication of JPS6197222U publication Critical patent/JPS6197222U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6211045Y2 publication Critical patent/JPS6211045Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、発振周波数の調整が容易な、ストリ
ツプ線路を用いた超高周波の発振器に関するもの
である。
従来の技術 超高周波帯における発振回路においては、小型
化を実現し、かつ製作を容易とするため、回路構
成上融通性に富むストリツプ線路共振器がよく使
用される。このストリツプ線路共振器を用いた発
振回路において目的の発振周波数を得ようとする
場合、あらかじゆ設計段階で希望する周波数に合
わせて素子の値などを設定しているが、実際にこ
の素子を回路に組み込んでも設定した発振周波数
と一致することはほとんどなく、キヤパシタなど
発振周波数を決定する素子の値を変更することに
より発振周波数の調整を行なわなければならな
い。とりわけ、高周波になればなるほど調整用に
用いる素子のバラツキによる影響が大きくなり、
さらに素子の値を変える場合には、発振条件など
の他の要素に悪影響をおよぼすため、微妙な調整
は困難であつた。また同軸型の共振器では、微調
用のネジを調整することにより希望する周波数を
得ているが、ストリツプ線路共振器を用いた発振
回路ではこの方法はあまり効果がなく、耐振性な
どの点でも不十分であつた。
このような問題点を解決するものとして、たと
えば特開昭50−4901号公報に示されるような構成
が考えられる。
すなわち、特開昭50−4901号公報によれば、イ
ンダクタZOの一端にバリコンCVが固定接続さ
れ、他端に短縮コンデンサCTが接続された構成
のインダクタZOの近傍にストレー容量用のトリ
マーCSが設けられ、このトリマーCSの位置をC
T側から移動させて発振周波数を微調整する技術
が示されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし上記公報に開示された技術の周波数調整
値はストレー容量で行うため同公報第4図にも見
られるように発振周波数が900MHz付近でも調整
範囲が15MHzと小さく、あくまで微調整を行うも
のである。周波数調整においては一般的に、商品
の設計に応じて50MHz以上の調整を行うことも
多々あり、上述した技術ではこのような要求に対
応できない。
本考案は以上のような要望に対応するためなさ
れたもので、広範囲の周波数調整を容易に、かつ
迅速に行うことのできる発振器を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 本考案はストリツプ線路に、固定容量挿入位置
の目盛り表示を設けることにより、上記目的を達
成するものである。
作 用 本考案は上記構成により、固定容量を前記目盛
りの表示に応じてその取り付け位置を変化させて
やることにより、発振周波数の調整を行うもので
ある。とりわけ、本考案はその目盛に応じて固定
容量を移動させることにより、50MHz以上の周波
数調整が可能となる。また、2つ以上の固定容量
によれば、微調整も可能となる。さらに、その目
盛りにより固定容量の設置位置が決定されるの
で、発振器製作が容易に、かつ迅速に行なえる。
実施例 以下、図面をもとに本考案の一実施例について
詳細に説明する。
第1図は、一般的に使用されているコルビツツ
型のトランジスタ発振器であり、第1図におい
て、1はストリツプ線路、2はトランジスタであ
る。第2図は、第1図の発振回路に本考案を採用
した実施例を示すものであり、ストリツプ線路1
と接地導体4の部分を拡大して示している。第2
図において、3は周波数調整用のキヤパシタ、4
は接地導体である。また第3図は、第2図に示し
た構成をもちい、900MHz近傍の周波数帯で、キ
ヤパシタ3の位置を変えた場合の発振周波数の変
化の割合を、キヤパシタの容量別に示したもので
あるが、第3図から明らかなように、ストリツプ
線路1と接地導体4との間にキヤパシタを挿入
し、このキヤパシタ3の位置を変えると発振周波
数が直線的に変化する。従つて、あらかじめキヤ
パシタの挿入位置と周波数の変化との関係を測定
しておけば、一回の調整で希望の発振周波数を得
ることができる。そこで、第2図に示すようにス
トリツプ線路に等間隔の目盛をつければ、50MHz
以上の高い調整を行なえる。
さらに、使用するキヤパシタ3の容量によつて
も周波数の変化の割合が異なるので、これをうま
く利用し、複数個のキヤパシタをストリツプ線路
1と接地導体4との間に、ストリツプ線路1に設
けた目盛りに応じて挿入すれば、迅速に、またよ
りきめ細かい微調整を行うことができる。たとえ
ば第4図に示すように、キヤパシタ3が3pFの容
量を形成する発振回路の場合に3pFの容量を2pF
と1pFの2個のキヤパシタに分割させ、かつ2pF
のキヤパシタを固定し、1pFのキヤパシタを目盛
りに沿つて移動させると、第4図に示すように移
動距離に対する周波数の変化が小さくなるので、
より精度の高い周波数調整を行うことができ、発
振周波数の微調整には最適である。
以上、本実施例によれば、ストリツプ線路1に
目盛表示を設け、その目盛表示に応じて固定容量
を接続するため、従来の低容量しか得られないト
リマーを用いたものや、リツプルが生じてノイズ
の発生する可変容量素子(たとえばバラクタ・ダ
イオード)を用いたものとは異なり、安定した周
波数調整を行なうことができる。
考案の効果 以上説明したように、本考案は、ストリツプ線
路共振器を用いた発振器において、固定容量の取
り付け位置を与える目盛りを前記ストリツプ線路
に設けることにより、ストリツプ線路を有効に利
用し、またストリツプ線路とアース間に挿入する
キヤパシタの位置を変えることにより、もしくは
キヤパシタの容量と位置との組み合せにより、発
振周波数の広帯域にわたる調整を容易に、かつ迅
速に行うことができ、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的に使用されるコルビツツ型のト
ランジスタ発振回路の結線図、第2図は本考案の
一実施例における発振器の要部拡大図、第3図、
第4図は第2図の構成による特性図である。 1……ストリツプ線路、2……トランジスタ、
3……固定容量、4……接地導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 誘電性リアクタンスとなるストリツプ線路
    と、一端を前記ストリツプ線路の先端開放側
    に、また他端を接地導体に接続する固定容量と
    を具備するとともに、前記ストリツプ線路の先
    端開放側には発振周波数に応じて、前記固定容
    量の取り付け位置を変化させ得る目盛表示が設
    けられていることを特徴とする発振器。 (2) 固定容量を複数の容量で形成することを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の発
    振器。
JP18741285U 1985-12-05 1985-12-05 Expired JPS6211045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18741285U JPS6211045Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18741285U JPS6211045Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6197222U JPS6197222U (ja) 1986-06-21
JPS6211045Y2 true JPS6211045Y2 (ja) 1987-03-16

Family

ID=30744877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18741285U Expired JPS6211045Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6211045Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6197222U (ja) 1986-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5187451A (en) Oscillator using microstrip line having minimized line width and length
FI84674C (fi) Helix-resonator.
JP2002508904A (ja) 直交して取り付けられる基板に基づく共振器
US5483249A (en) Tunable circuit board antenna
US7352261B2 (en) Production method for chip-form film-forming component
JPS6211045Y2 (ja)
KR100515816B1 (ko) 전압 제어형 발진기의 특성 조정 방법
US4205286A (en) Temperature stabilized helical resonator
EP0856191B1 (en) Trimmable multi-terminal capacitor for a voltage controlled oscillator
US4123732A (en) Method of making tuned resonance passive electronic filters
JP2002506303A (ja) 金属蓋開口選択により同調する電圧制御発振器
DE10115229B4 (de) Verfahren zum Herstellen eines Oszillators
US5878333A (en) Tuner with coaxial resonator trimmer
JPH09162642A (ja) マイクロ波発振周波数調整方法、並びにマイクロ波発振回路
KR900004409B1 (ko) Uhf 더블튜너의 전송 라인
US6114918A (en) Low phase-noise device comprising a microstrip-mounted coaxial dielectric resonator and method of reducing the phase noise in such a device, in particular in a voltage-controlled oscillator
GB2035708A (en) Improvements in or relating to tunable resonant circuits for UHF tuners in television receivers
JPH0461404A (ja) 発振回路
JP2563123Y2 (ja) 電圧制御発振器
JPH0129873Y2 (ja)
JPH0463569B2 (ja)
JP2676756B2 (ja) 受信機のフロントエンド
GB2027299A (en) Capacitively tuneable circuit in ???/4 technique
JPS641775Y2 (ja)
JPH0354884B2 (ja)