JPS62110014A - 回転軸の軸製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、太径軸部と細径軸部とを有する回転軸の軸
製作方法に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の軸製作方法を示すもので、図において、
（１）は太径軸部、（２）は太径軸部（１）と一体成形
された細径軸部であって、（８）は両軸部（１）　、　
（２）を切削加工する前の軸素材である。すなわち、上
記回転軸は軸素材（８）を回転させながらバイト等によ
り切削加工して太径軸部（１）と細径軸部（２）を削り
出していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の軸製作方法は以上のようになされているので、細
径軸部（２）の製作は軸素材（８）を大量に切削しなけ
ればならないので、材料が不経済となると共に、加工時
間が長くかかる等の問題点があった０この発明は上記の
ような問題点を解消するためになされたもので、材料の
無駄もなく、かつ加工が容易に行なえ安価に製作するこ
とのできる回転軸の軸製作方法を得ることを目的とする
０〔問題点を解決するだめの手段〕 この発明に係る軸製作方法は、太径軸と細径軸とをその
接合部外周を溶着結合し、この結合部の中心に穴あけ加
工して結合部の非溶着部を除去するものである。

〔作用〕

この発明における軸製作方法は、予め加工されている太
径軸と細径軸とを溶着結合し、結合部の中心の非溶着部
を穴あけ加工により除去するものであるから、細径軸の
切削加工が不要となる。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、まず、予め加工された太径細部（１）
と細径軸部（２）とを溶接開先加工後、突合わせて接合
部外周を溶接部（４）により太径軸部（１）と細径軸部
（２）とを結合する。この溶接作業は自動化が可能であ
る。その後、両軸部（１）　、　（２）の溶接のあと、
細径軸部（２）の端部中心からドリル等により穴あけ加
工（５）をして軸溶接部（４）の中心部の非溶着部（６
）を切削除去することにより加工作業を終了する。これ
により、太径軸（１）と細径軸（２）は疲労強度の高い
結合が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、太径軸と細径軸
とをその接合部外周を溶着結合し、結合部の中心に穴あ
け加工して結合部の非溶着部を切削除去するようにした
ので、細径軸を軸素材から大量に切削することもなく材
料の無駄も生じない。

また加工が容易に行なえるため加工時間が大幅に短縮さ
れ、かつ経済的であり安価に製作できる。

しかも、結合部の強度も高く信頼性のある回転軸が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による軸製作方法を説明す
るだめの図、第２図は従来の軸製作方法を説明するだめ
の図である。 （１）：太径軸　　　　　（２）：細径軸（４）：溶接
部　　　　　（５）：穴あけ加工（６）：非溶着部 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 太径軸部と細径軸部とを有する回転軸の軸製作法におい
   て、太径軸と細径軸とをその接合部外周を溶接にて結合
   し、結合部の中心に細径軸端から穴あけ加工して溶接部
   の非溶着部を除去することを特徴とする回転軸の軸製作
   方法。