JPS62109561A - 人工歯根 - Google Patents
人工歯根Info
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- JPS62109561A JPS62109561A JP60249768A JP24976885A JPS62109561A JP S62109561 A JPS62109561 A JP S62109561A JP 60249768 A JP60249768 A JP 60249768A JP 24976885 A JP24976885 A JP 24976885A JP S62109561 A JPS62109561 A JP S62109561A
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- Japan
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- tooth root
- socket
- root
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、少くとも顎骨と接する表面の大部分が、骨性
癒着材料で形成されている人工歯根の歯台部植立孔の改
良に関する。
癒着材料で形成されている人工歯根の歯台部植立孔の改
良に関する。
尚、本明細書において、「骨性癒着」とは人工歯根が自
然歯の歯根と同程度の強度をもって顎骨へ癒着すること
をいい、このような骨性癒着をする材料としてはハイド
ロキシアパタイト(以下「アパタイト」と略す)、第三
燐酸カルシウムおよびこれらを主成分とする材料がある
。
然歯の歯根と同程度の強度をもって顎骨へ癒着すること
をいい、このような骨性癒着をする材料としてはハイド
ロキシアパタイト(以下「アパタイト」と略す)、第三
燐酸カルシウムおよびこれらを主成分とする材料がある
。
〈従来の技術〉
従来より、上記材料が優れた骨性癒着を示すことは周知
である。特に、アパタイトは、顎骨内に埋植し一定期間
経過すると顎骨と癒着するとともに、上皮粘膜との間に
も自然歯同様に上皮付着の起ることが明らかにされてい
る。このようなアパタイトの特性を利用しようとして、
アパタイトの高密度焼結体を素材とした人工歯根が臨床
にも使用されているが、未だに満足し得るものは得られ
ていない。
である。特に、アパタイトは、顎骨内に埋植し一定期間
経過すると顎骨と癒着するとともに、上皮粘膜との間に
も自然歯同様に上皮付着の起ることが明らかにされてい
る。このようなアパタイトの特性を利用しようとして、
アパタイトの高密度焼結体を素材とした人工歯根が臨床
にも使用されているが、未だに満足し得るものは得られ
ていない。
つまり、従来の人工歯根は、歯科インブラント手術によ
りその一部のみを顎骨内へ埋植していたため、上端部は
歯肉上へ露出し、舌や食物等の干渉を受けることとなる
。よって1人工歯根の植立安定状態が保てず、人工歯根
と顎骨との癒着が阻害され、時には両者が癒着できない
という事態も起っていた。
りその一部のみを顎骨内へ埋植していたため、上端部は
歯肉上へ露出し、舌や食物等の干渉を受けることとなる
。よって1人工歯根の植立安定状態が保てず、人工歯根
と顎骨との癒着が阻害され、時には両者が癒着できない
という事態も起っていた。
そこで、このような問題を解決するために、例えば第1
5.16図に示した様な人工歯根の埋植方法がある(特
開昭60−135042号公報等参照)、即ち、埋植す
る部位の歯肉2を切開して顎骨3内にインブラント窩9
0を穿設し、該インブラント窩90に人工歯根10を埋
植するのであるが、予め歯冠部の歯持台となるべき部分
を分離して、短くした人工歯根IOを準備する。そして
人工歯根10をその端部10aが歯肉2内で顎骨3の骨
縁より少し突出した状態に埋植する。尚、人工歯根10
の周壁に形成された突部70はストッパ一部であり、人
工歯根10がインブラント窩90内へ完全に埋没するこ
とを防止している。そして、歯肉2の切開部を縫合する
。
5.16図に示した様な人工歯根の埋植方法がある(特
開昭60−135042号公報等参照)、即ち、埋植す
る部位の歯肉2を切開して顎骨3内にインブラント窩9
0を穿設し、該インブラント窩90に人工歯根10を埋
植するのであるが、予め歯冠部の歯持台となるべき部分
を分離して、短くした人工歯根IOを準備する。そして
人工歯根10をその端部10aが歯肉2内で顎骨3の骨
縁より少し突出した状態に埋植する。尚、人工歯根10
の周壁に形成された突部70はストッパ一部であり、人
工歯根10がインブラント窩90内へ完全に埋没するこ
とを防止している。そして、歯肉2の切開部を縫合する
。
このような方法でアパタイト製人工歯根10を埋植すれ
ば、歯肉2により端部10aが保護されるので、人工歯
根10は顎骨3と完全癒着するまでの期間、舌や食物の
干渉を受けず安静状態が維持され得ることとなる。
ば、歯肉2により端部10aが保護されるので、人工歯
根10は顎骨3と完全癒着するまでの期間、舌や食物の
干渉を受けず安静状態が維持され得ることとなる。
人工歯根10が顎骨3と完全に癒着した後は、再度、歯
肉2を切開して人工歯根10の端部10aを露呈させ、
第16図に示した如く、人工歯根10の軸心に穿設され
ている細長穴の歯台部植立孔40へ歯台部50の脚部5
0aを固定(螺着、セメント固定等による)し、該歯台
部50に歯冠部60を冠着固定していた。
肉2を切開して人工歯根10の端部10aを露呈させ、
第16図に示した如く、人工歯根10の軸心に穿設され
ている細長穴の歯台部植立孔40へ歯台部50の脚部5
0aを固定(螺着、セメント固定等による)し、該歯台
部50に歯冠部60を冠着固定していた。
一方、歯が連続して欠損しているときの欠損補綴治療に
おいては、上記インブラント手術を行う(人工歯根10
を連続して埋植することとなる)と顎骨の健康上無理が
あるので、従来通り着脱式や固定式の義歯を用いること
となる。このとき、l歯でも強固に顎骨へ固定されてい
る歯があればそれを基礎として義歯作成上有利なことは
勿論である。そこで、特に無歯顎の尚の欠損補綴治療時
に顕著であるが、1記人工歯根lOを義歯の基礎にしよ
うとする要望がある。
おいては、上記インブラント手術を行う(人工歯根10
を連続して埋植することとなる)と顎骨の健康上無理が
あるので、従来通り着脱式や固定式の義歯を用いること
となる。このとき、l歯でも強固に顎骨へ固定されてい
る歯があればそれを基礎として義歯作成上有利なことは
勿論である。そこで、特に無歯顎の尚の欠損補綴治療時
に顕著であるが、1記人工歯根lOを義歯の基礎にしよ
うとする要望がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
確かに、第16図のようにして人工歯根10を埋植し、
上部構造80(歯台部50と歯冠部60の結合体)を構
築することはできる。しかし、木発明者が臨床上、上記
のようにして人工歯根10を埋植し、上部構造80を構
築したところ以下の問題に当面した。
上部構造80(歯台部50と歯冠部60の結合体)を構
築することはできる。しかし、木発明者が臨床上、上記
のようにして人工歯根10を埋植し、上部構造80を構
築したところ以下の問題に当面した。
(i)第16図のようにして上部構造80を構築する方
法においては、人工歯根10が既製品であるため、人工
歯根lOの顎骨3へ埋植される部分の長さにあわせたイ
ンブラント窩90の穿設手術が必要であった。そこで、
通常は、この穿設手術に先だち、レントゲン写真等によ
り顎骨3の状態を把握し、インブラント窩90の深さを
決め、該当する長さの人工歯根10を準備していた。し
かし、骨には、血管、神経及び空洞等があるために外部
から骨の詳細な情報を得るのは極めて困難である。そこ
で実際には歯肉2を切開し、顎骨3を切削してはじめて
インブラント窩90の深さを決めることが多かった。従
って、人工歯根10を新たに準備し直したり、更には、
顎骨に最適なインブラント窩90の深さに合う人工歯根
10がないという虞れもあった。
法においては、人工歯根10が既製品であるため、人工
歯根lOの顎骨3へ埋植される部分の長さにあわせたイ
ンブラント窩90の穿設手術が必要であった。そこで、
通常は、この穿設手術に先だち、レントゲン写真等によ
り顎骨3の状態を把握し、インブラント窩90の深さを
決め、該当する長さの人工歯根10を準備していた。し
かし、骨には、血管、神経及び空洞等があるために外部
から骨の詳細な情報を得るのは極めて困難である。そこ
で実際には歯肉2を切開し、顎骨3を切削してはじめて
インブラント窩90の深さを決めることが多かった。従
って、人工歯根10を新たに準備し直したり、更には、
顎骨に最適なインブラント窩90の深さに合う人工歯根
10がないという虞れもあった。
(ii)そしてまた、顎骨3の状態により人工歯根10
の埋植方向も規制され、自然歯の植立方向からずれて斜
設することになる場合も多い(第17図参照)、このと
きには、人工歯根10に合せである歯台部50(人工歯
根10同様既製品である)を、図中仮想線で示す如く整
形しなければならず手間がかかり、時には歯冠部60を
冠着できない事態も生じていた。
の埋植方向も規制され、自然歯の植立方向からずれて斜
設することになる場合も多い(第17図参照)、このと
きには、人工歯根10に合せである歯台部50(人工歯
根10同様既製品である)を、図中仮想線で示す如く整
形しなければならず手間がかかり、時には歯冠部60を
冠着できない事態も生じていた。
(iii)複数本の人工歯根10を無歯顎等の義歯の基
礎にしようとする場合において、第18図の如く人工歯
根10の植立方向が一定しないときには、図中矢印の方
向に義歯20を取付けようとしても、その脚部20aが
じゃまとなるので、人工歯根lOと義歯20とを連結固
定することが不可能であった。
礎にしようとする場合において、第18図の如く人工歯
根10の植立方向が一定しないときには、図中矢印の方
向に義歯20を取付けようとしても、その脚部20aが
じゃまとなるので、人工歯根lOと義歯20とを連結固
定することが不可能であった。
〈発明の目的〉
そこで本発明は、
(ア)上記諸問題点を解決し、患者の顎骨状態に対応し
、歯台部と歯冠部とからなる上部構造を容易に植立でき
る、 (イ)どのような顎骨に対しても義歯の基礎となり得る
、 人工歯根を提供することを目的とする。
、歯台部と歯冠部とからなる上部構造を容易に植立でき
る、 (イ)どのような顎骨に対しても義歯の基礎となり得る
、 人工歯根を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、上記問題点を解決し、更には上記目的(イ)
を達成するためになされたものである。
を達成するためになされたものである。
即ち、少なくとも顎骨と接する表面の大部分が骨性癒着
材料で形成され、軸心方向には歯台部槽立孔が穿設され
ている人工歯根であって、下記要件(a)内径が2鵬■
以上である、 (b)側壁の厚みをlag以上残す、 を具備して形成されている人工歯根である。
材料で形成され、軸心方向には歯台部槽立孔が穿設され
ている人工歯根であって、下記要件(a)内径が2鵬■
以上である、 (b)側壁の厚みをlag以上残す、 を具備して形成されている人工歯根である。
く作用〉
上記のように構成された人工歯根は、歯台部槽立孔の径
が従来のものより大径となる。よって、(ア)m台部植
立孔へろうや合成樹脂等の可塑剤(液状)を流し込み、
模型を作り、該模型から尚台部植立孔に適した歯台部の
脚部及び歯冠部に適した歯台部頭部を鋳造することが容
易である。
が従来のものより大径となる。よって、(ア)m台部植
立孔へろうや合成樹脂等の可塑剤(液状)を流し込み、
模型を作り、該模型から尚台部植立孔に適した歯台部の
脚部及び歯冠部に適した歯台部頭部を鋳造することが容
易である。
(イ)歯台部槽立孔に嵌合する歯台部の脚部の径も大き
くなるので、そのような脚部そのものに直接歯冠部を冠
着でき、更には、ねじ等を該脚部の軸心方向へ挿着可能
となる。
くなるので、そのような脚部そのものに直接歯冠部を冠
着でき、更には、ねじ等を該脚部の軸心方向へ挿着可能
となる。
〈実施例ン
以下、本発明の人工歯根を実施例に基づき詳細に説明す
る。
る。
実施例の人工歯根lは有底円筒状に形成されたアパタイ
トの高密度焼結体であり、内径部(歯台部槽立孔4)の
周壁は螺刻されている(第1図)、該歯台部槽立孔4の
内径φD2は、ろうや合成樹脂等の可塑材料↑模型(以
下「ろう型」という)を取れるように、人工歯根lの外
径φDi (通常5.0〜7.1鵬■である)に対し
て(a)内径φD2を少なくとも2m腸以上とし、(b
)側壁tbの厚みを1II11以上残して穿設されたも
のである。
トの高密度焼結体であり、内径部(歯台部槽立孔4)の
周壁は螺刻されている(第1図)、該歯台部槽立孔4の
内径φD2は、ろうや合成樹脂等の可塑材料↑模型(以
下「ろう型」という)を取れるように、人工歯根lの外
径φDi (通常5.0〜7.1鵬■である)に対し
て(a)内径φD2を少なくとも2m腸以上とし、(b
)側壁tbの厚みを1II11以上残して穿設されたも
のである。
ここに、歯台部槽立孔4の内径が2mm未満であると、
歯台部槽立孔4のろう型がうまく取れず、一方、人工歯
根1の側壁1bの厚みが1層1未満であると、人工歯根
1の強度の点に問題が生じる。
歯台部槽立孔4のろう型がうまく取れず、一方、人工歯
根1の側壁1bの厚みが1層1未満であると、人工歯根
1の強度の点に問題が生じる。
尚、実施例の歯台部槽立孔4の周壁に形成された螺旋部
8のピッチLも、ろう型を取易くするために、大きく(
例えばL;0.5〜1.5mm)形成されている。
8のピッチLも、ろう型を取易くするために、大きく(
例えばL;0.5〜1.5mm)形成されている。
また、本人工歯根lの高さHは、第2図に示す如く、ど
のような顎骨3に埋植するときでも所定位置で切除が回
走なように、例えば15s■以上とする。
のような顎骨3に埋植するときでも所定位置で切除が回
走なように、例えば15s■以上とする。
次に、このような人工歯根1が斜めに顎骨3へ埋植され
たときの上部構造の構築方法を説明する(i:第2図)
人工歯根lを埋植すべき部位の歯肉2を切開し、顎骨3
の状態を正確に把握しながら、インブラント用リーマ等
を利用して該顎骨3に適したインブラント窩9を穿設す
る。そして、インブラント窩9の内径に合致した外径φ
Dlを有する人工tk根1を植立する。このとき、人工
歯根1の上端部1aは歯肉2上部へ突出することとなる
。
たときの上部構造の構築方法を説明する(i:第2図)
人工歯根lを埋植すべき部位の歯肉2を切開し、顎骨3
の状態を正確に把握しながら、インブラント用リーマ等
を利用して該顎骨3に適したインブラント窩9を穿設す
る。そして、インブラント窩9の内径に合致した外径φ
Dlを有する人工tk根1を植立する。このとき、人工
歯根1の上端部1aは歯肉2上部へ突出することとなる
。
(ii:第3図)次に、人工歯根lの上端が歯肉縁と路
面−となるように、歯科用バー、ポイント等により上端
部1aを切除する。尚、当該上端部laの切除は人工歯
根1が舌や食物等の干渉を受けないようにするためのも
のであるから、切除後、人工歯根1の上端が歯肉2内に
収まるようにしてもよい(第15図参照)。
面−となるように、歯科用バー、ポイント等により上端
部1aを切除する。尚、当該上端部laの切除は人工歯
根1が舌や食物等の干渉を受けないようにするためのも
のであるから、切除後、人工歯根1の上端が歯肉2内に
収まるようにしてもよい(第15図参照)。
そして、歯台部槽立孔4へ食物等が侵入しないように蓋
等を取付け、略3ケ月放置しておくと人工歯根1は顎骨
3と骨性癒着することとなる。
等を取付け、略3ケ月放置しておくと人工歯根1は顎骨
3と骨性癒着することとなる。
(iii:第4図)略3ケ月経過後、歯台部槽立孔4を
閉塞しておいた蓋等を取外し、歯台部槽立孔4の中へ、
ろうや合成樹脂(例えばポリエチレン)等の可塑材料の
液状物を瀉し込み、しばし放冷してろう型llを形成す
る。尚、人工歯根1より垂直方向へ突出した矩形の膨出
部分12は、尚台部5において歯冠部6が冠着する頭部
5bを作るための土台である。
閉塞しておいた蓋等を取外し、歯台部槽立孔4の中へ、
ろうや合成樹脂(例えばポリエチレン)等の可塑材料の
液状物を瀉し込み、しばし放冷してろう型llを形成す
る。尚、人工歯根1より垂直方向へ突出した矩形の膨出
部分12は、尚台部5において歯冠部6が冠着する頭部
5bを作るための土台である。
そして、ろう型11から例えばロストワックス法により
歯科用金属製(例えば金−パラジウム)の歯台部5を鋳
造し、歯冠部6を歯台部5の頭部5bへ冠着固定して−
E部構造7を構築する。
歯科用金属製(例えば金−パラジウム)の歯台部5を鋳
造し、歯冠部6を歯台部5の頭部5bへ冠着固定して−
E部構造7を構築する。
上記上部構造7(歯台部5の脚部5a)を歯台部槽立孔
4へ螺着し、脚部5bへ歯冠部6をセメント等で接着し
て欠損歯補綴治療が完成する。尚、上部構造7と歯台部
植立孔4との固定は、セメント等ですることもできる。
4へ螺着し、脚部5bへ歯冠部6をセメント等で接着し
て欠損歯補綴治療が完成する。尚、上部構造7と歯台部
植立孔4との固定は、セメント等ですることもできる。
本実施例の人工歯根1の歯台部植立孔4は大径とされ、
かつ螺旋部8のピッチも大きくされているため、ろう型
を容易に取り得ることとなる。そして、このろう型を整
形することにより、適当な歯台部5を鋳造可能となる。
かつ螺旋部8のピッチも大きくされているため、ろう型
を容易に取り得ることとなる。そして、このろう型を整
形することにより、適当な歯台部5を鋳造可能となる。
よって、人工歯根1が顎骨3に斜方向に埋植される場合
でも、歯冠部6の成形及び冠着が極めて容易となる。ま
た、歯台部植立孔4の周壁の螺旋部8により、例えば人
工歯根1の顎骨3への埋植部分が短くなっても、上部構
造7の抜は防止が充分維持されることとなる。よって、
少なくともインブラント窩9の内径に対して外径φDl
を同じとする限り、一種類の人工歯根1を準備してセ1
+ば仝ての顎骨の状態に対処可能となり、インブラント
埋植手術における準備工数が削減されることとなる。
でも、歯冠部6の成形及び冠着が極めて容易となる。ま
た、歯台部植立孔4の周壁の螺旋部8により、例えば人
工歯根1の顎骨3への埋植部分が短くなっても、上部構
造7の抜は防止が充分維持されることとなる。よって、
少なくともインブラント窩9の内径に対して外径φDl
を同じとする限り、一種類の人工歯根1を準備してセ1
+ば仝ての顎骨の状態に対処可能となり、インブラント
埋植手術における準備工数が削減されることとなる。
次に、実施例の人工歯根lを使用した他の上部構造構築
方法を第7〜9図に基づいて説明する。
方法を第7〜9図に基づいて説明する。
まず、既述の人工歯根1(第1図)と、該人工菊根1の
歯台部植立孔4へ螺合する例えば金属製の柱状歯台部1
5(第7図)とを準備する。尚、柱状歯台部15は、歯
台部植立孔4の深さ免1と同じ長さとし、周壁には螺旋
部18が螺刻され、中心部軸心方向へ、貫通孔19が形
成されているこの場合も前記(i) 、 (ii)と
同様に、顎骨3へ人工歯根1を埋植し、歯肉2から突出
する部分を切除して人工歯根1と顎骨3との癒着をさせ
ている。ただし、以下の点で既述の上部構造構築方法と
相違してくる。つまり、人工歯根lを顎骨3に合せて切
除した際、柱状歯台部15も、例えば上端から4ピツチ
(歯冠部6の被着部分となる)残した公文2が歯台部植
立孔4の長さ立1と同じ長さになるように切除する。
歯台部植立孔4へ螺合する例えば金属製の柱状歯台部1
5(第7図)とを準備する。尚、柱状歯台部15は、歯
台部植立孔4の深さ免1と同じ長さとし、周壁には螺旋
部18が螺刻され、中心部軸心方向へ、貫通孔19が形
成されているこの場合も前記(i) 、 (ii)と
同様に、顎骨3へ人工歯根1を埋植し、歯肉2から突出
する部分を切除して人工歯根1と顎骨3との癒着をさせ
ている。ただし、以下の点で既述の上部構造構築方法と
相違してくる。つまり、人工歯根lを顎骨3に合せて切
除した際、柱状歯台部15も、例えば上端から4ピツチ
(歯冠部6の被着部分となる)残した公文2が歯台部植
立孔4の長さ立1と同じ長さになるように切除する。
尚1人工歯根1の切除量が小さく、歯台部槽立孔の深さ
文、が柱状歯台部15の4ピツチ残した長さ文2より大
きいときは、第9図に示した如く、歯台部植立孔4へ歯
科用セメント16等を充填することとなる。尚、貫通孔
19は、該歯科用セメント16を充填するとき、余分の
量を逃がす逃し穴として働く、また、柱状歯台部15を
歯台部植立孔へ螺合した後、該貫通孔19をとおして歯
科用セメント16を注入すこともできる。
文、が柱状歯台部15の4ピツチ残した長さ文2より大
きいときは、第9図に示した如く、歯台部植立孔4へ歯
科用セメント16等を充填することとなる。尚、貫通孔
19は、該歯科用セメント16を充填するとき、余分の
量を逃がす逃し穴として働く、また、柱状歯台部15を
歯台部植立孔へ螺合した後、該貫通孔19をとおして歯
科用セメント16を注入すこともできる。
柱状歯台部15の上端から4ピツチの部位は、例えば凹
凸をなくし、歯冠部6を冠着し易いようにする。
凸をなくし、歯冠部6を冠着し易いようにする。
このようにして上部構造17を構築すると、1種類の既
製品である人工歯根l及び柱状歯台部15を準備してお
けば、全ての顎骨の状態に対処可能となり、インブラン
ト埋植手術における準備工数が削減されるとともに、北
部構造17の構築が容易となる。
製品である人工歯根l及び柱状歯台部15を準備してお
けば、全ての顎骨の状態に対処可能となり、インブラン
ト埋植手術における準備工数が削減されるとともに、北
部構造17の構築が容易となる。
尚、上記のように柱状歯台部15を使用する場合におい
ても、歯冠部6を安定して冠着するためには柱状歯台部
15に所定の径が必要である。よって、人工歯根1の歯
台部植立孔4は、例えば2重層以上の内径が必要となる
。
ても、歯冠部6を安定して冠着するためには柱状歯台部
15に所定の径が必要である。よって、人工歯根1の歯
台部植立孔4は、例えば2重層以上の内径が必要となる
。
また、柱状歯台部15の上端面へ、ビンを挿着できるよ
うにビン孔を設けておくと、柱状歯台部15を人工歯根
lの歯台部植立孔4へ螺合させるとき、該ピンを摘んで
回転させることができて作業をし易くする。
うにビン孔を設けておくと、柱状歯台部15を人工歯根
lの歯台部植立孔4へ螺合させるとき、該ピンを摘んで
回転させることができて作業をし易くする。
次に、実施例の人工歯根lは、義歯の基礎となり得るこ
とを例示する。具体的には、無歯顎に対して複数本の人
工歯根1が方向を異にして埋植された場合においても、
該人工歯根lに対して、義歯20を容易かつ安定して、
着脱自在に被着可能となる。
とを例示する。具体的には、無歯顎に対して複数本の人
工歯根1が方向を異にして埋植された場合においても、
該人工歯根lに対して、義歯20を容易かつ安定して、
着脱自在に被着可能となる。
この場合には、既述の人工歯根l(第1図)と、貫通孔
19をねじ孔19aとした既述の柱状歯台部15を準備
する(第10図)。
19をねじ孔19aとした既述の柱状歯台部15を準備
する(第10図)。
まず、人工歯根1を1骨3へ埋植し、歯肉2から突出す
る部分を切除して人工歯根lと顎骨3との骨性癒着を図
ることは前述の上部構造構築方法(第8.9図参照)と
同じである。しかし、今回は、柱状歯台部15も人工歯
根lの歯台部植立孔4へ挿着した状態で、歯肉fi2と
路面−になるよう切除する(第8,9図の場合は、柱状
歯台部15は上4ピッチを残して切除していた)、従っ
て、人工歯根lと顎骨3との骨性癒着を図る略3ケ月の
間、該柱状歯台部15を歯台部植立孔4へ挿着しておく
ことも可能となる(第11図)、これは、特に、人工歯
根lの壁部1bが薄肉となったとき、人工歯根1の強度
を維持する見地から好適となる。
る部分を切除して人工歯根lと顎骨3との骨性癒着を図
ることは前述の上部構造構築方法(第8.9図参照)と
同じである。しかし、今回は、柱状歯台部15も人工歯
根lの歯台部植立孔4へ挿着した状態で、歯肉fi2と
路面−になるよう切除する(第8,9図の場合は、柱状
歯台部15は上4ピッチを残して切除していた)、従っ
て、人工歯根lと顎骨3との骨性癒着を図る略3ケ月の
間、該柱状歯台部15を歯台部植立孔4へ挿着しておく
ことも可能となる(第11図)、これは、特に、人工歯
根lの壁部1bが薄肉となったとき、人工歯根1の強度
を維持する見地から好適となる。
そして、無歯顎に対し複数の人工歯根1及び柱状歯台部
15を埋植した状態(通常、人工歯根lの埋植方向はバ
ラバラとなる。第14図参照)で、1堤(歯肉2の表面
形状)の型を採る。そしてこの型に合せて、各人工歯根
l及び柱状歯台部15の上端面を連結する例えば板状の
連結バー21を形成する。この連結バー21は、下面が
1堤ににフィツトする形状であり、一方上面には、先端
部を略球状としたメール部22が略平行に突設されてい
る(第13.14図)。尚、この連結バー21は、白金
加金等の口内不変性な金1属で形成すればよい。そして
、柱状歯台部15のねじ孔19aと対応する連結バー2
1の部位へ、ねじ挿通孔23を穿設し、例えば柱状歯台
部15のねじ孔19aと螺合する平皿ねじ24をこのね
じ挿通孔23に通して、柱状歯台部15と連結バー21
とをねじ止め固定する(第12図)。
15を埋植した状態(通常、人工歯根lの埋植方向はバ
ラバラとなる。第14図参照)で、1堤(歯肉2の表面
形状)の型を採る。そしてこの型に合せて、各人工歯根
l及び柱状歯台部15の上端面を連結する例えば板状の
連結バー21を形成する。この連結バー21は、下面が
1堤ににフィツトする形状であり、一方上面には、先端
部を略球状としたメール部22が略平行に突設されてい
る(第13.14図)。尚、この連結バー21は、白金
加金等の口内不変性な金1属で形成すればよい。そして
、柱状歯台部15のねじ孔19aと対応する連結バー2
1の部位へ、ねじ挿通孔23を穿設し、例えば柱状歯台
部15のねじ孔19aと螺合する平皿ねじ24をこのね
じ挿通孔23に通して、柱状歯台部15と連結バー21
とをねじ止め固定する(第12図)。
次に、この状態で再度7堤の型を採り、この型に従って
連結バー21へ取付ける義歯20を作製する。(第13
図)。尚、連結バー21と義1#20とは、シリコーン
ゴム、0リングアタツチメント及びギジンアタッチメン
ト等を介在させて連結すれば着脱自在となる。更には、
連結バー21は、上面へメール部22の代りに強磁性金
属(白金−コバルト合金等)を配設して、a尚20の方
へ永久磁石を配設すれば、両者の着脱自在性を図ること
もできる。
連結バー21へ取付ける義歯20を作製する。(第13
図)。尚、連結バー21と義1#20とは、シリコーン
ゴム、0リングアタツチメント及びギジンアタッチメン
ト等を介在させて連結すれば着脱自在となる。更には、
連結バー21は、上面へメール部22の代りに強磁性金
属(白金−コバルト合金等)を配設して、a尚20の方
へ永久磁石を配設すれば、両者の着脱自在性を図ること
もできる。
このように、人工歯根1の上へ連結バー21を介在させ
れば、該連結バー21の上面に義歯20を容易かつ安定
して取付けられるメール部22を形成可能となる。従っ
て、埋植方向のバラバラな複数の人工歯根1であっても
、該人工歯根1を義歯20の基礎とすることが可能とな
った。
れば、該連結バー21の上面に義歯20を容易かつ安定
して取付けられるメール部22を形成可能となる。従っ
て、埋植方向のバラバラな複数の人工歯根1であっても
、該人工歯根1を義歯20の基礎とすることが可能とな
った。
そして、義歯20に加わる応力は、複数の人工歯根1に
分散されるので、各人工歯根1の耐久性及び顎骨3との
骨性癒着の維持性も損なわれないここに、当然であるが
、上記のように人工歯根1に対して連結バー21をねじ
止め固定するためには、ねじ孔19aを形成可能な柱状
歯台部15が必要であり、その為には人工歯根1の歯台
部植立孔4をある程度大径に形成することが必須となる
。
分散されるので、各人工歯根1の耐久性及び顎骨3との
骨性癒着の維持性も損なわれないここに、当然であるが
、上記のように人工歯根1に対して連結バー21をねじ
止め固定するためには、ねじ孔19aを形成可能な柱状
歯台部15が必要であり、その為には人工歯根1の歯台
部植立孔4をある程度大径に形成することが必須となる
。
尚、上記において、人工歯根lの歯台部植立孔4の周壁
に形成された螺旋部8は、上部構造7゜17等の抜は防
止作用を奏するものであり、なくともよい。また、歯台
部植立孔4の断面形状を四角形、六角形等とすることも
できる。
に形成された螺旋部8は、上部構造7゜17等の抜は防
止作用を奏するものであり、なくともよい。また、歯台
部植立孔4の断面形状を四角形、六角形等とすることも
できる。
そしてまた、上記において、人工歯根1は、その少なく
とも顎骨3と接する表面の大部分がアパタイト、第三燐
酸カルシウムおよびこれらを主成分とする骨性癒着材料
で形成されていれば、自然歯と同程度の癒着強度を得ら
れることは勿論である。
とも顎骨3と接する表面の大部分がアパタイト、第三燐
酸カルシウムおよびこれらを主成分とする骨性癒着材料
で形成されていれば、自然歯と同程度の癒着強度を得ら
れることは勿論である。
〈発明の効果〉
本発明の人工歯根は、以上説明したように、人工歯根の
軸心方向に穿設される歯台部植を孔を従来より大きな所
定径に形成したものであるから、(a)ろう型を取るこ
とが可能となり、該ろう型を加工することにより、人工
歯根を顎骨に対して斜設した場合においても尚冠部の冠
着が容易となる。
軸心方向に穿設される歯台部植を孔を従来より大きな所
定径に形成したものであるから、(a)ろう型を取るこ
とが可能となり、該ろう型を加工することにより、人工
歯根を顎骨に対して斜設した場合においても尚冠部の冠
着が容易となる。
(b)歯台部槽立孔に嵌合する柱状歯台部へ直接向冠部
を冠着し得ることにより、また、ろう型を取り得ること
により、人り歯根を顎骨に合せて所定位で切除可能とな
り、種々の高さの人工歯根を?f!備する必要がなくな
って尚科インブラント手術の準備工数が削減されること
となる。
を冠着し得ることにより、また、ろう型を取り得ること
により、人り歯根を顎骨に合せて所定位で切除可能とな
り、種々の高さの人工歯根を?f!備する必要がなくな
って尚科インブラント手術の準備工数が削減されること
となる。
(C)異なる方向に埋植された複数の人工歯根であって
も、M尚の基礎とすることが可能になる。
も、M尚の基礎とすることが可能になる。
等の効果がある。
第1〜14図は本発明の実施例の人工歯根1を示し、第
1図は人工歯根1の断面図、第2〜6図は人工歯根1の
歯台部植立孔4からろう型を採って上部構造7を構築す
る方法を示した断面図(第5図は平面図)、第7図は柱
状歯台部15の正面図、第8,9図は柱状歯台部15を
使う上部構造17を示した断面図、第10図はねじ孔1
9aを穿設した柱状歯台部15を示した正面図、第11
図は柱状歯台部15を挿着した状態で埋植された人工歯
根1の断面図、第12図は人工歯根lと連結パー21と
の組付けを示した断面図、第13図は、人工歯根1、連
結パー21及び義歯20の組付けを示した断面図、第1
4図は人工歯根lの埋植方向と連結パー21との関係を
示した斜視図であ リ 、 第15〜18図は従来例の人工歯根10を示し、第15
図は従来例のアパタイト製人工歯根10を顎骨3へ埋植
した状態を示した断面図、第16図は同じく人工歯根1
0へ北部構造80を構築した状態を示した断面図、第1
7図は斜めに埋植された人工歯根10及び歯台部50を
示した断面図、第18図は埋植方向を異にした人工歯根
1oへ義歯20を取付けようとしている状態を示した断
面図である。 l・・・人工歯根、 3・・・顎骨、 4・・・歯台部植立孔、 11・・・ろう型、 15・・・柱状歯台部、 21・・・連結パー。 特 許 出 願 人 医療法人健歯会 池 1) 素 久 −υ寸−一凶 け (’J
r0第13図 第14図 第18図 頭II)1090
1図は人工歯根1の断面図、第2〜6図は人工歯根1の
歯台部植立孔4からろう型を採って上部構造7を構築す
る方法を示した断面図(第5図は平面図)、第7図は柱
状歯台部15の正面図、第8,9図は柱状歯台部15を
使う上部構造17を示した断面図、第10図はねじ孔1
9aを穿設した柱状歯台部15を示した正面図、第11
図は柱状歯台部15を挿着した状態で埋植された人工歯
根1の断面図、第12図は人工歯根lと連結パー21と
の組付けを示した断面図、第13図は、人工歯根1、連
結パー21及び義歯20の組付けを示した断面図、第1
4図は人工歯根lの埋植方向と連結パー21との関係を
示した斜視図であ リ 、 第15〜18図は従来例の人工歯根10を示し、第15
図は従来例のアパタイト製人工歯根10を顎骨3へ埋植
した状態を示した断面図、第16図は同じく人工歯根1
0へ北部構造80を構築した状態を示した断面図、第1
7図は斜めに埋植された人工歯根10及び歯台部50を
示した断面図、第18図は埋植方向を異にした人工歯根
1oへ義歯20を取付けようとしている状態を示した断
面図である。 l・・・人工歯根、 3・・・顎骨、 4・・・歯台部植立孔、 11・・・ろう型、 15・・・柱状歯台部、 21・・・連結パー。 特 許 出 願 人 医療法人健歯会 池 1) 素 久 −υ寸−一凶 け (’J
r0第13図 第14図 第18図 頭II)1090
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 少くとも顎骨と接する表面の大部分が骨性癒着材料で形
成され、軸心方向には歯台部植立孔が穿設されている人
工歯根であつて、 前記歯台部植立孔が下記要件 (a)内径が2mm以上である、 (b)側壁の厚みを1mm以上残す、 を具備して形成されていることを特徴とする人工歯根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60249768A JPS62109561A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 人工歯根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60249768A JPS62109561A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 人工歯根 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109561A true JPS62109561A (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=17197937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60249768A Pending JPS62109561A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 人工歯根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62109561A (ja) |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP60249768A patent/JPS62109561A/ja active Pending
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