JPS62109048A - ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法

Info

Publication number
JPS62109048A
JPS62109048A JP25041385A JP25041385A JPS62109048A JP S62109048 A JPS62109048 A JP S62109048A JP 25041385 A JP25041385 A JP 25041385A JP 25041385 A JP25041385 A JP 25041385A JP S62109048 A JPS62109048 A JP S62109048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
silver halide
control strip
halide photographic
photographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25041385A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
敬 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP25041385A priority Critical patent/JPS62109048A/ja
Publication of JPS62109048A publication Critical patent/JPS62109048A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/02Sensitometric processes, e.g. determining sensitivity, colour sensitivity, gradation, graininess, density; Making sensitometric wedges

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、ハロゲン化銀カラーまたは白黒写真感光材料
(以下、カラーまたは白黒感光材料と記す)を自動現象
機で処理する時に用いられるコントロールストリップと
処理トラブルを防止するための監視方法に関するもので
ある。
先行技術とその問題点 写真感光材料を自動現像機を用いて機械的に現像処理す
る場合、現像液の活性度などの現像処理条件を常に一定
の範囲内に管理する必要がある。
この現像処理条件の管理は、現像液等の処理液の化学分
析による化学的管理方法と、処理温度、処理時間等の物
理的管理方法とがあるが、これらの管理方法だけでは必
ずしも充分でない。
為、゛写真的管理方法が必要となる。
この写真的管理方法の監視用に用いられるのが、コント
ロールストリップであり、予め正確に露光された写真感
光材料片(コントロールストリップ)を自動現像機で処
理し、その処理後の黒化濃度、発色濃度、カブリの程度
、残色等の写真性能値から現像処理条件の適否を定量約
4こ同断することが出来る。
通常、コントロールストリップは感光材料メーカーが正
確に管理された露光をした感光材料片として市販され、
この時リファレンスとして、この感光材料片を標準現像
処理した処理済みコントロールストリップが添付されて
いる。
ラボ業者等が自動現像機の現像処理条件を管理する場合
は、この市販のコントロールストリップを現像処理し、
添付されているリファレンスと比較することにより現像
処理条件を管理することが出来る。
そして、従来のコントロールストリップは下記文献にあ
るように目的に対する感材一種のみで作られており、メ
ーカーが作成した予め処理した標準サンプル(レファレ
ンスという)に対してラボで処理されたストリップの写
真性の相違を算出して管理する方法である。
例工ばフジフィルムプロセッシングマニュアル プロセ
スC:P−21(1985年6月発刊、富士フィルム補
装)、フジフィルムプロセッシングマニュアル プロセ
スCN−16(1981年12月発刊、富士フィルム株
製)、フジフィルムプロセッシングマニュアルプロセス
CR−56(1983年3月発刊、富士フィルム株製)
フジフィルムプロセッシングマニュアル プロセスGP
−26(1980年11月発刊、富士フィルム■製);
ユージング プロセス(Using Process)
 C−41(1982年9月発刊、イーストマン コ 
ダ ッ り(EastIllan Kodak)製、コ
ダック パブリケーシa 7  ナンバー(Kodak
 Pab!1cation)ナンバー(No)Z−12
1サード エディジョン(Third Edition
) ) ;ユージング プロセス(Using Pro
cess) E −6(1983年1月発FIJ、イー
ストマンコダック(Eastman Kodak)製、
コダック パブリケーション (KodakPabli
cation)ナンバー(NO)Z−119、サード 
エディジョン(Third Edition) )  
;ユージング コダック エクタプリント2ケミカルズ
(Using Kodak Ektaprint2 C
hemicalg)(1982年10月発刊、イースト
マン  コダック(Eastman Kodak)製、
コダック バプリケーシ、 ン(Kodak Pabl
ication)ナンバー(No)Z−122サード 
エディシ、 7 (ThirdEdition) ) 
;ユージング コダンク エフタフロム R−3アンド
R−3000ケミカルズ(Using Kodak  
EktachromeR−3and  R−3000C
hemicals) (1985年発刊、イーストマン
 コダック(East+an Kodak)製、コダッ
ク パブリケーショ7  (Kodak Pablic
ation)ナンバー (No) Z −129)など
がある。
しかし、従来のコントロールストリップを用いた場合に
は、ラボで処理したコントロールストリップがレファレ
ンスとズした場合には、そのズした原因をつかむことが
できず、例えば、処理温度を上下したり、窒素発泡量を
加減したり、処理液のpHを上下させたり、補充量を加
減したりして見掛上の写真性を合わせることになる。 
このズレと見掛上の写真性合わせをくり返していると、
いつのまにか本来の処理液組成と全く異なった処理液に
なる事もある。 これは従来のコントロールストリップ
管理では不十分であることを意味している。
II  発明の目的 本発明の目的は、簡単にしかも精度良く写真的管理を行
うことができるハロゲン化銀写真感光材料処理用コント
ロールストリップとそれを用いた処理監視方法を提供す
ることにある。
■ 発明の開示 このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、第1の発明は、ハロゲン化銀写真感光層を面
積にして少くともl [rd以上有し、かつ濃度段差が
0.02〜2.0となるように予めパッチ露光した2種
類以上の処理依存性あ異なる感光材料を接合したことを
特徴とするハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロー
ルストリップである。
また、第2の発明は、ハロゲン化銀写真感光層を面積に
して少くとも1〔ゴ以上有し、かつ濃度段差が0.02
〜2.0となるように予めパッチ露光した2種類以上の
処理依存性の異なる感光材料を用いたコントロールスト
リップを用い、標準処理と、生起しうるトラブルを生じ
させた処理とによる各感光材料の写真性を予め求め、こ
れと現実の処理による各感光材料の写真性との比較から
トラブルを予測することを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料料理監視方法である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロール
ストリップは、ハロゲン化銀写真感光材料を面積にして
少くとも1m以上、好ましくは1.5〜3【ゴ有し、か
つ濃度段差が0.02〜2.0、好ましくは、0.1〜
0.7となるように予めパッチ露光した2種類以上の処
理依存性の異なる感光材料を用いてい”る。
この場合、ハロゲン化銀写真感光材料の面積を少なくと
もl【ゴ以上とするのは、面積が小さい時は現像効果に
より縁部分に濃度差が生じる場合があり、濃度精度が下
がり濃度の測定がしニ<<、面積が大きい時はコントロ
ールストリップ処理サンプルの無駄が多く経済的損失が
大きいからである。
また、濃度段差とはコントロールストリップの濃度測定
用パッチ間の濃度差を意味し1通常は3〜20段のパッ
チが用いられている。 そして濃度段差を0.02〜2
.0とするのは0.02未満では濃度測定精度が出ない
こととパッチの数が多くなりすぎることから実用的でな
くなり、2.0をこえるとパッチの数が2〜3個しかな
くコントロールストリップとして使えないからである。
ここでパッチとは、コントロールストリップ上に予め露
光する部分のことをいい、現像処理したあとではこの部
分が白から黒へと順次発色する為、視覚的にリファレン
スと比較したり、光学濃度計で濃度測定したりして、写
真的に現像処理を管理するのに用いられる。 現像処理
すべき感光材料の種類により、その現像処理の方法が異
るため、数多くの種類のコントロールストリップが重版
されており、その外形、パッチの形状、配置は様々であ
る。
なお、このパッチが無限にある例として連続喫による露
光のパッチも原理的にありうる。
さらに、処理依存性の異なる感光材料とは、処理液組成
成分や処理条件により感光材料間でハイライト感度、中
間調感度、シャドー感度。
ハイライト階調、中間調階調、シャドー階調、カブリ、
残色性、脱銀性、復色性などの写真性が異なる動きを示
す感材の組合せを意味する。
例えばA感材は処理液組成のKBrが少ないとカブリが
大きいがB感材はカブらないとかA感材は処理液処理温
度が高くてもカブらないがB感材はカブリ易いような組
合せを意味する。
本発明では、このような感光材料を2種類以上用いてい
る。 具体例として2種以上の感光材料を接合して用い
てよい。
この場合、接合するとは、一般に専用接合テープ(例え
ば、活水化学社製接合テープ#900)等で接若したり
ステンレス製ポチックス止め(例えばマックス針No、
10)で止めたりすればよい。
また2種以上としては、通常は2〜3とする。
そして、感光材料としては、いわゆる一般ラボや、その
他プロラボ、ミニラボ等のユーザーにて処理対象とされ
るおよそすべてのものが包含され、一般用白黒ネガおよ
び印画紙、一般用力ラーネガおよび印画紙、さらにはX
レイ感光材料、マイクロフィルム、リスフィルム等の製
版用感光材料等のいずれであってもよい。
従って、用いる支持体、層構成等はこれらの任、姪のも
のが可能である。
処理依存性が異なる感材を作る方法として以下のような
ものがある。
1)ハロゲン化銀乳剤粒子サイズを変化させる。
2)ハロゲン化銀乳剤粒子中に含有される法度、臭素な
どのハロゲンのモル比を変化させる。
3)ハロゲン化銀乳剤粒子の作り方において、例えば硫
黄増感、金増感、アンモニア増感、還元増感などと増感
法を変化させる。
4)ハロゲン化銀乳剤粒子を作る時に入れる各種添加剤
、例えばロダン塩、各種増感色素、各種カブリ抑制剤、
後熟停止剤、各種金属(ロジウム、イツトリウム、パラ
ジウム、カドミウム)などの種類や量を変化させる。
5)バインダーや乳剤に加える各種添加剤、例えば増粘
剤、界面活性剤(ポリエチレンオキサイド、カチオン界
面活性剤)、合成バインダー(ポリビニルアルコール、
ポリビニルカルバゾール その他にカラー感材であれば、以下の方法も挙げられる
6)カプラ一種、カプラー構造差などを利用する。
7)カプラーを溶かすオイル種などを変える。
8)カラーの層構成差、中間層のアルキルハイドロキノ
ンなどのような化合物の有無や種類、構造差を利用する
これらの方法は単独でも組合わせ用いてもよい。
その他、写真性に影響を与えるあらゆる物質をハロゲン
化銀乳剤作成時または作成後、後熟中、後熟前、塗布前
、塗布中に加えてもよい。
以上のようにして作製した処理依存性の異なる感光材料
を2種類以上接合したコントロールストリップを用いて
いるため、後に詳述するように、レファレンスとのズレ
の原因を予測することができ、ラボ管理等が容易となる
未発明における処理には、公知の方法のいずれをも用い
ることができるし、処理液には公知のものを用いること
ができる. また、処理温度は通常、18℃から50℃
の間に選ばれるが、18°Cより低い温度または50℃
をこえる温度としてもよい. 目的に応じ、銀画像を形
成する現像処理(黒白現像処理)、あるいは、色素像を
形成すべき現像処理から成るカラー現像処理のいずれを
も適用することが出来る。
本発明に用いられる黒白現像処理は公知の所定の工程に
従えばよく、黒白現像液としては、「写真工業別冊最新
写真処方便覧J  (1983年7月笹井 明著 写真
工業出版社刊)8〜55頁に記載のものなどが挙げられ
る。
また、本発明に用いられるカラー現像処理はカラー現像
処理後脱銀処理,水洗処理、安定浴処理をして乾燥する
ものか、場合によってはカラー現像の前に白黒現像し、
次に反転露光またはカブラセ処理後カラー現像以下を行
う工程をさす. 脱銀処理とは発色像を見えるように現
像銀や、未現像銀を除去する工程をさし漂白処理と定着
処理または漂白定着処理を示す。
本発明に用いるカラー現像液は,一般に発色現像主薬を
含むアルカリ性水溶液から成る。
発色現像主薬は公知の一級芳香族アミン現像剤、例えば
フェニレンジアミン類(例工ば4−アミノ−N,N−ジ
エチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N,N−ジ
エチルアニリン、4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒ
ドロキシエチル7ニリン、3−メチル−4−アミノ−N
−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メ
チル−4−アミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホ
アミドエチルアニリン、4−アミノ−3−メチル−N−
エチル−N−β−メトキシエエチアこりンなど)を用い
ることができる。
この他エル エフ ニー メインン(L、F、A。
Mason)著フォトグラフィック プロセシングケミ
ストリー(Photographic Process
IngChemistrY)  (7*−カル ブIy
 ス(FocalPress)刊、1966年) の2
26〜229頁、米国特許第2,193,015号、同
第2.592.364号、特開昭48−64933号な
どに記載のものを用いてよい。
カラー現像液はそのほかpH緩衝剤、現像抑制剤ないし
カブリ防止剤などを含むことができる。 また必要に応
じて、硬水軟化剤、保恒剤、有機溶剤、現像促進剤1色
素形成力プラー、競争カプラー、かぶらせ剤、補助現像
薬、粘性付与剤、ポリカルボン酸系キレート剤、酸化防
止剤、アルカリ剤、溶解助剤、界面活性剤、消泡剤など
を含んでもよい。
これら添加剤の具体例はリサーチ・ディスクロージャー
誌(RD−17643)の他、米国特許第4,083,
723号、西独公開(○LS)2.622.950号な
どに記載されている。
本発明に用いる漂白定着液には、酸化剤としてポリカル
ボン酸(具体的には、前述のポリカルボン酸が用いられ
、中でもエチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリ
アミンペンタ酢酸、プロピレンジアミンテトラ酢酸、ニ
トリロトリ酢酸、シクロヘキサンシアミンチI・う酢酸
などのポリアミン酢酸が特に好ましい)の第2鉄塩など
が用いられる。
また、定着剤としては、一般に用いられているものを用
いることができる。 具体的には、チオ硫酸塩、チオシ
アン酸塩、沃化カリウム。
チオ尿素などが用いられる。
漂白定着液には、米国特許第3 、042 、520号
、同第3,241,966号、特公昭45−8506号
、特公昭45−8836号などに記載の漂白促進剤、特
開昭53−65732号に記載のチオール化合物の他、
種々の添加剤を加えることもできる。
本発明に用いる安定浴にはカラー写真処方集笹井明著(
写真工芸出版社)記載の各種安定液を用いることができ
る。
本発明に用いられる感光材料は、特開昭51−8463
6号、特開昭52−119934号、特開昭53−46
732号、特開昭54−9626号、特開昭54−19
741号、特開昭54−37731号、特開昭56−1
048号、同56−1049号、同56−27142号
に記載された方法で補充または維持管理されている現像
液で処理されてもよい。
このような処理工程において、本発明のコントロールス
トリップを用いて処理トラブルの監視を行うには以下の
ようにする。
まず、コントロールストリップにつき標準処理を施す。
他方、他のコントロールストリップにつき、標準処理に
対し予測されるトラブルを生じさせた処理を施す。
この場合、トラブルとしては、白黒感材では、現像液温
不適、処理時間(処理スピード)不適、補充液量不適、
調液不適(スターター添加不適、混入調液による不適)
等がある。
またカラー感材では、現像液温不通、処理時間(処理ス
ピード)不適、補充液量不適、調液不適(スターター添
加不適、混入調液による不適)、稼動時間当りの処理量
不適(温調駆動を1日ちり10時間も行っているが感材
の処理が30分位しかなくタンク液が交換されない)等
がある。
そして、例えば現像液温不適等であったら高   □い
場合、低い場合を想定するなど、予測される複数のトラ
ブルに対し、複数のコントロールストリップにその処理
を施すことになる。
そして、これら標準処理とトラブル処理との写真性の相
違を求める。
このためには、両者のストリップをリファランス試料と
してラボ等のユーザーに提示してもよい。
あるいはより好ましくは、両者のストリップの写真性を
写真特性ないし写真特性値としてラボ等に提示する。
この場合、写真特性ないし写真特性値としては、ハイラ
イト感度、中間調感度、シャドー感度、ハイライト階調
、中間調階調、シャドー階調、カブリ、残色性、脱銀性
、復色性等が挙げられ、特にカラー感材の場合には、3
色について求めることが好ましい。
このような標準処理とトラブル処理(通常複数)による
2種以上の感光材料の写真性および ゛それらの相違に
もとづき、ラボ等では、トラブルの予測をすることがで
きる。
すなわち、実際のトラブルを監視すべき処理系にて、コ
ントロールストリップを処理する。
このコントロールストリップと前記のりファランス試料
との写真性を目視あるいは実測により比較してトラブル
原因を推定して対処することもできる。
あるいはより好ましくは、リファランスの各写真特性値
と、現実の処理後の実測値とを比較してトラブル原因を
予測してもよい。
このようにすることにより、後記実施例でより詳述する
ように、きわめて良好なトラブル原因の予atlIと対
応とを行うことができる。
■ 発明の具体的作用効果 本発明によれば、ハロゲン化銀写真感光材料を面積にし
て少くともtot以上有し、かつ濃度段差が0.1〜0
.7となるように予めパッチ露光した2種類以上の処理
依存性の異なる感光材料を接合しているため、簡単にし
かも精度良く写真的管理を行うことができるノ\ロゲン
化銀写真感光材料処理用コントロールストリップが得ら
れる。
この場合、2種以上゛の感光材料にて、予測されるトラ
ブルを生じさせた好ましくは複数の処理と標準処理との
写真性の相違をもとにしてトラブルの予測ができるので
、モニター精度はきわめて高く、適切な対処を行うこと
ができる。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明の効果をさ
らに詳細に説明する。
実施例 処理依存性の異なる2種類の感光材料として以下のよう
にしてカラーペーパーCP−A、CP−Bを作製した。
P−A 樹脂塗膜のついた紙支持体上に黄色カプラー乳化分散物
を含んだ塩臭化銀乳剤(塩化tji30モル%)、マゼ
ンタカプラー乳化分散物を含んだ塩臭化銀乳剤(塩化銀
60モル%)、シアンカプラー乳化分散物を含んだ塩臭
化銀乳剤(塩化、160モル%)および紫外線吸収剤を
含んだゼラチン層を塗布してカラーペーパーを作製した
。 このカラーペーパーに用いた各カプラー乳化物はそ
れぞれのカプラーをジブチルフタレートとトリクレジル
フォスフェート混合物に溶解し、ソルビタンモクラウレ
ート、ロート油オヨびドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダを分散乳化剤として、ゼラチン溶液中にO/ W型に
分散させたものである。
カプラーとしては1−(2′、  ’、6′−トリクロ
ロフェニル)−3−(3” −(2”’ 。
4″′−ジ−t−アミルフェノキシアセタミド)ベンズ
アミド〕−5−ピラゾロン、2−(2゜4−ジ−t−ア
ミルフェノキシアセタミド)−4,6−ジクロロ−5−
メチルフェノール、α−(2−メチルベンゾイル)−ア
セト−(2′−クロロ−5′−ヒドロキシカルボニル)
アニライドの3種類を使用した。 また紫外線吸収剤と
しては特公昭45−9586号公報に記載のものを使用
した。 さらに、乳剤中には2゜4−ジクロロ−6−ヒ
ドロキシ−1,3,5−トリアジンナトリウム塩を添加
した。
 P−B CP−Aにおいて以下に挙げる点を変更する以外は同様
にしてCP−Bを作製した。
1)黄色カプラーを含んだ塩臭化銀乳剤(塩化銀30モ
ル)の代りに、塩化銀27モル、沃化銀を0.1モル含
有した乳剤でCP−Aよりも粒子径が0.2終位小さい
乳剤を用いた。
2)マゼンタカプラーを含んだ塩臭化銀乳剤(塩化銀6
0モル)の代りに塩化銀54モルの塩臭化銀乳剤を用い
た。
3)シアンカプラーを含んだ塩臭化銀乳剤(塩化銀60
モル)の代りに塩化銀57モルの塩臭化銀乳剤を用いた
4)カプラーとしてはα−(2,4−ジオキソ−5,5
′−ジメチルオキサゾリジニル)−α−ピバロイル−2
−クロロ−5−((α−(2,4−ジ−t−アミルフェ
ノキシ)ブチルアミド))アセトアニリド、1−(2,
4,6−) !J クロロフェニル)3− [(2−1
0ロー3−テトラデカンアミド)アニリノ)−2−ヒラ
ゾロン−5−オンおよび2−((α−(2゜4−ジ−t
−アミルフェノキシ)−ブタンアミド))−4,6−ジ
クロロ−5−メチルフェノールをそれぞれ使用した。
これらのカラーペーパーCP−A、CP−Bをセンシト
メトリー露光後、まず下記の標準処理を施した。
処理工程(33°C) カラー現像−漂白定着−水洗(流水12文/m′;5段
カスケード) 3.5分 1.5分 3分 カラー現像液 ベンジルアルコ・−ル      10m文ジエチレン
グリコール      3m!L炭酸カリウム    
     25g塩化ナトリウム         O
,1g臭化ナトリウム         0.4g無水
亜硫酸ナトリウム      2gヒドロキシノVアミ
ン        2gN−エチル−N−β−メタンス
ル ホンアミドエチル−3−メチル− 4−アミンアニリン硫酸塩 (D−1)            4g水を加えて1
文とし水酸化ナトリウムを用いてpH10,0に調整し
た。
漂白定着液 チオ硫酸アンモニウム    124.5gメタ重亜硫
酸ナトリウム    13.3g無水亜硫酸ナトリウム
      2.7gEDTA第2鉄アンモニウム塩 
65g上記処方をもつ発色現像液100ccを添加し、
水を加えて1見にした。
安定化処理液 EDTA2Na・2H205g 水を加えて1文にした。
この標準処理を施したカラーペーパーCP−A、CP−
Bをレファレンスとした。
次に、標準処理において以下の点をかえたイ)〜チ)の
変更処理をそれぞれカラーペーパーCP−A、CP−H
に施した。
変JL!L理 イ)カラー現像液温度を2℃高くした処理。
口)カラー現像液温度を2℃低くした処理。
ハ)カラー現像液の臭化ナトリウムを0.3g、かつベ
ンジルアルコールを12mfL、D−1を4.9g、 
 ヒドロキシルアミンを2.5、g、無水亜硫酸ナトリ
ウムを2.5gとした処理(補充オーバーの時に相当)
二)漂白定着液がカラー現像液中に0.3m見/見混入
した状態のカラー現像処理。
ホ)カラー現像液中の臭化ナトリウムを0.53g、か
つベンジルアルコールを9mu、D−1を3.1g、ヒ
ドロキシルアミンを1.4g、無水亜硫酸ナトリウムを
1.3gとした処理(補充アンダーの時に相当)。
へ)カラー現像液中の臭化ナトリウムを0.42g、か
つベンジルアルコールを9.6ml、D−1を3.2g
、ヒドロキシルアミンを1.2g、無水亜硫酸ナトリウ
ムを0.9gとした処理(処理量が少なく自動現像処理
機中での液の滞留時間が長いか未処理での温調、駆動時
間が長い時に相当)。
ト)カラー現像液中の臭化ナトリウムを0.8g、塩化
ナトリウムを0.2gとした処理(スターターの入れす
ぎに相当)。
チ)カラー現像液中の臭化ナトリウムをOg、flX化
ナトリウムをOgとした処理(スターター入れ忘れに相
当)。
これらの条件で処理したカラーペーパーCP−A、CP
−Hの写真特性値を求め、標準処理を施した場合に対す
るズレをそれぞれのカラーペーパーについて調べた。
この結果を表1に示す。
次に、成る市場ラボで表記2種のカラーペーパーを接合
テープ(積木化学社製接合テープ#900)を用いて接
着した(パッチ面積;1.5【ゴ、段差、 0 、6)
。 コントロールストリップを通して、カブリ、感度1
階調を調べ、カラーペーパーCP−A、CP−Bでの標
亭処理に対する写真性のズレを求めたところ、以下のよ
うになった。
CP−A     CP−B カブリ B    −0,01+O G    +0       +O R−0、02−0、01 感  度  B      −0,03−0,01G 
   −0,04−0,02 R−0、04−0、06 階  調  B       −0,02−0,02G
    −0、01−0、OI R−0,03−0,03 この結果からCP−AとCP−Bのカブリが負のトラブ
ル内容は、処理条件ホ)、へ)、ト)のいずれかと予想
される。 そこでCP−AとCP−Bとでカブリの色濃
度(B、G、R)の関係から似ている部分を捜し出すと
処理条件ホ)の補充アンダーに起因するものと考えられ
る。
さらにCP−AとCP−Bの感度が負になるトラブル内
容を比較すると口)、ホ)、へ)、ト)が選ばれる。 
CP−AとCP−Bとの感度の色濃度(B、G、R)の
関係から似ている部分を捜し出すとやはり処理条件ホ)
の補充アンダーに起因すると予想される。
同様なことを階調について調べ石と、やはり補充アンダ
ーと予想され、このラボでは補充アンダーが起きている
ことが予想される。 これに対する対策として補充量を
再チェックし正式の補充量にしたところ正式の写真性が
得られた。
この様に、表1のデータに基づいて、成るラボの写真性
トラブルの原因を推定することができ、正規の処理に変
換することが可能といえる。
従って、本発明の効果は明らかである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀写真感光層を面積にして少くとも1
    cm^2以上有し、かつ濃度段差が0.02〜2.0と
    なるように予めパッチ露光した2種類以上の処理依存性
    の異なる感光材料を接合したことを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料処理用コントロールストリップ。
  2. (2)ハロゲン化銀写真感光層を面積にして少くとも1
    cm^2以上有し、かつ濃度段差が0.02〜2.0と
    なるように予めパッチ露光した2種類以上の処理依存性
    の異なる感光材料を用いたコントロールストリップを用
    い、標準処理と、生起しうるトラブルを生じさせた処理
    とによる各感光材料の写真性を予め求め、これと現実の
    処理による各感光材料の写真性との比較からトラブルを
    予測することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料処
    理監視方法。
JP25041385A 1985-11-08 1985-11-08 ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法 Pending JPS62109048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25041385A JPS62109048A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25041385A JPS62109048A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62109048A true JPS62109048A (ja) 1987-05-20

Family

ID=17207519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25041385A Pending JPS62109048A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62109048A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62109048A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料処理用コントロ−ルストリツプおよび処理監視方法
JPH0150898B2 (ja)
EP0104351B1 (en) Gelatin silver halide photographic elements for tanning development
JPH06236006A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
GB541266A (en) Improvements in methods of producing colour photographs employing colour correction
JP2686772B2 (ja) カラープルーフの作成方法
JP2002023322A (ja) 画像形成方法
JPH0314164B2 (ja)
JPS5895342A (ja) 写真感光材料の処理方法
JPH0673012B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
US6399288B2 (en) Rapid processing of high contrast aerial color negative film
JPH0644141B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
US5578430A (en) Method of processing photographic silver halide materials without replenishment
JP3421824B2 (ja) ハロゲン化銀カラー感光材料
US5578429A (en) Method of processing photographic silver halide materials
JP2929306B2 (ja) カラー写真感光材料及びカラー画像形成方法
US6127104A (en) Reversal photographic film for displays
JP2715007B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JP2686804B2 (ja) ハロゲン化銀写真用カブリ抑制剤
JPS61259247A (ja) 写真感光材料用現像液の性能チエツク方法及び現像液の補充液の補充量制御方法
JP2003186134A (ja) 可溶化されたカブリ防止剤を含むハロゲン化銀写真材料
JPH06236005A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH02105146A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH08304978A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の発色現像処理方法
JPH0343607B2 (ja)