JPS62109004A - プラスチツク光フアイバ、その製法及び樹脂 - Google Patents

プラスチツク光フアイバ、その製法及び樹脂

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JPS62109004A
JPS62109004A JP60248734A JP24873485A JPS62109004A JP S62109004 A JPS62109004 A JP S62109004A JP 60248734 A JP60248734 A JP 60248734A JP 24873485 A JP24873485 A JP 24873485A JP S62109004 A JPS62109004 A JP S62109004A
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polymer
core
metal
optical fiber
refractive index
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English (en)
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Kuniyuki Eguchi
州志 江口
Noriaki Takeya
竹谷 則明
Seikichi Tanno
丹野 清吉
Yoshiaki Okabe
義昭 岡部
Hiroshi Terao
寺尾 弘
Hideki Asano
秀樹 浅野
Motoyo Wajima
和嶋 元世
Tomiya Abe
富也 阿部
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F8/00Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof
    • D01F8/04Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers
    • D01F8/10Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers with at least one other macromolecular compound obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds as constituent
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02033Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material

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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野] 本発明は、町視元域〜近赤外光域にわtつて低損失であ
り、しかも耐熱性に優れたプラスチック光ファイバ、そ
の製造方法、及びその材料となる新規な、高屈折率と低
い色収差とを有する透明樹脂に関する。
〔発明の背景〕
近年、プラスチック光ファイバはガラス光ファイバと比
べて大口径で、しかも可と9性を有するという利点から
、自動車用又はビル内の光情報伝送用ファイバとして着
目されている。これまでプラスチック光ファイバの芯材
としてはポリスチレンやポリメチルメタクリレート等の
アクリル樹脂に代表される透明性VC優れた合成高分子
材料の適用が図られているが、ガラス製ファイバと比べ
内部を伝達する光の減衰が大きいという欠点があつ九。
そこで、プラスチック光ファイバの光損失を低減化する
九めの試みが種々性われている。
高分子論文集、第42巻第4号第265〜271頁(1
985)によれば、プラスチック光ファイバの可視光域
〜近赤外光域における光伝送損失の主要因は、炭素−水
素結合間の赤外振動吸収の高調波に起因する吸収損失と
密度ゆらぎあるいは濃度ゆらぎに起因するレイリー散乱
損失である。この中で、前者の吸収損失を小さくするた
めは、重水素化した高分子材料を芯トしたプラスチック
光ファイ・(が既に提案されている(特開昭54−65
536号ン。
更は、炭素−水素の振動吸収を小さくすると共にレイリ
ー散乱も小さくする穴めに高分子材料中に炭素−フッ素
結合を導入する提案もなされている(4I開昭57−1
90902号)。しかし、これらの提案によるプラスチ
ック光ファイバの:r5に炭素−水素結合の代りに炭素
−重水素、炭素−フッ素結合を導入しているものであっ
て、いわゆるポリメタクリル酸エステル重合体であるた
めは、耐熱性とじてに70〜80℃が限度である。ま九
、フルオロアルキルメタクリレート、フルオロアルキル
アクリレートは熱−変形温度(Tg)が75℃以下であ
る几め、更に耐熱性が劣る。更は、重水素化メタクリル
酸メチル重合体は吸水しやすいため、光損失が大きくな
ることも知られている。このようは、これらのプラスチ
ック光ファイバに初期の特性が環境の変動によって劣化
しやすい欠点があった。
一方、プラスチックの高屈折率化を行うためは、プラス
チック中に重金属を導入する方法はその有効な方法の1
つである。含金属プラスチックレンズ材料に関する技術
として特開昭56−147101号、同57−5705
号、同57−28115号、同57−2811/i号各
公報等がある。しかし、金属を共有結合し九単量体、又
は二重結合を含むカルボン酸の金属塩は一般にスチレン
又はスチレン酵導体に対する溶解性が悪い。また、これ
らのカルボン酸の金属塩の1種類だけを用いてクロロス
チレンのような反応性単量体と共重合しても樹脂の透明
性が悪く、プラスチックレンズ材料としてrXlだ問題
がある。また、樹脂の透明性を高度に維持しようとすn
ば、樹脂中に含まれる金属の童を極端に少ないものとし
なけnばならない友め、プラスチックの筒屈折率化が十
分にできない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、可視光域〜近赤外光域にわたって低損
失であり、しかも耐熱性に優れた芯−さや構造を有する
プラスチック光ファイバ、その製造方法、及びその材料
となる透明性及び耐熱性か優nた低分11zfa3屈折
率樹脂を提供することにある。
〔発明の概要] 本発明を概説すれは、本発明の第1の発明にプラスチッ
ク光ファイバに関する発明でろって、合成高分子材料か
ら成る芯とさやを有する光ファイバにおいて、該芯は、
金属とハロゲンとを含有する無定形の光学的に透明な重
合体で形成さnており、該さやa1屈折率が該芯の屈折
率よりも少なくともcL5%低い重@体で形成されてい
ることを特徴とする。
また本発明の第2の発明にプラスチック光ファイバの製
造方法に関する発明であって、金属とハロゲンとを含有
する無定形の光学的に透明な重合体なる芯材料と、屈折
率が該芯材料の屈折率よりも少なくとも13%低い重合
体なるさや材料とを、コアークラッド紡糸口金に供給し
、複合溶融紡糸することを特徴とする。
更は、本発明の第3の発明はプラスチック光ファイバの
他の製造方法に関する発明でおって、少なくとも金属と
ハロゲンとt含有するモノマーを包含する芯形成材料を
、一定の径を有するチューブ又は管内で硬化させ、必要
に応じ後硬化を行ってファイバ状の半硬化又は完全硬化
重合体とし、これを芯材として該芯材は、屈折率が該;
6材の屈折率よシも少なくともα3%低い1合体を被覆
してさやを形成させることを特徴とする。
そして、本発明の第4の発明は低分散高屈折率樹脂に関
する発明であって、下記一般式l:(式中Mは金属、R
t  rC水素又はメチル基、R2は臭素及び/又に塩
素を含有する基、nに金属MO酸化数を示す)で六され
る繰返し単位を含有する共重合体でめbことを特徴とす
る。
本発明者等は、光ファイバに使用する樹脂について、前
記の吸収損失及びレイリー散乱損失の低減、他方、金属
を含有する樹脂の結晶化の防止の観点から鋭意検討し次
結果、金属とハロゲンを含有する無定形の光学的に透明
な重合体が有用であることを見出した。そのような樹脂
の中でも、特は、少なくとも下記一般式[I:RC!0
0e−−−M”−−−(0OOR’、+n−1−[11
1(式中Rは高分子主鎖を形成する基、R′はハロゲン
、特にフッ素及び/又は塩素を含有する基、Mは金属、
nは金属Mの酸化数を示す〕で表される残基を含有する
樹脂が有用である。
本発明において、光ファイバの芯となるべき透明樹脂は
、少なくとも前記式■で表さnる残基を有する組成物を
、アルキルメタクリレート、アルキルアクリレート、フ
ルオロアルキルメタクリレート、フルオロアルキルアク
リレート等と共重合させることによって得ることができ
る。
ここで前記式nで戎されろ残基2ii−有する組成物の
配合itは、目的とする樹脂の光学特注と耐熱性(Tg
 )によって決るが、IIL1〜50重量係が適当であ
る。共重合比が、0.1重′Ik%未満では樹脂のTg
  がほとんど上がらず、耐熱性に効果がなく、他方、
50重量係を超えると樹脂かもろくなシ、ファイバとし
ての強度が保持できなくなる九め好ましくない。
本発明において、前記式■中のRで表される基を含有す
る有機カルボン酸とじては、エチレン性モノ又にジカル
ボン酸単量体が使わnるが、例えばアクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸モノアルキルエステル塩、イタコン
酸、クロトン酸、マレイン酸、マレイン酸モノアルキル
エステル塩、7マル酸、グルタコン酸、シトラコン酸等
が挙げられる。この中でも特は、メタクリル酸、アクリ
ル酸、イタコン酸モノアルキルニスfk塩及(jマレイ
ン酸モノアルキルエステル塩が、透明性及び耐熱性の点
で有効である。
本発明において、上記式■中のR′で表される基を含有
するフッ素及び/又は塩素を有するカルボン酸としては
、例えば、飽和又は不飽和の脂肪族カルボン酸、ベンゼ
°ン環を含む飽和又は不飽和のカルボン酸等が用いらn
るが、樹脂の吸収損失を小さくする目的から、飽和又は
不飽和の脂肪族カルボン酸が有用である。飽和の脂肪族
カルボン酸の例としては、ジフルオロ酢酸、トリフルオ
ロ酢酸、トリクロロ酢酸、クロロジフルオロ酢酸、無水
トリフルオロ酢酸、無水ペンタフルオロプロピオン酸、
ヘプタフルオロ酪酸、ペンタフルオロプロピオン酸、ハ
ーフルオ〒デカン酸、パーフルオロオクタン酸、パーフ
ルオロへブタン酸、バーフルオロノナン酸、11H−ア
イコサフルオロタンデカン酸、3−トリフルオロメチル
−3−ヒドロキ7酪酸等がある。
不飽和の脂肪族カルボン酸の例としてaβ−トリフルオ
ロメチルクロトン酸等がある。こnらのものは単独又は
2a1以上のものを組合わせて使用できるが、フッ素を
含まない飽和又は不飽和の脂肪族カルボン酸と併用する
ことももちろん可能である。
本発明において、プラスチック光ファイバは、前記式■
で表される化合物中の炭素−フッ素結合及び/又は炭素
−塩素結合と、共1合用のビニルモノマーであるフルオ
ロアルキルメタクリレート又はフルオロアルキルアクリ
レートにおける炭素−フッ素結合との両者の割合が、モ
ノマー単位当シに含有する炭素−水素結合の置換度とし
て換算し次場合、少なくとも10%の水素原子がフッ素
及び/又は塩素原子に置換されていることが好ましい。
水素原子が90%以上残存している場合には、吸収損失
の低減にはさほど効果を示さない。
本発明でプラスチック中に含まれる金属としては金属イ
オンとして可視光域から近赤外光域において光吸収の小
さいものであればよく、その例としてはPb%Ba、 
 8r、 Zn%Sn、 8b。
Mg%Hg、 Oa%La、 Ti、 Zr、 Ta%
Th。
Blb、 Tt、 Go、 Co、Cd  等がめる。
これらの中で特に有用なのは、Pb%Ba、8r%Zn
Mg、 Ca、 La、 Cd、 Hg  であるが、
樹脂の屈折率によって適当な金属を選ぶことができる。
また、これらの金属は1種若しくは2種以上が併用され
て含まれていても良い。
これら金属の他に光吸収の小名い金属としてアルカリ金
14類も使用することができるが、その場合には樹脂の
吸水率が大きくなる欠点がある。
本発明において、前記式■で表される残基を有する組成
物と共重合するとニルモノマーの例としてはメチルメタ
クリレート、エテルメタクリレート、n−プロピルメタ
クリレート、n−プテルメタクリレート、t−ブチルメ
タクリレート、ラウリルメタクリレート、ノニルメタク
リレート、メチルナ夛リレート、ブチルアクリレート、
2−エチルへキシルアクリレートe−bs挙げらnるが
、樹脂の炭素−水素鮎せの振動吸収低下の効果を大きく
すると共は、高分子重合体の屈折率を低下させ、レイリ
ー散乱の減少の効果も大きくするためには、少なくとも
フルオロアルキルメタクリレートモノマー、フルオロア
ルキルアクリレート七ツマ−を用いるのが好ましい。フ
ルオロアルキルメタクリレートモノマーとしてハ、トリ
フルオロエチルメタクリレ−)、 2.2,3.3−テ
トラフルオロプロピルメタクリレート、2.2.&へ3
−ペンタフルオロプロピルメタクリレート、2−トリフ
ルオロメチル−A&3−)リフルオロプロピルメタクリ
レート、2−トリフルオロメチル−2,A3,3−テト
ラフルオロプロピルメタクリレ−)、2.2.A4゜4
.4−へキサフルオロブチルメタクリレート、2、2.
 A へ4.4,4−へブタフルオロブチルメタクリレ
ート、1−メチル−2,2,へ4.4.4−ヘキサフル
オロブチルメタクリレ−)、1,1,2.2−テトラヒ
ドロパーフルオロデシルメタクリレート、1、1.2.
2−テトラヒドロ−9−トリフルオロメチルパーフルオ
ロデシルメタクリレート、1.1−ジヒドロパーフルオ
ロブチルメタクリレート、1.1−ジメチル−2,2,
!、、 s−テトラフルオロプロピルメタクリレート、
1.1−ジメチル−2,2゜& & 4.4.5.5−
オクタフルオロペンチルメタクリレート、1.1−ジメ
チル−Z 2. l 4.4. a−ヘキサフルオロブ
チルメタクリレート等が挙げられる。フルオロアルキル
アクリレートモノマーとしてi、)lJフルオロエチル
アクリレート、λ2. & ヘ5− ヘキサフルオロブ
チルアクリレート、1−メチル−2,2,43−テトラ
フルオロプロピルアクリレート、1.1−ジメチル−2
,2゜43−テトラフルオロプロピルアクリレート、2
、2. & 4.4.4−ヘキサフルオロブチルアクリ
レート、2.2. l l 4. a、 a−へブタフ
ルオロブチルアクリレート、1−メチル−2,2,ム4
.4.4−ヘキサフルオロブチルアクリレ−)、1.1
−ジメチル−2,2,l 4. a、 a−へキサフル
オロブチルア/Uレート等がある。上記フルオロアルキ
ルメタクリレート、フルオロアルキルアクリレートは、
1種若しくは2種以上を併用しても艮い。
金属とフッ素とを含む透明樹脂は、例えば以下のように
して製造することができる。
アルコール類又はケトン類等の溶媒に有機カルボン酸及
び金属化合物(上記した金属の酸化物、水酸化物、塩化
物、硝酸塩、酢酸塩、炭酸塩等)を所定の割合で混合し
、室温又は加温下でかくはんして反応を行わせる。この
溶液を濾過後、清澄な均一液体を得る。この場合、有機
カルボン酸及び金属化合物の配合量はそれぞれの種類に
よって異なるが、金属の反応量に樹脂の耐熱性を考慮し
て全有機カルボン酸に対して、少なくとも5モル係のカ
ルボン酸と反応して金属イオン結合を形成させることが
望ましい。5モル係未満では、樹脂の耐熱性にほとんど
効果を現わさない。次は、反応によって生成した副生取
物、水及び未反応物等がこれらの溶液に溶解しているた
め、減圧留去によってこれら副生成物と溶媒を除去する
。この組成物を単独で、又はビニルモノマーを所定量加
えてモノマー組成物とし、熱あるいは紫外線等で硬化す
る。この場合、重合方法としては、乳化、S!濁、塊状
又は溶液重合のいずれも使用することができるが、高純
度の重合体を得る九めには塊状重合法が好ましい。
得られたモノ=−組成物を熱硬(与る際に使用する重合
開始剤としては、過酸化ベンゾイル、ラウロイルパーオ
キシド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、シ
ミリスチルパーオキシジカーボネート、アゾビスイソブ
チロニトリル、ジ−t−ブチルパーオキシド等の通常の
ラジカル重合開始剤を用いることができる。
一方、本発明に訃いて用いるさや成分の高分子重合体は
、その屈折率が芯成分重合体の屈折率と比べ少なくとも
0,3%、好ましくは1%以上低くしなければならない
。芯成分とさ中成分の屈折率差が[13%未満である場
合は高次モードの光がもれ易く、伝送損失が大きくなる
かかるさや成分用材料として公知の重合体、例えばテト
ラフル薯ロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、フン
化ビニリデン、トリフルオロクロロエチレンなどのフッ
素樹脂の共重合体、フルオロアルキルメタクリレート1
合体、フルオロアルキルアクリレート重合体、テトラフ
ルオロエチレン−フン化とニリデンーフルオロアル中ル
メタクリレートの共重合体、フルオロアルキルメタクリ
V−)−フルオロアルキルアクリレートの共重合体、シ
リコーンレジンなどのエラストマー等が挙げられる。
本発明のプラスチック光ファイバの1製造方法としては
、既述のようにコアークラッド紡糸口金を用い、上記の
芯成分とさ生成分を供給し、複合溶融紡糸することによ
って製造する方法がある。この場合、芯成分となる樹脂
は金属を含むため、流動しづらいが、金属並びに上記式
■で表されるモノマー組成物の配合量を調整することに
よって加熱流動を可能にできる。
本発明のプラスチック光ファイバの他の製造方法として
、既述の本発明のあ3の発明の方法がある。例えば、前
記金属とフッ素及び/又に塩素とを含むモノマー組成物
と、ビニルモノマーとの混合物、を、加温下におかれて
いる直径α3〜31のテフロンチューブ内を一定の速度
で所定時間通過させることによって徐々に硬化を進めて
ファイバ状とした後、より高温で後硬化を行うことによ
って芯材を形成することができる。そのさや形成の1方
法においては、さ中成分ヲ構成するモノマーを用い、そ
のモノマー中に前記芯成分重合体を浸漬し、所定の膜厚
に被覆した後、加熱又は紫外線で硬化してさやを形成さ
せる。
次は、本発明の第4の発明である、既述の式lで氏名れ
る繰返し単位を含有する共重合体である低分散高屈折率
樹脂の発明について詳細に説明する。
−般K 屈折率U 、ローレンツ・ローレンツ式によシ
、物質を形成している分子の分子屈折Rと分子容Vとの
間に n怠+2v の関係がめる。
ここで、屈折率を高くするには分子屈折Rを大きくする
方法と分子谷Vを小名くする方法とがある。分子屈折R
を大きくするには分極率の高い基、例えばベンゼン核を
分子中に導入すnばよいが、その場合、屈折率の波長依
存性を示すアツベ数が小さくなシ、色収差が大きくなる
他方、分子容Vを小名くする方法をとれば、色収差を大
きくしないで高屈折率化できる。
本発明は、低分散高屈折率化のためにVを小さくするこ
とを考え、分子中に金属−酸素結合と塩素や臭素のハロ
ゲンを同時に導入したものである。ここで分子中に金属
−酸素結合を導入することは、既に光学無機ガラスで行
われている方法であり、低分散高屈折率化に対して効果
が非常に大きい。他方、分子中に塩素や臭素のハロゲン
を導入することは分子屈折Rを大きくするだけではなく
、分子容Vを小さくする効果のあることを見出し九。特
は、臭素を含む樹脂は、νすえはポリ−2,3−ジプロ
そプロビルメタク リ レー )  (nD  =  
1. 5 7 3 9  (20℃ 〕 、  V=4
4)のように低分散高屈折率となシやすい。
七の之め、本発明のようにこれら2つの元素を同時に含
む樹脂は従来以上に低分散高屈折率化でき、bものであ
る。
本発明において、分子中に金属と@累あるいは臭素を導
入する方法としでは、透明性の優れたものとして、本発
明の低分散高屈折率樹脂が最も適当であることを見出し
次。前記構造を有する複数の有機カルボン酸金属塩の組
成物はラジカル重合可能なモノマーとの溶解性が良好で
しかも側鎖にかさ高い構造を有する基をイオン結合させ
ているため、樹脂の結昂化を防ぎ、透明性を高度に維持
できる。
更は、本発明では臭素及び/又は塩素を導入する方法と
して上記式IにおいてR1で表ちれる基として臭素及び
/又は塩素を含む有機の基を用いる。この方法を採用す
れば、低分散高屈折率化の効果が大きくなると共は、式
lの組成物中に既に金属及び臭素及び/又に塩素の両方
を含んでいるため、他のラジカル重合可能なモノマーと
の組合せを幅広く行うことかできる。
この場合、ラジカル重合可能なモノマーとして臭素及び
/又は塩素を有するモノマーを用いることも、もちろん
可能である。
本発明における式l中の基R,000−に相当する、一
般式R,0OOHで表される有機酸の例としては、炭素
数3以上の臭素及び/又は塩素を含む飽和若しくは不飽
和の脂肪酸若しくは芳香環を含むカルボン酸がめる。R
1の炭素数が2以下のものは得られる樹脂の透明性が不
満足となり本発明の目的は充分に達せられない。逆は、
炭素数20以上の場合は得られた樹脂が黄色着色したり
、樹脂の低分散化に対して効果が薄くなる。そのため、
得られる樹脂の光学特性に合せて、適当な炭化水素基を
有する有機酸全選択することができる。これらの有機酸
の例としてはブロモプロピオン酸、ブロモ酪酸、ブロモ
吉草酸、ブロモヘキサン酸、ブロモペンタン酸、ブロモ
ウンデカン酸、α−ブロモイン酪酸、2−ブロモー3−
メチル−n−酪m、ジブロモプロピオン酸、クロロプロ
ピオン酸、クロロ酪酸、iロロ吉草酸、β、β′−ジク
ロロピパリンm等+2)飽和の脂肪酸、ブロモ安息香酸
、α−プロモーp−トルイル酸、ブロモフェニル酢酸、
クロロ安息香酸、クロロフェニル酢酸、クロロフェノキ
シ酢酸、ジクロロフェノキク酢酸、トリクロロフェノキ
シ酢酸、トリクロロフェノキシプロピオン酸等の芳香飽
和脂肪族カルボン酸、クロロケイ皮酸、ジクロロケイ皮
酸等の不飽和の有機カルボン酸等がある。これらのもの
は単独あるいはl′a以上のものを組合せて使用できる
が、臭素あるいは塩素を含まない有機カルボン酸と併用
することも、もちろん可能である。
本発明でプラスチック中に含まれる金属としては、既述
の式■においてMについて説明したとおりである。
本発明におけ心ラジカル重合可能なモノマーとしては、
無色かつ透明であればいずnのものでも使用できるが、
スチレン並びにスチレン訪導体、アクリル酸エステル並
びにメタクリル酸エステル、含ハロゲンアクリル酸エス
テル並ヒに含ハロゲンメタクリル酸エステル等がある。
本発明の樹脂は、既述の式n含有共重合体の製法と同様
にして製造することができる。
ただし、紫外線で硬化する際には、その重合開始剤とし
て、ベンゾインインプロピルエーテル、ベンゾインエテ
ルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、α−アリ
ルベンゾイン、α−メテルベンゾイン、ベンゾフェノン
、ベンジル、2−エチルアントラキノン等を用いること
ができる。これらの紫外線硬化型の重合開始剤は単独で
用いることが可能であるだけでなく、熱硬化型の重合開
始剤管併用することができる。
重合開始剤のiにモノマー組成物100重量部に対し、
IIL02〜5重量部配合することが可能である。
本発明の低分散高屈折率樹脂は、光学的透明性を高度に
有する。更は、本発明の樹脂に金属を媒介として樹脂が
三次元構造を有しているため、加工性にも優れておシ、
切削や研磨を極めて容易に行うことができると共は、レ
ンズ表面のコート性も良好である。
例えば、本発明の樹脂を用いるプラスチックレンズの製
造は上記モノマー組成物と重合開始剤を混合した調合液
をモールド(ガラス製又は金属製]型及びガスケットに
よシ組立てられた鋳型の中に流し込み、加熱あるいは紫
外線照射等の手段を用いて硬化させることによグ行われ
る。
〔発明の実施例〕
本発明を更に具体的に説明するために以下実施例及び比
較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定嘔れるものでにない。なお、実施例、比較例において
得らnる樹脂並びにプラスチック光ファイバは、下記の
試験法によシ諸物性を測定した。
(1)  屈折率(nD)  とアツベ数アツベの屈折
計を用いて、25℃における屈折率とアツベ数を測定し
次。接触液にはa−モノプロモナフタレンを用いた。
(2)  熱変形温度(Tg) 熱変形温度(Tg)i、熱物理試験磯TMA(真空理工
社製)によって綴膨張係数の温度変化から測定した。
(3)光伝送損失の測定 安定化電源によって駆動されるハロゲンランプから出た
光はレンズによって平行光線にされた後、回折格子分光
器によって単色化される。この光を光源とし5〜10m
の長さの試料を用い、入射、出射光量を元パワーメータ
ーで測定し、光伝送損失の平均値を求め友。
伝送損失Ltd(、tを試料長として次式で与えられる
(ただし、bi入射光量、工は出射光量である。〕 光伝送損失の測定は初期特性の他は、80C11000
時間の条件でプラスチック光ファイバを放置し次後でも
行つ几。どの方法によって損失特性変化t−調べ次。
(4)光線透過率 ヘイズメーター(スガ試験機株式会社製〕を用いて厚3
2 wmの試験片について測定した( ASTM −1
003による) (5)鉛筆硬度 JI8K 540口によシ測定した。
まず、本発明のプラスチック光ファイバに関する例を示
す。
実施例1 メチルアルコールにメタクリル#i、12s(重を部、
以下同じ〕、バーフルオロオクタン酸57部を溶解して
35℃に保持した後、−m化鉛31部を徐々に加えて反
応を行わせた。この溶液を濾過後、水とメチルアルコー
ルとを減圧下で除いて、モノマー組成物を得之。このモ
ノマー組成物の5部を、トリフルオロエテルメタクI7
レート95部、重合開始剤としてのジー七−プチルパー
オキシド(LO2部、連鎖移動剤としてOn−ブチルメ
ルカプタンα4部と均一に混合し、実質的に酸素の存在
しない密閉系で100℃10時間、130℃10時間で
塊状重合を行ってから、徐々に昇温して重合率を上昇さ
せ、最終的に180℃にて重合を完結させて1、i!#
成分重合体を得た。一方、さ中成分としてλZ3.&3
−ペンタフルオロプロピルメタクリレート重合体を用い
、複合紡糸口金を用いて芯型合体と共に浴融紡糸を行い
、芯の直径α5fi、さや成分の膜厚(LO5■のファ
イバを得次。
実施例2 メチルエチルケトンにメタクリル酸41部、ヘプタフル
オロ酪酸37部を溶解し40℃に保持した後、水酸化バ
リウム1水和塩(Ba(OH)m11.0 )  22
部を徐々に加えて反応を行わせた。
この溶液を濾過後、水とメチルエテルケトンを減圧下で
除いてモノマー組成物を得念。このモノマー組成物10
部、IH,lTi−ヘプタフルオロブチルメタクリレー
ト90部、ジ−t−ブチルパーオキシドα02部、n−
ブチルメルカプタンα4部を均一に混合し、実質的に#
1素の存在しない密閉系で100℃10時間、150℃
10時間で塊状重合を行ってから、徐々に昇温しで重合
率を上昇させ、最終的に180℃にて重合を完結させて
、芯成分重合体を得た。一方、さや成分として、2.2
.A&3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート重合
体を用い、複合紡糸口金を用いてる重合体と共1c溶融
紡糸を行い、芯の直径(L 7 m 、さや成分の膜厚
CLO5■のファイバを得た。
実施例3 ベンゼンにメタクリル酸51部、クロロジフルオロ酢酸
47部を溶解して35Cに保持した後、酸化亜鉛22部
を徐々に加えて反応を行わせ九。この溶液を濾過し次後
、水とメチルアルコールを減圧下で除いてモノマー組成
物を得喪。
コQ−)モノマー組成物10部、トリフルオロエチルメ
タクリレ−)、9ff[fi、ジ−t−ブチルパーオキ
7ド102部、n−ブチルメルカプタンα4部を均一に
混合し、実質的に酸素の存在しない密閉系で101j℃
10時間、130℃10時間で塊状重合を行ってから、
徐々に昇温して重合率を上昇させ、最終的に180℃に
て重合を完結させて芯成分重合体を得た。−万、さ中成
分として2.2.43.3−ペンタフルオロプロピルメ
タクリレート重合体を用い、複合紡糸口金を用いて芯型
合体と共に溶融紡糸を行い、芯の直径α5mm、さや成
分の膜厚α05■のファイバを得た。
実施例4 ベンゼンにメタクリル酸17部、ヘフタフルオロ酪酸4
2部を溶解して35℃に保持した後、−酸化鉛41部を
徐々に加えて反応を行わせ次。
この溶液を濾過後、水とメチルアルコールを減圧下で除
いてモノマー組成物を得た。このモノマー組成部5部、
トリフルオロエチルメタクリレート75部、メチルメタ
クリレート20部、ジ−t−ブチルパーオキシド(10
2部、n−ブチルメルカプタン14部を均一に混合し、
実質的に酸素の存在しない密閉系で100℃10時間、
130℃10時間で塊状重合を行ってから、徐々に昇温
しで重合率を上昇させ、最終的に190℃にて重合を完
結嘔せて芯成分1合体を得た。一方、さ中成分として’
z、2.hs、s−ペンタフルオロプロピルメタクリレ
ート重合体を用い、複合紡糸口金を用いて芯型合体と共
に溶融紡糸を行い、芯の°・直径α7IllII、さや
取分の膜厚α05mのファイバを得た。
比較例1 1H,IH,31−テトラフルオロプロピルメタクリレ
ートは、ジ−t−ブチルパーオキシド002部、n−ブ
チルメルカプタン14部を均一に混合し、実質的に酸素
の存在しない密閉系で130℃20時間で塊状重合を行
ってから、徐々に昇温して重合率を上昇させ、最終的に
180℃にて重合を完結させて芯成分重合体を得た。一
方、さや成分として2,2,3,3.3−ペンタフルオ
ロプロピルメタクリレート重合体を用い、複合紡糸口金
を用いて芯型合体と共に溶融紡糸を行い、芯の直径α5
m、さや成分の膜厚α05■のファイバを得た。
実施例1〜4、比較fIJ1の:r!:z重合体並びに
プラスチック光ファイバの#特性忙帛1表に示す。
実施例5 実施例1に記載した鉛とフッ素を含むモノマー40部、
トリフルオロエチルメタクリレート60部、重合開始剤
としてのジミリスチルパーオキシジカーボネー)112
部を均一に混合したモノマー組成物を液体クロマトグラ
フィー用に使用されているプランジャーボンγを用いて
内径1 m 長す5 mのテフロンチューブ内に50ゆ
/ cm ”の圧力で吐出した。前記テフロンチューブ
は60Cの恒温槽に静置されており、テフロンチューブ
の他端よシファイバ状の半重合体が順次送り出されるの
で、そnを150℃の恒温槽内を連続的に通過させるこ
とによってプラスチック光ファイバの芯成分重合体を得
た。一方、す中成分としてr!、2.2.Al1−ペン
タフルオロプロピルメタクリレート重曾体を用い、その
重合体を酢酸エチル−トルエンの混合溶媒に溶解した後
、それに前記芯成分重合体を連続的に浸漬し、150℃
10秒の条件で溶媒を乾燥除去して、芯の直径11m、
さやの膜厚α05−の光ファイバを得た。
この元ファイバの特性を以下に示す。
0芯重合体特性 0初期の伝送損失(dB/kffi Jo130℃71
000時間後の伝送損失(dB/km )次は、本発明
の低分散尚屈折率樹脂に関する例を以下に示す。
樹脂実施例1 スチレン27部(重i部、以下同じ〕にメタクリル@2
フ部と6−ブロモヘキサン酸[、Br(CHx)soo
oll) 11 m+を溶解し、室温において一酸化鉛
55部を徐々に入れて反厄ヲ行わせ透明のモノマー組成
物を得次。この組成物に重合開始剤としてシミリスチル
−々−オキシジカーポネートを02部加え、2枚のガラ
スモールドとガスケットによシ組立てられた注型用の型
に注入した。そrtを60℃4時間、90℃3時間、1
10℃1時間保持し無色透明の重合体を取出し友。樹脂
の諸特性金第2表に示す。
樹脂実施例2 メタクリル酸56s、p−ブロモフェニル酢酸22部を
ベンゼン200−に溶解して、室温において一酸化鉛4
2部を徐々に入れて反応を行わせた。反応終了後、この
溶液にクロロステ77100部を加え、反応副生成物で
ろる水とベンゼンを減圧下で除き透明のモノマー組成物
を得念。この組成物に1’00部に対し、シミリスチル
パーオキシジカーボネートt−cL2部刀口え、樹脂実
施例1と同様な方法で、淡黄色透明な1合体を取出し次
。樹脂の緒特性ft第2表に示す。
樹脂実施例3 2−ヒドロキシエチルメタクリレート33部を含むベン
ゼン中にアクリル酸19部、ジブロモプロピオン酸4部
%6−ブロモヘキサン酸9部を溶解して35℃に保持し
た後、水酸化バリウム8水和塩35部を徐々に入れて反
応を行わせ九。この溶液に含まれる水とベンゼンを減圧
下で除いた後、モノマー組成物を得九〇このモノマー組
成物65s、スチレン35部、シミリスチルパーオキシ
ジカーボネート[L2部を加え、樹脂実施例1と同様な
方法で、無色透明の重合体を取出した。樹脂の緒特性を
第2表に示す。
樹脂実施例4 ベンゼン中にメタクリル酸54部、5−クロロ吉草酸2
1部を継−シて30℃に保持した後、水酸化バリウム1
水和塩25部を徐々に入れて反応を行わせた。この溶液
に含まれる水とベンゼンを減圧下で除いた後、モノマー
組成物を得た。このモノマー組成物14s1メチルメタ
クリレート86部、シミリスチルバーオキクジカーボネ
ート115部を加え、樹脂実施例1と同様な方法で無色
透明の重合体を取出し友。樹脂の緒特性を第2衣に示す
樹脂実施例5 ベンゼン中にアクリルm’ 8fll、3.4−ジクロ
ロケイ皮酸36部を溶解して30℃に保持した後、水酸
化バリウム16部を徐々に入れて反応を行わせた。この
溶液に含まれる水とベンゼンを減圧下で除いた後、モノ
マー組成物を得た。
このモノマー組成物50部、クロロスチレン50部、シ
ミリスチルパーオキシジカーボネート0.2部を加え、
樹脂実施例1と同様な方法で無色透明の重合体を得た。
樹脂の緒特性を第2表に示す。
第2表 〔発明の効果〕 以上説明したようは、本発明によるプラスチック光ファ
イバは、可視光域〜近赤外光域において光伝送損失が小
さく、しかも耐熱性が優れているという顕著な効果を奏
するものである。
他方、本発明による低分散高屈折率樹脂は、光学的透明
性を高度に有し、加工性にも優れておシ、切削や研磨を
極めて容易に行うことができると共は、レンズ表面のコ
ート性も良好であることから、工業的価値の極めて高い
樹脂である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合成高分子材料から成る芯とさやを有する光ファイ
    バにおいて、該芯は、金属とハロゲンとを含有する無定
    形の光学的に透明な重合体で形成されており、該さやは
    、屈折率が該芯の屈折率よりも少なくとも0.3%低い
    重合体で形成されていることを特徴とするプラスチック
    光ファイバ。 2、該ハロゲンが、フッ素及び/又は塩素である特許請
    求の範囲第1項記載のプラスチック光ファイバ。 3、該芯が、フッ素及び/又は塩素含有カルボン酸のカ
    ルボキシル基に金属を介してイオン結合した高分子鎖中
    のカルボキシル基を少なくとも1個有する構造のカルボ
    ン酸高分子物質を少なくとも1種包含する重合体である
    特許請求の範囲第1項記載のプラスチック光ファイバ。 4、該金属が、金属陽イオンの形態において可視光域か
    ら近赤外光域における光に対して吸収性を有しないもの
    である特許請求の範囲第1項記載のプラスチック光ファ
    イバ。 5、該芯は、モノマー単位中の炭素−水素結合数のうち
    、少なくとも10%の水素がフッ素及び/又は塩素で置
    換された無定形の光学的に透明な重合体である特許請求
    の範囲第1項記載のプラスチック光ファイバ。 6、該芯は、カルボン酸高分子物質当り少なくとも5モ
    ル%のカルボキシル基が、金属と反応してカルボキシル
    基−金属イオン結合が形成された無定形の光学的に透明
    な重合体である特許請求の範囲第1項記載のプラスチッ
    ク光ファイバ。 7、該芯は、フッ素及び/又は塩素含有カルボン酸のカ
    ルボキシル基に金属を介してイオン結合したカルボキシ
    ル基を少なくとも1個有するカルボン酸モノマーの配合
    量が0.1〜50重量%であるものからの重合体である
    特許請求の範囲第1項記載のプラスチック光ファイバ。 8、金属とハロゲンとを含有する無定形の光学的に透明
    な重合体なる芯材料と、屈折率が該芯材料の屈折率より
    も少なくとも0.3%低い重合体なるさや材料とを、コ
    ア−クラッド紡糸口金に供給し、複合溶融紡糸すること
    を特徴とするプラスチック光ファイバの製造方法。 9、少なくとも金属とハロゲンとを含有するモノマーを
    包含する芯形成材料を、一定の径を有するチューブ又は
    管内で硬化させ、必要に応じ後硬化を行つてファイバ状
    の半硬化又は完全硬化重合体とし、これを芯材として該
    芯材に、屈折率が該芯材の屈折率よりも少なくとも0.
    3%低い重合体を被覆してさやを形成させることを特徴
    とするプラスチック光ファイバの製造方法。 10、下記一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中Mは金属、R_1は水素又はメチル基、R_2は
    臭素及び/又は塩素を含有する基、nは金属Mの酸化数
    を示す)で表される繰返し単位を含有する共重合体であ
    ることを特徴とする低分散高屈折率樹脂。 11、該金属の含有量が、該共重合体の全重量に対して
    5〜50重量%である特許請求の範囲第10項記載の低
    分散高屈折率樹脂。
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