JPS62108858A - トランス−n−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチルチオプロペナミド - Google Patents

トランス−n−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチルチオプロペナミド

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JPS62108858A
JPS62108858A JP60248750A JP24875085A JPS62108858A JP S62108858 A JPS62108858 A JP S62108858A JP 60248750 A JP60248750 A JP 60248750A JP 24875085 A JP24875085 A JP 24875085A JP S62108858 A JPS62108858 A JP S62108858A
Authority
JP
Japan
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methylene chloride
compound
present
trans
methanol
Prior art date
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Pending
Application number
JP60248750A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Yuda
正樹 油田
Isamu Murakoshi
村越 勇
Yuichi Fujii
藤井 祐一
Yasuhiro Komatsu
靖弘 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura Juntendo Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsumura Juntendo Inc filed Critical Tsumura Juntendo Inc
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  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 らだま(Entada phaseoloides 1
lerrill)は、まめ科(Lcgumi口osae
)の植物であり、その種子は、タイ国等を中心に、皮膚
病の治療に古くから用いられており、その成分として、
オレアノール酸等が、報告されている[A、に、Bar
ua、P、Chakrabartiand B、C,D
as、Tetrahedron、 23 、 l 49
9 。
1505(1967)、]。本発明台等は、らだまに含
まれる成分の研究を行った結果、新規化合物トランス−
N−(2ヒドロキシエチル)−3−メチルチオプロペナ
ミドを見い出した。すなわち本発明は、で表されるトラ
ンス−N−(2−ヒドロキンエチル)−3−メチルチオ
プロペナミド(以下、本発明の化合物という)である。
本発明の化合物の理化学的性質は次の通りである。
性状:無色液状 ハイレゾルーンヨンマススペクトル・ m/ e  l 61 (M” ) 赤外線吸収スペクトルνrhax  Ca1l  。
3200−3500 (br、)、 I 640 。
13G−核磁気共鳴スペクトル(δpprnin CD
C13114,7(q)、  42.6(t)、  6
2.2(t)。
115.7 ((1)、  143.4 (d)。
165.9(s) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm1n  CD
C13)ニア   、6  4   (l   H,d
、J   =   l   4  .5   Hz)6
.20 (I H、br、D 20添加により消失)5
.68 (l H,d、J = 14.5 H2)3.
69 (2f−(、t、J = 5 Hz)3.20−
3.55(3f−1,m) 2.32 (311、S) 本発明の化合物の赤外線吸収スペクトルにおいて、32
00−3500α−1に、アミノ基と水酸基のシグナル
が、l640α−1に、カルボニル基のシグナルが、お
よび+580.−1に、オレフィン結合のシグナルが示
唆された。
また、プロトン核磁気共鳴スペクトルデータにおいてら
、67.64ppmに3位のメチンプロトンのシグナル
が、δ5.esppmに2位のメチンプロトンのシグナ
ルが観察された。さらに、63.69ppmに水酸基に
隣接するメチレンプロトンのシグナルが、63.20−
3.551)l)mにアミノ基に隣接するメチレンプロ
トンおよび水酸括のプロトンのシグナルが、62.32
ppmにメヂルヂオ基に基づくシグナルが観察された。
本発明の化合物は、ドラーゲンドルフ試薬と反応しない
ことよりアルカロイドではないことが、ヨード白金酸試
薬と反応することより硫黄の存在が確認された。
以上の知見を総合して、本発明の化合物はトランス−N
−(2−ヒドロキシエチル)−3−メヂルチオプロベナ
ミドと決定した。
本発明の化合物は、次のようにして得られる。
まめ科の植物である、しだよ(Entadaphase
oloides Merrill)の乾燥種子を、メタ
ノール、エタノール等のアルコール類を用いて室温で抽
出し、抽出液を得る。この抽出液をそのまま、もしくは
濃縮、あるいは乾燥して、適当な酸性化剤を用いて酸性
とした後、9機溶媒と振盪し、水層を分取する。この際
用いる酸性化剤としては、塩酸、硫酸等が挙げられるが
、特に塩酸が好ましい。また、有機溶媒としては、クロ
ロホルム、エーテル、塩化メチレン等が挙げられるが、
特に塩化、メチレンが好ましい。
次に、水層に水酸化アンモニウムを添加してpl+11
とした後、さらに抽出効率を上げるため、無水炭酸カリ
ウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム等を飽和さけろこ
とにより、塩析作用を利用して9機溶媒で抽出ずろ。こ
こで用いる有機溶媒としては、上記と同様のものが挙げ
られる。
何機溶媒による抽出操作を数回繰り返した後、抽出液を
合併して、そのまま、もしくは濃縮、あるいは乾燥して
本発明の化合物を含有する粗分画を得る。この祖分画を
、シリカゲル、アルミナ等の吸着剤を使用したカラムク
ロマトグラフィーに付し、溶出液を分取して、紫外線(
254nm)に吸収を示す部分を合併する。溶出溶媒と
しては、メタノール、エーテル、塩化メチレン、水酸化
アンモニラ11等から選ばれる単独溶媒または、2種以
上の混合溶媒を使用し得ろ。さらに、この溶出液をその
まま、もしくは濃縮、あるいは乾燥してシリカゲル[例
えばKieselgel  60  G F 254(
メルク社製)等コを薄層板の担体に、メタノール、エー
テル、塩化メチレン、水酸化アンモニウム等から選ばれ
る2種以上の混合溶媒を展開溶媒に使用して分取薄層ク
ロマトグラフィーに付し、紫外線(254nm)照射に
より識別される本発明の化合物を含有する部分を剥離し
、メタノール、エタノール等のアルコール類で抽出した
後、必要に応じ、ミリポアフィルタ−等を用いた一般的
なi濾過法、ゲルシ濾過法等によりシ濾過し、不純物を
除去した後、アルコール類を留去することにより、本発
明の化合物を得る。
次に、本発明の化合物の製造の具体例を示す。
具体例1 ムだよ(Entada phaseoloides M
errill)の乾燥種子750gを、75%エタノー
ルでホモジナイズしてエタノール抽出液を得、その抽出
液を減圧濃縮して、抽出エキスを得た。このエキスに1
0%塩酸を加え、残渣を除ノヨして得た水溶液に塩化メ
チレンを加えて振盪し、水層を分取した。この操作を3
回繰り返し、その水層を合併して、水酸化アンモニウム
でpHllに調整し、無水炭酸カリウムを飽和させた後
、塩化メチレンで3回抽出した。3回の抽出液を合併し
、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥し、綿栓;濾過した
後、シ戸液を減圧濃縮して濃縮液806mgを得た。
さらに、この濃縮液をシリカゲル(type  6 o
 。
70−230メツシユ、メルク社製)を使用したカラム
クロマトグラフィー(径 3 cm、長さ 20 cm
)に付し、エーテル;メタノール 28%水酸化アンモ
ニウム(70:10:I)、次いで塩化メチレン:メタ
ノール(8:l)を溶媒として溶出させ、5mIJずつ
分取した。このうち、紫外線(254nm)に吸収を示
すフラクションを合併し、さらに分取薄層クロマトグラ
フィー[プレート:Kieselgcl 60G F 
25−(メルク社製):展開溶媒、エーテル:メタノー
ル:28%水酸化アンモニウム(70:I O+1)。
塩化メチレン:メタノール(8:I)]に付し、紫外線
(254nm)照射下で吸収を示す部分を剥離し、メタ
ノールで抽出し、さらに塩化メチレンで抽出[7た後濃
縮し、ミリポアフィルタ−でう濾過し、塩化メチレンを
留去することにより本発明の化合物186 mg(収率
0025%)を得た。
本発明の化合物は、5−リボキンゲナーゼの酵素活性を
抑制する作用を打し、気管支喘息等の治療に有用である
。このことについて、実験例を示して説明する。
[実験例コ 5−リポキシゲナーゼ活性に対する作用ラット好塩基球
白血病性細胞(rat basophilicleuk
emia cell)を、10%牛脂仔血清、抗生剤お
よび抗真菌剤を含んだイーグルM E M (Eagl
e’ sminimal essential med
ium)で培養し、PBS(Phosphate bu
ffer 5aline)で1度洗浄した後、1mMエ
ヂレンジアミン四酢酸(E D T A )を含む50
mMトリス緩衝液(pH7,4)に、1.5XI07細
胞/mflとなるように浮遊さ且゛た。さらに、この細
胞をソニケーターで4秒間5回破砕した後、105.0
OOG、)時間遠心分離し、その上清のサイトソール(
CyLosol)分画を酵素液とした。
この酵素r(10、35−と、生理食塩水に溶解さU゛
た具体例1て得た本発明の化合物を混合し、さらに2m
M塩化力ルンウムを含むように調整して、El−”C]
−アラキドン酸(アマジャム・シャツ(ン味式会社より
購入)O、l u Ci(16,8nmol)に加えた
。これを、37℃で5分間インキュベートした後、1.
9rnf)のクロロポルム・メタノール(l:2)混合
液を加えて反応を停止させ、クロロポルム0 、6 、
Qおよび水06Δを加えて反応生成物を抽出した。下層
を分取し、アルゴンガス下で乾燥して得た残渣を、薄層
クロマトグラフィー(シリカゲル F264アルミプレ
ート)に付し、石油エーテル、エーテル酢酸(45:5
5:I)の混合溶媒で展開した。この時、5−リポキシ
ゲナーゼによりアラキドン酸から生成される。5−1r
ETE(5L−hydroxy−6,8,1!  、I
  4 −eicosatetraenoicacid
)を標県物質として同時に展開した。
展開後、標学物質である5−HIETEと同じRf値を
示す[1−”C]−5−HE T Eの展開位置を、ラ
ジオクロマトスキャナー(アロカ社製)で確認し、更に
この部分を切り取り、液体ノンチレーノヨンカウンター
(Beckman社製)で放射能を測定し、[1−”C
]−51(E T Eの生成用を求めた。
なお、具体例1で得た本発明の化合物を生理食塩水に溶
解しない以外は上記と同様にして、[l−l4C]−5
HETEの生成1を求め、コントロール値とした。
その結果、本発明の化合物は、10  g/JJ)濃度
で、5−リポキシゲナーゼの酵素活性をコントロールに
比して47.3%抑制した。
本発明の化合物は、製剤に用いられる適当な溶剤、賦形
剤、hli助剤等を使用して、製剤製造のr′。
法に従って液剤、散剤、顆粒剤、火剤、錠剤、!lj)
溶剤およびカプセル剤なとの製剤に作ることができる。
処方にあたっては、他の医薬活性成分との配合剤とする
こともできる。
経口投与のためには、少なくとら一種の賦形剤、たとえ
ばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキンメチ
ルセル〔J−ス等を用いて散剤、顆粒剤、火剤、錠剤、
カプセル剤等に処方ずろことができろ。
この種の製剤には、適宜前記の賦形剤の他に、例えばス
テアリン酸マクネノウム、ラウリル硫酸ナトリウム、タ
ルク等の滑沢剤、デキストリン、結晶セルロース、ポリ
ビニルピロリドン、ゼラチン等の結合剤、バレインヨデ
ンプン、カルボキシメヂルセルロース等の崩壊剤を使用
することができる。また、本発明の化合物は、@副液、
エマルノヨン剤、シロップ剤、エリキシル剤としても投
与することができ、これらの各種剤型には、矯味矯臭剤
、着色剤を含有せしめてもよい。
注射剤を製造する場合には、希釈剤として、注射用植物
油、ブ〔lピレングリコール、ポリエチレングリコール
等を用いることができる。さらに、必要に応じて、適宜
、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等を加えてしよ
い。また、この種の剤型の場合、滅菌された注射用媒体
に溶解することが望ましい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるトランス−N−(2−ヒドロキシエチル)3
    −メチルチオプロペナミド。
JP60248750A 1985-11-08 1985-11-08 トランス−n−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチルチオプロペナミド Pending JPS62108858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60248750A JPS62108858A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 トランス−n−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチルチオプロペナミド

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JPS62108858A true JPS62108858A (ja) 1987-05-20

Family

ID=17182811

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JP60248750A Pending JPS62108858A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 トランス−n−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチルチオプロペナミド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7058244B2 (en) 2002-08-02 2006-06-06 Nec Corporation Microchip, method of manufacturing microchip, and method of detecting compositions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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